[go: up one dir, main page]

JP4669777B2 - 連続処理設備の速度制御方法 - Google Patents

連続処理設備の速度制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4669777B2
JP4669777B2 JP2005343878A JP2005343878A JP4669777B2 JP 4669777 B2 JP4669777 B2 JP 4669777B2 JP 2005343878 A JP2005343878 A JP 2005343878A JP 2005343878 A JP2005343878 A JP 2005343878A JP 4669777 B2 JP4669777 B2 JP 4669777B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facility
speed
looper
equipment
exit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005343878A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007144483A5 (ja
JP2007144483A (ja
Inventor
哲 服部
裕 福地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2005343878A priority Critical patent/JP4669777B2/ja
Priority to TW095140426A priority patent/TW200732055A/zh
Priority to CN2006101625693A priority patent/CN1974038B/zh
Priority to KR1020060118267A priority patent/KR101105897B1/ko
Publication of JP2007144483A publication Critical patent/JP2007144483A/ja
Publication of JP2007144483A5 publication Critical patent/JP2007144483A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4669777B2 publication Critical patent/JP4669777B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/46Roll speed or drive motor control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/005Control of time interval or spacing between workpieces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/72Rear end control; Front end control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B2275/00Mill drive parameters
    • B21B2275/02Speed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B2275/00Mill drive parameters
    • B21B2275/02Speed
    • B21B2275/06Product speed

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)
  • Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

本発明は、被加工材を連続的に処理する設備の制御方法に係り、特に、コイル状薄板材を被圧延材とした連続圧延設備における圧延速度の制御に好適な速度制御方法に関する。
被加工材を連続的に処理する設備の一種に、コイル巻したストリップ鋼板など薄板材を対象とした連続圧延設備があるが、このような連続圧延設備では、被圧延材を連続的に処理するため、入側設備と中央設備、それに出側設備に分けられているのが通例である。
そこで、このような連続圧延装置の一例について、図2により説明する。なお、この図2の下側には、参考例として、このような連続圧延設備の実機の一例を示してある。
図2において、まず、入側設備1は、コイル巻された被圧延材をペイオフリール111から引き出し、出側設備3の圧延機131に供給する働きをするもので、このとき被圧延材を連続的に供給するため、溶接機132が設置されていて、被圧延材のコイルが1巻分、引き出し終ると、次の被圧延材のコイルがペイオフリール111に挿入され、前の被圧延材の後端部に次の被圧延材の先端部が溶接されるようになっている。
次に、中央設備2は、これから圧延機131に供給される被圧延材の性状や表面の状態を調整する働きをするもので、このため酸洗漕や連続燃鈍炉などの設備を備えている。このとき被圧延材の化学的処理や熱的処理が均一に与えられるようにするため、被圧延材の移動速度を或る一定範囲に納めて制御する必要がある。
そして、出側設備3には圧延機131が設置されていて、ここで被圧延材を圧延し、所定の厚さの製品にする処理が行なわれ、この後、テンションリール132に巻き取られて製品コイルにされる。このとき圧延機131の出側には走間シヤー133が設置されていて、連続的に圧延されてくる被圧延材を適当な長さに切断し、製品単位のコイルに作成している。
このとき入側設備1と中央設備2の間には入側ルーパ4が設けられ、中央設備2と出側設備3の間には出側ルーパ5が設けられているが、これは被圧延材の流れ速度の差を吸収するためである。
ここでルーパとは、帯状の被圧延材にループ(屈曲延長部)を形成させる機構のことで、このようにループを形成させると、当該ループの大きさが変化することで、ルーパ設備の規模によって規定される長さまで被圧延材を留めておくことができ、従って、このルーパを設けることにより、被圧延材の速度差を所定の期間に限り吸収できることになる。
上記したように、入側設備1では、被圧延材間の溶接を行うため、被圧延材を一旦停止させる必要がある。また、出側設備3では、被圧延材の切断作業や、製品仕様の変更のため、圧延機131の圧延速度を遅くする必要がある。一方、中央設備2では、上記したように、移動速度を或る範囲内に保持する必要がある。つまり、入側設備1と中央設備2、それに出側設備3では、各々被圧延材の移動速度が異なる。
そこで、このときの移動速度の差を吸収するため、入側ルーパ4と出側ルーパ5を設けたものであり、このとき入側設備1と中央設備2の間の速度差は入側ルーパ4により吸収され、中央設備2と出側設備3の間の速度差は出側ルーパ5により吸収されることになる。
ところで、圧延速度が変化すると、圧延した被圧延材の板厚や張力、形状などが変化してしまう。そこで圧延機131の入り口では、被圧延材の速度を常に一定に保つ必要があり、このため出側設備3では、可能な限り速度を変化させないように制御する必要がある。
そこで、或る従来技術では、入側設備と中央設備、それに出側設備によりコイル1巻きを圧延する間の平均速度を演算し、それの最小値を用いて出側設備3の速度制御目標値とする方法について提案している(例えば、特許文献1参照。)。
また、入側設備では、被圧延材の溶接作業が実行されるが、このとき被圧延材の種類によっては溶接に手間取ったりして長時間の停止が必要になる場合があるが、この場合には出側設備にある圧延機の速度を変える方法が従来技術として提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平6−520号公報 特開平6−122011号公報
上記従来技術は、被圧延材の移動速度の設定がオペレータの操作に依存している点に配慮がされておらず、製品の品質と製造効率の維持がオペレータの技量に左右されてしまうという問題があった。
前記従来技術では、入側での溶接作業や出側での走間カット作業などに必要な時間も含めて、予め1巻のコイルを圧延するのに必要な平均速度を算出し、それの最小値を出側設備の速度目標値として設定し、この速度目標値になるようにオペレータが制御している。
このため圧延操業中、入側設備の動作が遅延して速度目標値から速度を下げる場合や、予想よりも早く動作が完了したので速度を上げる場合にはオペレータが実際の操業状況を見て操作する必要がある。
しかも、この設定速度の変更は、圧延機の加速と減速の少なくとも一方を伴うので操業状態が不安定化し、板厚や張力の変動が発生する虞があり、従って、或る一定の範囲内に変動を抑える必要があるが、これにはオペレータに熟練した高い技能が要求され、このため、製品の品質と製造効率の維持に問題が生じてしまうのである。
また、このような連続圧延機の場合、実際には更に出側設備の速度を上げて操業効率を高くすることが可能な場合も起り得るが、このとき上記従来技術では、予め速度目標値が設定されている。そこで、この場合は、オペレータが操業状況を判断して各設備の設定速度を新たに決定する必要があり、従って、この点でもオペレータに熟練した技能が要求され、製品の品質と製造効率の維持に問題が生じてしまうことになる。
本発明の目的は、被加工材の移動速度の設定が自動的に得られるようにした連続処理設備の速度制御方法を提供することにある。
上記目的は、運転速度や動作タイミングが異なる複数の設備と、それらの間の運転速度の差を吸収するためのルーパ設備とを備えた連続処理設備の速度制御方法において、前記ルーパ設備の製品蓄積量を前記複数の設備の運転状態から決定し、前記複数の設備の運転速度を、前記ルーパ設備の実際の製品蓄積量が前記決定された製品蓄積量になるように制御することにより達成される。
同じく上記目的は、被圧延材を供給する入側設備と、前記入側設備から供給される被圧延材を処理する中央設備と、前記中央設備から供給される被圧延材を所定の板厚まで圧延する出側設備と、前記入側設備と前記中央設備の間に配置された入側ルーパと、前記中央設備と前記出側設備の間に配置された出側ルーパとを備えた連続処理設備の速度制御方法において、前記入側設備と前記出側設備の運転パターンの予測値と実績値に応じて前記入側ルーパと前記出側ルーパの必要蓄積量を演算し、前記入側ルーパと前記出側ルーパの蓄積量が、前記演算された必要蓄積量になるように前記入側設備と前記中央設備、それに前記出側設備の速度を制御することによっても達成される。
このとき、前記中央設備が前記被圧延材を化学的に処理し熱的に処理する手段を含み、この中央設備の速度については、前記化学的処理と前記熱的処理の少なくとも一方に必要な許容範囲の中で速度変更されるようにしても良い。
また、このとき、前記連続圧延設備が前記入側設備と前記中央設備及び前記出側設備に加えて他の設備を備えていてもよい。
同じく、このとき、前記各設備については、各設備で施される処理に応じて個々に設定した許容範囲の中で速度制御されるようにしてもよく、前記各設備の速度変更は、製品精度に影響が出ない程度に設定した変更レートのもとで実行されるようにしても良い。
本発明によれば、連続圧延設備における入側設備の速度と中央設備の速度、それに出側設備の速度が自動的に設定されるので、連続圧延設備の運用を、オペレータの技量に左右されないで常に効率的に得ることができる。
以下、本発明による連続圧延設備の圧延速度制御装置について、図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態で、これは、本発明を、図2の連続圧延設備に適用した場合の実施形態であり、従って、この図1において、入側設備1、中央設備2、出側設備3、入側ルーパ4、出側ルーパ5は、図2の場合と同じである。
そこで、入側設備1は、図2に示されているように、ペイオフリール111と溶接機112、それに、これらの付帯設備を備えている。そして、この入側設備1は、被圧延材を連続的に供給するため、設備操業中、図3(1)に示す作業を実行する必要がある。
まず、被圧延材のコイル1巻分が引き出し終ると、次の被圧延材のコイルがペイオフリール111に挿入され、前の被圧延材の後端部に次の被圧延材の先端部が溶接されるようになっている。
まず、先行材(前の被圧延材のこと)がペイオフリール111から払出し完了したら(ステップ201)、先行材の後端部を溶接機位置に停止させる(ステップ202)。次いで、先行材のコイルが無くなったペイオフリール111に、後行材(次の被圧延材のこと)のコイルを挿入し(203)、後行材の圧延準備をする。
次に、後行材の先端部をコイルから溶接機位置まで払出し(ステップ204)、溶接機により、先行材の後端部と後行材の先端部を溶接する(ステップ205)。そして、溶接が完了したら入側設備1を加速し(206)、入側ルーパ4に被圧延材が蓄積されるようにするのである。
また、出側設備3には、圧延機131や走間シヤー133が設置されており、圧延機131においては被圧延材を圧延して製品に加工するが、このとき、入側設備1において溶接した被圧延材分割するため、出側設備3においては、設備操業中に図3(2)に示す作業を実行する必要がある。
被圧延材のコイルに分割すべき点が圧延機131に近づいたら、出側設備3を減速する(ステップ211)。減速が完了したら溶接点通過時点で走問シヤー133により切断し(ステップ212)、コイルに分割する。コイルの分割が完了したら後行材の先端をテンションリール132に巻付ける(ステップ213)。巻付が完了したら、出側設備3を加速し(ステップ214)、出側ルーパ5に被圧延材が蓄積されるようにするのである。
このとき、中央設備2は一定速度で運転するのが望ましいことから、入側ルーパ4は、入側設備1の停止に備えてルーパ量を多くし、入側設備1が停止した場合でも中央設備2への被圧延材の供給が維持できるようにする。
また、出側ルーパ5は、出側設備3の減速に備えてルーパ量を減少させ、出側設備3の速度が中央設備2の速度よりも低くなった場合には、余った被圧延材を蓄積する必要があるため、ルーパ量に余裕を持たせる必要がある。
そこで、この実施形態では、詳しくは後述するが、入側ルーパ4については最小蓄積量を、出側ルーパ5については最大蓄積量を求めて速度を制御するようになっている。
ここで、上記したように、この実施形態では、入側設備1、中央設備2、出側設備3、入側ルーパ4、出側ルーパ5を備えた連続圧延設備において、更に図1に示されているように、入側速度差設定装置10と出側速度差設定装置11、入側ルーパ必要量演算装置12と出側ルーパ必要量演算装置13、中央速度設定装置14、それに入側ルーパ量演算装置151と出側ルーパ必要量演算装置152が設けてある。
そして、まず、入側速度差設定装置10により、入側設備1及び出側設備3の操業状況から入側ルーパ4及び出側ルーパ5で必要とするループ量を求め、ループ量が必要ループ量となるように入側設備1と中央設備2の速度の差を入側速度差として求め、出側設備3と中央設備2の速度差である出側速度差を出側速度差設定装置11を用いて求める。
このとき入側設備1及び出側設備3については、それぞれ最低速度と最大速度があるのでその範囲内で中央設備2との速度差を設定するようになるため、所定の速度差をつけることが不可能な場合が存在する。そこで、この場合は、中央速度設定を中央速度設定装置14により中央設備2の速度を操作する。中央設備2の速度は一定値が望ましいが、ある範囲内であれば多少変動が許されるからである。
また、このとき入側速度差設定装置10と出側速度差設定装置11では、ルーパ必要量と入側ルーパ量演算装置151と出側ルーパ量演算装置152にて演算されたルーパ量実績との差をルーパ量偏差として求め、それを維持するに必要な最低速度差も求める。
この場合、速度差が有るとルーパ量実績がルーパ必要量とならないので、ルーパ量備差の減少に応じて速度差を下げる必要があるが、速度変動レートが大きいと板厚や張力に対して外乱となるため、速度変動レートを通常のレートより小さく(1/5〜1/10程度)抑え、板厚や張力に外乱を与えないようにする。
具体的に説明すると、入側速度差設定装置10では、入側ルーパ必要量演算装置12の演算結果である入側ルーパ必要量と、入側ルーパ量演算装置151で演算したルーパ量実績との差である入力側速度差を演算し、出側速度差設定装置11では、出側ルーパ必要量演算装置13の演算結果である出側ルーパ必要量と、出側ルーパ必要量演算装置152で演算したルーパ量実績との差である出側速度差を演算するのである。
次に、ここで、入側ルーパ4と出側ルーパ5について説明すると、これらは何れも図4に示すように、ルーパ設備電動機302とルーパ設備固定側ロール303、それにルーパ設備移動側ロール304を備え、ルーパ設備移動側ロール304は、ルーパ設備電動機302により左右に移動可能に作られているものである。
そこで、ルーパ設備移動側ロール304を、ルーパ設備電動機302により移動させると、被圧延材のループの長さが変化し、これにより被圧延材の蓄積量が任意に制御できることになるが、このとき、移動側ロール304には、機械的な制約から移動可能範囲が決められる。
ここで、まず、図4(1)が蓄積量最大時の状態で、図4(2)が蓄積量最小時の状態であり、これらの間で蓄積量が変更できる。そこで、このときの機械的な制約から来るルーパ量の最大値と最小値をそれぞれ機械的最大蓄積量、機械的最小蓄積量と呼ぶことにする。
そして、入側ルーパ量演算装置151と出側ルーパ量演算装置152は、各々入側ルーパ4と出側ルーパ5のそれぞれについて、ルーパ設備移動側ロール304の位置とルーパの機械的構成からルーパ量を演算する。
このとき入側ルーパ4については、機械的最大蓄積量から最低蓄積量までの範囲にルーパ蓄積量があれば良く、出側ルーパ5については、機械的最小蓄積量から最大蓄積量までの範囲にルーパ蓄積量があれば良いことになる。具体的に説明すると、このときの入側ルーパ4及び出側ルーパ5の必要蓄積量は、図5に示すような考え方に従って求めれば良い。
まず、入側設備1は、図3(1)で説明した作業を行うので、図5(1)に示す速度パターンにより運転する。そして、ここで入側設備1を停止する低速時間は、入側設備1におけるステップ201からステップ206までの処理に要する時間に余裕時間を加えたものとなる。なお、ここにいう余裕時間は、各作業が順調に進まなかった場合に備えて考慮しておく予備時間である。
そして、この図5(1)において、実線で示す入側設備速度が、破線で示す中央設備速度より低くなっている部分が、入側ルーパ4により被圧延材の補填が必要な部分で、この部分から入側ルーパ最小蓄積量250が決定される。
次に、出側設備3については、図5(2)に示す速度パターンで運転される。このとき出側設備3は、運転しながら図3(2)のステップ211からステップ214までの作業が実行できる様な機械構成となっているため、出側速度を0とする必要は基本的には無い。ここで、低速時間は、ステップ211からステップ214までの作業に要する時間に、先に述べたような余裕時間を加えたものである。
そして、この図5(2)においても、中央設備速度より出側設備速度が低い部分が出側ルーパ5に蓄積される部分であり、出側ルーパ必要蓄積量251となる。従って、出側設備3が低速運転中に、出側ルーパ5はこれだけの量を蓄積する必要があるので、出側ルーパ最大蓄積量は出側ルーパの機械的最大蓄積量から出側ルーパ必要蓄積量251を差し引いたものとなる。
このとき入側設備1と出側設備3における速度の加減速レートは予め定められている。従って、ステップ201からステップ206までの作業に要する時間と、ステップ211からステップ214までの作業に要する時間が予測できれば入側ルーパ最小蓄積量250及び出側ルーパ最大蓄積量251を求めることができる。
図6は、このときのルーパ必要量演算方法を示したもので、ルーパ必要蓄積量lは、加減速レートをα0、低速時間をT0、減速速度をV0、それに中央設備速度をVc として、次の式(1)により求めることができる。

l={(Vc−V0)/α0+T0}・(Vc−V0) ………… (1)

ところで入側設備1と中央設備2、それに出側設備3の状態は時々刻々変化する。従って、このルーパ必要量lは、上記した変化に応じて適時演算し、更新する必要がある。一例として、入側設備3の必要ルーパ量について考慮した例を図7に示す。
ここで、まず、図7(1)は、入側設備1がステップ201からステップ206までの作業を開始する前の状態で、速度パターンの現在位置260の時点での図である。ここでは、入側ルーパ必要量261は、入側のステップ201からステップ206までの作業に要する標準時間に余裕時間を加算した低速時間から演算される。
次に、図7(2)と図7(3)は、現在位置260の時点での状態で、このとき同図(2)はステップ202までの作業を終了したときで、同図(3)はステップ201までしか作業が終了していないときとする。
そうすると、図7(2)の場合は、ステップ202まで終了しているため、入側ルーパ必要量262は、入側のステップ203からステップ206までの作業に要する標準時間に余裕時間を加算したものとなる。一方、同図(3)の場合はステップ201までしか終了していないため、入側ルーパ量263は、入側のステップ202からステップ206までの作業に要する標準時間に余裕時間を加算したものとなる。
従って、図7(2)の場合は、同図(1)の場合よりもルーパ必要量を少なくすることができ、同図(3)の場合は、同図(1)の場合よりルーパ必要量を多くする必要がある。
入側速度差設定装置10及び出側速度差設定装置11においては、入側ルーパ必要量演算装置12及び出側ルーパ必要量演算装置13の演算結果である、入側ルーパ必要量と出側ルーパ必要量と、入側ルーパ量演算装置151及び出側ルーパ必要量演算装置152で演算したルーパ量実績との差から中央設備2設定速度を演算する。
図8は、このときの出側速度差設定装置11による処理の概要を示したものであるが、入側速度差設定装置10においても同様の演算を実施する。ここで、いま、出側設備3と中央設備2に速度差があったとすると、この場合、出側ルーパ蓄積量が変化する。従って、出側ルーパ蓄積量を一定の状態に保つためには速度差をゼロにする必要がある。
また、このとき、上記したように、連続圧延設備は或る決まった加減速レートに従って加減速する。このため速度差には、ルーパ蓄積量に応じて上限が与えられる。従って、中央との速度差が△の場合、この速度差Δを0にするためには、図8に示すように減速する必要がある。しかし、そうすると、ルーパ蓄積量変化量に示された面積部分のルーパ蓄積量が減速時に変化してしまう。
そこで、このときには、ルーパ必要量とルーパ量との偏差Δlに応じて、次の(2)式で表される速度差上限値ΔVが設定されるようにする。

ΔV=√(2α0・Δl) ………… (2)

ここで、このように中央設備2と入側設備1の速度差により入側ルーパ4の蓄積量を調整し、中央設備2と出側設備3との速度差により出側ルーパ5の蓄積量を調整するため、例えば、出側設備3が減速したときには、出側ルーパ5で蓄積を開始させるようになっているが、この場合、出側設備3の停止時間が延びたとすると、出側ルーパ5の蓄積量が足りなくなってしまう虞が生じてしまう。
そこで、この場合は、中央設備2の速度を或る鞄囲で下げ、出側ルーパ5の単位時間当りのルーパ蓄積量を減少させてやる必要がある。そして、これを実行するのが中央速度設定装置14で、このときの中央速度設定装置14による制御を示したのが図9である。
上記したように、中央設備2は、主として酸洗や焼鈍といった化学的な処理や熱的な処理を被圧延材に施す働きをする設備で、このため設備内での処理時間、つまり中央設備速度が重要な制御要素になり、従って、中央設備2での速度は一定値範囲内に納めて制御する必要がある。
ここで、この状況を示したのが図9の上側にある特性図で、このとき図示されているように、中央設備2の速度(以下、中央速度という)に対しては、上記した理由から、予め上限速度と下限速度及び通常使用速度が設定してあり、このとき上限速度と下限速度の間が上記の一定値範囲となる。
そして、中央速度設定装置14は、図9の下側に示されている制御ルールを用い、入側ルーパ4と出側ルーパ5のルーパ量や入側設備1の設定速度(以下、入側設備速度という)、出側設備3の設定速度(同じく、出側設備速度)などに応じて中央速度を設定し、上下限一定値範囲内での加減速が与えられるように制御する。
そして、まず、制御ルール1、3、4、6のように、中央設備2の加減速が許される場合は、各々の制御ルールに従って中央速度の減速又は増速を適用する。
一方、制御ルール2、5、7のように、中央速度の減速又は増速を適用してもルーパ量が改善されない場合はアラーム表示を行い、どのように対処するかの判断はオペレータに委ねる。このときの対処には、例えば上下限値を超えて中央設備2の速度を操作してみるとか、ルーパ蓄積量が上下しても、その変動幅の様子を見てそのままとするなど、様々な対処方法が可能である。
従って、この実施形態によれば、入側設備1の速度と中央設備2の速度、それに出側設備3の速度が自動的に設定されることになり、この結果、連続圧延設備の運用を、オペレータの技量に左右されることなく、常に効率的に得ることができる。
ここで、上記した制御ルール3に示すように、ルーパ蓄積量が予め定めた適正な範囲内にあり、中央速度増速が適用された場合、併せて出側設備速度も増速させるように、中央速度設定装置14を構成しても良い。このようにした実施形態の場合、入側設備1が効率よく作業を終了した場合には中央速度の増速に併せて出側設備3の速度、つまり圧延速度も増加されるので、生産効率を上げることができる。
但し、この場合でも、中央設備2の速度変化は通常の加減速レートより小さくし、加減速による製品への影響が抑えられるようにする必要がある。上記したように、圧延機においては、通常、加減速により、板厚変動、張力変動、形状変動など製品の品質上の不良が発生する。そのため、可能な限り加減速させないようにする必要がある。
そこで、本発明の実施形態では、加減速レートα0 を、通常の連続圧延設備における加減速レートの1/5〜1/10に抑えている。この場合、自動板厚制御や自動張力制御、自動形状制御が追従できる加減速レートにすることができ、従って、この実施形態によれば、品質上に不良が発生するのを抑えることができる。
ところで、以上の説明は、入側設備と中央設備、出側設備を備えた連続圧延設備に本発明を適用した場合について、本発明の実施形態として記述したが、複数の生産設備とそれらの間の速度差を吸収するための製品蓄積装置を有する連続生産設備であれば、連続圧延設備以外の設備にも本発明が適用可能なことはいうまでもない。
本発明による連続圧延設備の速度制御方法の一実施形態を示すブロック構成図である。 連続圧延設備の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態における入側設備と出側設備で必要な作業を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態において使用されるルーパの一例を示す説明図である。 本発明の実施形態における必要ルーパ量の決定方法を示す説明図である。 本発明の実施形態におけるルーパ必要量演算方法の説明図である。 本発明の実施形態におけるルーパ必要量変更演算方法の説明図である。 本発明の実施形態における出側速度差設定装置の処理を示す説明図である。 本発明の実施形態における中央速度設定装置の動作を示す説明図である。
符号の説明
1:入側設備
2:中央設備
3:出側設備
4:入側ルーパ
5:出側ルーパ
10:入側速度差設定装置
11:出側速度差設定装置
12:入側ルーパ必要量演算装置
13:出側ルーパ必要量演算装置
14:中央速度設定装置

Claims (6)

  1. 運転速度や動作タイミングが異なる複数の設備と、それらの間の運転速度の差を吸収するためのルーパ設備とを備えた連続処理設備の速度制御方法において、
    前記ルーパ設備の製品蓄積量を前記複数の設備の運転状態から決定し、
    前記複数の設備の運転速度を、前記ルーパ設備の実際の製品蓄積量が前記決定された製品蓄積量になるように制御することを特徴とする連続処理設備の速度制御方法。
  2. 被圧延材を供給する入側設備と、前記入側設備から供給される被圧延材を処理する中央設備と、前記中央設備から供給される被圧延材を所定の板厚まで圧延する出側設備と、前記入側設備と前記中央設備の間に配置された入側ルーパと、前記中央設備と前記出側設備の間に配置された出側ルーパとを備えた連続処理設備の速度制御方法において、
    前記入側設備と前記出側設備の運転パターンの予測値と実績値に応じて前記入側ルーパと前記出側ルーパの必要蓄積量を演算し、前記入側ルーパと前記出側ルーパの蓄積量が、前記演算された必要蓄積量になるように前記入側設備と前記中央設備、それに前記出側設備の速度を制御することを特徴とする連続処理設備の速度制御方法。
  3. 請求項2に記載の発明において、
    前記中央設備が前記被圧延材を化学的に処理し熱的に処理する手段を含み、 この中央設備の速度については、前記化学的処理と前記熱的処理の少なくとも一方に必要な許容範囲の中で速度変更されることを特徴とする連続処理設備の速度制御方法。
  4. 請求項2に記載の発明において、
    前記連続処理設備が前記入側設備と前記中央設備及び前記出側設備に加えて他の設備を備えていることを特徴とする連続処理設備の速度設定方法。
  5. 請求項2に記載の発明において、
    前記各設備については、各設備で施される処理に応じて個々に設定した許容範囲の中で速度制御されることを特徴とする連続処理設備の速度設定方法。
  6. 請求項5に記載の発明おいて、
    前記各設備の速度変更は、製品精度に影響が出ない程度に設定した変更レートのもとで実行されることを特徴とする連続処理設備の速度設定方法。
JP2005343878A 2005-11-29 2005-11-29 連続処理設備の速度制御方法 Expired - Fee Related JP4669777B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005343878A JP4669777B2 (ja) 2005-11-29 2005-11-29 連続処理設備の速度制御方法
TW095140426A TW200732055A (en) 2005-11-29 2006-11-01 Speed control method for continuous processing equipment
CN2006101625693A CN1974038B (zh) 2005-11-29 2006-11-28 连续处理设备的速度控制方法
KR1020060118267A KR101105897B1 (ko) 2005-11-29 2006-11-28 연속 처리 설비의 속도 제어 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005343878A JP4669777B2 (ja) 2005-11-29 2005-11-29 連続処理設備の速度制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007144483A JP2007144483A (ja) 2007-06-14
JP2007144483A5 JP2007144483A5 (ja) 2008-11-06
JP4669777B2 true JP4669777B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=38124552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005343878A Expired - Fee Related JP4669777B2 (ja) 2005-11-29 2005-11-29 連続処理設備の速度制御方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4669777B2 (ja)
KR (1) KR101105897B1 (ja)
CN (1) CN1974038B (ja)
TW (1) TW200732055A (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5223524B2 (ja) * 2008-03-07 2013-06-26 Jfeスチール株式会社 鋼板連続処理ラインの通板速度予測装置、鋼板連続処理ラインの速度制御方法、および鋼板の製造方法
JP5459620B2 (ja) * 2010-05-25 2014-04-02 新日鐵住金株式会社 鋼板搬送システムおよび製造方法
JP5505133B2 (ja) * 2010-06-30 2014-05-28 Jfeスチール株式会社 連続プロセスラインにおける金属ストリップの速度制御方法
CN102286751B (zh) * 2011-06-04 2012-10-10 首钢总公司 一种在冷轧酸洗工艺中判定酸洗速度的方法
JP5706775B2 (ja) * 2011-07-20 2015-04-22 株式会社神戸製鋼所 条鋼圧延設備における圧延材のコブリング処理方法
JP2013049140A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Ihi Corp アキュムレート装置の貯留長さ表示装置
CN104942014B (zh) * 2015-06-15 2017-01-25 广西柳州银海铝业股份有限公司 中厚板轧机与锥形辊道的速度协同控制方法
CN111377286A (zh) * 2020-02-26 2020-07-07 东华大学 一种基于双预测pi的薄膜转绕系统张力控制方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02290611A (ja) * 1989-04-27 1990-11-30 Nisshin Steel Co Ltd 酸洗および圧延の連続設備のライン速度制御方法
JPH06520A (ja) * 1992-06-22 1994-01-11 Toshiba Corp 連続処理設備の速度基準発生装置
JPH06122011A (ja) * 1992-10-13 1994-05-06 Nkk Corp 冷間圧延機の制御方法
JPH06170430A (ja) * 1992-11-30 1994-06-21 Nkk Corp 冷間圧延機を含む複合ラインの制御方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07106379B2 (ja) * 1989-04-27 1995-11-15 日新製鋼株式会社 酸洗および圧延の連続設備の素材投入順決定方法
JP3041135B2 (ja) * 1992-06-19 2000-05-15 株式会社東芝 連続熱間圧延機の制御装置
JP3383929B2 (ja) * 1994-07-14 2003-03-10 株式会社ヨシズミプレス 小型エアフィ−ダ及びロ−ルフィ−ダ用簡易帯板状材料矯正機
DE19818207C2 (de) * 1998-04-23 2000-05-31 Schloemann Siemag Ag Steckel-Warmwalzwerk
US7021103B2 (en) * 2003-05-14 2006-04-04 Morgan Construction Company Method and apparatus for decelerating and temporarily accumulating a hot rolled product

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02290611A (ja) * 1989-04-27 1990-11-30 Nisshin Steel Co Ltd 酸洗および圧延の連続設備のライン速度制御方法
JPH06520A (ja) * 1992-06-22 1994-01-11 Toshiba Corp 連続処理設備の速度基準発生装置
JPH06122011A (ja) * 1992-10-13 1994-05-06 Nkk Corp 冷間圧延機の制御方法
JPH06170430A (ja) * 1992-11-30 1994-06-21 Nkk Corp 冷間圧延機を含む複合ラインの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
TWI308086B (ja) 2009-04-01
CN1974038A (zh) 2007-06-06
TW200732055A (en) 2007-09-01
KR20070056992A (ko) 2007-06-04
CN1974038B (zh) 2012-03-28
KR101105897B1 (ko) 2012-01-17
JP2007144483A (ja) 2007-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101105897B1 (ko) 연속 처리 설비의 속도 제어 방법
CN110997169B (zh) 无头轧制线的温度控制装置
US10870139B2 (en) Adjusting a targeted temperature profile at the strip head and strip base prior to cross-cutting a metal strip
JP5733230B2 (ja) 熱間圧延ラインの制御装置
JP5801042B2 (ja) 熱間圧延方法
JP2012206154A (ja) 間ピッチ制御方法、熱間圧延装置、および熱間圧延方法
JP2016093828A (ja) 圧延制御装置、圧延制御方法および圧延制御プログラム
JPWO2010073965A1 (ja) 鋼板ストリップの圧延方法及び鋼板の製造方法
JP2008290156A (ja) 熱延鋼帯の冷却装置と、その冷却方法
JP4618154B2 (ja) ストリップのセンタリング方法および装置
JP3753056B2 (ja) 連続プロセスラインにおけるルーパの同期位置制御方法
JP2018158374A (ja) 走間板厚変更方法および走間板厚変更装置
JP5505133B2 (ja) 連続プロセスラインにおける金属ストリップの速度制御方法
JP2008155249A (ja) 連続処理ラインの速度制御方法及び装置
JP4788079B2 (ja) 熱間圧延における被圧延金属材の冷却制御方法
JP2725545B2 (ja) 冷間圧延機を含む複合ラインの制御方法
JP2605557B2 (ja) 冷間圧延機の制御方法
JP7533511B2 (ja) 熱延鋼帯の製造方法
JP5050796B2 (ja) 冷延鋼板の製造方法
JP4720643B2 (ja) 連続式鋼板処理設備の制御方法
JP6373800B2 (ja) 圧延制御装置、圧延制御方法および圧延制御プログラム
KR100979038B1 (ko) 다단 사상압연기에서의 스트립 테일부의 꼬임 방지 압연방법
JP3292564B2 (ja) 熱延鋼帯の圧延方法
WO2024111238A1 (ja) 鋼板の冷間圧延方法、冷延鋼板の製造方法、及び冷延鋼板の製造設備
JP2018126783A (ja) 冷間圧延方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4669777

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees