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JP4977449B2 - ウエーハの研削方法および研削装置 - Google Patents

ウエーハの研削方法および研削装置 Download PDF

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本発明は、シリコンインゴット等の半導体インゴットからスライスしたウエーハの少なくとも一方の面を研削するウエーハの研削方法および研削装置に関する。
半導体デバイスの製造工程においては、シリコンインゴット等の半導体インゴットをスライスしてウエーハを形成し、このウエーハの両面を研削して平坦面に形成する。この半導体インゴットのスライスは、内周刃式切断機やマルチワイヤーソーなどの切断機によって行われている。しかるに、切断機によって半導体インゴットがスライスされたウエーハの両面にはウネリが生成されており、ウネリを有しているウエーハの両面をそのまま研削してもウネリが残存する。即ち、ウネリを有しているウエーハの一方の面を研削する際に、ウエーハの他方の面を研削装置のチャックテーブルに吸引保持すると、ウエーハは他方の面に生成されているウネリが弾性変形してチャックテーブルの吸着面に吸着される。このようにして吸引保持されたウエーハの一方の面を研削すると、ウエーハの一方の面はチャックテーブルに吸引保持された状態においては平坦面に研削されるが、ウエーハは研削後にチャックテーブルから外すとスプリングバックして弾性変形前の状態に戻るため、研削された一方の面にウネリが残存してしまう。
上述した問題を解決するウエーハの研削方法として、半導体インゴットをスライスして形成したウエーハの一方の面を研削する際に、ウエーハの他方の面にワックスを塗布して硬化させ、硬化されたワックス側を研削装置のチャックテーブルに吸引保持し、ウエーハの一方の面を研削する方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特願2000−5982公報
而して、上記公報に開示されたウエーハの研削方法は、ウエーハの一方の面を研削する際に、ウエーハの他方の面にワックスを塗布する工程や、ウエーハの他方の面に塗布されたワックスの表面を平坦にする工程等を実施する必要があり、作業効率が悪い。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、半導体インゴットをスライスして形成されたウエーハの少なくとも一方の面を効率よく平坦な面に研削することができるウエーハの研削方法および研削装置を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、半導体インゴットをスライスして形成されたウエーハの一方の面を研削するウエーハの研削方法であって、
回転中心を頂点として円錐形に形成されている保持面を有しウエーハの中心領域のみを保持するチャックテーブルによってウエーハの他方の面の中心領域を吸引保持することによりウエーハを回転中心を頂点として円錐形に保持するウエーハ保持工程と、
ウエーハの中心領域のみを吸引保持した該チャックテーブルを回転し、研削砥石を備えた研削ホイールを回転させつつ研削砥石を回転中心を頂点として円錐形に保持されたウエーハの一方の面に接触させることにより、ウエーハの一方の面を研削する研削工程と、を含む、
ことを特徴とするウエーハの研削方法が提供される。
また、本発明によれば、ウエーハを保持するチャックテーブル機構と、該チャックテーブル機構に保持されたウエーハを研削するための研削ホイールを有する研削手段と、を具備するウエーハの研削装置において、
該チャックテーブル機構は、回転中心を頂点として円錐形に形成されている保持面を有しウエーハの中心領域のみを吸引保持する吸着保持チャックを備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルを回転駆動する駆動源とを具備しており、
該研削ホイールは、支持基台と、該支持基台の下面に環状に配設された研削砥石と、該支持基台を回転駆動する駆動機構とを具備し、該支持基台の下面に環状に配設された該研削砥石は該チャックテーブルの該吸着保持チャックに中心領域のみが回転中心を頂点として円錐形に吸引保持されたウエーハの一方の面の回転中心から外周に至る領域と接触するように構成されている、
ことを特徴とするウエーハの研削装置が提供される。
上記チャックテーブルの吸着保持チャックは、樹脂によって形成されている。また、吸着保持チャックを形成する樹脂は、硬質ウレタンであることが望ましい。
本発明によれば、ウエーハは中心領域のみが回転中心を頂点として円錐形に形成されている保持面を有するチャックテーブル上に吸引保持されているので、ウネリの弾性変形による影響はきわめて少ない。従って、ウエーハの一方の面を研削した後にチャックテーブルから取り外しても、スプリングバックによって研削された一方の面にウネリが残存することは極めて少ない。このように本発明によれば、上記従来の研削方法のようにウエーハの一方の面を研削する際に、ウエーハの他方の面にワックスを塗布する工程やワックスを除去する工程等を実施する必要がないので、半導体インゴットをスライスして形成されたウエーハの一方の面を効率よく平坦な面に研削することができる。
以下、本発明によるウエーハの加工方法および研削装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
図1には本発明に従って構成された研削装置の斜視図が示されている。
図1に示す研削装置1は、全体を番号2で示す装置ハウジングを具備している。この装置ハウジング2は、細長く延在する直方体形状の主部21と、該主部21の後端部(図1において右上端)に設けられ実質上鉛直に上方に延びる直立壁22とを有している。直立壁22の前面には、上下方向に延びる一対の案内レール221、221が設けられている。この一対の案内レール221、221に研削ユニット3が上下方向に移動可能に装着されている。
研削ユニット3は、移動基台31と該移動基台31に装着されたスピンドルユニット32を具備している。移動基台31は、後面両側に上下方向に延びる一対の脚部311、311が設けられており、この一対の脚部311、311に上記一対の案内レール221、221と摺動可能に係合する被案内溝312、312が形成されている。このように直立壁22に設けられた一対の案内レール221、221に摺動可能に装着された移動基台31の前面には前方に突出した支持部313が設けられている。この支持部313にスピンドルユニット32が取り付けられる。
スピンドルユニット32は、支持部313に装着されたユニットハウジング321と、該ユニットハウジング321に回転自在に配設された回転スピンドル322と、該回転スピンドル322を回転駆動するための駆動源としてのサーボモータ323とを具備している。回転スピンドル322の下端部はユニットハウジング321の下端を越えて下方に突出せしめられており、その下端には円板形状のマウンター324が設けられている。なお、マウンター324には、周方向に間隔をおいて複数のボルト挿通孔(図示していない)が形成されている。このマウンター324の下面に研削ホイール4が着脱可能に装着される。この研削ホイール4は、環状の支持基台41と、該環状の支持部材41の下面に同一円周上に環状に配設された複数個の研削砥石42とからなっており、支持基台41が上記マウンター324の下面に締結ボルト325によって装着される。このように構成されたスピンドルユニット32は、サーボモータ323を駆動すると回転スピンドル322およびマウンター324を介して研削ホイール4が回転せしめられる。従って、サーボモータ323と回転スピンドル322およびマウンター324は、研削ホイール4を回転駆動する駆動手段として機能する。
図1に示す研磨装置は、上記研磨ユニット3を上記一対の案内レール221、221に沿って上下方向(後述するチャックテーブルの保持面に対して垂直な方向)に移動せしめる研削送り手段5を備えている。この研削送り手段5は、直立壁22の前側に配設され実質上鉛直に延びる雄ねじロッド51を具備している。この雄ねじロッド51は、その上端部および下端部が直立壁22に取り付けられた軸受部材52および53によって回転自在に支持されている。上側の軸受部材52には雄ねじロッド51を回転駆動するための駆動源としてのパルスモータ54が配設されており、このパルスモータ54の出力軸が雄ねじロッド51に伝動連結されている。移動基台31の後面にはその幅方向中央部から後方に突出する連結部(図示していない)も形成されており、この連結部には鉛直方向に延びる貫通雌ねじ穴(図示していない)が形成されており、この雌ねじ穴に上記雄ねじロッド51が螺合せしめられている。従って、パルスモータ54が正転すると移動基台31即ち研磨ユニット3が下降即ち前進せしめられ、パルスモータ54が逆転すると移動基台31即ち研磨ユニット3が上昇即ち後退せしめられる。
上記ハウジング2の主部21にはチャックテーブル機構6が配設されている。チャックテーブル機構6は、図2に示すように支持台61とこの支持台61に実質上鉛直に延びる回転中心軸線を中心として回転自在に配設されたチャックテーブル62とを含んでいる。支持台61は、ハウジング2の主部21に前後方向(直立壁22の前面に垂直な方向)である矢印23aおよび23bで示す方向に延在する一対の案内レール23、23上に摺動自在に載置されており、後述するチャックテーブル移動機構66によって図1に示す被加工物搬入・搬出域24(図2において実線で示す位置)と上記スピンドルユニット32を構成する切削工具33と対向する加工域25(図2において2点鎖線で示す位置)との間で移動せしめられる。
上記チャックテーブル62は被加工物としてのウエーハの中心領域のみを吸引保持するように構成されており、図3に示すように円筒状の基台621と複数の通気孔を有する硬質ウレタンによって円盤状に形成され吸着保持チャック622とからなっている。このように構成されたチャックテーブル62は、吸着保持チャック622の上面である保持面622a上に載置されたウエーハを図示しない吸引手段を作動することにより吸引保持する。なお、図示の実施形態における吸着保持チャック622の保持面622aは、図3において誇張して示すように回転中心P1を頂点として円錐形に形成されている。この円錐形に形成された保持面622aは、その半径をRとし、頂点の高さをHとすると、勾配(H/R)が0.00001〜0.001に設定さえている。なお、図示の実施形態においては、吸着保持チャック622の保持面622aの半径Rが20mmに設定され、頂点の高さHが20μmに設定されている。
図2に戻って説明を続けると、上記チャックテーブル62は、支持台61上に配設された駆動源としてのサーボモータ63によって回転せしめられるように構成されている。なお、図示の実施形態におけるチャックテーブル機構6は、チャックテーブル62を挿通する穴を有し上記支持台61等を覆い支持台61とともに移動可能に配設されたカバー部材64を備えている。
図2を参照して説明を続けると、図示の実施形態における研削装置は、上記チャックテーブル62を一対の案内レール23に沿って矢印23aおよび23bで示す方向に移動せしめるチャックテーブル移動機構66を具備している。チャックテーブル移動機構66は、一対の案内レール23、23間に配設され案内レール23、23と平行に延びる雄ねじロッド661と、該雄ねじロッド661を回転駆動するサーボモータ662を具備している。雄ねじロッド661は、上記支持台61に設けられたネジ穴611と螺合して、その先端部が一対の案内レール23、23を連結して取り付けられた軸受部材663によって回転自在に支持されている。上記サーボモータ662は、その駆動軸が雄ねじロッド661の基端と伝動連結されている。従って、サーボモータ662が正転すると支持台61即ちチャックテーブル機構6が矢印23aで示す方向に移動し、サーボモータ662が逆転すると支持台61即ちチャックテーブル機構6が矢印23bで示す方向に移動せしめられる。矢印23aおよび23bで示す方向に移動せしめられるチャックテーブル機構6は、図2において実線で示す被加工物搬入・搬出域と2点鎖線で示す加工域に選択的に位置付けられる。
図1に戻って説明を続けると、上記チャックテーブル機構6を構成する支持台61の移動方向両側には、図1に示すように横断面形状が逆チャンネル形状であって、上記一対の案内レール23、23や雄ねじロッド661およびサーボモータ662等を覆っている蛇腹手段67および68が付設されている。蛇腹手段67および68はキャンパス布の如き適宜の材料から形成することができる。蛇腹手段67の前端は加工作業部211の前面壁に固定され、後端はチャックテーブル機構6のカバー部材64の前端面に固定されている。蛇腹手段68の前端はチャックテーブル機構6のカバー部材64の後端面に固定され、後端は装置ハウジング2の直立壁22の前面に固定されている。チャックテーブル機構6が矢印23aで示す方向に移動せしめられる際には蛇腹手段67が伸張されて蛇腹手段68が収縮され、チャックテーブル機構6が矢印23bで示す方向に移動せしめられる際には蛇腹手段67が収縮されて蛇腹手段68が伸張せしめられる。
図示の実施形態における研削装置は以上のように構成されており、以下研削装置により半導体インゴットをスライスして形成されたウエーハの一方の面を研削するウエーハの研削方法について説明する。
図4には、本発明に従って加工される半導体インゴットをスライスして形成されたウエーハの正面図が示されている。図4に示すウエーハ10は、直径が例えば200mmの円板状に形成されており、その上面および下面には誇張して示すウネリ101が生成されている。
図4に示すウエーハ10の一方の面を図2に示す研削装置1を用いて研削するには、被加工物搬入・搬出域24に位置付けられているチャックテーブル機構6のチャックテーブル62上に図示しない搬送手段によってウエーハ10を搬送する。即ち、図5に示すようにチャックテーブル62を構成する吸着保持チャック622の保持面622a上にウエーハ10の他方の面(図5において下面)における中心領域を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより、チャックテーブル62上にウエーハ10の中心領域を吸引保持する(ウエーハ保持工程)。このようにチャックテーブル62上にウエーハ10の中心領域を吸引保持すると、チャックテーブル62を構成する吸着保持チャック622の保持面622aは上述したように回転中心P1を頂点として円錐形に形成されているので、ウエーハ10も回転中心P1を頂点として円錐形となる。なお、ウエーハ10は中心領域のみがチャックテーブル62の吸着保持チャック622上に吸引保持されているので、ウネリ101の弾性変形による影響はきわめて少ない。特に図示の実施形態においては、ウエーハ10の中心領域を吸引保持するチャックテーブル62の吸着保持チャック622は複数の通気孔を有する硬質ウレタンによって形成されているので、ウエーハ10の他方の面(図5において下面)に生成されているウネリ101によって僅かに弾性変形するため、ウエーハ10のウネリ101が弾性変形することはない。従ってウエーハ10は、ウネリ101が生成された自然の状態でチャックテーブル62の吸着保持チャック622上に吸引保持される。
上述したウエーハ保持工程を実施したならば、チャックテーブル移動機構66(図2参照)を作動してチャックテーブル機構6を矢印23aで示す方向に移動し、ウエーハ10を保持したチャックテーブル62を加工域25に位置付ける。このようにしてウエーハ10を保持したチャックテーブル62が加工領域25に位置付けられたならば、チャックテーブル62を図5において矢印62aで示す方向に例えば300rpmの回転速度で回転するとともに、上記スピンドルユニット32のサーボモータ323を駆動して研削ホイール4を矢印4aで示す方向に例えば6000rpmの回転速度で回転する。そして、上記研削送り手段5のパルスモータ54を正転駆動し研削ホイール4を矢印4bで示すように下降して研削送りする。この結果、研削ホイール4の複数の研削砥石42がウエーハ10の上面である一方の面に所定の圧力で押圧し、ウエーハ10の上面である一方の面は全面に渡って研削される(研削工程)。なお、この研削工程においては、図示しない研削水供給手段によって研削砥石42による研削加工部に供給される。研削工程を実施することにより、ウエーハ10の上面である一方の面に形成されたウネリ101が除去され、ウエーハ10の上面である一方の面は平坦面に形成される。このようにして研削工程が実施されたウエーハ10は、他方の面を研削するためにチャックテーブル62から外しても、他方の面に生成されているウネリ101が上述したように弾性変形していないので、スプリングバックによって研削された一方の面にウネリ101が残存することはない。
上述した研削工程を実施することによりウエーハ10の一方の面を研削したならば、ウエーハ10の他方の面を研削する。このウエーハ10の他方の面の研削は、ウエーハ10の一方の面を研削装置のチャックテーブル62に吸引保持し、ウエーハ10の他方の面を上述したように研削する。なお、ウエーハ10の他方の面の研削においては、ウエーハ10の一方の面が上述した研削工程を実施することにより平坦面に形成されているので、ウエーハ10の全面を吸引保持する従来用いられている研削装置によって実施することもできる。
本発明に従って構成された研削装置の斜視図。 図1に示す研削装置を構成するチャックテーブル機構の斜視図。 図2に示すチャックテーブル気候を構成するチャックテーブルの要部を拡大して示す断面図。 本発明によるウエーハの研削方法によって加工される半導体インゴットをスライスして形成されたウエーハの正面図。 本発明によるウエーハの研削方法におけるウエーハ保持工程および研削工程の説明図。
符号の説明
1:研削装置
2:装置ハウジング
3:研削ユニット
31:移動基台
32:スピンドルユニット
321:ユニットハウジング
322:回転スピンドル
323:サーボモータ
324:マウンター
4:研削ホイール
41:支持基台
42:研削砥石
5:研削送り手段
54:パルスモータ
6:チャックテーブル機構
61:支持台
62:チャックテーブル
621:チャックテーブルの基台
622:吸着保持チャック
63:サーボモータ
64:カバー部材
10:半導体ウエーハ

Claims (4)

  1. 半導体インゴットをスライスして形成されたウエーハの一方の面を研削するウエーハの研削方法であって、
    回転中心を頂点として円錐形に形成されている保持面を有しウエーハの中心領域のみを保持するチャックテーブルによってウエーハの他方の面の中心領域を吸引保持することによりウエーハを回転中心を頂点として円錐形に保持するウエーハ保持工程と、
    ウエーハの中心領域のみを吸引保持した該チャックテーブルを回転し、研削砥石を備えた研削ホイールを回転させつつ研削砥石を回転中心を頂点として円錐形に保持されたウエーハの一方の面に接触させることにより、ウエーハの一方の面を研削する研削工程と、を含む、
    ことを特徴とするウエーハの研削方法。
  2. ウエーハを保持するチャックテーブル機構と、該チャックテーブル機構に保持されたウエーハを研削するための研削ホイールを有する研削手段と、を具備するウエーハの研削装置において、
    該チャックテーブル機構は、回転中心を頂点として円錐形に形成されている保持面を有しウエーハの中心領域のみを吸引保持する吸着保持チャックを備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルを回転駆動する駆動源とを具備しており、
    該研削ホイールは、支持基台と、該支持基台の下面に環状に配設された研削砥石と、該支持基台を回転駆動する駆動機構とを具備し、該支持基台の下面に環状に配設された該研削砥石は該チャックテーブルの該吸着保持チャックに中心領域のみが回転中心を頂点として円錐形に吸引保持されたウエーハの一方の面の回転中心から外周に至る領域と接触するように構成されている、
    ことを特徴とするウエーハの研削装置。
  3. 該チャックテーブルの該吸着保持チャックは、樹脂によって形成されている、請求項2記載のウエーハの研削装置。
  4. 該吸着保持チャックを形成する樹脂は、硬質ウレタンである、請求項3記載のウエーハの研削装置。
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