JP4488653B2 - 不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、不揮発性強誘電体メモリ装置及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、不揮発性強誘電体メモリ装置、即ち、FRAM(Ferroelectric Random Access Memory)は、DRAMと同程度のデータ処理速度を有し、電源のオフ時にもデータが保存される特性のため、次世代記憶素子として注目を浴びている。
FRAMは、DRAMとほぼ同一構造を有する記憶素子であって、キャパシタの材料として強誘電体を使用して、強誘電体の特性である高い残留分極を利用したものである。このような残留分極の特性のため、電界を除去してもデータは保存される。
【0003】
図11は、一般的な強誘電体のヒステリシスループを示す特性図である。
図11に示すように、電界により誘起された分極が、電界Vを除去しても、残留分極又は自発分極の存在によって消滅されず、一定量(d,a状態)を維持していることが分かる。不揮発性強誘電体メモリ装置は、前記d,a状態をそれぞれ1,0に対応させて、記憶素子に応用したものである。
【0004】
図12は、従来の不揮発性強誘電体メモリ装置のメインメモリセルを示したものである。
従来の不揮発性強誘電体メモリ装置のメインメモリセルは、図12に示すように、一方向に形成されるビットラインB/Lと、そのビットラインと交差する方向に形成されるワードラインW/Lと、ワードラインに一定の間隔を置いてワードラインと同一の方向に形成されるプレートラインP/Lと、ゲートがワードラインに接続され、ドレインは前記ビットラインに接続されるトランジスタT1と、二端子のうち第1端子はトランジスタT1のソースに接続され、第2端子は前記プレートラインP/Lに接続される強誘電体キャパシタFC1とで構成されている。
【0005】
このように構成された従来の不揮発性強誘電体メモリ装置のデータ入出力動作を、以下に説明する。
図13は、従来の不揮発性強誘電体メモリ装置におけるデータの書き込み動作を示すタイミング図であり、図14は、データの読み出し動作を示すタイミング図である。
まず、データの書き込み動作の場合、外部から印加されるチップイネーブル信号CSBpadがハイからローに活性化され、同時に、書き込みイネーブル信号WEBpadがハイからローに遷移して、書き込み動作が始まる。次いで、書き込み動作のためのアドレスのデコードが始まると、ワードラインW/Lに印加されるパルス信号はローからハイに遷移され、メインメモリセルが選択される。
【0006】
このように、ワードラインW/Lに印加される信号がハイ状態を維持している間に、プレートラインP/Lには、順に、所定幅のハイ信号と所定幅のロー信号が印加される。
そして、選択されたメインメモリセルにロジック値「1」又は「0」を書くために、ビットラインB/Lに、書き込みイネーブル信号WEBpadに同期したハイ信号又はロー信号を印加する。
例えば、ワードラインW/Lに印加される信号がハイ状態である期間で、ビットラインB/Lにハイ信号を印加し、プレートラインP/Lに印加される信号がローであれば、強誘電体キャパシタFC1にはロジック値「1」が記録される。また、ビットラインB/Lにロー信号を印加し、プレートラインP/Lに印加される信号がハイであれば、強誘電体キャパシタFC1にはロジック値「0」が記録される。
【0007】
このようなデータの書き込み動作によりメインメモリセルに格納されたデータを読み出すための動作は、以下の通りである。
まず、外部からのチップイネーブル信号CSBpadがハイからローに活性化されると、ワードラインW/Lが選択される前に、全てのビットラインB/Lは、等化信号EQによってロー電圧に等しい電位とされる。
【0008】
そして、各ビットラインB/Lを不活性化させた後、アドレスをデコードし、該デコードされたアドレスによってワードラインW/Lのロー信号がハイ信号に遷移され、メインメモリセルが選択される。次いで、選択されたメインメモリセルのプレートラインP/Lにハイ信号を印加して、強誘電体キャパシタFC1に格納されたロジック値「1」に対応するデータQsを破壊させる。もし、強誘電体キャパシタFC1にロジック値「0」が格納されていれば、それに対応するデータQnsは破壊されない。
【0009】
このように、破壊されたデータQsと破壊されていないデータQnsは、前述した図11のヒステリシスループの原理によって異なる値を出力し、センスアンプ(図示せず)は、ロジック値「1」又は「0」をセンシングする。
なお、データQsが破壊された場合とは、図11のヒシテリシスループのd状態からf状態に遷移される場合であり、データQnsが破壊されていない場合とは、a状態からf状態に遷移される場合である。
従って、一定の時間が経過した後、センスアンプがイネーブルしたときに、データが破壊された場合は、増幅されたロジック値「1」を出力し、データが破壊されていない場合は、ロジック値「0」を出力する。
【0010】
このように、センスアンプでデータを増幅した後には、特に、破壊されたデータQsは元のデータに戻さなければならないので、ワードラインW/Lにハイ信号を印加した状態で、プレートラインP/Lをハイからローに不活性化させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の従来の不揮発性強誘電体メモリ装置及びその駆動方法には、次のような問題があった。
第一に、メインメモリセルへのデータの書き込み動作と読み出し動作に際して、ワードラインW/Lを、一動作サイクルのアクティブ区間からプリチャージ区間に亘って活性化すべきであるので、メインメモリセルから出る電荷の量を制限し難い。このため、複数のメインメモリセルから成るメモリセルアレイ全体で均一にデータを書き込んだり読み出したりすることが難しい。
第二に、ワードラインW/Lがハイレベルに活性化されているときにセンスアンプを活性化させるので、メインメモリセルのビットラインB/Lのキャパシタンスと参照メモリセルのビットラインB/Lのキャパシタンスとに差が生じる。このため、センシング電圧を低下させて、メインメモリセルのサイズを小形化させるのに限界がある。
【0012】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、特に、メモリセルアレイ全体で均一にデータの書き込み動作や読み出し動作を行うことができる不揮発性強誘電体メモリ装置及びその駆動方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、センシング電圧を低下させて、メインメモリセルのサイズを小形化することに適した不揮発性強誘電体メモリ装置及びその駆動方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、低電圧でも安定的にデータの書き込み動作や再格納動作を行うことができる不揮発性強誘電体メモリ装置及びその駆動方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法は、次のことを特徴としている。
【0014】
即ち、本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法は、第1、第2スプリットワードラインを一対とするスプリットワードライン対を含んでロー方向に複数個配列されたメインメモリセルアレイと、前記メインメモリセルの左右に対称となるように、前記第1、第2スプリットワードラインを横切る方向に並んで配列された二本のビットラインからなるビットライン対と、データバスと、前記ビットライン対の各ビットラインを選択的に選択するために、前記データバスと各ビットラインとの間に一つずつ備えられたカラム選択部と、前記カラム選択部に隣接して、前記ビットライン毎に一つずつ備えられた参照メモリセルと、をそれぞれ備える上部サブメモリセルアレイ及び下部サブメモリセルアレイと、
前記上部サブメモリセルアレイ及び下部サブメモリセルアレイのビットラインの間に一つずつ備えられたセンスアンプと、
前記上部サブメモリセルアレイ及び下部サブメモリセルアレイのそれぞれのデータバスに連結され、該データバスを介して前記上部サブメモリセルアレイ及び下部サブメモリセルアレイの一端に連結されたメインアンプと、
を含む不揮発性強誘電体メモリ装置を提供する段階と、
一動作サイクルのアクティブ区間で、前記第1、第2スプリットワードライン、前記参照メモリセルの参照ワードライン及び参照プレートラインをハイレベルに1次活性化させる段階と、
前記第1、第2スプリットワードライン及び前記参照ワードラインを不活性化させる段階と、
前記第1スプリットワードラインが不活性化された後に、前記センスアンプを活性化させる段階と、
前記アクティブ区間で、前記第2スプリットワードラインをハイレベルに2次活性化させる段階と、
前記アクティブ区間の間、前記センスアンプが活性化されている状態で、前記第2スプリットワードラインが2次活性化された時点で、前記第1スプリットワードラインをハイレベルに2次活性化させた後、ローレベルに遷移させ、さらに、ハイレベルに3次活性化させる段階と、
チップイネーブル信号をハイレベルに遷移させて、プリチャージを行う段階と、を順次行うこととする。
そして、前記センスアンプが活性化された状態で、前記カラム選択部を活性化させることとする。
また、本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法は、第1、第2スプリットワードラインを一対とするスプリットワードライン対を含んでロー方向に複数個配列されたメインメモリセルアレイと、前記メインメモリセルの左右に対称となるように、前記第1、第2スプリットワードラインを横切る方向に並んで配列された二本のビットラインからなるビットライン対と、データバスと、前記ビットライン対の各ビットラインを選択的に選択するために、前記データバスと各ビットラインとの間に一つずつ備えられたカラム選択部と、前記カラム選択部に隣接して、前記ビットライン毎に一つずつ備えられた参照メモリセルと、をそれぞれ備える上部サブメモリセルアレイ及び下部サブメモリセルアレイと、
前記上部サブメモリセルアレイ及び下部サブメモリセルアレイのビットラインの間に一つずつ備えられたセンスアンプと、
前記上部サブメモリセルアレイ及び下部サブメモリセルアレイのそれぞれのデータバスに連結され、該データバスを介して前記上部サブメモリセルアレイ及び下部サブメモリセルアレイの一端に連結されたメインアンプと、
を含む不揮発性強誘電体メモリ装置を提供する段階と、
一動作サイクルのアクティブ区間で、前記第1、第2スプリットワードライン、前記参照メモリセルの参照ワードライン及び参照プレートラインをハイレベルに1次活性化させる段階と、
前記第1、第2スプリットワードライン及び前記参照ワードラインを不活性化させる段階と、
前記第1スプリットワードラインが不活性化された後に、前記センスアンプを活性化させる段階と、
前記アクティブ区間で、前記第2スプリットワードラインをハイレベルから昇圧したハイレベルに段階的に2次活性化させる段階と、
前記アクティブ区間で、前記センスアンプが活性化されている状態で、前記第2スプリットワードラインが段階的に2次活性化された区間で、前記第1スプリットワードラインをハイレベルに2次活性化させた後、ローレベルに遷移させ、さらに、昇圧したハイレベルに3次活性化させる段階と、
チップイネーブル信号をハイレベルに遷移させて、プリチャージを行う段階と、を順次行うこととする。
そして、前記ハイレベルが電源電圧VCCの電圧値を有するとき、前記昇圧したハイレベルの電圧値は、VCC+αVtn(α>1、VtnはNMOSトランジスタのしきい値電圧)であることとする。
また、前記センスアンプが活性化された状態で、前記カラム選択部を活性化させることとする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置及びその駆動方法を説明する。
【0016】
図1は、本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置を示す構成図であり、図2は、図1の不揮発性強誘電体メモリ装置のメインメモリセルMCを示す構成図である。
本発明による不揮発性強誘電体メモリ装置は、図1に示すように、複数のサブメモリセルアレイを備える。
各サブメモリセルアレイは、二本のビットラインと、二本のビットラインの間にロー方向に複数個配列されたメインメモリセルMCと、二本のビットラインにそれぞれ接続された複数の参照メモリセルRC及びカラム選択部C/Sと、から構成される。
【0017】
そして、上下に隣接した上部サブメモリセルアレイsub_Tと下部サブメモリセルアレイsub_Bの間には、二つのセンスアンプS/Aが備えられている。このとき、センスアンプS/Aは、各ビットライン当たり一つずつ配列されている。
また、上部サブメモリセルアレイsub_Tのビットラインは、Top_B/Ln、Top_B/Ln+1から構成され、下部サブメモリセルアレイsub_Bのビットラインは、Bot_B/Ln、Bot_B/Ln+1から構成される。
【0018】
メインメモリセルMCは、図2に示すように、第1、第2スプリットワードラインSWL1、SWL2を一対とするスプリットワードライン対を備え、図1に示す複数のビットラインTop_B/Ln、Bot_B/Ln、Top_B/Ln+1、Bot_B/Ln+1は、前記スプリットワードライン対を横切る方向に形成される。尚、前記ビットラインTop_B/Ln、Bot_B/Ln、Top_B/Ln+1、Bot_B/Ln+1は、図2のビットラインB/L1又はビットラインB/L2のいずれかに相当するものである。
参照メモリセルRCは、上部サブメモリセルアレイsub_T及び下部サブメモリセルアレイsub_Bのカラム選択部C/Sに隣接するよう配列されている。
そして、データバスioは、上部、下部サブメモリセルアレイsub_T、sub_Bの一方の端部に位置したメインアンプM/Aに接続されている。
このとき、センスアンプS/Aを中心に、その上部に構成される上部サブメモリセルアレイsub_T内の参照メモリセルRCは、下部に構成される下部サブメモリセルアレイsub_B内のメインメモリセルMCと同時にアクセスされる。
【0019】
反対に、下部に構成される下部サブメモリセルアレイsub_B内の参照メモリセルRCは、上部に構成される上部サブメモリセルアレイsub_T内のメインメモリセルMCと同時にアクセスされる。
前記カラム選択部C/Sは、具体的には後述するように、第1、第2出力信号YSEL<n>、YSEL<n+1>を用いて、カラム選択部C/S内のビットラインを選択的に活性化させる。即ち、前記カラム選択部C/Sに入力する第1、第2出力信号YSEL<n>、YSEL<n+1>がハイレベルであれば、該カラム選択部C/S内のビットラインとデータバスioとが接続され、データ伝達が行われるようになる。
【0020】
上記の構成を有する不揮発性強誘電体メモリ装置のメインメモリセルMCは、図2に示すように、ロー方向に互いに一定の間隔を有して形成された第1スプリットワードラインSWL1及び第2スプリットワードラインSWL2と、該第1、第2スプリットワードラインSWL1、SWL2を横切る方向に形成された第1ビットラインB/L1及び第2ビットラインB/L2と、ゲートが前記第1スプリットワードラインSWL1に接続され、ドレインが前記第1ビットラインB/L1に接続された第1トランジスタT1と、該第1トランジスタT1のソースと前記第2スプリットワードラインSWL2との間に接続された第1強誘電体キャパシタFC1と、ゲートが前記第2スプリットワードラインSWL2に接続され、ドレインが前記第2ビットラインB/L2に接続された第2トランジスタT2と、該第2トランジスタT2のソースと前記第1スプリットワードラインSWL1との間に接続された第2強誘電体キャパシタFC2と、から構成されている。
このようなメインメモリセルMCを複数個備えて、前記上部メモリセルアレイsub_T及び下部メモリセルアレイsub_Bは構成される。前記メインメモリセルMCをデータの格納単位として見ると、一つのスプリットワードラインSWLと一つのビットラインB/Lと一つのトランジスタTと一つの強誘電体キャパシタFCとが単位メモリセルとなるが、構造的には、一対のスプリットワードラインSWL1、SWL2と二つのビットラインB/L1、B/L2と二つのトランジスタT1、T2と二つの強誘電体キャパシタFC1、FC2とが単位メモリセルとなる。本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法の第1実施形態を適用するための単位メモリセルは、後者の2T/2C構造とする。
【0021】
図3は、図1の不揮発性強誘電体メモリ装置の参照メモリセルRCを示す構成図である。
参照メモリセルRCは、図3に示すように、一方向に形成されたビットラインB/Lと、そのビットラインB/Lを横切る方向に形成された参照ワードラインREF_W/Lと、前記参照ワードラインREF_W/Lの信号に従って制御され、強誘電体キャパシタFC1,FC2,FC3,FC4,・・・に格納された参照電圧を選択的に前記ビットラインB/Lへ伝達するスイッチング部51と、前記強誘電体キャパシタFC1,FC2,FC3,FC4,・・・と接続された前記スイッチング部51の入力端の電圧レベルを選択的に初期化させるレベル初期化部52と、前記スイッチング部51の入力端に並列的に接続される複数の強誘電体キャパシタFC1,FC2,FC3,FC4,・・・とを含んで構成されている。尚、前記ビットラインB/Lは、図1のビットラインTop_B/L又はビットラインBot_B/Lのいずれかに相当するものである。
【0022】
ここで、前記スイッチング部51は、ゲートが前記参照ワードラインREF_W/Lに接続され、ドレインは前記ビットラインB/Lに接続され、ソースはストレージノードSNに接続されるNMOSトランジスタ(以下「第1トランジスタT1」という)から構成する。
【0023】
前記レベル初期化部52は、参照メモリセルRCのストレージノードSNを初期化させるためのコントロール信号である参照メモリセル等化コントロール信号REF_EQによって制御され、前記第1トランジスタT1のソースと接地電圧端Vssの間に接続されたNMOSトランジスタ(以下「第2トランジスタT2」という)から構成する。
【0024】
前記複数の強誘電体キャパシタFC1,FC2,FC3,FC4,・・・は、第1、第2電極とその間に形成された強誘電体物質から構成される。各強誘電体キャパシタFC1,FC2,FC3,FC4,・・・の第1電極は、前記第1トランジスタT1のソースと接続され、第2電極は、参照プレートラインREF_P/Lに接続される。
ここで、前記複数の強誘電体キャパシタFC1,FC2,FC3,FC4,・・・は、参照メモリセルRCのキャパシタサイズに従ってその数が決定される。即ち、参照メモリセルRCのキャパシタサイズに従って強誘電体キャパシタFC1,FC2,FC3,FC4,・・・の数を自由に調整することができる。そして、前記ストレージノードSNは、複数の強誘電体キャパシタFC1,FC2,FC3,FC4,・・・の第1端子と並列的に接続されている。
【0025】
前記参照メモリセル等化コントロール信号REF_EQは、前記ストレージノードSNを接地電圧レベルに初期化させる。即ち、参照メモリセル等化コントロール信号REF_EQがハイレベルであれば、前記第2トランジスタT2がターンオンされ、ストレージノードSNを接地電圧レベルにする。
【0026】
上記構成を有する参照メモリセルRCの動作原理について、以下に説明する。
【0027】
図11に示すヒステリシスループのデータQsは、図3に示す強誘電体キャパシタFC1,FC2,FC3,FC4,・・・のスイッチング電荷を示すものであり、図11のデータQnsは、強誘電体キャパシタFC1,FC2,FC3,FC4,・・・の非スイッチング電荷を示すものである。本発明の参照メモリセルRCは、データQnsを用いている。
即ち、一動作サイクル内で、参照ワードラインREF_W/Lは、参照プレートラインREF_P/Lと共にハイレベルに遷移される。従って、図3のビットラインB/Lには、データQns×強誘電体キャパシタFCの電荷が供給される。
このとき、センスアンプS/Aが動作する前に、参照ワードラインREF_W/Lを再びローレベルへ遷移させ、ビットラインB/Lの電圧が参照メモリセルRCに影響を与えないようにする。
【0028】
一方、参照プレートラインREF_P/Lは、ハイレベル状態を保持してから前記参照ワードラインREF_W/Lが十分にローレベルに安定化されて始めてローレベルに遷移される。
このように、非スイッチング電荷であるデータQnsを用いるため、プリチャージ区間の間には、別のデータ再格納動作が必要とされない。従って、参照ワードラインREF_W/Lは、それ以上、ハイレベルとする必要がなくなる。
【0029】
参照ワードラインREF_W/Lの電圧レベルは、ストレージノードSNの初期の電圧レベルに影響を受けるので、ストレージノードSNの電圧レベルの安定化のためには、図3の第2トランジスタT2を用い、参照メモリセル等化コントロール信号REF_EQを用いてストレージノードSNを接地電圧レベルに初期化させる。従って、ストレージノードSNの初期の電圧レベルが接地電圧を保持するようになるので、参照メモリセルRCの電圧レベルを安定化させることができる。
また、カラム選択部CSは、図4に示すような構成を有する。
【0030】
図4は、図1の不揮発性強誘電体メモリ装置のカラム選択部C/Sを示す構成図である。
カラム選択部C/Sは、一例として、図4に示すように、データバスio<m>(mは、任意の数で、0≦m≦7の整数)のデータを、ビットラインBl<x>やビットラインBl<x+1>(xは、任意の数で、0≦x≦14の整数)へ伝達するように、カラムデコーダ(図示せず)からの第1、第2出力信号YSEL<n>、YSEL<n+1>をそれぞれ受けてスイッチング動作する二つのNMOSトランジスタを基本単位として構成されている。
カラム選択部C/S全体は、前記構成が繰り返して配列されて構成される。
【0031】
即ち、前記第1出力信号YSEL<n>の制御を受けるNMOSトランジスタは、一番目又は奇数番目のビットラインBl0、Bl2、・・・毎に配置され、前記第2出力信号YSEL<n+1>の制御を受けるNMOSトランジスタは、二番目又は偶数番目のビットラインBl1、Bl3、・・・毎に配置され、互いに一ビットラインBlおきに一つずつ配置される。
【0032】
次に、センスアンプS/Aの構成は、図5に示す通りである。
図5は、図1の不揮発性強誘電体メモリ装置のセンスアンプS/Aを示す構成図である。
センスアンプS/Aは、図5に示すように、SEP信号とセンスアンプイネーブル信号SENが印加されて動作する第1、第2NMOSトランジスタを備え、その間に、二つのCMOSトランジスタ(PMOSトランジスタとNMOSトランジスタとが直列接続されたもの)が並列接続され、ラッチ型を成している。
【0033】
そして、各CMOSトランジスタの出力端には、ビットラインTop_B/L、Bot_B/Lがそれぞれ接続されている。
また、ビットラインTop_B/LとビットラインBot_B/Lとの間、ビットラインTop_B/Lと接地電圧端との間、及び、ビットラインBot_B/Lと接地電圧端との間に、それぞれビットライン等化信号EQを受けて、ビットラインTop_B/L、Bot_B/Lの電圧レベルを均等にするためのNMOSトランジスタがそれぞれ形成される。
前記のように、センスアンプS/Aはラッチ型であり、ビットライン等化信号EQによって、ビットラインTop_B/L、Bot_B/Lはローレベルに等しくなる。
尚、SEP信号はセンスアンプイネーブル信号SENと逆位相の波形であって、ビットラインTop_B/L、Bot_B/LにメインメモリセルMCと参照メモリセルRCのデータが十分に伝達されたとき、センスアンプイネーブル信号SENはハイに、SEP信号はローに、同時に活性化させて、センシング動作を開始する。
【0056】
図6は、図1の不揮発性強誘電体メモリ装置に適用させた本発明の駆動方法の第1実施形態によるデータ書き込み動作を示すタイミング図であり、図7は、図1の不揮発性強誘電体メモリ装置に適用させた本発明の駆動方法の第1実施形態によるデータ読み出し動作を示すタイミング図である。
【0057】
本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法の第1実施形態は、アクティブ区間で、第1スプリットワードラインSWL1を三回に分けてハイレベルに活性化させ、第1、第2スプリットワードラインSWL1、SWL2の最初のハイレベルがローレベルとなったときに、センスアンプS/Aを駆動するものである。
そして、第1、第2スプリットワードラインSWL1、SWL2が最初のハイレベルに活性化されたときにデータ読み出し動作を行い、最初のハイレベルがオフされたとき、即ち、ローレベルに不活性化されたときにセンスアンプS/Aを活性化させ、アクティブ区間で、第1、第2スプリットワードラインSWL1、SWL2がそれぞれ二回目のハイレベルに活性化されたときからデータを再格納するか、又は、新たなデータを書き込む。
【0058】
まず、図6と図7に示すように、チップイネーブル信号CSBpadがローに遷移されると、アクティブ区間が始まる。
このとき、データ書き込み動作時には、アクティブ区間で書き込みイネーブル信号WEBpadがローレベルを示し、データ読み出し動作時には、アクティブ区間で書き込みイネーブル信号WEBpadがハイレベルを示す。
【0059】
以下の駆動方法は、データの読み出し動作と書き込み動作とで同一である。
まず、アクティブ区間のうちのA区間は、第1、第2スプリットワードラインSWL1、SWL2がハイレベルに活性化される前の区間であって、このとき、全てのビットラインB/L1、B/L2をしきい値電圧レベルにプリチャージさせ、参照プレートラインREF_P/Lはローレベルに遷移させる。
【0060】
次に、B区間では、第1、第2スプリットワードラインSWL1、SWL2と参照ワードラインREF_W/Lと参照プレートラインREF_P/Lが全てハイレベルに活性化され、メインメモリセルMCの強誘電体キャパシタFC1、FC2(図2参照)のデータが、ビットラインB/L1、B/L2からビットラインTop_B/Ln、Top_B/Ln+1、Bot_B/Ln、Bot_B/Ln+1へ伝達され、ビットラインB/L1、B/L2の電圧レベルが変化する。
このとき、ロジック値「1」が格納されていた強誘電体キャパシタFCは、ビットラインB/LとスプリットワードラインSWLとの間に反対極性の電界が加えられるので、強誘電体キャパシタFCの極性が破壊されて多量の電流が流れ、ビットラインTop_B/Ln、Top_B/Ln+1、Bot_B/Ln、Bot_B/Ln+1は高い電圧レベルに誘起される。
【0061】
反対に、ロジック値「0」が格納されていた強誘電体キャパシタFCは、ビットラインB/LとスプリットワードラインSWLとに同一極性の電界が加えられるので、強誘電体キャパシタFCの極性が破壊されず、少量の電流が流れるので、ビットラインTop_B/Ln、Top_B/Ln+1、Bot_B/Ln、Bot_B/Ln+1はやや低い電圧レベルに誘起される。
【0062】
次いで、図6に示すように、第1、第2スプリットワードラインSWL1、SWL2と参照ワードラインREF_W/Lを、C区間の間ローレベルに遷移させ、センスアンプS/Aの活性化信号であるセンスアンプイネーブル信号SENをハイレベルに活性化させることにより、ビットラインTop_B/Ln、Top_B/Ln+1、Bot_B/Ln、Bot_B/Ln+1のデータを増幅する。
即ち、参照プレートラインREF_P/Lは、データ読み出し動作が始まる前のA区間の間のみローレベルとなり、その他の区間ではハイレベルを維持する。
これにより、第1スプリットワードラインSWL1及び参照ワードラインREF_W/Lがハイレベルからローレベルに遷移するとき、参照プレートラインREF_P/Lが同時に遷移される場合は発生しない。
【0063】
その後、センスアンプS/Aの増幅動作が安定になると、カラム選択部C/SをD区間からF区間の間ハイレベルに活性化させ、ビットラインTop_B/Ln、Top_B/Ln+1、Bot_B/Ln、Bot_B/Ln+1のデータをデータバスioのデータと交換する。即ち、データバスioのデータが強制的にビットラインTop_B/Ln、Top_B/Ln+1、Bot_B/Ln、Bot_B/Ln+1へ伝達される。
また、D区間からF区間の間、センスアンプS/Aが続けて活性化されているので、ビットラインTop_B/Ln、Top_B/Ln+1、Bot_B/Ln、Bot_B/Ln+1は、続けて増幅されたデータや再び書き込まれたデータを保持し続けるようになる。
そして、D区間の間、第1、第2スプリットワードラインSWL1、SWL2をハイレベルに遷移させ、B区間の間、破壊されていた強誘電体キャパシタFC1、FC2のロジック値「0」のデータを再格納するか、又は、書き込むことができるようになる。
【0064】
また、第1スプリットワードラインSWL1はローレベルであり、第2スプリットワードラインSWL2がハイレベルであるE区間の間に、B区間の間破壊されていた強誘電体キャパシタFC2のロジック値「1」のデータを書き込む。
そして、第1スプリットワードラインSWL1はハイレベルであり、第2スプリットワードラインSWL2がハイレベルを示してからローレベルに遷移するF区間の間に、強誘電体キャパシタFC1のロジック値「1」のデータを書き込む。
そして、データの再格納動作や書き込み動作が終わると、チップイネーブル信号CSBpadをハイレベルに遷移することにより、プリチャージ区間(H区間)が始まる。
このプリチャージ区間(H区間)の間に、ビットラインB/L1、B/L2と参照メモリセルRCのストレージノードSNの電圧をグラウンドレベルに初期化させ、次の動作サイクルが始まるように待機する。
【0065】
次に、図1の構成を有する不揮発性強誘電体メモリ装置に適用させた本発明の駆動方法の第2実施形態を説明する。
図8は、図1の不揮発性強誘電体メモリ装置に適用させた本発明の駆動方法の第2実施形態によるデータ書き込み動作を示すタイミング図であり、図9は、図1の不揮発性強誘電体メモリ装置に適用させた本発明の駆動方法の第2実施形態によるデータ読み出し動作を示すタイミング図である。
図8及び図9に示す本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法の第2実施形態は、図6及び図7に示す不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法とほとんど同じである。
【0066】
以下、相違点について説明する。
まず、第1スプリットワードラインSWL1は、F区間にて、B、D区間より高い電圧レベルを示すように昇圧させ、第2スプリットワードラインSWL2は、E区間にて、B、C区間より高い電圧レベルを示すように昇圧させる。
即ち、第1スプリットワードラインSWL1は、F区間で、αVtnだけ昇圧されて、VCC+αVtnの電圧とされ、第2スプリットワードラインSWL2は、E区間で、αVtnだけ昇圧されて、VCC+αVtnの電圧とされる。
ここで、αは、1より大きい定数であり、Vtnは、NMOSトランジスタのしきい値電圧を意味する。
これは、図2の第1、第2トランジスタT1、T2にデータの再格納動作を行うとき、低電圧でもビットラインB/L1、B/L2のハイレベルのデータを強誘電体キャパシタFC1、FC2へ良く伝達させるためである。
【0067】
前記したように、本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法の第2実施形態による駆動時に、第1、第2スプリットワードラインSWL1、SWL2へ出力される昇圧した電圧は、ブーストパワー発生部から供給されるものである。このブーストパワー発生部の構成を、以下に説明する。
【0068】
ブーストパワー発生部は、図10に示すように、アドレスデコーダと、該アドレスデコーダの出力信号と第1外部コントロール信号BCON1とを論理積演算した後、反転して出力するNANDゲートと、該NANDゲートの出力信号を反転して出力する第1インバータと、該第1インバータの出力信号を一端に受ける強誘電体キャパシタFCと、前記アドレスデコーダの出力信号を反転して出力する第2インバータと、該第2インバータの出力信号と第2外部コントロール信号BCON2とを論理和演算した後、反転して出力するNORゲートと、該NORゲートの出力信号を反転して出力する第3インバータと、第3インバータの出力信号がゲートに入力され、前記強誘電体キャパシタFCの他端と接地電圧端VSSとの間に形成されたCMOSトランジスタと、該CMOSトランジスタの出力端の信号がゲートに入力され、電源電圧端VCCと前記強誘電体キャパシタFCの他端との間に形成されたPMOSトランジスタと、該PMOSトランジスタのオン/オフ動作に従うWLPWR信号を受けてレベルシフティング動作を行うレベルシフターと、該レベルシフターから発生するワードライン駆動信号WLD1、WLD2を受けて、メインメモリセルMCの第1、第2スプリットワードラインSWL1、SWL2にレベルシフティングされた電圧を出力するスプリットワードラインドライバと、から構成されている。
そして、図10のメインメモリセルMCは、図1の第1、第2スプリットワードラインSWL1、SWL2を備えたメインメモリセルMCを示すものである。
【0069】
前記WLPWR信号は、電源電圧端の電圧VCC又はこの電圧VCCより昇圧した電圧VCC+αVtnを示している。
アクティブ区間のうちのF区間の間、図10に示す第1外部コントロール信号BCON1がハイレベルを出力し、第2外部コントロール信号BCON2がローレベルを出力するとき、WLPWR信号がVCC+αVtnの電圧を示すことにより、メインメモリセルMCの第1スプリットワードラインSWL1にVCC+αVtnの昇圧された電圧が発生する。
また、アクティブ区間のうちのE区間の間、第1外部コントロール信号BCON1がハイレベルを出力し、第2外部コントロール信号BCON2がローレベルを出力するとき、WLPWR信号がVCC+αVtnの電圧を示すことにより、メインメモリセルMCの第2スプリットワードラインSWL2にVCC+αVtnの昇圧された電圧が発生する。
【0070】
【発明の効果】
以上に説明した本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置及びその駆動方法には、次のような効果がある。
第一に、一動作サイクルのうちのアクティブ区間で、ワードラインを二回以上に分けてハイレベルに活性化させるとき、ワードラインの一回目の活性化時の区間幅を制限して動作させることにより、メインメモリセルからの電荷量を制限できることから、メインメモリセルの位置にかかわらず、全てのメインメモリセルに対して均一にデータを書き込んだり読み出したりすることができる。
第二に、一回目の活性化が行われたワードラインをローレベルに不活性化させた後に、センスアンプをハイレベルに活性化させるので、センスアンプにおけるビットラインと参照ビットラインのRCローディング条件を同じにできることから、最小センシング電圧を大幅に低下させることができる。これにより、メインメモリセルのサイズを小形化することができ、チップ全体のサイズを小形化することができる。
第三に、強誘電体キャパシタにハイレベルのデータを書き込んだり再格納したりするとき、第1、第2スプリットワードラインをそれぞれVCC+αVtnの電圧に昇圧させることにより、低電圧動作が可能となり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置を示す構成図。
【図2】 図1の不揮発性強誘電体メモリ装置のメインメモリセルを示す構成図。
【図3】 図1の不揮発性強誘電体メモリ装置の参照メモリセルを示す構成図。
【図4】 図1の不揮発性強誘電体メモリ装置のカラム選択部を示す構成図。
【図5】 図1の不揮発性強誘電体メモリ装置のセンスアンプを示す構成図。
【図6】 本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法の第1実施形態によるデータ書き込み動作を示すタイミング図。
【図7】 本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法の第1実施形態によるデータ読み出し動作を示すタイミング図。
【図8】 本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法の第2実施形態によるデータ書き込み動作を示すタイミング図。
【図9】 本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法の第2実施形態によるデータ読み出し動作を示すタイミング図。
【図10】 本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置のブーストパワー発生部を示す構成図。
【図11】 従来の不揮発性強誘電体メモリ装置のメインメモリセルを示す構成図。
【図12】 従来の不揮発性強誘電体メモリ装置のメインメモリセルを示す構成図。
【図13】 従来の不揮発性強誘電体メモリ装置によるデータ書き込み動作を示すタイミング図。
【図14】 従来の不揮発性強誘電体メモリ装置によるデータ読み出し動作を示すタイミング図。
【符号の説明】
sub_T:上部サブメモリセルアレイ
sub_B:下部サブメモリセルアレイ
MC:メインメモリセル
RC:参照メモリセル
C/S:カラム選択部
S/A:センスアンプ
Top_B/L、Bot_B/L、:ビットライン
Top_B/Ln、Top_B/Ln+1、Bot_B/Ln、Bot_B/Ln+1:ビットライン
io:データバス
M/A:メインアンプ
Claims (5)
- 第1、第2スプリットワードラインを一対とするスプリットワードライン対を含んでロー方向に複数個配列されたメインメモリセルアレイと、前記メインメモリセルの左右に対称となるように、前記第1、第2スプリットワードラインを横切る方向に並んで配列された二本のビットラインからなるビットライン対と、データバスと、前記ビットライン対の各ビットラインを選択的に選択するために、前記データバスと各ビットラインとの間に一つずつ備えられたカラム選択部と、前記カラム選択部に隣接して、前記ビットライン毎に一つずつ備えられた参照メモリセルと、をそれぞれ備える上部サブメモリセルアレイ及び下部サブメモリセルアレイと、
前記上部サブメモリセルアレイ及び下部サブメモリセルアレイのビットラインの間に一つずつ備えられたセンスアンプと、
前記上部サブメモリセルアレイ及び下部サブメモリセルアレイのそれぞれのデータバスに連結され、該データバスを介して前記上部サブメモリセルアレイ及び下部サブメモリセルアレイの一端に連結されたメインアンプと、
を含む不揮発性強誘電体メモリ装置を提供する段階と、
一動作サイクルのアクティブ区間で、前記第1、第2スプリットワードライン、前記参照メモリセルの参照ワードライン及び参照プレートラインをハイレベルに1次活性化させる段階と、
前記第1、第2スプリットワードライン及び前記参照ワードラインを不活性化させる段階と、
前記第1スプリットワードラインが不活性化された後に、前記センスアンプを活性化させる段階と、
前記アクティブ区間で、前記第2スプリットワードラインをハイレベルに2次活性化させる段階と、
前記アクティブ区間の間、前記センスアンプが活性化されている状態で、前記第2スプリットワードラインが2次活性化された時点で、前記第1スプリットワードラインをハイレベルに2次活性化させた後、ローレベルに遷移させ、さらに、ハイレベルに3次活性化させる段階と、
チップイネーブル信号をハイレベルに遷移させて、プリチャージを行う段階と、
を順次行うことを特徴とする不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法。 - 前記センスアンプが活性化された状態で、前記カラム選択部を活性化させることを特徴とする請求項1記載の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法。
- 第1、第2スプリットワードラインを一対とするスプリットワードライン対を含んでロー方向に複数個配列されたメインメモリセルアレイと、前記メインメモリセルの左右に対称となるように、前記第1、第2スプリットワードラインを横切る方向に並んで配列された二本のビットラインからなるビットライン対と、データバスと、前記ビットライン対の各ビットラインを選択的に選択するために、前記データバスと各ビットラインとの間に一つずつ備えられたカラム選択部と、前記カラム選択部に隣接して、前記ビットライン毎に一つずつ備えられた参照メモリセルと、をそれぞれ備える上部サブメモリセルアレイ及び下部サブメモリセルアレイと、
前記上部サブメモリセルアレイ及び下部サブメモリセルアレイのビットラインの間に一つずつ備えられたセンスアンプと、
前記上部サブメモリセルアレイ及び下部サブメモリセルアレイのそれぞれのデータバスに連結され、該データバスを介して前記上部サブメモリセルアレイ及び下部サブメモリセルアレイの一端に連結されたメインアンプと、
を含む不揮発性強誘電体メモリ装置を提供する段階と、
一動作サイクルのアクティブ区間で、前記第1、第2スプリットワードライン、前記参照メモリセルの参照ワードライン及び参照プレートラインをハイレベルに1次活性化させる段階と、
前記第1、第2スプリットワードライン及び前記参照ワードラインを不活性化させる段階と、
前記第1スプリットワードラインが不活性化された後に、前記センスアンプを活性化させる段階と、
前記アクティブ区間で、前記第2スプリットワードラインをハイレベルから昇圧したハイレベルに段階的に2次活性化させる段階と、
前記アクティブ区間で、前記センスアンプが活性化されている状態で、前記第2スプリットワードラインが段階的に2次活性化された区間で、前記第1スプリットワードラインをハイレベルに2次活性化させた後、ローレベルに遷移させ、さらに、昇圧したハイレベルに3次活性化させる段階と、
チップイネーブル信号をハイレベルに遷移させて、プリチャージを行う段階と、
を順次行うことを特徴とする不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法。 - 前記ハイレベルが電源電圧VCCの電圧値を有するとき、前記昇圧したハイレベルの電圧値は、
VCC+αVtn
(α>1、VtnはNMOSトランジスタのしきい値電圧)
であることを特徴とする請求項3記載の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法。 - 前記センスアンプが活性化された状態で、前記カラム選択部を活性化させることを特徴とする請求項3記載の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法。
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