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JPH10278511A - 乗用車用高性能空気入りラジアル・タイヤ - Google Patents

乗用車用高性能空気入りラジアル・タイヤ

Info

Publication number
JPH10278511A
JPH10278511A JP9088343A JP8834397A JPH10278511A JP H10278511 A JPH10278511 A JP H10278511A JP 9088343 A JP9088343 A JP 9088343A JP 8834397 A JP8834397 A JP 8834397A JP H10278511 A JPH10278511 A JP H10278511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circumferential
central
tread
tire
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9088343A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Hayashi
一夫 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP9088343A priority Critical patent/JPH10278511A/ja
Publication of JPH10278511A publication Critical patent/JPH10278511A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】排水性能や耐ハイドロプレーニング性能、乾燥
した路面での操縦安定性能、騒音性能および耐偏摩耗性
能などを低下することなく、ブレーキング性能およびト
ラクション性能を備えた乗用車用空気入りラジアル・タ
イヤを提供する。 【解決手段】中央周方向リブ1と、中央周方向溝2と、
中央ブロック列3と、両側周方向溝4と、両側ブロック
列5とを備えた空気入りタイヤにおいて、中央ブロック
列は、周長の2乃至4%の周方向長さを有するブロック
で形成され、両側ブロック列は、周長の1乃至2%の周
方向長さを有するブロックで形成され、中央周方向溝
は、溝の中心線がトレッド幅の15乃至25%のトレッ
ド中央領域に配置され、両側周方向溝は、溝の中心線が
トレッド幅の65乃至80%のトレッド両側領域に配置
されていることを特徴とする、アスペクト・レシオが5
5%以下の乗用車用高性能空気入りラジアル・タイヤ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気入りタイヤに関する
もので、特に、トレッド中央部に配置されタイヤ周方向
に延びる中央周方向リブと、該中央周方向リブの両側に
隣接して周方向に延びる左右1対の中央周方向溝と、該
中央周方向溝の外側に隣接して周方向に延びる左右1対
の中央ブロック列と、該中央ブロック列の外側に隣接し
て周方向に延びる左右1対の両側周方向溝と、該両側周
方向溝の外側に隣接して周方向に延びる左右1対の両側
ブロック列とを備えた、アスペクト・レシオが55%以
下の乗用車用高性能空気入りラジアル・タイヤに関する
ものである。
【0002】本明細書において、「方向性傾斜溝」と
は、周方向に対して傾斜して延びる溝であって、溝の傾
斜して延びる部分のタイヤ赤道面に近い側が先に接地し
て、赤道面に遠い側が後に接地するように車両に装着す
る際のタイヤの回転(正転)方向が指定されている、い
わゆる方向性トレッド・パターンが形成される溝を意味
し、「アスペクト・レシオ」とは、偏平率とも言われ、
タイヤの断面幅に対するタイヤの断面高さの比であり、
「ネガティブ率」とは、見かけのトレッド接地面積全体
のうち、溝などがあって実際には接地していない部分の
面積が占める割合を意味し、「モジュラス」とはゴム工
業に特有の用語で、弾性モジュラスの略語であって、ゴ
ム試験片を一定の伸びに引っ張ったときの張力を変形前
の断面積で割った量をいい、例えば300%モジュラス
とは300%引っ張り応力を指す。モジュラスに関する
詳細はJIS K 6301参照。
【0003】
【従来の技術】高運動性乗用車用空気入りラジアル・タ
イヤには、濡れた路面を走行したときの排水性能や耐ハ
イドロプレーニング性能、乾燥した路面での操縦安定性
能、タイヤ騒音性能および耐偏摩耗性能などの諸性能を
低下することなく、高度のブレーキング性能およびトラ
クション性能を備えていることが要求される。しかしな
がら、これらのタイヤ性能はトレッド・パターンを設計
するうえで互いに相反する要求性能であって、いずれに
おいても優れた性能を備えたタイヤを提供することは、
従来、極めて困難であった。例えば、左右1対の中央ブ
ロック列と左右1対の両側ブロック列とを備えた従来の
空気入りラジアル・タイヤでは、タイヤ騒音性能および
耐偏摩耗性能の観点から、中央ブロック列を形成するブ
ロックの周方向長さは両側ブロック列を形成するブロッ
クの周方向長さとほぼ同程度に設定されていた。その結
果、高度のブレーキング性能およびトラクション性能を
タイヤに付与しようとすると、中央ブロック列を形成す
るブロックの周方向長さが不足し、トレッド・パターン
設計の限界となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような従来技術の不具合を解消して、濡れた路面を走
行したときの排水性能や耐ハイドロプレーニング性能、
乾燥した路面での操縦安定性能、タイヤ騒音性能および
耐偏摩耗性能などの諸性能を低下することなく、高度の
ブレーキング性能およびトラクション性能を備えた高運
動性乗用車用空気入りラジアル・タイヤを提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のタイヤは、トレッド中央部に配置されタイ
ヤ周方向に延びる中央周方向リブと、該中央周方向リブ
の両側に隣接して周方向に延びる左右1対の中央周方向
溝と、該中央周方向溝の外側に隣接して周方向に延びる
左右1対の中央ブロック列と、該中央ブロック列の外側
に隣接して周方向に延びる左右1対の両側周方向溝と、
該両側周方向溝の外側に隣接して周方向に延びる左右1
対の両側ブロック列とを備えた空気入りタイヤにおい
て、(1)該中央ブロック列は、周長の2乃至4%の周
方向長さを有するブロックで形成され、(2)該両側ブ
ロック列は、周長の1乃至2%の周方向長さを有するブ
ロックで形成され、(3)該中央周方向溝は、溝の中心
線がトレッド幅の15乃至25%のトレッド中央領域に
位置するように配置され、(4)該両側周方向溝は、溝
の中心線がトレッド幅の65乃至80%のトレッド両側
領域に位置するように配置されていることを特徴とす
る、アスペクト・レシオが55%以下の乗用車用高性能
空気入りラジアル・タイヤである。
【0006】上記目的を達成するために、本発明の空気
入りタイヤでは、該中央ブロック列は、周方向に傾斜し
た方向に延びる多数の方向性傾斜溝によって形成され、
該方向性傾斜溝の溝が延びる部分のタイヤ赤道面に近い
側が先に接地して、赤道面に遠い側が後に接地するよう
に車両に装着する際のタイヤの回転方向が指定されてい
る方向性トレッド・パターンを備えていることが好まし
い。
【0007】上記目的を達成するために、本発明の空気
入りタイヤでは、ネガティブ率が28乃至40%である
ことが好ましい。
【0008】上記目的を達成するために、本発明の空気
入りタイヤでは、該中央周方向リブが形成されるトレッ
ド中央部には、ポリマー100部に対しオイル40乃至
60部およびSAF級カーボンブラック40乃至60部
が配合され、動的貯蔵弾性率(E’)が150ないし1
70で300%モジュラスが12乃至15のゴムが配置
され、該中央周方向リブ以外のトレッドには、ポリマー
100部に対しオイル50乃至70部およびISAF級
カーボンブラック55乃至75部が配合され、動的貯蔵
弾性率(E’)が100ないし120で300%モジュ
ラスが7乃至10のゴムが配置されていることが好まし
い。
【0009】本発明の空気入りタイヤは上記のような構
成であり、特に、トレッド中央部にタイヤ周方向に延び
る中央周方向リブが配置されされているので、中立付近
微少舵のしっかり感が得られる。本発明の空気入りタイ
ヤは上記のような構成であり、特に、中央周方向溝は溝
の中心線がトレッド幅の15乃至25%のトレッド中央
領域に位置するように配置され、両側周方向溝は溝の中
心線がトレッド幅の65乃至80%のトレッド両側領域
に位置するように配置されている。中央周方向溝がトレ
ッド幅の15%より内側のトレッド中央領域に位置する
ように配置されていると、中央周方向リブが狭くなりす
ぎるので、中立付近微少舵のしっかり感が得られにくく
なる。一方、中央周方向溝がトレッド幅の25%より外
側のトレッド中央領域に位置するように配置されている
と、中央周方向溝の接地荷重負担が大きくなりすぎてセ
ンター摩耗が顕著になる。両側周方向溝がトレッド幅の
65%より内側のトレッド両側領域に位置するように配
置されていると、中央ブロック列のタイヤ軸方向幅が狭
くなりすぎて、充分なコーナリング時の剛性が得られ
ず、一方、80%より外側のトレッド両側領域に位置す
るように配置されていると、中央ブロック列と両側ブロ
ック列の摩耗段差が大きくなって、ステップ・ダウン摩
耗とよばれる偏摩耗が顕著になる。
【0010】本発明の空気入りタイヤは上記のような構
成であり、特に、両側ブロック列は従来と同様に周長の
1乃至2%の周方向長さを有するブロックで形成されて
いるが、中央ブロック列は周長の2乃至4%の周方向長
さを有するブロックで形成されているので、ブレーキン
グ方向およびトラクション方向のブロック剛性が大き
く、ブレーキング・フォースおよびトラクション・フォ
ースが作用したときのブロックねじれが少なく、有効に
力を路面に伝達することができ、高度のブレーキング性
能およびトラクション性能を備えた高運動性乗用車用空
気入りラジアル・タイヤを提供することが可能となる。
本発明の空気入りタイヤは上記のような構成であり、特
に、両側ブロック列は従来のタイヤと同様に周長の1乃
至2%の周方向長さを有するブロックで形成されている
ので、ヒールアンドトー摩耗に代表される耐偏摩耗性能
およびタイヤ騒音性能は従来タイヤとほぼ同等のレベル
を確保することができる。
【0011】本発明の空気入りタイヤは上記のような構
成であり、特に、中央ブロック列は周方向に傾斜した方
向に延びる多数の方向性傾斜溝によって形成され、方向
性傾斜溝の溝が延びる部分のタイヤ赤道面に近い側が先
に接地して、赤道面に遠い側が後に接地するように車両
に装着する際のタイヤの回転方向が指定されている方向
性トレッド・パターンを備えているので、濡れた路面を
走行したときにトレッド中央部近傍からトレッド両端に
向けて効率よく排水されるので、濡れた路面を走行した
ときの排水性能や耐ハイドロプレーニング性能の優れた
タイヤが得られる。本発明の空気入りタイヤは上記のよ
うな構成であり、特に、ネガティブ率が28乃至40%
であるが、ネガティブ率が28%より小さくなると溝の
ボリュームが不足し、一方、40%より大きくなると特
に中央ブロック列のブロック剛性が不足し、高度のブレ
ーキング性能およびトラクション性能が得られない。
【0012】本発明の空気入りタイヤは上記のような構
成であり、特に、中央周方向リブが形成されるトレッド
中央部には、ポリマー100部に対しオイル40乃至6
0部およびSAF級カーボンブラック40乃至60部が
配合され、動的貯蔵弾性率(E’)が150ないし17
0で300%モジュラスが12乃至15のゴムが配置さ
れ、中央周方向リブ以外のトレッドには、ポリマー10
0部に対しオイル50乃至70部およびISAF級カー
ボンブラック55乃至75部が配合され、動的貯蔵弾性
率(E’)が100ないし120で300%モジュラス
が7乃至10のゴムが配置されているので、乾燥した路
面での操縦安定性能および耐摩耗性能を低下することな
く、高度のブレーキング性能およびトラクション性能を
備えた高運動性乗用車用空気入りラジアル・タイヤが得
られる。ポリマー100部に対しオイル40部未満また
は60部超でSAF級カーボンブラック40部未満また
は60部超の配合では動的貯蔵弾性率(E’)が150
ないし170で300%モジュラスが12乃至15のゴ
ムが得られず、同様に、ポリマー100部に対しオイル
50部未満または70部超でISAF級カーボンブラッ
ク55部未満または75部超の配合では動的貯蔵弾性率
(E’)が100ないし120で300%モジュラスが
7乃至10のゴムが得られない。中央周方向リブが形成
されるトレッド中央部のゴムの動的貯蔵弾性率(E’)
が150より小さくなると耐摩耗メリットがなく、17
0より大きくなると乾燥した路面での操縦安定性能が悪
化する。中央周方向リブが形成されるトレッド中央部の
ゴムの300%モジュラスが12より小さくなると耐摩
耗メリットがなく、15より大きくなると乾燥した路面
でのグリップ力が低下し、操縦安定性能が悪化する。中
央周方向リブ以外のトレッド・ゴムについては、動的貯
蔵弾性率(E’)が100より小さくなると耐摩耗性能
が悪化し、120より大きくなると乾燥した路面での操
縦安定性能が悪化する。また、300%モジュラスが7
より小さくなると耐摩耗性能が悪化し、10より大きく
なると乾燥した路面でのグリップ力が低下し、操縦安定
性能が悪化する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明について図面を参照して説
明すると、図1は本発明に従う実施例1のタイヤのトレ
ッド・パターンの一部拡大正面図であって、タイヤ・サ
イズは205/50R16である。
【0014】図1に示す本発明に基づく実施例1のタイ
ヤは、アスペクト・レシオが50の乗用車用高性能空気
入りラジアル・タイヤであって、トレッド中央部に配置
されタイヤ周方向に延びる中央周方向リブ1と、中央周
方向リブ1の両側に隣接して周方向に延びる左右1対の
中央周方向溝2と、中央周方向溝2の外側に隣接して周
方向に延びる左右1対の中央ブロック列3と、中央ブロ
ック列3の外側に隣接して周方向に延びる左右1対の両
側周方向溝4と、両側周方向溝4の外側に隣接して周方
向に延びる左右1対の両側ブロック列5とを備え、ネガ
ティブ率が38%である。中央ブロック列3は、周長の
2乃至3%の周方向長さを有するブロック31で形成さ
れ、両側ブロック列5は、周長の約1%の周方向長さを
有するブロック51、52で形成されている。中央周方
向溝2は、溝の中心線がトレッド幅の16%のトレッド
中央領域に位置するように配置され、両側周方向溝4
は、溝の中心線がトレッド幅の65乃至69%のトレッ
ド両側領域に位置するように配置されている。中央ブロ
ック列3は、周方向に傾斜した方向に延びる多数の方向
性傾斜溝6によって形成されている。実施例1のタイヤ
は、方向性傾斜溝6の溝が延びる部分のタイヤ赤道面に
近い側が先に接地して、赤道面に遠い側が後に接地する
ように車両に装着する際のタイヤの回転方向Dが指定さ
れている方向性トレッド・パターンを備えている。実施
例1のタイヤのトレッドには、全域にわたって、ポリマ
ー100部に対しオイル55部およびISAFカーボン
ブラック60部が配合され、動的貯蔵弾性率(E’)が
105で300%モジュラスが8のゴムが配置されてい
る。
【0015】本発明に基づく実施例2のタイヤは、中央
周方向リブ1が形成されるトレッド中央部には、ポリマ
ー100部に対しオイル45部およびSAFカーボンブ
ラック45部が配合され、動的貯蔵弾性率(E’)が1
55で300%モジュラスが13のゴムが配置され、中
央周方向リブ1以外のトレッドには、ポリマー100部
に対しオイル55部およびISAFカーボンブラック6
0部が配合され、動的貯蔵弾性率(E’)が105で3
00%モジュラスが8のゴムが配置されていることを除
いて、上記実施例1のタイヤとほぼ同じである。
【0016】従来例のタイヤは、中央ブロック列3が、
両側ブロック5列と同様に、周長の約1%の周方向長さ
を有するブロック31で形成されていることを除いて、
上記実施例1のタイヤとほぼ同じである。
【0017】本発明に基づく上記実施例1のタイヤと上
記従来例のタイヤについて、乾燥した路面での直進走行
性能、乾燥した路面でのコーナリング性能および濡れた
路面を走行したときの操縦安定性能の評価試験を実施し
た。この評価試験の結果、10点満点で表示すると、乾
燥した路面での直進走行性能、乾燥した路面でのコーナ
リング性能および濡れた路面を走行したときの操縦安定
性能が上記従来例のタイヤでは6.5、7.0及び7.
0であったのに対して本発明に基づく上記実施例1のタ
イヤは7.0、7.5及び7.5で、若干優れた結果を
示していた。さらに上記実施例1のタイヤと上記従来例
のタイヤについて、濡れた路面で時速80km/hから
の停止距離の評価試験を実施した。この評価試験の結
果、上記従来例のタイヤでは停止距離が26.13mで
あったのに対し、本発明に基づく上記実施例1のタイヤ
は停止距離が24.98mであり、極めて優れた結果を
示していた。
【0018】本発明に基づく上記実施例1のタイヤと上
記実施例2のタイヤについて、半径25mの定常円旋回
を時計回りに行い、左前輪装着タイヤの中央周方向リブ
1の耐摩耗特性の評価試験を実施した。この評価試験の
結果、上記実施例1のタイヤでは1mm/10LAPで
あったのに対し、上記実施例2のタイヤは0.5mm/
10LAPであり、極めて優れた結果を示していた。
【0019】
【発明の効果】上記の結果から、本発明によって、乾燥
した路面での操縦安定性能および濡れた路面を走行した
ときの排水性能を低下することなく、ブレーキング性能
に優れた乗用車用空気入りラジアル・タイヤが得られる
ことことがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタイヤのトレッド・パターンの一
部拡大正面図である。
【符号の説明】
1 中央周方向リブ 2 中央周方向溝 3 中央ブロック列 4 両側周方向溝4 5 両側ブロック列 6 方向性傾斜溝 D タイヤ回転方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B60C 11/13 B60C 11/11 F 11/11 11/04 H D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッド中央部に配置されタイヤ周方向
    に延びる中央周方向リブと、該中央周方向リブの両側に
    隣接して周方向に延びる左右1対の中央周方向溝と、該
    中央周方向溝の外側に隣接して周方向に延びる左右1対
    の中央ブロック列と、該中央ブロック列の外側に隣接し
    て周方向に延びる左右1対の両側周方向溝と、該両側周
    方向溝の外側に隣接して周方向に延びる左右1対の両側
    ブロック列とを備えた空気入りタイヤにおいて、(1)
    該中央ブロック列は、周長の2乃至4%の周方向長さを
    有するブロックで形成され、(2)該両側ブロック列
    は、周長の1乃至2%の周方向長さを有するブロックで
    形成され、(3)該中央周方向溝は、溝の中心線がトレ
    ッド幅の15乃至25%のトレッド中央領域に位置する
    ように配置され、(4)該両側周方向溝は、溝の中心線
    がトレッド幅の65乃至80%のトレッド両側領域に位
    置するように配置されていることを特徴とする、アスペ
    クト・レシオが55%以下の乗用車用高性能空気入りラ
    ジアル・タイヤ。
  2. 【請求項2】 該中央ブロック列は、周方向に傾斜した
    方向に延びる多数の方向性傾斜溝によって形成され、該
    方向性傾斜溝の溝が延びる部分のタイヤ赤道面に近い側
    が先に接地して、赤道面に遠い側が後に接地するように
    車両に装着する際のタイヤの回転方向が指定されている
    方向性トレッド・パターンを備えていることを特徴とす
    る請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 ネガティブ率が28乃至40%であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至2記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 該中央周方向リブが形成されるトレッド
    中央部には、ポリマー100部に対しオイル40乃至6
    0部およびSAF級カーボンブラック40乃至60部が
    配合され、動的貯蔵弾性率(E’)が150ないし17
    0で300%モジュラスが12乃至15のゴムが配置さ
    れ、該中央周方向リブ以外のトレッドには、ポリマー1
    00部に対しオイル50乃至70部およびISAF級カ
    ーボンブラック55乃至75部が配合され、動的貯蔵弾
    性率(E’)が100ないし120で300%モジュラ
    スが7乃至10のゴムが配置されていることを特徴とす
    る請求項1乃至3記載の空気入りタイヤ。
JP9088343A 1997-04-07 1997-04-07 乗用車用高性能空気入りラジアル・タイヤ Pending JPH10278511A (ja)

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