JP4008766B2 - 強誘電体メモリ及びその駆動方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、センスアンプの動作に制限を受けず、センスアンプの増幅動作時に独立的にセルにデータに書き込みできるようにした強誘電体メモリ及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、不揮発性強誘電体メモリ、すなわち、FRAM(Ferroelectric Random Access Memory)は、DRAMと同程度のデータ処理速度を有し、電源のオフ時にもデータが保存される特性を持っているため、次世代記憶素子として注目を浴びている。
FRAMはDRAMとほぼ同一構造を有する記憶素子であって、キャパシタの材料として強誘電体を使用して、強誘電体の特性である高い残留分極を利用したものである。このような残留分極の特性のため、電界を除去してもデータは保存される。
【0003】
図1は、一般的な強誘電体の特性のヒステリシスループを示す特性図である。
図1に示すように、電界Vにより誘起された分極電荷P(Q)が、電界Vを除去しても、残留分極又は自発分極の存在によって消滅されず、一定量(図中d,aの状態)を維持していることが分かる。不揮発性強誘電体メモリ装置は、前記d,aの状態をそれぞれ1,0に対応させて、記憶素子に応用したものである。
【0004】
以下、添付の図面を参照して、従来技術の強誘電体メモリについて説明する。
【0005】
図2は、一般的な不揮発性強誘電体メモリ装置によるメインメモリセルを示すものである。
従来の不揮発性強誘電体メモリ装置のメインメモリセルは、トランジスタT1とキャパシタFC1とからなり、図2に示すように、一方向に配置されたビットラインB/Lと、ビットラインB/Lと交差する方向に配置されたワードラインW/Lと、ワードラインW/Lに一定の間隔を置いてワードラインと同一の方向に配置されたプレートラインP/Lとの間に形成されている。トランジスタT1はゲートがワードラインW/Lに接続され、ソースはビットラインB/Lに接続される。キャパシタすなわち強誘電体キャパシタFC1は、2端子のうち第1端子はトランジスタT1のドレインに接続され、第2端子はプレートラインP/Lに接続される。
【0006】
このように構成された従来の不揮発性強誘電体メモリ装置のデータ入出力動作を、以下に説明する。
図3aは、従来の不揮発性強誘電体メモリ装置におけるデータの書き込み動作を示すタイミング図であり、図3bはデータの読み出し動作を示すタイミング図である。
まず、データの書き込み動作の場合、外部から印加されるチップイネーブル信号CSBpadがハイからローに活性化され、同時に、書き込みイネーブル信号WEBpadがハイからローに遷移して、書き込み動作が始まる。次いで、書き込み動作のためのアドレスがデコードされると、ワードラインW/Lに印加されるパルス信号はローからハイに遷移し、メインメモリセルが選択される。
【0007】
このように、ワードラインW/Lに印加される信号がハイ状態を維持している間に、プレートラインP/Lには、所定幅のハイ信号と所定幅のロー信号が順に印加される。
そして、選択されたメインメモリセルにロジック値「1」又は「0」を書くために、ビットラインB/Lに、書き込みイネーブル信号WEBpadに同期したハイ信号又はロー信号を印加する。
例えば、ワードラインW/Lに印加される信号がハイ状態である期間に、ビットラインB/Lがハイ信号であれば、プレートラインP/Lに印加される信号がローのとき、強誘電体キャパシタFC1にはロジック値「1」が記録される。また、ビットラインB/Lがロー信号であれば、プレートラインP/Lに印加される信号がハイのとき、強誘電体キャパシタFC1にはロジック値「0」が記録される。
【0008】
このようなデータの書き込み動作によりメインメモリセルに格納されたデータを読み出すための動作は、以下の通りである。
まず、外部からのチップイネーブル信号CSBpadがハイからローに活性化されると、ワードラインW/Lが選択される前に、全てのビットラインB/Lは、等化信号EQによってロー電圧に等しい電位とされる。
【0009】
そして、各ビットラインB/Lを一旦不活性化させた後、アドレスをデコードし、デコードされたアドレスによって選択されたワードラインW/Lがロー信号からハイ信号に遷移することでメインメモリセルが選択される。次いで、選択されたメインメモリセルのプレートラインP/Lにハイ信号を印加して、強誘電体キャパシタFC1に格納されたロジック値「1」に対応するデータQsを破壊させる、すなわち放電させる。もし、強誘電体キャパシタにロジック値「0」が格納されていれば、それに対応するデータQnsは破壊されない。
【0010】
このように、破壊されたデータQsと破壊されていないデータQnsは、前述した図1のヒステリシスループの原理によって異なる値を出力し、センスアンプは、ロジック値「1」又は「0」をセンシングする。
データQsが破壊された場合とは、図1のヒシテリシスループのd状態からf状態に遷移される場合であり、データQnsが破壊されていない場合とは、a状態からf状態に遷移される場合である。従って、一定の時間が経過した後、センスアンプがイネーブルしたときに、データが破壊された場合は、増幅されたロジック値「1」を出力し、データが破壊されていない場合は、ロジック値「0」を出力する。
【0011】
このように、センスアンプでデータを増幅した後には、特に、破壊されたデータQsは元のデータに戻さなければならないので、ワードラインW/Lにハイ信号を印加した状態で、プレートラインP/Lをハイからローに不活性化させる。
【0012】
かかる従来技術の強誘電体メモリを駆動するための方法として、メモリセルアレイを複数のサブセルアレイに分けて配置し、選択スイッチ信号SBSWを用いる方法がある。
選択スイッチ信号SBSWは所定の間隔で加えられるダブルパルスであって、最初のパルスでセルデータを復旧させるか、再び書き込む過程を実行し、二番目のパルスは最初のパルスによる動作で破壊されたハイデータを復旧するか再び書き込む動作を行う。
【0013】
すなわち、従来技術では、読み出し動作の場合、ビットラインのローデータを用いてセンスアンプの動作が終了した後に、メインメモリセルにローデータを再び記入する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかる従来技術の強誘電体メモリは次のような問題がある。
デザインルールが小さくなり、セルサイズが小さくなると、セルアレイの構成及び周辺回路の構成が困難になる。特に、抵抗の大きいポリシリコン関連のビットラインを使う場合は、この問題は更に深刻になる。
通常、ビットライン抵抗とビットラインキャパシタンスは大きく、Cb/Cs(Cb:ビットラインキャパシタンス、Cs:セルチャージ)比率が大きい。セルサイズを小さくし、その数を多くしようとするとその比率が更に大きくなるので、セルアレイサイズに制限が生じる。
この場合にはセルアレイ効率が落ちて、結局はチップサイズが大きくなる。
【0015】
また、ローデータの記入時、ビットラインB/Lのローデータを用いてセンスアンプの動作が終了した後に、ワードラインとプレートラインとに信号を印加して再びデータを記入するので、センスアンプの動作中にはデータの記入が行われない。
これは、セルの動作時間とサイクルタイムを増加させる問題を引き起こす。
【0016】
本発明はかかる従来技術の強誘電体メモリの問題を解決するためのもので、センスアンプの動作に制限を受けず、センスアンプの増幅動作時に独立的にメインメモリセルにデータを書き込みできるようにした強誘電体メモリ及びその駆動方法を提供することにその目的がある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明による強誘電体メモリは、各々複数の単位セルを含み、カラム方向及びロー方向に規則的に配列されるサブセルアレイブロックを有するセルアレイブロックと、前記サブセルアレイブロックにカラム単位で対応され、一方向に構成される複数のメインビットラインと、前記サブセルアレイブロックに各々対応して、メインビットラインと同一方向に構成されるサブビットラインと、前記メインビットラインに直角方向に交差し、前記サブセルアレイブロックに対応して構成され、各々サブビットライン活性化スイッチ信号SBSW及びサブビットラインプルダウン信号SBPDを印加する複数のSBSW印加ライン及びSBPD印加ライン対と、前記サブセルアレイブロックに対応してサブビットライン活性化スイッチ信号SBSW、サブビットラインプルダウン信号SBPDによってサブビットラインを選択的に活性化又はプルダウンさせるスイッチング制御ブロックとを含むことを特徴とする。
【0018】
また、本発明による強誘電体メモリの駆動方法は、サブビットライン活性化信号SBSW、サブビットラインプルダウン信号SBPDにより選択されたサブビットラインを、活性化及びプルダウンさせるスプリットワードライン構造の強誘電体メモリの駆動において、連続する活性化区間をA,B,C,D,E,F区間に区分して、第1スプリットワードライン印加信号SWL1はB,C,D,E区間で、第2スプリットワードライン印加信号SWL2はB,C,D区間とF区間でハイに活性化させ、SBSWをB区間で一番目のハイパルスを発生してセルデータ値がサブビットラインSBLを介してビットラインBLに印加されるようにし、C,D区間ではローに不活性化させ、サブビットラインSBLとビットラインBLの信号の流れを遮断した後に、E,F区間ではSBSW信号を二番目のハイに再び活性化させ、一番目のパルスで破壊された、或いは、新たに書き込みするロジック「1」、すなわち、ハイデータを復旧するか再び書き込み、ロジック「0」、すなわち、ローデータは、C,D区間でのみハイに活性化されるサブビットラインプルダウン信号SBPDを用いて、センスアンプの動作に関係なく記入することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、本発明による強誘電体メモリ及びその駆動方法について詳細に説明する。
【0020】
図4は本発明の第1実施形態による強誘電体スプリットセルアレイの構成図であり、図5は本発明の第1実施形態による強誘電体スプリットセルアレイの詳細構成図である。
【0021】
本発明はチップサイズが大きくなることを抑え、安定的なCb/Csを確保し、チップの動作速度を改善するためのコア回路構成及び動作方法を提供しようとするものである。
また、SWLセルを用いてセルキャパシタの駆動ロードを大幅に減らして、カラムアレイの数を2倍に拡張できるようにしたものである。
さらに、セルドライバの占める面積を半分に減らし、ワードライン及びプレートラインで発生するローディング不一致の問題を解決しようとするものである。
【0022】
本発明によるセルアレイ周辺ブロックの全体の構成は次の通りである。
【0023】
図4に示すように、セルアレイは上部(トップ)セルアレイブロック43と、下部(ボトム)セルアレイブロック48とに構成し、上部セルアレイブロック43と下部セルアレイブロック48との間にセンスアンプ45を各ビットライン当たり一つずつ連結した構成とされている。
上部、下部ブロックともそれぞれのビットラインの先端にはカラムスイッチブロック41,46が連結されている。そして、そのスイッチブロックはそれぞれデータバス(io<m>,....,io<n>)と連結されている。
【0024】
さらに、上部セルアレイブロック43と下部セルアレイブロック48との各々のデータバス(io<m>,....,io<n>)は、全体のセルアレイブロックの一方の先端に配置したメイン増幅器(図示せず)が連結される。
【0025】
上記した上部セルアレイブロック43及び下部セルアレイブロック48はそれぞれ複数のサブセルアレイブロック44,49を含んでいる。
【0026】
各々の上部セルアレイブロック43及び下部セルアレイブロック48に対応して、参照セルアレイブロック42,47が配置されている。
【0027】
参照セルアレイブロック42は、上部セルアレイブロック43と、上部セルアレイブロック43に対応するカラムスイッチブロック41との間に構成され、参照セルアレイブロック47は、下部セルアレイブロック48と、下部セルアレイブロック48に対応するカラムスイッチブロック46との間に構成される。
【0028】
上部、下部それぞれのセルアレイブロック43,48はそれぞれ図5に示すように、複数のサブセルアレイブロック51から構成されている。以下、その詳細について説明する。
【0029】
図5に示すように、複数のメインビットラインBL<0>,..,BL<n>が平行に配置されており、それぞれのビットラインに沿って多数のサブセルアレイブロック51が所定の間隔を保って配置されている。全体としてサブセルアレイブロック51がマトリックス状に配置されている。それぞれのサブセルアレイブロック51には後述のスイッチング制御ブロック52を介してメインビットラインBLに連結されているサブビットラインSBLがメインビットラインBL<0>,..,BL<n>に平行に配置されている。さらにそれぞれのサブセルアレイブロック51内には、個々のセルが接続されるスプリットワードライン対(SWL1<0>,SWL2<0>),...,(SWL1<n>,SWL2<n>)がメインビットラインBL<0>,..,BL<n>及びサブビットラインSBLと直角方向に配置されている。
さらに、本実施形態は、メインビットラインと直角方向に並んでいる各サブセルアレイ51に沿ってSBPD印加ライン(SBPD<0>,...,(SBPD<n>)とSBSW印加ライン(SBSW<0>...SBSW<n>)とが配置され、かつ、各々のSBPD印加ライン、SBSW印加ライン(SBPD<0>,SBSW<0>),...,(SBPD<n>,SBSW<n>)と各々のサブセルアレイ51との間にそれぞれのサブセルアレイに対応させて構成され、SBPD信号及びSBSW信号をスイッチングする複数のスイッチング制御ブロック52が配置されている。
【0030】
以下上記スイッチング制御ブロック52について説明する。制御ブロック52はそれぞれ互いに直列に連結された第1,2スイッチングトランジスタ52a,52bを含む。これらのトランジスタは本実施形態においてはnFETが使用されているが、いうまでもなく、使用できるトランジスタに制限はない。第1スイッチングトランジスタ52aはゲートがSBPD印加ラインに連結され、一方の電極がVSS端子に連結されており、第2スイッチングトランジスタ52bはゲートがSBSW印加ラインに連結され、一方の電極はメインビットラインに連結されている。
そして、第1,2スイッチングトランジスタ52a,52bが共通に連結される端子はサブビットラインに連結される。
【0031】
上述したように、各メインビットラインBL<0>,..,BL<n>は、それぞれのラインに沿って配置された多数のサブセルアレイブロック51のサブビットラインSBLにスイッチング制御ブロック52を介して接続され、その多数のサブビットラインSBLの中から選択的に一回動作時に1本のサブビットラインSBLだけが連結できるようにスイッチング制御ブロック52が制御する。
すなわち、複数のサブビットラインSBLの何れか一つを選択するためのサブビットライン活性化スイッチ信号SBSWのうち一つのみを活性化させて、1本のメインビットラインに接続されるサブビットラインSBLを選択する。これにより、ビットラインB/Lにかかるロードを一つのサブビットラインのロードの水準に減らすことができる。
【0032】
上記のようにサブビットラインSBLはサブビットライン活性化スイッチ信号SBSWの活性化でビットラインに接続される一方、サブビットラインプルダウン信号SBPDの信号が活性化すると、サブビットラインSBLのレベルをVssにプルダウンさせる。
【0033】
次に本発明実施形態による強誘電体スプリットセルアレイの参照セルアレイブロック及び単位セルの構成について説明する。
【0034】
図6は本発明による参照セルアレイブロックの構成図で、図7は本発明の第1実施形態によるSWLセルの構成図である。
【0035】
まず、参照セルアレイブロックは、一つのセルブロック61内で一方向に配置されている複数のビットラインBL1,BL2,BL3,...,BLnにそれぞれが接続されているNMOSトランジスタT1−1,T1−2,T1−3,...,T1−nからなるスイッチングブロックを備えている。これらのトランジスタのベースはビットラインに直交するように配置されている1本の参照ワードラインREF_W/L63に共通に接続されているとともに他方の端子はストレージノードSNに共通に接続されている。さらに参照セルアレイブロックは参照ワードラインREF_W/Lと同じ方向に形成された参照プレートラインREF_P/L62を備えている。この参照プレートラインとストレージノードSNとの間には互いに並列に接続されるように構成された複数の参照キャパシタFC1,FC2,FC3,...,FCnが接続されている。参照セルアレイブロックは、さらに、ゲートに参照セル等化制御信号REF_EQが印加され、一方の電極は接地端子GNDに、他方の電極はストレージノードSNに連結されるNMOSトランジスタで構成されるレベル初期化部64を備えている。
【0036】
次に、本発明の第1実施形態による強誘電体スプリットセルアレイの単位セルについて説明するが、ここで言う単位セルとは素子製造上一つのまとまったものであることを意味し、記憶単位を意味しているわけではない。記憶は従来同様一つのトランジスタと一つのキャパシタによって行われる。
【0037】
単位セルは第1ビットラインBL1に接続される第1トランジスタT1と第1強誘電体キャパシタFC1及び第2ビットラインBL2に接続される第2トランジスタT2と第2強誘電体キャパシタFC2で構成されている。なお、上記ビットラインは図5の例ではサブビットラインである。本単位セルを構成させる場合には、従来のワードラインとプレートラインの代わりに、図示のように互いに一定の間隔を保って配置された第1スプリットワードラインSWL1と第2スプリットワードラインSWL2を用いる。第1トランジスタT1はゲートをこの第1スプリットワードラインSWL1に接続すると共に一方の電極をビットラインBL1に他方を第1強誘電体キャパシタFC1に接続している。また、第1強誘電体キャパシタFC1の他方の電極は第2スプリットワードラインSWL2に接続されている。これに対して、第2トランジスタT2はそのゲートを第2スプリットワードラインSWL2に接続し、そのソース、ドレインを第2ビットラインBL2と第2強誘電体キャパシタFC2との間に接続している。そして、第2強誘電体キャパシタの他方の電極を第1スプリットワードラインSWL1に接続している。
【0038】
さらに、本発明の第2実施形態による強誘電体スプリットセルアレイを図8〜図9に基づいて以下に説明する。
【0039】
図8は本発明の第2実施形態による強誘電体スプリットセルアレイの構成の概略図で、図9は本発明の第2実施形態による強誘電体スプリットセルアレイの詳細構成図である。
【0040】
本第2実施形態においては、図8に示すように、サブセルアレイブロックを二分して、中央にスプリットワードラインドライバSWLDを配置してある。セルアレイは、上部(トップ)セルアレイブロック83と下部(ボトム)セルアレイブロック88とから構成されているが、それぞれがスプリットワードラインドライバSWLDで二分されている。上部セルアレイブロック83と下部セルアレイブロック88の間には先の実施形態と同様にセンスアンプ85が各ビットライン当たり一つずつ連結して共有される。
同様に、ビットラインの先端にはカラムスイッチブロック81,86が連結され、データバス(io<m>,....,io<n>)と連結される。
【0041】
上部セルアレイブロック83及び下部セルアレイブロック88の各々のデータバス(io<m>,....,io<n>)は、全体のセルアレイブロックの一方の端部に位置したメイン増幅器(図示せず)に連結される。
【0042】
上部セルアレイブロック83及び下部セルアレイブロック88のそれぞれのブロックにそれぞれ複数のサブセルアレイブロックを含む。上部セルアレイブロック83には、中央にスプリットワードラインドライバSWLD90aが構成され、スプリットワードラインドライバ90aを中心に左右両側に多数のサブセルアレイブロック84aとサブセルアレイブロック84bが構成されている配置となっている。すなわち、上部セルアレイブロック83が左セルアレイブロック83Lと右セルアレイブロック83Rとに分けられている。
【0043】
同様に、下部セルアレイブロック88も、中央にスプリットワードラインドライバ90bが構成され、スプリットワードラインドライバ90bを中心に左右両側に複数のサブセルアレイブロック89aとサブセルアレイブロック89bが構成される。すなわち、下部セルアレイブロック88も左セルアレイブロック88Lと右セルアレイブロック88Rとに分けられている。
【0044】
この第2実施形態の場合、参照セルアレイブロック82a,82b、87a,87bは、図示のように、左右及び上下それぞれに分けられたブロック83L、83R、88L、88Rごとに配置される。すなわち、参照セルアレイブロック82aが上左セルアレイブロック83Lのサブセルブロック84aに対応し、参照セルアレイブロック82bが上右セルアレイブロック83Rのサブセルブロック84bに対応し、参照セルアレイブロック87aが下左セルアレイブロック88Lのサブセルアレイブロック89aに対応し、参照セルアレイブロック87bが下右セルアレイブロック88Rのサブセルブロック89bに対応している。
【0045】
参照セルアレイブロック82a,82bは、上部セルアレイブロック83とそのブロック83のビットラインに接続されたカラムスイッチブロック81との間に構成され、参照セルアレイブロック87a,87bは、下部セルアレイブロック88と、そのブロック88に対応するカラムスイッチブロック86との間に構成される。図示のように、いずれも左右のセルアレイブロックに対応させて配置している。
参照セルアレイブロック自体は、上記図6における構成と同様である。
【0046】
左右に分けて構成されたサブセルアレイブロックを含むセルアレイブロックの詳細な構成は次の通りである。
【0047】
基本的には図5の例の場合と大きく異ならないが、本実施形態の場合、セルアレイブロックとサブセルアレイブロックを左右に分離した構成としたために、それらを分ける箇所、すなわち中央部にスプリットワードラインドライバ93が通っている。そのため、第1スプリットワードラインSWL1と第2スプリットワードラインSWL2がスプリットワードラインドライバ93からそれぞれ左右に延びている。中央に配置されたドライバ93の左右それぞれは図5と同じ構成である。そのため同じ参照符号を付して個々の説明を省略する。
【0048】
本発明の第2実施形態による強誘電体スプリットセルアレイの単位セルは第1実施形態のそれと同じである。
【0049】
かかる本発明の第1,2実施形態による強誘電体スプリットセルアレイの駆動について以下に説明する。
【0050】
図10は本発明の第1,2実施形態による強誘電体スプリットセルアレイの動作タイミング図である。
まず、参照発生タイミング動作は次の通りである。
【0051】
前のサイクルが終わった後、REF_EQはハイ状態のままであるので、参照キャパシタは放電の状態となっている。
A区間で
参照キャパシタに電荷を充電するために、REF_PLがローレベルに遷移される。REF_EQはハイ状態を維持し続ける。本実施形態の参照キャパシタは図1のaの電荷を利用する。
【0052】
B区間ではビットラインBLに参照レベルを発生させる。すなわち、A区間で参照強誘電体キャパシタに格納されていた電荷を再び放電させるために、REF_EQをローレベルとして、レベル初期化部64のトランジスタをオフとさせる。REF_WLをハイに活性化させ、REF_PLはハイに遷移させる。
従って、ビットラインBLに参照レベルが発生する。C区間の後にはREF_EQを再びハイに遷移させ、参照レベルを再びローにリセットさせる。
【0053】
以下、SWLセルアレイの動作を説明する。
【0054】
読取りサイクルに入る前はビットラインプリチャージ区間であるので、サブビットライン活性化スイッチ信号SBSW信号がローと不活性化状態にあり、ビットラインBLとサブビットラインSBLとは互いに分離した状態である。さらに、サブビットラインプルダウンSBPD信号がハイであることにより、サブビットラインSBLはローにプリチャージされている。
また、ビットラインBLは別にローにプリチャージさせる。
【0055】
A区間でサブビットラインプルダウン信号SBPDをローに不活性化させる。この区間はアドレスをデコードする区間である。
第1スプリットワードライン印加信号SWL1がB,C,D,E区間でハイに活性化され、特に、E区間では外部の供給電圧Vccより高い(Vcc+αVtn)電圧を発生させる。ここで、αは1.5より大きい値である。
【0056】
そして、第2スプリットワードライン印加信号SWL2はB,C,D区間とF区間でハイに活性化され、他の区間ではローに不活性化される。
【0057】
F区間では外部の供給電圧Vccより高いVcc+αVtn電圧を発生させる。
従って、第1スプリットワードライン印加信号SWL1は単一パルスの波形となり、第2スプリットワードライン印加信号SWL2はダブルパルスの波形となる。サブビットライン活性化スイッチ信号SBSWもまたダブルパルスの波形を有する。
【0058】
サブビットライン活性化スイッチ信号SBSWがB区間で最初にハイレベルになると、セルデータ値がサブビットラインSBLを介してビットラインBLに印加される。
【0059】
C,D区間ではローに不活性化させ、サブビットラインSBLとビットラインBLの信号の流れを遮断する。
【0060】
E,F区間ではSBSW信号をハイに再び活性化させる。この二番目のパルスはVccより高いVcc+αVtn電圧である。ここで、αは1.5より大きい値である。
サブビットライン活性化スイッチ信号SBSWは、一番目のパルスがセルデータをビットラインに載せるためのパルスであり、二番目のパルスは一番目のパルスで破壊された、或いは、新たに書き込みするロジック「1」、すなわち、ハイデータを復旧するか再び書き込みする過程である。
【0061】
E区間では、第1強誘電体キャパシタFC1にハイデータを復旧するか再び書き込み、F区間では、第2強誘電体メモリFC2にハイデータを復旧するか再び書き込みする。
【0062】
そして、ロジック「0」、すなわち、ローデータを書き直すためには、サブビットラインプルダウン信号SBPDを用いる。
すなわち、ビットラインのローデータを用いてセンスアンプの動作終了後に再びデータを書き込むのではなく、サブビットラインプルダウン信号SBPDを用いてセルのローデータを直接書き込む。
【0063】
従って、本発明のデータ記入方式では、センスアンプの動作と関係なく、独立的にローデータの記入が行われる。これはセンスアンプの動作中にもデータの記入が行われることを意味する。
従って、センスアンプの増幅後に続けられるローデータの補強に必要な時間を除去して、セル動作時間及びサイクルタイムを減らすことができる。
【0064】
具体的には、ローデータはサブビットラインプルダウン信号SBPDにより補強され、ハイデータのみビットラインBLから再び記入する。
このとき、選択されていないサブセルアレイブロックのサブビットライン活性化スイッチ信号SBSWはローに不活性化され、サブビットラインプルダウン信号SBPDをハイにして、サブビットラインをローに維持する。
【0065】
一方、センスアンプ活性化信号SENはC,D,E,F区間でハイに活性化され、ビットラインセンシングデータを増幅させる。
このように増幅したハイデータはE,F区間で再び再格納される。
そして、増幅の完了した時点で、カラム選択信号のC/SをD区間でハイに活性化すると、増幅したビットラインデータがセルアレイの外部のデータバスに乗せられる。
【0066】
一方、書き込みモードでは、外部のデータバスのデータがビットラインのデータを強制的に変えるので、E,F区間では新たなハイデータを記入する。
【0067】
以下、本発明の第3実施形態による強誘電体メモリの構成及びその駆動方法について説明する。
【0068】
図11は本発明の第3実施形態による強誘電体メモリの詳細構成図である。
本発明の第3実施形態による強誘電体メモリにおいて、基本的なセルアレイの構成は図4に示す通りで、参照セルアレイブロックは図6に示す通りである。
本実施形態は、スプリットワードラインSWLを使用する構造ではなく、セルプレートラインP/Lを使用する図2に示す単位セルを採択している。
【0069】
上記した第3実施形態の強誘電体メモリは、一方向に平行に配置された複数のメインビットラインBL<0>,..,BL<n>と、各々のサブセルアレイ121内にあってメインビットラインBL<0>,..,BL<n>と同じ方向に形成されるサブビットラインSBLと、各々のサブセルアレイ121内でメインビットラインBL<0>,..,BL<n>やサブビットラインSBLに直交する方向に形成されるワードライン/プレートライン対(W/L<0>,P/L<0>),...,(W/L<n>,P/L<n>)と、ビットラインと直交する方向に多数並べられたサブセルアレイ121に沿って形成されるSBPD印加ライン、SBSW印加ライン(SBPD<0>,SBSW<0>),...,(SBPD<n>,SBSW<n>)と、各々のSBPD印加ライン、SBSW印加ライン(SBPD<0>,SBSW<0>),...,(SBPD<n>,SBSW<n>)と各々のサブセルアレイ121との間にサブセルアレイ121に対応して構成され、SBPD信号及びSBSW信号をスイッチングする複数のスイッチング制御ブロック122とを備えている。
【0070】
ここで、スイッチング制御ブロック122は、互いに直列に連結された第1,2スイッチングトランジスタ122a,122bをそれぞれ含む。第1スイッチングトランジスタ122aはゲートがSBPD印加ラインに連結され、一方の電極がVSS端子に連結されており、第2スイッチングトランジスタ122bはゲートがSBSW印加ラインに連結され、一方の電極はメインビットラインに連結されている。
そして、第1,2スイッチングトランジスタ122a,122bが共通に連結される端子がサブビットラインSBLに連結される。
【0071】
各々のメインビットラインBL<0>,..,BL<n>は、複数のサブビットラインSBLの中から選択的に一回の動作時に1本のサブビットラインSBLを連結できるように構成されている。
すなわち、複数のサブビットラインSBLの何れか一つを選択するためのサブビットライン活性化スイッチ信号SBSWのうち一つのみを活性化させて、サブビットラインSBLを選択する。これにより、ビットラインB/Lにかかるロードを一つのサブビットラインロードの水準に減らすことができる。
【0072】
ここで、単位セルの構成は図2に示す通りである。
【0073】
かかる本発明の第3実施形態による強誘電体メモリの駆動について以下に説明する。
【0074】
図12は本発明の第3実施形態による強誘電体メモリの動作タイミング図である。まず、参照発生タイミング動作は次の通りである。
【0075】
サイクルが開始する前は参照キャパシタが放電状態となるようにREF_PLとREF_EQがハイ状態となる。
A区間では参照キャパシタに電荷を充電するために、REF_PLはローパルスの波形を生成し、REF_EQはハイ状態を維持し続ける。
【0076】
B区間ではビットラインBLに参照レベルを発生させる。すなわち、A区間で参照強誘電体キャパシタに格納された電荷を再び放電させるために、REF_EQはローパルスに不活性化させ、REF_WLはハイパルスに活性化させ、REF_PLはハイに遷移させる。
従って、ビットラインBLに参照レベルが発生する。再びC区間の後にはREF_EQをハイに遷移させ、参照レベルを再びローにリセットさせる。
【0077】
以下、SWLセルアレイの動作を説明する。
【0078】
サイクルが開始する前はビットラインプリチャージ区間で、サブビットライン活性化スイッチ信号SBSWがローに不活性化され、ビットラインBLとサブビットラインSBLとは互いに分離した状態となる。サブビットラインプルダウンSBPD信号がハイとなることにより、サブビットラインSBLはローにプリチャージされる。
また、ビットラインBLは別にローにプリチャージさせる。
【0079】
A区間ではサブビットラインプルダウン信号SBPDをローに不活性化させる。この区間はアドレスをデコードする区間である。
ワードライン印加信号WLはB,C,D,E区間でハイに活性化され、特に、E区間では外部の供給電圧Vccより高い(Vcc+αVtn)の電圧を発生させる。ここで、αは1.5より大きい値である。
【0080】
そして、プレートライン印加信号PLは、B,C,D区間でハイに活性化され、他の区間ではローに不活性化される。
【0081】
従って、ワードライン印加信号WLとプレートライン印加信号PLは単一パルスの波形となり、サブビットライン活性化スイッチ信号SBSWはダブルパルスの波形を有する。
【0082】
サブビットライン活性化スイッチ信号SBSWはB区間で最初にハイレベルとなり、セルデータ値がサブビットラインSBLを介してビットラインBLに印加される。C,D区間ではローに不活性化させ、サブビットラインSBLとビットラインBLの信号の流れを遮断する。E,F区間ではSBSW信号をハイに再び活性化させる。そして、二番目のパルスはVccより高いVcc+αVtn電圧を発生させる。ここで、αは1.5より大きい値である。
【0083】
このようなサブビットライン活性化スイッチ信号SBSWで、一番目のパルスはセルデータをビットラインに載せるためのパルスであり、二番目のパルスは一番目のパルスで破壊された、或いは、新たに書き込みするロジック「1」、すなわち、ハイデータを復旧するか再び書き込みする過程である。
【0084】
そして、ロジック「0」、すなわち、ローデータを書き直すためには、サブビットラインプルダウン信号SBPDを用いる。
すなわち、ビットラインのローデータを用いてセンスアンプの動作終了後に再びデータを書き込むのではなく、サブビットラインプルダウン信号SBPDを用いてセルにローデータを書き込む。
【0085】
従って、本発明のデータ記入方式では、センスアンプの動作と関係なく、独立的にローデータの記入が行われる。これはセンスアンプの動作中にもデータの記入が行われることを意味する。
従って、センスアンプの増幅後に続けられるローデータの補強に必要な時間を除去して、セル動作時間及びサイクルタイムを減らすことができる。
【0086】
すなわち具体的には、ローデータはサブビットラインプルダウン信号SBPDにより補強され、ハイデータのみビットラインBLによって再び記入する。
【0087】
ローデータの補強方法としては、SBPD信号をC,D区間でハイにして、サブビットラインをローに強制的にプルダウンさせるようにしている。このとき、WL,PL信号はハイに活性化されている状態であるので、このローレベルによってセルにローデータが再び記入される。
【0088】
そして、選択されていないサブセルアレイブロックのサブビットライン活性化スイッチ信号SBSWはローに不活性化され、サブビットラインプルダウン信号SBPDはハイにしてサブビットラインをローに維持させる。
【0089】
一方、センスアンプ活性化信号SENはC,D,E区間でハイに活性化され、ビットラインセンシングデータを増幅させる。
このように増幅したハイデータはE区間で再び再格納される。
そして、増幅の完了した時点で、カラム選択信号のC/SをD区間でハイに活性化すると、増幅したビットラインデータがセルアレイの外部のデータバスに乗せられる。
【0090】
一方、書き込みモードでは、外部のデータバスのデータがビットラインのデータを強制的に変えるので、E区間では新たなハイデータを記入する。
【0091】
【発明の効果】
以上説明した本発明による強誘電体スプリットセルアレイ及びその駆動方法は次のような効果がある。
【0092】
セルアレイをサブセルアレイに分離し、それぞれのサブセルアレイで独立して動作させるようにしたので、ビットライン抵抗及びビットラインキャパシタンスを減少させることができ、デザインルールの縮小に関係なく、セルアレイ構成及び周辺回路の構成を効率よく行うことができ、素子の特性を向上させることができる。
また、サブビットラインプルダウン信号SBPDを用いてセルのローデータを記入するので、センスアンプの動作と関係なく、独立にローデータの書き込みを行うことができる。
これは、センスアンプの動作中にもデータの記入が行われることを意味し、センスアンプの増幅後に続けられるローデータの補強に必要な時間を除去して、セル動作時間及びサイクル時間を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的な強誘電体のヒステリシスループ特性図。
【図2】一般的な強誘電体メモリのメインメモリセル構成図。
【図3】強誘電体メモリ装置におけるデータの書き込み動作を示すタイミング図(a)とデータの読み出し動作を示すタイミング図(b)。
【図4】本発明の第1実施形態による強誘電体スプリットセルアレイの構成図。
【図5】本発明の第1実施形態による強誘電体スプリットセルアレイの詳細構成図。
【図6】本発明による参照セルアレイブロックの構成図。
【図7】本発明の第1実施形態によるSWLセルの構成図。
【図8】本発明の第2実施形態による強誘電体スプリットセルアレイの構成図。
【図9】本発明の第2実施形態による強誘電体スプリットセルアレイの詳細構成図。
【図10】本発明の第1,2実施形態による強誘電体スプリットセルアレイの動作タイミング図。
【図11】本発明の第3実施形態による強誘電体メモリの詳細構成図。
【図12】本発明の第3実施形態による強誘電体メモリの動作タイミング図。
【符号の説明】
41,46:カラムスイッチブロック
42,27:参照セルアレイブロック
43:上部セルアレイブロック
44,49:サブセルアレイブロック
45:センスアンプ
48:下部セルアレイブロック
Claims (4)
- 各々複数の単位セルを含むサブセルアレイブロックがブロックとして縦横に規則的に配列されているセルアレイブロックと、
一方向に配置され、同じ方向に配列されているサブセルアレイブロックに関連させられた複数のメインビットラインと、
前記サブセルアレイブロックのそれぞれ内で、メインビットラインと同一方向に構成され、該当するブロック内に設けられた複数の前記単位セルへ接続され、選択された単位セルにデータを書き込み、かつ読み込むためのサブビットラインと、
前記サブビットラインを接地へ連結するための第1スイッチングトランジスタと、前記サブビットラインを前記メインビットラインに連結するための第2トランジスタとを含み、各サブセルアレイブロックごとに設けられるスイッチング制御ブロックと、
前記メインビットラインに直交する方向に、その方向に配列された前記サブセルアレイブロックに沿って配置され、前記第2スイッチングトランジスタを駆動させる信号であって、サブビットラインプルダウン信号SBPDのローへの遷移に引き続いて生じる最初のパルスでセルデータを復旧させるか、再び書き込む過程を実行し、所定時間後に発生する二番目のパルスで最初のパルスによる動作で破壊されたハイデータを復旧するか再び書き込む動作を行うダブルパルス信号であるサブビットライン活性化スイッチ信号SBSW及び前記第1スイッチングトランジスタを駆動させる信号であって、前記ダブルパルスの双方のパルスの間にのみハイに活性化される前記サブビットラインプルダウン信号SBPDを印加するSBSW印加ライン及びSBPD印加ライン対と、
を有し、前記サブビットライン活性化スイッチ信号SBSWによって第2スイッチングトランジスタをオンとして前記サブビットラインを前記メインビットラインに接続させる一方、サブビットラインプルダウン信号SBPDによって第1スイッチングトランジスタをオンとさせてサブビットラインを接地に接続させ、一番目のパルスで破壊された、或いは、新たに書き込みするロジック「1」、すなわち、ハイデータを復旧するか再び書き込みし、ロジック「0」、すなわち、ローデータは、前記サブビットラインプルダウン信号SBPDを用いて、センスアンプの動作に関係なく書き込むことを特徴とする強誘電体メモリ。 - スイッチング制御ブロックは互いに直列に連結される第1,第2スイッチングトランジスタを含み、
第1スイッチングトランジスタは、ゲートがSBPD印加ラインに連結され、一方の電極がVSS端子に連結され、第2スイッチングトランジスタは、ゲートがSBSW印加ラインに連結され、一方の電極はメインビットラインに連結されており、第1,第2スイッチングトランジスタが共通に連結される端子はサブセルアレイブロックのサブビットラインに連結されることを特徴とする請求項1記載の強誘電体メモリ。 - 請求項1記載の強誘電体メモリを駆動させる駆動方法であって、サブビットライン活性化スイッチ信号SBSW、サブビットラインプルダウン信号SBPDにより選択されたサブビットラインを、活性化及びプルダウンさせるスプリットワードライン構造の強誘電体メモリの駆動方法において、
連続する活性化区間をA,B,C,D,E,F区間に区分して、
第1スプリットワードライン印加信号SWL1はB,C,D,E区間で、第2スプリットワードライン印加信号SWL2はB,C,D区間とF区間でハイに活性化させ、SBSWをB区間で一番目のハイパルスを発生してセルデータ値がサブビットラインSBLを介してビットラインBLに印加されるようにし、C,D区間ではローに不活性化させ、サブビットラインSBLとビットラインBLの信号の流れを遮断した後に、E,F区間ではSBSW信号を二番目のハイに再び活性化させ、一番目のパルスで破壊された、或いは、新たに書き込みするロジック「1」、すなわち、ハイデータを復旧するか再び書き込みし、ロジック「0」、すなわち、ローデータは、C,D区間でのみハイに活性化されるサブビットラインプルダウン信号SBPDを用いて、センスアンプの動作に関係なく書き込むことを特徴とする強誘電体メモリの駆動方法。 - サブビットライン活性化信号SBSW、サブビットラインプルダウン信号SBPDによるデータ書き込みは、セルアレイブロックを構成する複数のサブセルアレイブロックのうちの選択されなかったサブセルアレイブロックは、サブビットライン活性化スイッチ信号SBSWをローに不活性化し、サブビットラインプルダウン信号SBPDをハイに、サブビットラインをローに維持させることを特徴とする請求項3記載の強誘電体メモリの駆動方法。
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