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JP4743215B2 - 血液透析装置 - Google Patents

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JP4743215B2
JP4743215B2 JP2008028043A JP2008028043A JP4743215B2 JP 4743215 B2 JP4743215 B2 JP 4743215B2 JP 2008028043 A JP2008028043 A JP 2008028043A JP 2008028043 A JP2008028043 A JP 2008028043A JP 4743215 B2 JP4743215 B2 JP 4743215B2
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Description

本発明は、患者の血液を体外循環させて所定の処理を行う血液透析装置に関する。
従来より、腎不全の患者に対しては、血液透析装置を用いた血液透析治療が行われている。血液透析装置は、患者から血液を採取して戻す血液回路と、血液回路の中途部に設けられたダイアライザーと、ダイアライザーに透析液を供給するための透析液回路とを備えている。そして、血液回路及び透析液回路は制御装置によって制御され、患者から採取された血液はダイアライザーに流入して患者に戻される体外循環が行われ、この体外循環の間に、ダイアライザーに供給されている透析液によって浄化処理されるとともに、除水処理されるようになっている。
上記のような血液透析装置を用いて血液透析を行う場合には、医療従事者が、患者の状態に応じて、透析時間、透析液の流量、除水量等を設定する。
特開2007−130300号公報
ところで、透析初期の患者の循環血液量は、目標循環血液量に比べて過剰状態にあり、除水していくことで適正な循環血液量に近づいていくことになる。このとき、循環血液量の変化速度が速すぎるか、または循環血液量を過剰に減少させると、血圧低下を招くことになる。
また、循環血液量の変化速度を一定で、または、一定の循環血液量を維持しながら除水する方法も考えられるが、これらの方法では、PRR(Plasma Refilling Rate=血漿再充填率)の減少とともに除水速度の低下を招き、結果として透析時間が長引くことになる。
上記ような現象が起こるのを回避するように循環血液量の変化速度を予め設定して、実際の循環血液量の変化速度を誘導することが考えられるが、特に経験の少ない医療従事者では、どのように誘導すればよいか分かりにくい。また、患者に不適に誘導されてしまうと、患者にとってのリスクが大きくなる虞れや、透析時間が無用に延長されて効率の悪い透析がなされてしまう虞れもある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、経験の少ない医療従事者であっても循環血液量の変化速度を容易に適切な値に誘導できるようにして、透析中における患者のリスクを低減して安全性を向上させるとともに、効率の良い透析を行うことができるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、循環血液量の最大変化速度を設定できるようにし、この最大変化速度よりも小さい値となるように循環血液量の変化速度を誘導するようにした。
具体的には、第1の発明では、患者の血液を体外循環させて所定の処理を行うように構成された血液透析装置であって、患者の血液を処理する血液処理器を有する血液透析処理実働部と、上記血液透析処理実働部を制御する制御部とを備え、上記制御部は、循環血液量の最大変化速度を設定する最大変化速度設定部と、該最大変化速度設定部で設定された最大変化速度以下となるように循環血液量の変化速度を誘導するための誘導線を生成する誘導線生成部とを有し、該誘導線生成部で生成された誘導線に基づいて上記血液透析処理実働部を制御するように構成されるとともに、該制御部が有する表示器に、上記誘導線及び上記最大変化速度を表す最大変化速度表示線を表示させ、更に上記制御部は、複数通りの最大変化速度を記憶する記憶部を有し、上記最大変化速度設定部は、上記記憶部に記憶されている複数通りの最大変化速度の中から1つを設定するように構成されているものとする。
この構成によれば、制御部の最大変化速度設定部により、循環血液量の最大変化速度が設定される。この最大変化速度は、患者の状態等によって予め得られ、医療従事者の経験によらず設定が可能なものである。そして、誘導線生成部により生成される誘導線は、最大変化速度以下の変化速度で循環血液量の変化速度を誘導するものであり、この誘導線に基づいて血液透析処理実働部が制御されるので、循環血液量の変化速度が、患者に不適な大きい値のまま、透析が実行されてしまうことはない。さらに、経験の少ない医療従事者であっても、不適切な誘導線とはならない。
また、誘導線の形状を目視で確認することが可能になる。
また、最大変化速度と誘導線との関係を確認することが可能になる。
また、循環血液量の最大変化速度を設定する際に、記憶部に記憶されている複数通りの最大変化速度のなかから任意の1つを選択するだけで済むので、最大変化速度を容易に設定することが可能になる。
の発明では、第の発明において、制御部は、全透析時間内における循環血液量の平均変化速度を設定する平均変化速度設定部を有し、誘導線生成部は、上記平均変化速度設定部で設定された平均変化速度を表す平均変化速度表示線と、最大変化速度表示線との間に誘導線を生成する構成とする。
この構成によれば、誘導線の形状を、平均変化速度を考慮した形状とすることが可能になる。
の発明では、第の発明において、平均変化速度設定部は、透析開始時の循環血液量が予め設定された透析終了時に目標循環血液量となるように、透析時間中における循環血液量の平均変化速度を設定する構成とする。
この構成によれば、予め設定された透析終了時に目標循環血液量となる平均変化速度を考慮して誘導線を生成することが可能になる。これにより、循環血液量を透析終了時に目標循環血液量とすることが可能になり、透析時間の延長が回避される。
の発明では、第1からのいずれか1つの発明において、誘導線生成部は、複数の誘導線生成ブロックを透析時間の経過方向に並べるとともに、誘導線生成ブロックのうち、少なくとも1つを隣り合う誘導線生成ブロックに対し透析時間の経過方向に離して配置して、隣り合う誘導線生成ブロックを結ぶように延びる誘導線を生成する構成とする。
この構成によれば、隣り合う誘導線生成ブロックを透析時間の経過方向に離すと、これら隣り合う誘導線生成ブロックを結ぶように延びる誘導線の傾斜度合いが小さくなる。つまり、隣り合う誘導線生成ブロックの隙間の大きさを変えることにより、循環血液量の変化速度が変更されることになる。
の発明では、第の発明において、制御部には、誘導線生成ブロックの個数に関するデータが複数通り記憶され、上記誘導線生成ブロックの個数に関するデータの中から任意のデータを選択可能に構成されているものとする。
この構成によれば、誘導線生成ブロックの個数を簡単に設定することが可能になる。
の発明では、第またはの発明において、隣り合う誘導線生成ブロックの間には、時間調整ブロックが配置される構成とする。
この構成によれば、時間調整ブロックの数によって隣り合う誘導線生成ブロックの隙間の大きさを容易に変更することが可能になる。
の発明では、第の発明において、誘導線生成部は、時間調整ブロックの配置個数に関するパターンを変更可能に構成されているものとする。
この構成によれば、時間調整ブロックの配置個数に関するパターンを変更することで、隣り合う誘導線生成ブロックの隙間の大きさが変更される。
の発明では、第の発明において、誘導線生成部は、表示器に、時間調整ブロックの配置個数に関するパターンを複数通り表示させ、これら表示されたパターンの中から1つを選択可能に構成されているものとする。
この構成によれば、時間調整ブロックの配置個数に関する複数通りのパターンを表示器に表示させて確認しながら任意のものを選択することが可能になる。
の発明では、第またはの発明において、時間調整ブロックの配置個数に関するパターンは、数列パターンで構成されているものとする。
この構成によれば、時間調整ブロックの配置及び個数を数列を利用して容易に設定することが可能となる。
第1の発明では、第からのいずれか1つの発明において、透析時間の経過方向の最終に位置する誘導線生成ブロックに隣接する時間調整ブロックは、他の時間調整ブロックの配置によって生じた時間的誤差を吸収するように形成される構成とする。
この構成によれば、複数の時間調整ブロックを配置して誘導線を生成した場合に生じた時間的誤差を吸収することが可能になる。
第1の発明では、第から1のいずれか1つの発明において、誘導線生成部は、誘導線の生成後に、任意の誘導線生成ブロックを移動させて誘導線の形状を変更可能に構成されているものとする。
この構成によれば、誘導線生成ブロックを移動させることにより、一度生成された誘導線の形状を変更することが可能になる。
第1の発明では、第1の発明において、誘導線生成部は、透析時間の終了予定時に対応する誘導線生成ブロックを移動させることで透析時間を変更させるとともに、隣り合う誘導線生成ブロックの隙間を、変更後の透析時間に合致するように調整する構成とする。
この構成によれば、医療従事者が透析時間を変更した際に、誘導線生成ブロックの隙間を調整する操作を行わなくても、変更後の透析時間に対応した誘導線を生成することが可能になる。
第1の発明では、第1または1の発明において、誘導線生成ブロックの形状を変更する構成とする。
第1の発明では、第1から1のいずれか1つの発明において、時間調整ブロックの形状を変更する構成とする。
第1の発明では、第1から1のいずれか1つの発明において、誘導線生成部は、透析実行中には、透析時間の経過以後に対応する誘導線生成ブロックのみ移動可能に構成されているものとする。
この構成によれば、透析実行中に誘導線の形状を変更する必要が生じた場合には、透析時間の経過以後に対応する誘導線生成ブロックのみ移動させることが可能になるので、それまで実行された誘導線の形状を残しておくことが可能になる。
第1の発明では、第1から1のいずれか1つの発明において、誘導線生成部は、透析時間の経過以後の誘導線を形状維持したまま平行移動させることにより、誘導線の形状を変更可能に構成されているものとする。
17の発明では、第から1のいずれか1つの発明において、誘導線生成部は、表示器に、誘導線生成ブロックを表示させる構成とする。
この構成によれば、誘導線生成ブロックを表示器上で見ながら移動させることが可能になる。
第1の発明によれば、循環血液量の最大変化速度を設定し、最大変化速度以下の変化速度で循環血液量の変化速度を誘導するための誘導線を生成し、この誘導線に基づいて血液透析処理実働部を制御するようにしたので、循環血液量の変化速度が、患者に不適な大きい値となることはなくなるとともに、経験の少ない医療従事者であっても適切な誘導線を容易に生成することができる。これにより、透析中における患者のリスクを低減して安全性を向上させることができるとともに、効率の良い透析を行うことができる。
また、誘導線が表示器に表示されるので、医療従事者が、誘導線が正しく生成されているか否かを目視で確認することができ、患者の安全性をより一層高めることができる。
また、最大速度表示線が誘導線と共に表示器に表示されるので、誘導線が正しく生成されているか否かをより一層容易に確認することができる。
また、記憶部に複数通りの最大変化速度を記憶させておき、これら複数通りの最大変化速度から任意の1つを選択するだけで最大変化速度を設定することができるので、患者の状態に合う最大変化速度を簡単に設定することができる。
の発明によれば、透析時間内における循環血液量の平均変化速度を設定し、この平均変化速度表示線と最大変化速度表示線との間に誘導線を生成することができるので、誘導線の形状をより適切なものとすることができる。
の発明によれば、透析開始時の循環血液量が、予め設定された透析終了時に目標循環血液量となるように、循環血液量の平均変化速度を設定することができる。そして、その平均変化速度を表す平均変化速度線と最大変化速度表示線との間に誘導線を生成することで、透析時間が無用に長引くのを抑制することができる。
の発明によれば、透析時間の経過方向に並ぶ複数の誘導線生成ブロックを離して配置し、これら隣り合う誘導線生成ブロックを結ぶように延びる誘導線を生成するようにしたので、誘導線生成ブロックの隙間の大きさによって循環血液量の変化速度を任意に変更することができる。
の発明によれば、制御部に、誘導線生成ブロックの個数に関するデータを複数通り記憶させておき、これらデータの中から任意のデータを選択できるようにしたので、誘導線生成ブロックの個数を簡単に設定することができ、操作性を向上させることができる。
の発明によれば、隣り合う誘導線生成ブロックの間に時間調整ブロックを配置するようにしたので、これら誘導線生成ブロックの間に配置する時間調整ブロックの数を変更するだけで、隣り合う誘導線生成ブロックの隙間の大きさを変更して、循環血液量の変化速度を容易に変更することができる。
の発明によれば、隣り合う誘導線生成ブロックの間に配置される時間調整ブロックの配置個数に関するパターンを変更するだけで、循環血液量の変化速度をそのパターンに対応するように容易に変更できる。
の発明によれば、時間調整ブロックの配置個数に関するパターンを表示器に複数通り表示させた状態で、任意のパターンを選択できるので、時間調整ブロックの配置個数に関するパターンを選択する際の操作性を良好にすることができる。
の発明によれば、時間調整ブロックの配置個数に関するパターンを数列パターンで構成したので、時間調整ブロックの配置及び個数を容易に設定することができる。
第1の発明によれば、複数の時間調整ブロックを配置した際に、透析時間の経過方向の最終に位置する誘導線生成ブロックに隣接する時間調整ブロックにより、時間的誤差を吸収することができる。
第1の発明によれば、誘導線の生成後に任意の誘導線生成ブロックを移動させることにより、一度生成された誘導線の形状を患者の状態に合うように修正することができるので、誘導線をより一層適切なものとすることができる。
第1の発明によれば、透析時間の変更後に、その変更後の透析時間に合致するように誘導線生成ブロックの隙間が調整されるので、医療従事者が透析時間を変更した際に、誘導線生成ブロックの隙間を調整する操作を行わなくても、変更後の透析時間に対応した誘導線を生成することができ、操作性を良好にすることができる。
第1の発明によれば、誘導線生成ブロックの形状を変更することにより、誘導線の形状を変更することができる。
第1の発明によれば、時間調整ブロックの形状を変更することにより、誘導線の形状を変更することができる。
第1の発明によれば、透析実行中には、透析時間経過以後に対応する最終の誘導線生成ブロックのみ移動可能にしたので、それまで実行された誘導線の形状を残しておくことができ、この形状を参考にして以後の誘導線の形状を設定することができる。
第1の発明によれば、誘導線の形状を変更する際に、変更前の誘導線の形状を利用することができる。
17の発明によれば、誘導線生成ブロックを表示器に表示させるようにしたので、誘導線生成ブロックを移動させる際の操作性を良好にすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る血液透析装置1を用いて血液透析を行う場合を説明する図である。血液透析装置1は、血液透析処理実働部2、操作表示部3を有する制御部4、図2に示す補助記憶部(記憶部)5を備えている。これらのうち、血液透析処理実働部2は、実際に血液透析を行う部分である。また、制御部4は、コンピュータの情報処理部を中心として構成されており、血液透析処理実働部2を制御するものである。補助記憶部5は、各種データを記憶し保持するためのものである。また、操作表示部3は、医療従事者によるデータの入力と、各種情報及び入力されたデータを表示するためのものである。
血液透析処理実働部2は、血液透析の中心となるダイアライザー(血液処理器)10と、ダイアライザー10に接続される動脈側血液回路部11及び静脈側血液回路部12と、血液ポンプ13と、血液計測計14と、ダイアライザー10に透析液を供給する透析液回路15とを備えている。動脈側血液回路部11と、静脈側血液回路部12と、血液ポンプ13とで血液回路16が構成されている。
ダイアライザー10は、筒状のケース内に複数の中空糸(図示せず)が収容されてなるものである。これら中空糸の内部に患者の血液が流れ、中空糸外とケース内との空間に透析液が流れるようになっている。ダイアライザー10のケースには、図示しないが、中空糸の内部に連通する血液流入ポート及び血液流出ポートと、中空糸外とケース内との空間に連通する透析液流入ポート及び透析液流出ポートとが形成されている。
動脈側血液回路部11は、動脈側穿刺針11aを有し、ダイアライザー10の血液流入ポートに接続されている。動脈側血液回路部11の中途部には、動脈側ドリップチャンバー11bと、血液計測計14とが設けられている。一方、静脈側血液回路部12は、静脈側穿刺針12aを有し、ダイアライザー10の血液流出ポートに接続されている。静脈側血液回路部12の中途部には、静脈側ドリップチャンバー12bが設けられている。
血液計測計14は、全血液に占める赤血球の容積率を示すヘマトクリット値Htを計測するためのヘマトクリットセンサを有している。このヘマトクリットセンサは、図示しないが、例えば、LED等からなる発光素子と、フォトダイオード等からなる受光素子とを備えており、発光素子から照射された光を血液にあてて、血液を透過した光を受光素子で受光することによって、動脈側血液回路部11内を流れる患者の血液のヘマトクリット値Htを得ることができるようになっている。ヘマトクリットセンサは、ヘマトクリット値Htを逐次検出して出力するように構成されている。
血液ポンプ13は、電動モーター(図示せず)を有しており、動脈側血液回路部11を構成する柔軟なチューブをしごくことによって血液を動脈側血液回路部11から静脈側血液回路部12へ送るように構成された、いわゆるしごき型のポンプである。血液ポンプ13のモーターの回転速度を変更することによって、血液回路16を流れる血液の流量が調節されるようになっている。尚、血液ポンプ13は、しごき型のものに限られるものではなく、他の形式のポンプを用いるようにしてもよい。
透析液回路15は、透析液供給装置(図示せず)に接続される供給側回路部17と、排出側回路部18と、除水ポンプ19と、供給弁20とを備えている。供給側回路部17は、ダイアライザー10の透析液流入ポートに接続されている。排出側回路部18は、ダイアライザー10の透析液流出ポートに接続されている。供給弁20は、供給側回路部17に設けられており、該供給側回路部17を流れる透析液の流量を調節するためのものである。
また、除水ポンプ19は、排出側回路部18に設けられており、血液から水分を除去するためのものである。この除水ポンプ19は電動モーター(図示せず)を有している。除水ポンプ19を駆動することで、ダイアライザー10に流入する透析液の量よりも排出される液体の量が多くなり、これにより、中空糸を流れる血液から水分が除去されるようになっている。この除水ポンプ19による徐水量は、除水ポンプ19のモーターの回転速度を変更することによって調節できるようになっている。
制御部4は、CPU(中央演算処理装置)(図示せず)と、RAMなどのメインメモリ(図示せず)と、制御プログラムが格納されたROM(図示せず)と、表示操作部3を構成する操作スイッチ28及び表示パネル29とで構成されている。この制御部4には、バス6を介して補助記憶部5が接続されており、補助記憶部5との間でデータの通信が行われるようになっている。制御部4には、血液計測計14が接続されており、血液計測計14で得られたヘマトクリット値Htは、制御部4に入力されるようになっている。また、制御部4には、血液ポンプ13、除水ポンプ19及び供給弁20が接続されており、制御部4からの出力信号によって、血液ポンプ13及び除水ポンプ19の各モーターの回転速度が変更され、供給弁20が開閉されるようになっている。
操作スイッチ28及び表示パネル29は、血液透析装置1の前面に設けられている。操作スイッチ28は、患者に関する各種データや、ダイアライザー10の性能データ、透析時間、徐水量等を患者毎に入力するためのものである。また、表示パネル29は、タッチパネルディスプレイで構成された表示器である。表示パネル29に表示された操作ボタン(後述する)を触れることで各種データ等を入力することができるようになっている。この表示パネル29には、入力されたデータや、補助記憶部5に記憶されているデータ、CPUで演算された結果等が表示されるようになっている。
尚、図示しないが、血液透析装置1には、患者の血圧及び脈拍を検出するセンサ、透析液の濃度を検出するセンサ、透析液の温度の検出するセンサ、患者の静脈圧を検出するセンサ、血液回路16に混入した気泡を検出するセンサ等が設けられており、これらセンサは、制御部4に接続され、各センサで検出されたデータが制御部4に入力されるようになっている。また、これらセンサから入力されたデータは、表示パネル29に表示されるようになっており、医療従事者が確認できるようにもなっている。
上記制御部4は、各種センサから得られたデータや、操作スイッチ28及び表示パネル29上の操作スイッチ28から入力されたデータに基づいて、制御プログラムに従って所定の処理を行った後、血液ポンプ13及び除水ポンプ19のモーターや、供給弁20を制御するように構成されている。
制御部4には、循環血液量の変化速度を所定値に誘導するためのBVナビゲーション機能が組み込まれている。BVナビゲーション機能は、詳細は後述するが、図2に示すように循環血液量の変化速度の最大値(最大変化速度VMAX)を設定する最大変化速度設定部31と、循環血液量の全透析時間内における平均変化速度(平均変化速度VAVE)を設定する平均変化速度設定部32と、循環血液量の変化速度を誘導するための基準となる誘導線Qを生成する誘導線生成部33とを有している。
制御部4においては、循環血液量の絶対値そのものを血液透析装置1の制御に用いるのではなく、循環血液量の相対変化を得ることのできるパラメータを制御に用いるようにしている。このパラメータとしては、透析が進むに従って変化する値、例えば、血液中の水分量や血球濃度等が挙げられる。血球濃度を制御に用いる場合には、ヘマトクリット値Htや、このヘマトクリット値Htから算出されるBV(Blood Volume)値や、このBV値を透析開始時のBV値で除算して百分率表記した%BV値等が好ましいが、これらに限られるものではなく、各種のものを用いることができる。
本実施形態では、制御部4においてヘマトクリット値Htを循環血液量のパラメータとして用いている。この場合、循環血液量の変化割合ΔBV(%)は、次式により求めることができる。
循環血液量の変化割合ΔBV(%)=(透析開始前のヘマトクリット値Ht−測定時のヘマトクリット値Ht)/測定時のヘマトクリット値Ht×100
循環血液量の変化割合ΔBV(%)は、ヘマトクリットセンサがヘマトクリット値Htを逐次検出して出力するように構成されているので、ほぼリアルタイムで得ることが可能になっている。
制御部4は、停止モード画面、透析モード画面、BVナビゲーション機能を操作するBVナビゲーション操作画面等を表示させるように構成されている。具体的には、血液透析装置1が透析開始前で停止状態にあるときには、停止モード画面を表示パネル29に表示させる。図3に示すように、停止モード画面には、各種設定を行うための複数の操作ボタン25や、透析液の温度等を表示する表示部26が設けられており、操作ボタン25の中には、BVナビゲーション機能を使用する際に操作するBVナビボタンがある。停止モード画面のBVナビボタンが操作されると、制御部4は、BVナビゲーション操作画面(図4に示す)を表示パネル29に表示させる。また、制御部4は、血液透析装置1が透析を開始すると、図示しないが、透析モード画面を表示パネル29に表示させる。この透析モード画面には、各種操作ボタンや、透析開始からの経過時間及び透析液の温度を表示する表示部が設けられている。
制御部4は、最大変化速度設定部31において循環血液量の最大変化速度VMAXを設定し、平均変化速度設定部32で平均変化速度VAVEを設定した後、誘導線生成部33で、誘導線を生成するように構成されている。また、生成した誘導線の形状は、透析開始前と開始後の両方で変更できるようになっている。
まず、最大変化速度設定部31において循環血液量の最大変化速度VMAXを設定する場合について説明する。補助記憶部5には、複数通りの最大変化速度VMAXに関するデータが記憶されている。この最大変化速度VMAXに関するデータは、図4に示すBVナビゲーション操作画面(BVナビ選択1)にもあるように、「−5%60分」、「−5%90分」、「−5%120分」、「−10%60分」、「−10%90分」、「−10%120分」、「−15%60分」、「−15%90分」、「−15%120分」、「−20%60分」、「−20%90分」、「−20%120分」の12通りある。
例えば、「−5%60分」とは、透析開始時の循環血液量を、60分間で5%減少させるデータである。すなわち、「−5%」は、循環血液量の変化割合ΔBV(%)である。「60分」は変化時間t(分)であり、この変化時間tは、一般の透析時間T(4〜5時間くらい)よりも短く設定されている。変化割合ΔBV(%)と、変化時間tとを用いて、変化量を求めることが可能である。この変化量とは、透析開始時における患者の循環血液量と、透析終了時における目標循環血液量との差であり、変化割合ΔBV(%)の絶対値が大きく、かつ、変化時間tが長くなるほど多くなる。また、目標循環血液量は患者の状態等によって異なり、患者毎に設定されるものである。目標循環血液量に基づいて最大変化速度VMAXに関するデータを選択することができる。
上記最大変化速度VMAXは、各々が、一般的な透析患者にとって速すぎることのないように十分な安全マージンを見込んだ値となっている。
尚、最大変化速度VMAXに関するデータとしては、上記したものに限られず、変化割合ΔBV(%)については、例えば、−5%〜−20%の範囲で任意に変更できるようにしてもよく、また、変化時間tについては、例えば、60分〜120分の範囲で任意に変更できるようにしてもよい。
最大変化速度設定部31は、上記した12通りの最大変化速度VMAXに関するデータに対応した選択ボタン34、34、…を表示パネル29に表示させ、操作された選択ボタン34に対応するデータを補助記憶部5から読み込み、そのデータを最大変化速度VMAXとして設定するようになっている。そして、図5に示すように、最大変化速度設定部31は、設定された最大変化速度VMAXに関するデータに基づいてグラフを描く。グラフの横軸は時間(分)であり、縦軸は循環血液量の変化割合ΔBV(%)である。このグラフの傾きが最大変化速度VMAXを表しており、従って、このグラフは、最大変化速度VMAXを表す最大変化速度表示線Sである。最大変化速度表示線Sは、直線である。
次に、平均変化速度設定部32において循環血液量の平均変化速度VAVEを設定する場合について説明する。平均変化速度VAVEは、医療従事者により入力される透析時間Tと、最大速度設定部31で設定された最大変化速度VMAXのデータとを用いて算出されるものであり、循環血液量を、透析時間T内で上記変化量(透析開始時の循環血液量を目標循環血液量とするための量)だけ変化させる場合に、透析時間T内で平均化した変化速度である。図5に示すように、透析時間Tは変化時間tよりも長く、平均変化速度VAVEを表す平均変化速度表示線Rの傾きは、最大変化速度表示線Sよりも緩やかになる。平均変化速度表示線Rは、直線である。
次に、誘導線生成部33において誘導線Q(図5に示す)を生成する場合について説明する。誘導線Qは、循環血液量の変化速度が最大変化速度VMAX以下の変化速度となるように変化速度を誘導するためのものである。この誘導線Qは、最大変化速度表示線Sと、平均変化速度表示線Rとの間の生成エリアW内で生成されるようになっている。この生成エリアWは、最大変化速度表示線S上と、平均変化速度表示線R上とを含んでいる。
具体的には、誘導線Qは、透析時間Tの経過方向に並ぶ複数の誘導線生成ブロックA(図6に示す)を用いて生成されるようになっている。誘導線生成ブロックAの個数は、上記した最大変化速度VMAXに関するデータのうち、「−5%60分」、「−10%60分」、「−15%60分」、「−20%60分」は、20個に設定され、「−5%90分」、「−10%90分」、「−15%90分」、「−20%90分」は、30個に設定され、「−5%120分」、「−10%120分」、「−15%120分」、「−20%120分」は、40個に設定されており、これら誘導線生成ブロックAの個数は、最大変化速度VMAXに関するデータに関連付けられて記憶されている。尚、誘導線生成ブロックAの個数は、使用者が変更できるようにしてもよい。
各誘導線生成ブロックAは、最大変化速度表示線Sを等分して得られたうちの1つの線分S’を対角線として持つ四角形状であり、よって、これら誘導線生成ブロックAの大きさは同じになる。図7に示すように、誘導線生成ブロックAの横長さは、最大変化速度VMAXのデータ中の変化時間tを誘導線生成ブロックAの個数で除算して得られる時間(単位時間)を表し、誘導線生成ブロックAの縦長さは、最大変化速度VMAXのデータ中の変化割合ΔBV(%)を誘導線生成ブロックAの個数で除算して得られる変化割合(単位変化割合)を表している。例えば、最大変化速度VMAXが「−5%60分」に設定された場合には、誘導線生成ブロックAの個数が20個となる。従って、単位時間は、60分/20=3分となり、単位変化割合は、−5%/20=−0.25%となる。
誘導線Qの透析前半に対応する部分を、最大変化速度表示線Sと一致するように生成する場合には、図6に示すように、誘導線生成ブロックAを最大変化速度表示線S上に隙間無く並べて、誘導線生成ブロックAの対角線を繋げていくことで、隣り合う誘導線生成ブロックAを結ぶように延びる誘導線Qの前半部分が得られる。
一方、最大変化速度表示線Sと一致しない形状の誘導線Qを生成する場合には、図8に示すように、時間調整ブロックBを誘導線生成ブロックAに組み合わせる。時間調整ブロックBを組み合わせる場合には、1番目の誘導線生成ブロックA1の前側(透析時間Tの経過方向の逆側)に第1の隙間C1を形成し、以後、2番目の誘導線生成ブロックA2と3番目の誘導線生成ブロックA3との間、3番目の誘導線生成ブロックA3と4番目の誘導線生成ブロックA4との間、………、19番目の誘導線生成ブロックA19と20番目の誘導線生成ブロックA20との間に、第2〜第20の隙間C2〜C20を順に形成し、これら第1〜第20の隙間C1〜C20に時間調整ブロックBをそれぞれ配置する。
時間調整ブロックBは、最大変化速度VMAXの設定の際に設定された変化時間tと、透析時間Tとの差を埋めるためのものである。図5に示すように、変化時間tと透析時間Tとの差が調整時間である。図9に示すように、時間調整ブロックBの横長さは、調整時間を時間調整ブロックBの個数で除算して得られる時間(単位調整時間)を表している。
時間調整ブロックBの配置個数に関するパターンは、図10に示すように、Aパターン〜Fパターンまであり、補助記憶部5に記憶されている。誘導線生成部33は、Aパターン〜Fパターンのデータに対応した選択ボタン35をBVナビゲーション操作画面として表示パネル29に表示させ、操作された選択ボタン35に対応するパターンデータを補助記憶部5から読み込み、そのパターンに基づいて時間調整ブロックBを配置するようになっている。
以下、A〜Fパターンの誘導線Qの生成方法を説明する。尚、最大変化速度VMAXは、「−10%60分」に設定されているものとしている。
Aパターンは、図11に示すように、20個の誘導線生成ブロックA1〜A20を等しい間隔で配置し、図12に示すように、時間調整ブロックBを第1〜第20の隙間C1〜C20に1つずつ配置するパターンである。従って、このAパターンでは、時間調整ブロックBの個数は20個となる。Aパターンにおいて、透析時間Tが240分である場合には、調整時間は、図11に示すように240分−60分=180分となる。そして、この調整時間180分を時間調整ブロックBの個数20で除算すると、図12に示すように、単位調整時間が9分となり、これが時間調整ブロックBの横長さとなる。20番目の隙間Cに配置する時間調整ブロックBは、20個の時間調整ブロックBと20個の誘導線生成ブロックA1〜A20とを並べて配置した際に生じた時間的誤差を吸収することができる横長さを有しており、他の隙間に配置される時間調整ブロックBの横長さとは異なっている。時間的誤差が生じていない場合には、20番目の隙間C20に配置される時間調整ブロックBの横長さは、他の隙間に配置される時間調整ブロックBの横長さと同じである。
このAパターンで誘導線Qを生成する場合には、1番目の時間調整ブロックBと1番目の誘導線生成ブロックA1とを合わせた形状のブロックの対角線(図12に破線で示す)と、2番目の時間調整ブロックBと2番目の誘導線生成ブロックA2とを合わせた形状のブロックの対角線と、……、20番目の時間調整ブロックBと20番目の誘導線生成ブロックA20とを合わせた形状のブロックの対角線とを繋ぐことによって、隣り合う誘導線生成ブロックAを結ぶように延びる誘導線Qを生成する。尚、このAパターンでは、誘導線Qは、平均変化速度表示線R上に生成されることになる。このため、誘導線Qの傾きは、最大変化速度表示線Sの傾きよりも緩やかになる。
Bパターンについて図8及び図13に基づいて説明する。Bパターンは、図8に示すように、第1の隙間C1に1つの時間調整ブロックBを配置し、第2の隙間C2に2つの時間調整ブロックBを配置し、第3の隙間C3に3つの時間調整ブロックBを配置し、このように、第1〜第20の隙間C1〜C20にそれぞれ1〜20個の時間調整ブロックBを配置する。つまり、Bパターンの場合、第1〜第20の隙間C1〜C20に配置される時間調整ブロックBの個数は、等差数列の形で増えていくことになり、時間調整ブロックBの総数は、1+2+3+4+………+19+20=210となる。Bパターンにおいて、透析時間Tが240分である場合には、調整時間180分を時間調整ブロックBの個数210で除算した0.857分が単位調整時間となる。
このBパターンで誘導線Qを生成する場合には、1番目の隙間C1に配置されている時間調整ブロックBと1番目の誘導線生成ブロックA1とを合わせた形状のブロックの対角線(図8に破線で示す)と、2番目の隙間C2に配置されている全ての時間調整ブロックBと2番目の誘導線生成ブロックA2とを合わせた形状のブロックの対角線と、……、20番目の隙間C20に配置されている全ての時間調整ブロックBと20番目の誘導線生成ブロックA20とを合わせた形状のブロックの対角線とを繋ぐことによって生成する。
Cパターンについて図14に基づいて説明する。Cパターンは、第1〜第20の隙間C1〜C20に配置される時間調整ブロック(この図には示さず)の個数が階差数列の形(1、2、4、7、……)で増えていくパターンであり、時間調整ブロックの総数は、1306となる。Cパターンにおいて、透析時間Tが240分である場合には、調整時間180分を時間調整ブロックの個数1306で除算した0.138分が単位調整時間となる。誘導線Qは、Bパターンと同様にして生成する。
Dパターンについて図15に基づいて説明する。Dパターンは、第1〜第20の隙間C1〜C20に配置される時間調整ブロック(この図には示さず)の個数がフィボナッチ数列の形(1、2、3、5、8、13……)で増えていくパターンであり、時間調整ブロックの総数は、28655となる。Dパターンにおいて、透析時間Tが240分である場合には、調整時間180分を時間調整ブロックの個数28655で除算した0.0062186分が単位調整時間となる。誘導線Qは、Bパターンと同様にして生成する。
Eパターンについて図16に基づいて説明する。Eパターンは、第1〜第20の隙間C1〜C20に配置される時間調整ブロック(この図には示さず)の個数が階乗数列の形(1、2×2、2×2×2、2×2×2×2、……)で増えていくパターンであり、時間調整ブロックの総数は、1048575となる。Eパターンにおいて、透析時間Tが240分である場合には、調整時間180分を時間調整ブロックの個数1048575で除算した0.00017166分が単位調整時間となる。誘導線Qは、Bパターンと同様にして生成する。上記B〜Eパターンは、数列パターンである。
Fパターンについて図17に基づいて説明する。Fパターンは、誘導線生成ブロックAの数を1/2に減らし、透析時間T内で等間隔に配置するパターンである。Fパターンでは、時間調整ブロック(この図には示さず)の個数がAパターンの半分の10個となる。誘導線Qは、時間調整ブロックの対角線と、誘導線生成ブロックAの対角線とを繋いで生成する。
尚、本実施形態では、時間調整ブロックBの配置個数に関するパターンをA〜Fパターンの6通りとしているが、これに限られるものではなく、例えば、A〜Fパターンを組み合わせた別のパターン等を予め記憶させておいてもよいし、医療従事者が上記以外のパターンを作成して補助記憶部5に記憶させておくようにしてもよい。また、一度選択したパターンの一部を変更して別のパターンとして補助記憶部5に記憶させるようにしてもよい。さらに、第1〜第20の隙間C1〜C20の一部には、時間調整ブロックBを配置しないようにしてもよい。
制御部4は、図18に示すように、上記のようにして得られた最大変化速度表示線S、へ金変化速度表示線R及び誘導線Qを、BVナビゲーション操作画面として表示パネル29に表示する。このとき、図18には示さないが、誘導線生成ブロックAも表示される。このBVナビゲーション操作画面には、移動ボタン40〜43や各種操作ボタン44、45、47〜50が表示されるようになっている。誘導線Qの生成後に、これらボタン44、45、47〜50を操作することで、誘導線Qの形状を変更することができるようになっている。この誘導線Qの形状を変更する制御は、制御部4の誘導線生成部33で行われるようになっている。
はじめに、図19及び図20に基づいて、透析開始前に誘導線Qの形状を変更する場合について説明する。最大変化速度表示線S、平均変化速度表示線R及び誘導線Qが表示されたBVナビゲーション操作画面の上向き矢印の移動ボタン40を操作すると、図19(a)に示すように、最大速度設定部31で設定した変化割合ΔBV(%)を示す変化割合表示線L1が上方に移動して、変化割合ΔBV(%)の絶対値が減少する。すると、誘導線生成ブロックAの縦長さが短く設定され(単位変化割合の絶対値が減少方向に補正され)、誘導線生成ブロックAの形状が変更される。この誘導線生成ブロックAに基づいて誘導線Qが生成し直される。
図19(b)に示すように、下向き矢印の移動ボタン41を操作すると、変化割合表示線L1が下方に移動して、変化割合ΔBV(%)の絶対値が増加する。すると、誘導線生成ブロックAの縦長さが長く設定され(単位変化割合の絶対値が増加方向に補正され)、この誘導線生成ブロックAに基づいて誘導線Qが生成し直される。また、上記のように変化割合表示線L1を移動させると、変化割合ΔBV(%)が変更されることになるので、それに対応して平均変化速度VAVEも変更される。
また、図20(a)に示すように、左向き矢印の移動ボタン42を操作すると、透析終了時を示す終了表示線L2が左側(透析時間Tの短縮側)に移動して透析時間Tが短縮される。すると、調整時間が減少して、時間調整ブロックBの横長さが短く設定され(単位調整時間が減少方向に補正され)、時間調整ブロックBの形状が変更される。そして、誘導線Qが生成し直される。
図20(b)に示すように、右向き矢印の移動ボタン43を操作すると、終了表示線L2が右側(透析時間Tの延長側)に移動して透析時間Tが延長される。すると、調整時間が増加して、時間調整ブロックBの横長さが長く設定され(単位調整時間が増加方向に補正され)、誘導線Qが生成し直される。終了表示線L2を移動させる場合には、誘導線生成ブロックAの形状は変化しない。
また、BV開始時変更ボタン48を操作すると、図21に示すように、BVナビゲーション機能の作動開始時を示すBVナビ開始表示線L3が表示される。この状態で左右の移動ボタン42、43を操作すると、BVナビ開始表示線L3が左右方向に移動し、BVナビゲーション機能の作動開始時が変更される。
また、BV前半時間変更ボタン49を操作すると、図22に示すように、BVナビゲーションを行う期間を前半と後半とに分ける境界線L4が表示される。この状態で左右の移動ボタン42、43を操作すると、境界線L4が左右方向に移動し、前半時間を変更することができるようになっている。透析の後半では、間歇補液やNa補液が行われる。これら補液の開始タイミングや量は、別途設定されるようになっている。
また、BV後半時間変更ボタン50を操作すると、図23に示すように、後半の終了時を示す後半終了時表示線L5が表示される。この状態で左右の移動ボタン42、43を操作すると、後半終了時表示線L5が左右方向に移動し、後半時間を変更することができるようになっている。
また、20番目の誘導線生成ブロックA20以外のブロックA1〜A19を移動させて誘導線Qの形状を変更することが可能となっている。この場合には、左右の移動ボタン45を操作することで、図24に示すように、誘導線生成ブロックA1〜A19を選択するためのカーソルZが表示されて左右に移動する。カーソルZを所望の誘導線生成ブロックA1〜A19まで移動させてENTボタン47を押すと、その誘導線生成ブロックAが選択された状態となり、この状態で、移動ボタン40〜43を操作すると、その操作したボタン40〜43の方向に誘導線生成ブロックAが移動する。誘導線生成ブロックAを上方に移動させると、それに対応して以降の誘導線Qが形状変更せずに上方に平行移動する。下方や、左側、右側に移動させた場合も同様に以降の誘導線Qが移動する。このようにして20番目以外の誘導線生成ブロックA1〜A20を移動させることによって、誘導線Qが生成し直される。
また、BVナビゲーション操作画面の最終ブロック変更ボタン44を操作すると、カーソルが透析時間Tの終了時に対応する最終の誘導線生成ブロック(20番目の誘導線生成ブロックA20)に重なるようにして表示される。この状態で、移動ボタン40〜43を操作すると、その操作したボタン40〜43の方向に誘導線生成ブロックA20が移動する。20番目の誘導線生成ブロックA20を上方に移動させると、それに対応して変化割合表示線L1(図19に示す)が上方に移動して、変化割合ΔBV(%)の絶対値が減少し、また、20番目の誘導線生成ブロックA20を下方に移動させると、それに対応して変化割合表示線L1が下方に移動して、変化割合ΔBV(%)の絶対値が減少し、誘導線Qが生成し直される。
20番目の誘導線生成ブロックA20を左側に移動させると、それに対応して終了表示線L2(図20に示す)が左側に移動して、透析時間Tが短縮され、また、20番目の誘導線生成ブロックA20を右側に移動させると、それに対応して終了表示線L2が右側に移動して、透析時間Tが延長され、誘導線Qが生成し直される。
次に、透析開始後に誘導線Qの形状を変更する場合について説明する。透析開始後に変更する場合、透析開始前の場合と同様に、誘導線生成ブロックAを移動させることにより誘導線Qの形状を変更することができ、透析時間Tの経過した領域の誘導線Qの形状は変更されないようになっている。
すなわち、図25に示すように、例えば、透析時間Tが開始から65分経過していて、12番目の誘導線生成ブロックA12の手前まで透析時間Tが経過している場合には、この12番目の誘導線生成ブロックA11はロックして、動かないように、かつ、形状変更しないようにしておき、その誘導線生成ブロックA12よりも後の誘導線生成ブロックA13〜A20を移動させて誘導線Qを生成し直す。この図に示すように、20番目の誘導線生成ブロックA20を右側(図中に矢印で示す方向)へ移動させて透析時間Tを延長すると、その延長分、第13の隙間C13以降の時間調整ブロックBの横長さが長く設定され、これに対応して誘導線Qの形状が変更することになる。また、20番目の誘導線生成ブロックA20を左側(時間短縮方向)へ移動させた場合には、第13の隙間C13以降の時間調整ブロックBの横長さが短く設定されて、誘導線Qの形状が変更することになる。
図26に示すように、20番目の誘導線生成ブロックA20を下方へ移動させて変化割合ΔBV(%)を変更する場合には、12番目の誘導線生成ブロックA12よりも後のブロックA13〜A20の縦長さが長く設定され、これに対応して誘導線Qの形状が変更することになる。また、20番目の誘導線生成ブロックA20を上方へ移動させた場合には、ブロックA13〜A20の縦長さが短く設定され、これに対応して誘導線Qの形状が変更することになる。
また、20番目の誘導線生成ブロックA20以外の誘導線生成ブロックA1〜A19を移動させる場合には、上述した透析開始前と同様にしてカーソルで誘導線生成ブロックA1〜A19を選択して移動ボタン45を操作する。このとき、例えば、図27に示すように、11番目の誘導線生成ブロックA11がロックされている場合には、11番目の誘導線生成ブロックA11よりも後の誘導線生成ブロックA12〜A20しか選択することができないようなっている。12番目の誘導線生成ブロックA12を右側へ移動させると、12番目〜20番目の誘導線生成ブロックA12〜A20がそのまま右側へ平行移動して、透析時間Tが延長されるので、誘導線生成ブロックA12以降の誘導線Qの形状は変更されない。12番目の誘導線生成ブロックA12を左側へ移動させると、12番目〜20番目の誘導線生成ブロックA12〜A20がそのまま左側へ平行移動して、透析時間Tが短縮される。このとき、12番目の誘導線生成ブロックA12は、11番目の誘導線生成ブロックA11よりも左側へは移動しないようになっている。
また、12番目の誘導線生成ブロックA12を下方へ移動させると、12番目〜20番目の誘導線生成ブロックA12〜A20がそのまま下方へ平行移動する。12番目の誘導線生成ブロックA12を上方へ移動させると、12番目〜20番目の誘導線生成ブロック12番目〜20番目がそのまま上方へ平行移動する。このとき、12番目の誘導線生成ブロックA12は、11番目の誘導線生成ブロックA11よりも上方へ移動しないようになっている。
尚、BVナビゲーション機能を停止する場合には、BVナビゲーション操作画面に表示されている停止ボタン(図示せず)を操作することで停止されるようになっている。BVナビゲーション機能を一旦停止した後、再度使用する場合には、再開ボタン(図示せず)を操作することで再開されるようになっている。
次に、上記のように構成された血液透析装置1を使用する場合について説明する。まず、医療従事者は、血液回路16を患者及びダイアライザー10に接続し、透析液回路15をダイアライザー10に接続し、透析準備を行う。このとき、血液透析装置1の表示パネル29には、図3に示すように、停止モード画面が表示され、医療従事者は、操作ボタンを操作して、透析時間、徐水量等を入力する。その後、医療従事者がBVナビボタンを操作すると、表示パネル29には、図4に示すように、BVナビゲーション操作画面が表示される。この操作画面の操作ボタン34の中から患者に合う最大変化速度VMAXに対応するものを選択して操作する。この最大変化速度VMAXは、患者の状態等によって予め得られ、医療従事者の経験によらず設定が可能なものである。また、このときに誘導線生成ブロックAの個数が選択されることになる。
最大変化速度VMAXの操作ボタンを操作すると、図10に示すBVナビゲーション操作画面が表示パネル29に表示される。この画面には、時間調整ブロックBの配置個数に関するパターン(A〜Fパターン)に対応した選択ボタン35がある。医療従事者は、これら選択ボタン35の中から患者に適していると考えられるパターンの選択ボタン35を操作する。
すると、最大変化速度設定部31で最大変化速度表示線Sが生成されるとともに、平均変化速度設定部32で平均変化速度表示線Rが生成される。さらに、誘導線生成部33では、上記選択されたパターンに対応した誘導線Qが生成される。そして、図18に示すように、最大変化速度表示線S、平均変化速度表示線R及び誘導線Qは、表示パネル29に表示される。このとき、誘導線生成ブロックAも表示される。これにより、医療従事者は、生成された誘導線Qを目視で確認できる。
生成された誘導線Qで良ければ、透析を開始する。誘導線Qの形状を変更したければ、移動ボタン40〜43等を操作して変更する。透析が開始されると、循環血液量の変化速度が、誘導線Qとして設定された変化速度となるように、血液透析処理実働部2が制御される。この誘導線Qの各部位の傾きは、最大変化速度表示線Sの傾き以下であるため、循環血液量の変化速度が患者に不適なほど速くなることはない。
また、誘導線Qの形状を変更したい場合には、特定の誘導線生成ブロックAを移動させるだけでもよい。これにより、他の誘導線生成ブロックAや時間調整ブロックBを自動的に移動させるとともに、形状変更して誘導線Qを生成するので、医療従事者の操作は簡単である。
以上説明したように、この実施形態に係る血液透析装置1によれば、患者の循環血液量の最大変化速度VMAXを設定し、最大変化速度VMAX以下で循環血液量の変化速度を誘導する誘導線Qを生成するようにしたので、循環血液量の変化速度が、患者に不適な大きい値となることはなくなるとともに、経験の少ない医療従事者であっても適切な誘導線Qを容易に生成することができる。これにより、透析中における患者のリスクを低減することができるとともに、効率の良い透析を行うことができる。
また、循環血液量の最大変化速度VMAXを表す最大変化速度表示線Sと、誘導線Qとが表示パネル29上に表示されるので、医療従事者が、誘導線Qが正しく生成されているか否かを目視で確認することができ、患者の安全性をより一層高めることができる。
また、補助記憶部5に複数通りの最大変化速度VMAXを記憶させておき、これら複数通りの最大変化速度VMAXから任意のものを選択するだけで最大変化速度VMAXを設定することができるので、患者の状態に合う最大変化速度VMAXを簡単に設定することができる。
また、透析時間Tの経過方向に並ぶ複数の誘導線生成ブロックAを離して配置し、これら隣り合う誘導線生成ブロックAを結ぶように延びる誘導線Qを生成するようにしたので、誘導線生成ブロックAの隙間の大きさによって循環血液量の変化速度を任意に変更することができる。
また、平均変化速度設定部32は、透析開始時の循環血液量が予め設定された透析終了時に目標循環血液量となるように、透析時間中における循環血液量の平均変化速度VAVEを設定する。これにより、透析終了時に目標循環血液量となる平均変化速度VAVEを考慮して誘導線Qを生成することができる。よって、透析時間が無用に長引くのを抑制することができる。
また、隣り合う誘導線生成ブロックAの間に時間調整ブロックBを配置するようにしたので、これら誘導線生成ブロックAの間に配置する時間調整ブロックBの数を変更するだけで、隣り合う誘導線生成ブロックAの隙間Cの大きさを変更して、循環血液量の変化速度を容易に変更することができる。
また、隣り合う誘導線生成ブロックAの間に配置される時間調整ブロックBの配置個数に関するパターンを変更するだけで、循環血液量の変化速度をそのパターンに対応するように容易に変更できる。
また、表示パネル29上に時間調整ブロックBの配置個数に関するパターンを複数通り表示させた状態で、任意のパターンを選択できるので、時間調整ブロックBの配置個数に関するパターンを選択する際の操作性を良好にすることができる。
また、誘導線Qの生成後に任意の誘導線生成ブロックAを移動させることにより、一度生成された誘導線Qの形状を患者の状態に合うように変更することができるので、誘導線Qをより一層適切なものとすることができる。
また、透析時間Tの変更後に、その変更後の透析時間Tに合致するように誘導線生成ブロックAの隙間Cが調整されるので、医療従事者が透析時間Tを変更した際に、誘導線生成ブロックAの隙間Cを調整する操作を行わなくても、変更後の透析時間Tに対応した誘導線Qを生成することができ、操作性を良好にすることができる。
また、透析実行中には、透析時間T経過以後の誘導線生成ブロックAのみ移動可能にしたので、実行された誘導線Qの形状を残しておくことができ、この形状を参考にして以後の誘導線Qの形状を設定することができる。
また、誘導線生成ブロックAを表示パネル29上に表示させるようにしたので、誘導線生成ブロックAを移動させる際に操作性を良好にすることができる。
尚、上記実施形態では、制御部4において平均変化速度VAVEを求めてから誘導線Qを生成するようにしているが、平均変化速度VAVEを求めることなく、誘導線Qを生成するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明に係る血液透析装置は、経験の少ない医療従事者であっても循環血液量の変化速度を容易に適切な値に誘導できるようにする場合に適している。
本発明に係る血液透析装置の使用状態を説明する図である。 血液透析装置のブロック図である。 停止モード画面が表示された表示パネルを示す図である。 循環血液量の最大変化速度を選択する選択ボタンが表示された表示パネルを示す図である。 最大変化速度、平均変化速度及び誘導線を説明するための図である。 誘導線生成ブロックの概念図である。 誘導線生成ブロックの拡大図である。 誘導線生成ブロックと時間調整ブロックとを並べて誘導線を生成する場合を説明する図である。 時間調整ブロックの拡大図である。 時間調整ブロックの配置個数に関するパターンを選択する選択ボタンが表示された表示パネルを示す図である。 時間調整ブロックの配置個数に関するパターンがAパターンである場合の誘導線を示す図である。 Aパターンである場合に生成される誘導線の概念図である。 時間調整ブロックの配置個数に関するパターンがBパターンである場合の誘導線を示す図である。 時間調整ブロックの配置個数に関するパターンがCパターンである場合の誘導線を示す図である。 時間調整ブロックの配置個数に関するパターンがDパターンである場合の誘導線を示す図である。 時間調整ブロックの配置個数に関するパターンがEパターンである場合の誘導線を示す図である。 時間調整ブロックの配置個数に関するパターンがFパターンである場合の誘導線を示す図である。 最大変化速度表示線、平均変化速度表示線及び誘導線が表示された表示パネルを示す図である。 図18相当図であり、(a)は、循環血液量の変化割合を減少させた場合を示し、(b)は、循環血液量の変化割合を増加させた場合を示す図である。 図18相当図であり、(a)は、透析時間を短縮させた場合を示し、(b)は、透析時間を延長させた場合を示す図である。 図18相当図であり、BVナビゲーション機能の作動開始時を変更する場合を示す図である。 図18相当図であり、BVナビゲーションの前半時間を変更する場合を示す図である。 図18相当図であり、BVナビゲーションの後半時間を変更する場合を示す図である。 誘導線生成ブロックを移動させることによって誘導線の形状を変更する場合を説明する図である。 透析開始後に最終の誘導線生成ブロックを移動させることによって透析時間を延長する場合を示す図である。 透析開始後に最終の誘導線生成ブロックを移動させることによって循環血液量の変化割合を増加させる場合を示す図である。 透析開始後に途中の誘導線生成ブロックを移動させることによって誘導線の形状を変更する場合を示す図である。
1 血液透析装置
2 血液透析処理実働部
3 操作表示部
4 制御部
5 補助記憶部(記憶部)
10 ダイアライザー(血液処理器)
29 表示パネル(表示器)
31 最大変化速度設定部
32 平均変化速度設定部
33 誘導線生成部
S 最大変化速度表示線
R 平均変化速度表示線
Q 誘導線
W 生成エリア

Claims (17)

  1. 患者の血液を体外循環させて所定の処理を行うように構成された血液透析装置であって、
    患者の血液を処理する血液処理器を有する血液透析処理実働部と、
    上記血液透析処理実働部を制御する制御部とを備え、
    上記制御部は、循環血液量の最大変化速度を設定する最大変化速度設定部と、該最大変化速度設定部で設定された最大変化速度以下となるように循環血液量の変化速度を誘導するための誘導線を生成する誘導線生成部とを有し、該誘導線生成部で生成された誘導線に基づいて上記血液透析処理実働部を制御するように構成されるとともに、該制御部が有する表示器に、上記誘導線及び上記最大変化速度を表す最大変化速度表示線を表示させ、
    更に上記制御部は、複数通りの最大変化速度を記憶する記憶部を有し、
    上記最大変化速度設定部は、上記記憶部に記憶されている複数通りの最大変化速度の中から1つを設定するように構成されていることを特徴とする血液透析装置。
  2. 請求項に記載の血液透析装置において、
    制御部は、全透析時間内における循環血液量の平均変化速度を設定する平均変化速度設定部を有し、
    誘導線生成部は、上記平均変化速度設定部で設定された平均変化速度を表す平均変化速度表示線と、最大変化速度表示線との間に誘導線を生成することを特徴とする血液透析装置。
  3. 請求項に記載の血液透析装置において、
    平均変化速度設定部は、透析開始時の循環血液量が予め設定された透析終了時に目標循環血液量となるように、透析時間中における循環血液量の平均変化速度を設定することを特徴とする血液透析装置。
  4. 請求項1からのいずれか1つに記載の血液透析装置において、
    誘導線生成部は、複数の誘導線生成ブロックを透析時間の経過方向に並べるとともに、誘導線生成ブロックのうち、少なくとも1つを隣り合うブロックに対し透析時間の経過方向に離して配置して、隣り合う誘導線生成ブロックを結ぶように延びる誘導線を生成することを特徴とする血液透析装置。
  5. 請求項に記載の血液透析装置において、
    制御部には、誘導線生成ブロックの個数に関するデータが複数通り記憶され、
    上記誘導線生成ブロックの個数に関するデータの中から任意のデータを選択可能に構成されていることを特徴とする血液透析装置。
  6. 請求項またはに記載の血液透析装置において、
    隣り合う誘導線生成ブロックの間には、時間調整ブロックが配置されることを特徴とする血液透析装置。
  7. 請求項に記載の血液透析装置において、
    誘導線生成部は、時間調整ブロックの配置個数に関するパターンを変更可能に構成されていることを特徴とする血液透析装置。
  8. 請求項に記載の血液透析装置において、
    誘導線生成部は、表示器に、時間調整ブロックの配置個数に関するパターンを複数通り表示させ、これら表示されたパターンの中から1つを選択可能に構成されていることを特徴とする血液透析装置。
  9. 請求項またはに記載の血液透析装置において、
    時間調整ブロックの配置個数に関するパターンは、数列パターンで構成されていることを特徴とする血液透析装置。
  10. 請求項からのいずれか1つに記載の血液透析装置において、
    透析時間の経過方向の最終に位置する誘導線生成ブロックに隣接する時間調整ブロックは、他の時間調整ブロックの配置によって生じた時間的誤差を吸収するように形成されることを特徴とする血液透析装置。
  11. 請求項から1のいずれか1つに記載の血液透析装置において、
    誘導線生成部は、誘導線の生成後に、任意の誘導線生成ブロックを移動させて誘導線の形状を変更可能に構成されていることを特徴とする血液透析装置。
  12. 請求項1に記載の血液透析装置において、
    誘導線生成部は、透析時間の終了予定時に対応する最終の誘導線生成ブロックを移動させることで透析時間を変更させるとともに、隣り合う誘導線生成ブロックの隙間を、変更後の透析時間に合致するように調整することを特徴とする血液透析装置。
  13. 請求項1または1に記載の血液透析装置において、
    誘導線生成ブロックの形状を変更することを特徴とする血液透析装置。
  14. 請求項1から1のいずれか1つに記載の血液透析装置において、
    時間調整ブロックの形状を変更することを特徴とする血液透析装置。
  15. 請求項1から1のいずれか1つに記載の血液透析装置において、
    誘導線生成部は、透析実行中には、透析時間の経過以後に対応する誘導線生成ブロックのみ移動可能に構成されていることを特徴とする血液透析装置。
  16. 請求項1から1のいずれか1つに記載の血液透析装置において、
    誘導線生成部は、透析時間の経過以後の誘導線を形状維持したまま平行移動させることにより、誘導線の形状を変更可能に構成されていることを特徴とする血液透析装置。
  17. 請求項から1のいずれか1つに記載の血液透析装置において、
    誘導線生成部は、表示器に、誘導線生成ブロックを表示させることを特徴とする血液透析装置。
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