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JP4720099B2 - 定電流駆動装置、バックライト光源装置及びカラー液晶表示装置 - Google Patents

定電流駆動装置、バックライト光源装置及びカラー液晶表示装置 Download PDF

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JP4720099B2 JP2004124792A JP2004124792A JP4720099B2 JP 4720099 B2 JP4720099 B2 JP 4720099B2 JP 2004124792 A JP2004124792 A JP 2004124792A JP 2004124792 A JP2004124792 A JP 2004124792A JP 4720099 B2 JP4720099 B2 JP 4720099B2
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Description

本発明は、直列接続された複数の素子例えば発光ダイオード(LED:light emitting diode)をパルス幅変調定電流駆動回路により定電流駆動するようにした定電流駆動装置、この定電流駆動装置により駆動されるバックライト光源装置及びカラー液晶表示装置に関する。
近年、液晶TVやプラズマディスプレイ(PDP:Plasma Display Panel)に代表されるようにディスプレイの薄型化が流れとしてあり、中でもモバイル用ディスプレイの多くは液晶系であり、忠実な色の再現性が望まれている。また、液晶パネルのバックライトは蛍光管を使ったCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)タイプが主流であるが、環境的に水銀レスが要求されてきており、CCFLに変わる光源として発光ダイオード等が有望視されている。
一般的に、発光ダイオードを表示画素に用いたディスプレイでは、発光ダイオードをマトリクスの駆動をするために、各画素に対してX−Yのアドレッシング駆動回路を必要とし、これにより、光らせたい画素の位置にある発光ダイオードを選択(アドレッシング)し、点灯させる時間を変調することにより輝度調整を実施し(パルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)駆動)、所定の階調性のある表示画面を得ている。このため、駆動用の回路が複雑になりコストが高くなっている(例えば、特許文献1参照)。
また、発光ダイオードは、個々の素子に輝度のばらつきを持っているが、個々の素子のばらつきを補正しようとすると、必然的に、1つ1つの素子を独立した駆動回路で駆動せねばならず、駆動の形態が、前述した発光ダイオードを表示画素に用いたディスプレイに相当する形に酷似してくる。
すなわち、アドレッシングによる駆動回路の複雑さを呈する欠点があった。
一方で、発光ダイオードを光源として用いる場合、赤(R)、緑(G)、青(B)の発光効率が異なるため、個々の色に流す電流も傾向的に独立していなければならない。さらに、各々の色で使用する半導体が異なるため、各色に用いる素子の製造バラツキによる効率の偏差範囲などにも相違が見られ、これらを克服する必要がある。
特開2001−272938号公報
ところで、発光ダイオード個々の素子のばらつきを個別に調整するためには、マトリクス型の駆動が必要とされていた。また、各発光ダイオードの電力が大きい、照明用途のLED駆動装置においては、大電力駆動用のLSI等は未だ作成されておらず、現実的にはコスト点で不利であるため、直列接続形式が用いられると考えられるが、直列接続形式では、個々の発光ダイオードの電流バラツキを調整することが困難である。
そこで、本発明の目的は、上述の如き従来の実情に鑑み、直列接続された複数の素子例えば発光ダイオードを低電流駆動するにあたり、簡単な回路で個々の素子のばらつきを個別に調整することができるようにした定電流駆動装置、この定電流駆動装置により駆動されるバックライト光源装置及びカラー液晶表示装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下に説明される実施の形態の説明から一層明らかにされる。
本発明は、直列接続された複数の発光ダイオードをパルス幅変調定電流駆動回路により定電流駆動する定電流駆動装置であって、上記直列接続された複数の発光ダイオードの各々に並列に負荷抵抗を接続するスイッチを構成する複数のトランジスタと、上記各トランジスタのベース・エミッタ間に接続されたダイオードと、上記各トランジスタのベースに接続されたコンデンサと、上記各トランジスタのベースに上記コンデンサを介してスイッチング制御信号を供給する制御回路とを備え、上記制御回路は、上記スイッチング制御信号として非同期のパルス幅変調信号を供給することにより上記複数のトランジスタをスイッチング制御し、上記直列接続された複数の発光ダイオードに流れる駆動電流を上記負荷抵抗に分流し、上記パルス幅変調信号のデューティによって、上記負荷抵抗に分流される電流量を可変調整するようにしたことを特徴とする。
本発明は、表示パネルを背面側から照明するバックライト光源装置であって、直列接続された複数の発光ダイオードと、上記直列接続された複数の発光ダイオードを定電流駆動するパルス幅変調定電流駆動回路と、上記直列接続された複数の発光ダイオードの各々に並列に負荷抵抗を接続するスイッチを構成する複数のトランジスタと、上記各トランジスタのベース・エミッタ間に接続されたダイオードと、上記各トランジスタのベースに接続されたコンデンサと、上記各トランジスタのベースに上記コンデンサを介してスイッチング制御信号を供給する制御回路とを備え、上記制御回路は、上記スイッチング制御信号として非同期のパルス幅変調信号を供給することにより上記複数のトランジスタをスイッチング制御し、上記直列接続された複数の発光ダイオードに流れる駆動電流を上記負荷抵抗に分流し、上記パルス幅変調信号のデューティによって、上記負荷抵抗に分流される電流量を可変調整するようにしたことを特徴とする。
本発明は、カラーフィルタを備えた透過型のカラー液晶表示パネルと、このカラー液晶表示パネルを背面側から照明するバックライト光源装置とからなるカラー液晶表示装置であって、上記バックライト光源装置は、直列接続された複数の発光ダイオードと、上記直列接続された複数の発光ダイオードを定電流駆動するパルス幅変調定電流駆動回路と、上記直列接続された複数の発光ダイオードの各々に並列に負荷抵抗を接続するスイッチを構成する複数のトランジスタと、上記各トランジスタのベース・エミッタ間に接続されたダイオードと、上記各トランジスタのベースに接続されたコンデンサと、上記各トランジスタのベースに上記コンデンサを介してスイッチング制御信号を供給する制御回路とを備え、上記制御回路は、上記スイッチング制御信号として非同期のパルス幅変調信号を供給することにより上記複数のトランジスタをスイッチング制御し、上記直列接続された複数の発光ダイオードに流れる駆動電流を上記負荷抵抗に分流し、上記パルス幅変調信号のデューティによって、上記負荷抵抗に分流される電流量を可変調整するようにしたことを特徴とする。
本発明では、直列接続された複数の素子をパルス幅変調定電流駆動回路により定電流駆動するにあたり、直列接続された複数の素子の各々に並列に負荷抵抗を接続するスイッチを構成するトランジスタを設け、上記トランジスタのベースにコンデンサを介して制御回路からスイッチング制御信号を供給して、上記トランジスタをスイッチング制御することにより、上記直列接続された複数の素子に流れる駆動電流を上記負荷抵抗に分流するので、直列接続された複数の素子例えば発光ダイオードの個々の輝度特性に応じて個別に駆動電流を調整することができる。
また、上記制御回路から上記スイッチング制御信号としてパルス幅変調信号を供給し、上記パルス幅変調信号のデューティによって、上記負荷抵抗に分流される電流量を可変調整することができ、複数の素子に流れる駆動電流を個別に且つ高精度に調整することができる。
また、上記パルス幅変調信号のデューティをnビットの重み付けに対応して可変とすることによって、上記負荷抵抗に分流される電流量を(n+1)ビットの分解能で調整することができる。
さらに、上記制御回路から上記スイッチング制御信号として非同期のパルス幅変調信号を供給することによって、不要輻射を少なくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、例えば図1に示すような構成のバックライト方式のカラー液晶表示装置100に適用される。
このカラー液晶表示装置100は、透過型のカラー液晶表示パネル10と、このカラー液晶表示パネル10の背面側に設けられたバックライト光源装置20からなる。
透過型のカラー液晶表示パネル10は、ガラス等の構成された2枚の透明な基板(TFT基板11、対向電極基板12)を互いに対向配置させ、その間隙に例えばツイステッドネマチック(TN)液晶を封入した液晶層13を設けた構成となっている。TFT基板11にはマトリクス状に配置された信号線14と走査線15及びこれらの交点に配置されたスイッチング素子としての薄膜トランジスタ16と画素電極17が形成されている。薄膜トランジスタ16は走査線15により順次選択されると共に、信号線14から供給される映像信号を対応する画素電極17に書き込む。一方、対向電極基板12の内表面には対向電極18及びカラーフィルタ19が形成されている。
このカラー液晶表示装置100では、この様な構成の透過型のカラー液晶表示パネル10を2枚の偏光板31,32で挟み、バックライト光源装置20により背面側から白色光を照射した状態で、アクティブマトリクス方式で駆動することによって、所望のフルカラー 映像表示が得られる。
上記バックライト光源装置20は、光源21と波長選択フィルタ22からなり、上記光源21が出射する光で上記波長選択フィルタ22を介して上記カラー液晶表示パネル10を背面側から照明する。
このカラー液晶表示装置100は、例えば図2に電気的なブロック構成を示す駆動回路200により駆動される。
この駆動回路200は、カラー液晶表示パネル10やバックライト光源装置20の駆動電源を供給する電源部110、カラー液晶表示パネル10を駆動するXドライバ回路120及びYドライバ回路130、外部から映像信号が入力端子140を介して供給されるRGBプロセス処理部150、このRGBプロセス処理部150に接続された映像メモリ160及び制御部170、バックライト光源装置20の駆動制御するバックライト駆動制御部180等を備えてなる。
この駆動回路200において、入力端子140を介して入力された映像信号は、RGBプロセス処理部150によりクロマ処理等の信号処理がなされ、さらに、コンポジット信号からカラー液晶表示パネル10の駆動に適したRGBセパレート信号に変換されて、制御部170に供給されるとともに、画像メモリ160を介してXドライバ120に供給される。また、制御部170は、上記RGBセパレート信号に応じた所定のタイミングでXドライバ120及びYドライバ回路130を制御して、上記画像メモリ160を介してXドライバ120に供給されるRGBセパレート信号でカラー液晶表示パネル10を駆動することにより、上記RGBセパレート信号に応じた映像を表示する。
ここで、カラーフィルタ19は各画素電極17に対応した複数のセグメントに分割されている。例えば、図3の(A)に示すように3原色である赤色フィルタCFR、緑色フィルタCFG、青色フィルタCFBの3つのセグメント、図3の(B)に示すように3原色(RGB)にシアン(C)を加えた赤色フィルタCFR、シアン色フィルタCFC、緑色フィルタCFG、青色フィルタCFBの4つのセグメント、あるいは、図3の(C)に示すように3原色(RGB)にシアン(C)とイエロー(Y)を加えた赤色フィルタCFR、シアン色フィルタCFC、青色フィルタCFG、イエロー色フィルタCFY、青色フィルタCFBの5つのセグメントに分割されている。
ここで、上記バックライト光源装置20には、透過型のカラー液晶表示パネル10を背面に配設された複数の発光ダイオード(LED:t emitting diode)により照射するエリアライト方式の光源21が採用されている。
このバックライト光源装置20の光源21における発光ダイオードの配置について説明する。
図4は、発光ダイオードの配置例として、単位セル4−1,4−2毎に、赤の発光ダイオード1、緑の発光ダイオード2及び青の発光ダイオード3をそれぞれ2個使用し、合計6個の発光ダイオードを一列に配列した様子を示している。
この配置例では6個であるが、使用する発光ダイオードの定格、発光効率などにより、混合色をバランスの良い白色光とするために、光出力バランスを整える必要から、各色の個数配分は本例以外のバリエーションがありうる。
図4に示した配置例において、上記単位セル4−1と単位セル4−2は、全く同一の物であり、中央の両端矢印部分で接続されている。また、図5は、上記単位セル4−1及び単位セル4−2が接続された形を電気回路図記号のダイオードマークによって図示したものである。この例の場合、各発光ダイオード、すなわち、赤の発光ダイオード1、緑の発光ダイオード2、青の発光ダイオード3は左から右に電流が流れる方向に極性を合わせて直列接続されている。
ここで、赤の発光ダイオード1、緑の発光ダイオード2及び青の発光ダイオード3をそれぞれ2個使用し、合計6個の発光ダイオードを一列に配列した単位セル4を各色の発光ダイオードの個数でパターン表記すると図6に示すように(2G 2R 2B)となる。すなわち、(2G 2R 2B)は、緑と赤と青2個ずつ合計6個のパターンを基本単位としていることを示す。そして、図7に示すように、上記基本単位の単位セル4を3つ連続に繋げた場合、記号が3*(2G 2R 2B)で、発光ダイオードの個数でパターン表記すると(6G 6R 6B)で示される。
次に、上記バックライト光源装置20の光源21における実際の発光ダイオードの配置例を図7の表記に基づき説明する。
光源21には、図8に示すように、前述した発光ダイオードの基本単位(2G 2R 2B)の3倍を1つの中単位(6G 6R 6B)として、垂直に4行、水平に5列、合計で360個の発光ダイオードが配置されている。
そして、上記360個の発光ダイオード全てに対して、個々のアドレッシングを施すことは容易でないので、このバックライト光源装置20では、図9に示すような駆動構成としている。
すなわち、n列のそれぞれに対応するRGBのペアg1〜gnは、各列にRGBの各発光ダイオードそれぞれが独立して直列接続されており、DC−DCコンバータ7により定電流が流される構成となっている。
図10を参照して、定電流をLED直列接続基板m1,m2に流すための具体的な構成例の説明をする。
すなわち、複数の発光ダイオードが直列接続されたLED列40は、一端が検出抵抗(Rc)5を介してDC−DCコンバーター7に接続され、また、他端がFET6を介して接地されている。
上記DC−DCコンバーター7は、出力電圧Vccの設定に対して、検出抵抗5による電圧降下を検出して、直列接続されたLED列に所定の定電流ILEDが流れるようにフィードバックループを構成している。この例では、上記検出抵抗5による降下電圧がサンプルホールドスイッチ8を介してコンデンサ9にサンプルホールドされて上記DC−DCコンバーター7に帰還される。
また、上記バックライト駆動制御部180に備えられたドライバーIC181からFET6のゲートに加えられるmain PWM(Pulse Width Modulation)信号により、LED列40に流れる電流が所定の期間ON−OFFされることにより、発光ダイオードの発光量を増減せしめる構成となっている。
すなわち、このバックライト光源装置20では、上記バックライト駆動制御部180に備えられたドライバーIC181から供給されるmain PWM信号によりFET6をスイッチング動作させて、複数の発光ダイオード41A〜41Eを直列接続してなるLED列40にDC−DCコンバーター7により供給された駆動電流をOn−OFFすることによって、上記発光ダイオード41A〜41Eをパルス幅変調定電流駆動するようになっている。
なお、この例では、定電流を波高値で制御するために、電流検出のフィードバックループにサンプルホールドを備えているが、これはひとつの例であって、他の方法を用いてもよい。
また、この例では、main PWM信号に基づいてサンプルホールドスイッチ駆動回路183により作成されるサンプルパルスが上記サンプルホールドスイッチ8に供給されるようになっている。
なお、この図10に示した一群のLED列40は、図9に示したn列のそれぞれに対応するRGBのペアg1〜gnの1列に対している。したがって、同様の回路が、本例では、gn列×3倍(RGB分)必要となる。
次に、発光ダイオード個々の素子のばらつきを個別に調整する構成について、図11を参照して具体的に説明する。
図10に示した一群のLED列40における発光ダイオード41の個数は、光量バランスの観点で個数は変動するので種々のケースが考えられる。特に、近年、総個数を削減する為に各素子の投入電力を大きくしているため、各素子の輝度特性のばらつきを調整により克服する必要がある。
図11に示すように、直列接続された5個の発光ダイオード41A〜41Eには、個々に並列に負荷抵抗81A〜81Eを接続するスイッチを構成するトランジスタ82A〜82Eが接続されており、各トランジスタ82A〜82Eのベース・エミッタ間にはクランプ用のダイオード83A〜83Eが接続され、さらに、各トランジスタ82A〜82Eのベースに結合用コンデンサ84A〜84Eが接続されている。
直列接続された5個の発光ダイオード41A〜41Eには、上から下に向けて、各々Vfa〜Vfeまでの、個別の電圧降下を有しており、製造ロットに応じてばらつきを持つ。また、直列接続された5個の発光ダイオード41A〜41EはFET6によってPWM駆動されている。
このような構成の駆動回路において、各トランジスタ82A〜82Eの各ベースには、上記バックライト駆動制御部180に備えられた駆動制御回路182からスイッチング制御信号として結合用コンデンサ84A〜84Eを介してsub_PWM信号a〜eが供給される。上記結合用コンデンサ84A〜84Eに入力されるsub_PWM信号a〜eは、ダイオード83A〜83Eによってトランジスタ82A〜82Eのエミッタ電位がクランプされるため、交流信号として扱うことができる。したがって、直列接続であっても電位を考えずに、トランジスタ82A〜82EのON−OFF駆動ができる。
トランジスタ82A〜82EがONすると、発光ダイオード41A〜41Eのアノード−カソード間は、抵抗81A〜81Eにてバイパスされ、駆動電流の一部分が、発光ダイオード41A〜41E以外に、抵抗81A〜81Eに分流するので、発光機能をもつ発光ダイオード41A〜41Eの光出力は低下する。
ここで、抵抗81A〜81Eの値を適宜選択すれば、バイパスさせたときに分流する電流量は任意に設定することが可能であるが、バイパスする時間をOn−OFFの期間比率の操作により加減すれば、分流する平均の電流量を加減し、結果として発光ダイオード41A〜41Eの光量を個別に制御することができる。
この際に、トランジスタ駆動用に使用するsub_PWM信号a〜eは、main_PWM信号と独立して選択することが可能な構成となっているため、自由度が高い。また、sub_PWM信号a〜eの周波数を上げることにより、分解能も上げることができ、決め細やかな調整が可能である。
すなわち、このバックライト光源装置20では、上記バックライト駆動制御部180に備えられたドライバーIC181から供給されるmain PWM信号によりFET6をスイッチング動作させて、複数の発光ダイオード41A〜41Eを直列接続してなるLED列40にDC−DCコンバーター7により供給された駆動電流をOn−OFFすることによって、上記発光ダイオード41A〜41Eをパルス幅変調定電流駆動するにあたり、直列接続された複数の発光ダイオード41A〜41Eの各々に並列に負荷抵抗81A〜81Eを接続するスイッチを構成するトランジスタ82A〜82Eを設け、上記トランジスタ82A〜82Eのベースにコンデンサ84A〜84Eを介して上記バックライト駆動制御部180に備えられた駆動制御回路182からスイッチング制御信号を供給して、上記トランジスタ82A〜82Eをスイッチング制御することにより、上記直列接続された複数の発光ダイオード41A〜41Eに流れる駆動電流を上記負荷抵抗81A〜81Eに分流するようになっている。
このように上記直列接続された複数の発光ダイオード41A〜41Eに流れる駆動電流を上記負荷抵抗81A〜81Eに分流することによって、直列接続された複数の発光ダイオード41A〜41Eの個々の輝度特性に応じて個別に駆動電流を調整することができる。
ここで、上記駆動制御回路182は、上記スイッチング制御信号としてsub_PWM信号a〜eを供給し、上記sub_PWM信号a〜eのデューティによって、上記負荷抵抗81A〜81Eに分流される電流量を可変調整することができ、複数の発光ダイオード41A〜41Eに流れる駆動電流を個別に且つ高精度に調整することができる。
また、上記駆動制御回路182は、上記sub_PWM信号a〜eのデューティをnビットの重み付けに対応して可変とすることによって、上記負荷抵抗81A〜81Eに分流される電流量を(n+1)ビットの分解能で調整することができる。
さらに、上記駆動制御回路182は、上記スイッチング制御信号として非同期のsub_PWM信号a〜eを供給することによって、不要輻射を少なくすることができる。
本発明を適用したバックライト方式のカラー液晶表示装置の構成を示す模式的な斜視図である。 上記カラー液晶表示装置の駆動回路の構成を示すブロック図である。 上記カラー液晶表示装置おけるカラー液晶パネルに設けられるカラーフィルタの構成を示す模式的な平面図である。 上記カラー液晶表示装置を構成するバックライト光源装置における発光ダイオードの配置例を模式的に示す図である。 上記発光ダイオードの配置例における各発光ダイオードが接続された形を電気回路図記号のダイオードマークによって模式的に示した図である。 赤の発光ダイオード、緑の発光ダイオード及び青の発光ダイオードをそれぞれ2個使用し、合計6個の発光ダイオードを一列に配列した単位セルを各色の発光ダイオードの個数でパターン表記して模式的に示した図である。 基本単位の単位セル4を3つ連続に繋げた場合を発光ダイオードの個数でパターン表記して模式的に示した図である。 上記バックライト光源装置の光源21における実際の発光ダイオードの配置例を発光ダイオードの個数でパターン表記して模式的に示した図である。 上記バックライト光源装置における発光ダイオードの駆動構成を模式的に示す図である。 上記バックライト光源装置における直列接続された複数の発光ダイオードに定電流を流すための具体的な構成例を模式的に示す図である。 上記バックライト光源装置における直列接続された複数の発光ダイオード個々の素子のばらつきを個別に調整するための具体的な構成例を模式的に示す図である。
符号の説明
1,2,3,41,41A〜41E 発光ダイオード、4−1,4−2 単位セル、5 検出抵抗、6 FET、7 DC−DCコンバーター、8 サンプルホールドスイッチ、9 コンデンサ、10 カラー液晶表示パネル、11 TFT基板、12 対向電極基板、13 液晶層、14 信号線、15 走査線、16 薄膜トランジスタ、17 画素電極、18 対向電極、19 カラーフィルタ、20 バックライト光源装置、21 光源21、22 波長選択フィルタ、31,32 偏光板、40 LED列、81A〜81E 負荷抵抗、82A〜82E トランジスタ、83A〜83E ダイオード、84A〜84E コンデンサ、100 カラー液晶表示装置、110 電源部、120 Xドライバ回路、130 Yドライバ回路、140 入力端子140、150 RGBプロセス処理部、160 映像メモリ、170 制御部、180 バックライト駆動制御部、181 ドライバーIC、182 駆動制御回路、183 サンプルホールドスイッチ駆動回路、200 駆動回路

Claims (6)

  1. 直列接続された複数の発光ダイオードをパルス幅変調定電流駆動回路により定電流駆動する定電流駆動装置であって、
    上記直列接続された複数の発光ダイオードの各々に並列に負荷抵抗を接続するスイッチを構成する複数のトランジスタと、
    上記各トランジスタのベース・エミッタ間に接続されたダイオードと、
    上記各トランジスタのベースに接続されたコンデンサと、
    上記各トランジスタのベースに上記コンデンサを介してスイッチング制御信号を供給する制御回路とを備え、
    上記制御回路は、上記スイッチング制御信号として非同期のパルス幅変調信号を供給することにより上記複数のトランジスタをスイッチング制御し、上記直列接続された複数の発光ダイオードに流れる駆動電流を上記負荷抵抗に分流し、上記パルス幅変調信号のデューティによって、上記負荷抵抗に分流される電流量を可変調整するようにした定電流駆動装置。
  2. 上記パルス幅変調信号のデューティをnビットの重み付けに対応して可変とした請求項記載の定電流駆動装置。
  3. 表示パネルを背面側から照明するバックライト光源装置であって、
    直列接続された複数の発光ダイオードと、
    上記直列接続された複数の発光ダイオードを定電流駆動するパルス幅変調定電流駆動回路と、
    上記直列接続された複数の発光ダイオードの各々に並列に負荷抵抗を接続するスイッチを構成する複数のトランジスタと、
    上記各トランジスタのベース・エミッタ間に接続されたダイオードと、
    上記各トランジスタのベースに接続されたコンデンサと、
    上記各トランジスタのベースに上記コンデンサを介してスイッチング制御信号を供給する制御回路とを備え、
    上記制御回路は、上記スイッチング制御信号として非同期のパルス幅変調信号を供給することにより上記複数のトランジスタをスイッチング制御し、上記直列接続された複数の発光ダイオードに流れる駆動電流を上記負荷抵抗に分流し、上記パルス幅変調信号のデューティによって、上記負荷抵抗に分流される電流量を可変調整するようにしたバックライト光源装置。
  4. 上記パルス幅変調信号のデューティをnビットの重み付けに対応して可変とした請求項記載のバックライト光源装置。
  5. カラーフィルタを備えた透過型のカラー液晶表示パネルと、このカラー液晶表示パネルを背面側から照明するバックライト光源装置とからなるカラー液晶表示装置であって、
    上記バックライト光源装置は、
    直列接続された複数の発光ダイオードと、上記直列接続された複数の発光ダイオードを定電流駆動するパルス幅変調定電流駆動回路と、上記直列接続された複数の発光ダイオードの各々に並列に負荷抵抗を接続するスイッチを構成する複数のトランジスタと、上記各トランジスタのベース・エミッタ間に接続されたダイオードと、上記各トランジスタのベースに接続されたコンデンサと、上記各トランジスタのベースに上記コンデンサを介してスイッチング制御信号を供給する制御回路とを備え、
    上記制御回路は、上記スイッチング制御信号として非同期のパルス幅変調信号を供給することにより上記複数のトランジスタをスイッチング制御し、上記直列接続された複数の発光ダイオードに流れる駆動電流を上記負荷抵抗に分流し、上記パルス幅変調信号のデューティによって、上記負荷抵抗に分流される電流量を可変調整するようにしたカラー液晶表示装置。
  6. 上記パルス幅変調信号のデューティをnビットの重み付けに対応して可変とした請求項記載のカラー液晶表示装置。
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