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JP4559741B2 - ノック式筆記具 - Google Patents

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JP4559741B2 JP2004000342A JP2004000342A JP4559741B2 JP 4559741 B2 JP4559741 B2 JP 4559741B2 JP 2004000342 A JP2004000342 A JP 2004000342A JP 2004000342 A JP2004000342 A JP 2004000342A JP 4559741 B2 JP4559741 B2 JP 4559741B2
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Description

本発明は、ノック体を押圧することにより、ボールペンレフィルを軸筒先端開口部より出没可能なノック式筆記具に関する。
従来から、ノック体を押圧することにより、ボールペンレフィルを軸筒先端開口部より出没可能なノック式筆記具はよく知られていて、特開平11−78361号公報「回転カムによるノック式筆記具」や特開2003−63192号公報「ノック式ボールペン」にて開示している。また、こうしたノック式筆記具は、口金や前軸等の前軸や頭冠や後軸等の後軸を取り外すことで、軸筒内に配設したボールペンレフィルを交換可能としている。
前記従来のノック式筆記具は、コイルスプリングによってボールペンレフィルを軸筒後端側に付勢させて収納してある。このノック式筆記具におけるコイルスプリングは、軸筒内に自由長の状態で配設し、前軸と後軸をネジ嵌合する時に、ボールペンレフィルによってコイルスプリングを圧縮して付勢力を得ている。
「特開平11−78361号公報」 「特開2003−63192号公報」
しかし、従来のノック式筆記具は、コイルスプリングの自由長の状態から、コイルスプリングを圧縮する軸方向への長さが、前軸と後軸のネジ嵌合開始から終了までの軸方向への移動距離よりも長く設定されていたため、ボールペンレフィルを交換するため、前軸又は後軸を取り外す時に、前軸と後軸のネジ嵌合の取り外しが終了しても、前軸又は後軸はコイルスプリングの付勢力を受けており、この状態で前軸又は後軸を軽く持っていたり前軸又は後軸から手を放したりすると、前軸又は後軸が飛び出してしまうという問題があった。
特に、ノック体を押圧し、ボールペンレフィルの先端部の突出するためには、コイルスプリングをさらに圧縮する必要がある。その結果、コイルスプリングを圧縮する軸方向への長さは、ボールペンレフィルの先端部が没入した状態に比べさらに長くなるため、前記したボールペンレフィルの交換時における、前軸又は後軸の飛び出しが発生し易くなってしまう。
こうした問題を鑑み、バネ乗数の高いコイルスプリングを使用し、圧縮する距離を短くしたり、前軸と後軸のネジ嵌合距離を、コイルスプリングの圧縮距離より長くすることも考えられるが、バネ乗数の高いコイルスプリングは、操作荷重が高くなるため、操作性が悪くなってしまったり、ノック衝撃による逆流現象を生じる恐れがあったり、コイル外径が大きく又はコイル内径が小さくなるため、コイルスプリングを配設する部分の形状やボールペンレフィルの形状を変更する必要がある。また前軸と後軸のネジ嵌合距離を長くすると、組立性やボールペンレフィルの交換性が低下してしまう等、新たな問題が生じる。
本発明は上記問題を鑑み、従来の出没機構及び操作性を有し、ボールペンレフィルを交換する時に、前軸又は後軸が飛び出すことない、組立性及び交換性のよいノック式筆記具を提供するものである。
前記目的を達成するために本発明では、前軸と後軸を着脱自在にネジ嵌合した軸筒内に摺動自在に配設したボールペンレフィルを、前記軸筒の先端部に配設したコイルスプリングにより軸筒後端方向に付勢して配設し、ノック体を押圧することにより、前記ボールペンレフィルの先端部を軸筒先端開口部より出没可能な出没機構を具備し、前記前軸と後軸のネジ嵌合を取り外すことにより、前記ボールペンレフィルを交換可能なノック式筆記具であって、前記前軸のネジ嵌合部より軸筒先端側の内壁に、前記ボールペンレフィルが摺動自在な内径の突部を形成し、前記コイルスプリングが、前記ボールペンレフィルに当接する内径部と、前記突部の内径よりも大径に形成した後端部とを有するとともに、前記前軸と後軸のネジ嵌合を取り外すことにより、前記コイルスプリングを、前記前軸に、前記突部により軸筒後端側への移動を規制し、且つ圧縮した状態に配設してあり、前記前軸と後軸をネジ嵌合の開始後、且つ前記前軸と後軸のネジ嵌合の終了前に、前記ボールペンレフィルがコイルスプリングをさらに圧縮し、前記ボールペンレフィルを軸筒後端方向へ付勢する。
本発明は、従来の出没機構及び操作性を有し、ボールペンレフィルを交換する時に、前軸又は後軸が飛び出すことない、組立性及び交換性のよいノック式筆記具を提供することができる。
ノック式筆記具において、従来の前軸と後軸のネジ嵌合構造やネジ嵌合距離を変更しないため、組立性及び交換性を損なわずに実現した。
図1から図8に示すノック式筆記具1は、前軸2に形成した雄ネジ部Oと、後軸3に形成した雌ネジ部Mをネジ嵌合Rした軸筒内にボールペンレフィル8がコイルスプリング11によって後軸後端3a方向に付勢された状態で収納されている。前軸2の先端部には口先部材5をネジ嵌合してある。
ボールペンレフィル8の構造は、従来から知られているもので、インキ収容管9内にボールぺン用インキ(図示せず)を直に収容し、インキ収容管9の先端部には、ボールを回転自在に抱持したボールペンチップ10を装着してある。また、前軸2にはグリップ部材12を、後軸3にはクリップ部材13を一体に形成してある。
ボールペンチップ10の先端部を口先部材5の先端開口部5aから出没させる機構は、従来から知られているもので、簡単に説明すると、後軸3の内壁面に回転カム7を前後に摺動案内し回転させるためのカム溝Kを形成し、このカム溝Kに、回転カム7に形成した突起7aを係合して配設してある。回転カム7の後端には、前記回転カム7を摺動し回転を付与するためのカム部を先端に有したノック体6を、ノック体6の後端部が後軸後端3aより外方に突出した状態に配設した構造である。
具体的には、図8に示すように、カム溝Kは、軸心方向に長さの異なる複数の溝(谷溝T、凹み溝M)が交互に周設され、個々の溝間に形成される山部(T1、T2)は傾斜した面になっている。ノック体6を押圧し、回転カム7の突起7aが山部T1と山部T2の段部によって形成された谷溝T(短い溝)に位置する状態(図8−1)でボールペンチップ10の先端部は突出し、さらにノック体6を押圧すると突起7aが山部T2を越えて回転する。((図8−2、図8−3)その後、コイルスプリング11の付勢力によって傾斜面に沿って移動(図8−4)し、凹み溝M(長い溝)に位置(図8−5)する。この凹み溝Mに回転カムの突起7aが位置する状態でボールペンチップ10の先端部は没入する。
コイルスプリング11は、前軸2内に形成したコイルスプリングの後端部の外径より内径が小さい突部4によって、後軸後端3a側への移動を規制し、口先部材5の先端部の内壁との間に、圧縮した状態で配設してあり、図4、図5に示すように、前軸2と後軸3のネジ嵌合開始前には、ボールペンレフィル8は、コイルスプリング11の付勢力を受けていない。前軸2と後軸3のネジ嵌合が進むと、図6、図7に示すように、ボールペンレフィル8は、コイルスプリング11に当接し、前軸2と後軸3のネジ嵌合終了時には、ボールペンレフィル8によって、コイルスプリング11を圧縮する。この時、回転カム7の突起7aが谷溝T(短い溝)に位置する状態、或いは、回転カムの突起7aが凹み溝M(長い溝)に位置する状態で、前軸2と後軸3のネジ嵌合R開始後に、ボールペンレフィル8が、コイルスプリング11の圧縮を開始するように、適宜設定することが好ましい。
逆説すると、ボールペンレフィル8の交換時等に、前軸2と後軸3のネジ嵌合Rを外す時、図4、図5に示すように、前軸2と後軸3のネジ嵌合の取り外しが終了する前に、コイルスプリング11は突部4に当接し、ボールペンレフィル8への付勢力が発生しないため、図6、図7に示すように、前軸2及び後軸3を取り外した時に、ボールペンレフィル8が飛び出すことはない。
コイルスプリング4を、前軸2内に形成した突部4と、口先部材5の先端部の内壁との間に、コイルスプリング11を圧縮した状態で配設することにより、コイルスプリング11の自由長や取り付け長等に制限されることなく実施可能であるため、従来のコイルスプリング11と同等のバネ乗数及び圧縮距離で実施可能であり、ノック時の操作性も従来と同等に実施可能である。また、ボールペンレフィルの交換時等、前軸2と後軸3を取り外した時に、コイルスプリング11が落下して紛失する恐れもない。
尚、本実施例では便宜上、前軸内に突部を一体に形成しているが、前軸に付設してあってもよい。突部の形状も特に限定されるものではなく、周状に形成しても、周状に任意数形成してよい。また、コイルスプリングを、前軸内に形成した突部と、口先部材の先端部の内壁との間に、圧縮した状態で配設してあるが、口先部材と前軸を一体に形成してもよい。
以上、本実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨の範囲内で種々の変更を行うことができる。
本発明のノック式筆記具は、インキの種類や、ペン先部の材質や形状に限定されることなく適用できる。
実施例1のノック式筆記具を示す一部省略した要部縦断面図である。 図1におけるボールペンチップを突出させた状態を示す図である。 図1における要部拡大図である。 前軸と後軸のネジ嵌合を開始する前の状態を示す図である。 図4における要部拡大図である。 前軸と後軸のネジ嵌合途中の状態を示す図である。 図6における要部拡大図である。 出没作動におけるカム溝及び回転カムの突起の係止関係を説明した図である。
符号の説明
1 ノック式筆記具
2 前軸
3 後軸
4 突部
6 ノック体
7 回転カム
8 ボールペンレフィル
10 ボールペンチップ
11 コイルスプリング
O 雄ネジ部
M 雌ネジ部
R ネジ嵌合

Claims (1)

  1. 前軸と後軸を着脱自在にネジ嵌合した軸筒内に摺動自在に配設したボールペンレフィルを、前記軸筒の先端部に配設したコイルスプリングにより軸筒後端方向に付勢して配設し、ノック体を押圧することにより、前記ボールペンレフィルの先端部を軸筒先端開口部より出没可能な出没機構を具備し、前記前軸と後軸のネジ嵌合を取り外すことにより、前記ボールペンレフィルを交換可能なノック式筆記具であって、前記前軸のネジ嵌合部より軸筒先端側の内壁に、前記ボールペンレフィルが摺動自在な内径の突部を形成し、前記コイルスプリングが、前記ボールペンレフィルに当接する内径部と、前記突部の内径よりも大径に形成した後端部とを有するとともに、前記前軸と後軸のネジ嵌合を取り外すことにより、前記コイルスプリングを、前記前軸に、前記突部により軸筒後端側への移動を規制し、且つ圧縮した状態に配設してあり、前記前軸と後軸をネジ嵌合の開始後、且つ前記前軸と後軸のネジ嵌合の終了前に、前記ボールペンレフィルがコイルスプリングをさらに圧縮し、前記ボールペンレフィルを軸筒後端方向へ付勢することを特徴とするノック式筆記具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0282588U (ja) * 1989-11-24 1990-06-26
JP2001010286A (ja) * 1999-06-28 2001-01-16 Pentel Corp 筆記具
JP2002120489A (ja) * 2000-10-16 2002-04-23 Kato Kinzoku Kogyo Kk 屈撓式ボールペン
JP2002240485A (ja) * 2001-02-15 2002-08-28 Mitsubishi Pencil Co Ltd ノック式筆記具

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