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JP4543663B2 - 電動歯ブラシ - Google Patents

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JP4543663B2
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Description

本発明は、歯のブラッシング方法の学習を支援するのに好適な電動歯ブラシに関するものである。
電動歯ブラシとして、ブラッシングが適正になされているか否かを確認するための手段を備えたものが種々提案されている。
例えば、ブラッシング時間を測定するためのタイマーと、ブラシに作用する負荷を測定する負荷測定装置とを備え、予め設定された範囲内の負荷がブラシに作用しているときにタイマーを作動させ、タイマーがプラーク除去に必要な最小時間に達したときに利用者に報知するようになした電動歯ブラシが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、ブラッシング時間を測定するためのタイマーと、ブラシの左右の向きを検出する位置検出手段とを備え、ブラッシングが左右対称になされているかを検出して表示するようになした電動歯ブラシも提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開昭57−190506号公報 特開平6−315413号公報
ところで、前記特許文献1,2に記載の電動歯ブラシでは、ブラッシング時間やブラッシングの左右対称性を測定できるので、これらの測定結果に基づいてブラッシング評価を行うことも可能であるが、ブラッシング時間やブラッシングの左右対称性はブラッシング評価の1つの目安にはなるものの大雑把な評価であり、適正なブラッシング方法をマスターしたり、支援したりすることは困難であった。
本発明の目的は、ブラッシング方法を評価したり学習したり確認したりすることが可能な電動歯ブラシを提供することである。
本発明の発明者は、ブラッシング方法の学習を支援するための装置について鋭意研究した結果、電動歯ブラシにおいても手動歯ブラシにおいてもブラッシング時には、ブラシとハンドルとの位置関係が決まっていて、しかもハンドルを手で持ってブラシを口腔内に挿入する関係上、歯に対するブラシの向きは、ブラッシングする歯によって自ずと決まったものになることに着目し、歯ブラシの長手方向の沿った軸線に対するブラシの周方向位置、例えば手で持つためのハンドル部や、毛束を植設した植毛台や、ハンドル部から植毛台に延びる首部などの長手方向に沿った軸線としての中心線に対するブラシの周方向位置を複数検出することで、ブラッシングしている歯を一定の範囲で特定できるとの発想を得て、本発明を完成するに至った。
本発明に係る電動歯ブラシは、歯のブラッシング方法の学習を支援するためのブラッシング方法学習用支援装置を着脱自在に組付けてなる電動歯ブラシであって、前記電動歯ブラシは、替えブラシと、これを駆動する駆動手段と有する本体部とを備え、前記支援装置は、前記電動歯ブラシの長手方向に沿った軸線に対するブラシの周方向位置を、該軸線を中心とした周方向の4等分位置において検出する位置検出手段と、前記位置検出手段からの信号に基づいて周方向位置毎にブラッシング時間或いはブラッシング回数を累積カウントするカウント手段と、前記カウント手段からの出力に基づいて各周方向位置におけるブラッシング時間或いはブラッシング回数が予め設定された適正時間或いは適正回数以上になったか否かを判定する判定手段と、前記判定手段からの出力に基づいて周方向位置毎にブラッシング結果を出力する出力手段とを備えたものである。
この電動歯ブラシにおいては、位置検出手段により歯ブラシのブラシの周方向位置、即ち利用者から見たブラシの向きを複数検出できるので、ブラシの向きにより決定される複数の歯を単位ブラッシング部位として、単位ブラッシング部位毎にブラッシング方法の評価を行うことが可能となるので、ブラッシング方法の評価や学習や確認などに利用できる。具体的には、位置検出手段により、電動歯ブラシの長手方向に沿った軸線に対するブラシの周方向位置を、該軸線を中心とした周方向の4等分位置において検出できるので、例えばブラシの上下左右の4つの周方向位置を検出できるように構成した場合には、右利きの利用者が歯ブラシを使用する場合(右手で歯ブラシを持ってブラッシングする場合)において、利用者からブラシの植毛部側から植毛部を上に向けた状態で見て、ブラシを左側へ向けたときには、上顎の左奥歯の舌側、下顎の左奥歯の舌側、上顎の右奥歯の頬側または下顎の右奥歯の頬側をブラッシングしていることを検出でき、ブラシを右側へ向けたときには、上顎の左奥歯の頬側、下顎の左奥歯の頬側、上顎の右奥歯の舌側、下顎の右奥歯の舌側または上下顎の前歯の頬側(唇側)をブラッシングしていることを検出でき、ブラシを上側へ向けたときには、上顎の歯の下面または上顎の前歯の舌側(口蓋側)をブラッシングしていることを検出でき、ブラシを下側へ向けたときには、下顎の歯の咬合面または下顎の前歯の舌側をブラッシングしていることを検出できることになる。但し、左利きの利用者が歯ブラシを使用する場合(左手で歯ブラシを持ってブラッシングする場合)には、上下顎の前歯の頬側はブラシを左側へ向けたときに検出でき、その他の歯に関しては、右利きの利用者が歯ブラシを使用する場合と同じ検出結果となる。
そして、このように検出したブラシの周方向位置毎に、カウント手段によりブラッシング時間やブラッシング回数をカウントし、判定手段によりブラシの周方向位置毎にカウント結果を評価し、その結果を出力手段により表示したり音や音声で出力したりすることになる。例えば、利用者からブラシの植毛部側から植毛部を上に向けた状態で見てブラシを左側へ向けた状態で、予め設定した適正時間だけブラッシングがなされている場合には、上顎の左奥歯の舌側、下顎の左奥歯の舌側、上顎の右奥歯の頬側及び下顎の右奥歯の頬側のブラッシングが適正になされたことを、LEDを点灯したり、液晶画面に表示したり、音声出力したり、音で出力したりして、利用者に知らせることになる。
このように、この電動歯ブラシでは、歯毎ではないが、ブラシの向きにより決定される複数の歯を単位ブラッシング部位としてこれら単位ブラッシング部位毎にブラッシング方法の評価を行うことができるので、子供に対するブラッシング方法の指導に利用したり、大人であっても自分のブラッシング方法のチェックに利用したりすることが可能となり、ブラッシング方法の評価や学習や確認などに利用できる。尚、位置検出手段により、上下左右の4つの周方向位置に加えて上下左右の4つの斜め方向の計8つの周方向位置を検出するように構成すると、ブラッシングしている歯が上顎側のものなのか下顎側のものなのかを判別できるので、単位ブラッシング部位を更に複数に細分化してブラッシング評価できるとともに、歯と歯肉の境界付近を綺麗にブラッシングできているかを評価することも可能となる。
ここで、前記位置検出手段により、前記電動歯ブラシの長手方向に沿った軸線に対するブラシの周方向位置を、該軸線を中心とした周方向の8等分位置において検出すること、前記位置検出手段として、前記本体部の中心線と直交するように設けたベース板と、相互に一定の隙間をあけて、前記周方向の等分位置に対応させてベース板上に設けた、導電性に優れた材料からなる扇状の第1接点プレートと、ベース板と平行に設けた受板と、受板の中央部に設けたベース板まで延びる突起と、受板の外周部に設けたベース板まで延びる環状壁と、ベース板と受板間の環状空間内に移動自在に装着した導電性に優れた材料からなるボールと、ベース板と受板間の途中部に設けられ、内縁部に波形部を形成した導電性に優れた材料からなるリング状の第2接点プレートであって、波形部の波の谷部が第1接点プレートにおける円周方向の各中央部に対応して配置され、波形部の波の頂部が隣接する第1接点プレート間の各隙間に対応して配置された第2接点プレートとを備えたものを用いること、前記出力手段の表示部を、歯をブラッシングしながら目視可能な位置に設けること、前記支援装置の給電回路に、電動歯ブラシの駆動により支援装置への給電を開始し、電動歯ブラシの停止後も一定時間だけ支援装置への給電を継続する給電制御手段を設けること、などが好ましい実施例である。
本発明に係る電動歯ブラシによれば、ブラシの向きにより決定される複数の歯を単位ブラッシング部位として、単位ブラッシング部位毎にブラッシング方法の評価を行うことが可能となるので、ブラッシング方法の評価や学習や確認などを適正に行うことが可能となる。また、前記支援装置を電動歯ブラシに着脱自在に組み付けているので、現在使用している電動歯ブラシに対して支援装置を取付けて、ブラッシング方法を評価することができるので、利用者の経済的な負担を軽減できる。
また、前記位置検出手段により、電動歯ブラシの長手方向に沿った軸線に対するブラシの周方向位置を、該軸線を中心とした周方向の4等分位置において検出するので、例えば利用者から見たブラシの向きとして、上下左右の4つの向きを検出することができ、上下顎の複数の歯を4つの単位ブラッシング部位に分けて評価することが可能となり、実用的なブラッシング評価が可能となる。
前記位置検出手段により、前記電動歯ブラシの長手方向に沿った軸線に対するブラシの周方向位置を、該軸線を中心とした周方向の8等分位置において検出すると、例えば利用者から見たブラシの向きとして、上下左右の4つの向きと上下左右の4つの斜め方向の計8つの向きの検出することができ、単位ブラッシング部位を更に複数に細分化してブラッシング評価できるとともに、歯と歯肉の境界付近を綺麗にブラッシングできているか否かを評価することも可能となる。
前記出力手段の表示部を、歯をブラッシングしながら目視可能な位置に設けると、ブラッシングしながら表示部を見て、不足な部分を追加的にブラッシングすることが可能となるので、利便性に優れる。
前記支援装置の給電回路に、電動歯ブラシの駆動により支援装置への給電を開始し、電動歯ブラシの停止後も一定時間だけ支援装置への給電を継続する給電制御手段を設けると、電動歯ブラシの電源と支援装置の電源を共用させることができる。つまり、電動歯ブラシにおいては、電源スイッチのON/OFFにより作動状態と停止状態とに切替えられるが、支援装置においてはブラッシング後に表示内容を確認するなどの作業が必要であることから、電動歯ブラシの停止後も一定時間だけ支援装置への給電を継続する給電制御手段を設けることで、電動歯ブラシの電源と支援装置の電源を共用させることができる。また、3接点スイッチを設け、1回目の操作では電動歯ブラシと支援装置へ給電し、2回目の操作で電動歯ブラシを停止させ、3回目の操作で支援装置を停止させることも可能であるが、スイッチとして高価なものを使用する必要がある。また、電動歯ブラシ専用の電源スイッチと支援装置専用の電源スイッチを設けることも可能であるが、2つのスイッチを操作する必要があり、操作性が低下する。
以下、本発明の第1実施例について図面を参照しながら説明する。この第1実施例は、電動歯ブラシに本発明を適用した場合のものである。尚、本第1実施例では、歯ブラシの植毛側を上側、植毛台に対する毛束の植毛側を前側として、上下及び前後左右を定義して説明する。
図1に示すように、口腔内衛生装置1は、替えブラシ2とこれを上下方向に往復駆動する駆動手段3と有する本体部4とを備えた電動歯ブラシ5と、電動歯ブラシ5の略筒状のケーシング6内に一体的に組付けた支援装置7とを備えている。本第1実施例では、替えブラシ2を上下方向に往復運動させるタイプの電動歯ブラシ5に本発明を適用した場合について説明するが、本発明は、植毛台20を一定角度の範囲内で往復回転運動させるように構成した電動歯ブラシや、偏心錘を回転させることで替えブラシに振動を付与するように構成した電動歯ブラシや、音波振動による電動歯ブラシや、超音波振動発生装置により替えブラシを振動させるように構成した電動歯ブラシなど、各種電動歯ブラシに対しても同様に適用できる。
駆動手段3について説明すると、ケーシング6の途中部にはモータ10が回転軸11を上下方向に向けて固定され、モータ10から上方へ突出する回転軸11には第1歯車12が固定され、ケーシング6の上部内には第1歯車12に噛合する第2歯車13が軸心を前後方向に向けて設けられ、第2歯車13にはその回転中心とは偏心させた位置に偏心軸14が設けられている。ケーシング6の上端部にはケーシング6内への水等の浸入を防止し、かつ駆動力を損失少なく伝達するための軟質で弾力性のあるカバー部材15が設けられ、ケーシング6の上部にはカバー部材15を液密状に貫通して上方へ突出する出力軸16が上下方向に移動自在に設けられ、出力軸16の下端部には偏心軸14に外嵌する連結部材17が設けられ、モータ10の回転軸11の回転運動は第1歯車12により左右方向軸心回りの第2歯車13の回転運動に変換され、更に偏心軸14及び連結部材17により出力軸16の上下運動に変換されるように構成されている。但し、駆動手段3としては、出力軸16を上下方向に往復運動できるものであれば任意の構成のものを採用できる。
替えブラシ2は、上下方向に細長い略棒状の柄であって、上端部に植毛台20を設け、下端部に出力軸16の上端部に着脱自在に外嵌する取付部21を形成した柄22と、植毛台20の前面側に複数の毛束23を植設してなるブラシ24とを備えた周知の構成のものである。ただし、替えブラシ2の取付部21は、ブラシ24が出力軸16の予め設定された周方向位置側に位置するように、出力軸16に着脱自在に取付可能に構成されている。
支援装置7は、図2に示すように、電動歯ブラシ5の長手方向に沿った軸線に対するブラシの周方向位置を複数検出する位置検出手段30と、電動歯ブラシ5の給電回路を流れる電流値に基づいて、電動歯ブラシ5のブラシ24が歯に対して圧接されているか否かを検出する圧接検出手段31と、ブラッシング結果を出力する出力手段32と、位置検出手段30及び圧接検出手段31からの信号に基づいて出力手段32を制御する制御手段33とを備えている。
位置検出手段30について説明すると、図1、図3〜図5に示すように、ケーシング6の下端近傍部内にはケーシング6の中心線と直交するようにベース板40が設けられ、ベース板40上には導電性に優れた材料からなる扇状の8枚の第1接点プレート41が一定の隙間42をあけて固定されている。ベース板40の上側には受板43がベース板40と略平行に設けられ、受板43の中央部にはベース板40まで延びる突起44が形成され、外周部にはベース板40まで延びる環状壁45が形成され、ベース板40と受板43間の環状空間46内には導電性に優れた材料からなるボール47が移動自在に装着されている。ベース板40と受板43間の途中部には導電性に優れた材料からなるリング状の第2接点プレート48が設けられ、第2接点プレート48の内縁部には波形部49が形成され、この波形部49は、波の谷部49aが8枚の第1接点プレート41における円周方向の各中央部に対応して配置され、波形部49の波の頂部が隣接する第1接点プレート41間の各隙間42に対応して配置されるように形成されている。
この位置検出手段30では、電動歯ブラシ5を鉛直方向に対して傾けた状態でブラシ24の向きを替えると、ブラシ24の向きの変化に伴ってボール47が自重により環状空間46の下端側へ移動して、ブラシ24の向きに応じた位置における第2接点プレート48における波形部49の波の谷部49aに保持され、該波の谷部49aに対応する第1接点プレート41と第2接点プレート48とがボール47を介して電気的に接続されることになる。つまり、第2接点プレート48の波形部49における8つの波の谷部49aに対応させて第1接点プレート41がそれぞれ配置されているので、ブラシ24における上下左右の4つの向きと、上下左右の斜め方向の4つの向きの計8つの向きを第1接点プレート41と第2接点プレート48との導通状態により検出できる。そして、これら8つのブラシ24の向きにより決定される複数の歯を単位ブラッシング部位として、どの単位ブラッシング部位の歯をブラッシングしているかを検出できることになる。
具体的には、右手で口腔内衛生装置を保持してブラッシングする場合には、図6に示すように、ブラシ24を上側B1へ向けた状態では、上顎における奥歯の咬合面と、上顎における前歯の内面の領域をブラッシングしていることを検出できる。ブラシ24を右上B2へ向けた状態では、上顎における左奥歯の外面及び上顎における前歯の外面と、上顎における右奥歯の内面との領域をブラッシングしていることを検出でき、ブラシを右側B3へ向けた状態では、上顎における左奥歯及び前歯の外面と、上顎における右奥歯の内面と、下顎における左奥歯及び前歯の外面と、下顎における右奥歯の内面の領域をブラッシングしていることを検出でき、ブラシ24を右下B4へ向けた状態では、下顎における左奥歯の外面と、下顎における右奥歯の内面の領域をブラッシングしていることを検出でき、ブラシ24を下側B5へ向けた状態では、下顎における前歯の内面と、下顎における奥歯の咬合面の領域をブラッシングしていることを検出でき、ブラシ24を左下B6へ向けた状態では、下顎におけ左奥歯の内面と、下顎における右奥歯の外面の領域をブラッシングしていることを検出でき、ブラシ24を左側B7へ向けた状態では、下顎における左奥歯の内面と、下顎における右奥歯の外面と、上顎における左奥歯の内面と、上顎における右奥歯の外面の領域をブラッシングしていることを検出でき、ブラシ24を左上B8へ向けた状態では、上顎における左奥歯の内面と、上顎における右奥歯の外面の領域をブラッシングしていることを検出できることになる。但し、左手で口腔内衛生装置1を保持してブラッシングする場合には、上下顎の前歯の頬側はブラシ24を左側B7へ向けたときに検出でき、その他の歯に関しては、右利きの利用者と同じ同様に検出できる。
第1接点プレート41の枚数は、少なくともブラシ24の上下左右の向きを検出できるように、4枚以上設けることが好ましく、また上下顎のどちらをブラッシングしているかを判別するため、上下左右の斜め方向も検出できるように、8枚以上設けることが好ましい。また、本実施例では、接点プレート41、48とボール47とを用いてブラシ24の向き(周方向位置)を検出できるように構成したが、この位置検出手段30としては任意の構成のものを採用することが可能で、例えば円周一定間隔おきに複数のリードスイッチを配置させるとともに、その中央部に球状の永久磁石を移動自在に設け、永久磁石の移動に伴ってリードスイッチがON/OFFするように構成することも可能である。また、接点プレート41は、ベース板40をスルーホール付のプリント基板で製作すれば一体化できる。またボール47の代わりに水銀などの導電性の液体を用いることも可能である。
出力手段32としては、液晶ディスプレイやLEDなど表示手段を用いたものや、音声や音を出力するものや、これらを組み合わせたものなどを好適に利用できる。本第1実施例では、図7に示すように、単位ブラッシング部位に対応させて8つのLED50をケーシング6の下面に略菱形状に配置させている。液晶ディスプレイやLEDによる表示形態は任意に設定可能であるが、少なくともブラッシングが未完了の単位ブラッシング部位とブラッシングが完了した単位ブラッシング部位を識別できるように表示することになり、現在ブラッシング中の単位ブラッシング部位を識別できるように表示するように構成するとより好ましい。また、利用者が表示内容と実際の上下の歯との位置関係が明確になるように、液晶ディスプレイを用いる場合には、その表示部に上下の顎モデルを表示させて、どの部位をブラッシングしているかを指示し、LEDを用いる場合には、上下の顎モデルを印刷して、単位ブラッシング部位に対応するようにLEDを配置させることが好ましい。更に、利用者がブラッシングしながらブラッシング状況を確認できるように、歯をブラッシングしながら目視可能な位置に出力手段32の表示部を設けることが好ましい。音声や音による出力では、単位ブラッシング部位のブラッシング完了や全ての歯のブラッシングが完了したことを音声や音により利用者に知らせることになる。また、ブラッシングが未完了な部位を案内することもできる。
次に、口腔内衛生装置1の制御系について図2を参照しながら説明する。
電動歯ブラシ5のモータ10を駆動するため、電池51と電源スイッチ52とモータ10と抵抗R1とが直列接続され、電源スイッチ52のON操作によりモータ10への給電がなされ、電源スイッチ52のOFF操作によりモータ10への給電が遮断されるように構成されている。直列接続されたモータ10及び抵抗R1と並列に直列接続した抵抗R2、R3が接続され、モータ10と抵抗R1の中間点と抵抗R2,R3の中間点とが比較器53にそれぞれ接続されている。抵抗R1〜R3と比較器53とで圧接検出手段31が構成され、この圧接検出手段31では比較器53にて中間点の電圧を基準電圧と比較することで、モータ10を流れる電流値を間接的に測定し、モータ10の電流値が所定の閾値を越えた場合には、制御手段33に対してハイレベルのパルス信号を出力し、閾値以下の場合にはローレベルのパルス信号を出力する。但し、圧接検出手段31としては、出力軸16や替えブラシ2の撓みを歪みゲージで検出するように構成したものを採用することも可能である。
制御手段33は、CPUとROM及びRAMを主体に構成されたもので、制御手段33には圧接検出手段31からのパルス信号や位置検出手段30からのスイッチ信号などが入力され、制御手段33からは出力手段32を制御するための制御信号が出力される。また、制御手段33には電源スイッチ52がOFF操作されて電動歯ブラシ5のモータ10が停止した後においても、一定時間だけ支援装置7に対して給電するためのソフトスイッチ54が設けられ、電動歯ブラシ5を停止させた状態でブラッシング結果を確認できるように構成されている。
制御手段33のRAMには、現在ブラッシング中の単位ブラッシング部位の番号を記憶する現在番号nと、直前のブラッシング位置の番号を記憶する直前番号mと、ブラッシング時間を単位ブラッシング部位毎に記憶するタイマーt1〜t8と、ブラッシングの完了を単位ブラッシング部位毎に設定するフラグF1〜F8などが設けられ、ROMには、適正なブラッシング時間T1〜T8が単位ブラッシング部位毎に予め入力格納されるとともに、出力手段32を制御するための制御プログラムや、ブラッシング方法を支援するためのプログラムなどが予め入力格納されている。但し、モータ10への給電回路及び圧接検出手段31の回路構成は、図2に示す回路構成に限定されるものではなく、他の回路構成を採用することも可能である。
次に、前記制御手段33でなされるブラッシング方法の学習を支援するためのプログラムについて、図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。尚、図中Si(i=1,2,3,・・・)は各ステップを示すものである。また、以下に説明するブラッシング方法の学習を支援するためのプログラムは、一例に過ぎずこれに限定されるものではない。
口腔内衛生装置1の電源スイッチ52をON操作すると、モータ10が駆動されるとともに支援装置7に電源が投入されて、この制御が開始され、先ず現在番号n及び直前番号m、タイマーt1〜t8及びフラグF1〜F8をリセットするなどの必要な初期設定がなされる(S1)。但し、この初期設定時に、口腔内衛生装置1が正常に作動しているか否かを出力手段32に表示させてもよい。
次に、圧接検出手段31からのパルス信号がハイレベル信号か否かが判定され(S2)、ハイレベル信号でない場合には現在作動中のタイマーt1〜t8を停止して(S3)、ハイレベル信号が出力されるまで待機する。そして、電動歯ブラシ5のブラシ24を歯に圧接させて、圧接検出手段31からハイレベル信号が出力されると、S4へ移行して、位置検出手段30からの出力に基づいて現在ブラッシングしている単位ブラッシング部位の番号を現在番号nとして設定する。例えば、図6に示すように、ブラシ24の向きB1〜B8に対応させて現在歯号nをn=1〜8に設定することになる。
次に、単位ブラッシング部位毎に設けたタイマーt1〜t8のうちの現在ブラッシングしている現在番号nに対応するタイマーtnの累積計時をスタートする(S5)。例えば、図6に示すようにブラシ24が上向きの場合には、タイマーt1の累積計時を開始することになる。
次に、現在番号nと直前番号mが同じであるか否か、つまりブラシ24の向きを変更していないか否かが判定され(S6)、同じ向きでブラッシングしている場合には、直前番号mを現在番号nに設定してからS9へ移行し(S7)、ブラシ24の向きを変更した場合には、直前までブラッシングしていた直前番号mに対応する単位ブラッシング部位のタイマーtmの累積計時を停止してからS9へ移行する。
S9では、現在ブラッシングしている単位ブラッシング部位を適正時間Tn以上ブラッシングしたか否かが判定され(S6)、Noの場合にはS2へ戻る。こうして、所望の順番で歯をブラッシングし、特定の単位ブラッシング部位のブラッシング時間tnが適正時間Tn以上になると、S9においてYesと判定されてS10へ移行する。
S10では、現在番号nのフラグFnが設定されているか否かが判定され、初回はフラグFnが設定されていないので、Noと判定されて、現在ブラッシング中の単位ブラッシング部位のブラッシングが適正に完了したことを出力手段32で利用者に報知し(S11)、現在番号nに対応する単位ブラッシング部位のブラッシングを完了したことを判定できるようにフラグFnを設定してからS13へ移行する(S12)。一方、S10においてYesと判定された場合、即ち再度同一単位ブラッシング部位において適正時間Tn以上ブラッシングしていると判定された場合には、S14へ移行して利用者に警告を発することになる。
S13では、全てのフラグF1〜F8が設定されているか否かが判定され、全てのフラグF1〜F8が設定されるまで、S1〜S14が繰り返しなされ、全ての単位ブラッシング部位を適正時間以上ブラッシングして、フラグF1〜F8が全て設定されると、ブラッシング完了を利用者に報知して、このプログラムを完了することになる(S15)。
ブラッシングの完了後は、電源スイッチ52をOFF操作してモータ10を停止させることになるが、支援装置7への給電は電源スイッチ52のOFF操作後においてもソフトスイッチ54により一定時間維持されるので、利用者は電動歯ブラシ5を停止させた状態で出力手段32の表示内容を確認できる。また、図2に仮想線で示すように、モータ10への給電回路の途中部にソフトスイッチ55を設け、圧接検出手段31からのハイレベル信号を検出してからモータ10への給電を開始するように構成してもよいし、圧接検出手段31からのローレベル信号が一定時間以上継続する場合には、モータ10を停止させてもよい。また、モータ10への給電と支援装置7への給電をそれぞれON状態とOFF状態とに切り替える2つのスイッチを設けてもよいし、3接点スイッチを用いて、モータ10と支援装置7への給電を行う状態と、モータ10への給電を遮断し支援装置7のみに給電する状態と、モータ10及び支援装置7への給電を遮断する状態とに切替可能に構成することも可能である。
尚、本第1実施例では、右手で口腔内衛生装置1を保持して使用する場合について説明したが、適正なブラッシング時間は、口腔内衛生装置1を右手で保持して使用する場合と、左手で保持して使用する場合とで異なるので、それぞれの適正なブラッシング時間を制御手段33のROMに記憶させ、右手で使用するか左手で使用するかをスイッチ操作などにより選択して、使用する適正なブラッシング時間を設定することも可能である。また、子供と大人とでは、歯のサイズが異なり、ブラッシング時間もそれに応じて異なるので、子供用の適正なブラッシング時間と、大人用の適正なブラッシング時間を制御手段33のROMに記憶させ、子供が使用するか大人が使用するかをスイッチ操作などにより選択して、適正なブラッシング時間を設定することも可能である。
また、本第1実施例では支援装置7を電動歯ブラシ5に一体的に組付けたが、支援装置7を電動歯ブラシ5に着脱自在に組み付けることも可能である、例えば、電池51を交換するためにケーシング6に設けたキャップに、支援装置7を一体的に組付けて電動歯ブラシ5に対して着脱自在に設けると、現在使用している電動歯ブラシに改良を加えることなく支援装置を設けることが可能となる。
また、支援装置7の位置検出手段30を電動歯ブラシ5に備えさせ、制御手段33と出力手段32とを電動歯ブラシ5とは別体の別体ユニットに備えさせ、電動歯ブラシ5に備えさせた位置検出手段30からの信号を有線又は無線により別体ユニットの制御手段33に送信する送受信手段を設けてもよい。この場合には、出力手段32を別体ユニットに配置させているので、出力手段32の液晶等の表示部を大型で見やすいものに構成でき、しかも別体ユニットを洗面台に設置するなどすることで、ブラッシングしながら表示内容を容易に確認できるので好ましい。
次に、本発明の第2実施例について図9〜図12を参照しながら説明する。尚、この第2実施例は手動歯ブラシに本発明を適用した場合のものであり、支援装置に関しては第1実施例と共通する構成を備えているので、前記第1実施例と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図9に示すように、口腔内衛生装置60は、手動歯ブラシ61と、手動歯ブラシ61のハンドル部62を着脱自在に保持する保持部71を有する支援装置70とを備えている。
手動歯ブラシ61は、手で握持するためのハンドル部62と、ハンドル部62から上方へ滑らかに延びる首部63と、首部63の上端部に設けた植毛台64と、植毛台64の前面側に植設した複数の毛束65からなるブラシ66とを備えた一般的な構成のものである。
支援装置70は、図10に示すように、手動歯ブラシ61の長手方向に沿った軸線に対するブラシ66の周方向位置を複数検出する位置検出手段30と、ブラシ66の歯への圧接を検出する圧接検出手段72と、ブラッシング結果を出力する出力手段73と、位置検出手段30及び圧接検出手段72からの信号に基づいて出力手段73を制御する制御手段74とを備えている。
支援装置70について説明すると、図9、図10に示すように、握持可能な上下方向に細長いケーシング80が設けられ、ケーシング80の上部内にはハンドル部62の略全体を上方より収容可能な収容空間81が形成され、収容空間81の下部内にはハンドル部62の下部を着脱自在に保持する保持部材82が設けられている。保持部材82には下端部に枠状の連結部83を有する連結部材84が固定され、連結部材84は、ケーシング80内下部へ水等の浸入を防止、かつブラッシング時の作用力を損失少なく伝達するための軟質で弾力性のあるカバー部材90を介して液密状に取り付けられている。ケーシング80には上下1対のブラケット部材85が設けられ、ブラケット部材85の固定部86は連結部83の下壁部の上下両側に配置され、下側の固定部86と連結部83間には手動歯ブラシ61のブラシ66に作用する矢印A方向への荷重を電圧値に変換する圧力センサー87が設けられている。但し、支援装置70に対する手動歯ブラシ61に取付構造は、手動歯ブラシ61に作用する矢印A方向への圧力を検出できるように構成されたものであれば任意の構成のものを採用できる。また、圧力センサー87としては、感圧導電性ゴム、歪みゲージや高感度有接点スイッチ等が望ましい。
位置検出手段30は、前記第1実施例と同様に構成されてケーシング80の下部内に設けられ、ケーシング80の長手方向に沿った軸線(中心線)に対するケーシング80の周方向位置を複数検出することで、支援装置70に取付けた手動歯ブラシ61のブラシ66の周方向位置を検出するように構成されている。
出力手段73としては、前記第1実施例と同様に、液晶やLEDなどの表示手段や、音声や音を出力する音出力手段を備えさせることができる。本第2実施例では、図11に示すように、ケーシング80の下面に顎モデル88の印刷を施し、この顎モデル88に対応させてケーシング80の下端外周部にブラッシングしながら目視できるように一定間隔おきに8つのLED89を設けている。
圧接検出手段72は、図10に示すように、圧力センサー87と抵抗R1〜R3と比較器53とを備え、前記モータ10に代えて圧力センサー87を設けた以外は前記第1実施例の圧接検出手段31と同様に構成されている。比較器53から制御手段74には、圧力センサー87で検出された圧力が基準値以上になったときにハイレベルのパルス信号(カウントアップ信号)を出力するように構成されている。
制御手段74は、CPUとROM及びRAMを主体に構成され、制御手段74には圧接検出手段72からのパルス信号や位置検出手段30からのスイッチ信号などが入力され、制御手段74からは出力手段73を制御するための制御信号が出力される。尚、部号75は、支援装置70を駆動するための電池であり、部号76は電源スイッチである。
制御手段74のRAMには、現在ブラッシング中の単位ブラッシング部位の番号を記憶する現在番号nと、直前のブラッシング位置の番号を記憶する直前番号mと、ブラッシング回数を単位ブラッシング部位毎に記憶するカウンタt1〜t8と、ブラッシングの完了を単位ブラッシング部位毎に設定するフラグF1〜F8などが設けられ、ROMには、適正なブラッシング回数T1〜T8が単位ブラッシング部位毎に予め入力格納されるとともに、出力手段73を制御するための制御プログラムや、ブラッシング方法を支援するためのプログラムなどが予め入力格納されている。
次に、前記制御手段74でなされるブラッシング方法の学習を支援するためのプログラムについて、図12に示すフローチャートを参照しながら説明する。尚、図中Si(i=1,2,3,・・・)は各ステップを示すものである。また、以下に説明するブラッシング方法の学習を支援するためのプログラムは、一例に過ぎずこれに限定されるものではない。
口腔内衛生装置60の電源スイッチ76をON操作するとこの制御が開始され、先ず現在番号n及び直前番号m、カウンタt1〜t8及びフラグF1〜F8をリセットするなどの必要な初期設定がなされる(S1)。但し、この初期設定時に、口腔内衛生装置60が正常に作動しているか否かを出力手段73に表示させてもよい。
次に、圧接検出手段72からのパルス信号がハイレベル信号か否かが判定され(S2)、ハイレベル信号でない場合にはハイレベル信号が出力されるまで待機する。そして、手動歯ブラシ61のブラシ66を歯に圧接させてブラッシングを行ない、圧接検出手段72からハイレベル信号が出力されると、S3へ移行して、位置検出手段30からの出力に基づいて現在ブラッシングしている単位ブラッシング部位の番号を現在番号nとして設定し、現在番号nに対応するカウンタtnをカウントアップする(S4)。
次に、現在ブラッシングしている単位ブラッシング部位を適正回数Tn以上ブラッシングしたか否かが判定され(S5)、Noの場合にはS2へ戻る。こうして、所望の順番で歯をブラッシングし、特定の単位ブラッシング部位のブラッシング回数tnが適正回数Tn以上になると、S5においてYesと判定されてS6へ移行する。
S6は、現在番号nのフラグFnが設定されているか否かが判定され、初回目はフラグFnが設定されていないので、Noと判定されて、現在ブラッシング中の単位ブラッシング部位のブラッシングが適正に完了したことを出力手段73で利用者に報知し(S7)、現在番号nに対応する単位ブラッシング部位のブラッシングを完了したことを判定できるようにフラグFnを設定してからS9へ移行する(S8)。一方、S6においてYesと判定された場合、即ち再度同一単位ブラッシング部位において適正回数Tn以上ブラッシングしていると判定された場合には、S10へ移行して利用者に警告を発することになる。
S9では、全てのフラグF1〜F8が設定されているか否かが判定され、全てのフラグF1〜F8が設定されるまで、S1〜S10が繰り返しなされ、全ての単位ブラッシング部位を適正時間以上ブラッシングして、フラグF1〜F8が全て設定されると、ブラッシング完了を利用者に報知して、このプログラムを完了することになる(S11)。
この口腔内衛生装置60では、現在使用している手動歯ブラシ61を支援装置70に取付けてブラッシング方法の評価が可能なので、利用者に対する負担を少なくできる。また、手動ブラシを交換することで、1つの支援装置70を複数人で使用できる。
尚、本第2実施例では、ブラッシング回数でブラッシング方法を評価したが、ブラッシング時間で評価することも可能である。ただし、手動操作によりブラッシングする関係上、ブラッシング時間で評価すると個人差が大きくなるので、ブラッシング回数で評価することが好ましい。また、第1実施例と同様に、口腔内衛生装置60を右手で保持して使用する場合と左手で保持して使用する場合とで、使用する適正なブラッシング回数を切り替えるように構成したり、子供と大人とで適正なブラッシング回数を切り替えるように構成することもできる。
また、本実施例では、手動歯ブラシ61をそのまま支援装置70に着脱自在に取付けたが、保持部71の構成を変更して電動歯ブラシの替えブラッシを着脱自在に取付けるように構成し、替えブラシを手動操作してブラッシングすることも可能である。
第1実施例の口腔内衛生装置の(a)は縦断側面図、(b)は要部切欠正面図 口腔内衛生装置の制御系のブロック図 図1(a)のA−A線断面図 位置検出手段の縦断面図 図1(a)のB−B線断面図 (a)はブラシの向きの説明図、(b)は単位ブラッシング部位の説明図 口腔内衛生装置の底面図 ブラッシング方法学習支援プログラムのルーチンのフローチャート 第2実施例の口腔内衛生装置の(a)は縦断側面図、(b)は正面図 口腔内衛生装置の制御系のブロック図 口腔内衛生装置の底面図 ブラッシング方法学習支援プログラムのルーチンのフローチャート
符号の説明
1 口腔内衛生装置 2 替えブラシ
3 駆動手段 4 本体部
5 電動歯ブラシ 6 ケーシング
7 支援装置
10 モータ 11 回転軸
12 第1歯車 13 第2歯車
14 偏心軸 15 カバー部材
16 出力軸 17 連結部材
20 植毛台 21 取付部
22 柄 23 毛束
24 ブラシ
30 位置検出手段 31 圧接検出手段
32 出力手段 33 制御手段
40 ベース板 41 第1接点プレート
42 隙間 43 受板
44 突起 45 環状壁
46 環状空間 47 ボール
48 第2接点プレート 49 波形部
49a 谷部
50 LED 51 電池
52 電源スイッチ 53 比較器
54 ソフトスイッチ 55 ソフトスイッチ
60 口腔内衛生装置 61 手動歯ブラシ
62 ハンドル部 63 首部
64 植毛台 65 毛束
66 ブラシ
70 支援装置 71 保持部
72 圧接検出手段 73 出力手段
74 制御手段 75 電池
76 電源スイッチ
80 ケーシング 81 収容空間
82 保持部材 83 連結部
84 連結部材 85 ブラケット部材
86 固定部 87 圧力センサー
88 顎モデル 89 LED
90 カバー部材

Claims (6)

  1. のブラッシング方法の学習を支援するためのブラッシング方法学習用支援装置を着脱自在に組付けてなる電動歯ブラシであって、
    前記電動歯ブラシは、替えブラシと、これを駆動する駆動手段と有する本体部とを備え、
    前記支援装置は、前記電動歯ブラシの長手方向に沿った軸線に対するブラシの周方向位置を、該軸線を中心とした周方向の4等分位置において検出する位置検出手段と前記位置検出手段からの信号に基づいて周方向位置毎にブラッシング時間或いはブラッシング回数を累積カウントするカウント手段と前記カウント手段からの出力に基づいて各周方向位置におけるブラッシング時間或いはブラッシング回数が予め設定された適正時間或いは適正回数以上になったか否かを判定する判定手段と前記判定手段からの出力に基づいて周方向位置毎にブラッシング結果を出力する出力手段とを備え
    ことを特徴とする電動歯ブラシ
  2. 歯のブラッシング方法の学習を支援するためのブラッシング方法学習用支援装置を着脱自在に組付けてなる電動歯ブラシであって、
    前記電動歯ブラシは、替えブラシと、これを駆動する駆動手段と有する本体部とを備え、
    前記支援装置は、前記電動歯ブラシの長手方向に沿った軸線に対するブラシの周方向位置を、該軸線を中心とした周方向の8等分位置において検出する位置検出手段と、前記位置検出手段からの信号に基づいて周方向位置毎にブラッシング時間或いはブラッシング回数を累積カウントするカウント手段と、前記カウント手段からの出力に基づいて各周方向位置におけるブラッシング時間或いはブラッシング回数が予め設定された適正時間或いは適正回数以上になったか否かを判定する判定手段と、前記判定手段からの出力に基づいて周方向位置毎にブラッシング結果を出力する出力手段とを備えた、
    ことを特徴とする電動歯ブラシ。
  3. 前記位置検出手段として、前記本体部の中心線と直交するように設けたベース板と、相互に一定の隙間をあけて、前記周方向の等分位置に対応させてベース板上に設けた、導電性に優れた材料からなる扇状の第1接点プレートと、ベース板と平行に設けた受板と、受板の中央部に設けたベース板まで延びる突起と、受板の外周部に設けたベース板まで延びる環状壁と、ベース板と受板間の環状空間内に移動自在に装着した導電性に優れた材料からなるボールと、ベース板と受板間の途中部に設けられ、内縁部に波形部を形成した導電性に優れた材料からなるリング状の第2接点プレートであって、波形部の波の谷部が第1接点プレートにおける円周方向の各中央部に対応して配置され、波形部の波の頂部が隣接する第1接点プレート間の各隙間に対応して配置された第2接点プレートとを備えたものを用いた請求項1又は2記載の電動歯ブラシ。
  4. 前記出力手段の表示部を、歯をブラッシングしながら目視可能な位置に設けた請求項1〜のいずれか1項記載の電動歯ブラシ
  5. 前記支援装置の給電回路に、電動歯ブラシの駆動により支援装置への給電を開始し、電動歯ブラシの停止後も一定時間だけ支援装置への給電を継続する給電制御手段を設けた請求項1〜4のいずれか1項記載の電動歯ブラシ
  6. 前記電動歯ブラシの電池交換のために着脱自在に取り付けられる、電動歯ブラシのケーシングのキャップに、前記支援装置を一体的に組み付けた請求項1〜5のいずれか1項記載の電動歯ブラシ。
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