JP4669822B2 - 建具 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載された建具における減速装置は、枠体における上枠のレールに沿って取り付けられたラックと、このラックに噛合可能なピニオンギヤを有し面材の上端部に取り付けられたロータリーオイルダンパーとを備えて構成されている。そして、面材の閉移動の途中でラックにピニオンギヤが噛合し、ピニオンギヤが回転することでダンパー内のオイルの粘性により面材を減速させる作用を働かせるようになっている。
また、面材の上端部にロータリーオイルダンパーが取り付けられているため、面材をけんどん式で建て込む(または取り外す)際にダンパーが邪魔になり、建て込み作業の作業性が低下してしまうという問題もある。
また、面材としては、上下左右の框材を四周框組みした内部にガラス製または樹脂製の板材を嵌め込んで構成された障子が利用可能である。あるいは、面材としては、木製や樹脂製、金属製の板材から構成されたものであってもよい。
また、第1および第2の減速部材の一方を面材の側面に設け、他方をカバー部の内側に設けたことで、従来のように面材の上端部と上枠との間に減速装置を設ける場合と比較して、設置スペースの制約を受けにくくなるとともに、枠体と面材との案内部分の構造(レールやレール受け、摺動片等)を変更する必要がなくなる。これによって、通常の枠体や面材を利用し、この枠体にカバー部を設けるとともに枠体および面材に減速手段を設けるだけで減速機構が付加できる。また、面材の側面の一部を覆うカバー部内と面材の側面とのいずれかに第1および第2の減速部材の一方および他方を設けた、つまり面材の側方に減速手段を設けたことで、面材をけんどん式で枠体に建て込む(または取り外す)際に減速手段が邪魔になることがなく、建て込み作業を円滑に実施できて作業性を良好に維持することができる
さらに、減速手段の第1および第2の減速部材をカバー部で覆ったことで、減速手段が露出することがなく、建具の外観を良好に維持することができる。
このような構成によれば、枠体とは別体のカバー部を枠体に取り付けて、第1減速部材および第2減速部材のうちの面材の側面に設けられる方の減速部材を面材の側面に取り付けることによって、既に建物等に設置されている建具に対して、後から減速装置およびカバー部を取り付けることができ、後付けで減速機構を付加することができる。また、減速装置あるいはカバー部が破損した際に、容易に交換することもできる。
このような構成によれば、ロータリーダンパーおよびラックの一方を面材に設けて、他方をカバー部に設けたことで、閉鎖側減速区間または開放側減速区間においてピニオンギヤとラックとが噛合して、ロータリーダンパーによって減衰力が発揮される。すなわち、減速手段をロータリーダンパーとラックとの組合せで構成したので、減速手段をコンパクトにすることができ、減速手段を覆うカバー部もコンパクトにすることができる。
また、ロータリーダンパーが、一方向の回転だけ減衰力を発揮する一方向型ダンパーであるので、面材の全閉位置から面材を開移動させる際および面材の全開位置から面材を閉移動させる際には、ロータリーダンパーが非減衰力発揮回転方向に回転して減衰力を発揮しないので、スムーズな開閉動作を確保することができる。
また、ロータリーダンパーが、一方向の回転だけ減衰力を発揮する一方向型ダンパーであるので、面材の全閉位置から面材を開移動させる際および面材の全開位置から面材を閉移動させる際には、ロータリーダンパーが非減衰力発揮回転方向に回転して減衰力を発揮しないので、スムーズな開閉動作を確保することができる。
このような構成によれば、浴室出入口のように一般的に重量の軽い面材で構成されている建具の場合でも、減速手段によって面材の移動速度を減速させて枠体との衝突を防ぐことができ、面材や枠体を破損しにくくすることができる。
また、浴室出入口のように一般的に下戸車方式が多く採用されている建具の場合でも、第1および第2減速部材の一方を面材の側面に設け、他方をカバー部の内側に設けたことで、面材の上端部と上枠との間のスペースが小さいことによる、減速装置の設置スペースの制約を受けにくくすることができる。
なお、後述する第2実施形態以降において、以下に説明する第1実施形態での構成部材と同じ構成部材および同様な機能を有する構成部材には同一符号を付し、説明を簡単にあるいは省略する。
図1は、本実施形態における建具としての浴室出入口1を示す脱衣室側から見た全体正面図である。図2は、浴室出入口1の減速手段としての減速装置10の要部を拡大して示す縦断面図である。図3は、減速装置10を構成する第2減速部材としてのラック11を示す側面図および正面図である。図4は、減速装置10を構成する第1減速部材としてのロータリーオイルダンパー13を示す側面図および正面図である。図5は、浴室出入口1のカバー部20を示す斜視図である。図6は、浴室出入口1の閉動作を示す模式図である。
引戸3は、それぞれアルミの押出形材製の上框31、下框32、および左右の縦框33,34を四周框組みした内部に、樹脂板35を嵌め込んで構成されている。
カバー部20は、図2および図5に示すように、上框31の見付面311に平行に配置されるカバー面部201と、上枠21の見込面部214に取り付けられる取付面部202と、底面部203とから長手方向に直交する断面形状がコ字状に形成されている。
底面部203は、当該底面部203の見込み方向の両端部に設けられるL字状の取付具51を有している。この取付具51は、L字の一方の片部が底面部203にネジ(ユリアネジ)52によって螺合固定され、L字の他方の片部が縦枠23,24にビス53によってビス止めされている。なお、ネジ52が挿通される底面部203のネジ孔は、カバー部20の長手方向に沿った長孔として形成されている。また、底面部203は、図5に示すように、2つの底面部203A,203Bから構成され、これらの底面部203A,203Bの間には切欠部206が形成されている。
回転軸部132は、図2に示すように、軸方向が見込み方向に平行になるように配置され、基端が本体部131の内部に収納され、先端が本体部131から脱衣室側に突出するように構成されている。フランジ部133には、ビス止め用の長孔134が形成されている。この長孔134は、長手方向が上下方向となるように形成されている。
ロータリーオイルダンパー13の本体部131の内部には、粘性流体としてのオイルが充填されており、回転軸部132が回転すると、粘性流体が移動して、この粘性流体の移動による摩擦熱が発生することで、回転軸部132の回転運動エネルギを吸収するように構成されている。図4(B)に示すように、ロータリーオイルダンパー13は、回転軸部132が矢印Aの反時計周りの回転方向(ロータリーオイルダンパー13が減衰力を発揮する減衰力発揮回転方向)では、回転軸部132の回転エネルギを吸収(減衰)するが、矢印Bの時計回りの回転方向(非減衰力発揮回転方向)では、粘性流体が摩擦熱を発生しないように構成されており、回転エネルギを吸収(減衰)しない。すなわち、ロータリーオイルダンパー13は、一方向のみの回転エネルギ吸収(減衰)機能を有する一方向型ロータリーダンパーとして構成されている。
なお、図2では、カバー部20が上枠21に取り付られた状態を示すとともに、矢印で示すようにカバー部20のみを取り外した状態も併せて示している。
まず、引戸3が全開位置(図6(A))の場合には、ピニオンギヤ12とラック11とは噛合していない。そして、引戸3が全閉位置よりも手前の位置(図6(B))まで閉移動すると、ピニオンギヤ12とラック11とが互いに噛合する。この位置から引戸3が閉移動すると、ピニオンギヤ12が回転し、ロータリーオイルダンパー13が矢印Aの回転方向(減衰力発揮回転方向)に回転するので、ピニオンギヤ12の回転エネルギをロータリーオイルダンパー13が吸収する。このようにして、引戸3と建具枠2間の相対運動(相対移動)がピニオンギヤ12の回転運動に変換され、ロータリーオイルダンパー13の回転軸部132の回転運動が粘性流体の摩擦熱に変換されて、引戸3が減速するようになっている。
なお、ラック11の長さ寸法L1は、図1に示すように、ピニオンギヤ12とラック11が噛合して引戸3が減速する範囲である閉鎖側減速区間L2の長さ寸法よりも大きくなるように設定され、浴室出入口1が設置される環境に応じて閉鎖側減速区間L2の長さ寸法が変動する場合にラック11の長さを延長しなくても済むようになっている。また、引戸3を閉状態の位置から開動作させる場合には、ラック11によってピニオンギヤ12が回転して、ロータリーオイルダンパー13の回転軸部132が矢印Bの回転方向(非減衰力発揮回転方向)に回転するので、ロータリーオイルダンパー13では回転軸部132の回転エネルギが吸収されず、従って、減速装置10によって引戸3が減速することはなく、スムーズに引戸3を開動作することができる。
まず、引戸3の上框31の所定の位置にロータリーオイルダンパー13をビス止め固定する。次に、縦枠23,24の所定の位置に取付具51をビス止め固定する。次に、予めラック11を所定の位置に固定しておいたカバー部20を、ネジ52で取付具51に螺合固定する。
また、ロータリーオイルダンパー13のフランジ部133の長孔134によって、ロータリーオイルダンパー13の高さ方向の位置調整を行うことで、ラック11に対するピニオンギヤ12の高さ方向の位置調整を行う。また、カバー部20の底面部203および取付具51のいずれかに形成された長孔によって、カバー部20の長手方向の位置調整を行うことで、ピニオンギヤ12に対するラック11の長手方向の位置調整を行う。
このようにして、減速装置10およびカバー部20が浴室出入口1に取り付けられる。
まず、ラック11とピニオンギヤ12とが噛合しない位置に引戸3をスライド移動させ、ピニオンギヤ12およびロータリーオイルダンパー13をカバー部20の切欠部206の位置に合わせる。
次に、ピニオンギヤ12およびロータリーオイルダンパー13が切欠部60を通るようにして引戸3をけんどん式で建具枠2から取り外す。
このようにして、引戸3が建具枠2から取り外される。
なお、前述の逆の方法によって、引戸3が建具枠2へ建て込まれる。
(1−1)減速装置10の手段のロータリーオイルダンパー13が引戸3に設けられ、ラック11が建具枠2のカバー部20に設けられ、引戸3の開閉移動に伴ってラック11によってロータリーオイルダンパー13の回転軸部132が減衰力発揮回転方向に回転されるため、閉鎖側減速区間L2においてロータリーオイルダンパー13の減衰力が発揮され、閉動作の終わる手前で引戸3を減速させることができ、引戸3を勢いよく閉操作した場合でも、縦枠24への衝突を防ぐことができる。
次に、本発明の第2実施形態を図7に基づいて説明する。図7は、本実施形態に係る減速装置10Aおよびカバー部20Aの要部を拡大して示す縦断面図である。
本実施形態における建具としての浴室出入口1Aは、前述の第1実施形態の浴室出入口1に対してカバー部20Aの構成が相違するもので、その他の構成は略同様である。以下、相違点について説明する。
カバー部20Aの底面部203における縦枠24側の端部には、縦枠24に固定された金属片部242に磁力で付着している角型の磁石208が固定されている。
(2−1)蝶番207によって、カバー部20Aが回転軸207Cを中心に旋廻可能に設けられ、カバー部20Aは、磁石208で縦枠23,24に付着しているので、磁石208の磁力より強い力をカバー部20Aに加えて旋廻させるだけで、カバー部20Aが開放される。従って、引戸3を建具枠2に対して着脱する際における、カバー部20Aを開放する操作が容易にできる。
図8に示すように、浴室出入口1Bは、本実施形態におけるラック11と、ピニオンギヤ12およびロータリーオイルダンパー13との取り付け方を逆にして構成されたものである。すなわち、ロータリーオイルダンパー13がカバー部20Bにビス止め固定され、ラック11が支持部材209を介して引戸3の上框31に固定されている。なお、支持部材209は、上框31に対して着脱可能に構成され、かつ、上下方向に固定位置が調整可能に設けられている。
次に、本発明の第3実施形態を図9〜図11に基づいて説明する。
図9は、本実施形態における建具としての浴室出入口1Cの上部を拡大して示す正面図である。図10は、浴室出入口1Cの減速装置10Cの要部を拡大して示す縦断面図である。図11は、減速装置10Cの機構を説明するための模式図である。
本実施形態における浴室出入口1Cは、前述の第1実施形態の浴室出入口1に対して減速装置10Cの構成が相違するもので、その他の構成は略同様である。以下、相違点について説明する。
このような構成において、引戸3を閉移動させると、閉鎖側減速区間L2にて、ピニオンギヤ12と閉鎖側ラック11Aとが噛合し、かつ、ピニオンギヤ12が矢印Aの反時計周りの回転方向(減衰力発揮回転方向)に回転するので、引戸3が減速する。また、引戸3を開移動させた場合にも、開放側減速区間L4にて、ピニオンギヤ12と開放側ラック11Bとが噛合し、かつ、ピニオンギヤ12が矢印Aの反時計周りの回転方向(減衰力発揮回転方向)に回転するので、引戸3が減速する。
(3−1)開動作および閉動作のいずれの場合にも、引戸3は、減速装置10Cによって減速されるので、引戸3を過剰な操作力で動作させた際に、引戸3が勢いよく縦枠23,24に衝突することを防ぎ、操作性を良好にすることができる。
例えば、前記実施形態では、建具としての浴室出入口の説明を行ったが、浴室出入口に限らず、どこに設置された建具でもよく、また、枠体に対してスライド開閉自在に支持された少なくとも1枚の面材を有する建具であればどのような形式の建具であってもよい。
従って、上記に開示した形状、材質等を限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質等の限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (6)
- 枠体と、この枠体にスライド開閉自在に支持された少なくとも1枚の面材と、この面材の開閉速度を減速させる減速手段とを備えた建具であって、
前記枠体には、前記面材の側面の一部を覆うカバー部が設けられ、
前記減速手段は、所定の減速区間内にて互いに相対移動することによって減衰力を発揮する第1減速部材および第2減速部材を有して構成され、これら第1および第2の減速部材が前記カバー部に覆われるとともに、第1および第2の減速部材のいずれか一方が前記面材の側面に設けられ、他方が前記カバー部の内側に設けられ、
前記面材の全閉位置から当該面材を所定距離だけ開移動させた位置までの閉鎖側減速区間、および前記面材の全開位置から当該面材を所定距離だけ閉移動させた位置までの開放側減速区間の少なくともいずれか一方によって前記減速区間が設定されている建具。 - 前記カバー部は、前記枠体に対して着脱可能に構成され、
前記第1減速部材および第2減速部材のうち、前記面材の側面に設けられる方の減速部材は、当該面材の側面に対して着脱可能に構成されている請求項1に記載の建具。 - 前記第1減速部材は、ピニオンギヤを有したロータリーダンパーで構成され、
前記第2減速部材は、前記ピニオンギヤと噛合可能なラックで構成されている請求項1または請求項2に記載の建具。 - 前記ロータリーダンパーは、一方向の回転だけ減衰力を発揮する一方向型ダンパーで構成されるとともに、減衰力を発揮する減衰力発揮回転方向が互いに異なる閉鎖側一方向型ダンパーおよび開放側一方向型ダンパーの2つの一方向型ダンパーから構成され、
前記ラックは、閉鎖側ラックと開放側ラックとの2つのラックで構成され、
前記閉鎖側ラックは、前記面材の閉移動の際に閉鎖側減速区間内で前記閉鎖側一方向型ダンパーが減衰力発揮回転方向に回転するように、当該閉鎖側一方向型ダンパーのピニオンギヤと噛合可能に設けられ、
前記開放側ラックは、前記面材の開移動の際に開放側減速区間内で前記開放側一方向型ダンパーが減衰力発揮回転方向に回転するように、当該開放側一方向型ダンパーのピニオンギヤと噛合可能に設けられている請求項3に記載の建具。 - 前記ロータリーダンパーは、一方向の回転だけ減衰力を発揮する一方向型ダンパーで構成され、
前記ラックは、閉鎖側ラックと開放側ラックとの2つのラックで構成され、
前記閉鎖側ラックは、前記面材の閉移動の際に閉鎖側減速区間内で前記一方向型ダンパーが減衰力発揮回転方向に回転するように、当該一方向型ダンパーのピニオンギヤと噛合可能に設けられ、
前記開放側ラックは、前記一方向型ダンパーのスライド移動中心軸に対して前記閉鎖側ラックとは反対側に設けられ、前記面材の開移動の際に開放側減速区間内で前記一方向型ダンパーのピニオンギヤと噛合可能に設けられている請求項3に記載の建具。 - 浴室と脱衣室との出入口に設けられ、
前記カバー部および減速手段は、前記面材の脱衣室側に設けられている請求項1から請求項5のいずれかに記載の建具。
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