JP4748341B2 - チオエーテル構造もしくはジスルフィド構造をもつフェノール誘導体、その製造法 - Google Patents
チオエーテル構造もしくはジスルフィド構造をもつフェノール誘導体、その製造法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4748341B2 JP4748341B2 JP2001119198A JP2001119198A JP4748341B2 JP 4748341 B2 JP4748341 B2 JP 4748341B2 JP 2001119198 A JP2001119198 A JP 2001119198A JP 2001119198 A JP2001119198 A JP 2001119198A JP 4748341 B2 JP4748341 B2 JP 4748341B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- formula
- phenol derivative
- carbon atoms
- phenol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規なフェノール誘導体及びその製造法に関する。本発明のフェノール誘導体は、液晶表示器(LCD)用、半導体実装用等のポリマー接着剤の接着力向上等に有用である。
【0002】
【従来の技術】
電気・電子部品の液晶表示器(LCD)や半導体パッケージ用の接着剤としてフェノール樹脂は広く使われるものの一つであり、また接着剤の種々の特性を高めるため特定なフェノール誘導体が使われることがある。
【0003】
例えば、導電性接着剤では、基材樹脂としてのエポキシ樹脂のほかに、硬化剤としてのポリアリルフェノール樹脂を配合し接着剤としている(特開平6−322350号公報)。
【0004】
TAB用接着剤付きテープでは、接着剤の構成成分であるポリイミド樹脂のほかに、フェノール炭素−フェノール炭素間に硫黄原子や酸素原子を導入したフェノール誘導体を含有させて、高接着性、高絶縁性を有するTAB用接着剤付きテープを得ている(特開平11−260865号公報)。
【0005】
また、フレキシブル印刷回路基板用接着剤では、熱硬化性樹脂以外の構成成分であるアクリロニトリルブタジエンゴムの酸化防止剤として、特定構造の含硫黄フェノール誘導体を配合している(特開平7−245478号公報)。
【0006】
一方、液晶表示器(LCD)や半導体パッケージの更なる小型化・軽量化に伴い、更に進んだ高密度実装技術が要求されている。また、最近の異方導電性フィルム(ACF)やダイボンドフィルム等の接着剤が対象とする被接着物の表面層も、銅のほかに、銀、金、金/パラジウム、あるいは窒化珪素などの比較的接着の困難な金属材料が相対的に増えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような銅、銀、金、金/パラジウム、あるいは窒化珪素などの材料に被覆された表面は汚染の影響を受けやすい。また、これらの金属材料表面に対して従来の接着剤では、接着性、安定性等で必ずしも満足できない場合がある。
【0008】
本発明の目的は、新規なフェノール誘導体を提供することであり、また、別の目的は、銅、銀、金、金/パラジウムなどの金属材料で被覆された表面層に優れた接着力を示す接着剤を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、銅、銀、金、金/パラジウムなどで被覆された金属表面に優れた接着力を示す化合物又は接着剤を種々検討したところ、チオエーテル構造あるいはジスルフィド構造をもつフェノール誘導体が接着剤の接着力向上に大きく寄与することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち、本発明は、式(21)で表される(ジスルフィド構造をもつ)フェノール誘導体である。
【化5】
〔式中、R1は炭素数が2又は3のメチレン鎖、R2は炭素数が1〜10のメチレン鎖、Gは水素原子、メチル基、エチル基、ブチル基、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、水酸基、カルボキシル基、ニトロ基、アミン基、ノニル基、フェニレン基、ベンジル基又はハロゲン原子のいずれかを指す〕。
【0011】
また、本発明は、式(21)で表される(ジスルフィド構造をもつ)フェノール誘導体の製造法に関する。式(21)のフェノール誘導体は、最初に、合成原料となる式(11)で表される(チオエーテル構造をもつ)フェノール誘導体を製造する。
【化6】
〔式中、R1、R2、Gは、式(21)中における意味と同じ。〕
【0012】
式(11)のフェノール誘導体の製造法においては、式(1)又は式(2)
【化7】
〔式中、Gは、式(21)中における意味と同じ。〕で表されるフェノール化合物と、式(3)
【化8】
HS−R2−SH (3)
〔式中、R2は、式(21)中における意味と同じ。〕で表されるジチオールとを、加熱・反応させる。
【0013】
このようにして得られた式(11)のフェノール誘導体を、溶媒中、過酸化水素を用いて酸化反応させることを特徴とする、前記式(21)のフェノール誘導体の製造法である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を更に具体的に説明する。
本発明のジスルフィド構造をもつフェノール誘導体は、上で述べたように、式(21)で表されるジスルフィド構造をもつフェノール誘導体である。
【0015】
ここで、R1が炭素数3のメチレン鎖の場合、上記フェノール誘導体は次の式(22)で表される。
【化9】
〔式中、R2は炭素数が1〜10のメチレン鎖、Gは水素原子、メチル基、エチル基、ブチル基、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、水酸基、カルボキシル基、ニトロ基、アミン基、ノニル基、フェニレン基、ベンジル基又はハロゲン原子のいずれかを示す。〕
【0016】
Gがメトキシ基の場合、上記フェノール誘導体は例えば次の式(23)で表され、Gが水素原子の場合、上記フェノール誘導体は例えば次の式(24)で表される。
【化10】
〔式中、R2は炭素数が1〜10のメチレン鎖を示す。〕
【0017】
チオエーテル構造をもつフェノール誘導体は、上で述べたように、式(11)で表されるフェノール誘導体である。ここで、R1が炭素数3のメチレン鎖の場合、上記フェノール誘導体は次の式(12)で表される。
【化11】
〔式中、R2は炭素数が1〜10のメチレン鎖、Gは水素原子、メチル基、エチル基、ブチル基、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、水酸基、カルボキシル基、ニトロ基、アミン基、ノニル基、フェニレン基、ベンジル基又はハロゲン原子のいずれかを示す。〕
【0018】
Gがメトキシ基の場合、上記フェノール誘導体は例えば次の式(13)で表され、Gが水素原子の場合、上記フェノール誘導体は例えば次の式(14)で表される。
【化12】
〔式中、R2は炭素数が1〜10のメチレン鎖を示す。〕
【0019】
本発明の式(11)のチオエーテル構造をもつフェノール誘導体の製造法について先ず、説明する。
式(1)のアリル基で置換されたフェノール又は式(2)のビニル基で置換されたフェノールの所定量を反応容器に秤量し、次いで、式(3)のジチオールの所定量を加える。ここで、式(1)のフェノール又は式(2)のフェノールの量と、式(3)のジチオールの量は等モル比を基本とする。一方が他方よりも過剰であれば、その過剰分は未反応のまま残るので好ましくない。
反応温度や反応時間等の反応条件は、反応(求核置換反応)が十分に進行する条件を選ぶ。概ね、反応温度は100℃〜200℃、反応時間は30分〜7時間程度である。
【0020】
さらに反応を具体的に説明する。反応は、反応容器中にて撹拌、還流させながら加熱する。雰囲気は窒素ガス等の不活性雰囲気中でもよいが、通常は、空気中で行う。所定の時間を保持すると、式(11)のフェノール誘導体(フェノリックモノチオール)が得られる。得られたフェノール誘導体(フェノリックモノチオール)は、反応物混合系から単離・精製してもよいが、単離・精製することなくこれを原料として、式(21)のフェノール誘導体の製造に供することができる。
【0021】
次に、得られたフェノール誘導体(フェノリックモノチオール)を、溶媒中で、過酸化水素を用いて酸化反応させ、式(21)のフェノール誘導体を得る。過酸化水素は、過酸化水素液(30−35%水溶液)として市販されているものを用いることができ、その使用量は基質であるフェノール誘導体(フェノリックモノチオール)と等モル又はほぼ等モルとする。
用いる溶媒としては、式(21)のフェノール誘導体及び水(過酸化水素水中に存在するもの)の両方を溶かす溶媒、例えば、メタノール、エタノール等のアルコール類やアセトン等を用いることができ、好ましくはエタノールである。
反応温度や反応時間等の反応条件は、酸化反応が十分に進行する条件を選ぶ。概ね、反応温度50℃〜70℃、反応時間1時間〜3時間程度である。
【0022】
さらに反応を具体的に説明する。フェノール誘導体(フェノリックモノチオール)の適量を反応容器に秤量し、これに過酸化水素液のエタノール希釈液(過酸化水素液と等重量のエタノールで薄めたもの)を徐々に滴下する。このとき滴下量は、過酸化水素基準でフェノール誘導体(フェノリックモノチオール)に対して等モル又はほぼ等モルとする。その後、攪拌しながら50℃〜70℃で加熱する。反応の進行をGPCで確認する。反応終了後、アセトン及び蒸留水にて反応生成物を抽出し、さらにエバポレータにより濃縮し、式(21)のフェノール誘導体(フェノリックジスルフィド)を得る。
【0023】
なお、反応の進行過程を追ったGPCは、溶離液にテトラヒドロフラン(THF)を用い、測定濃度は2.0g/Lとした。測定機器は島津製作所製C−R4A、カラムは東ソー社製TSK gel G3000HxL+TSK gel G2000HxL、RIモニタは日立製作所製L−3300、ポンプには日立製作所製L−6000を用いた。
【0024】
【実施例】
以下、本発明を実施例により説明する。
実施例1 フェノリックモノチオール〔式(14)のフェノール誘導体のうち、R2が炭素数2のメチレン鎖である化合物〕の合成
2−アリルフェノール74.0g(0.536mol)をセパラブルフラスコに秤量し、これにエタンジチオール50.5g(0.536mol)を添加した。4つ口セパラブルフラスコの蓋(セパラブルカバー)側に還流管及び攪拌翼が付いた攪拌棒を取り付け、攪拌シールを介してその攪拌棒を攪拌用モータに繋いだ。この状態で、攪拌しながら、油浴上にて150℃で加熱を始めた。還流状態で、約4時間保持した。反応性生物のGPCを図1に示した。2本のピークが存在し、初めに表れたピーク(左のピーク)は副生成物、2番目に表れたピーク(右のピーク)がモノチオール体である。
また、反応性生物の赤外吸収スペクトラムを図2に示した。2550cm−1付近にチオール(SH)起因の吸収ピークが認められる。
【0025】
実施例2 フェノリックジスルフィド〔式(24)のフェノール誘導体のうち、R2が炭素数2のメチレン鎖である化合物〕の合成
実施例1で得られたフェノリックモノチオール(含有率65%)を35g(モノチオールのモル量が0.1mol)セパラブルフラスコに秤量し、エタノールで2倍にうすめた30%過酸化水素水を徐々に滴下した(約3.4ml)。この後、攪拌しながら約70℃で加熱した。GPCで反応の進行を追った。反応終了後、アセトン及び蒸留水にて反応生成物を抽出し、さらにエバポレータで濃縮した。濃縮物のGPCを図3に示した。2本のピークがあり、初めに表れた大きなピーク(左のピーク)がフェノリックジスルフィド、2番目に表れたピーク(右のピーク)がモノチオール体のピークであった。これから、モノチオールがジスルフィドに反応していることが分かる。なお、ジスルフィドのピークは、図1の副生成物のピーク出現位置とわずかに異なっている。
濃縮物の赤外吸収スペクトラムを図4に示した。2550cm−1付近のチオール(SH)起因の吸収ピークが消失していることから、チオールが反応してジスルフィドになったことが分かる。
【0026】
<応用例> 接着剤への応用
(ポリイミド樹脂の合成)
攪拌装置、窒素導入管、乾燥管を備えた1リットルの4つ口フラスコに、2,2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル)プロパンを41.0g(0.10モル)を入れ、窒素気流下、NMP(N−メチルピロリドン)250gを加えて溶液とした。フラスコを水浴上に移し、激しく攪拌させながら1,2−(エチレン)ビス(トリメリテート二無水物)41.0g(0.10モル)を少量ずつ加えた。酸二無水物がほぼ溶解したら、ゆっくりと攪拌しながら6時間反応させ、ポリアミド溶液を得た。
【0027】
次に、前記のポリアミド溶液が入った4つ口フラスコに蒸留装置を装着し、キシレン220gを加えた。窒素気流下、180℃の油浴上で激しく攪拌しながら、イミド化により生成する縮合水をキシレン共に共沸留去した。その反応液を水中に注ぎ、沈殿したポリマーを濾別乾燥してポリイミド得た。
【0028】
(ワニスの調合)
得られたポリイミド100重量部に対してDMAc(ジメチルアセトアミド)500重量部とTCG−1(フィラー)200重量部とを配合してポリイミドワニスを調合すると共に、この時点で、実施例2で得られたフェノリックジスルフィドを5重量部配合した。
【0029】
(接着フィルムの作成)
ポリプロピレンフィルム基材上に上記ワニスを30〜50μmの厚さに塗布し、80℃で10分、続いて150℃で30分、加熱・乾燥し、室温で冷やしたのち、乾燥物を基材から剥がして接着フィルム(試験片A)を得た。なお、上記フェノリックジスルフィド無添加で同様に作成した接着フィルム(試験片B)を比較(対照)として用いた。
【0030】
(接着フィルムの評価)
上記方法で得られた接着フィルムについて、ピール接着力(引き剥がし強さ)を測定した。
接着フィルムを5mm×5mmの大きさに切断し、これを5mm×5mmのシリコンチップと銅リードフレームの間に挟み、1kgの加重をかけて、180℃または250℃で圧着させた後、180℃で一時間加熱して接着フィルムを硬化させた。245℃または275℃、20秒加熱時の引き剥がし強さをプッシュプルゲージで測定した。
【0031】
(評価結果)
測定結果を表1に示した。
【表1】
【0032】
フェノリックジスルフィドを配合していない接着フィルム(試験片B)のピール強度は、180℃圧着で0.3(245℃測定)、0.1(275℃測定)、250℃圧着で0.2(245℃測定)、0.1(275℃測定)であったのに対して、フェノリックジスルフィドを配合した接着フィルム(試験片A)のピール強度は、180℃圧着で1.5(245℃測定)、1.7(275℃測定)、250℃圧着で1.9(245℃測定)、1.8(275℃測定)とピール強度が向上していた。
【0033】
【発明の効果】
本発明の式(21)のフェノール誘導体は新規な化合物である。
本発明の式(11)のフェノール誘導体も新規な化合物であり、上記式(21)のフェノール誘導体の合成中間体となる。
本発明に係る式(11)のフェノール誘導体の製造法により、式(11)のフェノール誘導体を容易に合成できる。
本発明に係る式(21)のフェノール誘導体の製造法により、式(21)のフェノール誘導体を容易に合成できる。
本発明で得られる式(21)のフェノール誘導体は樹脂系接着剤に配合すれば、金属材料で被覆された表面層にも優れた接着力を示す。これらは、半導体実装技術に有用な添加剤となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における生成反応物(フェノリックモノチオール)のGPCチャート
【図2】実施例1における生成反応物(フェノリックモノチオール)のIR測定チャート
【図3】実施例2における生成反応物(フェノリックジスルフィド)のGPCチャート
【図4】実施例2における生成反応物(フェノリックジスルフィド)のIR測定チャート
Claims (2)
- 式(1)又は式(2)
【化3】
HS−R2−SH (3)
〔式中、R2は炭素数が1〜10のメチレン鎖を示す。〕で表されるジチオールとを、加熱して反応させ式(11)のフェノール誘導体を製造し、式(11)のフェノール誘導体を、溶媒中、過酸化水素を用いて酸化反応させる、請求項1に記載の式(21)のフェノール誘導体の製造法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001119198A JP4748341B2 (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | チオエーテル構造もしくはジスルフィド構造をもつフェノール誘導体、その製造法 |
TW91123403A TW593388B (en) | 2001-04-18 | 2002-10-11 | Novel sulfur containing phenolic resins and preparation thereof, phenol derivatives containing thioether of disulfide structure and preparation thereof, epoxy resin combinations and adhesive agents |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001119198A JP4748341B2 (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | チオエーテル構造もしくはジスルフィド構造をもつフェノール誘導体、その製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002316976A JP2002316976A (ja) | 2002-10-31 |
JP4748341B2 true JP4748341B2 (ja) | 2011-08-17 |
Family
ID=18969455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001119198A Expired - Fee Related JP4748341B2 (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | チオエーテル構造もしくはジスルフィド構造をもつフェノール誘導体、その製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4748341B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4748342B2 (ja) * | 2001-04-24 | 2011-08-17 | 日立化成工業株式会社 | 新規な含硫黄フェノール樹脂及びその製造法 |
JP2003327669A (ja) | 2002-05-13 | 2003-11-19 | Hitachi Chem Co Ltd | エポキシ樹脂組成物及び接着剤 |
JP5060039B2 (ja) * | 2005-10-27 | 2012-10-31 | Hoya株式会社 | ポリチオールオリゴマーの製造方法 |
JP5266797B2 (ja) * | 2008-03-04 | 2013-08-21 | 住友ベークライト株式会社 | 樹脂組成物、接着剤層、及びそれらを用いて作製した半導体装置 |
KR101195693B1 (ko) * | 2007-10-29 | 2012-10-30 | 스미토모 베이클리트 컴퍼니 리미티드 | 반도체용 접착제 조성물 및 그것을 이용하여 제조한 반도체 장치 |
JP5830422B2 (ja) * | 2012-03-29 | 2015-12-09 | 住友精化株式会社 | アルコール誘導体及びアルコール誘導体の製造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5314800A (en) * | 1976-07-28 | 1978-02-09 | Showa Highpolymer Co Ltd | Curable resin composition |
US4721814A (en) * | 1986-01-23 | 1988-01-26 | Ciba-Geigy Corporation | Mercaptan-containing polyphenols |
US5459173A (en) * | 1993-06-22 | 1995-10-17 | Loctite Corporation | Stabilizer system for thiol-ene and thiol-nene compositions |
-
2001
- 2001-04-18 JP JP2001119198A patent/JP4748341B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002316976A (ja) | 2002-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05186479A (ja) | 新規イミダゾールシラン化合物及びその製造方法並びにそれを用いる金属表面処理剤 | |
CN101784554B (zh) | 新型含酰胺基硅氧烷胺化合物 | |
US20080051550A1 (en) | Novel sulfur-containing phenolic resin, process for preparing the same, phenol derivatives having thioether structure or disulfide structure, process for preparing the same and epoxy resin composition adhesive | |
JP4535245B2 (ja) | 部分ブロックポリイミド−ポリシロキサン共重合体及びその製造方法並びに該共重合体を含む樹脂組成物 | |
US7256248B2 (en) | Imide silicone resin and production process therefor | |
JP3700311B2 (ja) | シロキサンポリイミドおよびそれを含有する耐熱性接着剤 | |
WO2008041723A1 (fr) | Composition de résine polyimide thermodurcissable en deux parties et produit durci à base de ladite composition | |
JP4748341B2 (ja) | チオエーテル構造もしくはジスルフィド構造をもつフェノール誘導体、その製造法 | |
JP2018188626A (ja) | シリコーン変性ポリイミド樹脂組成物 | |
JP2016151046A (ja) | 表面処理剤、樹脂組成物及びそれらの利用 | |
US9221849B2 (en) | Silane coupling agent, making method, primer composition, and coating composition | |
JP2013500378A (ja) | 表面処理剤組成物、その製造方法、印刷回路基板用銅箔及び軟性銅箔積層フィルム | |
JP4114464B2 (ja) | フェノール誘導体及びその製造方法 | |
JP4103142B2 (ja) | メトキシシリル基含有シラン変性ポリイミドシロキサン樹脂の製造法、当該樹脂、当該樹脂組成物、硬化膜および金属箔積層体 | |
JP4051616B2 (ja) | コーティング用樹脂組成物及び金属箔積層体回路基板 | |
JP4018589B2 (ja) | 反応性シリル基含有ビスイミド化合物およびその製造方法 | |
JP4225325B2 (ja) | シロキサンポリイミドおよびそれを含有する耐熱性接着剤 | |
US6252033B1 (en) | Method for the preparation of polyamic acid and polymide useful for adhesives | |
JP4749606B2 (ja) | エポキシ基含有ポリイミド共重合体及びその硬化物 | |
JPH10219225A (ja) | 接着剤組成物 | |
JPH09132710A (ja) | ポリイミド樹脂組成物およびその用途 | |
JP2770562B2 (ja) | 可溶性芳香族ポリイミド及びその製法 | |
JP4018590B2 (ja) | 反応性シリル基含有ビスイミド化合物を含む硬化性樹脂組成物 | |
JP2011236283A (ja) | 新規ポリイミド及びその製造方法 | |
KR100480666B1 (ko) | 기능기를 갖는 규소 화합물 및 이를 이용하여 무기 고체의표면을 개질하는 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060322 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060425 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080325 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110210 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110421 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110504 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |