JP4746482B2 - 断層面画像生成装置、断層面画像生成方法および断層面画像生成プログラム - Google Patents
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P=(a−L)/a … 式(1)
H=r×(a−L)/{a×(r−L)} … 式(2)
ただし、aは前記X線源と前記撮像手段とを結ぶ直線上において前記X線源と前記予め定められた断層面の位置との距離を示し、Lは前記直線上において前記被写体の前記予め定められた断層面の位置からのずれを示し、rは前記直線上において前記回転中心と前記予め定められた断層面の位置との距離を示す。
P=(a−L)/a … 式(1)
H=r×(a−L)/{a×(r−L)} … 式(2)
ただし、aは前記X線源と前記撮像手段とを結ぶ直線上において前記X線源と前記予め定められた断層面の位置との距離を示し、Lは前記直線上において前記被写体の前記予め定められた断層面の位置からのずれを示し、rは前記直線上において前記回転中心と前記予め定められた断層面の位置との距離を示す。
[断層画像生成システムの構成]
図1は、本発明の実施形態に係る断層面画像生成装置を含む断層画像生成システムの構成図である。
断層画像生成システム1は、歯科用断層画像を生成するものであり、図1に示すように、パノラマ断層撮影装置2と、多断層像処理装置3と、断層面画像生成装置4とを備えている。
多断層像処理装置3と、断層面画像生成装置4とは、一般的なコンピュータ(計算機)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、HDD(Hard Disk Drive)と、入力/出力インタフェースとを含んで構成されている。
以下では、各装置ごとに詳細に説明を行う。
パノラマ断層撮影装置2は、被写体(人物)Kの上顎/下顎における歯列に沿った予め定められた断層面における断層写真(オルソパントモグラフィ)を撮影するものである。このパノラマ断層撮影装置2は、X線源5と、撮像手段6と、アーム7と、コントローラ8とを備えている
X線源5は、図示しないスリットを有しており、このスリットを介してX線を放出することにより生成されるファンビーム(X線ファンビーム)を被写体Kに照射するものである。なお、ファンビームは、X線源5の照射部を仮に扇の要としたときに垂直方向に扇状に広がり、かつ、水平方向には線状に絞られたビームのことである。
多断層像処理装置3は、パノラマ断層撮影装置2のコントローラ8から出力された複数フレーム分のX線画像情報を蓄積する大容量の図示しないフレーム画像記憶手段を備えている。また、本実施形態では、多断層像処理装置3は、フレームごとに抽出した複数のX線画像情報を水平方向に重ね合わせることにより、予め設定された断層面の画像を示す断層面画像情報を生成することができる。断層面画像情報の生成方法は、例えば、公知の技術、例えば、特開平10−211200号公報に開示された原理を用いることができる。
また、例えば、多断層像処理装置3は、図示しないフレーム画像記憶手段に蓄積されたフレーム別のX線画像情報を組み合わせて重畳する際に、所望の断層面となるように、X線画像情報の組合せを適宜変更し、その組合せ別の複数の断層面画像情報を生成するようにしてもよい。
図2は、図1に示した多断層像処理装置による断層面画像情報の生成方法を説明するための説明図である。図2では、簡便のため、被写体Kが円筒状の物体であるものとしている。図2は、被写体Kを上方から視た図である。
j0=1,100,200,300,400,500,600,700,800,900
j1=101,201,301,401,501,601,701,801,901,1001
j2=202,302,402,502,602,702,802,902,1002,1102
以下同様にして、3140フレーム分のX線画像情報のアドレスを示す数値j(j=1〜10)の数値を変換しつつ画像情報を第2のアドレスに対応付ける。最終的に、多断層像処理装置3は、第2のアドレス上で、5フレーム抜かしに読み出したX線画像情報を構成する1画素サイズずつの画像情報をすべて(3140枚)重ね合わせることにより、半径50.5mmの断層面上において断層面画像情報(半径50.5mmの円周の360°分の画像情報)を生成することができる。
j1=102,202,302,402,502,602,702,802,902,1002
j2=203,303,403,503,603,703,803,903,1003,1103
j1=105,205,305,405,505,605,705,805,905,1005
j2=206,306,406,506,606,706,806,906,1006,1106
図4(a)に示す断層面画像情報f1は、図3に示した断層面F1における断層面画像情報の一例である。また、図4(a)に示す断層面画像情報f0は、図3に示した断層面F0における断層面画像情報の一例であり、図4(a)に示す断層面画像情報f-1は、図3に示した断層面F-1における断層面画像情報の一例である。
図4(b)に示すX線画像情報gは、所定の間隔で重ね合わされて断層面画像情報f0を形成するものである。
多断層像処理装置3は、フレームごとに抽出した複数のX線画像情報(例えば、g)と、生成した複数の断層面画像情報(例えば、f1、f0、f-1)とを断層面画像生成装置4に出力する。
図5は、本発明の第1実施形態に係る断層面画像生成装置の一例を示す機能ブロック図である。断層面画像生成装置4は、図5に示すように、入出力部11と、処理部12と、記憶部13とを備える。
入出力部11は、例えば、通信インタフェース等から構成され、所定の命令や情報を入力したり、所定の情報を出力したりするものである。具体的には、入出力部11は、多断層像処理装置3から、X線画像情報と、断層面画像情報とを入力する。
処理部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、入出力部11および記憶部13を制御すると共に、主として、入出力部11を介して取得した断層面画像情報に基づいて、再設定された断層面の画像を生成するものである。本実施形態では、処理部12は、図5に示すように、スペクトル情報生成手段121と、高周波領域抽出手段122と、モデル生成手段123と、断層面再設定手段124と、画像情報合成手段125とを備えることとした。
記憶部13は、例えば、RAMとHDDとを備える。この場合に、RAMは、処理部12による演算処理等に利用されると共に、入出力部11を介して取得した情報等を記憶し、HDDは、各種データベース、所定のプログラム、処理部12の処理結果等を格納する。
フレーム画像記憶手段131は、図4(b)に例示したX線画像情報(例えば、g)を記憶するものであり、一般的なHDDから構成される。なお、処理部12は、入出力部11を介して多断層像処理装置3から取得したX線画像情報をフレーム画像記憶手段131に格納する。
再設定断層面画像記憶手段133は、断層面再設定手段124で再設定された断層面画像情報を記憶するものであり、一般的なHDDから構成される。
次に、処理部12の扱う情報の具体例について、図6ないし図9を参照(適宜図5参照)して説明する。図6ないし図9は、図5に示した処理部の扱う情報の具体例の説明図であって、図6は、スペクトル情報に基づく高周波領域の抽出方法の設明図であり、(a)はFFTを用いた場合、(b)はウェーブレット変換を用いた場合をそれぞれ示している。また、図7(a)はスペクトル情報および高周波領域、図7(b)は多断層モデル、図8は再設定された断層面、図9は再設定された断層面の画像情報をそれぞれ示している。
スペクトル情報生成手段121は、断層面画像記憶手段132から、例えば、5個の断層面画像情報f2,f1,f0,f-1,f-2を読み出した場合には、それらに対応して、図7(a)に示すように、例えば、5個のスペクトル情報h2,h1,h0,h-1,h-2を生成する。なお、5個の断層面画像情報f2,f1,f0,f-1,f-2は、図3に例示したような5個の断層面F2,F1,F0,F-1,F-2に対応するものである(図3では、3個の断層面を例示した。)。ここで、断層面F2は断層面F1よりも頬側面側に配置し、断層面F-2は断層面F-1よりも舌側面側に配置している。
また、断層面再設定手段124は、各サンプル点8a〜8iの位置と、回転中心の位置C′との距離(回転半径)を求める。なお、図8では、回転半径として、回転中心からサンプル点8a,8eまでの距離ra,reを例示した。X線画像情報の重ね合わせ幅は、回転半径に関わらず同数のX線画像情報を使用する場合には、アーム7(図1参照)の角速度と回転半径とに比例し、X線画像の撮影時のフレームレートに反比例する。断層面再設定手段124は、この原理を用いて、アーム7(図1参照)の回転中心の周りの回転およびスライドを考慮して、被写体の所定位置におけるX線画像情報の重ね合わせ幅をそれぞれ求める。なお、図8では、重ね合わせ幅の求め方を分かり易く示すために回転中心位置C′を1つだけ表示した。実際のパノラマ撮影では、アーム7(図1参照)は、回転動作とスライド動作とを行うので、回転中心Cはパノラマ撮影中に移動する。したがって、各サンプル点8a〜8iの位置と、回転中心位置C′との距離(回転半径)を求めるときには、各サンプル点8a〜8iの位置のX線画像を撮影したときのそれぞれの位置における回転中心Cを基準に求めることとなる。
図9において、矢印8aで示される区間は、図8に示したサンプル点8aの位置に対応しており、この区間内では、X線画像情報は同一の重ね合わせ幅である。矢印8b以下も同様である。また、図9に示すように、例えば、矢印8aで示される区間における重ね合わせ幅と、矢印8bで示される区間における重ね合わせ幅とは異なっている。また、例えば、矢印8aで示される区間と、矢印8bで示される区間との間の区間における重ね合わせ幅は、徐々に変化させている。このときの変化は、連続的でもよいし、段歩的でもよい。なお、例えば、ある矢印で示される区間における重ね合わせ幅と、他の矢印で示される区間における重ね合わせ幅とが同一となっても構わない。
図5に示した断層面画像生成装置4の処理部の全体動作について図10を参照(適宜図1および図5参照)して説明する。図10は、図5に示した断層面画像生成装置の処理部の全体動作を示すフローチャートである。断層面画像生成装置4は、予め、多断層像処理装置3から、入出力部11を介して取得したX線画像情報および断層面画像情報を、それぞれフレーム画像記憶手段131および断層面画像記憶手段132に格納しておく。
[断層面画像生成装置の構成]
第2実施形態の断層面画像生成装置は、処理部12において、画像情報合成手段125の構成が異なる点を除いて、図5に示した断層面画像生成装置4と同様の構成なので、全体構成図を省略すると共に、同一の構成の説明を省略する。
図11は、図5に示した画像情報合成手段の別の構成例を示す機能ブロック図である。
画像情報合成手段125Aは、図11に示すように、垂直方向補正手段201と、水平方向補正手段202とを備えている。
ここで、画像情報合成手段125Aの動作の具体例について、図12を参照して説明する。図12は、撮影時に正規の位置からずれた位置に歯列が位置合わせされた状態を示す説明図である。ここでは、断層面画像生成装置4は、被写体Kである人物の歯列がT1の破線で示す位置(正規の断層位置)に配置されることを前提として構成されているものとする。つまり、断層面画像生成装置4は、正規の断層位置にピントが合うように撮影の照準を定めている。一方、被写体Kである人物の歯列が、キャリブレーション(校正)の結果、T2の実線で示す位置に配置されていることが検出されたものとする。ここで、T2は、図8に示した再設定された断層面Gと同一である。また、歯列の位置は、断層面の位置を示し、撮影を所望する断層面の位置を位置合わせするための所定位置に対応している。この所定位置は、例えば、撮影される人物が顎を載置する台であるチンレストの位置でもよい。そして、この所定位置から歯列の位置が逆算される。
垂直方向補正手段201は、再設定された断層面(図8参照:例えば、G)の画像を、式(1)に示す拡大率Pで垂直方向に拡大する補正を行うものである。
ただし、a、Lは図13に示したa,Lを示す。
ただし、a,Lはそれぞれ式(1)に示したものと同一であり、rは図13に示したrを示す。
2 パノラマ断層撮影装置
3 多断層像処理装置
4 断層面画像生成装置
5 X線源
6 撮像手段
7 アーム
C 回転中心
D 表示装置
11 入出力部
12 処理部
121 スペクトル情報生成手段
122 高周波領域抽出手段
123 モデル生成手段
124 断層面再設定手段
125(125A) 画像情報合成手段
13 記憶部
131 フレーム画像記憶手段
132 断層面画像記憶手段
133 再設定断層面画像記憶手段
201 垂直方向補正手段
202 水平方向補正手段
Claims (5)
- 被写体にX線を照射するX線源と前記被写体を透過したX線を受光する撮像手段とを所定の回転中心の周りに回転およびスライドさせて前記被写体を撮影するパノラマ断層撮影装置で撮影された前記被写体の複数のX線画像情報を重ね合わせることにより形成される予め定められた複数の断層面に対応した複数の断層面画像情報を利用して、前記被写体の断層面を再設定し、前記再設定された断層面の画像を生成する断層面画像生成装置であって、
前記被写体についての予め定められた複数の断層面に対応した複数の断層面画像情報をそれぞれ周波数変換した情報である複数のスペクトル情報を生成するスペクトル情報生成手段と、
前記生成された複数のスペクトル情報に基づいて、前記被写体の所定位置ごとに、前記複数の断層面画像情報のうちで高周波成分の値が最も高い領域である高周波領域の位置情報を抽出する高周波領域抽出手段と、
前記被写体についての前記予め定められた複数の断層面の位置情報と、前記被写体の所定位置ごとに抽出された前記高周波領域の位置情報とをそれぞれ対応付けたモデルである多断層モデルを生成するモデル生成手段と、
前記多断層モデルにおいて前記被写体の所定位置ごとに抽出された前記高周波領域を連結することにより断層面を再設定すると共に、前記高周波領域の位置情報ごとに、前記高周波領域の位置と前記回転中心との距離から、前記X線画像情報の重ね合わせ幅をそれぞれ求める断層面再設定手段と、
前記被写体の所定位置に対応した前記X線画像情報を、前記再設定された断層面に関して求められた前記X線画像情報の重ね合わせ幅で合成することにより、前記再設定された断層面の画像を生成する画像情報合成手段とを備えることを特徴とする断層面画像生成装置。 - 前記X線源は、垂直方向に広がったX線ファンビームを照射し、
前記画像情報合成手段は、
前記再設定された断層面の画像を、式(1)に示す拡大率Pで垂直方向に拡大する補正を行う垂直方向補正手段と、
前記再設定された断層面の画像を、式(2)に示す拡大率Hで水平方向に拡大する補正を行う水平方向補正手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の断層面画像生成装置。
P=(a−L)/a … 式(1)
H=r×(a−L)/{a×(r−L)} … 式(2)
ただし、aは前記X線源と前記撮像手段とを結ぶ直線上において前記X線源と前記予め定められた断層面の位置との距離を示し、Lは前記直線上において前記被写体の前記予め定められた断層面の位置からのずれを示し、rは前記直線上において前記回転中心と前記予め定められた断層面の位置との距離を示す。 - 被写体にX線を照射するX線源と前記被写体を透過したX線を受光する撮像手段とを所定の回転中心の周りに回転およびスライドさせて前記被写体を撮影するパノラマ断層撮影装置で撮影された前記被写体の複数のX線画像情報を重ね合わせることにより形成される予め定められた複数の断層面に対応した複数の断層面画像情報を利用して、前記被写体の断層面を再設定し、前記再設定された断層面の画像を生成する断層面画像生成装置の断層面画像生成方法であって、
前記断層面画像生成装置は、
前記被写体についての予め定められた複数の断層面に対応した複数の断層面画像情報をそれぞれ周波数変換した情報である複数のスペクトル情報を生成するスペクトル情報生成ステップと、
前記生成された複数のスペクトル情報に基づいて、前記被写体の所定位置ごとに、前記複数の断層面画像情報のうちで高周波成分の値が最も高い領域である高周波領域の位置情報を抽出する高周波領域抽出ステップと、
前記被写体についての前記予め定められた複数の断層面の位置情報と、前記被写体の所定位置ごとに抽出された前記高周波領域の位置情報とをそれぞれ対応付けたモデルである多断層モデルを生成するモデル生成ステップと、
前記多断層モデルにおいて前記被写体の所定位置ごとに抽出された前記高周波領域を連結することにより断層面を再設定すると共に、前記高周波領域の位置情報ごとに、前記高周波領域の位置と前記回転中心との距離から、前記X線画像情報の重ね合わせ幅をそれぞれ求める断層面再設定ステップと、
前記被写体の所定位置に対応した前記X線画像情報を、前記再設定された断層面に関して求められた前記X線画像情報の重ね合わせ幅で合成することにより、前記再設定された断層面の画像を生成する画像情報合成ステップとを含むことを特徴とする断層面画像生成方法。 - 前記X線源は、垂直方向に広がったX線ファンビームを照射し、
前記画像情報合成ステップは、
前記再設定された断層面の画像を、式(1)に示す拡大率Pで垂直方向に拡大する補正を行う垂直方向補正ステップと、
前記再設定された断層面の画像を、式(2)に示す拡大率Hで水平方向に拡大する補正を行う水平方向補正ステップとを含むことを特徴とする請求項3に記載の断層面画像生成方法。
P=(a−L)/a … 式(1)
H=r×(a−L)/{a×(r−L)} … 式(2)
ただし、aは前記X線源と前記撮像手段とを結ぶ直線上において前記X線源と前記予め定められた断層面の位置との距離を示し、Lは前記直線上において前記被写体の前記予め定められた断層面の位置からのずれを示し、rは前記直線上において前記回転中心と前記予め定められた断層面の位置との距離を示す。 - 被写体にX線を照射するX線源と前記被写体を透過したX線を受光する撮像手段とを所定の回転中心の周りに回転およびスライドさせて前記被写体を撮影するパノラマ断層撮影装置で撮影された前記被写体の複数のX線画像情報を重ね合わせることにより形成される予め定められた複数の断層面に対応した複数の断層面画像情報を利用して、前記被写体の断層面を再設定し、前記再設定された断層面の画像を生成するために、コンピュータを、
前記被写体についての予め定められた複数の断層面に対応した複数の断層面画像情報をそれぞれ周波数変換した情報である複数のスペクトル情報を生成するスペクトル情報生成手段、
前記生成された複数のスペクトル情報に基づいて、前記被写体の所定位置ごとに、前記複数の断層面画像情報のうちで高周波成分の値が最も高い領域である高周波領域の位置情報を抽出する高周波領域抽出手段、
前記被写体についての前記予め定められた複数の断層面の位置情報と、前記被写体の所定位置ごとに抽出された前記高周波領域の位置情報とをそれぞれ対応付けたモデルである多断層モデルを生成するモデル生成手段、
前記多断層モデルにおいて前記被写体の所定位置ごとに抽出された前記高周波領域を連結することにより断層面を再設定すると共に、前記高周波領域の位置情報ごとに、前記高周波領域の位置と前記回転中心との距離から、前記X線画像情報の重ね合わせ幅をそれぞれ求める断層面再設定手段、
前記被写体の所定位置に対応した前記X線画像情報を、前記再設定された断層面に関して求められた前記X線画像情報の重ね合わせ幅で合成することにより、前記再設定された断層面の画像を生成する画像情報合成手段として機能させることを特徴とする断層面画像生成プログラム。
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