JP4849487B2 - エレベータ装置 - Google Patents
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Description
この発明は、乗場ドア装置の施錠装置が解錠キーにより乗場側から解錠可能になっているエレベータ装置に関するものである。
従来のエレベータ装置では、かご上や昇降路ピットで作業を行う場合、保守員(又は据付作業者)は、専用の解錠キーにより乗場ドア装置の施錠装置を解錠し、乗場ドアを手動で開いて昇降路内に入る(例えば、特許文献1参照)。
このとき、保守員は、最下階の乗場出入口近傍又はかご上に設けられた手動復帰式のスイッチを操作することにより、かごの運転モードを保守モードに切り換え、かごが通常モードで自動運転されないようにする。
しかし、上記のような従来のエレベータ装置では、保守員が万一手動復帰式のスイッチの操作を忘れた状態で乗場ドアが閉められると、保守員がかご上又はピット内にいる状態でかごが通常モードで自動運転されてしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、昇降路内に保守員が入ったままでかごが自動運転されるのをより確実に防止することができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、乗場ドア装置に設けられている施錠装置、施錠装置を乗場側から解錠するための解錠キー、及び通常モードと保守モードとを含む複数の運転モードによりかごの運転を制御する運転制御装置を備え、解錠キーを保持し解錠キーの抜き取りを規制するとともに、解錠キーに対して所定の操作を行うことにより解錠キーの抜き取りを許容するキー保管装置をさらに備え、運転制御装置は、解錠キーがキー保管装置に保持されているときに運転モードを通常モードとし、解錠キーがキー保管装置から抜き取られているときに運転モードを保守モードとする。
また、この発明によるエレベータ装置は、乗場ドア装置に設けられている施錠装置、施錠装置を乗場側から解錠するための解錠キー、及び通常モードと保守モードとを含む複数の運転モードによりかごの運転を制御する運転制御装置を備え、施錠装置には、第1の位置と第2の位置とに変位可能な可動部材が設けられており、可動部材は、解錠キーによる解錠操作に伴って第1の位置から第2の位置に変位され、第2の位置に変位されると手動操作により第1の位置に戻されるまで第2の位置に位置し、運転制御装置は、可動部材が第1の位置に位置するときに運転モードを通常モードとし、可動部材が第2の位置に位置するときに運転モードを保守モードとする。
また、この発明によるエレベータ装置は、乗場ドア装置に設けられている施錠装置、施錠装置を乗場側から解錠するための解錠キー、及び通常モードと保守モードとを含む複数の運転モードによりかごの運転を制御する運転制御装置を備え、施錠装置には、第1の位置と第2の位置とに変位可能な可動部材が設けられており、可動部材は、解錠キーによる解錠操作に伴って第1の位置から第2の位置に変位され、第2の位置に変位されると手動操作により第1の位置に戻されるまで第2の位置に位置し、運転制御装置は、可動部材が第1の位置に位置するときに運転モードを通常モードとし、可動部材が第2の位置に位置するときに運転モードを保守モードとする。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置の施錠装置を示す正面図、図2は図1の施錠装置の解錠状態を示す正面図、図3は図2の要部を示す側面図である。図において、乗場出入口の上部に固定されたハンガケース(図示せず)には、掛け金1が固定されている。掛け金1の一端部には、フック部1aが折り曲げ形成されている。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置の施錠装置を示す正面図、図2は図1の施錠装置の解錠状態を示す正面図、図3は図2の要部を示す側面図である。図において、乗場出入口の上部に固定されたハンガケース(図示せず)には、掛け金1が固定されている。掛け金1の一端部には、フック部1aが折り曲げ形成されている。
乗場ドアの上部に固定されたドアハンガ(図示せず)には、ラッチ2が揺動可能に取り付けられている。ラッチ2の先端部には、係合部2aが設けられている。乗場ドアが全閉状態のとき、係合部2aがフック部1aに係合することにより、乗場ドアの戸開方向への移動が阻止される。
ラッチ2には、固定側インターロックローラ3と可動側インターロックローラ4とが設けられている。固定側インターロックローラ3は、ラッチ2の揺動軸と同軸に配置されている。可動側インターロックローラ4は、ラッチ2と一体に揺動可能になっている。
掛け金1の上方には、ラッチ2が掛け金1に係合する位置にあるかどうかを検出するための錠スイッチ5が固定されている。ラッチ2には、ラッチ2が掛け金1に係合する位置にあるときに錠スイッチ5に接触する接触子6が固定されている。
ラッチ2の下方には、所定の範囲で上下動可能な棒状の押し上げ部材7と、押し上げ部材7を上下動可能な状態で支持する支持部材8とが設けられている。乗場ドアには、鍵穴部9が設けられている。鍵穴部9には、乗場側から乗場ドアを開放する際に解錠キー10が挿通される鍵穴9aが設けられている。
鍵穴9aに解錠キー10を挿通し、解錠キー10を図3の矢印方向へ揺動させることにより、解錠キー10の先端部により押し上げ部材7が押し上げられ、ラッチ2が図1の時計方向へ揺動される。これにより、図2のようにフック部1aと係合部2aとの係合が解除され、乗場ドアが手動で開放可能となる。
図4は図1の解錠キー10を保管するキー保管装置11を示す斜視図、図5は図4の解錠キー10を回動操作した状態を示す斜視図、図6は図4のキー保管装置11から解錠キー10を抜き取った状態を示す斜視図である。
解錠キー10は、その端部をキー保管装置11に挿入した状態で保管される。キー保管装置11は、例えばロビー階の乗場操作盤(図示せず)内に設置されている。解錠キー10を使用する際には、乗場操作盤の蓋を開き、キー保管装置11から解錠キー10を抜き取る。
キー保管装置11は、解錠キー10を保持し解錠キー10の抜き取りを規制するとともに、解錠キー10に対して所定の操作(ここでは回動操作及び引出操作)を行うことにより解錠キー10の抜き取りを許容する。具体的には、キー保管装置11は、キーシリンダ12と、キーシリンダ12内に回動可能に設けられたキー保持部材13とを有している。
キーシリンダ12には、キー保持部材13を収容する保持部材収容穴12aが設けられている。保持部材収容穴12aの内周面には、キーシリンダ12の軸方向に沿って延びる軸方向ガイド溝12bと、キーシリンダ12の周方向に沿って延びる周方向ガイド溝12cとが設けられている。
軸方向ガイド溝12bは、保持部材収容穴12aの開口端部から保持部材収容穴12aの底部まで設けられている。周方向ガイド溝12cは、軸方向ガイド溝12bの端部から約90度の範囲に設けられている。キー保持部材13には、解錠キー10の端部が挿入される主溝13aが設けられている。
解錠キー10の端部には、主溝13aに挿入される挿入部10aが設けられている。挿入部10aの端部には、ガイド溝12b,12cに係合される凸部10bが設けられている。図4の状態から解錠キー10を時計方向へ回動操作すると図5の状態となり、図5の状態から解錠キー10を引き出すと図6の状態となる。
また、図6の状態から解錠キー10を主溝13aに挿入すると図5の状態となり、図5の状態から解錠キー10を反時計方向へ回動操作することにより図4の状態となる。図4の状態では、凸部10bが周方向ガイド溝12cに係合しているため、解錠キー10の抜き取りは困難である。これに対して、図5の状態では、凸部10bが軸方向ガイド溝12b内に位置しているため、解錠キー10の抜き取りは許容される。
キー保管装置11は、かごの運転を制御する運転制御装置としての制御盤14に接続されている。制御盤14は、解錠キー10がキー保管装置11に保持されているときに運転モードを通常モード(自動運転モード)とし、解錠キー10がキー保管装置11から抜き取られているときに運転モードを保守モードとする。
詳細には、制御盤14は、解錠キー10が図4に示す保管位置に位置するときに運転モードを通常モードとし、解錠キー10が保管位置以外の位置に位置するときには運転モードを保守モードとする。この例では、解錠キー10が保管位置に位置するときに、周方向ガイド溝12cの内面に設けられた第1及び第2の電極(図示せず)に凸部10bが同時に接触し、第1及び第2の電極間が凸部10bを介して導通される。これにより、制御盤14は、解錠キー10が保管位置に位置することを検出する。逆に、電極間の回路が遮断されることにより、解錠キー10が保管位置から外れたことが制御盤14により検出される。
通常モードでは、乗場及びかご内からの呼びに応じてかごが自動運転される。また、保守モードでは、乗場及びかご内からの呼びが無効化され、保守員(又は据付作業者)による手動操作によりかごが低速で運転される。また、制御盤14は、かごが着床していないときに乗場ドアが無理に開放されたと判断すると、かごの走行を禁止する。
次に、図7は図4の制御盤14のかご起動時の動作を示すフローチャートである。制御盤14は、かご起動時に起動条件の確認を行う(ステップS1)。次に、かごドアが全閉状態であるかどうか、乗場ドアが全閉状態であるかどうかを順に確認する(ステップS2,S3)。かごドア及び乗場ドアの少なくともいずれか一方が全閉状態でなければ、かごの停止を継続し(ステップS4)、起動条件の確認を再度実行する。
かごドア及び乗場ドアの両方が全閉状態であれば、解錠キー10が保管位置に位置しているかどうかを確認する(ステップS5)。そして、解錠キー10が保管位置に位置していれば、運転モードを通常モードとし、自動運転を許可する(ステップS6)。また、解錠キー10が保管位置に位置していなければ、運転モードを保守モードとし、自動運転を不可とするとともに手動運転のみ許可する。
このようなエレベータ装置では、乗場ドアを乗場側から開放するための解錠キー10をキー保管装置11から取り出すことにより、運転モードが保守モードに強制的に切り換えられ、解錠キー10をキー保管装置11の保管位置に戻すまで自動運転が禁止されるので、昇降路内に保守員が入ったままでかごが自動運転されるのをより確実に防止することができる。
なお、解錠キー10を抜き取るための所定の操作は、上記のような回動操作に限定されるものではなく、例えば、単に挿入するだけの簡単な操作や、より複数回の回動操作と引き抜き操作とを組み合わせた複雑な操作としてもよい。
また、解錠キー10を抜き取るための所定の操作は、例えば、解錠キー10の長手方向に対して直角な方向へのスライド操作であってもよい。
また、解錠キー10を抜き取るための所定の操作は、例えば、解錠キー10の長手方向に対して直角な方向へのスライド操作であってもよい。
さらに、上記の例では、解錠キー10自体の変位を検出して運転モードを切り換えたが、解錠キー10とともに変位する部品であるキー保持部材13の変位を検出して運転モードを切り換えてもよい。
さらにまた、キー保管装置11の設置場所は、ロビー階の乗場操作盤内に限定されるものではなく、他の階の乗場操作盤内に設置したり、専用の設置場所を設けたりしてもよい。
また、解錠キー10は、昇降路毎に互換性のない異なるものとしてもよい。これにより、解錠キー10が保管位置にあるときに他の昇降路に対応する解錠キーにより乗場ドアが開放されるのを防止することができる。
さらにまた、キー保管装置11の設置場所は、ロビー階の乗場操作盤内に限定されるものではなく、他の階の乗場操作盤内に設置したり、専用の設置場所を設けたりしてもよい。
また、解錠キー10は、昇降路毎に互換性のない異なるものとしてもよい。これにより、解錠キー10が保管位置にあるときに他の昇降路に対応する解錠キーにより乗場ドアが開放されるのを防止することができる。
さらに、解錠キー10が保管位置になく保守モード運転中であることを表示する表示手段を各階の乗場操作盤に設けてもよい。これにより、保守モード運転中であるにも拘わらず、一般の利用者が乗場操作盤を操作しようとしたり、かごを待ったりするのを防止することができる。
さらにまた、解錠キーは、折り畳み式や伸縮式としてもよく、これにより乗場操作盤内の狭い空間にも解錠キーを容易に収容することができる。
さらにまた、解錠キーは、折り畳み式や伸縮式としてもよく、これにより乗場操作盤内の狭い空間にも解錠キーを容易に収容することができる。
実施の形態2.
次に、図8はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置の施錠装置の鍵穴部を示す正面図、図9は図8の鍵穴部の解錠操作時の状態を示す正面図、図10は図9の鍵穴部から解錠キーを抜き取った後の状態を示す正面図であり、施錠装置の全体的な構成は実施の形態1とほぼ同様である。
次に、図8はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置の施錠装置の鍵穴部を示す正面図、図9は図8の鍵穴部の解錠操作時の状態を示す正面図、図10は図9の鍵穴部から解錠キーを抜き取った後の状態を示す正面図であり、施錠装置の全体的な構成は実施の形態1とほぼ同様である。
図において、鍵穴部21は、乗場ドアに設けられている。また、鍵穴部21は、内側シリンダ22と、内側シリンダ22を囲繞する可動部材としての外側シリンダ23とを有している。内側シリンダ22には、解錠キー10が挿通される鍵穴22aが設けられている。
図8の状態から、鍵穴22aに解錠キー10を挿通して内側シリンダ22を図の時計方向へ約90度回動操作することにより、ラッチ2と掛け金1との係合状態が解除され、施錠装置は解錠される。この状態から解錠キー10を鍵穴22aから引き抜くと、ラッチ2は元の位置に戻り、内側シリンダ22も図10のように自動的に復帰される。
外側シリンダ23は、図8に示す第1の位置(通常位置)と図9及び図10に示す第2の位置(保守位置)とに回動変位可能である。また、外側シリンダ23は、解錠キーによる解錠操作による内側シリンダ22の回動に伴って、第1の位置から第2の位置に変位される。さらに、外側シリンダ23は、第2の位置に変位されると、乗場又は昇降路内からの手動操作により第1の位置に戻されるまで第2の位置に位置する(ラッチされる)。外側シリンダ23には、外側シリンダ23の回動位置を示す目印23aが設けられている。
制御盤14は、外側シリンダ23が第1の位置に位置するときに運転モードを通常モードとし、外側シリンダ23が第2の位置に位置するときに運転モードを保守モードとする。詳細には、制御盤14は、外側シリンダ23が第1の位置に位置するときに運転モードを通常モードとし、外側シリンダ23が第1の位置以外の位置に位置するときには運転モードを保守モードとする。
次に、図11は実施の形態2の制御盤14のかご起動時の動作を示すフローチャートである。図において、かごドア及び乗場ドアの両方が全閉状態であれば、外側シリンダ23が第1の位置に位置しているかどうかを確認する(ステップS8)。そして、外側シリンダ23が第1の位置に位置していれば、運転モードを通常モードとし、自動運転を許可する(ステップS6)。また、外側シリンダ23が第1の位置に位置していなければ、運転モードを保守モードとし、自動運転を不可とするとともに手動運転のみ許可する。
このようなエレベータ装置では、施錠装置に対して解錠キーによる解錠操作を行うと、外側シリンダ23が第1の位置から第2の位置に変位され、第2の位置に変位された外側シリンダ23は手動操作により第1の位置に戻されるまで第2の位置に位置する。そして、制御盤14は、外側シリンダ23が第1の位置に位置するときに運転モードを通常モードとし、外側シリンダ23が第2の位置に位置するときに運転モードを保守モードとする。このため、昇降路内に保守員が入ったままでかごが自動運転されるのをより確実に防止することができる。
なお、外側シリンダ23が第1の位置になく保守モード運転中であることを表示する表示手段を各階の乗場操作盤に設けてもよい。これにより、保守モード運転中であるにも拘わらず、一般の利用者が乗場操作盤を操作しようとしたり、かごを待ったりするのを防止することができる。
また、実施の形態2では、内側シリンダ22を回動操作することにより施錠装置を解錠したが、例えば、実施の形態1のように解錠キーの先端を持ち上げる操作により施錠装置を解錠する構成としてもよい。この場合、可動部材は、例えば、解錠キーの解錠操作により第2の位置まで上動され、手動操作により下動されるまで第1の位置にラッチされるようにすればよい。このように、解錠操作の方法は特に限定されるものではなく、解錠操作の方法に応じて可動部材の変位方向も変更される。
さらに、実施の形態2では、鍵穴部21が乗場に露出しているタイプについて説明したが、露出していないタイプ(隠蔽式)についてもこの発明は適用できる。例えば、乗場ドアと乗場三方枠との間の隙間に解錠キーを挿入して解錠操作するタイプであっても、その解錠操作によって第1の位置から第2の位置に変位される可動部材を用いることにより、実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
Claims (4)
- 乗場ドア装置に設けられている施錠装置、
上記施錠装置を乗場側から解錠するための解錠キー、及び
通常モードと保守モードとを含む複数の運転モードによりかごの運転を制御する運転制御装置
を備えているエレベータ装置において、
上記解錠キーを保持し上記解錠キーの抜き取りを規制するとともに、上記解錠キーに対して所定の操作を行うことにより上記解錠キーの抜き取りを許容するキー保管装置をさらに備え、
上記運転制御装置は、上記解錠キーが上記キー保管装置に保持されているときに運転モードを通常モードとし、上記解錠キーが上記キー保管装置から抜き取られているときに運転モードを保守モードとすることを特徴とするエレベータ装置。 - 上記キー保管装置は、乗場操作盤内に設けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
- 乗場ドア装置に設けられている施錠装置、
上記施錠装置を乗場側から解錠するための解錠キー、及び
通常モードと保守モードとを含む複数の運転モードによりかごの運転を制御する運転制御装置
を備えているエレベータ装置において、
上記施錠装置には、第1の位置と第2の位置とに変位可能な可動部材が設けられており、
上記可動部材は、上記解錠キーによる解錠操作に伴って上記第1の位置から上記第2の位置に変位され、上記第2の位置に変位されると手動操作により上記第1の位置に戻されるまで上記第2の位置に位置し、
上記運転制御装置は、上記可動部材が上記第1の位置に位置するときに運転モードを通常モードとし、上記可動部材が上記第2の位置に位置するときに運転モードを保守モードとすることを特徴とするエレベータ装置。 - 乗場操作盤には、保守モード運転中であることを表示する表示手段が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のエレベータ装置。
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