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JP4804904B2 - イオントフォレーシス装置包装品 - Google Patents

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JP4804904B2 JP2005356431A JP2005356431A JP4804904B2 JP 4804904 B2 JP4804904 B2 JP 4804904B2 JP 2005356431 A JP2005356431 A JP 2005356431A JP 2005356431 A JP2005356431 A JP 2005356431A JP 4804904 B2 JP4804904 B2 JP 4804904B2
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Description

本発明は、イオントフォレーシス装置包装品に関する。特に本発明は、薬物イオンをイオントフォレーシスにより経皮的に投与するイオントフォレーシス装置が気密に包装されたイオントフォレーシス装置包装品に関する。
人間または動物の身体の所望部位における皮膚または粘膜などの生体表面(以下、これらをまとめて「皮膚」と称す)に対して、薬物イオンをイオントフォレーシスにより経皮的に投与するイオントフォレーシス装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。なお、イオントフォレーシス(iontophoresis)は、イオントフォレーゼ、イオン導入法、イオン浸透療法などと呼ばれることもある。
特開2000−229128号公報
上記特許文献1に開示されているイオントフォレーシス装置は、薬物イオンの投与対象者である患者に対してイオントフォレーシスを適用する前の保管時において、イオントフォレーシス装置の薬液を保持している部分からの薬物および薬物が溶解している溶媒の揮発による減少、および、このような揮発により気化した薬液による電池など電源部の腐食が課題であった。この場合に、イオントフォレーシス装置の装置本体を電源部に対して包装部材を溶着等により固着して、気密に包装することが考えられる。しかしながら、この場合には電源部と装置本体とを接続する接続部に包装部材が溶着される。よって、包装部材を開封する場合に、接続部の表面が当該包装部材につられて剥がれるという不具合がある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、イオン化した薬物をイオントフォレーシスにより経皮投与する装置本体、および、装置本体から延伸し、装置本体および装置本体に対して電力を供給する電源部に接続する接続部を有するイオントフォレーシス装置と、少なくとも一部が接続部に対して固着されることにより、装置本体および接続部の一部を気密に包装する包装部材とを備え、包装部材が開封されて除去される場合に、包装部材の接続部に対して固着された部分が接続部に残るべく包装部材の切断線を案内する切断案内部を有するイオントフォレーシス装置包装品が提供される。これにより、包装部材を開封して除去するときに、接続部の配線などを傷めることなく開封して除去することができる。
上記イオントフォレーシス装置包装品において、切断案内部は、接続部に対して固着された部分と他の部分との間に設けられた厚さ方向の溝を含んでもよい。これにより、包装部材を開封して除去する場合に、切断案内部は、接続部に対して固着された部分が接続部に残るように切断線をより確実に案内することができる。
上記イオントフォレーシス装置包装品において、切断案内部は、接続部に対して固着された部分の近傍に設けられた切込みを含んでもよい。これにより、包装部材を開封して除去する場合に、切断案内部は、接続部に対して固着された部分が接続部に残るように切断線をより確実に案内することができる。
上記包装部材において、接続部に対して固着された部分における固着の強さが他の部分における固着の強さより強いことが好ましい。これにより、包装部材を開封して除去する場合に、接続部の配線などを傷めることなく開封して除去することができる。
上記イオントフォレーシス装置において、装置本体は、電源における、イオン化した薬物と同じ第1導電型の端子に電気的に接続される第1電極部材、および、薬物を含む薬液を保持しており、第1電極部材により作られる電場内に配される薬液保持部を有する作用側電極構造体と、電源における、第1導電型と反対の導電型である第2導電型の端子に電気的に接続される非作用側電極構造体とを有してもよい。これにより、薬物を含む薬液をさらに準備することなく、イオントフォレーシスを適用することができる。
また、上記作用側電極構造体は、第1電極部材に電気的に接続され、電解液を保持している第1電解液保持部、第1電極部材との間で第1電解液保持部を挟み、第2の導電型のイオンを選択的に透過する第2導電型のイオン交換膜、および、第2導電型のイオン交換膜との間で薬液保持部を挟み、第1の導電型のイオンを選択的に透過する第1導電型のイオン交換膜をさらに有してもよい。これにより、作用側電極構造体と当接する皮膚の熱傷または炎症などを防ぐことができるだけでなく、皮膚に対する通電が安定した状態のもとで薬物イオンを投与することができるので、安全かつ効率よく薬物イオンを生体へ投与することができる。
また、上記非作用側電極構造体は、電源の端子に電気的に接続される第2電極部材、第2電極部材に電気的に接続され、電解液を保持している第2電解液保持部、第2電極部材との間で第2電解液保持部を挟み、第2電極部材と異なる電気的な極性を有するイオンを選択的に透過する第1導電型のイオン交換膜、第1導電型のイオン交換膜において第2電解液保持部と反対側に配され、電解液を保持している第3電解液保持部、および、第1導電型のイオン交換膜との間で第3電解液保持部を挟み、第2電極部材と同じ電気的な極性を有するイオンを選択的に透過する第2導電型のイオン交換膜を有してもよい。これにより、非作用側電極構造体と当接する皮膚の熱傷または炎症などを防ぐことができるだけでなく、さらに皮膚に対する通電が安定した状態のもとで薬物イオンを投与することができるので、安全かつ効率よく薬物イオンを生体へ投与することができる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係るイオントフォレーシス装置包装品15の上面図を示す。図2は、図1のa−a'断面を図1における右側から見た断面図を示す。図3は、図1のb−b'断面を図1における下側から見た断面図を示す。図1に示すように、イオントフォレーシス装置包装品15は、装置本体50、電源部60、および装置本体50と電源部60とを繋ぐ接続部70を有するイオントフォレーシス装置10と、上側包装部材82および下側包装部材84が溶着面90および接続部溶着面94で溶着して略袋状を成す包装部材80とを備える。
上側包装部材82および下側包装部材84は、非透水性であり、さらに水蒸気などの気体を透過しにくい材料であることが好ましい。したがって、例えばアルミ箔、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、あるいはポリエチレンフィルム等を用いることができる。また、上側包装部材82および下側包装部材84をヒートシールによって溶着する場合には、上記フィルム等を複数積層した材料、または、開封時の剥離を容易にするために上記フィルム等に高分子樹脂をコーティングした材料などを用いてもよい。
図2に示すように、接続部70は、表面に作用側導線205および非作用側導線305が形成された基材72、および基材72の断面における周囲に配されたコート材74を有する。基材72は、例えばポリイミドフィルムなどの電気絶縁性および可撓性を有する材料であることが好ましく、作用側導線205および非作用側導線305を基材72の表面に形成する方法は、例えば銅などの導電性材料を基材72の表面に蒸着あるいはフォトエッチングする方法などでよい。コート材74は、上側包装部材82および下側包装部材84と同じ材質か、あるいは上側包装部材82および下側包装部材84との溶着性に優れた材料であることが好ましい。
図1から図3に示すように、上側包装部材82および下側包装部材84は、接続部溶着面94において、接続部70を上下から挟むようにして接続部70と隙間なく溶着される。これにより、イオントフォレーシス装置10の装置本体50、および接続部70の接続部溶着面94よりも装置本体50の側にある部分は、包装部材80の内部に気密に密閉される。
上側包装部材82および下側包装部材84を固着する方法は、上記のようにヒートシールにより溶着する方法に限定されない。各種接着剤で接着する方法、あるいは、クリップ等により機械的に圧着する方法により接着あるいは圧着してもよく、これらの方法の組み合わせでもよい。イオントフォレーシス装置包装品15は、包装部材80で包装されることにより、イオントフォレーシス装置10の装置本体50、および接続部70の接続部溶着面94よりも装置本体50の側にある部分が気密に密閉される。よって、薬物および薬物が溶解している溶媒の揮発による減少、および、このような揮発により気化した薬物による電源部60の腐食などを防ぐことができる。
また、図1から図3に示すように、包装部材80は、溝410および切込み420から成る切断案内部400を有する。溝410は、溶着面90および接続部溶着面94の間の位置における上側包装部材82および下側包装部材84それぞれの表面から、例えば厚み方向の半分まで形成されている。また、図1に示すように、溝410は、上側包装部材82および下側包装部材84それぞれの表面において、接続部溶着面94を囲むように形成されている。その端部には上側包装部材82および下側包装部材84のそれぞれを厚み方向に貫通する切込み420が設けられている。さらに、図1および図2に示すように、包装部材80は、溶着面90に隣接して非溶着面92を有する。
イオントフォレーシスを適用するときには、図1に示すイオントフォレーシス装置包装品15において、まず、非溶着面92から、上側包装部材82を図2における上方へ引っ張る。このとき、上側包装部材82は、切断案内部400で切断され、上側包装部材82のうちで図1における切断案内部400に囲まれる部分は、接続部70と溶着したまま残される。次に、下側包装部材84を切込み420から溝410に沿って切断する。
図4は、包装部材80が開封されて除去されたときの図1のb−b'断面を図1における下側から見た断面図を示す。図5は、包装部材80が開封されて除去されたときの図1における裏側から見た下面図を示す。図4および図5に示すように、上記開封操作によって、包装部材80は、切断案内部400の溝410に沿って切断されて、イオントフォレーシス装置10と切り離される。したがって、上側包装部材82および下側包装部材84それぞれにおける接続部溶着面94および切断案内部400に囲まれる部分は、包装部材80と切り離されて接続部70と溶着したまま残される。
このように、切断案内部400は、接続部70に対して溶着された部分が接続部70に残るように切断線を案内する。したがって、接続部溶着面94が剥離されることなく包装部材80を開封して除去することができるので、接続部70の作用側導線205および非作用側導線305を傷めることなく開封して除去することができる。また、接続部溶着面94における溶着の強さが溶着面90における溶着の強さより強くてもよく、この場合、包装部材80を開封して除去するときに、接続部溶着面94がさらに剥離されにくくなるので、接続部70の作用側導線205および非作用側導線305を傷めることなく開封して除去することができる。
図5に示すように、上記開封および除去によって、イオントフォレーシス装置10の作用側電極構造体200における皮膚との当接面である第1導電型のイオン交換膜250、および、粘着性を有する作用側粘着面262が露出する。また、同様に、イオントフォレーシス装置10の非作用側電極構造体300における皮膚との当接面である第2導電型のイオン交換膜350、および、粘着性を有する非作用側粘着面362が露出する。イオントフォレーシスを適用するときには、第1導電型のイオン交換膜250および作用側粘着面262を生体の皮膚における投与対象部位に当接して粘着保持するとともに、第2導電型のイオン交換膜350および非作用側粘着面362を上記投与対象部位の周囲あるいは連接した部位に当接して粘着保持する。ここで、第1導電型とは、陽または陰の一方の電気的な極性をいい、第2導電型とは、他方の電気的な極性をいう。
図6は、他の実施形態であるイオントフォレーシス装置包装品25の上面図を示す。図6に示すイオントフォレーシス装置包装品25は、図1に示すイオントフォレーシス装置包装品15と同じ参照番号を付したものについては同様の構成であり説明を省略する。図6に示すように、イオントフォレーシス装置包装品25の包装部材80は、溝430、切込み435、溝440、および切込み445から成る切断案内部401を有する。すなわち、上側包装部材82および下側包装部材84は、それぞれ対称を成す位置に切断案内部401を有し、切込み435および切込み445は、上側包装部材82および下側包装部材84をそれぞれ厚み方向に貫通して設けられている。
イオントフォレーシスを適用するときには、図6に示すイオントフォレーシス装置包装品25において、まず、切込み435から溝430に沿って包装部材80を切断して、図6における溝430よりも左側の包装部材80をイオントフォレーシス装置10と切り離す。このとき、図6における溝430よりも右側の包装部材80は、接続部70と溶着したまま残される。次に、この残された部分を、図6に示す2カ所の切込み445から、それぞれ溝440に沿って切断する。以上の操作により、イオントフォレーシス装置包装品25は開封され、上側包装部材82および下側包装部材84それぞれにおける溝430および溝440に囲まれる部分は、接続部70と溶着したまま残される。
図7は、さらに他の実施形態であるイオントフォレーシス装置包装品35の上面図を示す。図7に示すイオントフォレーシス装置包装品35は、図1に示すイオントフォレーシス装置包装品15と同じ参照番号を付したものについては同様の構成であり説明を省略する。図7に示すように、イオントフォレーシス装置包装品35の包装部材80は、切離用テープ450、切込み455、切離用テープ460、および切込み465から成る切断案内部402を有する。すなわち、上側包装部材82および下側包装部材84は、それぞれ対称を成す位置に切断案内部402を有し、切込み455および切込み465は、上側包装部材82および下側包装部材84をそれぞれ厚み方向に貫通して設けられている。
イオントフォレーシスを適用するときには、図7に示すイオントフォレーシス装置包装品35において、まず、切込み455から切離用テープ450に沿って包装部材80を切断して、図7における切離用テープ450よりも左側の包装部材80をイオントフォレーシス装置10と切り離す。このとき、図7における切離用テープ450よりも右側の包装部材80は、接続部70と溶着したまま残される。次に、この残された部分を、図7に示す切込み465から、それぞれ切離用テープ460に沿って切断する。以上の操作により、イオントフォレーシス装置包装品35は開封され、上側包装部材82および下側包装部材84それぞれにおける切離用テープ460に囲まれる部分は、接続部70と溶着したまま残される。
図7に示すイオントフォレーシス装置包装品35の切離用テープ450(460)は、切込み455(465)から切離用テープ450(460)に沿って包装部材80を切断する場合に、切断線を案内するものであれば特に限定されないが、例えば延伸フィルムのテープを包装部材80に貼り付けたものが挙げられる。また、切離用テープ450(460)は、それぞれ1本のテープが切込み455(465)を起点として包装部材80の上側包装部材82および下側包装部材84を一周するように配されていることが好ましい。
図8は、イオントフォレーシス装置10の概略側面図を示す。図8に示すように、作用側電極構造体200は、装置本体50側から、皮膚に装着される場合の皮膚側に向かって、第1電極部材210、第1電解液保持部220、第2導電型のイオン交換膜230、薬液保持部240、および、第1導電型のイオン交換膜250をこの順に有し、上面および側面は、容器260で覆われている。第1電極部材210は、作用側導線205によって、電源部60の第1導電型の端子に電気的に接続する。
第1電解液保持部220は、第1電極部材210に電気的に接続され、電解液を保持する。この電解液には、水の電気分解反応(水の酸化および還元反応)と比較して水の酸化還元電位より低い酸化還元電位を有する酸化および還元しやすい化合物が溶解した溶液を用いる。第2導電型のイオン交換膜230は、第1電極部材210との間で第1電解液保持部220を挟み、第2導電型のイオンを選択的に透過する。薬液保持部240は、薬物イオンを含む薬液を保持する。ここで、薬物イオンとは、薬物がイオン解離したアニオンおよびカチオンの一方であって、薬効を担う第1導電型のイオンをいう。第1導電型のイオン交換膜250は、第2導電型のイオン交換膜230との間で薬液保持部240を挟み、第1導電型のイオンを選択的に透過する。
一方、図8に示すように、非作用側電極構造体300は、装置本体50側から、皮膚に装着される場合の皮膚側に向かって、第2電極部材310、第2電解液保持部320、第1導電型のイオン交換膜330、第3電解液保持部340、および、第2導電型のイオン交換膜350をこの順に有する。第2電極部材310は、非作用側導線305によって、電源部60の第2導電型の端子に電気的に接続する。
第2電解液保持部320は、第2電極部材310に電気的に接続され、電解液を保持する。第1導電型のイオン交換膜330は、第2電極部材310との間で第2電解液保持部320を挟み、第1導電型のイオンを選択的に透過する。第3電解液保持部340は、第1導電型のイオン交換膜330において第2電解液保持部320と反対側に配され、電解液を保持する。第2導電型のイオン交換膜350は、第1導電型のイオン交換膜330との間で第3電解液保持部340を挟み、第2導電型のイオンを選択的に透過する。なお、第2電解液保持部320、および第3電解液保持部340が保持する電解液には、作用側電極構造体200の第1電解液保持部220が保持する電解液と同様に、水の電気分解反応(水の酸化および還元反応)と比較して水の酸化還元電位より低い酸化還元電位を有する酸化および還元しやすい化合物が溶解した溶液を用いる。
作用側電極構造体200の容器260、および、非作用側電極構造体300の容器360は当接面に、それぞれ粘着性を有する作用側粘着面262および非作用側粘着面362を有する。これらは、図5に示す作用側粘着面262および非作用側粘着面362であり、上記のように、皮膚へ当接して作用側電極構造体200および非作用側電極構造体300をそれぞれ粘着保持する。
このように、イオントフォレーシス装置10の作用側電極構造体200および非作用側電極構造体300が皮膚と当接した状態で、電源部60から第1電極部材210および第2電極部材310に対して、イオントフォレーシスを適用するための電力が供給される(電圧がかけられる)と、第1電極部材210および第2電極部材310の間に皮膚を介して電流が流れて使用状態となる。
ここで、薬物イオンがアニオンである場合を例に、イオントフォレーシス装置10の具体的構成についてさらに説明する。この場合、第1導電型は陰であり、第2導電型は陽である。したがって、作用側電極構造体200の第1電極部材210はカソードとなり、非作用側電極構造体300の第2電極部材310はアノードとなる。また、作用側電極構造体200において、第2導電型のイオン交換膜230にはカチオン交換膜を用い、第1導電型のイオン交換膜250にはアニオン交換膜を用いる。また、作用側電極構造体200において、第1導電型のイオン交換膜330にはアニオン交換膜を用い、第2導電型のイオン交換膜350にはカチオン交換膜を用いる。
イオントフォレーシス装置10は、使用状態において、以下の作用効果を奏する。すなわち、作用側電極構造体200では、薬液保持部240が保持する薬液に含まれる薬物イオンは、電気泳動によりカソードである第1電極部材210と反対側(皮膚側)へ移動し、薬液保持部240の皮膚側に配されて皮膚と当接する第1導電型のイオン交換膜250を透過して速やかに皮膚へ浸透する。これに対し、生体内のカチオンは第1導電型のイオン交換膜250を透過して薬液保持部240側へ移動することがない。したがって、安定した使用状態のもとでイオントフォレーシスにより薬物イオンを生体へ導入することができる。また、薬液保持部240に含まれる、アニオンである薬物イオンと対を成すカチオンは、第1電極部材210側へ移動し、カチオン交換膜である第2導電型のイオン交換膜230を透過して第1電解液保持部220側へ移動する。したがって、使用状態において、薬液保持部240のイオンバランスが崩れないので、pHの変化は生じにくい。故に、通電抵抗が大きくなりにくいので、薬物イオンの輸送効率の低下を抑えることができる。
一方、非作用側電極構造体300では、第3電解液保持部340が保持する電解液に溶解している化合物が水の酸化還元電位より低い酸化還元電位を有する化合物であるので、アノードである第2電極部材310において、水の電気分解反応は起こらない。したがって、水の電気分解反応で発生する気泡(酸素ガス)によって、第2電極部材310と第3電解液保持部340の保持する電解液との接触が妨げられることで通電抵抗が大きくなるのを防ぐことができる。
なお、薬物イオンがカチオンである場合は、第1導電型は陽であり、第2導電型は陰である。したがって、図8に示すイオントフォレーシス装置10における、第1電極部材210および第2電極部材310の電気的な極性は逆になり、また、第2導電型のイオン交換膜230、第1導電型のイオン交換膜250、第1導電型のイオン交換膜330、および第2導電型のイオン交換膜350の種類(イオン選択特性)はそれぞれ反対のものになる。
本実施形態において、イオントフォレーシスの適用に供される薬物イオンとしては、例えば次のようなものがある。正に帯電する薬物イオンとして、麻酔剤(塩酸プロカイン、塩酸リドカインなど)、胃腸疾患治療剤(塩化カルニチンなど)、骨格筋弛緩剤(臭化バンクロニウムなど)、抗生物質(テトラサイクリン系製剤、カナマイシン系製剤、ゲンタマイシン系製剤)等が挙げられる。負に帯電する薬物イオンとして、ビタミン(以下、Vと略記する)剤(VB、VB12、VC、VE、葉酸など)、副腎皮質ホルモン(ヒドロコルチゾン系水溶性製剤、デキサメサゾン系水溶性製剤、プレドニソロン系水溶性製剤など)、抗生物質(ペニシリン系水溶性製剤、クロウムフェニコール系水溶性製剤)等が挙げられる。
また、イオントフォレーシスを適用するための電圧は、例えば、低周波治療器のようにパルス電圧でもよい。また、徐々に電圧を上げたり、あるいは、下げてもよい。体内を流れる電流は、第1電極部材210および第2電極部材310の面積や投与部位、さらには被投与者の個体差などによって増減させて、痛みや熱感を与えない程度に設定する。
また、電源部60は、第1電極部材210および第2電極部材310に対してイオントフォレーシスを適用するための電圧を常時かけてもよいが、装置本体50が皮膚と当接するのを検知する手段をさらに備えて、皮膚と当接したときだけイオントフォレーシスを適用するための電圧をかけてもよい。電源部60は、接続部70に対して着脱可能でもよく、あるいは、接続部70と一体的に成形されたものでもよい。より具体的には、電池、定電圧装置、定電流装置、定電圧・定電流装置(ガルバノ装置)などが適当であり、携行性に優れていることが好ましい。
また、第1電極部材210、および第2電極部材310の電極材は、例えば、炭素、白金などの導電性材料など、薬物イオンの特性に応じて所望のものでよい。
また、作用側電極構造体200の第1電解液保持部220、非作用側電極構造体300の第2電解液保持部320および第3電解液保持部340は、上記のように、電解液として、水の電気分解反応(水の酸化および還元反応)と比較して水の酸化還元電位より低い酸化還元電位を有する酸化および還元しやすい化合物が溶解した溶液を用いることが好ましい。例えば、第一硫酸鉄(FeSO)と第二硫酸鉄〔Fe(SO〕の混合水溶液、アスコルビン酸ナトリウム水溶液、乳酸およびフマル酸ナトリウムの混合水溶液、などが挙げられる。また、これら電解液の保持形態は、例えば、ゲル、あるいは所望の媒体(ガーゼ、吸水性高分子材料など)に含浸させたタイプのもの、あるいは電解液をそのまま保持する溶液タイプのものなどであってもよい。
また、アニオン交換膜は、例えば、高分子の側鎖に四級化されたアンモニウム基を有するもの、カチオン交換膜としては、例えば、高分子の側鎖にスルホン酸基を有するものなど所望のものでよく、これらは薬物イオンの種類などによって適宜組み合わせてもよい。
また、容器260および容器360は、非イオン伝導性および電気絶縁性を有し、さらに、可塑性、柔軟性、可撓性、および形状保持性の少なくとも一つを有する材料にて作製されるのが望ましい。例えば、アクリル、ポリ塩化ビニル、ポリアクリル、ポリアミド、ポリスルホン、ポリスチレン、ポリオキシメチレン、ポリカーボネート、ポリエステル、およびこれらの素材の共重合体などが適当である。
以上、本実施形態によれば、接続部溶着面94が剥離されることなく包装部材80を開封して除去することができるので、接続部70の作用側導線205および非作用側導線305を傷めることなく開封されて除去することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることができることは当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
イオントフォレーシス装置包装品15の上面図を示す。 図1のa−a'断面を図1における右側から見た断面図を示す。 図1のb−b'断面を図1における下側から見た断面図を示す。 包装部材80が開封されて除去されたときの図1のb−b'断面を図1における下側から見た断面図を示す。 包装部材80が開封されて除去されたときの図1における裏側から見た下面図を示す。 イオントフォレーシス装置包装品25の上面図を示す。 イオントフォレーシス装置包装品35の上面図を示す。 イオントフォレーシス装置10の概略側面図を示す。
符号の説明
10 イオントフォレーシス装置、15 イオントフォレーシス装置包装品、25 イオントフォレーシス装置包装品、35 イオントフォレーシス装置包装品、50 装置本体、60 電源部、70 接続部、72 基材、74 コート材、80 包装部材、82 上側包装部材、84 下側包装部材、90 溶着面、92 非溶着面、94 接続部溶着面、200 作用側電極構造体、205 作用側導線、210 第1電極部材、220 第1電解液保持部、230 第2導電型のイオン交換膜、240 薬液保持部、250 第1導電型のイオン交換膜、260 容器、300 非作用側電極構造体、305 非作用側導線、310 第2電極部材、320 第2電解液保持部、330 第1導電型のイオン交換膜、340 第3電解液保持部、350 第2導電型のイオン交換膜、360 容器、400 切断案内部、401 切断案内部、402 切断案内部、410 溝、420 切込み、430 溝、435 切込み、440 溝、445 切込み、450 切離用テープ、455 切込み、460 切離用テープ、465 切込み

Claims (7)

  1. イオン化した薬物をイオントフォレーシスにより経皮投与する装置本体、および、前記装置本体から延伸し、前記装置本体および前記装置本体に対して電力を供給する電源部に接続する接続部を有するイオントフォレーシス装置と、
    少なくとも一部が前記接続部に対して固着されることにより、前記装置本体および前記接続部の一部を気密に包装する包装部材と
    を備え、
    前記包装部材が開封されて除去される場合に、前記包装部材の前記接続部に対して固着された部分が前記接続部に残るべく前記包装部材の切断線を案内する切断案内部を有するイオントフォレーシス装置包装品。
  2. 前記切断案内部は、前記接続部に対して固着された部分と他の部分との間に設けられた厚さ方向の溝を含む請求項1に記載のイオントフォレーシス装置包装品。
  3. 前記切断案内部は、前記接続部に対して固着された部分の近傍に設けられた切込みを含む請求項1または2に記載のイオントフォレーシス装置包装品。
  4. 前記包装部材において、前記接続部に対して固着された部分における固着の強さが他の部分における固着の強さより強い請求項1から請求項3のいずれかに記載のイオントフォレーシス装置包装品。
  5. 前記装置本体は、
    電源における、イオン化した前記薬物と同じ第1導電型の端子に電気的に接続される第1電極部材、および、前記薬物を含む薬液を保持しており、前記第1電極部材により作られる電場内に配される薬液保持部を有する作用側電極構造体と、
    前記電源における、前記第1導電型と反対の導電型である第2導電型の端子に電気的に接続される非作用側電極構造体と
    を有する請求項1に記載のイオントフォレーシス装置包装品。
  6. 前記作用側電極構造体は、
    前記第1電極部材に電気的に接続され、電解液を保持している第1電解液保持部、
    前記第1電極部材との間で前記第1電解液保持部を挟み、前記第2の導電型のイオンを選択的に透過する第2導電型のイオン交換膜、および、
    前記第2導電型のイオン交換膜との間で前記薬液保持部を挟み、前記第1の導電型のイオンを選択的に透過する第1導電型のイオン交換膜
    をさらに有する請求項5に記載のイオントフォレーシス装置包装品。
  7. 前記非作用側電極構造体は、
    前記電源の前記端子に電気的に接続される第2電極部材、
    前記第2電極部材に電気的に接続され、電解液を保持している第2電解液保持部、
    前記第2電極部材との間で前記第2電解液保持部を挟み、前記第2電極部材と異なる電気的な極性を有するイオンを選択的に透過する第1導電型のイオン交換膜、
    前記第1導電型のイオン交換膜において前記第2電解液保持部と反対側に配され、電解液を保持している第3電解液保持部、および、
    前記第1導電型のイオン交換膜との間で前記第3電解液保持部を挟み、前記第2電極部材と同じ電気的な極性を有するイオンを選択的に透過する第2導電型のイオン交換膜
    を有する請求項6に記載のイオントフォレーシス装置包装品。
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