JP4883551B2 - かつら及びその製造方法 - Google Patents
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Description
図8は従来のかつらの一例の構成を示す概略断面図である。図8において、かつら50は、ウレタン樹脂などの軟質の合成樹脂を素材とした肉薄の人工皮膚により形成されたかつらベース52と、この人工皮膚ベース52に植設してその表面側に延びる毛髪53と、人工皮膚ベース52の裏面に形成された裏コーティング54と、から構成されている。人工皮膚ベース52は一般に透明又は半透明で、厚さが0.02mm〜0.5mm程度の柔軟に且つ極薄に形成されており、これを頭部に装着すると、人工皮膚ベースに植設した毛髪の隙間を通して人工皮膚が露顕しても、恰も頭皮のような外観を呈すことができる。
すなわち、図9に示すように、毛髪53を人工皮膚ベース52表面側の第1の位置52aから挿入して裏面側に貫通し、所定距離例えば0.5〜2mm程度の針足53aを作って第2の位置52bから表側に引き出すことで挿通している。従って、第1の位置52aから第2の位置52bまでの間には人工皮膚ベース52の裏側に毛髪の針足53aが0.5〜2mm程度の長さで線状に存在し、毛髪の一方を表面側に引き抜く際になるべく緩まないよう鉤針の引張力を利用してきつく引き抜くので、この針足53aは、ウレタン樹脂など軟質合成樹脂で成る人工皮膚ベースの裏側に食い込むように接する。このように、針足53aは人工皮膚の裏面に直接に密着していることから、かつらベース52の表面側から肉薄の人工皮膚を透過して針足が線状に透けて見えてしまう。そうすると、毛髪と毛髪との間の本来は頭皮の皮膚色だけしか見えない領域においても、毛髪が黒色であれば針足53aが黒い線状又は斑点状に透けて見えるためヒトの皮膚(頭皮)感と異なった不自然な外観を呈することになる。
また、第1のベース部材の裏側に位置する毛髪の植設部分は、例えばネット部材で構成した第2のベース部材に結着されているだけであるから、従来の人工皮膚部材にV植えをした場合に生じる針足が第1のベース部材に形成されない。また、毛髪は第1のベース部材に植設されていないので、針足が存在せず、下側に位置するネット部材で成る第2のベース部材への毛髪の結着部分が第1のベース部材を通して透けて見えることもない。したがって、たとえば生え際のように密度の低い植設領域にあってもかつらの存在が露顕されず、恰も頭皮の内部から頭髪が生育しているかの如き自然な外観を呈する。
また、第1のベース部材が人工皮膚で成る場合、毛髪は第1の人工皮膚ベース部材の裏側で第2のベース部材に植設され、さらに第2のベース部材の表側にて第1の人工皮膚ベース部材の貫通孔を介して保持されていることから、引き出された毛髪は人工皮膚の弾性に基づく貫通孔の収縮作用によって保持され直立することになり、毛髪の立ち上がりに優れるためボリューム感が増す。
また、本発明のかつらの製造方法の他の態様では、軟弾性の人工皮膚から成りかつらの表面側に位置させる第1のベース部材とネット部材で成り第1のベース部材の裏側に位置させて頭皮に接する側となる第2のベース部材とを別個に形成する第1の段階と、第2のベース部材を裏側にし、1本又は多数本の毛髪を二つ折りにして一対として折り返し部分を第2のベース部材のネット部材を構成するフィラメントに結着することで、第2のベース部材の裏面側で結び目を形成する第2の段階と、毛髪を植設した第2のベース部材を表側にしてその上に第1のベース部材を密接に配置する第3の段階と、その後、結び目の略真上に位置するように第1のベース部材の表面から鉤針を挿通して一つの貫通孔を形成し、鉤針を第2のベース部材の裏側まで挿入して一対の毛髪を引っ掛けて一つの貫通孔から第1のベース部材の表側へ引き出す第4の段階と、を備え、毛髪の結び目を第2のベース部材の裏面側に位置させると共に、引き出した一対の毛髪を、第1のベース部材の貫通孔の収縮力により上方に向かって立ち上がった状態で保持するようにしたことを特徴とする。
また、本発明によれば、毛髪は第1のかつらベースの下側(裏側)に位置する第2のベース部材に取り付けられた後、上側(表側)の第1のベース部材から上方に引き出されるので、第1のベース部材が人工皮膚の場合は、引き出された毛髪は第1のベース部材の人工皮膚の弾性に基づく収縮作用によって保持され直立することから、毛髪の立ち上がりに優れ、ボリューム感を増大することができると共に、恰も頭皮の内部から頭髪が発育したかのような自然な外観を呈することができる。
最初に、本発明のかつらについて、図1を参照して説明する。図1は本発明のかつらの構成を模式的に示す部分拡大断面図である。かつら10は、使用者の頭部に装着されるかつらベース11とこのかつらベース11の表面側に延びるように取り付けられた毛髪12とで構成されている。かつらベース11は、頭部の寸法などにより標準化したものから選択した頭部形状類似のものや、使用者の頭部形状に合わせて型取りして形成される。
先ず、かつらベース11は、図1〜4に示すように、第1のベース部材14と、この第1のベース部材14の裏側(下側)、すなわち頭皮に接する側に取り付けられた第2のベース部材15と、から構成されている。
第1のベース部材14としては、ネット部材で構成することもできるが、本発明では特に、ヒトの頭皮に極めて類似する人工皮膚部材を用いることが好ましい。この人工皮膚部材の材料は、例えばウレタン樹脂やシリコン樹脂のような軟質合成樹脂にて肉薄に成形することができる。ウレタン樹脂やシリコン樹脂のように軟質の合成樹脂はある程度の弾力性を有し伸縮性を有しているためフィット感に優れている。この人工皮膚製の第1のベース部材14には、かつら10の表面での光沢をなくすための艶消し処理が施されていることが好ましい。
このネット部材15のメッシュ、すなわち網目は、例えば30〜60メッシュ/インチとし、ネット部材15を構成するフィラメントの太さ(直径)は、例えば80〜120μm(0.08〜0.12mm)とすることができる。一例としてナイロンストッキングのような細メッシュを有する薄い素材が、軽量で且つ通気性に優れるので好適である。
図4に示すように、毛髪12のネット部材への植設は、1本又は2,3本の毛髪12を二つ折りにして一対とした各毛髪12a,12bの折り返し部分に、専用の鉤針を引っ掛けて、第2のベース部材15に結び目12cを形成して結着することで取り付けられる。そして、植設された毛髪12の一対12a,12bは、表側(上側)に配置された人工皮膚製の第1のベース部材14を貫通して裏側から表側に引き出される。図4では1本の毛髪12を用い、折り返した部分を第2のベース部材15に対して、紐などを結ぶときに用いられる公知の結び方、例えばひばり結び、まき結び、左右結びなど、あるいはこれらを応用した結び方などで結着することで、一対の毛髪12a,12bを取り付けた状態を示している。
なお、第1のベース部材14としてネット部材を用いる場合は、ネットの網目を貫通孔14aとして利用し、この網目から鉤針を挿し込んで、第2のベース部材に植設した一対の毛髪12a,12bを引っかけて上方へ引き出すようにすればよい。ただし、貫通孔14aとして利用するネットの網目は通常、収縮作用を有していないので、引き出した毛髪の立ち上がりの点では人工皮膚に及ばない。
このように、一対の毛髪12a,12bは、第1のベース部材14の裏側から表側に単に引き抜くだけであるので、第1のベース部材14の表面に結び目は形成されておらず、また、その裏面には針足も形成されていないので、かつらベース11に植設した毛髪12が、第1のベース部材14から直接生えているように見え、毛髪12が、あたかも毛穴から生えているような自然な外観を呈する。したがって、かつら10の存在が露顕してしまうおそれが低減する。
また、第1のベース部材14が軟弾性の人工皮膚で成っているとその貫通孔14aから引き出された一対の毛髪12a,12bは貫通孔14aの収縮作用によってしっかりと保持されるので、各毛髪12a,12bは根元で倒伏することなく上方に向かって立ち上がった状態で保持されるので、全体として少ない毛量でボリューム感の豊かなかつらを構成することができる。
図5は、本発明の第1の実施形態によるかつらの製造方法の各工程を順次に模式的に示す断面図である。図5(A)に示す第1の工程として、第1のベース部材として人工皮膚部材14に対して第2のベース部材としてネット部材15が配置され、人工皮膚部材14とその裏側に配置されたネット部材15とでなるかつらベース11が形成される。人工皮膚部材14に対するネット部材15の固定は、例えばこれらをそれぞれ成形した後、人工皮膚部材14の裏側所定位置にネット部材15を配置し、全体に接着剤を薄く塗布してネット部材15を仮止め接着してもよく、或いはこれらを重ね合わせて、周囲又は適宜の箇所でスポット熱溶着するか、縫着するなど適宜の手段を採り得る。
人工皮膚部材14及びネット部材15は、頭部の寸法などにより標準化したものから選択した頭部形状類似のものや、使用者の頭部形状に合わせて型取りして成形されることができる。ネット部材15は人工皮膚部材14の裏側の凹状湾曲に沿って配置するため、好ましくは、人工皮膚部材14の曲率に一致した凸状湾曲表面を持つように成形する。
人工皮膚部材14とネット部材15とを上記のように接着剤で仮止めしたものに対して植設する場合は、鉤針16の鉤部16aでネット部材15を構成するフィラメントを引っ掛けて少し持ち上げると、接着力を弱くしているため、仮止めされた周囲の領域にてネット部材15が人工皮膚部材14から部分的に剥がれる。その後、人工皮膚部材14から浮き上がって僅かに離反したネット部材15の部分に、図5(C)に示すように、鉤針16を用いて毛髪12の部分を、紐などを結ぶときに用いられる公知の結び方、例えばひばり結び、まき結び、左右結びなど、あるいはこれらを応用した結び方などで植設する。この際、例えば毛髪12の折り返し部分を鉤部16aで引っ掛けてネット部材15のフィラメントに一周り巻き付けた後、その折り返し部分のループに一対の毛髪12a,12bを挿入して引き抜くことにより、図示のように結び目12cが形成される。緩まないようこの後でさらに1,2回結着してもよい。このようにしてネット部材15の全体に所定の毛量で植設作業を行う。
この鉤針16で人工皮膚部材14を貫通して貫通孔14aを形成し、その先端の鉤部16aにより毛髪12の2本(一対)の毛髪12a,12bを引っ掛けて貫通孔14aから鉤針16を引き抜くことで、図6(E)に示すように、この一対の毛髪12a,12bが人工皮膚部材14の表側に引き出される。
なお、引き出された一対の毛髪12a,12bは、軟弾性の人工皮膚部材14の貫通孔14aの収縮作用によりきつく保持されるので、毛髪の根元から立ち上がって上方に向かって延びることになる。
この場合、第3工程完了後、ネット部材15の上から、有機溶剤で希釈した毛髪固定用溶液を塗布し、ネット部材15と人工皮膚部材14に対してこの溶液を付着して硬化することで結び目12cを覆って裏コーティング13を施す。毛髪固定用溶液は、例えばゴム弾性を有する合成樹脂溶液、好ましくは人工皮膚部材14と同系の材料から構成することにより、ネット部材15を毛髪の結び目12cと共にサンドイッチ状に被覆することができる。これにより、植設された毛髪12の結び目12cが裏コーティング13により完全に覆われ固定されるので、この結び目12cが頭皮に当接してザラつくことなく、フィット感良く頭皮に装着することができる。
引き出された一対の毛髪12a,12bが、人工皮膚部材14の貫通孔14aの収縮作用によりきつく保持され、毛髪の根元から立ち上がって上方に向かって延びることは、前記第1の実施形態の場合と同じである。
上記の製造方法においては、専ら第2のベース部材15をネット部材として説明したが、第2のベース部材15は人工皮膚部材であってもよい。
予め用意したかつら被着者の頭部形状の雄型を利用し、熱可塑性樹脂であるウレタン樹脂を所定の厚みで塗布乾燥して成形して被着者の頭部形状に沿った凸状に湾曲した人工皮膚部材により第1のベース部材14を作製した。
また、別途、上記頭部形状の雄型にネットを被覆し、熱硬化性のウレタン樹脂を有機溶剤で希釈した溶液を塗布した後に、100℃前後で加熱して、頭部形状に湾曲した形態付けを行い、第2のベース部材となるネット部材15を作製した。
次に、人工皮膚部材14を裏返して、上記雄型に張り付け、この人工皮膚部材14上に、同様に裏返したネット部材15を被せた。そして、人工皮膚部材14の有機溶剤を塗布し、所定の温度で所定時間乾燥させ、人工皮膚部材14にネット部材15を仮固定し、かつらベース11を作製した。この際、植設を容易に行うために、ネット部材15が、人工皮膚部材14に完全に埋まらない程度に薄く塗布して一体化させた。
かつらベースとして、人工皮膚部材14だけでネット部材15を有していない従来のかつらを、実施例1と同じ毛髪、毛量で、V型植設を用いて製作した。
実施例のかつらの場合は、人工皮膚の裏側に配置したネット部材だけに毛髪を植設しており人工皮膚部材には植設していないため、恰も頭皮の中で生育した2本の毛髪が一つの毛穴から生えているように見え、また、V植えもしていないため針足部がなく、そのため比較例のように線状の針足部が透けて視認されることもなく、比較例に比べて、とくに毛髪の生え際にて自然感があり、見栄えに優れたものであった。
11:かつらベース
12:毛髪
12a,12b:毛髪部分
13:裏コーティング
14:第1のベース部材(人工皮膚部材)
14a:所定位置
15:第2のベース部材(ネット部材)
16:鉤針
16a:鉤部
18:雄型
Claims (5)
- 軟弾性の人工皮膚から成りかつらの表面側に位置させる第1のベース部材とネット部材で成り上記第1のベース部材の裏側に位置させて頭皮に接する側となる第2のベース部材とを二重に配置してかつらベースを形成する第1の段階と、
上記かつらベースを裏側に反転し、上記第2のベース部材の裏側に対して1本又は多数本の毛髪を二つ折りにして一対として該折り返し部分を上記第2のベース部材のネット部材を構成するフィラメントに結着することで、第2のベース部材の裏面側で結び目を形成する第2の段階と、
植毛後、表裏反転したかつらベースを再び反転して、上面に配置した上記第1のベース部材の表面から上記結び目の略真上に位置するように鉤針を挿通して一つの貫通孔を形成し、該鉤針を第2のベース部材の裏側まで挿入して上記一対の毛髪を引っ掛けて該一つの貫通孔から上記第1のベース部材の表側へ引き出す第3の段階と、を備え、
上記毛髪の結び目を上記第2のベース部材の裏面側に位置させると共に、引き出された一対の毛髪を上記第1のベース部材の貫通孔の収縮力により上方に向かって立ち上がった状態で保持するようにしたことを特徴とする、かつらの製造方法。 - 軟弾性の人工皮膚から成りかつらの表面側に位置させる第1のベース部材とネット部材で成り上記第1のベース部材の裏側に位置させて頭皮に接する側となる第2のベース部材とを別個に形成する第1の段階と、
上記第2のベース部材を裏側にし、1本又は多数本の毛髪を二つ折りにして一対として該折り返し部分を上記第2のベース部材のネット部材を構成するフィラメントに結着することで、第2のベース部材の裏面側で結び目を形成する第2の段階と、
毛髪を植設した上記第2のベース部材を表側にしてその上に上記第1のベース部材を密接に配置する第3の段階と、
その後、上記結び目の略真上に位置するように上記第1のベース部材の表面から鉤針を挿通して一つの貫通孔を形成し、該鉤針を第2のベース部材の裏側まで挿入して上記一対の毛髪を引っ掛けて該一つの貫通孔から上記第1のベース部材の表側へ引き出す第4の段階と、を備え、
上記毛髪の結び目を上記第2のベース部材の裏面側に位置させると共に、引き出した一対の毛髪を、上記第1のベース部材の貫通孔の収縮力により上方に向かって立ち上がった状態で保持するようにしたことを特徴とする、かつらの製造方法。 - 前記第2のベース部材の裏側に、さらにゴム弾性を有する合成樹脂からなる裏コーティングを施し、取り付けられた毛髪の結び目を該裏コーティングにより覆うことで頭皮当接側のザラつきを抑制することを特徴とする、請求項1または2に記載のかつらの製造方法。
- 前記第2のベース部材を第1のベース部材の裏側に接着又は縫着して配置することを特徴とする、請求項1乃至3の何れかに記載のかつらの製造方法。
- 前記第2のベース部材を前記第1のベース部材へ接着する際、接着用溶液を薄く塗布することにより仮止め接着することを特徴とする、請求項1乃至4の何れかに記載のかつらの製造方法。
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