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JP4804279B2 - スピニングリール - Google Patents

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JP4804279B2 JP2006234876A JP2006234876A JP4804279B2 JP 4804279 B2 JP4804279 B2 JP 4804279B2 JP 2006234876 A JP2006234876 A JP 2006234876A JP 2006234876 A JP2006234876 A JP 2006234876A JP 4804279 B2 JP4804279 B2 JP 4804279B2
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Description

本発明は、スピニングリール、特に、釣り竿に装着可能であり、釣り糸を前方に繰り出すスピニングリールに関する。
スピニングリールは、釣り竿に装着可能であり、釣り糸を前方に繰り出すリールである。スピニングリールは、釣り竿に装着可能なリール本体と、リール本体に回転自在に装着されたハンドル組立体と、ハンドル組立体の回転に連動して回転するロータと、ロータの回転により釣り糸が外周に釣り糸が巻き付けられるスプールと、を備えている。ハンドル組立体の回転は、回転伝達機構を介してロータに伝達される。回転伝達機構は、左右の第1軸方向に沿って配置されリール本体に回転自在に装着されたマスターギア軸と、外周側の内側面にフェースギア歯を有しマスターギア軸と第1軸回りに一体回転するマスターギアと、マスターギア軸と食い違う第2軸方向に沿って配置されマスターギアと噛み合うピニオンギアとを有している。ハンドル組立体は、マスターギア軸に回転不能に連結されている。スプールは、前後方向に沿って配置されたスプール軸の先端に装着され、スプール軸は、オシレーティング機構によりハンドル組立体の回転に連動して前後に往復移動する。
この種のスピニングリールは、通常は、マスターギア軸の両端がリール本体に支持され、マスターギア軸の左右のいずれにもハンドル組立体が連結可能である。しかし、ハンドル組立体を左右のいずれにしか連結できない左右専用のスピニングリールも知られている。このようなスピニングリールにおいて、ハンドル組立体がリール本体に片持ち支持されマスターギア軸がリール本体を横断していないものが従来知られている(たとえば、特許文献1参照)。
従来のスピニングリールは、マスターギア軸の一端にマスターギアが一体形成され、マスターギア軸は、リール本体の蓋部材に設けられた筒状の回転支持部に突出するように片持ち支持されている。回転支持部には、軸方向に間隔を隔てて配置された1対の軸受が収納されている。したがって、マスタアーギアは回転支持部より軸方向内方に配置される。これにより、マスターギアより内方にマスターギア軸が配置されずマスターギア軸がリール本体を横断して配置されなくなる。このため、オシレーティング機構のスライダをマスターギアと前後方向に重ねて配置することができる。この結果、スピニングリールのリール本体の前後方向長さを短くすることができ、リール本体をコンパクトにすることができる。
特開平10-004836号公報
前記従来の構成では、マスターギアとスライダと重ねて配置できる。このため、リール本体の前後方向長さを短くすることができる。しかし、マスターギア軸を片持ち支持しているので、回転支持部の支持間隔が広くなり、マスターギア軸の支持部分がハンドル組立体側に大きく突出してしまう。
本発明の課題は、マスターギア軸がリール本体を横断しないスピニングリールにおいて、マスターギア軸の支持部分の突出量を可及的に抑えることができるようにすることにある。
発明1に係るスピニングリールは、釣り竿に装着可能であり、釣り糸を前方に繰り出し可能なリールであって、リール本体と、回転伝達機構と、ハンドル組立体と、ロータと、スプール軸と、オシレーティング機構と、スプールとを備えている。リール本体は、釣り竿に装着可能であり、少なくとも一側面に第1開口を有するリールボディと、第1開口を覆う第1蓋部材と、を有するものである。回転伝達機構は、左右に延びる第1軸方向に沿って配置されリールボディと第1蓋部材とに回転自在に装着されたマスターギア軸と、マスターギア軸に第1軸回りに一体回転可能に設けられ外周側のリールボディ側にギア歯を有するマスターギアと、前後に延びる第2軸方向に沿って配置されマスターギアと噛み合うピニオンギアとを有する機構である。ハンドル組立体は、マスターギア軸に一体回転可能に連結されたものである。ロータは、リールボディに第2軸回りに回転自在に装着され、ハンドル組立体の回転が回転伝達機構を介して伝達されるものである。スプール軸は、リールボディに対して第2軸方向に移動自在な軸である。オシレーティング機構は、ハンドル組立体の回転に連動してスプール軸を前後往復移動させる機構である。スプールは、スプール軸の先端に装着され、ロータの回転により外周に釣り糸が巻き付けられるものである。リールボディは、スプール軸よりマスターギア側でマスターギア軸の基端を回転自在に支持するための第1回転支持部を有する。第1蓋部材は、マスターギアより第1蓋部材側でマスターギア軸を回転自在に支持するための第2回転支持部を有する。
このスピニングリールでは、ハンドル組立体が糸巻取方向に回転するとその回転に連動してマスターギア軸が回転し、その回転がマスターギアを介してピニオンギアに伝達されロータが回転し釣り糸をスプールに巻き付ける。また、ハンドル組立体が回転するとその回転に連動してオシレーティング機構がスプール軸を前後往復移動させてスプールが前後移動しスプールに軸方向に実質的に均一に釣り糸が巻き付けられる。このハンドル組立体のマスターギア軸のマスターギアより第1蓋部材側は、第1蓋部材に設けられた第2回転支持部により支持され、マスターギア軸のリールボディ側は、リールボディに設けられた第1回転支持部によりスプール軸よりマスターギア側で支持されている。したがって、マスターギア軸は、マスターギアを挟んで両端支持される。
ここでは、第1回転支持部によりマスターギア軸がスプール軸よりマスターギア側で支持されているので、スプール軸よりマスターギアと反対側にマスターギア軸が突出しない。このため、マスターギア軸がリール本体を横断しないように構成でき、リール本体をコンパクトにすることができる。しかも、マスターギア軸が片持ち支持ではなくマスターギアを挟んで両端支持されているので、支持間隔を狭くすることができ、マスターギア軸の支持部分の突出量を可及的に抑えることができる。
発明2に係るスピニングリールは、発明1に記載のリールにおいて、リールボディは、第1開口と逆側の側面に第2開口を有し、リール本体は、第2開口を覆う第2蓋部材をさらに有する。この場合には、リールボディが第2開口を有しているので、第2開口側からリールボディの内部に回転伝達機構やオシレーティング機構等の部品を組み付けることができ、第1回転支持部をリールボディの第1開口側に設けても、リールを組み立てやすくなる。
発明3に係るスピニングリールは、発明1又は2に記載のリールにおいて、第1及び第2回転支持部は、マスターギア軸を回転自在に支持する第1及び第2軸受が収納される第1及び第2軸受収納部を各別に有する。この場合には、軸受によりマスターギア軸を支持しているので、マスターギア軸の回転抵抗を低減できる。
発明4に係るスピニングリールは、発明3に記載のリールにおいて、第1軸受収納部は、第1軸受を収納可能にマスターギアの内側面に対向して配置された環状部材であり、第1回転支持部は、リールボディの第1開口の対向する1対の縁部から第1軸受収納部に向けて延びる1対のアーム部をさらに有する。この場合には、第1回転支持部の占有面積を小さくすることができるので、第1開口側からリールボディに部品を組み付けることができる。
発明5に係るスピニングリールは、発明1から4のいずれかに記載のリールにおいて、第1回転支持部は、マスターギアのギア歯の径方向内側にギア歯と第1軸方向に重なり合うように配置されている、この場合には、マスターギア軸の第1回転支持部側への突出長さを可及的に短くすることができ、リール本体の幅を可及的に狭くすることができる。
発明6に係るスピニングリールは、発明1から5のいずれかに記載のリールにおいて、マスターギア軸は、内周面に雌ねじ部を有する筒状の軸であり、ハンドル組立体は、雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有するハンドル軸と、ハンドル軸に一体回転可能に連結され、ハンドル軸の径方向に延びるハンドルアームと、ハンドルアームにハンドル軸と平行な軸回りに回転自在に装着されたハンドル把手と、を有する。この場合には、ハンドル組立体がマスターギア軸にねじ込み固定されるので、ハンドル組立体とマスターギア軸とのがたつきを抑えることができる。
発明7に係るスピニングリールは、発明1から6のいずれかに記載のリールにおいて、オシレーティング機構は、スプール軸と平行に配置され、外周面に交差する螺旋状溝が形成された螺軸と、螺旋状溝に係合する係合部材を有し、スプール軸が少なくとも第2軸方向に移動不能に連結されたスライダと、螺軸に平行に配置されスライダを第2軸方向に案内する少なくとも一つのガイド軸と、マスターギア軸の回転を螺軸に減速して伝達する減速機構と、を有し、スライダは、第2軸方向で前記マスターギア軸と重なり合う位置に配置可能である。この場合には、マスターギア軸の端部よりスプール軸側をスライダが通過できるので、スライダの前後往復移動の前方位置をマスターギア軸と第2軸方向に重ねて配置できる。このため、リールのコンパクト化を図ることができる。
本発明によれば、第2回転支持部によりマスターギア軸がスプール軸よりマスターギア側で支持されているので、スプール軸よりマスターギアと反対側にマスターギア軸が突出しない。このため、マスターギア軸がリール本体を横断しないように構成でき、リール本体をコンパクトにすることができる。しかも、マスターギア軸が片持ち支持ではなくマスターギアを挟んで両端支持されているので、支持間隔を狭くすることができ、マスターギア軸の支持部分の突出量を可及的に抑えることができる。
図1から図3において、本発明の一実施形態によるスピニングリールは、ハンドル組立体1を有し、釣り竿に装着されるリール本体2と、リール本体2の前部に回転自在に装着されたロータ3と、ロータ3の前部に配置された前後往復移動するスプール4とを主に備えている。また、スピニングリールは、先端にスプールが装着されたスプール軸16と、ハンドル組立体1の回転をロータ3に伝達する回転伝達機構5と、ハンドル組立体1の回転に連動してスプール4を前後往復移動させるオシレーティング機構6とを備えている。
<ハンドル組立体の構成>
ハンドル組立体1は、回転伝達機構5のマスターギア軸7に一体回転可能に連結されたハンドル軸1aと、ハンドル軸1aに一体回転可能に連結され、ハンドル軸1aの径方向に延びるハンドルアーム1bと、ハンドルアーム1bにハンドル軸1aと平行な軸回りに回転自在に装着されたハンドル把手1cと、ハンドル軸1aの基端(図2左端)外周にハンドル軸1aと一体回転可能に装着された軸カバー部1dとを有している。ハンドル軸1aは、外周面にマスターギア軸7に螺合する雄ねじ部1eを有している。ハンドルアーム1bは、ハンドル軸1aの基端に一体回転可能に連結されている。ハンドル把手1cは、たとえば、手のひらで握るためのT字型のものである。軸カバー部1dは、ハンドル軸1aの基端に一体回転可能に連結される円板部1fと、円板部1fからリール本体2に向かって延びる筒状部1gとを有する有底筒状の部材であり、筒状部1gは後述する第2回転支持部43を外周側から覆うように配置されている。
<リール本体の構成>
リール本体2は、内部に回転伝達機構5とオシレーティング機構6とを収納している。リール本体2は、図3に示すように、両側に第1及び第2開口14a,14bが開口する筐体部(リールボディの一例)10と、筐体部10の両側をそれぞれ塞ぐ第1及び第2蓋部材11,12と、筐体部10に一体形成された竿取付部13と、筐体部10及び両蓋部材11,12を後方から覆うカバー部材28とを有している。第1及び第2蓋部材11,12及びカバー部材28は、それぞれボルトにより筐体部10に着脱可能に固定されている。
筐体部10は、たとえば表面に陽極酸化被膜が形成されたアルミニウム合金やマグネシウム合金製の軽量かつ比強度を維持可能な部材であり、回転伝達機構5やオシレーティング機構6を収納支持するための収納空間10aを形成し得る開口した枠状の部材である。筐体部10は、奥行きがほぼ同じ寸法で形成されたものである。筐体部10の前面には、逆転防止機構50のワンウェイクラッチ51(後述)やピニオンギア9などが装着される円板状の機構支持部10bが形成されている。後部には、オシレーティング機構6が支持される後部支持部10cが形成されている。また、機構支持部10bの後方には、回転伝達機構5の後述するピニオンギア9及びワンウェイクラッチ51の切換操作部52を支持するための中間支持部10dが下部から上方に向けて延びて形成されている。さらに第1開口14a側には、筐体部10の上下を連結して配置された第1回転支持部40が形成されている。
第1回転支持部40は、スプール軸1よりマスターギア(後述)8側でマスターギア軸7を回転自在に支持するためのものである。第1回転支持部40は、マスターギア軸7の基端部(図2右端部)を回転自在に支持するものであり、図1から図3に示すように、第1転がり軸受15aが内周面に収納される環状の第1軸受収納部40aと、筐体部10の第1開口14aの対向する縁部から第1軸受収納部40aに向けて延びる棒状の1対のアーム部40b,40cとを有している。第1軸受収納部40aは、マスターギア8の内側面(図2右側面)8bに対向して配置された環状部材であり、第1軸受収納部40aの軸方向内側には、第1転がり軸受15aの外輪15cが当接する位置決め突起40dが径方向内方に環状に突出し形成されている。第1回転支持部40は、この実施形態では筐体部10と一体形成されているが、筐体部10と着脱可能に別体で構成されていてもよい。
第1蓋部材11は、比強度及び耐食性を高く維持可能なアルミニウム合金製の部材であり、筐体部10の第1開口14a側を覆うように形成されている。第1蓋部材11は、図2及び図3に示すように、マスターギア8に近接して配置されている。第1蓋部材11は、マスターギア8を覆う第1カバー部42、及び第1カバー部42から軸方向外方に突出する第2回転支持部43を有する第1蓋本体部11aと、第1蓋本体部11aの前部に装着された第1蓋フランジ11bとを有している。
第1カバー部42は、マスターギア8の外側面8cに対向して配置されている。第2回転支持部43は、マスターギア8より第1蓋部材11側でマスターギア軸7を回転自在に支持するためのものである。第2回転支持部43は、マスターギア軸7の先端側を回転自在に支持する。第2回転支持部43は、マスターギア軸7が貫通可能に筒状に形成されている。第2回転支持部43の先端には、第2転がり軸受15bを収納する第2軸受収納部43aが形成されている。第2軸受収納部43aの軸方向外側には、第2転がり軸受15bの外輪15eが当接する位置決め突起43bが径方向内方に環状に突出して形成されている。なお、この実施形態では、第1転がり軸受15aと第2転がり軸受15bは同じサイズの玉軸受を用いている。
第2蓋部材12は、第2回転支持部43を除く第1蓋部材11と概ね鏡像関係をある部材である。第2蓋部材12は、第2カバー部44を有する第2蓋本体部12aと、第2蓋本体部12aの前部に装着された第2蓋フランジ12bとを有している。第2蓋部材12はマスターギア軸7を支持してないため、大きな力は作用しにくい。したがって、軽量化を図るために、たとえばナイロン66などの合成樹脂製としている。もちろん第1蓋部材11と同様にアルミニウム合金等の軽合金製でも良い。
なお、両蓋部材11,12はたとえば丸頭ビスの形態の固定ボルト45により、筐体部10に固定されている。この蓋部材11,12の固定方法は、種々の変形例が考えられ、たとえば、筐体部10を貫通させて一方の蓋部から他方の蓋部にねじ込むように固定してもよい。
竿取付部13は、筐体部10から上方に延びるT字形状の部材であり、先端に形成された前後に延びるリール脚13aが釣り竿のリールシート(図示せず)に装着可能である。
カバー部材28は、第1及び第2蓋部材11,12を装着した状態の筐体部10を後方から側部及び底部を覆うように湾曲して形成されている。
また、リール本体2は、機構支持部10bを前方から覆うフランジ部48を有している。フランジ部48は、ロータ3の後述する凹陥部30aを塞ぐために設けられている。
このような構成のリール本体2では、第1蓋部材11が軽量でかつ比強度が高いアルミニウム合金製であるので、マスターギア軸7の基端が支持され比較的大きな力が作用しやすい第1蓋部材11の比強度を高く維持して軽量化を図ることができる。またマスターギア軸7を支持せず大きな力が作用しにくい第2蓋部材12は合成樹脂を採用したので軽量化を図ることができる。さらに、筐体部10がマグネシウム合金又はアルミニウム合金製であるので、リール本体2全体として、比強度を維持して軽量化を図ることができる。
<回転伝達機構の構成>
回転伝達機構5は、左右の第1軸X(図2)方向に沿って配置されリール本体2に回転自在に装着されたマスターギア軸7と、マスターギア軸7に第1軸X回りに一体回転可能に設けられたマスターギア8と、前後の第2軸Y方向に沿って配置されマスターギア8と噛み合うピニオンギア9とを有している。
マスターギア軸7は、たとえばステンレス合金やアルミニウム合金製の中空の軸部材であり、全長の少なくとも一部、好ましくは全長にわたって形成され、雄ねじ部1eに螺合する雌ねじ部7aを内周面に有している。マスターギア軸7の基端(図2右端)は、スプール軸16よりマスターギア8側に配置されている。マスターギア軸7は、たとえば玉軸受の形態の第1転がり軸受15aが装着される第1装着部7bが形成されている。第1装着部7bには、第1転がり軸受15aの外輪15cとの接触を避けるための逃がし部8dがマスターギア8の内側面(図2右側面)8bに凹んで形成されている。また、第1転がり軸受15aの内輪15dは、マスターギア8の内側面8bとの段差に調整ワッシャ46を介して接触している。
マスターギア軸7の基端とマスターギア8を挟んで配置された第1軸X方向外方の先端(図2左端)側には、たとえば玉軸受の形態の第2転がり軸受15bが装着される第2装着部7cが形成されている。第2装着部7cの第1軸X方向内側には、第2転がり軸受15bの内輪15fを位置決めするための位置決め突起7dが径方向外方に環状に突出して形成されている。第2転がり軸受15bの内輪15fは、調整ワッシャ47を介して位置決め突起7dに接触している。調整ワッシャ46,47は、マスターギア8とピニオンギア9との噛み合いを調整するために設けられている。なお、両装着部7b,7cは、その間の部分より小径に形成されている。したがって、マスターギア軸7は、マスターギア8を挟んで第1及び第2回転支持部40,43に設けられた第1及び第2転がり軸受15a,15bにより両端支持されている。
マスターギア8は、たとえば、フェースギアの形態の軸方向内方に突出するギア歯8aを外周側の筐体部10側の内側面8bに有する皿状の部材であり、この実施形態ではマスターギア軸7と一体形成されている。マスターギア軸7は、マスターギア8のギア歯8aが形成された内側面8bの中心から第1転がり軸受15aを装着可能にわずかに突出している。その突出部分がマスターギア軸7の基端となっており、そこに第1装着部7bが形成されている。したがって、第1転がり軸受15aは、マスターギア8のギア歯8aの径方向内側にギア歯8aと第1軸X方向に重なり合うように配置されている。
ピニオンギア9は、図1に示すように、中空筒状の部材であり、前部がロータ3を貫通してロータ3を回転不能に装着している。ピニオンギア9の内周部には、スプール軸16が貫通して配置されている。ピニオンギア9の前部にはナット17が装着されており、ナット17によりロータ3がピニオンギア9に回転不能に連結されている。ピニオンギア9は、その軸方向の中間部と後端部とがそれぞれ軸受18a,18bによりリール本体2の筐体部10に回転自在に支持されている。軸受18aは、機構支持部10bに装着され、軸受18bは、中間支持部10dに装着されている。ピニオンギア9の後端側に形成されたギア部9bはマスターギア8に噛み合っている。
ここでは、第1回転支持部40によりマスターギア軸7がスプール軸16よりマスターギア8側で支持されているので、スプール軸16よりマスターギア8と反対側にマスターギア軸7が突出しない。このため、マスターギア軸7がリール本体2を横断しないように構成でき、リール本体2をコンパクトにすることができる。しかも、マスターギア軸7が片持ち支持ではなくマスターギア8を挟んで両端支持されているので、支持間隔を狭くすることができ、マスターギア軸7の支持部分の突出量を可及的に抑えることができる。
<オシレーティング機構の構成>
オシレーティング機構6は、図1及び図2に示すようにピニオンギア9に噛み合いマスターギア軸7の回転を減速する減速機構20と、減速機構20に連動して回転する螺軸21と、螺軸21に係合して前後に往復移動するスライダ22と、スライダ22をスプール軸16方向に案内する2本のガイド軸23a,23bを有している。
減速機構20は、螺軸21の先端に回転不能に連結された従動ギア20aと、従動ギア20aに噛み合う小径ギア及びピニオンギア9に噛み合う大径ギアを有する段付きギア(図示せず)とを有している。これにより、マスターギア軸7の回転がピニオンギア9を介して大きく減速されて螺軸21に伝達される。
螺軸21は、表面に交差する螺旋状の溝21aが形成された部材であり、スプール軸16と平行に配置されている。螺軸21は、筐体部10の前後端にたとえば合成樹脂製の軸受を介して回転自在に装着されている。螺軸21は、スプール軸16の上方に配置されている。
スライダ22は、内部に螺軸21の溝21aに係合する係合部材22aが装着されている。スライダ22は、スプール軸16の後端部に少なくとも軸方向移動不能に連結されている。この実施形態ではスプール軸16の後端部に回転不能に連結されているが、リアドラグ式のスピニングリールの場合、スプール軸の後端側が回転自在かつ軸方向移動不能に連結されている。スライダ22は、係合部材22aの先端が溝21aに係合することにより、螺軸21の回転に応じてスプール軸方向に往復移動し、スプール軸16をハンドル組立体1の回転に連動して往復移動させる。マスターギア軸7がリール本体2を貫通しておらず、かつマスターギア軸7の基端がスライダ22を連結したスプール軸16よりマスターギア8側に配置されているので、スライダ22がマスターギア軸7の基端を通過可能である。このため、スライダ22の前後往復移動の前方位置をマスターギア軸7と第2軸Y方向に重なり合う位置に配置可能である。この結果、スライダ22の移動領域を従来に比べて前方にシフトすることができ、リール本体2の後部を従来のものより前方に配置できる。このため、リールのコンパクト化を図ることができる。
ガイド軸23a,23bはスライダ22を貫通しており、スライダ22をスプール軸16に沿って案内する。ガイド軸23aは、筐体部10の後端と中間支持部10dとに両端が固定されている。ガイド軸23bも、筐体部10の後端と中間支持部10dとに両端が固定されている。ガイド軸23a,23bは、螺軸21を挟んで上下に配置され、かつ螺軸2bがスプール軸16の上方に配置されている。この結果、ガイド軸23a、螺軸21、ガイド軸23b、及びスプール軸16が上下に並べて配置されている。特に、螺軸21とスプール軸16は、径方向に重なるように上下に配置され、ガイド軸23aと螺軸21及びガイド軸23bとスプール軸16とはそれぞれ径方向に重なり合うように上下に配置されている。このため、4本の軸23a,21,23b,16を横方向長さが狭い空間に配置することができ、リール本体2の厚み(横幅)を薄くすることができる。
しかも、マスターギア軸7がリール本体2を横断しないので、マスターギア軸7とこれらの軸23a,21,23b,16との干渉を考慮する必要がなくなり、リール本体2の上下寸法も短くすることができる。このため、リール本体2をコンパクトに構成できる。
<その他の構成>
ロータ3は、図1に示すように、ピニオンギア9を介してリール本体2に回転自在に装着された筒状部30と、筒状部30の後端部の対向する位置からそれぞれ筒状部30と間隔をあけて前方に延びる第1及び第2ロータアーム31,32とを有している。筒状部30の後部には、リール本体2の機構支持部10bや逆転防止機構50を収納可能な凹陥部30aが形成されている。両ロータアーム31の先端には釣り糸をスプール4に案内するためのベールアーム33が装着されている。ベールアーム33は、スプール4に釣り糸を案内する糸巻取姿勢と、スプール4から釣り糸の繰り出しを許容する糸開放姿勢とに揺動自在に装着されている。
ロータ3は、逆転防止機構50により糸繰り出し方向の回転を禁止・解除可能である。逆転防止機構50は、筐体部10の機構支持部10bに装着されたローラ型のワンウェイクラッチ51を有している。ワンウェイクラッチ51は、逆転禁止状態と逆転可能状態とに切換可能である。逆転防止機構50は、ワンウェイクラッチ51を逆転禁止状態と逆転可能状態とに切り換える切換操作部52をさらに有している。切換操作部52は、筐体部10の機構支持部10bと中間支持部10dとに揺動自在に支持されている。
スプール4は、ロータ3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との間に配置されており、スプール軸16の先端に後方への移動が規制された状態で回転自在に装着されている。スプール軸16は、先端に向かって徐々に縮径するような段付き軸である。スプール軸16は、先端の小径部分に形成された第1雄ねじ部16aを有している。第1雄ねじ部16aは、単条ねじである。また、第1雄ねじ部16aの基端側には、互いに平行な面取り部16bを有している。スプール軸16の基端がオシレーティング機構6のスライダ22が回転かつ移動不能に装着される。スプール4は、ドラグ機構60により制動される。
スプール4は、たとえばアルミニウム鍛造製のものであり、外周に釣り糸が巻き付けられる糸巻胴部4aと、糸巻胴部4aの後部に一体成形された大径のスカート部4bと、糸巻胴部4aの前部に一体形成された大径の前フランジ部4cとを有している。糸巻胴部4aはロータ3の筒状部30の外周側まで延びる円筒状の部材である。糸巻胴部4aは、内周側にスプール軸16に装着されるボス部が形成された円板状の装着部4dを有している。装着部4dは、鍔付きブッシュ55を介してスプール軸16に回転自在に装着されている。装着部4dの前面には、スプール4を制動するドラグ機構60を収納する筒状のドラグ収納部4eが形成されている。
ドラグ機構60は、スプール軸16に螺合するドラグ調整つまみ61によりドラグ力を調整可能である。なお、この実施形態では、ドラグ調整つまみ61は、初期ドラグ力を設定する第1調整体62と、それより増大するドラグ力を調整する第2調整体63とを有している。ドラグ調整つまみ61では、第1調整体62を回すことによりドラグ力の初期荷重を設定する。そして、初期ドラグ力が設定された状態で第2調整体63によりドラグ力を初期ドラグ力から増大させることができる。これにより、ドラグ力が必要以上に小さくなることによる魚の取り逃がし及び糸切れの防止を図ることができる。
<リールの操作及び動作>
このスピニングリールでは、釣りを行う前に、釣法や釣り対象の魚に応じてドラグ力を調整する。ドラグ力を調整する際には、まず第1調整体62を回して初期ドラグ力を設定する。初期ドラグ力の設定が終わると、第2調整体63を回して魚がかかったときの通常のドラグ力を設定する。
キャスティング時には、ベールアーム33を糸巻き取り姿勢から糸開放姿勢に倒す。そして、釣り竿を振って仕掛けをキャスティングする。すると、スプール4の先端から釣り糸が螺旋状に放出される。
釣り糸巻き取り時には、ベールアーム33を糸巻き取り姿勢に倒す。これは、ハンドル組立体1を糸巻き取り方向に回転させると図示しないカムとバネの働きにより自動的に行われる。ハンドル組立体1を糸巻き取り方向に回転させると、この回転力はマスターギア軸7及びマスターギア8を介してピニオンギア9に伝達される。このピニオンギア9に伝達された回転力は、ピニオンギア9の前部を介してロータ3に伝達され、ロータ3が糸巻き取り方向に回転する。
一方、ピニオンギア9から減速機構20を介して螺軸21に伝達される。この結果、ピニオンギア9の回転速度、すなわちロータ3の回転速度より小さい回転速度で螺軸21が回転する。そして、螺軸21の回転により螺軸21の溝21aに噛み合うスライダ22がガイド軸23a、23bに案内されて前後方向に移動する。そして、ベールアーム33によってスプール4に案内された釣り糸はスプール4の糸巻胴部4aに巻き付けられ、スプール4に釣り糸が巻き付けられる。この巻取時に、従来のように片持ち支持構造であると、巻き上げ力(巻き上げトルク)がマスターギア軸に曲げ力として作用する。しかし、本実施形態では、マスターギア軸7が両端支持されているので、巻き上げ力が曲げ力として作用せず、狭い支持間隔でも強度を高く維持でき、マスターギア軸7の支持部分の突出量を可及的に抑えることができる。
〔他の実施形態〕
(a)前記実施形態では、フロントドラグ型のスピニングリールを例に本発明を説明したが、本発明はベールアームを有さないスピニングリールやレバーブレーキ型のスピニングリールやリアドラグ型のスピニングリールなど全ての形態のスピニングリールに適用できる。
(b)前記実施形態では、玉軸受によりマスターギア軸の両端を支持したが、本発明はこれに限定されず、ブッシュなどの滑り軸受やコロ軸受などの転がり軸受を用いてもよい。
(c)前記実施形態では、第1転がり軸受15aと第2転がり軸受15bとを交換の利便性等を考慮して同じサイズにしたが、マスターギア8に近い第1転がり軸受15aを第2転がり軸受15bより耐荷重が大きいものにしてもよい。
(d)前記実施形態では、第1及び第2蓋部材11,12に筐体部10に連結する3分割構造のリール本体2にしてリール本体2内部に機構部品を装着しやすくしたが、本発明はこれに限定されない。たとえば、筐体部と第2蓋部材とを一体形成した2分割構造でもよい。この場合、第1回転支持部を筐体部に一体形成せずに別体にしてもよい。
(e)前記実施形態では、第2回転支持部43を第1回転支持部40と離反して配置するために筒状に構成したが、第2回転支持部をマスターギア8の背面近くに配置する場合は、筒状に構成しなくてもよい。
本発明の一実施形態を採用したスピニングリールの側面断面図。 そのスピニングリールの背面断面図。 リール本体の分解斜視図。
符号の説明
1 ハンドル組立体
1a ハンドル軸
1b ハンドルアーム
1c ハンドル把手
1e 雄ねじ部
2 リール本体
3 ロータ
4 スプール
5 回転伝達機構
6 オシレーティング機構
7 マスターギア軸
7a 雌ねじ部
8 マスターギア
8a ギア歯
9 ピニオンギア
10 筐体部
10a 収納空間
11 第1蓋部材
12 第2蓋部材
14a 第1開口
14b 第2開口
15a,15b 第1及び第2転がり軸受
20 減速機構
21 螺軸
22 スライダ
23a,23b ガイド軸(ガイド部の一例)
40 第1回転支持部
40a 第1軸受収納部
40b,40c アーム部
42 第1カバー部
43 第2回転支持部
43a 第2軸受収納部

Claims (7)

  1. 釣り竿に装着可能であり、釣り糸を前方に繰り出し可能なスピニングリールであって、
    前記釣り竿に装着可能であり、少なくとも一側面に第1開口を有するリールボディと、前記第1開口を覆う第1蓋部材と、を有するリール本体と、
    左右に延びる第1軸方向に沿って配置され前記リールボディと前記第1蓋部材とに回転自在に装着されたマスターギア軸と、前記マスターギア軸に前記第1軸回りに一体回転可能に設けられ外周側のリールボディ側にギア歯を有するマスターギアと、前後に延びる第2軸方向に沿って配置され前記マスターギアと噛み合うピニオンギアとを有する回転伝達機構と、
    前記マスターギア軸に一体回転可能に連結されたハンドル組立体と、
    前記リールボディに前記第2軸回りに回転自在に装着され、前記ハンドル組立体の回転が前記回転伝達機構を介して伝達されるロータと、
    前記リールボディに対して前記第2軸方向に移動自在なスプール軸と、
    前記ハンドル組立体の回転に連動して前記スプール軸を前後往復移動させるオシレーティング機構と、
    前記スプール軸の先端に装着され、前記ロータの回転により外周に釣り糸が巻き付けられるスプールと、を備え、
    前記リールボディは、前記スプール軸より前記マスターギア側で前記マスターギア軸を回転自在に支持するための第1回転支持部を有し、
    前記第1蓋部材は、前記マスターギアより前記第1蓋部材側で前記マスターギア軸を回転自在に支持するための第2回転支持部を有する、スピニングリール。
  2. 前記リールボディは、前記第1開口と逆側の側面に第2開口を有し、
    前記リール本体は、前記第2開口を覆う第2蓋部材をさらに有する、請求項1に記載のスピニングリール。
  3. 前記第1及び第2回転支持部は、前記マスターギア軸を回転自在に支持する第1及び第2軸受が収納される第1及び第2軸受収納部を各別に有する、請求項1又は2に記載のスピニングリール。
  4. 前記第1軸受収納部は、前記第1軸受を収納可能に前記マスターギアの内側面に対向して配置された環状部材であり、
    前記第1回転支持部は、前記リールボディの第1開口の対向する1対の縁部から前記第1軸受収納部に向けて延びる1対のアーム部をさらに有する、請求項3に記載のスピニングリール。
  5. 前記第1回転支持部は、前記マスターギアの前記ギア歯の径方向内側に前記ギア歯と前記第1軸方向に重なり合うように配置されている、請求項1から4のいずれか1項に記載のスピニングリール。
  6. 前記マスターギア軸は、内周面に雌ねじ部を有する筒状の軸であり、
    前記ハンドル組立体は、
    前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有するハンドル軸と、
    前記ハンドル軸に一体回転可能に連結され、ハンドル軸の径方向に延びるハンドルアームと、
    前記ハンドルアームに前記ハンドル軸と平行な軸回りに回転自在に装着されたハンドル把手と、
    を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載のスピニングリール。
  7. 前記オシレーティング機構は、
    前記スプール軸と平行に配置され、外周面に交差する螺旋状溝が形成された螺軸と、
    前記螺旋状溝に係合する係合部材を有し、前記スプール軸が少なくとも前記第2軸方向に移動不能に連結されたスライダと、
    前記螺軸に平行に配置され前記スライダを前記第2軸方向に案内するガイド部と、
    前記マスターギア軸の回転を前記螺軸に減速して伝達する減速機構と、を有し、
    前記スライダは、前記第2軸方向で前記マスターギア軸と重なり合う位置に配置可能である、請求項1から6のいずれか1項に記載のスピニングリール。
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