JP2010042453A - ダイシング装置及びブレード先端形状形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
ブレードの交換頻度を減少させることによりダイシング装置の生産性を向上させコストを大幅に減少させるダイシング装置及びブレード先端形状形成方法を提供すること。
【解決手段】
回転する傾斜した砥石14へモータ21Aにより砥石14よりも少ない回転数で回転するブレード2の先端を接触させることにより、ブレード2の先端をV字型形状に加工する。
【選択図】図3
ブレードの交換頻度を減少させることによりダイシング装置の生産性を向上させコストを大幅に減少させるダイシング装置及びブレード先端形状形成方法を提供すること。
【解決手段】
回転する傾斜した砥石14へモータ21Aにより砥石14よりも少ない回転数で回転するブレード2の先端を接触させることにより、ブレード2の先端をV字型形状に加工する。
【選択図】図3
Description
本発明は、半導体装置や電子部品が形成されたウェーハ等のワークを個々のチップに分割するダイシング装置に関するものである。
半導体装置や電子部品が形成されたウェーハ等のワークに対して切断や溝入れ加工を施すダイシング装置は、少なくともスピンドルによって高速に回転される薄い円盤状のブレードと、ワークを吸着保持するワークテーブルと、ワークテーブルとブレードとの相対的位置を変化させるX、Y、Z、θの各移動軸とが設けられている。ワークを加工する際には、冷却や潤滑用の切削液が回転するブレードまたはワークとブレードとが接触する加工点へノズルより供給され、各移動軸によりブレードとワークとが相対的に移動されて切断や溝入れ加工がワークに施される。
図1にダイシング装置の例を示す。ダイシング装置1は、互いに対向配置され、先端にブレード2とホイールカバー(不図示)が取付けられた高周波モータ内蔵型のスピンドル3、3と、ワークW表面を撮像する撮像手段4と、ワークWを吸着保持するワークテーブル5とを有する加工部6が設けられている。
ダイシング装置1は、加工部6の他に加工済みのワークWをスピン洗浄するウェーハ洗浄装置7と、フレームFにマウントされたワークWを多数枚収納したカセットを載置するロードポート8と、ワークWを搬送する搬送手段9と、撮像手段4により撮像された画像を表示し各部への動作を入力する表示手段10と、各部の動作を制御する不図示のコントローラ等とから構成されている。
このようなワークの加工において、加工溝周辺の欠け(チッピングと称する。)の防止や特殊な切断面の形成等を目的としてワークにV字型形状の溝を形成する場合がある。このようなV字型形状溝の形成では先端がV字型に形成されたブレードを使用してダイシングが行なわれている(例えば、特許文献1参照。)。
ダイシングに使用されるブレードは加工の際に磨耗し、V字型に形成されたブレードは磨耗して先端が減少していく。このとき、V字型形状は図2に示すように均一には減少せず、V字型の先端形状が崩れて減少していくことが多い。このように先端形状が崩れたブレードでは所望のV字型形状が形成されないため、加工効率の低下をまねく共にチップのサイズ、形状が不均一となり加工品質の低下をまねく。したがって、V字型形状が正しく形成された新しいブレードに交換し、磨耗したブレードは専用の装置を使用して再び正しいV字型形状に先端が加工される。
特開平6−169015号公報
しかし、ブレードの交換は通常手動で行われるため装置を一度完全に停止させる必要があり、ブレードの交換頻度が増えると装置を長時間停止させることとなる。装置の停止時間の増大は装置の生産性を大幅に低下させるとともにコストを大幅に上昇させる問題となる。また、ブレードの先端形状を再生する専用の装置を別途用意して設置することにより装置を導入する設備費がかかるとともに多くの工場スペースを消費し、この点においてもコストを上昇させる問題となる。
本発明はこのような問題に対して成されたものであり、V字型形状に形成されたブレードを装置から外すことなく再生し、ブレードの交換頻度を減少させることによりダイシング装置の生産性を向上させコストを大幅に減少させるダイシング装置及びブレード先端形状形成方法を提供することを目的としている。
本発明は前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、先端がV字型形状に形成された円盤状のブレードと、前記ブレードを回転させるスピンドルと、前記ブレードにより切削加工されるワークを保持するワークテーブルと、前記ワークテーブルと前記ブレードとを相対的に移動させる移動軸と、前記ブレードの先端の角度と同様の角度に傾斜して前記ワークテーブル近傍または治具プレート上に設けられた回転することにより前記ブレードの先端の加工を行う円筒形状のロータリードレッサーと、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載される発明によれば、ダイシング装置にはブレードと、ブレードを回転させるスピンドルと、ワークを保持するワークテーブルと、ワークテーブルとブレードとを相対的に移動させる移動軸とが備えられている。更にダイシング装置には回転することによりブレードの先端の加工を行う円筒形のロータリードレッサーが1つ以上設けられている。
ロータリードレッサーは前記ワークテーブル近傍または治具プレート上に設けられ、ブレードに形成されているV字型形状の角度と同様に傾斜している。
このように構成されたダイシング装置では、磨耗して先端形状が崩れたブレードをスピンドルの回転シャフトに取り付けたまま回転させる。V字型形状の角度と同様に傾斜して回転しているロータリードレッサーに先端を接触させた回転するブレードは、先端全周が均一に研磨されてV字型形状が形成されていく。
これにより、先端形状が崩れたブレードはダイシング装置から外すことなく再生され、ブレードの交換頻度を減少させる。また、ダイシング装置内にブレード先端形状を再生させる機構が設けられるので消費スペースを減少させる。これらによってダイシング装置の生産性を向上させるとともに、コストを大幅に減少させることが可能となる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ロータリードレッサーには傾斜する角度を調整する調整機構が備えられていることを特徴としている。
請求項2の発明によれば、ロータリードレッサーには任意に角度を調製し固定することができる調整機構が備えられ、加工するV字型形状の角度に合わせてロータリードレッサーの角度が変更される。これにより、いかなる角度のV字型形状ブレードであっても加工可能となり、ダイシング装置の生産性を向上させるとともに、コストを大幅に減少させる。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記ロータリードレッサーは治具プレート上に設けられ、前記治具プレートを前記ワークテーブル上に載置することにより前記ダイシング装置に取り付けられることを特徴としている。
請求項3の発明によれば、ロータリードレッサーは板状の治具プレート上に設けられ、治具プレートをワークテーブルに吸着載置することでダイシング装置に取り付けられる。これにより、ロータリードレッサーは不要な時には外しておくことが可能となり、装置サイズを小さく出来るとともに、ワークテーブルの回転によりロータリードレッサーの位置の微調整が可能となる。
請求項4の発明は、請求項1、2、または3のいずれか1項の発明において、前記ブレードが取り付けられた前記スピンドルの回転シャフトを前記ロータリードレッサーの回転数よりも少ない回転数で回転させる回転手段が前記スピンドルに取り付けられていることを特徴としている。
請求項4の発明によれば、スピンドルに取り付けられた回転手段により先端形状が崩れたブレードはスピンドルに取り付けられたままロータリードレッサーよりも少ない回転数で回転される。これにより、ブレードはV字型形状を形成するのに適した速度で回転してロータリードレッサーにより加工されるとともに、ダイシング装置内にブレード先端形状を再生させる機構が設けられるので消費スペースを減少させる。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記回転手段は前記回転シャフトを回転させる前記スピンドルに備えられたモータとは別に前記スピンドルに取り付けられた外部モータまたは前記回転シャフトに接続された減速機構または前記スピンドルに備えられた前記モータの回転数を制御する制御手段であることを特徴としている。
請求項5の発明によれば、スピンドルに内蔵された回転シャフトを回転させる高周波モータとは別に取り付けられる外部モータまたは回転シャフトに接続されたギアやクラッチ等による減速機構または内蔵された高周波モータの回転数を制御する制御手段により回転手段は構成される。
これにより回転手段はブレードが取り付けられているスピンドルの回転シャフトをブレードのV字型形状を形成するのに適した速度で回転させることが可能となる。
以上説明したように、本発明のダイシング装置及びブレード先端形状形成方法よれば、先端形状が崩れたブレードはダイシング装置から外すことなく再生され、ブレードの交換頻度を減少させる。また、ダイシング装置内にブレード先端形状を再生させる機構が設けられるので消費スペースを減少させる。これらによってダイシング装置の生産性を向上させるとともに、コストを大幅に減少させることが可能となる。
以下添付図面に従って本発明に係るダイシング装置の好ましい実施の形態について詳説する。はじめに、本発明に係るダイシング装置について説明する。図3は、ダイシング装置の外観を示す斜視図、図4は取り付けられたロータリードレッサーの斜視図である。
ダイシング装置11は、ブレード2とホイールカバー(不図示)と外部からブレード2を回転させる後述する回転手段とが取付けられ互いに対向配置された高周波モータ内蔵型のスピンドル3、3と、ワークW表面を撮像する撮像手段4と、ワークWを吸着保持するワークテーブル5と、ブレード2の先端を加工する一対のロータリードレッサー12、12を有する加工部6が設けられている。
ダイシング装置11は、加工部6の他に加工済みのワークWをスピン洗浄するウェーハ洗浄装置7と、フレームFにマウントされたワークWを多数枚収納したカセットを載置するロードポート8と、ワークWを搬送する搬送手段9と、撮像手段4により撮像された画像を表示し各部への動作を入力する表示手段10と、各部の動作やスピンドルに内蔵されたモータの回転数を制御する制御手段としての不図示のコントローラ等とから構成されている。
ロータリードレッサー12は、図4に示すように、モータ13により回転する砥石14、角度調整機構15、位置調整機構16により構成されている。
砥石14は円筒形状の砥石であって、円筒の中心軸に取り付けられたモータ13により矢印θ方向に回転する。
角度調整機構15は、モータ13が取り付けられた本体17Aと位置調整機構16に取り付けられた本体17Bとをロータリージョイント17Cで接続することで矢印A方向へ回転自在に設けられている。これにより、本体17Aを矢印A方向に回転移動させた後に固定ナット17Dにより固定することで砥石14を所望する角度に調整することが可能となる。
位置調整機構16は、取り付けられた本体17Bを矢印B方向に移動させる直動軸等の機構であって、本体17Bを矢印B方向に移動させることにより砥石14を矢印B方向へ移動させて所望の角度に調製された砥石14の位置を調整する。
続いてスピンドル3に取付けられた回転手段について説明する。図5は回転手段が取り付けられたスピンドルの側面断面図、図6は回転手段が取り付けられたスピンドルの別の側面断面図である。
スピンドル3は、図5に示すように回転シャフト18の先端にフランジ19に挟まれてブレード2が取り付けられ、ブレード2の周囲にホイールカバー20Aが取り付けられている。ホイールカバー20Aの上部には回転シャフト18を回転させる回転手段としての外部モータ21Aが取り付けられている。
外部モータ21Aは回転シャフト18へベルト22を巻きかけることにより回転を回転シャフト18へ伝導し、ブレード2をロータリードレッサー12の砥石14の回転数よりも少ない0〜1000rpmの回転数で回転させる。
ベルト22は通常回転シャフト18から外れた状態であって、スピンドル3に内蔵されたモータの回転が停止し回転シャフト18の回転が停止した際に手動または自動で回転シャフト18へ巻きかけられる。これにより、ブレード2はV字型形状を形成するのに適した速度で回転してロータリードレッサー12により加工される。
続いて回転手段の別の実施の形態を説明する。図6に示すように回転シャフト18の先端にフランジ19に挟まれてブレード2が取り付けられ、ブレード2の周囲にホイールカバー20Bが取り付けられている。ホイールカバー20Bの前部には回転シャフト18を回転させる回転手段としての外部モータ21Bが取り付けられている。
外部モータ21Bは回転シャフト18先端に取り付けられるフランジ固定ナット23へシャフト24を刺し込むことにより回転を回転シャフト18へ伝導し、ブレード2をロータリードレッサー12の砥石14の回転数よりも少ない0〜1000rpmの回転数で回転させる。
シャフト24は通常回転シャフト18から外れた状態であって、スピンドル3に内蔵されたモータの回転が停止し回転シャフト18の回転が停止した際に手動または自動でフランジ固定ナット23へ刺し込まれる。これにより、ブレード2はV字型形状を形成するのに適した速度で回転してロータリードレッサー12により加工される。
以上のように構成されるダイシング装置11は、磨耗して先端形状が崩れたブレード2をスピンドル3の回転シャフト18に取り付けたまま外部モータ21Aまたは21Bにより回転させ、V字型形状の角度に合わせて傾斜して回転しているロータリードレッサー12の砥石14にブレード2先端を接触させて先端全周を均一に研磨してV字型形状が形成されていく。
これにより、先端形状が崩れたブレード2はダイシング装置11から外すことなく再生され、ブレード2の交換頻度を減少させる。また、ダイシング装置11内にブレード先端形状を再生させるロータリードレッサー12や回転手段としての外部モータ21Aまたは21Bが設けられるので消費スペースを減少させる。これらによってダイシング装置の生産性を向上させるとともに、コストを大幅に減少させることが可能となる。
なお、本実施の形態ではロータリードレッサー12、12はワークテーブル5近傍に設けられているが、本発明はこれに限らず図7に示すように治具プレート25上にロータリードレッサー12、12を設け、必要に応じて治具プレート25をワークテーブル5へ吸着載置する形態であっても好適に実施可能である。このとき、ロータリードレッサー12は一対ではなく1つであっても良い。ロータリードレッサー12が1つの場合はV字型形状の一方の面を加工した後、ワークテーブル5を回転させることで他方の面の加工が行われる。
これにより、ロータリードレッサー12は不要な時には外しておくことが可能となり、ダイシング装置11のサイズを小さく出来るとともに、ワークテーブル5の回転によりロータリードレッサー12の位置の微調整が可能となる。
次に本発明に係るブレード先端形状形成方法について説明する。図8は、ブレードの先端形状形成を行う様子を示した側面図である。
ブレード先端形状形成では、図8に示すようにロータリードレッサー12のモータ13により回転する砥石14へ、図5に示される回転手段としての外部モータ21Aまたは図6に示される回転手段としての外部モータ21Bにより回転するブレード2の先端を接触させて行われる。
ロータリードレッサー12は、角度調整機構15により本体17Aを矢印A方向へ移動させてブレード2のV字型形状に適した角度となるように、砥石14をブレード2のV字型形状の角度と同様の角度に傾斜させる。傾斜した砥石14は位置調整機構16により矢印B方向へ移動することによりブレード2との接触位置が調製される。
1対のロータリードレッサー12の角度と位置が調製された後、ワークテーブル5を図3に示すX方向へ移動させスピンドル3をY方向へ移動させることによりV字型形状が崩れたブレード2先端の中心が図9に示すように交差する砥石14、14へ合わせられる。このとき、ブレード2は図5に示される外部モータ21Aまたは図6に示される外部モータ21Bにより回転する砥石14の回転数よりも少ない回転数で回転している。
中心位置が合わせられたブレード2は、図10に示すようにスピンドル3を下降させて砥石14、14へ接触させる。この状態で更にワークテーブル5を図3に示すX方向に往復移動させることでロータリードレッサー12、12を往復移動させてブレード2先端の加工を行う。
加工ではブレード2を下降させるまたはロータリードレッサー12、12をそれぞれ接近させることによりブレード2を研磨していく。研磨を続けブレード2先端が図11に示すように砥石14、14の傾斜角度と同等の角度となり所望のV字型形状に形成された時点でブレード2と砥石14、14の回転を停止させ、ブレード2を上昇させるとともにロータリードレッサー12、12を退避させてブレード先端形状形成が終了する。
以上説明したように、本発明に係るダイシング装置及びブレード先端形状形成方法によれば、ブレードに形成されているV字型形状の角度に合わせて傾斜しているロータリードレッサーとスピンドルに取り付けられた回転手段とにより先端形状が崩れたブレードはダイシング装置から外すことなく再生され、ブレードの交換頻度を減少させる。また、ダイシング装置内にブレード先端形状を再生させる機構が設けられるので消費スペースを減少させる。これらによってダイシング装置の生産性を向上させるとともに、コストを大幅に減少させることが可能となる。
なお、本実施の形態ではブレード2を砥石14の回転数よりも少ない回転数で回転させる回転手段をスピンドル前部のホイールカバー上に設けているが本発明はこれに限らず、スピンドル3に内蔵されたモータにクラッチやギアなどによる減速機構を設けるまたは内蔵されたモータを低速回転可能なモータとして制御手段によりブレード2を砥石14の回転数よりも少ない回転数で回転させても好適に実施可能である。
1、11…ダイシング装置,2…ブレード,3…スピンドル,4…撮像装置,5…ワークテーブル,6…加工部,7…ウェーハ洗浄装置,8…ロードポート,9…搬送手段,10…表示手段,12…ロードポート,13…モータ,14…砥石,15…角度調整機構,16…位置調整機構,17A、17B…本体,17C…ロータリージョイント,17D…固定ナット,18…回転シャフト,19…フランジ,20A、20B…ホイールカバー,21A、21B…外部モータ,22…ベルト,23…フランジ固定ナット,24…シャフト,25…治具プレート,ワーク…W
Claims (6)
- 先端がV字型形状に形成された円盤状のブレードと、
前記ブレードを回転させるスピンドルと、
前記ブレードにより切削加工されるワークを保持するワークテーブルと、
前記ワークテーブルと前記ブレードとを相対的に移動させる移動軸と、
前記ブレードの先端の角度と同様の角度に傾斜して前記ワークテーブル近傍または治具プレート上に設けられた回転することにより前記ブレードの先端の加工を行う円筒形状のロータリードレッサーと、を備えたことを特徴とするダイシング装置。 - 前記ロータリードレッサーには傾斜する角度を調整する調整機構が備えられていることを特徴とする請求項1に記載のダイシング装置。
- 前記ロータリードレッサーは治具プレート上に設けられ、前記治具プレートを前記ワークテーブル上に載置することにより前記ダイシング装置に取り付けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のダイシング装置。
- 前記ブレードが取り付けられた前記スピンドルの回転シャフトを前記ロータリードレッサーの回転数よりも少ない回転数で回転させる回転手段が前記スピンドルに取り付けられていることを特徴とする請求項1、2または請求項3に記載のダイシング装置。
- 前記回転手段は前記回転シャフトを回転させる前記スピンドルに備えられたモータとは別に前記スピンドルに取り付けられた外部モータまたは前記回転シャフトに接続された減速機構または前記スピンドルに備えられた前記モータの回転数を制御する制御手段であることを特徴とする請求項4に記載のダイシング装置。
- 先端がV字型形状に形成された円盤状のブレードと、前記ブレードを回転させるスピンドルと、前記ブレードにより切削加工されるワークを保持するワークテーブルと、前記ワークテーブルと前記ブレードとを相対的に移動させる移動軸と、前記ブレードの先端の角度と同様の角度に傾斜して前記ワークテーブル近傍または治具プレート上に設けられた回転することにより前記ブレードの先端の加工を行う円筒形状のロータリードレッサーと、を備えたダイシング装置において、
前記ブレードの先端を回転する傾斜した前記ロータリードレッサーへ接触させることにより、該ブレードの先端をV字型形状に加工することを特徴とするブレード先端形状形成方法。
Priority Applications (1)
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JP2008206044A JP2010042453A (ja) | 2008-08-08 | 2008-08-08 | ダイシング装置及びブレード先端形状形成方法 |
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Cited By (4)
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JP2014087878A (ja) * | 2012-10-30 | 2014-05-15 | Nihon Univ | 放電加工機 |
JP2016209959A (ja) * | 2015-05-08 | 2016-12-15 | 株式会社ディスコ | 角度付き切削ブレードの製造方法 |
CN111452238A (zh) * | 2019-01-21 | 2020-07-28 | 株式会社迪思科 | 切削装置和切削刀具的修整方法 |
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2008
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