JP4524555B2 - 高透湿性ポリエステル系フィルムおよびその積層体 - Google Patents
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1.芳香族ジカルボン酸を主体とする酸成分とグリコール成分としてポリエーテルグリコール成分を有するポリエステルエラストマーとオレフィン系樹脂とが75/25〜99/1(重量%)の比率で混合されてなる高透湿性ポリエステル系フィルムであって、該オレフィン系樹脂中の官能基濃度が200〜2000当量/トンであることを特徴とする高透湿性ポリエステル系フィルム。
2.前記ポリエステルエラストマーのポリエーテルグリコールが、ランダム共重合ポリエーテルグリコールであることを特徴とする第1の発明に記載の高透湿性ポリエステル系フィルム。
3.前記オレフィン系樹脂が、少なくとも1種以上の炭素数2〜6のα−オレフィンとエチレン結合形成性α,β−不飽和カルボン酸またはそのエステル形成性誘導体を主たる構成単位とする共重合体、あるいはそれを含む他のポリマーとの混合体であることを特徴とする第1または2の発明に記載の高透湿性ポリエステル系フィルム。
4.前記オレフィン系樹脂が、(A)少なくとも1種以上の炭素数2〜6のα−オレフィンを主たる構成単位とする重合体と(B)少なくとも1種以上の炭素数2〜6のα−オレフィンとエチレン結合形成性α,β−不飽和カルボン酸またはそのエステル形成性誘導体を主たる構成単位とする共重合体からなることを特徴とする第1〜3の発明のいずれかに記載の高透湿性ポリエステル系フィルム。
5.前記オレフィン系樹脂が、ポリエステル系フィルム中に微分散しており、分散粒子の平均径が0.2〜8μmであることを特徴とする第1〜4の発明のいずれかに記載の高透湿性ポリエステル系フィルム。
6.第1〜5の発明のいずれかに記載の高透湿性ポリエステル系フィルムとシート状基材とが積層されてなることを特徴とする積層体。
7.第6の発明に記載のシート状基材が編織物、不織布、紙またはシートのいずれかであることを特徴とする積層体。
8.第7の発明に記載の積層体から、シート状基材を剥離することを特徴とする高透湿性ポリエステル系フィルムの使用方法。
本発明のポリエステル系フィルムを構成するポリエステルエラストマーは芳香族ジカルボン酸を主体とする酸成分とグリコール成分としてポリエーテルグリコール成分を有するものである。
芳香族ジカルボン酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸等から選ばれた1種または2種以上を使用できる。これらのうち、テレフタル酸および/またはナフタレンジカルボン酸が好ましい。芳香族ジカルボン酸は全酸成分の70モル%以上であることがポリエステルエラストマーの熱安定性を保持する点で好ましい。その他の酸成分として、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸、マレイン酸、フマル酸、ダイマー酸等の脂肪族ジカルボン酸、p−オキシ安息香酸等のオキシカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸が使用できるが、その量は30モル%未満が好ましい。芳香族ジカルボン酸以外のジカルボン酸が30モル%を超えるとポリエステルエラストマーの熱安定性が悪くなる。
ポリエーテルグリコール成分はブロック共重合ポリエーテルグリコールでもランダム共重合ポリエーテルグリコールでも使用できるが、低吸水性ポリエステル系フィルムを得るには、ランダム共重合ポリエーテルグリコールを使用することが好ましい。
ランダム共重合ポリエーテルグリコールの両末端は、実質的に全てがエチレンオキサイド由来の水酸基であることが好ましい。末端がテトラメチレンオキサイドおよび/またはポリテトラメチレンオキサイド由来の水酸基の場合、開環反応によりテトラヒドロフランが生成し、副生成物および/または臭気が発生するという点から好ましくない。
オレフィン系樹脂が上記範囲に微分散するためのオレフィン系樹脂の選択例として、官能基を含有しないオレフィン系樹脂と、官能基を含有するオレフィン樹脂の併用があげられる。具体例として、ポリエチレンとエチレン−(メタ)アクリル酸共重合体の併用、エチレン−α−オレフィン共重合体とエチレン−α−オレフィン−(メタ)アクリル酸共重合体の併用があげられる。
0.15≦(Mi−Mf)/m≦1.0 ・・・・・(I)
(式中、Miは結晶性ポリエステルエラストマーの融点+30℃の温度で測定したポリエステルエラストマーのメルトフローレート(MFR、g/10分)。Mfはポリエステルエラストマーの融点+30℃の温度で測定したポリエステルエラストマーとオレフィン系樹脂を溶融混合物のMFR(g/10分)。mは混合物中のオレフィン系樹脂の含有量(重量%)である。)
ここでいうメルトフローレート(MFR)とは、JIS K7210に規定された方法により溶融指数測定装置(MELT INDEXER、東洋精機社製)で、オリフィス径2.09mm、加重2.16kgfの条件で測定した溶融特性を示す値であり、この値を上式に示す特定の範囲内に入るようにオレフィン系樹脂の種類及び量を設定することによって、本発明のポリエステル系フィルムの優れた効果が実現される。
また、回転させた冷却ロールと圧着ロールとの間を通過する面状の支持体、例えば、ポリエステルと異なる素材の非多孔質フィルム上に溶融樹脂膜を押出した後巻取る公知の押出ラミネート方法が使用できる。
また、上記の非多孔質フィルムの代わりに、ポリエステル系フィルムの素材に類似した素材の編織物、不織布、紙またはシート、多孔質フィルム、高透湿性フィルムなどを用いれば、ポリエステル系フィルムとの接着性に優れた高透湿性積層体が得られる。
ここでいうポリオレフィン系繊維として、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンテン、4−メチル−1−ペンテン等のα−オレフィンの単独重合体、2種以上の共重合体またはα−オレフィンと他の共重合成単量体からなる繊維があげられる。これらのうち、ポリプロピレンからなる繊維が好ましい。また、ポリエステル繊維として、エチレンテレフタレートを主な繰返し単位とする長繊維または短繊維があげられ、特に、エチレンテレフタレートの繰返し単位が70モル%以上の長繊維または短繊維が好ましい。また、ナイロン繊維として、ナイロン6、ナイロン66を主体とする長繊維または短繊維があげられる。
[評価方法]
(1)ポリエステルエラストマーの還元粘度
ポリエステルエラストマー0.05gを混合溶媒(フェノール/テトラクロロエタン=60/40(容量%))に溶解させ、オストワルド粘度計を用いて30℃で測定した。
オレフィン系ポリマーをクロロホルム−d/トリフロロ酢酸の混合溶媒に溶解し、H−NMRスペクトル分析によりオレフィン系樹脂の分子構造及び官能基濃度(モル%)を求め、これを質量換算し、オレフィン系樹脂1トン当たりの官能基の含有量(当量)を算出した。
ポリエステル系フィルムをエポキシ樹脂に包埋して硬化させたものをクライオミクロトームにて各延伸方向と平行となる断面で切開し超薄切片を作製した。これを酸化ルテニウムで染色したのち室温で10分間保持し、次いでカーボン蒸着して透過型電子顕微鏡で観察した。分散粒子の平均径は画像解析装置(東洋紡績社製、V10)を用いて長径の加重平均により求めた。
ポリエステルエラストマーとオレフィン系樹脂の混合物を溶融した後、Tダイを用いて層状に押出した際の溶融樹脂膜の巾変動、端部の安定性(耳ゆれ)を評価した。樹脂膜の巾の変動、耳ゆれがなく安定している場合(○の場合)、実用性ありと評価した。
○:良好
×:両端部が激しくゆれ、溶融樹脂膜の巾が変動する。
積層体から離形したポリエステル系フィルム(不織布との積層体の場合はそのままで)を用い、JIS Z0208の塩化カルシウム法に準拠し、40℃、90%RHの下で測定した。
投入口、温度計、圧力計および精留塔付留出管、撹拌翼を備えた反応装置にジメチルテレフタレート197重量部、テトラメチレンオキサイドとエチレンオキサイドのランダム共重合体(日本油脂社製、商品名:DC−3000)1006重量部、フェノール系酸化防止剤(日本チバガイギー社製、商品名:イルガノックス1330)2.4重量部、テトラブチルチタネート1.2重量部を仕込み、室温から200℃まで昇温してエステル交換を行った。ついで、重合缶内を減圧しながら昇温した後、245℃・1hPa以下にして初期縮合反応を行った。さらに245℃・1hPa以下にして重合反応を行い、ペレット状のポリエステルエラストマー(還元粘度:2.53dl/g)を得た。
(イ)低密度ポリエチレン[LDPE]:(住友化学社製、商品名:スミカセンG401)、官能基量:0当量/トン。
(ロ)エチレン−アクリル酸共重合体[EAA]:(ダウ・ケミカル社製、商品名:プリマコール3440)、官能基量:1389当量/トン。
(ハ)エチレン−エチルアクリレート共重合体[EEA](三井デュポンポリケミカル社製、商品名:エバフレックスA712)、官能基量:1300当量/トン。
(ニ)エチレン−メチルアクリレート共重合体[EMA]:(イーストマンケミカル社、商品名:EMAC2260)、官能基量:2790当量/トン。
(ホ)エチレン−メタクリル酸共重合体[EMAA](三井デュポンポリケミカル社製、商品名:ニュクレルN1108C)、官能基量:2246当量/トン。
(ヘ)スチレン−エチレン/ブチレン−スチレンブロック共重合体[SEBS、S/EB比=30/70](旭化成社製、:タフテックM1913)、官能基量:0当量/トン。
(ト)エチレン−1−ブテン共重合体[EBM]:(日本合成ゴム社製、商品名:EBM2041P)、官能基量:0当量/トン。
(チ)ポリプロピレン[PP](住友化学社製、商品名:ノーブレンFS2011DG2)、官能基量:0当量/トン。
ポリエステルエラストマー/EAA=94/6(重量%)の混合物にペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート(日本チバガイギー社製、商品名:イルガノックス1010)0.3重量部、ジラウリルチオプロピオネート(白石カルシウム社製、商品名:シーノックスDL)0.3重量部、2−(2'−ヒドロキシ−3',5'−ジ−第3ブチル−フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(白石カルシウム社製、商品名:シーソープ705)0.5重量部を添加した混合物を220℃で2軸ベント式押出機を用いて予備混練してペレット状混合物を得た。ついで、真空下で加熱乾燥したペレット状混合物を220℃で単軸押出機を用いて溶融させた後、60cm巾のTダイ(リップギャップ:0.8mm)からエアーギャップ15cmの条件で25℃の冷却ロールと圧着ロール(シリコンゴムロール)間を80m/分の高速で走行する60μmの未延伸ポリプロピレンフィルム上に層状に押出して積層体(ポリエステル系フィルムの厚み:30μm)を得た。
なお、Tダイからの溶融押出しされた溶融樹脂膜はサージングが認められなかった。また、得られた積層体から剥離させて得たポリエステル系フィルムの透湿性は、5400g/m2・日であり、オレフィン系樹脂の分散粒子径は0.5μmであった。これらの結果を表1に示した。
ポリエステルエラストマー/LDPE/EAA=94/3/3(重量%)の混合物を用いた以外は実施例1と同様にして積層体(ポリエステル系フィルムの厚み:30μm)を得た。
溶融樹脂膜の製膜性、得られたポリエステル系フィルムの評価結果を表1に示した。
ポリエステルエラストマー/LDPE/EAA=88/9/3(重量%)の混合物を用いた以外は実施例1と同様にして積層体(ポリエステル系フィルムの厚み:30μm)を得た。
溶融樹脂膜の製膜性、得られたポリエステル系フィルムの評価結果を表1に示した。
[実施例4]
ポリエステルエラストマー/LDPE/EAA=88/6/6(重量%)の混合物を用いた以外は実施例1と同様にして積層体(ポリエステル系フィルムの厚み:30μm)を得た。
溶融樹脂膜の製膜性、得られたポリエステル系フィルムの評価結果を表1に示した。
ポリエステルエラストマー/EEA=94/6(重量%)の混合物を用いた以外は実施例1と同様にして積層体(ポリエステル系フィルムの厚み:30μm)を得た。
溶融樹脂膜の製膜性、得られたポリエステル系フィルムの評価結果を表1に示した。
ポリエステルエラストマー/LDPE/EEA=94/3/3(重量%)の混合物を用いた以外は実施例1と同様にして積層体(ポリエステル系フィルムの厚み:30μm)を得た。
溶融樹脂膜の製膜性、得られたポリエステル系フィルムの評価結果を表1に示した。
ポリエステルエラストマー/LDPE/EMAA=94/3/3(重量%)の混合物を用いた以外は実施例1と同様にして積層体(ポリエステル系フィルムの厚み:30μm)を得た。
溶融樹脂膜の製膜性、得られたポリエステル系フィルムの評価結果を表1に示した。
ポリエステルエラストマー/LDPE/EMA=94/3/3(重量%)の混合物を用いた以外は実施例1と同様にして積層体(ポリエステル系フィルムの厚み:30μm)を得た。
溶融樹脂膜の製膜性、得られたポリエステル系フィルムの評価結果を表1に示した。
[実施例9]
ポリエステルエラストマー/EBM/EAA=94/3/3(重量%)の混合物を用いた以外は実施例1と同様にして積層体(ポリエステル系フィルムの厚み:30μm)を得た。
溶融樹脂膜の製膜性、得られたポリエステル系フィルムの評価結果を表1に示した。
60μmの未延伸ポリプロピレンフィルムの代わりにスパンボンド法によるポリエチレンテレフタレート不織布(東洋紡績社製、6301A(目付:30g/m2))を用いた以外は実施例1と同様にして積層体(ポリエステル系フィルムの厚み:30μm)を得た。
溶融樹脂膜の製膜性、得られたポリエステル系フィルム積層体の評価結果を表1に示した。
実施例1の混合物の代わりにポリエステルエラストマー単体を用いた以外は実施例1と同様にして積層体を得ようとしたが、溶融樹脂膜の両端部が激しくゆれ、溶融樹脂膜の巾変動が大きく、安定した押出ラミネートができなかった。そこで、走行速度を25m/分で押出ラミネートして積層体(ポリエステル系フィルムの厚み:30μm)を得た。走行速度を25m/分では、溶融樹脂膜の両端部がややゆれていた。すなわち、高速でのTダイからの溶融押出し性が劣るものであった。
溶融樹脂膜の製膜性、得られたポリエステル系フィルムの評価結果を表2に示した。
ポリエステルエラストマー/LDPE/EAA=70/15/15(重量%)の混合物を用いた以外は実施例1と同様にして積層体(ポリエステル系フィルムの厚み:30μm)を得た。
溶融樹脂膜の製膜性、得られたポリエステル系フィルムの評価結果を表2に示した。
ポリエステルエラストマー/EMA=94/6(重量%)の混合物を用いた以外は実施例1と同様にして積層体(ポリエステル系フィルムの厚み:30μm)を得た。
溶融樹脂膜の製膜性、得られたポリエステル系フィルムの評価結果を表2に示した。
ポリエステルエラストマー/SEBS=94/6(重量%)の混合物を用いた以外は実施例1と同様にして積層体(ポリエステル系フィルムの厚み:30μm)を得た。但し、溶融樹脂膜の両端部がややゆれていた。すなわち、高速でのTダイからの溶融押出し性が劣るものであった。
溶融樹脂膜の製膜性、得られたポリエステル系フィルムの評価結果を表2に示した。
ポリエステルエラストマー/PP=94/6(重量%)の混合物を用いた以外は実施例1と同様にして積層体を得ようとしたが、溶融樹脂膜の両端部が激しくゆれ、溶融樹脂膜の巾変動が大きく、安定した押出しラミネートができなかった。そこで、走行速度を25m/分で押出ラミネートして積層体(ポリエステル系フィルムの厚み:30μm)を得た。走行速度を25m/分では、溶融樹脂膜の両端部がややゆれていた。すなわち、高速でのTダイからの溶融押出し性が劣るものであった。
溶融樹脂膜の製膜性、得られたポリエステル系フィルムの評価結果を表2に示した。
Claims (4)
- 芳香族ジカルボン酸を主体とする酸成分とグリコール成分としてランダム共重合ポリエーテルグリコール成分を有するポリエステルエラストマーとオレフィン系樹脂とが75/25〜99/1(重量%)の比率で混合されてなり、前記オレフィン系樹脂が、ポリエステル系フィルム中に微分散しており、分散粒子の平均径が0.2〜8μmである高透湿性ポリエステル系フィルムであって、該オレフィン系樹脂中の官能基濃度が200〜2000当量/トンである高透湿性ポリエステル系フィルムと編織物、不織布、紙、抄造シート、フィルムのいずれかが積層されてなることを特徴とする積層体。
- 前記オレフィン系樹脂が、少なくとも1種以上の炭素数2〜6のα−オレフィンとエチレン結合形成性α,β−不飽和カルボン酸またはそのエステル形成性誘導体を主たる構成単位とする共重合体、あるいはそれを含む他のポリマーとの混合体である請求項1に記載の積層体。
- 前記オレフィン系樹脂が、(A)少なくとも1種以上の炭素数2〜6のα−オレフィンを主たる構成単位とする重合体と(B)少なくとも1種以上の炭素数2〜6のα−オレフィンとエチレン結合形成性α,β−不飽和カルボン酸またはそのエステル形成性誘導体を主たる構成単位とする共重合体からなる請求項1〜2に記載の積層体。
- 請求項1〜3に記載の積層体から、シート状基材を剥離することを特徴とする高透湿性ポリエステル系フィルムの使用方法。
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