JP4793371B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
入力歯車には、駆動軸の出力歯車が噛み合っており、駆動軸からの駆動力が、出力歯車、入力歯車、ディスク、ハブ、支軸の順に伝達されることで、感光体ドラムが回転する。このとき、入力歯車は、支軸に対して所定量偏心した状態で回転するが、支軸に対する入力歯車の偏心量は、ディスク(オルダム継手)によって吸収される。これにより、支軸および感光体ドラムは等角速度で回転することができる。
そこで、本発明の目的は、装置本体における回転体の位置決め精度および回転体の駆動精度の向上を図ることができる画像形成装置を提供することにある。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記第1回転軸は、前記第2回転体の前記軸方向両端部の半径に相当する距離を隔てて、前記第2回転軸に対して前記装着方向下流側にずれて配置されていることを特徴としている。
また、この発明によれば、第1回転軸の軸方向から投影したときに、第1回転軸は、位置決め部における装着方向最下流側の位置と第2回転軸とを結ぶ直線上に配置される。これにより、第2回転体は、位置決め部に対して、装着方向に沿って押し付けられるので、装着方向から外れる方向に力が作用されることによる第2回転体のずれを防止し、第2回転体の位置決め精度の更なる向上を図ることができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのプリンタの模式的な側断面図である。図2(a)は、図1とは別の断面位置におけるプリンタの模式的な側断面図であり、図2(b)は、図2(a)の要部拡大図である。図3(a)は、図2における感光体ドラムの駆動系統を説明するための要部断面図であり、図3(b)は、図3(a)の要部分解斜視図である。図4は、図2においてカートリッジが本体ケーシングに対して着脱途中にある状態を示す。図5は、オルダム継手の動作を説明するための図である。
(1)本体ケーシング
図2および図4に示すように、本体ケーシング2の一方側の側面には、カバー7が開閉自在に設けられている。カバー7を開放して、本体ケーシング2に対して、後述するカートリッジ8を着脱させることができる(図4参照)。
(2)給紙部
図1に示すように、給紙部4は、用紙3を積載状態で収容する給紙トレイ9と、給紙ローラ10と、レジストローラ11とを備えている。給紙ローラ10の回転により、給紙トレイ9に収容されている用紙3がレジストローラ11へ1枚ずつ送り出される。その用紙3は、レジストローラ11によりレジストされた後、画像形成部5(後述する第2回転体の一例としての感光体ドラム12と転写ローラ13との間)に向けて搬送される。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナユニット14と、上述したカートリッジ8と、定着ユニット15とを備えている。
(3−1)スキャナユニット
スキャナユニット14は、本体ケーシング2の上部に配置されている。このスキャナユニット14は、レーザ、ミラーおよびレンズなどの光学部材を備えており、後述する感光体ドラム12に向けてレーザビームを出射する(図示1点鎖線矢印参照)。
(3−2)カートリッジ
カートリッジ8は、スキャナユニット14の下方において、本体ケーシング2に対して着脱可能に装着されている。
カートリッジ8の略前半分には、現像剤の一例としてのトナーが収容されている。このトナーは、画像形成時において、供給ローラ20に供給され、この供給ローラ20から現像ローラ19に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ20と現像ローラ19との間で正極性に摩擦帯電される。そして、現像ローラ19の回転に伴って、層厚規制ブレード21によって現像ローラ19上から余分なトナーが掻き落とされ、これにより現像ローラ19上に一定厚さのトナーの薄層が担持される。
感光体ドラム12の回転により、感光体ドラム12の表面に形成されている静電潜像が現像ローラ19と対向すると、現像ローラ19の表面に担持されている正帯電トナーが、その静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム12の表面に、現像剤像の一例としてのトナー像が担持される。
なお、転写後に感光体ドラム12上に残存するトナーは、現像ローラ19に回収される。また、転写後に感光体ドラム12上に付着する用紙3からの紙粉は、クリーニングローラ18によって回収される。
(3−3)定着ユニット
定着ユニット15は、カートリッジ8の後方に設けられている。この定着ユニット15は、互いに接触する加熱ローラ22および加圧ローラ23を備えており、加熱ローラ22と加圧ローラ23との間を用紙3が通過する間に、その用紙3に転写されているトナー像が用紙3に定着される。
(4)排紙部
排紙部6は、排紙ローラ24および排紙トレイ25を備えている。定着ユニット15から搬送されてくる用紙3は、排紙ローラ24によって、本体ケーシング2の上面に形成されている排紙トレイ25上に排紙される。
2.プリンタの詳細
(1)ガイド溝
図4に示すように、本体ケーシング2の幅方向両側壁における各内側面(本体ケーシング2内に臨む面)には、ガイド溝26が設けられている。
(2)駆動ユニット
本体ケーシング2の左側壁2A(具体的には、左側壁2Aにおける幅方向内側面と外側面との間)において、対応するガイド溝26の最奥部26Dの近傍には、駆動ユニット27が設けられている(図3(a)参照)。
駆動モータ28は、たとえば、最奥部26Dより後側下方に配置されている。駆動モータ28の駆動軸28Aは、左側壁2Aの幅方向内側面側、つまり最奥部26D側へ延びており(図3(a)参照)、その外周面にはギヤ歯が形成されている。
(3)本体ケーシングに対するカートリッジの着脱
図4に示すようにカバー7を開き、カートリッジ8を本体ケーシング2に対して装着する。まず、ガイド溝26の第1部26Aに、感光体ドラム12において対応する突出部12Aを嵌め込んでから、カートリッジ8を本体ケーシング2内部へ向けて後側へ押し込む。これにより、突出部12Aは、第1部26Aから第2部26Bへと受け渡されて、第2部26Bによって、水平方向に沿って後側へガイドされる。その後、突出部12Aは、第2部26Bから第3部26Cへと受け渡されて、第3部26Cによって、斜め後側下方へガイドされる。
(4)感光体ドラムへの駆動力の伝達
本体ケーシング2に対するカートリッジ8の装着が完了した直後では、図5(a)に示すように、オルダム継手30の円中心(オルダム中心軸Y)と伝達ディスク29(筒部29B)の円中心(ディスク中心軸X)とが一致しており、ディスク突条29Cの全てが左溝30Aに遊嵌されている。一方、ドラム突条12Bでは、その長手方向略半分が、右溝30Bに遊嵌されている。ここで、上述したように、突出部12A(感光体ドラム12)が最奥部26Dによって位置決めされているので(図3(a)参照)、感光体ドラム12のドラム中心軸Vとディスク中心軸Xとの間の距離(つまり、上述したズレ量L)は、一定である。そして、ドラム中心軸Vとディスク中心軸Xとの間にあって、各中心軸からの距離が等しい位置にある点を中間点Zとする。
つまり、ドラム中心軸Vおよびディスク中心軸Xが互いに平行でありながらずれている状態で感光体ドラム12と伝達ディスク29とをオルダム継手30で連結すると、伝達ディスク29を等速回転させた場合に、オルダム継手30が、上述したように自転および公転することによってドラム中心軸Vとディスク中心軸Xとの間のズレを吸収しながら、伝達ディスク29の駆動力を感光体ドラム12に伝達する。これにより、感光体ドラム12が等速回転する。この状態において、オルダム継手30は、感光体ドラム12および伝達ディスク29に対して、ドラム中心軸Vおよびディスク中心軸Xの延びる方向(幅方向)と直交する方向に相対移動しており、ディスク突条29Cが左溝30Aに摺動し、ドラム突条12Bが右溝30Bに摺動している。
3.作用効果
(1)図3(a)に示すように、このプリンタ1では、伝達ディスク29のディスク中心軸Xは、ディスク中心軸Xと平行に延びる感光体ドラム12のドラム中心軸Vに対して、本体ケーシング2に対するカートリッジ8の装着方向下流側(図示太線矢印参照)にずれて配置されている。これにより、伝達ディスク29と感光体ドラム12とを連結した場合において、感光体ドラム12は、感光体ドラム12に対して装着方向下流側にある最奥部26Dに常に押し付けられる。そのため、感光体ドラム12がずれることはなく、本体ケーシング2における感光体ドラム12の位置決め精度の向上を図ることができる。
(2)図2(b)に示すように、ディスク中心軸Xの軸方向(幅方向)から投影したときに、ディスク中心軸Xは、最奥部26Dにおいて上記装着方向(図示太線矢印参照)における最下流側の位置(最奥位置26E)とドラム中心軸Vとを結ぶ直線P上に配置される。これにより、感光体ドラム12は、最奥部26Dに対して、装着方向に沿って押し付けられるので、装着方向から外れる方向に力が作用されることによる感光体ドラム12のずれを防止し、感光体ドラム12の位置決め精度の更なる向上を図ることができる。
(3)ディスク中心軸Xを、ドラム中心軸Vに対して、0.2mm以上0.5mm以下の範囲で、装着方向下流側にずれて配置することにより(図3(a)のズレ量L参照)、感光体ドラム12の位置決め精度の更なる向上を図ることができる。
(4)このように、感光体ドラム12の位置決め精度および駆動精度の向上が図られることによって、感光体ドラム12から用紙3へトナー像を精度よく転写することができる。
4.変形例
上記の実施形態においては、感光体ドラム12および伝達ディスク29に突条(ドラム突条12Bおよびディスク突条29C)を設ける一方で、オルダム継手30に溝(左溝30Aおよび右溝30B)を設け、これらの溝に、対応する突条を遊嵌させている(図3(b)参照)。これに代え、オルダム継手30に、ドラム突条12Bおよびディスク突条29Cに相当する突条を設け、感光体ドラム12および伝達ディスク29に、左溝30Aおよび右溝30Bに相当する溝をそれぞれ設けてもよい。
さらに、本発明は、回転軸が互いにずれた2つの回転体をオルダム継手で連結するあらゆる装置に適用することができる。
2 本体ケーシング
8 カートリッジ
12 感光体ドラム
26D 最奥部
26E 最奥位置
27 駆動ユニット
29 伝達ディスク
30 オルダム継手
V ドラム中心軸
X ディスク中心軸
P 直線
Claims (3)
- 装置本体と、
前記装置本体に設けられ、第1回転軸を中心として回転する第1回転体を含み、前記第1回転体を回転駆動させる駆動ユニットと、
前記第1回転軸と平行に延びる第2回転軸を中心として回転する第2回転体を含み、前記第1回転軸と直交する方向に沿って前記装置本体に対して着脱可能に装着されるカートリッジと、
前記装置本体に設けられ、前記第2回転体に対して、前記装置本体に対する前記カートリッジの装着方向下流側に配置されて前記第2回転体を位置決めする位置決め部と、
前記第1回転体と前記第2回転体とを連結するオルダム継手とを備え、
前記第1回転軸の軸方向から投影したときに、前記第1回転軸は、前記位置決め部における前記装着方向最下流側の位置と前記第2回転軸とを結ぶ直線上に配置されるように、前記第2回転軸に対して、前記装着方向下流側にずれて配置され、
前記直線は、前記装着方向に沿うことを特徴とする、画像形成装置。 - 前記第2回転体は、感光体ドラムであることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第1回転軸は、前記第2回転体の前記軸方向両端部の半径に相当する距離を隔てて、前記第2回転軸に対して前記装着方向下流側にずれて配置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
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