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JP4553453B2 - 不揮発性強誘電体メモリ装置 - Google Patents

不揮発性強誘電体メモリ装置 Download PDF

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JP4553453B2
JP4553453B2 JP2000212943A JP2000212943A JP4553453B2 JP 4553453 B2 JP4553453 B2 JP 4553453B2 JP 2000212943 A JP2000212943 A JP 2000212943A JP 2000212943 A JP2000212943 A JP 2000212943A JP 4553453 B2 JP4553453 B2 JP 4553453B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体メモリ装置に係り、特に、センシングアンプを共有することでレイアウトを効率的に減少させることができる不揮発性強誘電体メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、不揮発性強誘電体メモリ、つまりFRAM(Ferroelectric Random Access Memory)はDRAM程度のデータ処理速度を有し、電源のオフ時にもデータが保存される特性のため次世代記憶素子として注目を浴びている。
FRAMは、DRAMとほぼ同一構造を有する記憶素子であって、キャパシタの材料として強誘電体を使用して強誘電体の特性である高い残留分極を用いたものである。このような残留分極の特性のため電界を除去してもデータは保存される。
【0003】
図1は一般的な強誘電体のヒステリシスループを示す特性図である。
図1に示すように、電界により誘起された分極が電界を除去しても残留分極(又は自発分極)の存在によって消滅されることなく、一定量(d,a状態)を維持していることが分かる。不揮発性強誘電体メモリセルはd,a状態をそれぞれ1,0に対応させ記憶素子として応用したものである。
【0004】
以下、従来技術による不揮発性強誘電体メモリ装置を添付の図面に基づいて説明する。
図2は従来の不揮発性強誘電体メモリの単位セルを示したものである。
図2に示すように、一方向に形成されるビットラインB/Lと、そのビットラインと交差する方向に形成されるワードラインW/Lと、ワードラインに一定の間隔をおいてワードラインと同一の方向に形成されるプレートラインP/Lと、ゲートがワードラインに連結され、ソースはビットラインに連結されるトランジスタT1と、二端子のうち第1端子はトランジスタT1のドレインに連結され、第2端子はプレートラインP/Lに連結される強誘電体キャパシタFC1とで構成されている。
【0005】
このように構成された従来の不揮発性強誘電体メモリ装置のデータ入出力動作を以下に説明する。
図3aは従来の不揮発性強誘電体メモリ装置の書込みモードの動作を示すタイミング図であり、図3bは読み出しモードの動作を示すタイミング図である。
まず、書込みモードの場合、外部から印加されるチップイネーブル信号(CSBpad)が「ハイ」から「ロー」に活性化され、且つ書込みイネーブル信号(WEBpad)が「ハイ」から「ロー」に遷移すると、書込みモードが始まる。
次いで、書込みモードでのアドレスデコードが始まると、ワードラインに印加されるパルスは「ロー」から「ハイ」に遷移し、セルが選択される。
【0006】
このように、ワードラインが「ハイ」状態を維持している間にプレートラインには順に所定幅の「ハイ」信号と所定幅の「ロー」信号が印加される。
そして、選択されたセルにロジック値「1」又は「0」を書くために、ビットラインに書込みイネーブル信号(WEBpad)に同期した「ハイ」又は「ロー」信号を印加する。すなわち、ビットラインに「ハイ」信号を印加し、ワードラインに印加される信号が「ハイ」状態である期間でプレートラインに印加される信号が「ロー」であれば、強誘電体キャパシタにはロジック値「1」が記録される。そして、ビットラインに「ロー」信号を印加し、プレートラインに印加される信号が「ハイ」信号であれば、強誘電体キャパシタにはロジック値「0」が記録される。
【0007】
このような書込みモードの動作によりセルに格納されたデータを読み出すための動作は以下の通りである。
まず、外部からチップイネーブル信号(CSBpad)が「ハイ」から「ロー」に活性化されると、ワードラインが選択される前に全てのビットラインは等化器信号によって「ロー」電圧に等電位にさせられる。
【0008】
そして、各ビットラインを不活性化させた後アドレスをデコードし、デコードされたアドレスによって選択されたワードラインの「ロー」信号が「ハイ」信号に遷移する。同時に選択されたセルのプレートラインに「ハイ」信号を印加してデータを読み出す。その際、強誘電体メモリに格納されたロジック値「1」に相応するデータは破壊され、強誘電体メモリにロジック値「0」が格納されていれば、それに相応するデータは破壊されない。
【0009】
このように、破壊されたデータと破壊されてないデータは前述したヒステリシスループの原理によって異なる値を出力し、センスアンプはロジック値「1」又は「0」をセンシングする。すなわち、データが破壊された場合は、図1のヒシテリシスループのdからfに変更される場合であり、データが破壊されてない場合は、aからfに変更される場合である。一定の時間が経過した後センスアンプがイネーブルすると、データが破壊された場合は増幅されロジック値「1」を出力し、データが破壊されてない場合はロジック値「0」を出力する。
【0010】
このように、センスアンプからデータを出力した後、破壊されたデータは元のデータに戻らなければならない。そのため、ワードラインに「ハイ」信号を印加した状態でプレートラインを「ハイ」から「ロー」に不活性化させる。
【0011】
図4は従来の1T/1C構造のセルを有する不揮発性強誘電体メモリ装置の構成図である。
図4に示すように、単位セルのアレイからなり、ほぼ矩形の領域に配置されたメインセルアレイ部41の図面上下側の一部を参照セルアレイ部42に割り当ててている。その矩形の領域のメインセルアレイ部41の一方の辺、図面では左側に沿って、メインセルアレイ部41と参照セルアレイ部42に駆動信号を印加するワードライン駆動部43が配置されている。さらにメインセルアレイ部41の参照セルアレイ部42に沿ってセンシングアンプ部44が配置されている。ワードライン駆動部43はメインセルアレイ部41のメインワードライン及び参照セルアレイ部42の参照ワードラインに駆動信号を印加する回路である。センシングアンプ部44は複数のセンシングアンプにより構成され、ビットライン及びビットバーラインの信号を増幅する。
【0012】
このような従来の不揮発性強誘電体メモリ装置の動作を図5に基づいて以下に説明する。
図5は図4の部分的詳細図であって、図面で分かるように、メインセルアレイはDRAMのように折り返しビットライン構造を有する。そして、参照セルアレイ部42もまた折り返しビットライン構造を有し、参照セルワードラインと参照セルプレートラインを対とした二対により構成される。この際、二対の参照セルワードラインと参照セルプレートラインをそれぞれRWL_1,RPL_1及びRWL_2,RPL_2とする。
【0013】
メインセルワードラインWL_N−1とメインセルプレートラインPL_N−1が活性化されると、同時に参照セルワードラインRWL_1と参照セルプレートラインRPL_1も活性化される。したがって、ビットラインB/Lにはメインセルのデータが載せられ、ビットバーラインBB/Lには参照セルのデータが載せられる。
【0014】
また、メインセルワードラインMWL_NとメインセルプレートラインMPL_Nが活性化されると、同時に参照セルワードラインRWL_2と参照セルプレートラインRPL_2も活性化される。したがって、ビットバーラインBB/Lにはメインセルのデータが載せられ、ビットラインB/Lには参照セルデータが載せられる。
【0015】
図6は図4の部分的詳細図であって、センシングアンプ部を構成する複数のセンシングアンプのうち任意の一つのみを示している。
図6に示すように、従来技術によるセンシングアンプはラッチ型センシングアンプの構造を有する。すなわち、二つのPMOSトランジスタと二つのNMOSトランジスタで構成され、そのトランジスタはラッチ形態のインバータ構造を成している。
【0016】
その構成を見ると、第1PMOSトランジスタMP1と第2PMOSトランジスタMP2とが向き合って形成され、第1PMOSトランジスタMP1の出力端は第2PMOSトランジスタMP2のゲートに連結され、第2PMOSトランジスタMP2の出力端は第1PMOSトランジスタMP1のゲートに連結される。
そして、第1,第2PMOSトランジスタMP1,MP2の入力端には共通にSAP信号が印加される。
【0017】
SAP信号は第1,第2PMOSトランジスタMP1,MP2を活性化させるための活性化信号である。第1PMOSトランジスタMP1の出力端には第1NMOSトランジスタMN1が直列に連結され、第2PMOSトランジスタMP2の出力端には第2NMOSトランジスタMN2が直列に連結される。
この際、第2NMOSトランジスタMN2の出力端は第1NMOSトランジスタMN1のゲートに連結され、第1NMOSトランジスタMN1の出力端は第2NMOSトランジスタMN2のゲートに連結される。そして、第1,第2NMOSトランジスタMN1,MN2の入力端には共通にSAN信号が印加される。SAN信号は第1,第2NMOSトランジスタMN1,MN2を活性化させるための活性化信号である。
【0018】
第1PMOSトランジスタMP1と第1NMOSトランジスタMN1の出力端はビットラインB/Lに共通に連結され、第2PMOSトランジスタMP2と第2NMOSトランジスタMN2の出力端は次のビットバーラインBB/Lに連結される。このようなセンシングアンプはその出力がそれぞれビットラインB/L,ビットバーラインBB/Lに連結され、メインセル及び参照セルへの入出力を可能とする。
センシングアンプ不活性化時のプリチャージの間はSAP,SAN,B/L,BB/Lの信号が全て1/2Vccの状態を維持する。
反面、活性化時にはSAPが「ハイ」レベルにプルアップし、SANは接地レベルにプルダウンする。
【0019】
図7は、隣接した、例えば図面上上下に配置されたセルアレイの双方へ共通に一つのセンシングアンプを配置して、その一つのセンシングアンプを用いて上部のセルアレイ部と下部のセルアレイ部とのデータをセンシングできるように構成したものである。
【0020】
図7の符号「41a」は上部のセルアレイ部を表し、「41b」は下部のセルアレイ部を表す。上部のセルアレイ部41aのデータをセンシングするためには、コントロール信号のTSEL信号を「ハイ」レベルとし、BSEL信号は「ロー」レベルとする。従って、下部のセルアレイ部とセンシングアンプとの経路は遮断され、上部のセルアレイ部とセンシングアンプの経路が形成される。これにより、上部セルアレイ部のビットラインとビットバーラインに載せられた信号をセンシングアンプがセンシングする。
【0021】
逆に、下部セルアレイ部のデータをセンシングするためには、コントロール信号のTSEL信号は「ロー」レベルに遷移させ、BSEL信号は「ハイ」レベルに遷移させる。従って、上部のセルアレイ部とセンシングアンプとの経路は遮断され、下部のセルアレイ部とセンシングアンプの経路が形成される。これによって、下部セルアレイ部のビットライン及びビットバーラインに載せられた信号をセンシングアンプがセンシングする。このように、上下のセルアレイに共通にセンシングアンプを配置するとセンシングアンプをそれぞれのセルアレイ毎に配置した場合に比してスペースを節約することができる。すなわち、レイアウトを効率的に低減することができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、以上のような従来不揮発性強誘電体メモリ装置は次のような問題点があった。
センシングアンプの入力端が上部及び下部のビットラインにスイッチング素子を通じて直接連結されているので、ビットラインとビットバーラインの負荷が異なることがある。従って、負荷が異なった状態で増幅が行われるので、増幅が不安定となる。
【0023】
本発明は上記した従来技術の問題点を解決するために成されたもので、垂直方向に複数並べて形成されたセルアレイ部を有するメモリ装置において、レイアウトを効率的に低減させることができるように隣接したセルアレイ部の間にセンシングアンプの構成を形成させた際に、ビットラインとビットバーラインとの負荷が異なった場合でも、増幅が安定的に行える不揮発性強誘電体メモリ装置を提供することが目的である。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上下のセルアレイの間に配置されるセンシングアンプをプルダウンセンシングアンプ部とプルアップセンシングアンプ部とに区分して、セルアレイの間に配置されるセンシングアンプにはプルダウンセンシングアンプ部を二つ用意し、一方を一方のセルアレイ用とし、他方をそのセルアレイと反対側に配置されたセルアレイ用とすると共に、プルアップセンシングアンプ部を双方のセルアレイ部が共有できるようにしたことを特徴とするものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による不揮発性強誘電体メモリ装置を実施形態に基づいて説明する。
図8は本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の一実施形態の単位セルを示すものである。
図8に示すように、行方向に形成され、互いに一定の間隔をもつ第1スプリットワードラインSWL1と第2スプリットワードラインSWL2、これらの第1、第2スプリットワードラインSWL1、SWL2を横切る方向に形成された第1ビットラインB/L1と第2ビットラインB/L2、ゲートが第1スプリットワードラインSWL1に連結され、ドレインが第1ビットラインB/Lに連結される第1トランジスタT1と、第1トランジスタT1のソースと第2スプリットワードラインSWL2との間に連結された第1強誘電体キャパシタFC1と、ゲートが第2スプリットワードラインSWL2に連結され、ドレインが第2ビットラインB2に連結される第2トランジスタT2と、第2トランジスタT2のソースと第1スプリットワードラインSWL1との間に連結された第2強誘電体キャパシタFC2とで構成される。
【0026】
このような単位セルを複数形成してセルアレイ部が構成されるが、データの格納単位としては、一対のスプリットワードラインと一つのビットライン、一つのトランジスタと一つの強誘電体キャパシタが単位セルとなるが、構造的には、一対のスプリットワードラインと二つのビットライン、二つのトランジスタと二つの強誘電体キャパシタとで単位セルとなる。
【0027】
以下、本不揮発性強誘電体メモリ装置の動作原理をより詳細に説明する。
図9は本不揮発性強誘電体メモリ装置の回路的構成を簡略化したものである。
図9に示すように、第1,第2スプリットワードラインSWL1,SWL2を一対とする複数のスプリットワードライン対が行方向に形成され、スプリットワードライン対を横切る方向に複数のビットラインB/Ln,B/Ln+1が形成されている。それぞれのビットラインとビットラインとの間にはその双方のビットラインを介して伝達されたデータをセンシングして、データラインDL又はデータバーライン/DLへ伝達するセンシングアンプSAが形成されている。センシングアンプSAをイネーブルさせるためのイネーブル信号SENを出力するセンシングアンプイネーブル部(図示せず)が別に備えられ、ビットラインとデータラインを選択的にスイッチングする選択スイッチング部CSがさらに備えられる。
【0028】
このような本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の動作を図10に示すタイミング図を参照して説明する。
図10のT0区間は第1、第2スプリットワードラインSWL1,SWL2が「ハイ」に活性化される前の区間であって、全てのビットラインをNMOSトランジスタのしきい電圧レベルにプリチャージさせる。T1区間は第1,第2スプリットワードラインSWL1,SWL2が共に「ハイ」となる区間であって、メインセルの強誘電体キャパシタのデータがメインビットラインへ伝達され、ビットラインのレベルが変化する。このとき、ロジック「ハイ」を格納していた強誘電体キャパシタはビットライン側とスプリットワードライン側とは互いに反対極性であるので、強誘電体の極性が破壊されて多量の電流がビットラインに流れ、ビットラインに高電圧が誘起される。
【0029】
反面、ロジック「ロー」が格納されていた強誘電体キャパシタはビットライン側とスプリットワードライン側とが同一極性であるので、強誘電体の極性が破壊されず、少量の電流が流れるので、ビットラインに多少低い電圧が誘起される。
ビットラインにセルデータが十分載せられると、センシングアンプを活性化させるために、センシングアンプイネーブル信号SENを「ハイ」に遷移させ、ビットラインのレベルを増幅する。
【0030】
一方、破壊されたセルのロジック「ハイ」データは第1、第2スプリットワードラインSWL1、SWL2が共に「ハイ」の状態では復せず、次のT2,T3区間で復される。T2区間は、第1スプリットワードラインSWL1は「ロー」に遷移し、第2スプリットワードラインSWL2は「ハイ」を維持し続ける区間であって、第2トランジスタT2はオンの状態となる。この際、ビットラインが「ハイ」の状態であれば、「ハイ」データが第2強誘電体キャパシタFC2の一方の電極へ伝達され、ロジック「1」の状態に復す。
【0031】
T3区間は第1スプリットワードラインSWL1が再び「ハイ」に遷移し、第2スプリットワードラインSWL2は「ロー」に遷移する区間であって、第1トランジスタT1がオンの状態となる。この際、ビットラインが「ハイ」の状態であれば、「ハイ」データが第1強誘電体キャパシタFC1の一方の電極へ伝達され、ロジック「1」の状態に復す。
【0032】
図11は本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の実施例を説明するための構成ブロック図である。
図11に示すように、矩形の領域を占めるセルアレイ部11_1, 11_2,..., 11_Nが多数垂直及び水平方向にマトリックス形態に配置されている。本実施形態は、垂直方向のセルアレイ部の間にそれぞれ三つのアンプ部が配置されている。そのアンプ部は、上側のセルアレイ部のビットラインレベルをプルダウン増幅する第1プルダウンセンシングアンプ部12_1〜12_Nと、下側のセルアレイ部のビットラインレベルをプルダウン増幅する第2プルダウンセンシングアンプ部14_1〜14_Nと、これらの間に配置され、第1プルダウンセンシングアンプ部12_1〜12_Nの出力又は第2プルダウンセンシングアンプ部14_1〜14_Nの出力をプルアップ増幅するプルアップセンシングアンプ部13_1〜13_Nで構成されている。
【0033】
さらに、セルアレイ部の垂直方向に並べた両外側にはセルアレイ部のデータをセンシングするためのセンシングアンプ部15_1,15_2が配置されているが、これは第1プルダウンセンシングアンプ部及び第2プルダウンセンシングアンプ部のいずれか一つとプルアップセンシングアンプ部とが組み合わされた構造である。
すなわち、一つのプルダウンセンシングアンプ部とプルアップセンシングアンプ部とが連結され、最外側に配置したセルアレイ部のデータをセンシングするためのセンシングアンプ部15_1,15_2が垂直方向の並びのそれぞれの外側に配置されている。
【0034】
第1プルダウンセンシングアンプ部12_1〜12_Nと第2プルダウンセンシングアンプ部14_1〜14_Nの構成は同一である。ただ、第1プルダウンセンシングアンプ部12_1〜12_Nの入力端は、上側に位置したセルアレイ部のビットラインと連結され、第2プルダウンセンシングアンプ部14_1〜14_Nの入力端は下側に位置したセルアレイ部のビットラインに連結される。そして、第1、第2プルダウンセンシングアンプ部のそれぞれの出力端はプルアップセンシングアンプ部13_1〜13_Nの入力端に共通に連結される。
【0035】
一方、第1プルダウンセンシングアンプ部12_1〜12_Nとプルアップセンシングアンプ部13_1〜13_Nは同時に活性化され、第2プルダウンセンシングアンプ部14_1〜14_Nとプルアップセンシングアンプ部13_1〜13_Nも同時に活性化される。しかし、第1プルダウンセンシングアンプ部とプルアップセンシングアンプ部が活性化状態であれば、第2プルダウンセンシング部は不活性化状態を維持し、逆に第2プルダウンセンシングアンプ部とプルアップセンシングアンプ部が活性化状態であれば、第1プルダウンセンシングアンプ部は不活性化状態を維持する。
【0036】
図12は本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置による第1、第2プルダウンセンシングアンプ部とプルアップセンシングアンプ部を中心に示す構成ブロック図である。
図12に示すように、第1プルダウンセンシングアンプ部12_1とプルアップセンシングアンプ部13_1とが組み合わされた完全な一つのセンシングアンプ部12aが構成され、第2プルダウンセンシングアンプ部14_1とプルアップセンシングアンプ部13_1とが組み合われて完全なまた一つのセンシングアンプ部14aが構成される。ここで、プルアップセンシングアンプ部13_1は共通に使用されることが分かる。
【0037】
このように構成された本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置において、上側に位置したセルアレイ部11_1のデータをセンシング及び増幅するためには、第1プルダウンセンシングアンプ部12_1とプルアップセンシングアンプ部13_1を活性化させ、第2プルダウンセンシングアンプ部14_1を不活性化させる。
【0038】
第1プルダウンセンシングアンプ部12_1とプルアップセンシングアンプ部13_1が活性化状態で、上側に位置したセルアレイ部11_1のビットラインレベルが参照レベルより低ければ、第1プルダウンセンシングアンプ部12_1がプルダウン増幅を行い、参照レベル以上であれば、第1プルダウンセンシングアンプ部12_1の出力をプルアップセンシングアンプ部13_1がプルアップ増幅する。
【0039】
逆に、下側に位置したセルアレイ部11_2のデータをセンシング及び増幅するためには、第2プルダウンセンシングアンプ部14_1とプルアップセンシングアンプ部13_1を活性化させ、第1プルダウンセンシングアンプ部12_1は不活性化させる。
【0040】
第2プルダウンセンシングアンプ部14_1とプルアップセンシングアンプ部13_1が活性化状態で、下側に位置したセルアレイ部11_2のビットラインレベルが参照レベルより低ければ、第2プルダウンセンシングアンプ部14_1がプルダウン増幅を行い、参照レベル以上であれば、第2プルダウンセンシングアンプ部14_1の出力をプルアップセンシングアンプ部13_1がプルアップ増幅する。
【0041】
以下、第1、第2プルダウンセンシングアンプ部の一つとプルアップセンシングアンプ部とが組み合わされて構成される外側に位置したセンシングアンプ部をより詳細に説明する。
【0042】
図13は本不揮発性強誘電体メモリ装置によるセンシングアンプ部の構成図であって、アレイの並びの外側に位置したセルアレイ部のデータをセンシングするためのセンシングアンプを示すものである。
図13に示すように、ビットラインに載せられた信号をスイッチングする第1トランジスタT1と、参照信号発生回路部(図示せず)から出力される参照信号をスイッチングする第2トランジスタT2と、第1トランジスタT1を介して伝達されるビットラインの信号をスイッチングする第3トランジスタT3と、第2トランジスタT2を介して伝達される参照信号をスイッチングする第4トランジスタT4と、ゲートが第4トランジスタT4の入力端と連結され、ドレインは第3トランジスタT3の出力端に連結される第5トランジスタT5と、ゲートが第3トランジスタT3の入力端に連結され、ドレインは第4トランジスタT4の出力端に連結される第6トランジスタT6と、カラム選択信号CSにより制御され、第5トランジスタT5の出力端とデータラインD/Lとの間に連結される第7トランジスタT7と、カラム選択信号CSにより制御され、第6トランジスタT6の出力端とデータバーラインDB/Lとの間に連結される第8トランジスタT8と、ドレインが第5トランジスタT5及び第6トランジスタT6のドレインに共通に連結され、ソースは接地端GNDに連結される第9トランジスタと、ソースが電源電圧端Vccに連結され、ドレインは第2トランジスタT2の出力端と連結される第10トランジスタT10と、ソースが電源電圧端に連結され、ドレインは第3トランジスタT3の出力端と第10トランジスタT3のゲートに共通に連結される第11トランジスタT11と、第10トランジスタT10のドレインと第11トランジスタT11のドレインとを等電位化させる第12トランジスタT12とで構成される。
【0043】
ここで、第11トランジスタT11のゲートは第10トランジスタT10のドレインと連結される。第1トランジスタT1はビットラインコントロール信号BLCにより制御され、第2トランジスタT2は参照ビットラインコントロール信号RLCにより制御される。第3、第4トランジスタT3、T4はラッチイネーブルコントロール信号LECにより制御される。第9トランジスタT9はセンシングアンプ活性化信号SENにより制御される。第12トランジスタT12はセンシングアンプ等電位化信号SEQにより制御される。
【0044】
図14は図13に示すセンシングアンプ部のノードSN3及びSN4における出力波形の変化を示す。ここで、区間Aはプリチャージ区間であり、区間Bは増幅区間である。そして、区間Cは疑似ラッチ区間であり、区間Dは実際のラッチ区間であり、区間Eは出力区間を表す。
【0045】
一方、図15は本不揮発性強誘電体メモリ装置のプルダウンセンシングアンプの詳細構成図である。
図15に示すプルダウンセンシングアンプは図13に図示のセンシングアンプ部の一部であることが分かる。
その構成を見ると、メインビットラインの信号をスイッチングする第1トランジスタT1と、参照信号をスイッチングする第2トランジスタT2と、第1トランジスタT1を介して伝達されるメインビットラインの信号をスイッチングする第3トランジスタT3と、第2トランジスタT2を介して伝達される参照信号をスイッチングする第4トランジスタT4と、ゲートが第4トランジスタT4の入力端に連結され、ドレインは第3トランジスタT3の出力端と連結される第5トランジスタT5と、ゲートが第3トランジスタT3の入力端と連結され、ドレインは第4トランジスタT4の出力端と連結される第6トランジスタT6と、ソースが接地端GNDに連結され、ドレインは第5、第6トランジスタT5、T6のドレインと共通に連結される第9トランジスタT9とで構成される。
【0046】
このようなプルダウンセンシングアンプ部は、第9トランジスタT9のゲートに印加されるセンシングアンプ活性化信号が「ハイ」レベルに遷移すると、ゲートに参照信号が印加される第5トランジスタT5と、ゲートにビットラインの信号が印加される第6トランジスタT6とにより増幅作用が起こる。そして、その出力信号はノードSN3及びSN4へ伝達され、その出力はラッチイネーブルコントロール信号LECにより再びノードSN1及びSN2へ伝達される。従って、その出力信号はビットラインコントロール信号BLCにより第1トランジスタT1及び第2トランジスタT2を介してセルのビットラインへ伝達される。
【0047】
図16は本不揮発性強誘電体メモリ装置によるプルアップセンシングアンプ部を詳細に示すものである。
図16に示すのプルアップセンシングアンプ部は図13に図示のセンシングアンプ部の一部であることが分かる。すなわち、プルアップセンシングアンプ部は図13に図示のセンシングアンプ部の構成のうち、図15に図示のプルダウンセンシングアンプの構成部分を除いた部分より構成される。
【0048】
このようなプルアップセンシングアンプ部はノードSN3及びSN4を介して入力されるビットラインの信号をプルアップ増幅する。ここで、ノードSN3は前述した第3トランジスタT3の出力端であり、同様にSN4は第4トランジスタT4の出力端である。第3、第4トランジスタT3、T4はプルダウンセンシングアンプ部を構成する素子であるので、結局プルアップセンシングアンプ部はプルダウンセンシングアンプ部を介して入力されるビットラインの信号をプルアップ増幅するということができる。
【0049】
図16に示すプルアップセンシングアンプ部の構成を見ると、プルダウンセンシングアンプ部からビットラインの信号が伝達されるノードSN3及びSN4にそれぞれドレインが連結され、電源電圧端Vccにソースが連結される二つのPMOSトランジスタT10、T11と、PMOSトランジスタT10、T11のドレインを互いに等電位化させるPMOSトランジスタT12と、プルアップ増幅された信号をデータライン及びデータバーラインに選択的に伝達する二つのNMOSトランジスタT7、T8とで構成されている。
【0050】
すなわち、ビットラインに載せられたデータが参照信号のレベル以上であれば、プルダウンセンシングアンプ部を構成する第3、第4トランジスタT3、T4を介して伝達されたビットライン信号を、プルアップセンシングアンプ部がプルアップ増幅する。
【0051】
このような過程は読み出しモードの場合である。一方、書き込みモードでは、データライン及びデータバーラインに載せられたデータが、参照信号のレベル以上であれば、プルアップセンシングアンプ部でプルアップ増幅され、ノードSN3及びSN4を経てプルダウンセンシングアンプを構成する第3、第4トランジスタT3、T4及び第1、第2トランジスタT1、T2を介してビットラインへ伝達される。
【0052】
上記のようなプルアップセンシングアンプにおいて、第12トランジスタT12はノードSN3とSN4とを等電位化させる機能を行うだけでなく、ノードSN3及びSN4に誘起された信号がプルダウンセンシングアンプ部により増幅されても、ラッチモードとなることを防止する機能を果たす。
これにより、入力が変わってもその変更した入力に対して再び増幅が行われるようにすることができる。従って、第12トランジスタT12はプリチャージ区間と初期のセンシングアンプの増幅区間にわたってオンの状態を維持する。
【0053】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置は、センシングアンプを垂直方向に並べられたセルアレイ部の隣接する二つのアレイ部の間に配置され、双方のアレイが共用できるようにしているので、センシングアンプが占める面積を最小化することにより、レイアウトを効率的に低減させることができる。しかも、その際、センシングアンプをプルダウンセンシングアンプ部とプルアップセンシングアンプ部とに区分し、プルダウンセンシングアンプ部を上側と下側とのアレイで別々のものとしてプルアップセンシングアンプ部を共用するようにしたので、負荷の変化に対しても安定に動作し、増幅の安定性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的な強誘電体のヒステリシスループを示す特性図。
【図2】 従来技術による不揮発性強誘電体メモリの単位セルの構成図。
【図3a】 従来不揮発性強誘電体メモリ装置の書込みモードの動作を示すタイミング図。
【図3b】 読み出しモードの動作を示すタイミング図。
【図4】 従来の1T/1C構造のセルを有する不揮発性強誘電体メモリ装置の構成図。
【図5】 図4の部分的詳細図。
【図6】 図4のセンシングアンプの詳細構成図。
【図7】 従来の不揮発性強誘電体メモリ装置によるセルアレイ部とセンシングアンプ間の構成図。
【図8】 本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置による単位セル構成図。
【図9】 本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の回路的構成図。
【図10】 本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の動作タイミング図。
【図11】 本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の構成ブロック図。
【図12】 図11の部分的拡大図。
【図13】 本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置によるセンシングアンプの構成図。
【図14】 図13に図示のセンシングアンプの出力ノードにおける波形の変化を示す図面。
【図15】 本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置によるプルダウンセンシングアンプの構成図。
【図16】 本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置によるプルアップセンシングアンプの構成図。
【符号の説明】
11_1〜11_N:セルアレイ部
12_1〜12_N:第1プルダウンセンシングアンプ部
13_1〜13_N:プルアップセンシングアンプ部
14_1〜14_N:第2プルダウンセンシングアンプ部

Claims (17)

  1. 垂直及び水平方向に多数マトリックス形態に形成された複数のセルアレイ部を有する不揮発性強誘電体メモリ装置において、
    垂直方向のセルアレイ部の間に配置され、各セルアレイ部毎に対応されるように形成され、その対応したセルアレイ部のデータをプルダウン増幅するプルダウンセンシングアンプ部; 上側のセルアレイ部と下側のセルアレイ部が共有し、上側のセルアレイ部のデータ又は下側のセルアレイ部のデータを選択的にプルアップ増幅するプルアップセンシングアンプ部
    を含み、
    ラッチイネーブルコントロール信号が入力されると、前記プルダウンセンシングアンプ部と前記プルアップセンシングアンプ部が前記セルアレイ部に同時に連結される
    ことを特徴とする不揮発性強誘電体メモリ装置。
  2. 前記垂直方向に並べられた複数のセルアレイ部の両外側に位置したセルアレイ部のデータをセンシングするセンシングアンプ部は、一つのプルダウンセンシングアンプ部とプルアップセンシングアンプ部とが組み合わされた構成とされたことを特徴とする請求項1記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  3. 各セルアレイ部に対応されるように形成されたプルダウンセンシングアンプ部のうち、上側のセルアレイ部に対応されるプルダウンセンシングアンプ部とプルアップセンシングアンプ部とが同時に活性化されるか、又は下側のセルアレイ部に対応されるプルダウンセンシングアンプ部とプルアップセンシングアンプ部とが同時に活性化されることを特徴とする請求項1記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  4. 垂直方向に並んで配置された第1セルアレイ部と第2セルアレイ部;
    そのセルアレイ部に駆動信号を出力する第1,第2スプリットワードラインドライバ部;
    前記第1セルアレイ部のデータを選択的にプルダウンさせる第1プルダウンセンシングアンプ部;
    前記第2セルアレイ部のデータを選択的にプルダウンさせる第2プルダウンセンシングアンプ部;
    前記第1セルアレイ部と前記第2セルアレイ部が共有し、各セルアレイ部のデータを選択的にプルアップさせるプルアップセンシングアンプ部を含み、
    ラッチイネーブルコントロール信号が入力されると、前記第1プルダウンセンシングアンプ部と前記プルアップセンシングアンプ部が前記第1セルアレイ部に同時に連結される、または、前記第2プルダウンセンシングアンプ部と前記プルアップセンシングアンプ部が前記第2セルアレイ部に同時に連結される
    ことを特徴とする不揮発性強誘電体メモリ装置。
  5. 前記第1プルダウンセンシングアンプ部と第2プルダウンセンシングアンプ部は同時に活性化されることはなく、いずれも活性化されるときはプルアップセンシングアンプ部と同時に活性化されることを特徴とする請求項4記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  6. 前記第1プルダウンセンシングアンプ部と前記プルアップセンシングアンプ部とが活性化されたとき、前記第1セルアレイ部のビットラインレベルが参照レベル以上であれば、前記プルアップセンシングアンプ部がプルアップ増幅し、参照レベル以下であれば、前記第1プルダウンセンシングアンプ部がプルダウン増幅することを特徴とする請求項4記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  7. 前記第2プルダウンセンシングアンプ部と前記プルアップセンシングアンプ部が活性化されたとき、前記第2セルアレイ部のビットラインレベルが参照レベル以上であれば、前記プルアップセンシングアンプ部がプルアップ増幅し、参照レベル以下であれば、前記第2プルダウンセンシングアンプ部がプルダウン増幅することを特徴とする請求項4記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  8. 前記プルアップセンシングアンプ部は前記プルダウンセンシングアンプ部を介して伝達されたビットラインの信号をプルアップ増幅することを特徴とする請求項6又は7記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  9. 前記第1、第2セルアレイ部のそれぞれが垂直と水平方向にマトリックス形態に多数配置されることを特徴とする請求項4記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  10. 前記第1、第2セルアレイ部が多数垂直方向に並べられた列の外側に位置したセルアレイ部のデータをセンシングするためのセンシングアンプ部は、前記第1プルダウンセンシングアンプ部と組み合わされた構造を有することを特徴とする請求項9記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  11. 前記第1プルダウンセンシングアンプ部と前記第2プルダウンセンシングアンプ部は同一の構造を有することを特徴とする請求項4記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  12. 前記第1、第2セルアレイ部の並びの外側に位置したセルアレイ部のデータをセンシングするためのセンシングアンプ部は
    メインビットラインの信号をスイッチングする第1トランジスタと、
    参照信号をスイッチングする第2トランジスタと、
    ラッチイネーブル信号により制御され、前記第1トランジスタの出力信号をスイッチングする第3トランジスタと、前記ラッチイネーブル信号により制御され、前記第2トランジスタの出力信号をスイッチングする第4トランジスタと、
    ゲートが前記第4トランジスタの入力端に連結され、ドレインは前記第3トランジスタの出力端に連結される第5トランジスタと、
    ゲートが前記第3トランジスタの入力端に連結され、ドレインは前記第4トランジスタの出力端に連結される第6トランジスタと、
    前記第5トランジスタの出力端とデータラインとの間に形成され、カラム選択信号により制御される第7トランジスタと、
    前記第6トランジスタの出力端とデータバーラインとの間に形成され、カラム選択信号により制御される第8トランジスタと、
    前記ドレインが前記第5トランジスタ及び第6トランジスタのソースと共通に連結され、ソースは接地端に連結され、センシングアンプ活性化信号により動作する第9トランジスタと、
    ソースが電源電圧端に連結され、ドレインは前記第3トランジスタの出力端に連結される第10トランジスタと、
    ソースが電源電圧端に連結され、ドレインは前記第4トランジスタの出力端と第10トランジスタのゲートと共通に連結される第11トランジスタと、
    前記第10トランジスタのドレインと第11トランジスタのドレインとを等電位化させる第12トランジスタと
    を含むことを特徴とする請求項10記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  13. 前記第10、第11トランジスタ及び第12トランジスタはPMOSトランジスタより構成され、その他はNMOSトランジスタより構成されることを特徴とする請求項12記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  14. 前記プルアップセンシングアンプ部は、前記外側に位置したセンシングアンプ部のうち前記第5トランジスタの出力端とデータラインとの間に形成され、カラム選択信号により制御される第7トランジスタと、
    前記第6トランジスタの出力端とデータバーラインとの間に形成され、カラム選択信号により制御される第8トランジスタと、
    ソースが電源電圧端に連結され、ドレインは前記第3トランジスタの出力端に連結される第10トランジスタと、
    ソースが電源電圧端に連結され、ドレインは前記第4トランジスタの出力端と第10トランジスタのゲートと共通に連結される第11トランジスタと、
    前記第10トランジスタのドレインと第11トランジスタのドレインとを等電位化させる第12トランジスタと
    で構成されることを特徴とする請求項10記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  15. 前記第1プルダウンセンシングアンプ部は
    前記第1、第2セルアレイ部のうち、第1セルアレイ部のメインビットラインの信号をスイッチングする第1トランジスタと、
    参照信号をスイッチングする第2トランジスタと、
    ラッチイネーブルコントロール信号により制御され、前記第1トランジスタの出力信号をスイッチングする第3トランジスタと、
    前記ラッチイネーブルコントロール信号により制御され、前記第2トランジスタの出力信号をスイッチングする第4トランジスタと、
    ゲートが前記第4トランジスタの入力端に連結され、ドレインは前記第3トランジスタの出力端に連結される第5トランジスタと、
    ゲートが前記第3トランジスタの入力端に連結され、ドレインは前記第4トランジスタの出力端に連結される第6トランジスタと、
    ソースが接地端に連結され、ドレインは前記第5、第6トランジスタのドレインと共通に連結される第9トランジスタと
    で構成されることを特徴とする請求項10記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  16. 前記第5トランジスタのドレインは前記プルアップセンシングアンプ部を構成する第10トランジスタのドレインと連結され、第6トランジスタのドレインは第11トランジスタのドレインと連結されることを特徴とする請求項15記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  17. 前記第2プルダウンセンシングアンプ部は前記第1プルダウンセンシングアンプ部と同一の構造を有し、その内前記第1トランジスタは前記第1、第2セルアレイ部のうち第2セルアレイ部のメインビットラインの信号をスイッチングすることを特徴とする請求項10記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
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