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JP4518640B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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JP4518640B2
JP4518640B2 JP2000217668A JP2000217668A JP4518640B2 JP 4518640 B2 JP4518640 B2 JP 4518640B2 JP 2000217668 A JP2000217668 A JP 2000217668A JP 2000217668 A JP2000217668 A JP 2000217668A JP 4518640 B2 JP4518640 B2 JP 4518640B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は空気入りタイヤに係り、特にオンロード性能、パターンノイズを向上させ、オフロード、雪上性能と両立させることのできるブロックパターンを有する空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
乗用及び4輪駆動車用のタイヤにおいては、オフロードでの走行性向上のため、図4に示すように、トレッド100には縦、横共にエッジ成分を稼ぐため周方向へジグザグ状に延びる周方向溝102を基本的に有し、それらのジグザグの頂点または辺よりタイヤ軸方向に延びる横溝104を有したブロックパターン構成が一般的に採用されている。
【0003】
さらにこのトレッドパターンを詳細に説明すると、トレッド100には、一対の周方向溝102の間に、タイヤ赤道面CLに対して平行とされ、一定幅で直線状に形成された周方向溝106を一対備えている。
【0004】
一対の周方向溝106で挟まれる区域には、タイヤ周方向に対して傾斜する横溝108がタイヤ周方向に多数形成されて、複数のセンターブロック110を区画している。
【0005】
このセンターブロック110には、横溝108とは反対方向に傾斜する幅狭の副溝112が形成され、2つのサブブロックを形成している。なお、センターブロック110には、サイプ113が複数形成されている。
【0006】
周方向溝102と周方向溝106で挟まれる区域には、セカンドブロック114が多数形成されており、このセカンドブロック114には横溝104と同方向に傾斜する幅狭の副溝116が形成され、2つのサブブロックを形成している。なお、セカンドブロック114には、サイプ118が複数形成されている。
【0007】
周方向溝102のタイヤ幅方向外側には、ショルダーブロック120が多数形成されている。ショルダーブロック120には、横溝104と同方向に傾斜する副溝122及び複数のサイプ124が形成されている。
【0008】
なお、横溝108及び左右両側の横溝104は、共に右上がりに傾斜している。また、センターブロック110、セカンドブロック114及びショルダーブロック120は、隣接するブロック同士では互いにタイヤ周方向に位相差を設けて配置されている。
【0009】
なお、図中幅Wは接地幅を示している。
【0010】
この空気入りタイヤでは、オンロードでの走行性能を向上するために、ネガティブ率を45%以下にすることにより接地面を確保すること及びブロックを大きくすることで剛性を大きくし性能を保っていた。
【0011】
ノイズに関しては、それぞれのブロックの位相をずらすことで保っていた。
【0012】
なお、トレッド100の踏面部を、周方向溝102のタイヤ赤道面CL側の中央区域と、その両側に位置する両側区域とに分けたとき、中央区域と両側区域のブロックのピッチ個数比は1:1に設定されていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、車両がますますハイパワー化してくる中で、さらに高次元で、オンロード、オフロード性能を両立することが必要となってきた。
【0014】
通常、オフロード、スノー性能を確保するために、縦横のエッジ成分(サイプ等を増し)をトレッド内に多数配置する。
【0015】
しかしながら、ブロック内のエッジ成分を増加させると、ブロック剛性の低下を招き、オンロード性の悪化につながる。
【0016】
このため、通常では、剛性の低下を防ぐためブロックを大きく設定するが、踏面両側区域のブロックを大きくすると、パターンノイズが著しく悪化する問題がある。
【0017】
本発明は、上記事実を考慮して、オンロード性能、パターンノイズを向上させ、オフロード、雪上性能と両立させることのできる空気入りタイヤを提供することが目的である。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、トレッドの一方のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面側へ接地幅の10〜40%の領域内とトレッドの他方のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面側へ接地幅の10〜40%の領域内とに各々タイヤ周方向に沿って延びる周方向溝を備え、前記一対の周方向溝間を中央区域、前記一対の周方向溝のタイヤ幅方向外側を両側区域としたときに、前記中央区域及び前記両側区域はタイヤ軸方向に延びる複数本の横溝により少なくとも一つのブロック列が実質上区画された空気入りタイヤであって、前記中央区域は、センターブロック列と、前記センターブロック列のタイヤ幅方向両側に設けられるセカンドブロック列の3個のブロック列を備え、前記中央区域に形成されたブロックは、前記両側区域に形成されたブロックよりもタイヤ周方向寸法が大きく、前記中央区域のブロック列と前記両側区域のブロック列のブロック個数比が、5:9〜5:6の範囲内に設定されており、前記センターブロック列のブロックは、タイヤ幅方向外側にタイヤ幅方向中央側よりも幅狭の端部を有し、タイヤ周方向から見て、前記端部は前記セカンドブロック列のブロックのタイヤ幅方向内側の端部側とオーバーラップしていることを特徴としている。
【0019】
次に、請求項1に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0020】
請求項1に記載の空気入りタイヤでは、
(1) トレッドに一対の周方向溝を設けたので、ウエット時でのハイドロプレーニング性能、雪上での横すべり性能、及び直進安定性等を確保することができる。
(2) トレッドを中央区域、両側区域の少なくとも3つの領域に分断することでパターンノイズ性の向上を狙ったブロックの位相ずらし(タイヤ周方向)を周方向溝の両側で自由に行うことができる。
(3) 各区域は、横溝で分断されて複数のブロックを形成しているので、四輪駆動用のタイヤとしての基本性能(悪路走行、氷雪上走行等)を確保することができる。
(4) 中央区域のブロックを両側区域のブロックに比較してタイヤ周方向に長く設定したので、オンロード(ドライ及びウエット)路面で必要な、ブロック中央区域の剛性を確保することができる。通常、雪上性能確保のため、ブロック中央区域には多数のサイプを配置し、周方向の剛性が低下しオンロード性能は悪化するが、これを抑制、防止することができる。
(5) 中央区域と両側区域のブロック個数比を5:9〜5:6に設定することで、中央区域のブロックの周方向寸法を大きく設定可能で、オンロードでの走行性能を高めることができる。また、両側区域のブロックは、従来と同等またはそれ以下の周方向寸法に設定することができるので、ピッチノイズの向上につながる。また、乗り心地、偏摩耗にも効果がある。
【0021】
なお、乗用車用タイヤでは、中央区域と両側区域のブロック個数比を1:2に設定することがあるが、中央区域のブロックと両側区域のブロックのブロック剛性差が大きくなりすぎ、車両重量の重いオフロード四輪駆動車では、片落ち摩耗などの偏摩耗を生ずる懸念があるため望ましくない。
【0022】
また、トレッドのタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面側へ接地幅の10%未満の領域に周方向溝を設けると、ショルダー側の陸部の幅が狭くなり過ぎ、ショルダー側の陸部の剛性が不足する等の問題が生じる。
【0023】
一方、トレッドのタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面側へ接地幅の40%を越える領域に周方向溝を設けると、タイヤ赤道面側の陸部の幅が狭くなり過ぎ、タイヤ赤道面側の陸部の剛性が不足する等の問題が生じる。
【0024】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の空気入りタイヤにおいて、前記中央区域のブロック列と前記両側区域のブロック列のブロック個数比が、2:3に設定されていることを特徴としている。
【0025】
次に、請求項2に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0026】
請求項2に記載の空気入りタイヤでは、中央区域のブロック列と両側区域のブロック列のブロック個数比を2:3に設定したので、ピッチノイズ、乗り心地、偏摩耗に対して特に効果がある。
【0027】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記中央区域の横溝及び前記両側区域の横溝は、タイヤ周方向に位相差が設けられ、前記両側区域の横溝は、前記中央区域の横溝よりもタイヤ周方向に対する角度が大きく設定されていることを特徴としている。
【0028】
次に、請求項3に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0029】
中央区域の横溝と両側区域の横溝は、タイヤ周方向に位相差が設けられているので、パターンノイズ性を向上すること(特定の回転数で周波数分布に大きなピークを持たないこと)ができる。
【0030】
また、中央区域と両側区域では、タイヤ周方向のブロック数の違いもあるので、位相ずらしの効果が更に大きくなる。
【0031】
また、ブロックパターンのタイヤでは、ショルダー側のブロックに偏摩耗を生じやすい問題があるが、請求項3に記載の空気入りタイヤでは、両側区域の横溝のタイヤ周方向に対する角度を中央区域の横溝のタイヤ周方向に対する角度よりも大きく設定したので、両側区域に形成されたブロックのブロック端(鋭角側部分)の剛性を確保し、偏摩耗性の低下が防止される。
【0032】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記セカンドブロック列のブロックは、前記周方向溝とタイヤ周方向に対する角度が大きい横溝と小さい横溝とによって区画されると共に、互いにタイヤ赤道面上の一点を対称点に点対称形状であり、かつ互いに対向する辺の形状がタイヤ赤道面側へ向けて凸となる曲線形状であることを特徴としている。
【0033】
次に、請求項4に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0034】
中央区域を3列のブロック列とした場合、タイヤ赤道面上にブロックを配列でき、オンロード走行性能(オンロードのフィーリング、剛性感)が向上する。
【0035】
また、中央区域において、横溝が増化するので、雪上でのトラクション、ブレーキ性能を高めることができる。
【0036】
また、タイヤ幅方向両側のセカンドブロック列のブロックが、互いにタイヤ赤道面上の一点を対称点に点対称形状であるので、タイヤの装着方向に対しての制限を無くすことができ、例えば、偏摩耗防止のためのタイヤローテーションが行い易くなる。
【0037】
さらに、タイヤ幅方向両側のブロック列のブロックは、周方向溝とタイヤ周方向に対する角度が大きい横溝と小さい横溝とによって区画されているため、その形状は略3角形となる。
【0038】
同じ周方向長さで比較したときに、各辺の形状が直線の場合、三角形のブロックは四角形のブロックに対して体積が小さくなり、ブロック剛性の低下が懸念される。
【0039】
しかしながら、請求項4に記載の空気入りタイヤでは、ブロックの互いに対向する辺の形状をタイヤ赤道面側へ向けて凸となる曲線形状としたので、ブロックの体積を確保し、ブロック剛性を確保することができる。
【0040】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の空気入りタイヤにおいて、前記中央区域に設けられる3個のブロック列は、タイヤ幅方向に隣接するブロック間でタイヤ周方向に位相差が設けられていることを特徴としている。
【0041】
次に、請求項5に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0042】
中央区域を3列のブロック列とした場合、この3列のブロックにおいて、タイヤ幅方向に隣接するブロック間でタイヤ周方向に位相差を設けると、ピッチノイズに対して更に効果的となる。
【0043】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記中央区域に形成されるブロックは、前記中央区域の横溝よりも幅狭の副溝により、少なくとも3個以上のサブブロックに分割されていることを特徴としている。
【0044】
次に、請求項6に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0045】
中央区域に形成されるブロックを、中央区域の横溝よりも幅狭の副溝により少なくとも3個以上のサブブロックに分割することで、ブロック個数を少なくすることで剛性が高くなった中央区域のブロック剛性を適正化でき、オンロード性能とオフロード性能をバランスさせることができる。
【0046】
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記一対の周方向溝は、タイヤ周方向に対して平行に延びる直線溝からなり、溝幅が、前記周方向溝に隣接する両ブロックの内の少なくとも何れか一方のブロックの周方向ピッチ長さ内で異なることを特徴としている。
【0047】
次に、請求項7に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0048】
請求項7に記載の空気入りタイヤでは、一対の周方向溝をタイヤ周方向に対して平行に延びる直線溝としたので、ジグザグ状の溝に比較してハイドロプレーニング性に対して有利となる。
【0049】
ここで、直線溝の溝幅を、周方向溝に隣接する両ブロックの内の少なくとも何れか一方のブロックの周方向ピッチ長さ内で異ならせると、タイヤ軸方向エッジ成分が増加し、雪上、オフロード性能を高めることができる。
【0050】
なお、直線溝の溝幅は、滑らかに変化させるよりも、幅狭部分と幅広部分との間で急激な溝幅変化、例えば、段部を設ける(タイヤ軸方向に延びるエッジを設ける)ことが好ましい。
【0051】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
【0052】
図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ10のトレッド12には、タイヤ赤道面CLを挟んで両側に、一対の周方向溝14が設けられている。
【0053】
この周方向溝14は、タイヤ周方向に直線状に延び、タイヤ周方向に対して平行に設けられている。
【0054】
ここで、本実施形態では、以後、トレッド12の周方向溝14Lと周方向溝14Rとの間を中央区域、周方向溝14Lのタイヤ幅方向外側を左側区域、周方向溝14Rのタイヤ幅方向外側を右側区域、左側区域と右側区域とを合わせて両側区域と呼ぶことにする。
【0055】
なお、図中の符号Wは、接地幅を示している。ここで、接地幅とは、2000年度JATMA YEAR BOOKに従い、該空気入りタイヤ10を標準リムに装着し、適用サイズ・プライレーティングにおける最大負荷能力およびこれに対応する空気圧(最大空気圧)を基準としたときの路面と接地する部分のタイヤ幅方向の最大幅である。使用地又は製造地において、TRA規格、ETRTO規格が適用される場合は各々の規格に従う。
(両側区域)
左側区域12Lには、周方向溝14Lからタイヤ幅方向外側へ延び、タイヤ周方向に対して比較的大きな角度で傾斜(本実施形態では右上がり)する横溝16Lがタイヤ周方向に沿って複数設けられることにより、多数のショルダーブロック18Lが区画されている。
【0056】
ショルダーブロック18Lには、副溝20L及びサイプ22Lが形成されている。副溝20Lは、隣接する横溝16Lよりも幅狭(ショルダーブロック18Lが接地して圧縮された場合でも、溝幅を有して排水性を維持可能な幅)であり、周方向溝14Lからタイヤ幅方向外側へ延びている。なお、この副溝20Lは、ショルダーブロック18L内で終端している。
【0057】
一方、右側区域12Rには、周方向溝14Rからタイヤ幅方向外側へ延び、タイヤ周方向に対して比較的大きな角度で傾斜(本実施形態では右上がり)する横溝16Rがタイヤ周方向に沿って複数設けられることにより、多数のショルダーブロック18Rが区画されている。また、ショルダーブロック18Rには、副溝20R及びサイプ22Rが形成されている。副溝20Rは、隣接する横溝16Rよりも幅狭(ショルダーブロック18Rが接地して圧縮された場合でも、溝幅を有して排水性を維持可能な幅)であり、周方向溝14Rからタイヤ幅方向外側へ延びている。なお、この副溝20Rは、ショルダーブロック内で終端している。
(中央区域)
次に、中央区域には、周方向溝14Rからタイヤ赤道面CL側へ湾曲して延びる右下がりの横溝24L、横溝24Lと横溝24Lとの間に配置され同じく周方向溝14Rからタイヤ赤道面CL側へ略直線状に延びて前記横溝24Lと連結する右下がりの横溝26L、周方向溝14Rからタイヤ赤道面CL側へ延びる左上がりの横溝24R、横溝24Rと横溝24Rとの間に配置され同じく周方向溝14Rからタイヤ赤道面CL側へ略直線状に延びて前記横溝24Rと連結する左上がりの横溝26R、及び横溝24Lと横溝24Rとを連結する右上がりの横溝28が複数設けられている。
【0058】
中央区域は、これらの横溝24L、横溝24R、横溝26L、横溝26R及横溝28により、周方向溝14L側には複数のセカンドブロック30Lが、周方向溝14R側には複数のセカンドブロック30Rが、タイヤ赤道面CL上には複数のセンターブロック32が区画されている。
【0059】
横溝24L及び横溝24Rはタイヤ周方向に対する角度がタイヤ赤道面CL側からタイヤ幅方向外側へむけて徐々に大きくなるタイヤ赤道面CL側が凸となる略円弧状に湾曲しており、横溝24Lと横溝24Rとはタイヤ周方向に位相差を有して配置されている。これにより、セカンドブロック30Lとセカンドブロック30Rとは、タイヤ赤道面CL上の1点を対称点とした点対称形状となっている。
【0060】
本実施形態のセカンドブロック30L、30Rは、略扇状を呈している。
【0061】
セカンドブロック30Lには、隣接する横溝24Lよりも幅狭(セカンドブロック30Lが接地して圧縮された場合でも、溝幅を有して排水性を維持可能な幅)の副溝34L、副溝36L、副溝38Lが形成されている。
【0062】
副溝34Lは、周方向溝14Lからタイヤ赤道面CL側へ延び、隣接する横溝24L、26Lと同方向に傾斜している。なお、この副溝34Lは、ブロック内で終端している。
【0063】
また、副溝36L及び副溝38Lは、副溝34Lとは反対方向に傾斜すると共に副溝20Lと横溝24Lとを連結しており、これら副溝34L、副溝36L及び副溝38Lよりセカンドブロック30Lが3つのサブブロックに分割されている。
【0064】
なお、セカンドブロック30Lの各サブブロックには、各々サイプ40Lがされている。
【0065】
セカンドブロック30Rには、隣接する横溝24Rよりも幅狭(セカンドブロック30Rが接地して圧縮された場合でも、溝幅を有して排水性を維持可能な幅)の副溝34R、副溝36R、副溝38Rが形成されている。
【0066】
副溝34Rは、周方向溝14Rからタイヤ赤道面CL側へ延び、隣接する横溝24R、26Rと同方向に傾斜している。なお、この副溝34Rは、ブロック内で終端している。
【0067】
また、副溝36R及び副溝38Rは、副溝34Rとは反対方向に傾斜すると共に副溝20Rと横溝24Rとを連結しており、これら副溝34R、副溝36R及び副溝38Rによりセカンドブロック30Rが3つのサブブロックに分割されている。
【0068】
なお、セカンドブロック30Rの各サブブロックには、各々サイプ40Rが形成されている。
【0069】
センターブロック32は、2つの横溝24L、2つの横溝24R、2つの横溝28、横溝26L、横溝26Rにより区画されており、横溝24Lと横溝26Lとに挟まれる部分及び横溝24Rと横溝26Rとに挟まれる部分が、タイヤ幅方向外側へ向けて幅狭に形成されている。
【0070】
センターブロック32は、隣接する横溝28と同方向に傾斜し、かつ幅狭(センターブロック32が接地して圧縮された場合でも、溝幅を有して排水性を維持可能な幅)とされた副溝41が周方向中央部分に、その両側に同じく隣接する横溝28と同方向に傾斜し更に幅狭に設定された副溝42が形成されることにより、タイヤ周方向に3分割されている。また、センターブロック32の中央部分には、副溝41と反対方向に傾斜するサイプ44が形成されている。
【0071】
タイヤ周方向に沿って見たときに、セカンドブロック30Lのタイヤ赤道面CL側の端部付近とセンターブロック32のタイヤ幅方向左側の幅狭の端部付近、また、セカンドブロック30Rのタイヤ赤道面CL側の端部付近とセンターブロック32のタイヤ幅方向右側の幅狭の端部付近とは、タイヤ幅方向にオーバーラップしている。
【0072】
そして、セカンドブロック30L及びセカンドブロック30Rは、このオーバーラップ部分のタイヤ幅方向中間部分を通りタイヤ赤道面CLに対して平行に設けられた面取り開始線46からタイヤ赤道面CL側の部分に、図2に示すような面取り48が形成されている。
【0073】
面取り48は、面取り開始線46からタイヤ赤道面CL側へ向けて下がるように、本実施形態では踏面に立てた法線に対して一定角度θ1で傾斜している。
【0074】
一方センターブロック32には、タイヤ赤道面CLからのタイヤ幅方向距離を位置前述した面取り開始線46と同一距離に設定された面取り開始線50からタイヤ幅方向外側の部分に、図3に示すような面取り52が形成されている。
【0075】
この面取り52は、面取り開始線50からタイヤ幅方向外側へ向けて下がるように、本実施形態では一定角度θ2(なお、本実施形態では、θ2≒θ1であるが、θ2=θ1でも良い。)で傾斜している。
【0076】
なお、本実施形態では、中央区域のブロックと両側区域のブロックのピッチ個数比は2:3であるが、5:9〜5:6の範囲内に設定されていれば良い。
【0077】
また、本実施形態の周方向溝14Lは、ショルダーブロック18Lの周方向1ピッチ内で、幅広部分と幅狭部分とを有し、幅広部分と幅狭部分との境界部分に段部(タイヤ幅方向に延びるエッジ成分)を設けている。
【0078】
同様に、本実施形態の周方向溝14Rは、ショルダーブロック18Rの周方向1ピッチ内で、幅広部分と幅狭部分とを有し、幅広部分と幅狭部分との境界部分に段部(タイヤ幅方向に延びるエッジ成分)を設けている。
【0079】
なお、本実施形態では、周方向溝14L(幅方向中心線位置)は、トレッド12の図面左側のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面CL側へ接地幅Wの21%の領域内に設けられ、周方向溝14R(幅方向中心線位置)は、トレッド12の図面右側のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面CL側へ接地幅Wの21%の領域内に設けられているが、周方向溝14L及び周方向溝Rのタイヤ幅方向位置は、上記位置に限定されない。
【0080】
但し、周方向溝14Lは、トレッド12の図面左側のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面CL側へ接地幅Wの10〜40%の領域内に設け、周方向溝14Rは、トレッド12の図面右側のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面CL側へ接地幅Wの10〜40%の領域内に設けることが好ましい。
【0081】
例えば、周方向溝14L、14Rが、それぞれトレッド12のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面CL側へ接地幅Wの10%未満の領域に設けられていると、ショルダーブロック18Lの幅が狭くなり過ぎ、ショルダーブロック18Lのブロック剛性が不足する。一方、周方向溝14L、14Rが、トレッド12のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面CL側へ接地幅Wの40%を越える領域に設けられると、センターブロック32の幅が狭くなり過ぎ、センターブロック32の剛性が不足する。
(作用)
次に、本実施形態の空気入りタイヤ10の作用を説明する。
【0082】
(1) トレッド12に周方向溝14L及び周方向溝14Rを設けたので、ウエット時でのハイドロプレーニング性能、雪上での横すべり性能、及び直進安定性等を確保することができる。
(2) トレッド12を中央区域、両側区域の3つの領域に分断し、中央区域のブロックと両側区域のブロックの間でブロックの位相ずらしを行ったので、パターンノイズ性の向上が図られる。
(3) 各区域は、各々複数のブロックが形成されているので、四輪駆動用のタイヤとしての基本性能(悪路走行、氷雪上走行等)を確保することができる。
(4) 中央区域と両側区域のブロック個数比を2:3に設定し中央区域のセンターブロック32及びセカンドブロック30L、30Rのタイヤ周方向長さを、両側区域のショルダーブロック18L、18Rのタイヤ周方向長さに比較して長く設定したので、サイプ40,44を設けたにもかかわらず、オンロード(ドライ及びウエット)路面で必要な、ブロック中央区域の剛性を確保することができる。
(5) 中央区域と両側区域のブロック個数比を2:3に設定したので、両側区域のショルダーブロック18L、18Rは、従来と同等またはそれ以下の周方向寸法に設定することができ、ピッチノイズの向上につながり、また、乗り心地、偏摩耗にも効果がある。
(6) 中央区域のブロックと両側区域のブロックとは、タイヤ周方向に位相差が設けられているので、パターンノイズ性を向上することができる。また、中央区域と両側区域では、タイヤ周方向のブロック数の違いもあるので、位相ずらしの効果が更に大きくなる。
(7) 両側区域の横溝16L,16Rのタイヤ周方向に対する角度を中央区域の横溝24L、24R及び横溝26L、26Rのタイヤ周方向に対する角度よりも大きく設定したので、両側区域に形成されたショルダーブロック18L、18Rのブロック端(鋭角側部分)の剛性が確保され、偏摩耗性の低下が防止される。
(8) 中央区域を3列のブロック列とし、タイヤ赤道面上にセンターブロック32を配列したので、オンロード走行性能(オンロードのフィーリング、剛性感)が向上する。
【0083】
また、中央区域において、多数の横溝(24L、24R、26L、26R、28)が存在するので、雪上でのトラクション、ブレーキ性能を高めることができる。
(9) センターブロック32はタイヤ赤道面CL上の点を境に点対称形状であり、セカンドブロック30Lとセカンドブロック30Rは互いにタイヤ赤道面CL上の点を境に点対称形状であり、さらに、ショルダーブロック18Lとショルダーブロック18Rとは互いにタイヤ赤道面CL上の1点を対称点に点対称形状であるので、タイヤの装着方向に対しての制限を無くすことができ、例えば、偏摩耗防止のためのタイヤローテーションが行い易くなる。
(10) セカンドブロック30Lとセカンドブロック30Rは共に略三角形であるが、互いに対向する辺の形状をタイヤ赤道面CL側へ向けて凸となる略円弧形状としたので、セカンドブロック30Lの体積及びセカンドブロック30Rの体積が各々確保され、セカンドブロック30Lのブロック剛性及びセカンドブロック30Rのブロック剛性を確保することができる。
(11) 中央区域のセンターブロック32と、左側のセカンドブロック30Lと右側のセカンドブロック30Rとは隣接するブロック間でタイヤ周方向に位相差が設けられているので、ピッチノイズに対して更に効果的となる。
(12) 中央区域に形成されるセンターブロック32、セカンドブロック30L、セカンドブロック30Rを各々3個のサブブロックに分割したので、ブロック個数を少なくする(両側区域対比で)ことで剛性が高くなった中央区域のブロック剛性を適正化でき、オンロード性能とオフロード性能をバランスさせることができる。
(13) 一対の周方向溝14をタイヤ周方向に対して平行に延びる直線溝で構成したので、ジグザグ状の溝に比較して排水性に優れ、ハイドロプレーニング性に対して有利となる。
(14) 周方向溝14Lの溝幅をショルダーブロック18Lの周方向ピッチ長さ内で異ならせて段部を設け、同様に周方向溝14Rの溝幅をショルダーブロック18Rの周方向ピッチ長さ内で異ならせて段部を設けたので、タイヤ軸方向エッジ成分が増加し、雪上、オフロード性能を高めることができる。
【0084】
なお、本発明では、上記実施形態のようにトレッド12に設ける周方向溝の数を4本に限定しないが、前述したようにタイヤ赤道面CL上にブロック列を設けることが好ましい。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の空気入りタイヤは上記の構成としたので、オンロード性能、パターンノイズを向上させ、オフロード、雪上性能と両立させることができる。
【0086】
請求項2に記載の空気入りタイヤは上記の構成としたので、ピッチノイズ、乗り心地、偏摩耗に対して特に効果がある。
【0087】
請求項3に記載の空気入りタイヤは上記の構成としたので、パターンノイズ性を向上することができ、位相ずらしの効果を更に大きくできる。また、両側区域に形成されたブロックの偏摩耗性の低下を防止できる。
【0088】
請求項4に記載の空気入りタイヤは上記の構成としたので、オンロード走行性能(オンロードのフィーリング、剛性感)を向上することができる。中央区域において、横溝が増化するので、雪上でのトラクション、ブレーキ性能を高めることができる。偏摩耗防止のためのタイヤローテーションが行い易くなる。また、タイヤ幅方向両側のブロック列において、ブロックの体積を確保し、ブロック剛性を確保することができる。
【0089】
請求項5に記載の空気入りタイヤは上記の構成としたので、ピッチノイズに対して更に効果的となる。
【0090】
請求項6に記載の空気入りタイヤは上記の構成としたので、オンロード性能とオフロード性能をバランスさせることができる。
【0091】
請求項7に記載の空気入りタイヤは上記の構成としたので、ジグザグ状の溝に比較してハイドロプレーニング性に対して有利となる。また、タイヤ軸方向エッジ成分が増加するので、雪上、オフロード性能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドの平面図である。
【図2】 セカンドブロックのタイヤ回転軸に沿った断面図である。
【図3】 センターブロックのタイヤ回転軸に沿った断面図である。
【図4】 従来の空気入りタイヤのトレッドの平面図である。
【符号の説明】
10 空気入りタイヤ
12 トレッド
14L 周方向溝
14R 周方向溝
18L ショルダーブロック
18R ショルダーブロック
24L 横溝
24R 横溝
28 横溝
30L セカンドブロック
30R セカンドロック
32 センターブロック
34L 副溝
34R 副溝
36L 副溝
36R 副溝
38L 副溝
38R 副溝
40 副溝
42 副溝

Claims (7)

  1. トレッドの一方のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面側へ接地幅の10〜40%の領域内とトレッドの他方のタイヤ幅方向接地端からタイヤ赤道面側へ接地幅の10〜40%の領域内とに各々タイヤ周方向に沿って延びる周方向溝を備え、前記一対の周方向溝間を中央区域、前記一対の周方向溝のタイヤ幅方向外側を両側区域としたときに、前記中央区域及び前記両側区域はタイヤ軸方向に延びる複数本の横溝により少なくとも一つのブロック列が実質上区画された空気入りタイヤであって、
    前記中央区域は、センターブロック列と、前記センターブロック列のタイヤ幅方向両側に設けられるセカンドブロック列の3個のブロック列を備え、
    前記中央区域に形成されたブロックは、前記両側区域に形成されたブロックよりもタイヤ周方向寸法が大きく、
    前記中央区域のブロック列と前記両側区域のブロック列のブロック個数比が、5:9〜5:6の範囲内に設定されており、
    前記センターブロック列のブロックは、タイヤ幅方向外側にタイヤ幅方向中央側よりも幅狭の端部を有し、タイヤ周方向から見て、前記端部は前記セカンドブロック列のブロックのタイヤ幅方向内側の端部側とオーバーラップしていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記中央区域のブロック列と前記両側区域のブロック列のブロック個数比が、2:3に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記中央区域の横溝及び前記両側区域の横溝は、タイヤ周方向に位相差が設けられ、
    前記両側区域の横溝は、前記中央区域の横溝よりもタイヤ周方向に対する角度が大きく設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記セカンドブロック列のブロックは、前記周方向溝とタイヤ周方向に対する角度が大きい横溝と小さい横溝とによって区画されると共に、互いにタイヤ赤道面上の一点を対称点に点対称形状であり、かつ互いに対向する辺の形状がタイヤ赤道面側へ向けて凸となる曲線形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記中央区域に設けられる3個のブロック列は、タイヤ幅方向に隣接するブロック間でタイヤ周方向に位相差が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記中央区域に形成されるブロックは、前記中央区域の横溝よりも幅狭の副溝により、少なくとも3個以上のサブブロックに分割されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記一対の周方向溝は、タイヤ周方向に対して平行に延びる直線溝からなり、溝幅が、前記周方向溝に隣接する両ブロックの内の少なくとも何れか一方のブロックの周方向ピッチ長さ内で異なることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
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