[go: up one dir, main page]

JP4727139B2 - シリコーン粘着剤組成物及び粘着テープ - Google Patents

シリコーン粘着剤組成物及び粘着テープ Download PDF

Info

Publication number
JP4727139B2
JP4727139B2 JP2003389464A JP2003389464A JP4727139B2 JP 4727139 B2 JP4727139 B2 JP 4727139B2 JP 2003389464 A JP2003389464 A JP 2003389464A JP 2003389464 A JP2003389464 A JP 2003389464A JP 4727139 B2 JP4727139 B2 JP 4727139B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
sio
sensitive adhesive
adhesive composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003389464A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004190013A (ja
Inventor
俊司 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP2003389464A priority Critical patent/JP4727139B2/ja
Priority to TW92133415A priority patent/TWI272298B/zh
Publication of JP2004190013A publication Critical patent/JP2004190013A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4727139B2 publication Critical patent/JP4727139B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Description

本発明は、特にステンレス鋼などに粘着剤を貼りつけ、280℃の加熱エージングをおこなったのち、粘着剤を剥がしても糊残りしないシリコーン粘着剤組成物及び粘着テープに関する。
シリコーン粘着剤を使用した粘着テープや粘着ラベルは、シリコーン粘着剤層が耐熱性、耐寒性、耐候性、電気絶縁性及び耐薬品性に優れることから、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、ウレタン系粘着剤、エポキシ系粘着剤では変質・劣化してしまうような厳しい環境下で使用されている。
たとえば部品製造時や加工の際に加熱処理を行う場合、全面もしくは部分的に保護したりマスキングや仮固定が必要になることがある。このような用途に用いられる粘着テープには250℃の加熱後でも剥離が可能となるシリコーン粘着剤を用いたものが好適である。しかし、近年従来よりも高温での加熱処理が行われるようになり、シリコーン粘着剤の耐熱性も向上させる必要が生じている。
一例をあげると,電子部品実装における鉛フリーハンダの実用化に伴い、電子部品を基板にハンダ付けするリフロー温度などが従来よりも高温となり、ピーク温度が280℃に達することもある。したがって、このような高温下においても粘着剤が剥がれてはならず、さらに処理が終了すれば被着対に移行したり残留することなく剥がせることが必要である。
従来のシリコーン粘着剤を用いた粘着テープを金属部分に貼りつけたりマスキングし、150〜250℃の高温の履歴を受けた場合粘着テープを剥がして除去するとき金属部分に粘着剤が残留したり、粘着テープの基材から粘着剤層が金属部分に移行してしまうことがあった。これを糊残りという。これはシリコーン粘着剤が加熱によって酸化され劣化し、これに伴い粘着剤層の凝集力が低下し、粘着剤層が破壊されたことによる。
一方、半導体部品や銅製のリードフレーム積層部品の製造時に、シリコーン粘着剤に酸化防止剤を含有させた粘着テープを用いることで、200℃程度,数時間の工程でも粘着剤の劣化が起こらなくなることが公知である。(特許文献1参照)
また、付加反応硬化型のシリコーン粘着剤組成物にフェノール系酸化防止剤を含有させることにより、銅などの金属に対して糊残りしないシリコーン粘着剤を得ることができ、金属、特に銅や銅合金、鉄などの被着体に貼りつけたりマスキングし、150〜250℃の高温の履歴を受けた場合でも、糊残りを起こさず、きれいに剥離することが可能なシリコーン粘着剤組成物及び粘着テープを提供する。(特許文献2参照)
しかしながら上記のように酸化防止剤を添加したシリコーン粘着剤に280℃を超える高温の履歴を与えると,特にその金属が銅や銅合金、鉄などの金属であれば、粘着テープを剥がして除去するときに糊残りが発生することがある。
本発明は、上記事情を改善したもので、金属,特にステンレス鋼などの被着体に貼りつけたりマスキングし,280℃の高温の履歴を受けた場合でも、糊残りを起こさず、きれいに剥離することが可能なシリコーン粘着剤組成物および粘着テープを提供することを目的とする。
特開2001−345415号公報 特願2001−290863号(特開2003−96429号公報)
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、シリコーン粘着剤組成物に対してヒンダードアミン化合物を添加することにより、金属,特にステンレス鋼などに粘着剤を貼りつけ、280℃の加熱エージングをおこなったのち、粘着剤を剥がしてもステンレス鋼に対して糊残りせず,きれいに剥離することが可能であるという効果を達成するものであることを知見し、本発明をなすに至った。
本発明に用いられるシリコーン粘着剤組成物としては、有機過酸化物硬化型、付加反応硬化型等のいずれでもよい。
従って、本発明の過酸化物硬化型シリコーン粘着剤組成物としては次のものが用いられる。
(A)ポリジオルガノシロキサン 20〜80重量部
(B)R SiO0.5単位およびSiO単位を含有し、R SiO0.5単位/SiO単位のモル比が0.6〜1.7であるポリオルガノシロキサン(Rは炭素数1から10の1価炭化水素基.) 80〜20重量部
(C)次式で示される構造を含有するヒンダードアミン化合物 (A)、(B)の合計100重量部に対して 0.01〜1.0重量部
Figure 0004727139

(Rは炭素数1から6の1価炭化水素基。)
(D)有機過酸化物硬化剤
(A)、(B)の合計100重量部に対して 0.1〜5.0重量部
を含有する過酸化物硬化型シリコーン粘着剤組成物を提供する。また、本発明は、プラスチックフィルムの少なくとも1面に上記のシリコーン粘着剤組成物の硬化物層が積層されていることを特徴とする粘着テープを提供する。
付加反応硬化型シリコーン粘着剤組成物としては次のものが用いられる。
(A')1分子中に2個以上のアルケニル基を有するポリジオルガノシロキサン 20〜80重量部
(B)R SiO0.5単位およびSiO単位を含有し、R SiO0.5単位/SiO単位のモル比が0.6〜1.7であるポリオルガノシロキサン(Rは炭素数1から10の1価炭化水素基。) 80〜20重量部
(C)次式で示される構造を含有するヒンダードアミン化合物 (A')、(B)の合計100重量部に対して 0.01〜1.0重量部
Figure 0004727139

(Rは上記で示したと同じ基。)
(E)SiH基を含有するポリオルガノシロキサン (A')成分中のアルケニル基に対する(E)成分中のSiH基のモル比が0.5〜2 0となる量
(F)制御剤 (A')、(B)の合計100重量部に対して 0〜8.0重量部
(G)白金触媒 (A')、(B)成分の合計に対し白金分として1〜5000ppm
を含有する付加反応型シリコーン粘着剤組成物を提供する。また、本発明は、プラスチックフィルムの少なくとも1面に上記のシリコーン粘着剤組成物の硬化物層が積層されていることを特徴とする粘着テープを提供する。
本発明により、金属、特にステンレスなどの被着体に貼りつけたりマスキングし、280℃の高温の履歴を受けた場合でも、糊残りを起こさず、きれいに剥離することが可能なシリコーン粘着剤組成物および粘着テープを得ることができる。
本発明の過酸化物硬化型シリコーン粘着剤組成物としては次のものが用いられる。
(A)ポリジオルガノシロキサン 20〜80重量部
(B)R SiO0.5単位およびSiO単位を含有し、R SiO0.5単位/SiO単位のモル比が0.6〜1.7であるポリオルガノシロキサン(Rは炭素数1から10の1価炭化水素基.) 80〜20重量部
(C)次式で示される構造を含有するヒンダードアミン化合物 (A)、(B)の合計100重量部に対して 0.01〜1.0重量部
Figure 0004727139

(Rは炭素数1から6の1価炭化水素基。)
(D)有機過酸化物硬化剤
(A)、(B)の合計100重量部に対して 0.1〜5.0重量部
を含有する過酸化物硬化型シリコーン粘着剤組成物を提供する。また、本発明は、プラスチックフィルムの少なくとも1面に上記のシリコーン粘着剤組成物の硬化物層が積層されていることを特徴とする粘着テープを提供する。
この場合、これらシリコーン粘着剤組成物及び粘着テープは、金属特にステンレス鋼のマスキングテープ用として有効に用いられる。
以下、更に詳述すると、(A)成分はポリジオルガノシロキサンであり、下記式で示されるものであることが好ましい。
SiO−(R SiO) −SiR
(HO)SiO−(R SiO ) −SiR (OH)
式中、Rは同一または異種の炭素数1から10の炭化水素基で、耐熱性を向上させるためにはケイ素原子に結合する全有機基のうち0から35モル%、特に2から20モル%がフェニル基であるように選定される。さらに、全シロキサン単位のうち1から35モル%特に2から20モル%がジフェニルシロキサン単位であることが好ましい。pはこのポリジオルガノシロキサンの25℃における粘度を500 mPa・s以上とする数。
ここで、Rとしては、炭素数1〜10の一価炭化水素基が好ましく、例示すると、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのアルキル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、フェニル基、トリル基などのアリール基などであり、特にメチル基、フェニル基が好ましい。
このポリジオルガノシロキサンの性状はオイル状、生ゴム状であればよい。(A)成分の粘度は25℃において、オイル状のものであれば500mPa・s以上。特に10、000 mPa・s以上が好ましい。500mPa・s以下では硬化性が低下したり、凝集力(保持力)が低下するため不適である。また、生ゴム状のものであれば、30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの粘度が100、000 mPa・s以下が好ましい。100、000 mPa・sを越えると、組成物が高粘度となりすぎて製造時の撹拌が困難になる。さらに、(A)成分は2種以上を併用してもよい。
(B)成分はR SiO0.5単位(Rは炭素数1から10の1価炭化水素基。)およびSiO単位を含有し、R SiO0.5単位/SiO単位のモル比が0.6〜1.7であるポリオルガノシロキサンである。R SiO0.5単位/SiO単位のモル比が0.6未満では粘着力やタックが低下することがあり、1.7を越えると粘着力や保持力が低下することがある。Rは、メチル基、エチル基 、プロピル基、ブチル基などのアルキル基、シクロアルキル基、フェニル基、ビニル基、アリル基、ヘキセニル基があげられる。メチル基が好ましい。
(B)成分はOH基を含有していてもよく、OH基含有量は4.0重量%以下のものが好ましい。OH基が4.0重量%を超えるものは粘着剤の硬化性が低下する理由により好ましくない。また、本発明の特性を損なわない範囲でRSiO1.5単位,R 2SiO単位を(B)成分中に含有させることも可能である。なお、(B)成分は2種以上を併用してもよい。
(A)、(B)成分は単純に混合したものを使用してもよいし、(A)成分に次式のものを含有する場合、
2(HO)SiO−(R SiO)p−SiR 2(OH)
(pは上記したと同じである。)
(A)、(B)成分を縮合反応物として使用してもよい。縮合反応を行うには、トルエンなどの溶剤に溶解した(A)、(B)成分の混合物をアルカリ性触媒を用い、室温乃至還流下で反応させればよい。
(A)、(B)成分の配合比は重量比として20/80〜80/20、特に30/70〜70/30とすることが好ましい。(A)成分のポリジオルガノシロキサンの配合比が20/80より低いと粘着力や保持力が低下し、80/20を越えると粘着力やタックが低下する。
(C)成分はヒンダードアミン化合物。特に分子中に下式の構造を有するものが好ましい。
Figure 0004727139

ここで、Rは炭素数1から6の1価炭化水素基であり、例示すると、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのアルキル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、フェニル基などのアリール基などであり、特にメチル基が好ましい。
具体的には、
Figure 0004727139
Figure 0004727139
(C)成分の配合量は成分(A)、(B)の合計100重量部に対して0.01〜1重量部の範囲であればよい。とくに0.05〜0.5重量部が好ましい。0.01重量部未満では耐熱性向上の効果がなく、1重量部を越えると保持力が低下することがある。(C)成分は2種以上を併用してもよい。
(D)成分は有機過酸化物硬化剤で、具体的にはジベンゾイルパーオキサイド、4、4'−ジメチルジベンゾイルパーオキサイド、3、3'−ジメチルジベンゾイルパーオキサイド、2、2'−ジメチルジベンゾイルパーオキサイド、2、2'、4、4'−テトラクロロジベンゾイルパーオキサイド、クミルパーオキサイド、などを例示できる。
(D)成分の配合量は成分(A)、(B)の合計100重量部に対して0.1〜5重量部の範囲であればよい。とくに1〜4重量部が好ましい。0.1重量部未満では硬化性や保持力が低下することがある。5重量部を越えると粘着剤層に着色が生じたり、保持力が低下することがある。(D)成分の形態は特に限定されない。(D)成分の単独、(D)成分を有機溶剤に希釈したもの、水に分散させたもの、シリコーンオイルに分散させペースト状にしたもの、などがあげられる。(D)成分は2種以上を併用してもよい。
付加反応硬化型シリコーン粘着剤組成物としては次のものが用いられる。
(A')1分子中に2個以上のアルケニル基を有するポリジオルガノシロキサン 20〜80重量部
(B)R SiO0.5単位およびSiO単位を含有し、R SiO0.5単位/SiO単位のモル比が0.6〜1.7であるポリオルガノシロキサン(Rは炭素数1から10の1価炭化水素基。) 80〜20重量部
(C)次式で示される構造を含有するヒンダードアミン化合物 (A')、(B)の合計100重量部に対して 0.01〜1.0重量部
Figure 0004727139

(Rは上記で示したと同じ基。)
(E)SiH基を含有するポリオルガノシロキサン (A')成分中のアルケニル基に対する(E)成分中のSiH基のモル比が0.5〜2 0となる量
(F)制御剤 (A')、(B)の合計100重量部に対して 0〜8.0重量部
(G)白金触媒 (A')、(B)成分の合計に対し白金分として1〜5000ppm
を含有する付加反応型シリコーン粘着剤組成物を提供する。また、本発明は、プラスチックフィルムの少なくとも1面に上記のシリコーン粘着剤組成物の硬化物層が積層されていることを特徴とする粘着テープを提供する。
この場合、これらシリコーン粘着剤組成物及び粘着テープは、金属特にステンレス鋼のマスキングテープ用として有効に用いられる。
以下、更に詳述すると、(A')成分はアルケニル基含有ポリジオルガノシロキサンであり、下記式で示されるものであることが好ましい。
(3-a)aSiO−(RXSiO)−(R 2SiO)−SiR (3-a)a
2(HO)SiO−(RXSiO)m+2−(R 2SiO)−SiR 2(OH)
(式中、Rは脂肪属不飽和結合を有さない1価炭化水素基、Xはアルケニル基含有有機基であり、aは0〜3の整数、好ましくは1、mは0以上、nは100以上の数であり、aとmは同時に0にならない。また、m+nはこのポリジオルガノシロキサンの25℃における粘度を500 mPa・s以上とする数である。)
ここで、Rとしては、炭素数1〜10のものが好ましく、例示すると、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのアルキル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、フェニル基、トリル基などのアリール基などであり、特にメチル基、フェニル基が好ましい。
Xのアルケニル基含有有機基としては、炭素数2〜10のものが好ましく、ビニル基、アリル基、ヘキセニル基、オクテニル基、アクリロイルプロピル基、アクリロイルメチル基、メタクリロイルプロピル基、シクロヘキセニルエチル基、ビニルオキシプロピル基などであり、特に、工業的にはビニル基が好ましい。
このポリジオルガノシロキサンの性状はオイル状、生ゴム状であればよい。
(A')成分の粘度は25℃において、オイル状のものであれば1000mPa・s以上。特に10、000 mPa・s以上が好ましい。1000mPa・s以下では硬化性が低下したり、凝集力(保持力)が低下するため不適である。また、生ゴム状のものであれば、30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの粘度が100、000 mPa・s以下が好ましい。100、000 mPa・sを越えると、組成物が高粘度となりすぎて製造時の撹拌が困難になる。さらに、(A')成分は2種以上を併用してもよい。
(B)成分はR SiO0.5単位(Rは前記)およびSiO単位を含有し、R SiO0.5単位/SiO単位のモル比が0.6〜1.7であるポリオルガノシロキサンである。R SiO0.5単位/SiO単位のモル比が0.6未満では粘着力やタックが低下することがあり、1.7を越えると粘着力や保持力が低下することがある。OH基を含有していてもよく、OH基含有量は4.0重量%以下のものが好ましい。OH基が4.0重量%を超えるものは粘着剤の硬化性が低下する理由により好ましくない。
(B)成分は2種以上を併用してもよい。また、本発明の特性を損なわない範囲でRSiO1.5単位、R SiO単位を(B)成分中に含有させることも可能である。
(A')成分、(B)成分は単純に混合したものを用いてもよいし、(A')成分に次式のものを含有する場合、
2(HO)SiO−(RXSiO)m+2−(R 2SiO)−SiR 2(OH)
(m、nは上記と同じ数を表す。Rは上記したと同じ基。)
(A')成分、(B)成分を縮合反応物として使用してもよい。縮合反応を行うには、トルエンなどの溶剤に溶解した(A')、(B)成分の混合物をアルカリ性触媒を用い、室温乃至還流下で反応させればよい。
(A')、(B)成分の配合比は20/80〜80/20とすればよい。特に30/70〜70/30とすることが好ましい。(A')成分のポリジオルガノシロキサンの配合比が20/80より低いと粘着力や保持力が低下し、80/20を越えると粘着力やタックが低下する。
(C)成分はヒンダードアミン化合物であり、前記と同じものである。
(E)成分は架橋剤で、1分子中にケイ素原子に結合した水素原子を少なくとも2個、好ましくは3個以上有するオルガノヒドロポリシロキサンであり、直鎖状、分岐状、環状のものを使用できる。
(E)成分として、下記式のものを例示することができるが、これらのものには限定されない。
Figure 0004727139

(R1は前記の炭化水素であり、bは0または1、x,yは0以上の整数.bが0のときは,xは2以上であり、このオルガノヒドロポリシロキサンの25℃における粘度が1〜5,000mPa・sとなる数を示す。また、sは2以上の整数、tは0以上の整数で、かつs+t≧3、好ましくは8≧s+t≧3の整数を示す。)
このオルガノヒドロポリシロキサンの25℃における粘度は、1〜5,000mPa・sであることが好ましく、5〜500mPa・sがさらに好ましい。2種以上の混合物でもよい。
(E)成分の使用量は(A')成分中のアルケニル基に対する(E)成分中のSiH基のモル比が0.5〜20、特に0.8〜15の範囲となるように配合することが好ましい。0.5未満では架橋密度が低くなり、これにともない保持力が低くなることがあり、20を超えると架橋密度が高くなり十分な粘着力及びタックが得られないことがある。また、20を越えると処理液の使用可能時間が短くなる場合がある。
(F)成分は制御剤であり、シリコーン粘着剤組成物を調合ないし基材に塗工する際に加熱硬化の以前に処理液が増粘やゲル化をおこさないようにするために添加するものである。具体例としては、3−メチル−1−ブチン−3−オール、3−メチル−1−ペンチン−3−オール、3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール、1−エチニルシクロヘキサノール、3−メチル−3−トリメチルシロキシ−1−ブチン、3−メチル−3−トリメチルシロキシ−1−ペンチン、3,5−ジメチル−3−トリメチルシロキシ−1−ヘキシン、1−エチニル−1−トリメチルシロキシシクロヘキサン、ビス(2,2−ジメチル−3−ブチノキシ)ジメチルシラン、1,3,5,7−テトラメチル−1,3,5,7−テトラビニルシクロテトラシロキサン、1,1,3,3−テトラメチル−1,3−ジビニルジシロキサンなどが挙げられる。
(F)成分の配合量は成分(A')、(B)成分の合計100重量部に対して0〜8.0重量部の範囲であればよく、特に0.05〜2.0重量部が好ましい。8.0重量部を超えると硬化性が低下することがある。
(G)成分は白金系触媒であり、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール溶液、塩化白金酸とアルコールとの反応物、塩化白金酸とオレフィン化合物との反応物、塩化白金酸とビニル基含有シロキサンとの反応物などが挙げられる。
添加量は(A')、(B)成分の合計に対し、白金分として1〜5,000ppm、特に5〜2,000ppmとすることが好ましい。1ppm未満では硬化性が低下し、架橋密度が低くなり、保持力が低下することがあり、5,000ppmを超えると処理浴の使用可能時間が短くなる場合がある。
上記の付加反応硬化型シリコーン粘着剤に、更に耐熱性を改善する目的で(H)成分のフェノール系酸化防止剤を添加してもよい。
(H)成分としては、特に分子中に下式の構造を有するものが好ましい。
Figure 0004727139
具体的には下記が挙げられる。
Figure 0004727139
Figure 0004727139

(mは0以上、nは1以上の整数)
(H)成分の添加量は(A’)、(B)成分の合計100重量部に対して0.1〜10重量部、0.1重量部以下では高温履歴を受けた場合の糊残り防止効果が十分発揮されず、10重量部以上では保持力が低下することがある。
本発明のシリコーン粘着剤組成物には、上記各成分以外に任意成分を添加することができる。例えば、ポリジメチルシロキサン、ポリジメチルジフェニルシロキサンなどの非反応性のポリオルガノシロキサン、さらに、フェノール系、キノン系、アミン系、リン系、ホスファイト系、イオウ系、チオエーテル系などの酸化防止剤、トリアゾール系、ベンゾフェノン系などの光安定剤、リン酸エステル系、ハロゲン系、リン系、アンチモン系などの難燃剤、カチオン活性剤、アニオン活性剤、非イオン系活性剤などの帯電防止剤、塗工の際の粘度を下げるための溶剤として、トルエン、キシレン等の芳香族系溶剤、ヘキサン、オクタン、イソパラフィンなどの脂肪族系溶剤、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸イソブチルなどのエステル系溶剤、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサンなどのエーテル系溶剤、又はこれらの混合溶剤、染料、顔料などが使用される。
上記のように配合されたシリコーン粘着剤組成物は、種々の基材に塗工し、所定の条件にて硬化させることにより粘着剤層を得ることができる。
基材としては、ポリエステル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリイミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルなどのプラスチックフィルム、アルミニウム箔、銅箔などの金属箔、和紙、合成紙、ポリエチレンラミネート紙などの紙、布、ガラス繊維、これらのうちの複数を積層してなる複合基材が挙げられる。
これらの基材と粘着層の密着性を向上させるためにプライマー処理、コロナ処理、エッチング処理、プラズマ処理したものを用いてもよい。
塗工方法は、公知の塗工方式を用いて塗工すればよく、コンマコーター、リップコーター、ロールコーター、ダイコーター、ナイフコーター、ブレードコーター、ロッドコーター、キスコーター、グラビアコーター、スクリーン塗工、浸漬塗工、キャスト塗工などが挙げられる。
塗工量としては、硬化したあとの粘着剤層の厚みとして2〜200μm、特に3〜100μmとすることができる。
硬化条件としては、過酸化物硬化型のものは100〜200℃で30秒から10分、付加反応型のものとしては80から130℃で30秒〜3分とすればよいがこの限りではない。
上記のように基材に直接塗工して粘着テープを製造してもよいし、剥離コーティングを行った剥離フィルムや剥離紙に塗工し、硬化を行った後、上記の基材に貼り合わせる転写法により粘着テープを製造してもよい。
本発明のシリコーン粘着剤組成物を用いて製造した粘着テープによりマスキングが可能な被着体としては特に限定されないが,次のものを例示できる。ステンレス,銅,鉄,などの金属,これらの表面がメッキ処理や防錆処理された金属,ガラス,陶磁器,セラミックス,ポリテトラフロロエチレン,ポリイミド,エポキシ樹脂,ノボラック樹脂などの樹脂,さらにこれらのうちの複数が複合されて構成されたものである。
以下、実施例と比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、例中の部は重量部を示したものであり、特性値は下記の試験方法による測定値を示す。また、Meはメチル基、Phはフェニル基、Buはブチル基、Viはビニル基を表す。
糊残り性
シリコーン粘着剤組成物溶液を、厚み25μm、幅25mmのポリイミドフィルムに硬化後の厚みが40μmとなるようにアプリケータを用いて塗工した後、130℃、1分の条件で加熱し硬化させ、粘着テープを作成した。この粘着テープを金属板(研磨したステンレス板)に貼りつけ、重さ2kgのゴム層で被覆されたローラーを1往復させることにより圧着した後、280℃の乾燥機中で放置した。所定時間後に金属板を取り出し、室温まで冷やした後、粘着テープを剥がして、粘着剤層が凝集破壊し金属板の表面に粘着剤が残留するかどうかを観察した。糊残りなく剥離できるものを○、一部糊残りするものを△、ほぼ全面が糊残りするものを×とした。
粘着力
糊残り性評価と同様の方法で粘着テープを作成し、この粘着テープをステンレス板に貼りつけ、重さ2kgのゴム層で被覆されたローラーを1往復させることにより圧着した。室温で約20時間放置した後、引っ張り試験機を用いて300mm/分の速度で180゜の角度でテープをステンレス板から引き剥がすのに要する力(N/25mm)を測定した。
保持力
糊残り性評価と同様の方法で粘着テープを作成した。この粘着テープをステンレス板の下端に粘着面積が25×25mmとなるように貼りつけ、粘着テープの下端に重さ1kgの荷重をかけ、250℃で1時間、垂直に放置した後のずれ距離を読みとり顕微鏡で測定した。
[実施例1]
30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの粘度が 42、000 mPa・sであり、6モル%のジフェニルシロキサン単位を有し、分子鎖末端がOH基で封鎖されたフェニル基含有ポリジメチルシロキサン(45部)、
MeSiO0.5単位、SiO単位からなるポリシロキサン(MeSiO0.5単位/SiO単位=0。80)の60%トルエン溶液(92部)、トルエン(30部)からなる溶液を還流させながら4時間加熱した。放冷したのち次式のヒンダードアミン化合物I(旭電化社製 アデカスタブLA57)(0.2部)を添加し混合した。
Figure 0004727139
上記の混合物(シロキサン分60%)(100部)に、ベンゾイルパーオキサイドの50%シリコーンペースト(2.4部)、トルエン(50部)を混合し、シロキサン分約40%のシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。このシリコーン粘着剤の糊残り性、粘着力、保持力を測定した。結果を表1に示す。
実施例2
実施例1でヒンダードアミン化合物Iのかわりに、下式のヒンダードアミン化合物II(旭電化社製 アデカスタブLA52)(0.2部)を添加したシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。
Figure 0004727139

このシリコーン粘着剤の糊残り性、粘着力、保持力を測定した。結果を表1に示す。
実施例3
実施例1でフェニル基含有ジメチルポリシロキサンのかわりに、30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの粘度が 67、000 mPa・sであり、分子鎖末端がOH基で封鎖されたポリジメチルシロキサン(45部)を用いたシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。
このシリコーン粘着剤の糊残り性、粘着力、保持力を測定した。結果を表1に示す。
比較例1
実施例1でヒンダードアミン化合物Iを添加しないシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。
このシリコーン粘着剤の糊残り性、粘着力、保持力を測定した。結果を表1に示す。
比較例2
実施例1でヒンダードアミン化合物Iのかわりに、次式のフェノール系酸化防止剤III(チバ・スペシャルティー・ケミカルズ社製、IRGANOX 1330)(0.5部)を添加したシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。このシリコーン粘着剤の糊残り性、粘着力、保持力を測定した。結果を表1に示す。
Figure 0004727139
実施例4
30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの粘度が27000mPa・sであり、0.15モル%のメチルビニルシロキサン単位および10モル%のジフェニルシロキサン単位を有し、分子鎖末端がSiMeVi基で封鎖されたビニル基およびフェニル基含有ポリジメチルシロキサン(45部)、
MeSiO0.5単位、SiO単位からなるポリシロキサン(MeSiO0.5単位/SiO単位=0.80)の60%トルエン溶液 (92部)、トルエン(30部)からなる溶液に、ヒンダードアミン化合物I(0.2部)、次式の架橋剤(0.16部)、エチニルシクロヘキサノール(0.1部)を添加し混合した。
MeSiO−[MeHSiO]40−SiMe
上記の混合物(シロキサン分60%)(100部)にトルエン(50部)、白金触媒CAT−PL−50T(信越化学工業社製)(0.5部)を添加しさらに混合し、シロキサン分約40%のシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。このシリコーン粘着剤の糊残り性、粘着力、保持力を測定した。結果を表1に示す。
比較例3
実施例4でヒンダードアミン化合物Iのかわりに、前記のフェノール系酸化防止剤III(0.5部)を添加したシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。このシリコーン粘着剤の糊残り性、粘着力、保持力を測定した。結果を表1に示す。
実施例5
30%の濃度となるようにトルエンで溶解したときの粘度が27,000 mPa・sであり、0.15モル%のメチルビニルシロキサン単位および10モル%のジフェニルシロキサン単位を有し、分子鎖末端がSiMeVi基で封鎖されたビニル基およびフェニル基含有ポリジメチルシロキサン(45部)、
MeSiO0.5単位及びSiO単位からなるポリシロキサン(MeSiO0.5単位/SiO単位=0.80)の60%トルエン溶液 (92部)、トルエン(30部)、からなる溶液に、ヒンダードアミン化合物I(0.2部)、フェノール系酸化防止剤III(0.5部)、次式の架橋剤(0.16部)とエチニルシクロヘキサノール(0.1部)を添加し混合した。
MeSiO−[MeHSiO]40−SiMe
上記の混合物(シロキサン分60%)(100部)にトルエン(50部)、白金触媒CAT−PL−50T(信越化学工業社製)(0.5部)を添加してさらに混合し,シロキサン分約40%のシリコーン粘着剤組成物溶液を調製した。このシリコーン粘着剤の糊残り性,粘着力,保持力を測定した結果を表1に示す。
Figure 0004727139

Claims (7)

  1. (A)ポリジオルガノシロキサン 20〜80重量部
    (B)R SiO 0.5 単位およびSiO 単位を含有し、R SiO 0.5 単位/SiO 単位のモル比が0.6〜1.7であるポリオルガノシロキサン(R は炭素数1から10の1価炭化水素基。) 80〜20重量部
    (C)次式で示される構造を含有するヒンダードアミン化合物
    (A)、(B)の合計100重量部に対して 0.01〜1.0重量部
    Figure 0004727139
    (Rは炭素数1から6の1価炭化水素基。)
    (D)有機過酸化物硬化剤
    (A)、(B)の合計100重量部に対して 0.1〜5.0重量部
    を含有する過酸化物硬化型シリコーン粘着剤組成物。
  2. ポリジオルガノシロキサンがジフェニルシロキシ単位を1〜35モル%含有するものである請求項1の過酸化物硬化型シリコーン粘着剤組成物。
  3. (A’)1分子中に2個以上のアルケニル基を有するポリジオルガノシロキサン 20〜80重量部
    (B)R SiO0.5単位およびSiO単位を含有し、R SiO0.5単位/SiO単位のモル比が0.6〜1.7であるポリオルガノシロキサン(Rは炭素数1から10の1価炭化水素基。) 80〜20重量部
    (C)次式で示される構造を含有するヒンダードアミン化合物
    (A’)、(B)の合計100重量部に対して 0.01〜1.0重量部
    Figure 0004727139
    (Rは炭素数1から6の1価炭化水素基。)
    (E)SiH基を含有するポリオルガノシロキサン
    (A’)成分中のアルケニル基に対する()成分中のSiH基のモル比が0.5〜20となる量、および
    (G)白金触媒 (A’)、(B)成分の合計に対し白金分として1〜5000ppm
    を含有する付加反応型シリコーン粘着剤。
  4. ポリジオルガノシロキサンがジフェニルシロキシ単位を1〜35モル%含有するものである請求項3の付加反応型シリコーン粘着剤組成物。
  5. (F)3−メチル−1−ブチン−3−オール、3−メチル−1−ペンチン−3−オール、3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール、1−エチニルシクロヘキサノール、3−メチル−3−トリメチルシロキシ−1−ブチン、3−メチル−3−トリメチルシロキシ−1−ペンチン、3,5−ジメチル−3−トリメチルシロキシ−1−ヘキシン、1−エチニル−1−トリメチルシロキシシクロヘキサン、ビス(2,2−ジメチル−3−ブチノキシ)ジメチルシラン、1,3,5,7−テトラメチル−1,3,5,7−テトラビニルシクロテトラシロキサン、1,1,3,3−テトラメチル−1,3−ジビニルジシロキサンから選ばれる制御剤を、(A’)、(B)の合計100重量部に対して0.05〜8.0重量部となる量でさらに含む、請求項3または4に記載の付加反応型シリコーン粘着剤組成物。
  6. (H)成分としてフェノール系酸化防止剤を、(A’)、(B)の合計100重量部に対して0.1〜10重量部を含有することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のシリコーン粘着剤組成物。
  7. プラスチックフィルムの少なくとも1面に請求項1又は3記載のシリコーン粘着剤組成物の硬化物層が積層されていることを特徴とする粘着テープ。
JP2003389464A 2002-11-28 2003-11-19 シリコーン粘着剤組成物及び粘着テープ Expired - Fee Related JP4727139B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003389464A JP4727139B2 (ja) 2002-11-28 2003-11-19 シリコーン粘着剤組成物及び粘着テープ
TW92133415A TWI272298B (en) 2002-11-28 2003-11-27 Silicone adhesive composition and adhesive tape thereof

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002344919 2002-11-28
JP2002344919 2002-11-28
JP2003389464A JP4727139B2 (ja) 2002-11-28 2003-11-19 シリコーン粘着剤組成物及び粘着テープ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004190013A JP2004190013A (ja) 2004-07-08
JP4727139B2 true JP4727139B2 (ja) 2011-07-20

Family

ID=32774840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003389464A Expired - Fee Related JP4727139B2 (ja) 2002-11-28 2003-11-19 シリコーン粘着剤組成物及び粘着テープ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4727139B2 (ja)
TW (1) TWI272298B (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005272697A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Shin Etsu Chem Co Ltd 硬化性シリコーン樹脂組成物、光半導体用封止材および光半導体装置
JP2006028311A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Shin Etsu Chem Co Ltd 耐熱性に優れるシリコーン粘着剤組成物および製造方法
FR2879612B1 (fr) * 2004-12-21 2007-05-04 Rhodia Chimie Sa Composition elastomere silicone, adhesive, monocomposante et reticulable par polyaddition
JP2006199498A (ja) * 2004-12-22 2006-08-03 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットプリンター及びそれを用いて作製した記録物
JP4516008B2 (ja) * 2005-12-12 2010-08-04 信越ポリマー株式会社 保持治具の製造方法
US7560166B2 (en) 2005-12-28 2009-07-14 3M Innovative Properties Company Adhesive article, composite article, and methods of making the same
JP4505644B2 (ja) * 2006-02-17 2010-07-21 フジコピアン株式会社 固定シート
JP4505645B2 (ja) * 2006-02-17 2010-07-21 フジコピアン株式会社 固定シートの貼付方法
JP4505646B2 (ja) * 2006-02-20 2010-07-21 フジコピアン株式会社 固定シート
JP4505649B2 (ja) * 2006-03-23 2010-07-21 フジコピアン株式会社 固定シート
JP5019893B2 (ja) * 2007-01-26 2012-09-05 リンテック株式会社 再剥離型粘着シートおよび塗膜の保護方法
JP5309714B2 (ja) * 2007-07-04 2013-10-09 信越化学工業株式会社 帯電防止性能を有するシリコーン粘着剤組成物およびシリコーン粘着テープ
FR2919615A1 (fr) * 2007-08-02 2009-02-06 Bluestar Silicones France Soc Composition elastomere silicone adhesive
JPWO2009028455A1 (ja) 2007-08-27 2010-12-02 リンテック株式会社 再剥離型粘着シートおよび不完全硬化塗膜の保護方法
JP5338626B2 (ja) * 2009-11-10 2013-11-13 信越化学工業株式会社 シリコーン粘着剤組成物及び粘着フィルム
JP5963395B2 (ja) * 2011-03-04 2016-08-03 タツタ電線株式会社 保護テープ
JP5592330B2 (ja) * 2011-10-07 2014-09-17 信越化学工業株式会社 仮接着剤組成物、及びそれを用いた薄型ウエハの製造方法
JP6024839B2 (ja) 2014-01-31 2016-11-16 信越化学工業株式会社 オルガノポリシロキサン化合物及びその製造方法並びに付加硬化型シリコーン組成物
CN107531630B (zh) * 2015-07-01 2021-07-30 Dic株式会社 稳定剂化合物、液晶组合物和显示元件
KR101985637B1 (ko) 2016-03-08 2019-06-03 디아이씨 가부시끼가이샤 액정 조성물 및 그것을 사용한 액정 표시 소자
JP6733241B2 (ja) 2016-03-18 2020-07-29 信越化学工業株式会社 付加硬化性シリコーンゴム組成物、その製造方法及び硬化物
JP6691802B2 (ja) * 2016-03-29 2020-05-13 アイカ工業株式会社 シリコーン粘着剤組成物及び粘着テープ

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0286678A (ja) * 1988-09-21 1990-03-27 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコーン系感圧接着剤組成物
JPH07188471A (ja) * 1993-12-28 1995-07-25 Sekisui Chem Co Ltd ポリオレフィン系樹脂フイルム及び表面保護フイルム
JP2000265646A (ja) * 1999-03-19 2000-09-26 Sekisui Chem Co Ltd 床構成体
JP2001345415A (ja) * 2000-06-01 2001-12-14 Nitto Denko Corp リードフレーム積層物および半導体部品の製造方法
JP2001354939A (ja) * 2000-06-14 2001-12-25 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコーン粘着剤組成物
JP2002030264A (ja) * 2000-07-18 2002-01-31 Lintec Corp 粘着剤組成物及びそれを用いた粘着性光学部材
JP2002302606A (ja) * 2001-01-30 2002-10-18 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd 室温硬化性シリコーンゴム組成物

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0286678A (ja) * 1988-09-21 1990-03-27 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコーン系感圧接着剤組成物
JPH07188471A (ja) * 1993-12-28 1995-07-25 Sekisui Chem Co Ltd ポリオレフィン系樹脂フイルム及び表面保護フイルム
JP2000265646A (ja) * 1999-03-19 2000-09-26 Sekisui Chem Co Ltd 床構成体
JP2001345415A (ja) * 2000-06-01 2001-12-14 Nitto Denko Corp リードフレーム積層物および半導体部品の製造方法
JP2001354939A (ja) * 2000-06-14 2001-12-25 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコーン粘着剤組成物
JP2002030264A (ja) * 2000-07-18 2002-01-31 Lintec Corp 粘着剤組成物及びそれを用いた粘着性光学部材
JP2002302606A (ja) * 2001-01-30 2002-10-18 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd 室温硬化性シリコーンゴム組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004190013A (ja) 2004-07-08
TWI272298B (en) 2007-02-01
TW200417591A (en) 2004-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4727139B2 (ja) シリコーン粘着剤組成物及び粘着テープ
JP4784720B2 (ja) 粘着テープ
JP5309714B2 (ja) 帯電防止性能を有するシリコーン粘着剤組成物およびシリコーン粘着テープ
KR101149235B1 (ko) 점착제용 실리콘 조성물 및 이 조성물로부터 얻어지는 점착테이프
KR101529060B1 (ko) 실리콘계 감압성 접착제 조성물 및 감압성 테이프 또는 시트
JP5130995B2 (ja) 無溶剤型シリコーン粘着剤組成物
US8247502B2 (en) Addition reaction-curable silicone pressure-sensitive adhesive composition and pressure-sensitive adhesive tape
JP5553395B2 (ja) シリコーン粘着層を含む積層体
JP5115300B2 (ja) 基材密着性良好なシリコーン粘着剤組成物およびシリコーン粘着テープ
JP2004091703A (ja) 導電性シリコーン粘着剤組成物および粘着テープ
US7476446B2 (en) Silicone adhesive composition and an adhesive tape thereof
JP4761020B2 (ja) 無溶剤型シリコーン粘着剤組成物
JP4180353B2 (ja) シリコーン粘着剤組成物及び粘着テープ
JP2006028311A (ja) 耐熱性に優れるシリコーン粘着剤組成物および製造方法
JP2008024777A (ja) シリコーンゴム用付加硬化型シリコーン粘着剤組成物及び該組成物から得られる粘着テープ
JP2013173944A (ja) シリコーン粘着層を含む積層体
KR102742117B1 (ko) 실리콘 점착제 조성물 및 이것을 사용한 점착 테이프 또는 점착 필름
JP4919098B2 (ja) 有機過酸化物硬化型シリコーン粘着剤組成物及び粘着テープ
US20040157064A1 (en) Silicone adhesive composition and an adhesive tape thereof
JP4648011B2 (ja) 芳香族溶剤を含まないシリコーン粘着剤組成物およびそれを塗工した粘着テープ、シートまたはラベル
JP4678817B2 (ja) 粘着剤用シリコーン組成物及び該組成物から得られる粘着テープ
JP4123349B2 (ja) シリコーン剥離層とシリコーン粘着層の積層物品及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100317

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110412

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4727139

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees