JP4797904B2 - 防汚性物品の製造方法、および防汚性物品 - Google Patents
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この発明によれば、防汚性物品のシラン化合物を含む組成物にて形成される有機層上に、分子量が100〜700である低分子量のフッ素含有シラン化合物を用いて第一防汚層が形成され、さらにこの第一防汚層上に、分子量が1000〜10000である高分子量のフッ素含有シラン化合物を用いて第二防汚層が形成されている。
これにより、有機層の凹部に低分子量の第一防汚層が入り込み、表面に活性水素基を高密度で形成することができ、有機層と第一防汚層との密着度の向上により耐久性が良好となる。また、この第一防汚層の上から高分子量の第二防汚層が設けられているので、当該活性水素基と第二防汚層の防汚成分とを強固に反応させることができ、第二防汚層の剥離をも良好に防止することが可能となり、さらに、高防汚性の第二防汚層により良好に防汚性を高めることができる。したがって、有機層と防汚層との密着度が良好となり、防汚性物品の防汚性を低下させることなく、防汚層の耐久性を良好にすることができる。
この発明によれば、有機層は有機反射防止層、またはハードコート層であるため、有機反射防止層やハードコート層が形成された基材、例えばレンズなどの光学部材を防汚層により良好に防汚することが可能となる。この際、上記したように防汚層が有機反射防止層やハードコート層に良好に密着するため、良好な耐久性の防汚層を形成することができる。
この発明によれば、防汚性物品の含シラン化合物を有する組成物にて形成される有機層上に、分子量が100〜700の低分子量のフッ素含有シラン化合物を用いて第一防汚層を形成し、さらにこの第一防汚層上に、分子量が1000〜10000の高分子量のフッ素含有シラン化合物を用いて第二防汚層を形成することにより防汚層を形成している。
これにより、上記発明と同様に、有機層の凹部に低分子量の第一防汚層を進入させて活性水素基を高密度で形成することができ、有機層と第一防汚層との密着度の向上により耐久性を良好にすることができる。また、この第一防汚層の上から高分子量の第二防汚層が設けられているので、当該活性水素基と第二防汚層の防汚成分とを強固に反応させることができ、第二防汚層の剥離をも良好に防止することが可能となり、さらに、高防汚性の第二防汚層により良好に防汚性を高めることができる。したがって、上記発明と同様に、有機層と防汚層との密着度が良好となり、防汚性物品の防汚性を低下させることなく、防汚層の耐久性を良好にすることができる。
この発明によれば、有機層上に第一防汚層を真空蒸着により形成した後、第一防汚層上に第二防汚層を真空蒸着により形成している。これにより、有機層上に確実に第一防汚層を形成することができ、有機層と第一防汚層との密着度を確実に向上させることができる。また、第一防汚層上に確実に第二防汚層が形成されるため、この高分子量の第二防汚層により良好な防汚特性を確実に得ることができる。
プラスチックレンズ基材(以下、「レンズ基材」ともいう)は、特に限定されないが、(メタ)アクリル樹脂をはじめとして、スチレン樹脂、カーボネート樹脂、アリル樹脂、ジエチレングリコールビスアリルカーボネート樹脂(CR−39)などのアリルカーボネート樹脂、ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエーテル樹脂、イソシアネート化合物とジエチレングリコールなどのヒドロキシ化合物との反応で得られたウレタン樹脂、イソシアネート化合物とポリチオール化合物とを反応させたチオウレタン樹脂、分子内に1つ以上のジスルフィド結合を有する(チオ)エポキシ化合物を含有する重合性組成物を硬化して得られる透明樹脂等を例示することができる。これらのプラスチックレンズ基材のうち、イソシアネート化合物とポリチオール化合物とを反応させたチオウレタン樹脂、分子内に1つ以上のジスルフィド結合を有する(チオ)エポキシ化合物を含有する重合性組成物を硬化して得られる透明樹脂が高屈折率のプラスチックレンズ基材として好ましい。イソシアネート化合物とポリチオール化合物とを反応させたチオウレタン樹脂の具体例として、例えばセイコースーパーソブリン(セイコーエプソン株式会社製、商品名、屈折率1.67)に用いられているプラスチックレンズ基材、セイコースーパールーシャス(セイコーエプソン株式会社製、商品名、屈折率1.60)に用いられているプラスチックレンズ基材を例示することができる。また分子内に1つ以上のジスルフィド結合を有する(チオ)エポキシ化合物を含有する重合性組成物を硬化して得られる透明樹脂の具体例として、例えばセイコープレステージ(セイコーエプソン株式会社製、商品名、屈折率1.74)用のプラスチックレンズ基材を例示することができる。
プライマー層は、レンズ基材の最表面に形成され、レンズ基材と後述するハードコート層双方の界面に存在して、レンズ基材とハードコート層双方への密着性を発揮する性質を有し、表面処理膜全体の耐久性を向上させる役割を担う。さらに外部からの衝撃吸収層としての性質も併せ持ち、耐衝撃性を向上させる性質も有する。
ハードコート層は、レンズ基材表面に形成されたプライマー層上に形成される。ハードコート層は、酸化チタンを含有する金属酸化物微粒子と、下記式(1)で示される有機ケイ素化合物とを含むコーティング組成物を用いて形成されることが好ましい。
R1R2 nSiX1 3−n …(1)
(式中、R1は、重合可能な反応基を有する有機基であり、R2は炭素数1〜6の炭化水
素基であり、X1は加水分解基であり、nは0または1である。)
応基を有する有機基であり、炭素数は2以上である。R1はビニル基、アリル基、アクリル基、メタクリル基、1−メチルビニル基、エポキシ基、メルカプト基、シアノ基、イソシアノ基、アミノ基等の重合可能な反応基を有する。また、X1は、加水分解可能な官能基であり、例えば、メトキシ基、エトキシ基、メトキシエトキシ基等のアルコキシ基、クロロ基、ブロモ基等のハロゲン基、アシルオキシ基等があげられる。R2は、炭素数1〜6の一価炭化水素基を表すが、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基等のアルキル基、フェニル基等を例示することができる。良好な耐擦傷性を得るには、メチル基が好ましい。
有機反射防止層は、単層の有機膜で構成されており、ハードコート層よりも0.10以上屈折率が低く、膜厚は50〜150nmである。
(D)成分:R3R4nSiX2 3−n …(2)
((2)式中、R3は、重合可能な反応基を有する有機基であり、R4は炭素数1〜6の炭化水素基であり、X2は加水分解基であり、nは0又は1である)で示されるシラン化合物としての有機ケイ素化合物)
(E)成分:内部空洞を有するシリカ系粒子
(平均粒径)=(設計波長(nm)/反射防止膜屈折率)×1/4
以上のように、レンズ基材上にプライマー層、ハードコート層および有機反射防止層が形成されたプラスチックレンズには、さらにプラスチックレンズ表面の撥水撥油性能を向上させる目的で、反射防止層上にフッ素含有シラン化合物からなる防汚層を形成する。この防汚層は、低分子量のフッ素含有シラン化合物を含む組成物にて形成される第一防汚層と、高分子量のフッ素含有シラン化合物を含む組成物にて形成される第二防汚層との2層から形成されている。
以上、本発明について好適な実施の形態を挙げて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更が可能である。
(1)レンズ基材
レンズ基材として、屈折率1.67のプラスチックレンズ基材(セイコーエプソン(株)製、商品名「セイコースーパーソブリン(SSV)」)を使用した。
市販の水性ポリエステル「A−160P」(高松油脂(株)製、固形分濃度25%)77g、メタノール220g、プロピレングリコールノモメチルエーテル(PGME)31.5g、水91.8g、メタノール分散二酸化チタン−二酸化ジルコニウム−二酸化ケイ素複合微粒子ゾル(触媒化成工業(株)製、固形分濃度20重量%)78.8g、シリコーン系界面活性剤(日本ユニカー(株)製、商品名「L−7604」)0.1gを加え、2時間攪拌してプライマー組成液を得た。プライマー組成液の塗布には、浸漬法(引き上げ速度20cm/分)を用い、塗布したレンズ基材は、80℃で20分間加熱硬化処理した。形成されたプライマー層は、膜厚0.5μm、屈折率1.67であった。
ブチルセトソルブ62.5gおよびγ―グリシドキシプロピルトリメトキシシラン67.1gを混合した。この混合液に0.1規定塩酸水溶液30.7gを攪拌しながら滴下し、さらに4時間攪拌後一昼夜熟成させた。この液にメタノール分散二酸化チタン−二酸化ジルコニウム−二酸化ケイ素複合微粒子ゾル(触媒化成工業(株)製、固形分濃度20重量%)325g、グリセロールジグリシジルエーテル(ナガセケムテックス(株)製、商品名「デナコールEx−313」)12.5gを添加した後、Fe(III)アセチルアセトネート1.36g、シリコーン系界面活性剤(日本ユニカー(株)製、商品名「L−7001」)0.15gを添加し、4時間攪拌後一昼夜熟成させてハードコート組成液を得た。ハードコート組成液の塗布は、浸漬法(引き上げ速度35cm/分)を用い、その後、80℃で30分間加熱硬化処理し、さらに、125度で180分間の加熱硬化処理を実施した。形成されたハードコート層は、膜厚2.0μm、屈折率1.67であった。
下記(5)式に示すシラン化合物47.8重量部(0.08モル)にメタノール312.4重量部を加え、さらにγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン4.7重量部(0.02モル)、0.1モル/リットル塩酸水溶液36重量部を加えて、これを攪拌混合して混合液を得た。この混同液を25℃の恒温槽で2時間攪拌して固形分濃度10重量%のシリコーンレジンを得た。
(CH3O)3Si−C2H4−C6F12−C2H4−Si(OCH3)3 …(5)
このシリコーンレジンと、中空シリカ−イソプロパノール分散ゾル(触媒化成工業(株)製、固形分濃度20重量%、平均一次粒子系35nm、外殻厚み8nm)をシリコーンレジン/中空シリカが固形分比80/20となるように配合し、プロピレングリコールモノメチルエーテル935重量部を加えて希釈し、固形分濃度が3重量%である有機反射防止組成液を得た。有機反射防止組成液の塗布は、浸漬法(引き上げ速度10cm/分)にて行った。この際、液温は25℃とした。有機反射防止組成液の塗布後、125℃で90分間アニール処理を実施した。形成された有機反射防止層は、膜厚100nm、屈折率1.37であった。
分子量497.5のフッ素含有シラン化合物(A)(信越化学工業(株)、商品名「KP−801」)、および分子量2500のフッ素含有シラン化合物(B)(信越化学工業(株)製、商品名「KY−130」)をフッ素系溶剤(住友スリーエム(株)製、商品名「ノベックHFE−7200」)に溶解し、希釈して固形分濃度を3%溶液となるように防汚組成液を調整した。この防汚組成液は、(フッ素含有シラン化合物(A)の重量Wa)/(フッ素含有シラン化合物(B)の重量Wb)の比が、80/20となるように調整した。この防汚組成液を多孔質セラミック製のペレットに1g含浸させ乾燥させたものを蒸着源として真空蒸着機内のチェンバーにセットした。そして、真空蒸着機のチェンバーの到達圧力が1.0〜0.4×10−2Paの範囲になるまで排気を行い、このチェンバー内にプライマー層、ハードコート層、および有機反射防止層が形成された上記プラスチックレンズを導入し、ペレットを400℃から500℃に過熱してフッ素含有シラン化合物を蒸発させ、有機反射防止層の表面に防汚層を成膜した。蒸着終了後、真空蒸着機のチェンバー内を徐々に大気圧に戻し、プラスチックレンズを取り出した。その後、温度90℃、相対湿度90%に保たれた恒温恒湿槽にプラスチックレンズを投入し、2時間保持した後、100℃に保たれたオーブン内で2時間加熱してプライマー層、ハードコート層、有機反射防止層、および防汚層が形成されたプラスチックレンズを得た。
実施例1の(1)〜(4)の処理により、プライマー層、ハードコート層、および有機反射防止層が形成されたプラスチックレンズを得た。
実施例1の(1)〜(4)の処理により、プライマー層、ハードコート層、および有機反射防止層が形成されたプラスチックレンズを得た。
以上の実施例1、2および比較例1により得られたプラスチックレンズの物性を以下に示す方法で評価した。評価項目は、耐アルカリ性、乾燥拭き性の2項目である。
20℃の0.1規定の水酸化ナトリウム水溶液中に、レンズを1時間浸漬し、レンズを取り出して水洗浄した後、次に示す密着性試験を行った。レンズ表面を約1mm間隔で基盤目状に100目クロスカットし、このクロスカットした部分に、粘着テープ(ニチバン(株)製、商品名セロテープ(登録商標))を強く貼り付けた後、急速に粘着テープを剥がし、粘着テープを剥がした後の基盤目の膜剥がれ状態を下記のa〜eの5水準で評価した。
a:全く膜剥がれがない(膜剥がれ目数=0/100)
b:ほとんど膜剥がれがない(膜剥がれ目数=1〜5/100)
c:やや膜剥がれが発生(膜剥がれ目数=6〜20/100)
d:膜剥がれ発生(膜剥がれ目数=21〜50/100)
e:密着不良(膜剥がれ目数=50〜100/100)
木綿布を用い、レンズ凸面を100gの加重をかけながら3000回往復させた後、目視でレンズ表面に入った傷の状態を下記A〜Eの5水準で評価した。
A:全く傷がない
B:1〜5本の傷が確認される
C:6〜20本の傷が確認される
D:21本以上の傷があるが曇りには見えない状態
E:多数の傷があり曇りに近い状態
木綿布を用い、レンズ凸面を100gの加重をかけながら3000回往復させた後、黒色油性マーカー(「ハイマッキーケア」、ゼブラ株式会社製)により約4cmの直線を描いた後、5分間放置した。そして、放置後のレンズのマーク部を、ワイプ紙(「ケイドライ」、株式会社クレシア製)によって拭き取りを行い、その拭き取り易さを初期と試験後に次の評価方法によって判定した。
○:10回以下の拭き取りで完全に除去される
△:11回〜20回の拭き取りで完全に除去される
×:20回拭き取り後も除去されない部分が残る
Claims (3)
- 含シラン化合物の組成物から形成された有機層を有する基材の前記有機層上に、2層からなる防汚層が形成される防汚性物品の製造方法であって、
前記防汚層は、前記有機層の表面に分子量が100〜700のフッ素含有シラン化合物にて形成される第一防汚層と、この第一防汚層の表面に分子量が1000〜10000のフッ素含有シラン化合物にて形成される第二防汚層と、を備え、
前記防汚層を構成する前記第一防汚層および前記第二防汚層は、真空蒸着により形成され、
前記第一防汚層を形成する分子量が100〜700のフッ素含有シラン化合物を単独で蒸着源として用いて前記有機層上に第一防汚層を形成した後、
前記第二防汚層を形成する分子量が1000〜10000のフッ素含有シラン化合物を単独で蒸着源として用いて前記第一防汚層の表面に前記第二防汚層を形成する
ことを特徴とする防汚性物品の製造方法。 - 請求項1に記載の防汚性物品の製造方法であって、
前記有機層は、有機反射防止層、またはハードコート層である
ことを特徴とした防汚性物品の製造方法。 - 請求項1または請求項2に記載の防汚性物品の製造方法により製造された
ことを特徴とする防汚性物品。
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