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JP4526584B2 - 水性塗料用消泡剤 - Google Patents

水性塗料用消泡剤 Download PDF

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JP4526584B2 JP2008243995A JP2008243995A JP4526584B2 JP 4526584 B2 JP4526584 B2 JP 4526584B2 JP 2008243995 A JP2008243995 A JP 2008243995A JP 2008243995 A JP2008243995 A JP 2008243995A JP 4526584 B2 JP4526584 B2 JP 4526584B2
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Description

この発明は、水性塗料に少量添加することにより、水性塗料製造時や塗装時に発生する泡に対する消泡性を付与する事を目的とする、水性塗料用消泡剤に関するものである。
水性塗料用の消泡剤(非特許文献1参照)としては、(1)鉱物油等に消泡成分を分散させたオイルタイプ(特許文献1)、(2)疎水性が高く油性の活性剤のタイプ(特許文献2〜7)、(3)消泡剤成分(高級アルコール、エステル、シリコーンオイル等)を水に乳化分散させたエマルジョンタイプ(特許文献8〜13)、(4)消泡剤成分(高級アルコール、エステル、シリコーンオイル等)にシリカ粉などの微粉末を配合したオイルコンパウンド型(特許文献14〜20)、(5)自己乳化型消泡剤(特許文献21)が挙げられる。
消泡剤の種類別の特徴としては、一般的にオイルタイプが破泡性、活性剤タイプが抑泡性、エマルジョンタイプが脱気性、オイルコンパウンドタイプが油性水性を問わない汎用性、自己乳化型タイプが消泡効果の持続性に優れていると言われている。
水性塗料とコーティング技術 (株)技術情報協会(1992)167〜181ページ 特開2006−87966 特開平9−117608 特開平9−117609 特開平11−244609 特開2000−300907 特開2003−265904 特開2006−068678 特開平6−39207 特開2000−300907 特開2005−13894 特開2005−169271 特開2006−95506 特開2006−305461 特開平8−239690 特開平10−286404 特開平10−323505 特開2003−170005 特開2005−270890 特開2005−279565 特開2006−320837 特開2007−21316
しかし、前記消泡剤では、各タイプ単独だけで泡を消そうとする場合、消泡剤として満足な結果を得られない場合が多く見受けられる。このような時には違うタイプの消泡剤を併用して使用する必要が有り、その結果添加量が多く必要となる欠点があった。また、近年研究されている自動車用塗料などの高外観を要求する分野には、シリコーンオイルやオイルコンパウンドタイプに用いるシリカ粉等の固体成分は、上塗り性や仕上がり塗膜の外観を損ねる傾向があり、使用を敬遠されることが多い。
従って、この発明の目的は、従来からの水性塗料用消泡剤では得られなかった、1種類の消泡剤を用いることで、高外観を要求する用途にも利用できる消泡剤を提供することである。
本発明者らは、様々な検討を重ねた結果、本発明に達した。すなわち、本発明によれば、
(1)一般式(A)で示されるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油と、
(2)ポリアルキルビニルエーテル、ポリブタジエン、ポリブテンおよびポリイソプレンから選ばれる一種または二種以上とを
(3)一般式CnH2n+2で表されるノルマルパラフィン、イソパラフィンまたは、CnH2nで表されるシクロパラフィンから選ばれる一種または二種以上を溶媒として溶解して成る、水性塗料用消泡剤であって、
前記トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の配合量が前記水性塗料用消泡剤の重量に基づいて2〜90重量%であることを特徴とする水性塗料用消泡剤が提供される。
Figure 0004526584
本発明による1つの好ましい態様の水性塗料用消泡剤は、請求項1に記載の一般式(A)で示される化合物2〜90重量%と、一般式(B)で示されるモノマーの繰り返し単位が10〜500の重合度のポリアルキルビニルエーテル2〜90重量%とを一般式CnH2n+2で表されるノルマルパラフィン、イソパラフィンまたは、一般式CnH2nで表されるシクロパラフィンから選ばれる一種または二種以上を溶媒として溶解して成るものである。
Figure 0004526584
本発明による別の好ましい態様の水性塗料用消泡剤は、請求項1に記載の一般式(A)で示される化合物2〜90重量%と、一般式(C)で示されるモノマーの繰り返し単位が10〜500の重合度のポリブタジエン2〜90重量%とを一般式CnH2n+2で表されるノルマルパラフィン、イソパラフィンまたは、一般式CnH2nで表されるシクロパラフィンから選ばれる一種または二種以上を溶媒として溶解して成るものである。
Figure 0004526584
本発明による他の好ましい態様の水性塗料用消泡剤は、請求項1に記載の一般式(A)で示される化合物2〜90重量%と、一般式(D)で示されるモノマーの繰り返し単位が10〜500の重合度のポリブテン2〜90重量%とを一般式CnH2n+2で表されるノルマルパラフィン、イソパラフィンまたは、一般式CnH2nで表されるシクロパラフィンから選ばれる一種または二種以上を溶媒として溶解して成るものである。
Figure 0004526584
本発明による更に他の好ましい態様の水性塗料用消泡剤は、請求項1に記載の一般式(A)で示される化合物2〜90重量%と、一般式(E)で示されるモノマーの繰り返し単位が10〜500の重合度のポリイソプレン2〜90重量%とを一般式CnH2n+2で表されるノルマルパラフィン、イソパラフィンまたは、一般式CnH2nで表されるシクロパラフィンから選ばれる一種または二種以上を溶媒として溶解して成るものである。
Figure 0004526584
本発明の消泡剤は、一般式(A)で示される化合物と一般式(B),(C),(D),(E)から選ばれる非水溶性のポリマーと一般式CnH2n+2で表されるノルマルパラフィン、イソパラフィンまたは、一般式CnH2nで表されるシクロパラフィンから選ばれる一種または二種以上を溶媒として溶解することにより、一種類の消泡剤の使用のみで、塗料製造時、塗装時、乾燥時や焼き付け時に発生する泡を効果的に消泡することができる。また、一般式(A)で示される化合物を配合することにより、従来水性塗料には均一に分散しがたいことが原因で、はじきやへこみなどの塗装欠陥が生じやすく利用することが困難だった、一般式(B)、(C)、(D)、(E)の非水溶性ポリマーを水性塗料に均一に分散できるようにして、これらの塗装欠陥が生じることを防止することができる。更に、乾燥塗膜の外観や塗り重ね時の上塗り性を損ねることがないため、自動車塗料など高外観が要求される塗料に対しても使用することができる。
以下に、本発明の最良の実施形態について説明する。
本発明で用いられるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油は安定した消泡性能を発揮するために必須となる成分である。一般式(A)中に含まれるポリオキシエチレンのモル数の合計は(a+b+c)、5モル〜50モルであり、かつ、a>1、b>1、c>1であることを必要とする。a、b、cのいずれかが1以下であると、ポリオキシエチレンが付加していない構造体となり、化1の化学式が成り立たない。ポリオキシエチレンのモル数(a+b+c)が、5モルより少ないと塗料から分離してはじきを発生するなどの問題が生じる。ポリオキシエチレンのモル数(a+b+c)が、50モルより多いと十分な消泡性を与えることが出来ない。本発明で用いられるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油はポリオキシエチレン硬化ヒマシ油とイソステアリン酸のトリエステル化によって得ることができるが、市販の製品を利用することもできる。例えば、EMALEX RWIS−305(5モル)、EMALEX RWIS−310(10モル)、EMALEX RWIS−315(15モル)、EMALEX RWIS−320(20モル)、EMALEX RWIS−330(30モル)、EMALEX RWIS−340(40モル)、EMALEX RWIS−350(50モル)(いずれも日本エマルジョン株式会社製)のうちから一種または二種以上が任意に選択される。
トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の配合量は2〜90重量%であることが好ましく、特に5〜40%が好ましい。2重量%未満の配合量では十分な消泡性能を発揮することができない。また90重量%より多く配合すると他の成分が少なくなりすぎて、消泡性能を発揮することができない。
本発明で用いられる一般式(B)で示されるポリアルキルビニルエーテルは、炭素数が1〜18のアルキル基を持つビニルエーテルモノマーを重合して得られる。炭素数が1から18のビニルエーテルモノマーの一例としては、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、ノルマルプロピルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、ノルマルブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、ターシャリーブチルビニルエーテル、ヘキシルビニルエーテル、ノルマルオクチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、イソノニルビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、テトラデシルビニルエーテル、ヘキサデシルビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル、等が挙げられ、これらのうちから一種または二種以上を任意に選択して重合する。
ポリアルキルビニルエーテル(共)重合体は、上記モノマーをカチオン重合法により重合することによって得られる。ポリアルキルビニルエーテルの重合度は、10〜500であり、平均分子量に換算すると1000〜150000に相当する。重合度が10未満では、十分な消泡性能を発揮することができない。重合度が500を超えると塗料中に均一に分散することが難しくなり、はじきやへこみなどの問題が生じる。
ポリアルキルビニルエーテルの配合量は2〜90重量%であることが好ましく、特に5〜40%が好ましい。2重量%未満の配合量では十分な消泡性能を発揮することができない。また90重量%より多く配合すると他の成分が少なくなりすぎて消泡性能を発揮することができない。
本発明で用いられる一般式(C)で示されるポリブタジエンは、1,3-ブタジエン(CH2=CH-CH=CH2)あるいは、1,2-ブタジエン(CH2=C=CH-CH3)のホモポリマーや共重合物が利用できる。また、市販されているものを利用することもできる。市販されているポリマーの一例としては、ホモポリマーである、B−1000(15〜25量体:数平均分子量約1000)、B−2000(30〜40量体:数平均分子量約2000)、B−3000(45〜65量体:数平均分子量約3000)、水素添加型であるBI−2000(30〜40量体:数平均分子量約2000)、BI−3000(45〜65量体:数平均分子量約3000)、末端カルボン酸基型のC−1000(20〜30量体:数平均分子量約1400)、末端水酸基型のG−1000(20〜30量体:数平均分子量約1500)、G−2000(30〜40量体:数平均分子量約2000)、G−3000(45〜60量体:数平均分子量約2900)(以上日本曹達株式会社製)、(Poly bd R−15HT(20〜25量体:数平均分子量約1200)、Poly bd R−45HT(45〜55量体:数平均分子量約2800)(以上出光興産株式会社製)、等が挙げられ、これらのうちから一種または二種以上を任意に選択して使用する。
ポリブタジエンの重合度は、10〜500であり、平均分子量に換算すると500〜22000に相当する。重合度が10未満では、十分な消泡性能を発揮することができない。重合度が500を超えると、塗料中に均一に分散することが難しくなり、はじきやへこみ、および塗膜のつや引けなどの問題が生じる。
ポリブタジエンの配合量は2〜90重量%であることが好ましく、特に5〜40%が好ましい。2重量%未満の配合量では十分な消泡性能を発揮することができない。また90重量%より多く配合すると他の成分が少なくなりすぎて、消泡性能を発揮することができない。
本発明で用いられる一般式(D)で示されるポリブテンは、1-ブテンのホモポリマーや1-ブテンとイソブテンの共重合物を利用することができる。また、市販されているものを利用することもできる。市販されているポリマーの一例としては、1-ブテンとイソブテンの共重合物である、HV−15(9〜13量体:数平均分子量約630)、HV−35(10〜15量体:数平均分子量約750)、HV−50(12〜16量体:数平均分子量約800)、HV−100(16〜20量体:数平均分子量約980)、HV−300(23〜27量体:数平均分子量約1400)、HV−1900(45〜55量体:数平均分子量約2900)、(以上新日本石油株式会社製)、1-ブテンのホモポリマーである、15R(9〜11量体:数平均分子量約570)、35R(12〜14量体:数平均分子量約720)、100R(16〜20量体:数平均分子量約960)、300R(24〜30量体:数平均分子量約1500)、水素添加型である300H(24〜30量体:数平均分子量約1500)、2000H(50〜55量体:数平均分子量約3000)(以上出光興産株式会社製)、等が挙げられ、これらのうちから一種または二種以上を任意に選択して使用する。
ポリブテンの重合度は、10〜500であり、平均分子量に換算すると500〜22000に相当する。重合度が10未満のものは、後で述べる一般式CnH2n+2で表されるイソパラフィン系の溶剤に含まれる。重合度が500を超えると、塗料中に均一に分散することが難しくなり、はじきやへこみ、および塗膜のつや引けなどの問題が生じる。
ポリブテンの配合量は2〜90重量%であることが好ましく、特に5〜40%が好ましい。2重量%未満の配合量では十分な消泡性能を発揮することができない。また90重量%より多く配合すると他の成分が少なくなりすぎて、消泡性能を発揮することができない。
本発明で用いられる一般式(E)で示されるポリイソプレンは、市販されているものを利用することができる。市販されているポリマーの一例としては、末端水酸基型である、Poly iP(30〜40量体:数平均分子量約2500)、Poly iPの水素添加型であるエポール(以上出光興産株式会社製)、等が挙げられ、これらのうちから一種または二種以上を任意に選択して使用する。
ポリイソプレンの重合度は、10〜500であり、平均分子量に換算すると700〜35000に相当する。重合度が10未満では、十分な消泡性能を発揮することができない。重合度が500を超えると、塗料中に均一に分散することが難しくなり、はじきやへこみ、および塗膜のつや引けなどの問題が生じる。
ポリイソプレンの配合量は2〜90重量%であることが好ましく、特に5〜40%が好ましい。2重量%未満の配合量では十分な消泡性能を発揮することができない。また90重量%より多く配合すると他の成分が少なくなりすぎて、消泡性能を発揮することができない。
本発明で用いられる一般式CnH2n+2で表されるノルマルパラフィンの一例としては、ノルマルヘキサン、ノルマルヘプタン、ノルマルオクタン、ノルマルデカン、ノルマルドデカン、流動パラフィン、一般に市販されているノルマルパラフィン系混合溶剤、例えば、0号 ソルベントL(新日本石油株式会社)などが挙げられる。これらのうちから一種または二種以上を任意に選択して使用する。
本発明で用いられる一般式CnH2n+2で表されるイソパラフィンの一例としては、イソヘキサン、イソオクタン、イソドデカン、イソヘキサデカン、低分子量のポリブテンLV−7(4〜6量体:数平均分子量約300)、LV−50(6〜9量体:数平均分子量約450)、LV−100(8〜12量体:数平均分子量約500)(以上新日本石油株式会社製)、水素添加型ポリブテン0H(5〜7量体:数平均分子量約350)、5H(6〜8量体:数平均分子量約400)、10H−T(7〜10量体:数平均分子量約470)(以上出光興産株式会社製)、一般に市販されているイソパラフィン系混合溶剤、例えば、IP ソルベント(出光興産株式会社)、シェルゾールTシリーズ(シェルケミカルズ)、アイソパーシリーズ(エクソン化学株式会社製)などが挙げられる。これらのうちから一種または二種以上を任意に選択して使用する。
本発明で用いられる一般式CnH2nで表されるシクロパラフィンの一例としては、市販のナフテン系溶剤を使用することができる。市販されているものとして、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、スワクリーン150(別名:C9及びC10のアルキルシクロヘキサンの混合物)(以上丸善石油)、ナフテゾール シリーズ、カクタスソルベントシリーズ(以上新日本石油)などが挙げられる。これらのうちから一種または二種以上を任意に選択して使用する。
本発明で用いられる一般式CnH2n+2で表されるノルマルパラフィン、イソパラフィンまたは、CnH2nで表されるシクロパラフィンが最初から混合されて商品化されている溶剤を使用することができる。例えば、ナフテゾールM(ナフテン/イソパラフィン/ノルマルパラフィン=70%以上/5〜10%/15%以下、新日本石油株式会社の商品名)、アイソゾール300(新日本石油株式会社の商品名)、アイソゾール400(新日本石油株式会社の商品名)、エクソールD80(パラフィンとシクロパラフィンの混合溶媒、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、エクソールD110(パラフィンとシクロパラフィンの混合溶媒、エクソン化学株式会社の商品名)、エクソールD130(パラフィンとシクロパラフィンの混合溶媒、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、エクソールD160(パラフィンとシクロパラフィンの混合溶媒、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、等を挙げることができる。これらのうちから一種または二種以上を任意に選択して使用する。
本発明で得られる水性塗料用消泡剤が適する塗料は、高外観が要求される塗料である。例えば、自動車用水性ベース塗料、自動車用水性中塗り塗料、自動車用水性プライマー塗料、高級家具用水性塗料等の製造時、塗装時および乾燥時に十分な消泡性を与えると同時にワキなどの塗装欠陥の発生を防止する。
本発明による水性塗料用消泡剤を塗料に添加する時期は任意であって、顔料を混練する過程でも、あるいは、塗料を製造した後にでも添加することが出来る。
本発明による水性塗料用消泡剤の添加量は、塗料の樹脂の種類や、顔料の配合組成などにより異なるが、通常固形分換算で塗料ビヒクルに対し0.01から10重量%、好ましくは、0.05から5重量%である。
添加量が0.01重量%より少ないと消泡性を十分に与える事が出来ない。また、10重量%より多く添加すると、塗料を塗り重ねる時に層間付着性が悪くなったり、上塗り塗膜に塗りむらが生じるなどの悪影響を及ぼしたり、あるいは乾燥後の塗膜の耐水性が悪くなったりする可能性が生じるので好ましくない。
次に実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明する。しかしながら、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
以下における「部」及び「%」は、それぞれ、「重量部」及び「重量%」を示す。
製造実施例1
撹拌装置、還流冷却器、滴下ロート、温度計、及び窒素ガス吹き込み口を備えた1000mlの反応容器に、トルエン150部およびカチオン重合開始剤であるフッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体をジエチルエーテルで10%に希釈したものを3部仕込み、窒素ガスを導入しながら30℃に昇温した後、下に示す滴下溶液(a−1)を滴下ロートにより2時間で等速滴下した。
滴下溶液(a−1)
エチルビニルエーテル 300部
トルエン 100部

滴下溶液(a−1)の滴下終了30分後、エチルアルコール15部を加え、反応を停止させた。反応終了後、エバポレータを用いて溶媒を除去し、アルキルビニルエーテルポリマー[A−1]を得た。合成した重合物のゲルパーミエーションクロマトグラフによるポリスチレン換算の数平均分子量は、3000であり、これは重合度30に相当する。
製造実施例2
撹拌装置、還流冷却器、滴下ロート、温度計、及び窒素ガス吹き込み口を備えた1000mlの反応容器に、トルエン150部およびフッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体をジエチルエーテルで10%に希釈したものを1.5部仕込み、窒素ガスを導入しながら40℃に昇温した後、下に示す滴下溶液(a−2)を滴下ロートにより2時間で等速滴下した。その後、実施例1と同様の方法で、アルキルビニルエーテルポリマー[A−2]を得た。
滴下溶液(a−2)
エチルビニルエーテル 150部
2−エチルヘキシルビニルエーテル 150部
トルエン 100部

合成した共重合物のゲルパーミエーションクロマトグラフによるポリスチレン換算の数平均分子量は、4500であり、これは重合度35に相当する。
製造実施例3
製造実施例2の滴下溶液(a−2)の代わりに下記の滴下溶液(a−3)を用いた以外は、実施例1と同様の方法で、アルキルビニルエーテルポリマー[A−3]を得た。
滴下溶液(a−3)
ブチルビニルエーテル 100部
ドデシルビニルエーテル 200部
トルエン 100部

合成した共重合物のゲルパーミエーションクロマトグラフによるポリスチレン換算の数平均分子量は、5000であり、これは重合度30に相当する。
製造実施例4
撹拌装置、還流冷却器、滴下ロート、温度計、及び窒素ガス吹き込み口を備えた1000mlの反応容器に、トルエン150部およびフッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体をジエチルエーテルで10%に希釈したものを0.6部仕込み、窒素ガスを導入しながら40℃に昇温した後、下に示す滴下溶液(a−4)を滴下ロートにより2時間で等速滴下した。その後、実施例1と同様の方法で、アルキルビニルエーテルポリマー[A−4]を得た。
滴下溶液(a−4)
ドデシルビニルエーテル 150部
ヘキサデシルビニルエーテル 150部
トルエン 100部

合成した共重合物のゲルパーミエーションクロマトグラフによるポリスチレン換算の数平均分子量は、10500であり、これは重合度45に相当する。
製造実施例5
撹拌装置、還流冷却器、滴下ロート、温度計、及び窒素ガス吹き込み口を備えた1000mlの反応容器に、トルエン150部およびフッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体をジエチルエーテルで10%に希釈したものを0.3部仕込み、窒素ガスを導入しながら15℃に冷却した後、下に示す滴下溶液(a−5)を滴下ロートにより2時間で等速滴下した。その後、実施例1と同様の方法で、アルキルビニルエーテルポリマー[A−5]を得た。
滴下溶液(a−5)
ドデシルビニルエーテル 150部
オクタデシルビニルエーテル 150部
トルエン 100部

合成した共重合物のゲルパーミエーションクロマトグラフによるポリスチレン換算の数平均分子量は、120000であり、これは重合度480に相当する。
製造実施例6
撹拌装置、還流冷却器、滴下ロート、温度計、及び窒素ガス吹き込み口を備えた1000mlの反応容器に、トルエン150部およびフッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体をジエチルエーテルで10%に希釈したものを0.6部仕込み、窒素ガスを導入しながら20℃に冷却した後、下に示す滴下溶液(a−6)を滴下ロートにより2時間で等速滴下した。その後、実施例1と同様の方法で、アルキルビニルエーテルポリマー[A−6]を得た。
滴下溶液(a−6)
ヘキサデシルビニルエーテル 150部
オクタデシルビニルエーテル 150部
トルエン 100部

合成した共重合物のゲルパーミエーションクロマトグラフによるポリスチレン換算の数平均分子量は、62000であり、これは重合度220に相当する。
製造比較例1
撹拌装置、還流冷却器、滴下ロート、温度計、及び窒素ガス吹き込み口を備えた1000mlの反応容器に、トルエン150部およびフッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体をジエチルエーテルで10%に希釈したものを0.6部仕込み、窒素ガスを導入しながら20℃に冷却した後、下に示す滴下溶液(n−1)を滴下ロートにより2時間で等速滴下した。その後、実施例1と同様の方法で、アルキルビニルエーテルポリマー[N−1]を得た。
滴下溶液(n−1)
エチルビニルエーテル 100部
イソブチルビニルエーテル 200部
トルエン 100部

合成した共重合物のゲルパーミエーションクロマトグラフによるポリスチレン換算の数平均分子量は、95000あり、これは重合度810に相当する。
製造比較例2
撹拌装置、還流冷却器、滴下ロート、温度計、及び窒素ガス吹き込み口を備えた1000mlの反応容器に、トルエン150部およびフッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体をジエチルエーテルで10%に希釈したものを6部仕込み、窒素ガスを導入しながら50℃に加温した後、下に示す滴下溶液(n−1)を滴下ロートにより2時間で等速滴下した。その後、実施例1と同様の方法で、アルキルビニルエーテルポリマー[N−2]を得た。
滴下溶液(n−2)
ドデシルビニルエーテル 150部
オクタデシルビニルエーテル 150部
トルエン 100部

合成した共重合物のゲルパーミエーションクロマトグラフによるポリスチレン換算の数平均分子量は、1500あり、これは重合度6に相当する。
Figure 0004526584
Figure 0004526584
配合実施例1〜6(トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のポリオキシエチレン付加モル数を変化させた例)
第3表に示す配合組成で混合し、塗料試験実施例に使用した。
Figure 0004526584
配合実施例7〜12(トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマ油の配合量を変化させた例)
第4表に示す配合組成で混合し、塗料試験実施例に使用した。
Figure 0004526584
配合実施例13〜17(配合するアルキルビニルエーテルポリマーを変化させた例)
第5表に示す配合組成で混合し、塗料試験実施例に使用した。
Figure 0004526584
配合実施例18〜22(ポリブタジエン、ポリブテン、ポリイソプレンを配合した例)
第6表に示す配合組成で混合し、塗料試験実施例に使用した。
Figure 0004526584
配合実施例23〜28(パラフィン系溶剤の種類を変更した例)
第7表に示す配合組成で混合し、塗料試験実施例に使用した。
Figure 0004526584
配合比較例1〜6(トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のポリオキシエチレン付加モル数が範囲外のものおよび構造の違うもの)
第8表に示す配合組成で混合し、塗料試験比較例に使用した。
Figure 0004526584
配合比較例7〜12(トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を配合しないものおよびポリアルキルビニルエーテル、ポリブタジエン、ポリブテン、ポリイソプレンのいずれも配合しないもの)
第9表に示す配合組成で混合し、塗料試験比較例に使用した。
Figure 0004526584
配合比較例13〜14(請求範囲外の重合度のポリアルキルビニルエーテルを配合したもの)
第10表に示す配合組成で混合し、塗料試験比較例に使用した。
Figure 0004526584
塗料試験例 (水性アクリルメラミン塗料での消泡性試験)
第11表に示した配合の水性アクリルメラミン塗料組成物について消泡性の試験を行った。
(水性アクリルメラミン塗料の作成)
第10表の配合Aを卓上サンドミル(関西ペイント株式会社製)を用いて均一に分散し、ミルベースを作成した。次に配合Bをラボディスパーで攪拌しながら混合し、水性アクリルメラミン塗料を作成した。得られた塗料を2−ジメチルエタノールアミンでPHが7.8になるように調整した後、粘度をフォードカップ#4で35秒(20℃)になるように蒸留水で希釈した。
(缶中消泡性の試験:塗料作成時の消泡性の試験と評価)
調整した水性アクリルメラミン塗料に第1表〜第9表の消泡剤を塗料に対して2重量%添加し、ラボディスパーで、4000r.p.mの回転数で3分間撹拌し起泡した。
撹拌終了後1分後と5分後に100mlの比重カップ(太佑機材(株)製)を用いて、泡を巻き込んだ水性塗料の比重を測定した。比重が大きいほど、巻き込んだ泡を破泡する効果が高いといえる。
(塗装時及び乾燥時の消泡性の試験)
作成した水性アクリルメラミン塗料を24時間放置後、この塗料を乾燥後の膜厚が30μから100μになるようにエアスプレーで200mm×300mmの大きさのブリキ板に傾斜塗りを施した。3分間室温でセッティングした後、80℃のオーブンで3分間乾燥した。その後、150℃のオーブンで20分間焼き付けた。
(塗装時及び乾燥時の消泡性の評価)
消泡性の評価は、ワキの発生及びハジキの発生の様子をそれぞれを目視にて「最良」(5)から「最悪」(1)までの5段階に評価した。また、ワキが発生し始める最小膜厚を電磁膜厚計(LE−200J:株式会社ケット化学研究所製)により測定した。
その結果を第12表及び第13表に示す。
ここでいうワキとは、焼き付け塗膜に発生する泡のことで、塗装膜表面に泡の形で目視により確認できる。また、ここでいうハジキとは、焼き付け後の塗装膜表面に生じたクレーター状のへこみや、素地が直接見える穴のことをいう。
Figure 0004526584
Figure 0004526584
Figure 0004526584

Claims (5)

  1. (1)一般式(A)で示されるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油と、
    (2)ポリアルキルビニルエーテル、ポリブタジエン、ポリブテンおよびポリイソプレンから選ばれる一種または二種以上とを
    (3)一般式CnH2n+2で表されるノルマルパラフィン、イソパラフィンまたは、CnH2nで表されるシクロパラフィンから選ばれる一種または二種以上を溶媒として溶解して成る水性塗料用消泡剤であって、
    前記トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の配合量が前記水性塗料用消泡剤の重量に基づいて2〜90重量%であることを特徴とする水性塗料用消泡剤。
    Figure 0004526584
  2. 請求項1に記載の一般式(A)で示される化合物2〜90重量%と、下記一般式(B)で示されるモノマーの繰り返し単位が10〜500の重合度のポリアルキルビニルエーテル2〜90重量%とを一般式CnH2n+2で表されるノルマルパラフィン、イソパラフィンまたは、一般式CnH2nで表されるシクロパラフィンから選ばれる一種または二種以上を溶媒として溶解して成る、請求項1に記載の水性塗料用消泡剤。
    Figure 0004526584
  3. 請求項1に記載の一般式(A)で示される化合物2〜90重量%と、下記一般式(C)で示されるモノマーの繰り返し単位が10〜500の重合度のポリブタジエン2〜90重量%とを一般式CnH2n+2で表されるノルマルパラフィン、イソパラフィンまたは、一般式CnH2nで表されるシクロパラフィンから選ばれる一種または二種以上を溶媒として溶解して成る、請求項1に記載の水性塗料用消泡剤。
    Figure 0004526584
  4. 請求項1に記載の一般式(A)で示される化合物2〜90重量%と、一般式(D)で示されるモノマーの繰り返し単位が10〜500の重合度のポリブテン2〜90重量%とを一般式CnH2n+2で表されるノルマルパラフィン、イソパラフィンまたは、一般式CnH2nで表されるシクロパラフィンから選ばれる一種または二種以上を溶媒として溶解して成る、請求項1に記載の水性塗料用消泡剤。
    Figure 0004526584
  5. 請求項1に記載の一般式(A)で示される化合物2〜90重量%と、一般式(E)で示されるモノマーの繰り返し単位が10〜500の重合度のポリイソプレン2〜90重量%とを一般式CnH2n+2で表されるノルマルパラフィン、イソパラフィンまたは、一般式CnH2nで表されるシクロパラフィンから選ばれる一種または二種以上を溶媒として溶解して成る、請求項1に記載の水性塗料用消泡剤。
    Figure 0004526584
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