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JP4708248B2 - 医療用容器 - Google Patents

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Description

本発明は、薬剤室に薬剤が充填された医療用容器に関する。
患者に輸液を行うに先立って、輸液剤の入ったバイアル瓶や軟質バッグなどに、予め輸液剤に配合することが困難な薬剤、例えば、ビタミン剤、抗生物質などの薬剤を混合、溶解させ、薬液を調製することが行われている。そして、このような薬液の調製を無菌的に、また、簡単な操作で行うため、薬液が収納された軟質バッグに薬液と混合する薬剤を収納した薬剤容器を取り付け、輸液の際、薬剤容器に設けられた開封用操作部を軟質バッグごしに折り曲げ切断することにより、薬剤容器と軟質バッグを連通させ薬剤と薬液とを混合するようにした輸液用容器が提案されている。
しかしながら、医療従事者が多忙であるために、開封用操作部を折り曲げ、破断可能部を破断することを忘れたまま混合前の一成分のみを投与してしまうおそれがある。
上記のような薬剤の混合忘れを防止することが可能な医療用容器として、特開2005−228号公報(特許文献1)がある。この医療用容器は、医療用複室容器であり、矩形状の2枚のフィルムの周縁部を熱融着して袋状に形成された容器本体と、この容器本体に接続された薬剤排出部とを備えている。容器本体は、長手方向に並べて配置され薬剤が封入される第1収納室及び第2収納室を有しており、2つの収納室は、仕切り用封止部で仕切られている。また、薬剤排出部は、容器本体における第2収納室の端部に接続されており、この排出部と第2収納室とは、排出用封止部によって仕切られている。そして、排出用封止部は、排出部が取り付けられた容器本体周縁部3の一辺にその両端部が連結されており、排出部を囲むように円弧状に形成されている。また、排出用封止部は、容器本体5の内壁面同士を熱融着した円弧状の2つの固着部を備えている。各円弧状の固着部は、排出用封止部における第2収納室を向く端縁、及び排出部を向く端縁をそれぞれ形成しており、両固着部の間にはビタミンD溶液を収納する小収納室が形成されている。
この医療用容器では、排出部からの薬液の排出を可能とするためには、排出用封止部を形成する円弧状の2つの固着部の剥離が必要であり、円弧状の2つの固着部間に形成された小収納室に収納された薬剤は、確実に容器内の薬剤と混合された後に排出される。よって、上述したような薬剤の混合忘れを防止することが可能である。
特開2005−228号公報
特許文献1の医療用容器では、上述したような薬剤の混合忘れを防止することが可能である。しかし、特許文献1の医療用容器では、小収納室が、円弧状の2つの固着部間により形成されている。このため、搬送時もしくは準備時に、円弧状の2つの固着部の内、内側の固着部の一部に剥離が生じると小収納室内の薬剤のみの排出が可能となり、危険である。さらに、特許文献1の医療用容器では、小収納室が円弧状の2つの固着部により形成されているため、その内部への薬剤の充填も困難であり、薬剤充填時に小収納室に負荷される圧力は、内側の固着部の部分剥離もしくは剥離強度の低下を招くおそれが高い。また、小収納室への薬剤の収納を容易なものとするためには、円弧状の2つの固着部の基端間の距離を長くすることが必要となり、医療用容器自体の内部空間(薬剤収納容量)を減少させることになる。
そこで、本発明の目的は、医療用容器の主薬剤室とは別に設けられた薬剤収納部内に収納された薬剤の混合忘れを防止することができ、かつ、薬剤収納部内に収納された薬剤のみが投与される危険性がなく、さらに、医療用容器の主薬剤室の容量をあまり減少させることなく所定量の薬剤収納部を形成することができる医療用容器を提供するものである。
上記目的を達成するものは、以下のものである。
(1) 可撓性材料により作製され、上端部、下端部および向かい合う側部を有し、内部に薬剤室を備える軟質容器本体と、前記薬剤室を第1の薬剤室と第2の薬剤室に区分する剥離可能な仕切部を有しており、前記第1の薬剤室に収納された第1の薬剤と、前記第2の薬剤室に収納された第2の薬剤と、前記容器本体の下端部かつ前記第1の薬剤室側に固定された排出ポートと、前記第1の薬剤室と前記排出ポートとの連通を阻害する剥離可能な連通阻害用弱シール部とを備える医療用容器であって、
前記連通阻害用弱シール部は、前記容器本体の前記下端部より前記排出ポートの先端部上方を取り囲むように形成され、前記第1の薬剤室と区画された区画室を形成しており、前記医療用容器は、前記連通阻害用弱シール部と並設され、前記第1の薬剤室を介してのみ前記区画室と連通可能な薬剤収納部を形成する剥離可能な薬剤収納部形成用弱シール部を備え、
前記薬剤収納部形成用弱シール部は、前記連通阻害用弱シール部より前記容器本体の一方の側部側となる位置の前記下端部に一端および他端を有し、前記薬剤室内方に延び、前記下端部と協同して前記薬剤収納部を形成しており、前記薬剤収納部には、前記薬剤室に収納されている薬剤と異なる薬剤が収納されており、
前記仕切部は、第1の弱シール部と前記第1の弱シール部より剥離しにくいもしくは剥離不能な第2の弱シール部とを備え、かつ、前記第1の弱シール部は、前記薬剤収納部形成用弱シール部および前記連通阻害用弱シール部の上方に位置し、
前記医療用容器は、前記第1の薬剤室もしくは前記第2の薬剤室を押圧することにより、前記仕切部の前記第1の弱シール部の剥離と同時もしくは続いて前記薬剤収納部形成用弱シール部が剥離開始し、該薬剤収納部形成用弱シール部の剥離開始と同時もしくは続いて前記連通阻害用弱シール部が剥離するものとなっている医療用容器。
) 前記薬剤収納部形成用弱シール部の上端は、前記連通阻害用弱シール部の上端より、前記容器本体の上端部側に位置している上記(1)に記載の医療用容器。
) 前記医療用容器は、前記薬剤収納部形成用弱シール部と前記連通阻害用弱シール部間に位置する弱シール部非形成部を有している上記(1)または(2)に記載の医療用容器。
) 前記薬剤収納部形成用弱シール部のシール強度は、前記連通阻害用弱シール部のシール強度より小さいものとなっている上記(1)ないし()のいずれかに記載の医療用容器。
) 前記連通阻害用弱シール部は、前記軟質容器本体を圧迫させたとき剥離が開始する剥離開始部を備えており、前記薬剤収納部形成用弱シール部は、前記連通阻害用弱シール部の前記剥離開始部を保護している上記(1)ないし()のいずれかに記載の医療用容器。
) 前記薬剤収納部形成用弱シール部、前記連通阻害用弱シール部および前記仕切部は、熱シールにより作製されている上記()ないし()のいずれかに記載の医療用容器。
(7) 前記連通阻害用弱シール部のシール強度は、前記薬剤収納部形成用弱シール部および前記第1の弱シール部のシール強度より強いものである上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の医療用容器。
本発明の医療用容器は、可撓性材料により作製され、上端部、下端部および向かい合う側部を有し、内部に薬剤室を備える軟質容器本体と、前記容器本体の下端部に固定された排出ポートと、前記薬剤室に収納された薬剤と、前記薬剤室と前記排出ポートとの連通を阻害する剥離可能な連通阻害用弱シール部とを備える医療用容器であって、前記連通阻害用弱シール部は、前記容器本体の前記下端部より前記排出ポートの先端部上方を取り囲むように形成され、前記薬剤室と区画された区画室を形成しており、さらに、前記医療用容器は、前記連通阻害用弱シール部と並設され、前記薬剤室を介してのみ前記区画室と連通可能な薬剤収納部を形成する剥離可能な薬剤収納部形成用弱シール部とを備え、さらに、前記薬剤収納部には、前記薬剤室に収納されている薬剤と異なる薬剤が収納されており、かつ、前記軟質容器本体を圧迫させたとき、前記薬剤収納部形成用弱シール部の剥離開始と同時もしくは続いて前記連通阻害用弱シール部が剥離するものとなっている。
本発明の医療用容器では、排出ポートを介した薬剤の投与のためには、連通阻害用弱シール部の剥離が必要であり、この剥離と同時もしくは先だって薬剤収納部形成用弱シール部が剥離するため、薬剤収納部内の薬剤が混合されることなく薬剤が投与されることがない。また、薬剤収納部形成用弱シール部と連通阻害用弱シール部とは、個別独立したものとなっているため、薬剤収納部内に収納された薬剤のみが投与されることがなく、また、薬剤収納部が、医療用容器の主薬剤室の容量をあまり減少させることもない。
本発明の医療用容器について、図面に示す実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の医療用容器の一実施例の正面図である。なお、図中の上側を「上端」、下側を「下端」として説明する。
本発明の医療用容器1は、可撓性材料により作製され、上端部5、下端部6および向かい合う側部7,8を有し、内部に薬剤室2aを備える軟質容器本体2と、容器本体2の下端部6に固定された排出ポート3と、薬剤室2aに収納された薬剤と、薬剤室2aと排出ポート3との連通を阻害する剥離可能な連通阻害用弱シール部11とを備える。連通阻害用弱シール部11は、容器本体2の下端部6より排出ポート3の先端部上方を取り囲むように形成され、薬剤室2aと区画された区画室23を形成している。医療用容器1は、連通阻害用弱シール部11と並設され、薬剤室2aを介してのみ区画室23と連通可能な薬剤収納部13を形成する剥離可能な薬剤収納部形成用弱シール部12を備える。さらに、薬剤収納部13には、薬剤室2aに収納されている薬剤と異なる薬剤が収納されており、軟質容器本体2を圧迫させたとき、薬剤収納部形成用弱シール部12の剥離開始と同時もしくは続いて連通阻害用弱シール部11が剥離する。
そして、薬剤収納部形成用弱シール部12は、連通阻害用弱シール部11より容器本体2の一方の側部7(8)側となる位置の下端部6または/および側部7(8)より薬剤室2aの内方に延び、下端部6または/および側部7(8)と協同して薬剤収納部13を形成していることが好ましい。さらに、薬剤収納部形成用弱シール部12は、一端が下端部6に位置し、他端が下端部6もしくは側部7(8)に位置していることが好ましい。
なお、図1ないし図8に示す各実施例の医療用容器では、容器本体2は、薬剤室2aが剥離可能な仕切部9により第1の薬剤室21と第2の薬剤室22に区分されており、第1の薬剤室21には、第1の薬剤が収納され、第2の薬剤室22には、第2の薬剤が収納されている。
しかし、本発明の医療用容器としては、図9に示す医療用容器80のように、仕切部を備えないものであってもよい。
この実施例の医療用容器1は、図1に示すように、シート状筒状体により形成された容器本体2を備え、この容器本体2には、内部収納部を区画する仕切部9が形成されており、収納部は、第1の薬剤室21と第2の薬剤室22に区画されている。
また、図1に示すように、容器本体2の上端側に設けられたシール部5と下端側に設けられたシール部6を備える。また、実施例の医療用容器1では、第1の薬剤室21側に設けられた薬剤排出ポート3を備えている。さらに、この実施例の医療用容器1では、第2の薬剤室22側に設けられた薬剤注入ポート4を備えている。
そして、本発明の医療用容器1は、図1に示すように、容器本体2の下端側シール部6より排出ポート3の先端部を取り囲むように薬剤室2a内上方に延び、薬剤室2aと排出ポート3との連通を阻害する剥離可能な連通阻害用弱シール部11を備えている。連通阻害用弱シール部11は、一端が排出ポート3付近かつ容器本体の一方の側部側である下端側シール部6に位置し、他端が排出ポート3付近かつ容器本体の他方の側部側である下端側シール部6に位置し、上記の一端および他端間において、排出ポート3の先端部を所定距離離間して取り囲むものとなっている。つまり、排出ポート3の先端部は、連通阻害用弱シール部11の両端間に位置するものとなっている。そして、連通阻害用弱シール部11を剥離しない限り、医療用容器内の薬剤は、排出ポート3より排出できない。また、連通阻害用弱シール部11により、薬剤室2a(第1の薬剤室21)から隔離された区画室23が形成されている。この区画室23は、空室となっている。しかし、区画室には、所定の液体(例えば、生理食塩水)が入れられていてもよい。また、区画室23は、乾燥状態でもよいが、滅菌のための微量の水分が充填されていてもよい。さらに、連通阻害用弱シール部11に若干の水蒸気や薬剤が通る通路を形成し、第1の薬剤室21と上記のようなレベルで連通するものであってもよい。連通阻害用弱シール部11は、シート材を帯状に熱シール(熱融着、高周波融着、超音波融着等)することにより形成することができる。
連通阻害用弱シール部11は、図1に示す実施例では、台形状に形成されている。また、連通阻害用弱シール部は、上記の形態に限定されるものではなく、図3に示す医療用容器20のような三角形状(具体的には、排出ポートの上方に頂点を有する三角形状)、図5に示す医療用容器40のような四角形状、さらには多角形状、略半円形状、略半楕円形状、あるいは反転したU字状であってもよい。なお、多角形状の場合、角は丸められていることが好ましい。また、連通阻害用弱シール部の先端部は、その他の部分より剥離し易くなっていてもよい。図1に示すものでは、先端部の外周部に内側に延びる弱シール非形成部が設けられている。
そして、本発明の医療用容器1は、図1に示すように、連通阻害用弱シール部11より容器本体2の一方の側部側(図1では、左側部側)となる位置の下端側シール部6より薬剤室2a内上方に延び、薬剤収納部13を形成する剥離可能な薬剤収納部形成用弱シール部12を備える。そして、薬剤収納部13は、連通阻害用弱シール部11が形成する区画室23より容器本体2の一方の側部側(図1では、左側部側)に位置し、かつ薬剤室2aを介してのみ区画室23と連通可能となっている。そして、薬剤収納部13には、薬剤室2aに収納されている薬剤と異なる薬剤が収納されている。薬剤収納部形成用弱シール部12は、連通阻害用弱シール部と実質的に孤立して設けられており、薬剤収納部形成用弱シール部12のどの部分が剥離しても、薬剤収納部13は、薬剤室2a(第1の薬剤室21)と連通するものとなっており、薬剤収納部内の薬剤が連通阻害用弱シール部11が形成する区画室内に直接流入しない。言い換えれば、薬剤収納部内の薬剤は、薬剤室2aに流入した後でなければ、排出ポート3より流出しないものとなっている。薬剤収納部形成用弱シール部12は、連通阻害用弱シール部11と同様に、シート材を帯状に熱シール(熱融着、高周波融着、超音波融着等)することにより形成することができる。薬剤収納部13の容量としては、1〜30mlが好ましく、特に、2〜20mlが好ましい。また、薬剤収納部13の容量は、図1に示す実施例の医療用容器1のように、実質的に上述した区画室23と同程度のもの、また、図2、図3および図4に示す実施例の医療用容器10,20,30のように、区画室23より容量の大きいもの、また、区画室23より容量の大きいもの小さいものいずれであってもよい。なお、薬剤収納部13の容量は、区画室23より容量と同程度もしくは大きいものが好ましい。
この実施例では、薬剤収納部形成用弱シール部12は、連通阻害用弱シール部11と隣り合うように設けられている。具体的には、薬剤収納部形成用弱シール部12の一端は、連通阻害用弱シール部11の一端付近の下端側シール部6に位置し、他端は、この一端より連通阻害用弱シール部11の一端および他端より離間する部位の下端側シール部6に位置している。そして、薬剤収納部形成用弱シール部12の一端と他端間は、所定距離離間しており、その端部間に、薬剤注入部14が設けられている。端部間の距離に特に制限はなく、よって、薬剤注入部14として十分な大きさを確保できる。このため、薬剤収納部13内への薬剤の注入作業も容易に行える。そして、薬剤注入部14は、薬剤収納部13内に薬剤を注入した後に形成されたシール部15によりシールされている。
薬剤収納部形成用弱シール部12は、図1に示す実施例では、台形状に形成されている。また、薬剤収納部形成用弱シール部12は、上記の形態に限定されるものではなく、図3に示す医療用容器20のような上方に長辺を有する台形状、図5に示す医療用容器40のような四角形状、図4に示すような多角形状、さらには、略半円形状、略半楕円形状、あるいは反転したU字状であってもよい。なお、多角形状の場合、角は丸められていることが好ましい。また、薬剤収納部形成用弱シール部12の先端部は、その他の部分より剥離し易くなっていてもよい。図1に示すものでは、先端部の外周部に内側に延びる弱シール非形成部が設けられている。
そして、図1ないし図6に示し上述した医療用容器1、10、20、30、40、50において、薬剤収納部形成用弱シール部12は、連通阻害用弱シール部11より容器本体2の一方の側部7側となる位置の下端部6より薬剤室2aの内方に延び、下端部6と協同して薬剤収納部13を形成している。また、これらの医療用容器では、薬剤収納部形成用弱シール部12は、一端が下端部6に位置し、他端も下端部6に位置している。
なお、薬剤収納部形成用弱シール部12の形態は、上述のものに限定されるものではなく、例えば、図7に示す医療用容器60のように、薬剤収納部形成用弱シール部12は、連通阻害用弱シール部11より容器本体2の一方の側部7側となる位置の下端部6および側部7より薬剤室2aの内方に延び、下端部6および側部7と協同して薬剤収納部13を形成している。そして、薬剤収納部形成用弱シール部12は、一端が下端部6に位置し、他端が側部7に位置するものとなっている。
また、薬剤収納部形成用弱シール部12の形態は、図8に示す医療用容器70のように、連通阻害用弱シール部11より容器本体2の一方の側部8より薬剤室2aの内方に延びるようなものであってもよい。そして、この例では、薬剤収納部形成用弱シール部12は、一端が側部8に位置し、他端も、一端より所定距離下端部側となる側部8に位置するものとなっている。
そして、本発明の医療用容器では、軟質容器本体2を圧迫することにより、薬剤収納部形成用弱シール部12および連通阻害用弱シール部11は剥離する。特に、軟質容器本体2を圧迫したとき、薬剤収納部形成用弱シール部12の剥離開始と同時もしくは続いて連通阻害用弱シール部11が剥離するものとなっている。図1に示す実施例では、薬剤収納部形成用弱シール部12および連通阻害用弱シール部11は、ほぼ同じ形状となっており、軟質容器本体2を圧迫させたとき、両者はほぼ同時に剥離を開始する。
また、薬剤収納部形成用弱シール部12の上端が、連通阻害用弱シール部11の上端より、上方に位置するものとすることにより、軟質容器本体2を圧迫させたとき、薬剤収納部形成用弱シール部12の剥離が先に始まり、遅れて連通阻害用弱シール部11が剥離開始するものとしてもよい。また、薬剤収納部形成用弱シール部12のシール強度は、連通阻害用弱シール部11のシール強度より小さいものとなっていてもよい。このようにすることによっても、軟質容器本体2を圧迫させたとき、薬剤収納部形成用弱シール部12の剥離開始が先に始まり、遅れて連通阻害用弱シール部11が剥離開始するものとなる。
薬剤収納部形成用弱シール部12のシール強度は、0.1〜25N/10mm、特に、0.3〜20N/10mmであることが好ましい。また、連通阻害用弱シール部11のシール強度(初期の剥離強度)は、1〜25N/10mm、特に、2〜20N/10mmであることが好ましい。また、連通阻害用弱シール部11のシール強度は、薬剤収納部形成用弱シール部12並びに仕切部9(第1の弱シール部9a)のシール強度より若干強いものであってもよい。また、薬剤収納部形成用弱シール部12および連通阻害用弱シール部11の幅(帯幅)は、2〜20mm、特に、4〜12mmであることが好ましい。
また、連通阻害用弱シール部11は、軟質容器本体2を圧迫させたとき剥離が開始する剥離開始部11aを備えるものであり、薬剤収納部形成用弱シール部12は、連通阻害用弱シール部11の剥離開始部11aを保護しているものであってもよい。図3に示す医療用容器20における薬剤収納部形成用弱シール部12は、上述したように、長辺が上辺となる台形状となっており、一つの角部12aが、連通阻害用弱シール部11の剥離開始部11a上に位置している。このため、剥離開始部11aは、角部12aにより保護されており、角部12aの剥離後でなければ、剥離開始部11aは剥離しないものとなっている。また、図4に示す医療用容器30における薬剤収納部形成用弱シール部12は、連通阻害用弱シール部11の剥離開始部11a付近に位置する角部12aを備え、かつこの角部よりさらに上方に延びる変形四角形状となっている。よって、剥離開始部11aは、角部12aにより保護されており、角部12aの剥離後でなければ、剥離開始部11aは剥離しないものとなっている。
また、薬剤収納部形成用弱シール部12は、図6に示す医療用容器50のように、その一端部が連通阻害用弱シール部11の一端部と一体化した一体化部17を有するものであってもよい。一体化部17は、所定の幅を有するため、この一体化部17が他の部分に先立ち剥離することはなく、薬剤収納部13と区画室23の直接連通が生じることはない。
そして、上述したすべての実施例の医療用容器において、薬剤収納部形成用弱シール部と前記連通阻害用弱シール部間に位置する弱シール部非形成部を有している。特に、図3、図4および図5に示した医療用容器20,30,40では、薬剤収納部形成用弱シール部12と連通阻害用弱シール部11が近接するものの両者間には、弱シール部非形成部が存在している。
医療用容器1の容器本体2は、軟質合成樹脂により形成されている。容器本体2は、インフレーション成形法により筒状に成形されたものが好ましい。なお、容器本体2は、例えば、ブロー成形法、共押出インフレーション法などの種々の方法により製造されたものでもよい。また、容器本体2は、上記のような筒状体の外周部の全周(4辺)をシールしたもの、2枚のシート材を重ねその外周部全周をシールしたもの、一枚のシートを2つ折りし、折り曲げ部以外の3辺をシールしたものなどの袋状物であってもよい。また、容器本体2の上端側シール部5のほぼ中央部には、医療用容器1をハンガー等に吊り下げるための孔25が設けられている。
容器本体2は、水蒸気バリヤー性を有することが好ましい。水蒸気バリヤー性の程度としては、水蒸気透過度が、50g/m・24hrs・40℃・90%RH以下であることが好ましく、より好ましくは10g/m・24hrs・40℃・90%RH以下であり、さらに好ましくは1g/m・24hrs・40℃・90%RH以下である。この水蒸気透過度は、JISK7129(A法)に記載の方法により測定される。
このように容器本体2が水蒸気バリヤー性を有することにより、医療用容器1の内部からの水分の蒸散が防止できる。その結果、充填される薬剤(具体的には、薬液)の減少、濃縮を防止することができる。また、医療用容器1の外部からの水蒸気の侵入も防止することができる。
このような容器本体2の形成材料として、ポリオレフィン類が含有されるとき、本発明の有用性が大きいものとなる。したがって、本発明においては、容器本体2の形成材料として、ポリオレフィン類を含むものであるのが好ましい。容器本体2の形成材料として、特に好ましいものとして、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリブタジエン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)のようなポリオレフィン類に、スチレン−ブタジエン共重合体やスチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体等のスチレン系熱可塑性エラストマーあるいはエチレン−プロピレン共重合体やエチレン−ブテン共重合体,プロピレン−αオレフィン共重合体等のオレフィン系熱可塑性エラストマーをブレンドし柔軟化した軟質樹脂を用いてもよい。この材料は、高強度で柔軟性に富み、耐熱性(特に滅菌時の耐熱性)、耐水性が高い他、加工性が特に優れ、製造コストの低減を図ることができる点で好ましい。
さらに、上記のブレンド樹脂を用いる場合には、2種以上の融点の異なる材料を用いることになり、容器本体2の上端側シール部5や下端側シール部6、連通阻害用弱シール部11、薬剤収納部形成用弱シール部12および後述する仕切部9の各シール条件の設定、各シール部分のシール強度の安定化を容易かつ良好に図ることができる。
また、容器本体は、前述したような材料よりなる単層構造のもの(単層体)であってもよいし、また種々の目的で、複数の層(特に異種材料の層)を重ねた多層積層体であってもよい。多層積層体の場合、複数の樹脂層を重ねたものであってもよいし、少なくとも1層の樹脂層に金属層を積層したものであってもよい。複数の樹脂層を重ねたものの場合、それぞれの樹脂の利点を併有することができ、例えば、容器本体2の耐衝撃性を向上させたり、耐ブロッキング性を付与したりすることができる。また、金属層を有するものの場合、容器本体2のガスバリヤー性等を向上させることができる。例えば、アルミ箔等のフィルムが積層された場合、ガスバリヤー性の向上とともに、遮光性を付与したりすることができる。また、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ケイ素等の酸化物からなる層を形成した場合、ガスバリヤー性の向上とともに、容器本体2の透明性を維持することができ、内部の視認性を確保することができる。なお、容器本体2が多層積層体である場合、その内表面部分を形成する材料が、前述した材料であるのが好ましい。
容器本体2を構成するシート材の厚さは、その層構成や用いる素材の特性(柔軟性、強度、水蒸気透過性、耐熱性等)等に応じて適宜決定され、特に限定されるものではないが、通常は、100〜550μm程度であるのが好ましく、200〜400μm程度であるのがより好ましい。
また、上述した実施例の医療用容器1,20,30,40,50、60,70は、剥離可能な仕切部9により、2室に区分されている。そして、仕切部は、仕切用弱シール部により形成されている。仕切用弱シール部9は、第1の弱シール部9aと第1の弱シール部9aの両側に設けられた第1の弱シール部より剥離しにくいもしくは剥離不能な第2の弱シール部9bとを備えている。第1の弱シール部9aが剥離可能な仕切部を実質的に構成している。
このような構成により、第2の薬剤室22を押圧することにより、第1の弱シール部9aが剥離する。そして、剥離部(剥離した第1の弱シール部)より液体等の流体(具体的には、薬液および気体)が第1の薬剤室21に流入する。この液体等の流体の流入により第1の薬剤室21が押し広げられるとともに第2の薬剤室22の押圧の継続により第1の薬剤室の内圧も上昇する。液体等の流体の流入時には、第1の弱シール部9aが剥離部となり、弱シール部9の全体が剥離しない。このため、第1の薬剤室21はその容量があまり増加しない状態において、液体等の流体の流入を受けることになる。よって、第1の薬剤室21は確実に押し広げられ、これに従って、薬剤収納部形成用弱シール部12および連通阻害用弱シール部11が確実に剥離する。また、第1の薬剤室21を押圧することにより第1の弱シール部9aとともにもしくは若干遅れて薬剤収納部形成用弱シール部12および連通阻害用弱シール部11が剥離する。特に、第1の薬剤室もしくは第2の薬剤室を押圧することにより、仕切部9が剥離し、仕切部9の剥離と同時もしくは続いて薬剤収納部形成用弱シール部12が剥離開始し、薬剤収納部形成用弱シール部12の剥離開始と同時もしくは続いて連通阻害用弱シール部11が剥離するものであることが好ましい。
そして、第1の弱シール部9a(剥離可能な仕切部)は、図1ないし図5に示すように、容器本体2の中央付近に設けられ、その両側から容器本体2の側辺もしくは側辺付近まで第2の弱シール部9bが形成されている。この実施例において第1の弱シール部9aは、薬剤収納部形成用弱シール部12および連通阻害用弱シール部11の上方、具体的には、鉛直上方に設けられている。このような位置に第1の弱シール部9a(剥離可能な仕切部)を設けることにより、第1の弱シール部が剥離した際、薬剤収納部形成用弱シール部12および連通阻害用弱シール部11が形成されている部分が膨らむためそれら弱シール部が剥離し易くなる。
具体的には、剥離可能な仕切部(第1の弱シール部)のシール強度(初期の剥離強度)は、0.1〜5N/10mm、特に、0.3〜3N/10mmであることが好ましい。シール強度がこの範囲内であれば、輸送や保管中等に誤って第1の弱シール部が剥離することがなく、また、第1の弱シール部を剥離する作業も容易である。第2の弱シール部のシール強度(初期の剥離強度)は、3N/10mm以上、特に、4N/10mm以上であることが好ましい。
第2の弱シール部のシール強度(初期の剥離強度差)は、第1の弱シール部のシール強度(初期の剥離強度)より、3〜30N/10mm、特に、4〜25N/10mm大きいものであることが好ましい。このようにすることにより、いずれかの薬剤室を押圧した際、仕切用弱シール部の全体が一気に剥離することを抑制し、少なくとも第1の弱シール部からの剥離を確実なものとできる。
なお、シール強度の具体的な測定方法としては、以下のようにして行うことができる。
医療用容器を各測定対象シール部を含む部分を容器の幅方向に10mmの長さに切断して、それぞれのシール強度部分に含まれる切断片を引張速度300mm/分で測定した値の各シール強度部分の平均値である。
また、医療用容器1の容積は、内部に収納する薬剤の種類等によって異なるが、通常は、第1の薬剤室の容積が、50〜3000mL程度であることが好ましく、第2の薬剤室の容積が、50〜3000mL程度であることが好ましい。第1の薬剤室21と第2の薬剤室22の容積比は1:1〜1:5であることが好ましい。
このように薬剤室を第1の薬剤室21と第2の薬剤室22の2つに区分することにより、反応等による変質、劣化を生じる物質を含有する液体を使用するまでは別々に保存でき、使用に際し、両液を混合することが好ましいとき等に適用することができる。それぞれの薬剤室に収納される薬剤としては、薬液、散剤などが考えられる。特に、本発明の医療用容器では、第1の薬剤は、薬液であることが好ましい。第2の薬剤は、薬液もしくは散剤いずれであってもよい。好ましくは、薬液である。第1の薬剤および第2の薬剤の組合せとしては、例えば、輸液剤では、メーラード反応による着色を防止するために、アミノ酸電解質液とブドウ糖液との組合せとしたり、他に、ブドウ糖液と重曹液等の組み合わせ、また、腹膜透析液剤としてブドウ糖が配合される側のpHを3〜5とし、他方の電解質液を混合後、投薬時にほぼ中性域のpHとなるように調整したものなどが挙げられる。また、容器本体2は、第1の薬剤室21への薬剤注入部29を備えている。薬剤注入部29は、第1の薬剤室21内に薬剤を注入した後に形成されたシール部16によりシールされている。
なお、本発明において、第1の薬剤および第2の薬剤は、特に限定されず、例えば、生理食塩水、電解質溶液、リンゲル液、高カロリー輸液、ブドウ糖液、アミノ酸輸液、脂肪輸液、注射用水、腹膜透析液、経口・経腸栄養剤等、いかなるものであってもよい。
薬剤収納部13内に収納される薬剤としては、輸液剤に配合・溶解させるものであって、例えば抗生物質、ビタミン剤(総合ビタミン剤)、各種アミノ酸、ヘパリン等の抗血栓剤、インシュリン、抗腫瘍剤、鎮痛剤、強心剤、静注麻酔剤、抗パーキンソン剤、潰瘍治療剤、副腎皮質ホルモン剤、不整脈用剤、補正電解質、抗ウィルス薬、免疫賦活剤等が挙げられる。
また、容器本体2の薬剤収納部13を形成する内面には、低薬剤吸着性物質を被覆してもよい。低薬物吸着性物質としては、従来からシリンジ用ラミネートガスケットに使用されている公知のものが使用できる。具体的に、ポリパラキシリレン、ポリオレフィン系樹脂としては、ポリプロピレン、超高分子量ポリエチレン、ポリ(4−メチルペンテン−1)、環状ポリオレフィン等が好ましく、フッ素系樹脂としては、四フッ化エチレン−パーフルオロエトキシエチレン共重合体、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ダイヤモンドライクカーボン、ケイ素化合物等が好ましい。
医療用容器1に設けられている薬剤排出ポート3は、下端側シール部6の排出ポート固定部27のシート材間に挟まれた状態にて融着され、容器本体2に対し液密に固着されている。
薬剤排出ポート3は、容器本体2内に充填された薬剤を排出するためのものである。この実施例における排出ポート3は、図1に示すように、上端(第1の薬剤室側端部)が開口した筒状部材31と、筒状部材31の下端側に液密に取り付けられた薬剤排出用針により連通可能な連通部を備えている。連通部は、キャップ部材33と、その後端開口を封止するとともに薬剤排出用針の刺通が可能な弾性部材32とを備えている。連通部としては、このような形態のものに限定されるものではない。
また、薬剤注入ポート4は、容器本体2内に薬剤を注入するためのものである。この実施例における注入ポート4は、図1に示すように、下端(第2の薬剤室側端部)が開口した筒状部材41と、筒状部材の上端側に液密に取り付けられた薬剤注入用針により連通可能な連通部を備えている。連通部は、キャップ部材43と、その後端開口を封止するとともに薬剤注入用針の刺通が可能な弾性部材42とを備えている。連通部としては、このような形態のものに限定されるものではない。
弾性部材32、42は、瓶針、カヌラ針等の針管(図示せず)を刺通可能なものであり、必要時にこの針管を刺通して、容器本体2内からの薬剤の排出もしくは容器本体2内への薬剤等の添加を行うことができる。また、弾性部材は、自己閉塞性を有し、針管を弾性部材から抜き取った後は、その穿刺孔が瞬時に閉塞し、薬剤の漏れを防止する。弾性部材の構成材料としては、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、ポリエステル系エラストマー等の各種熱可塑性エラストマー、天然ゴム、イソプレンゴム、シリコーンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴムのような各種ゴム材料等の弾性材料、あるいはこれらのうちの任意の2以上を組み合わせたもの(ブレンド、積層体等)、さらに、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン、あるいは、エチレン−酢酸ビニル共重合体、架橋型エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリアミド等の高分子材料を配合したものが挙げられる。
薬剤排出ポート3の筒状部材31およびキャップ部材33ならびに薬剤注入ポート4の筒状部材41およびキャップ部材43の構成材料としては、その用途や機能に応じた条件、例えば硬度、強度、靭性、耐薬品性、透明性、その他の条件を有する材料が用いられ、比較的硬質な材料で構成されているのが好ましく、これらの材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン(低密度〜高密度)、ポリ塩化ビニル(軟質〜硬質)、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリエステル(PET、PBT等)、ポリアミド、ABS樹脂、AS樹脂、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド、フッ素系樹脂等が挙げられ、前述したような条件に応じ、また、筒状部材31およびキャップ部材33、筒状部材41およびキャップ部材43と容器本体2との固定手段を考慮して適宜選択して用いることができる。
図1は、本発明の医療用容器の一実施例の正面図である。 図2は、本発明の医療用容器の他の実施例の正面図である。 図3は、本発明の医療用容器の他の実施例の正面図である。 図4は、本発明の医療用容器の他の実施例の正面図である。 図5は、本発明の医療用容器の他の実施例の正面図である。 図6は、本発明の医療用容器の他の実施例の正面図である。 図7は、本発明の医療用容器の他の実施例の正面図である。 図8は、本発明の医療用容器の他の実施例の正面図である。 図9は、本発明の医療用容器の他の実施例の正面図である。
符号の説明
1 医療用容器
2 容器本体
2a 薬剤室
3 薬剤排出ポート
4 薬剤注入ポート
5,6 シール部
9 仕切用弱シール部
11 連通阻害用弱シール部
12 薬剤収納部形成用弱シール部
13 薬剤収納部
21 第1の薬剤室
22 第2の薬剤室

Claims (7)

  1. 可撓性材料により作製され、上端部、下端部および向かい合う側部を有し、内部に薬剤室を備える軟質容器本体と、前記薬剤室を第1の薬剤室と第2の薬剤室に区分する剥離可能な仕切部を有しており、前記第1の薬剤室に収納された第1の薬剤と、前記第2の薬剤室に収納された第2の薬剤と、前記容器本体の下端部かつ前記第1の薬剤室側に固定された排出ポートと、前記第1の薬剤室と前記排出ポートとの連通を阻害する剥離可能な連通阻害用弱シール部とを備える医療用容器であって、
    前記連通阻害用弱シール部は、前記容器本体の前記下端部より前記排出ポートの先端部上方を取り囲むように形成され、前記第1の薬剤室と区画された区画室を形成しており、前記医療用容器は、前記連通阻害用弱シール部と並設され、前記第1の薬剤室を介してのみ前記区画室と連通可能な薬剤収納部を形成する剥離可能な薬剤収納部形成用弱シール部を備え、
    前記薬剤収納部形成用弱シール部は、前記連通阻害用弱シール部より前記容器本体の一方の側部側となる位置の前記下端部に一端および他端を有し、前記薬剤室内方に延び、前記下端部と協同して前記薬剤収納部を形成しており、前記薬剤収納部には、前記薬剤室に収納されている薬剤と異なる薬剤が収納されており、
    前記仕切部は、第1の弱シール部と前記第1の弱シール部より剥離しにくいもしくは剥離不能な第2の弱シール部とを備え、かつ、前記第1の弱シール部は、前記薬剤収納部形成用弱シール部および前記連通阻害用弱シール部の上方に位置し、
    前記医療用容器は、前記第1の薬剤室もしくは前記第2の薬剤室を押圧することにより、前記仕切部の前記第1の弱シール部の剥離と同時もしくは続いて前記薬剤収納部形成用弱シール部が剥離開始し、該薬剤収納部形成用弱シール部の剥離開始と同時もしくは続いて前記連通阻害用弱シール部が剥離するものとなっていることを特徴とする医療用容器。
  2. 前記薬剤収納部形成用弱シール部の上端は、前記連通阻害用弱シール部の上端より、前記容器本体の上端部側に位置している請求項1に記載の医療用容器。
  3. 前記医療用容器は、前記薬剤収納部形成用弱シール部と前記連通阻害用弱シール部間に位置する弱シール部非形成部を有している請求項1または2に記載の医療用容器。
  4. 前記薬剤収納部形成用弱シール部のシール強度は、前記連通阻害用弱シール部のシール強度より小さいものとなっている請求項1ないしのいずれかに記載の医療用容器。
  5. 前記連通阻害用弱シール部は、前記軟質容器本体を圧迫させたとき剥離が開始する剥離開始部を備えており、前記薬剤収納部形成用弱シール部は、前記連通阻害用弱シール部の前記剥離開始部を保護している請求項1ないしのいずれかに記載の医療用容器。
  6. 前記薬剤収納部形成用弱シール部、前記連通阻害用弱シール部および前記仕切部は、熱シールにより作製されている請求項ないしのいずれかに記載の医療用容器。
  7. 前記連通阻害用弱シール部のシール強度は、前記薬剤収納部形成用弱シール部および前記第1の弱シール部のシール強度より強いものである請求項1ないし6のいずれかに記載の医療用容器。
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