JP4475834B2 - ガス検出器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄膜状の支持膜の外周部または両端部が電気絶縁性の基板により支持されてなるダイアフラム様の支持基板上に、ガスの有無によって抵抗値が変化する膜状酸化物と、前記膜状酸化物の電気抵抗値を計測するための少なくとも1対の電極と、前記膜状酸化物を加熱するためのヒーターとを設け、前記ヒーターのonとoffを繰り返し、前記ヒータのon時間中における前記電極間の抵抗値により、ガスを検知するガスセンサにおいて、低消費電力化を図って電池駆動ガス警報器として実施可能で、雑ガス感度を抑制し特定ガス種に対し選択的感度を得ることができるガス検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭用のガス漏れや不完全燃焼を検知する警報器(ガス検出器の一例)をより普及させるため、設置性の改善が強く望まれている。特に、警報器をコードレスとすることは、大幅な設置性の改善が期待できるため、電池駆動の警報器の実現が強く望まれている。可燃性ガスを検知する場合においては、センサ部分を350〜500℃に加熱する必要がある。従来の酸化錫焼結体を用いた商用電源駆動のガスセンサの消費電力は、200mW〜1Wであるが、5年寿命の電池駆動警報器を実現するためには、現状のセンサから抜本的なセンサ構造と駆動方法の改良が必要となる。すなわち、低消費電力化の方法としては、▲1▼加熱部分を微細化し熱容量の低減化をはかるためのセンサ構造の改良(小型化、熱放散抑制)、▲2▼ヒーターの駆動(on)時間の短縮化、すなわちon時とoff時の比率(Duty比)の低減化が重要である。
【0003】
本発明者らは、前記▲1▼の方法を達成するべく、特開2000−292394号公報に、低消費電力化を計るための薄膜ガスセンサの構造について開示しており、この薄膜ガスセンサにより電池駆動型センサを実現することができる。
ところで、一般にガス警報器においては、検知対象ガスに対してガス感度を持つことは必須性能であるが、同時に検知対象以外のガスには感度を持たないこと(ガス選択性)が必要である。したがって、ガス選択性を持たせるため、非検知対象ガスの感ガス部への到達を抑制するためのフィルタや、非検知対象ガスを燃焼除去可能な触媒層(以下選択燃焼層とよぶ)を感ガス部に接触して設ける方法が採られる。現在市販されているような、商用電源を用い、感ガス部と選択燃焼層の連続的な加熱時間が比較的長いセンサにおいては、この構造とすることで雑ガスの除去効果を発揮できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ガス警報器において、5年以上の電池によるメタン検知動作を保証するためには、仮に30秒に一回の検知周期であっても、定常的な加熱時の平均消費電力が、65mWの検知部を用いた微小な素子を場合においても、加熱時間としては200msec以内とすることが望まれる。しかしながら、定常的なヒーター駆動においては容易に雑ガスを除去し容易に選択性を得られる素子であっても、そのような加熱時間の短い駆動条件では、吸着性の強い雑ガス、たとえばアルコールに対する感度が大きくなり、メタンへの選択性が得られなくなる問題が発生した。
【0005】
図4に示した構造のセンサについて、30秒周期でon時間の幅を変えた条件で、on時間最後の抵抗値を記録した場合の、各種ガスの感度特性(ガス種の濃度と抵抗値)を図5と図6に示した。図5の駆動条件では、on時間が500msecであり、図6の駆動条件では、on時間が100msecである。ここで、本ガスセンサにおいては、空気中の抵抗値よりも、可燃性ガスが導入された場合、抵抗値が下がることで、可燃性ガスの有無を判定する
図5の加熱条件では、雑ガス、すなわちエタノールに対する感度抑制されると同時にメタンに対して感度を有しているが、この場合は、平均センサ消費電力は750μWとなり大きく、5年の寿命を達成することが困難となる。
ところが、図6では、平均150μWの電力消費であり、5年の寿命を達成することが可能であるが、メタンの感度は有するものの、エタノールの感度は抑制されていない。たとえば、1000ppmのエタノールの感度レベルは、メタンの3000ppmレベルの感度レベルよりも大きく、誤報の可能性が大きくなる。
【0006】
従って、本発明は、上記の事情に鑑みて、平均消費電力を低く保ちつつ、これらの雑ガス、とりわけ家庭用警報器としての最大の誤報要因である、エタノールに対する誤報を抑制し、メタンのみ警報を得ることができるガス検出器を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るガス検出器は、請求項1に記載したごとく、上記のようなガスセンサにおいて、前記ヒーターのon時間を短くした一次検知モードにおいて、不特定ガスの有無を前記膜状酸化物の電気抵抗値により監視し、前記一次検知モードにおいて、前記膜状酸化物の電気抵抗値の変化が所定レベル以上計測されたときにのみ、前記一次検知モードのon時間よりも長くヒーターを駆動する二次検知モードに移行させ、前記二次検知モード時の前記膜状酸化物の電気抵抗値と前記一次検知モード時の前記膜状酸化物の電気抵抗値との比較により特定ガス種か否かを判定することを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係るガス検出器は、請求項2に記載したごとく、上記のようなガスセンサにおいて、前記ヒーターのon時間を短くした一次検知モードにおいて、不特定ガスの有無を前記膜状酸化物の電気抵抗値により監視し、前記一次検知モードにおいて、前記膜状酸化物の電気抵抗値の変化が所定レベル以上計測されたときにのみ、前記一次検知モードのon時間よりも長く前記ヒーターを駆動する二次検知モードに移行させ、前記二次検知モード時の前記膜状酸化物の電気抵抗値と前記一次検知モード時の前記膜状酸化物の電気抵抗値との比較により特定ガス種か否かを判定し、さらに、前記二次検知モード時の抵抗値により、特定ガス種の濃度を計測することを特徴とする。
【0009】
さらに、本発明に係るガス検出器は、請求項3に記載したごとく、上記のガス検出器の構成に加えて、前記一次検知モードのon時間が、40〜200msecの範囲内であり、前記二次検知モードのon時間が150msec〜500msecの範囲内であり、且つ、前記二次検知モードのon時間を前記一次検知モードのon時間よりも長く設定したことを特徴とする。
さらに、本発明に係るガス検出器は、請求項4に記載したごとく、上記のガス検出器の構成に加えて、前記特定ガス種がメタンであることを特徴とする。
【0010】
本発明の目的を達成するために、発明者らは、薄膜状の支持膜の外周部または両端部がSi基板により支持されてなるダイアフラム様の、きわめて低熱容量のヒータ基板(以下、マイクロヒーターと呼ぶ。)上に、ガスの有無によって抵抗値が変化する膜状酸化物を設けた場合において、ヒータをonさせたときの感ガス部(膜状酸化物)の抵抗値変動挙動を解析した。その結果、共存するガス種によって、その変動挙動が異なる、すなわちエタノールが共存する条件では、100msecを越えても、抵抗値は変動し続けるといった傾向を持つ一方で、メタンが共存した雰囲気では、on後40msec時といったきわめて短時間に抵抗値は安定化領域に達するという新知見を得、新規のヒーター駆動法と判別方法を利用したガス検出器を考案するに至った。
【0011】
図7に、各種ガス中の雰囲気にセンサが置かれた状態で、ヒータをonさせたときの抵抗値の変動挙動を示す。ヒーターをonすると同時に、感ガス部の抵抗値は温度上昇に伴い抵抗値は大きく減少し、その後上昇する。可燃性ガスが存在しない雰囲気(以下、ベースガスと呼ぶ。図中airと表示している。)においては、抵抗値の変動挙動は、大きく減少した後に徐々に上昇する。ベースガス時では、1000msec(1秒)経過時にもまだ安定していない。さらに、家庭用警報器の雑ガスであるエタノールが共存した場合、on後の抵抗値は、ベースガス時の抵抗値よりも小さい、即ち感度を持ち、且つ抵抗値の変動はベースガス時の抵抗値の挙動と同様の傾向を示す。
ところが、特定のガス種、特にメタンが共存した場合では、on後10msecの抵抗値の変動が減少する傾向はあるものの、100msec経過時にはすでに安定化していることを新たに見いだした。
【0012】
そこで、発明者らは、以下のようなガスセンサの駆動方法を行うガス検出器を考案した。
すなわち、ヒーターのon時間を設定した一次検知モードでは、不特定ガスの有無を感ガス部抵抗値により監視する。所定レベル以上の抵抗値変化が計測されたときにのみ、前記ヒーターのon時間よりも長くヒータを駆動する二次検知モードに移行させ、二次検知モード時の感ガス部抵抗値を測定する。このときの、二次検知モード時の抵抗値と、一次検知モード時の抵抗値との比較で、特定ガス種か否かを判定する。さらに、特定ガス種と判断した場合には、そのこのように設定することで、消費電力化を図りつつ、特定ガス種を選択的に検知することが可能となった。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るガス検出器の実施の形態について詳細を説明する。
〔ガスセンサの製造方法〕
図4に本発明の実施例に用いた、薄膜ガスセンサの構造を示す。
両面に熱酸化膜が300nm形成されたSi基板の表面にダイアフラム構造の支持層(支持基板の一例)となるSiN膜とSiO2膜を順次プラズマCVD法にてそれぞれ150nmと1μm形成する。この上にヒータ層としてPtW膜を0.5μm形成しウエットエッチングによりヒータパターンを形成する。さらにSiO2絶縁膜をスパッタ法により2.0μm形成した後、ヒータと電極パッドの接合個所をHFにてエッチングし窓明けを行う。次にPt/Ta(200nm/50nm)膜をガス検知層の電極として成膜しウエットエッチングによりパターニングする。ここでTaはSiO2とPt膜間の接合層としての役割をもつ。さらに、この上部にガス検知層としてスパッタ法によるSnO2膜(膜状酸化物の一例)をリフトオフ法により0.1〜10μmの厚さにて形成する。次にアルミナ粒子にPt及びPd触媒を、7.5wt%担持させた粉末をバインダとともにペーストとし、スクリーン印刷によりSnO2膜の表面に塗布、焼成させ約30μm厚の選択燃焼層を形成する。最後に基板の裏面からドライエッチングによりSiを400μm径の大きさにて完全に除去しダイアフラム構造とする。
【0014】
〔ガスセンサの駆動方法〕
次に、本発明のガス検出器におけるガスセンサの駆動方法について図面に基づいて説明する。
図1〜3にガスセンサの駆動方法のフローチャートを示す。
図1〜3のいずれのフローにおいても、通常の監視時(以下一次検知モードと呼ぶ)では、ヒーターのon時間を40〜150msec時に設定し、on時間最後の抵抗値について常時監視する。もし、可燃性ガスが所定濃度以上存在し、ガス検知層の抵抗値が予め設定した抵抗値レベルよりも下がると、ヒーター駆動時間を一次検知モードよりも延長し、150msec〜500msecの範囲のある固定されたヒーターon時間後の抵抗値を監視する(これを二次検知モードという)。この時の抵抗値を測定し、一次検知モードで記録された抵抗値と二次検知モードで記録された抵抗値の大小比較を行い、検知対象ガスか否かを判定する。すなわち、二次検知モード時のガス検知層の抵抗値が、一次検知モード時のガス検知層の抵抗値よりも顕著に大きくなると、エタノールなどの雑ガスと判定し、抵抗値の差が所定値よりも小さい場合にはメタンと判定する。
【0015】
この時の二次検知モードへの移行の方法は、図1に示すように、それまでのヒータをoffすることなく、そのまま加熱を延長してもよい。尚、この場合、二次検知モードとしての加熱時間は、一次検知モードでヒータをonした時点を起点とする。
また、図2のフローに示すように、一旦ヒーターをoffした後に、次サイクルでヒーターをonさせた時から、二次検知モードのon時間にて判定を行っても良い。
【0016】
またさらに、二次検知モードにおける、検知対象ガスの濃度の測定精度を高くするため、図3のフローに示すように、二次検知モードにおける加熱時間において、ヒータのonとoffを何サイクルか繰り返したのち、二次検知モードにおける抵抗値が安定した時点で、一次検知モードにおける抵抗値との比較によりガス種を判定した後、二次検知モードにおける抵抗値による濃度判定を行っても良い。この場合、ガス種判定に採用する一次検知モードの抵抗値としては、二次検知モードに入る前の一次検知モード時の抵抗値を採用してもよいが、二次検知モードに入って、一次検知モード相当時間経過した時点での抵抗値を採用しても良い。
ここでヒーターをoffする時間は、一次検知モード二次検知モードとで同じでもよいが、検知周期をそろえる、すなわち、on時間+off時間が等しくなるように設定しても良い。また、図3のように、二次検知モードのサイクルを複数回行う様な場合、二次検知モードのoff時間を一次検知モードのoff時間よりも短くし、二次検知モードによる濃度判定を早めるような設定を行っても良い。
【0017】
上記の図2のフローを行うロジックにて、本発明に係るガス検出器としてのガス警報器を試作した。電池容量としては、アルカリ単2電池を2個搭載し、警報機能は接点出力とした。一次検知モードの加熱時間(on時間)は、100msec、二次検知モードの加熱時間(on時間)は、300msecとした。一次検知モード時及び二次検知モード時のいずれの場合も検知の周期は30秒と固定した。比較例として、30秒周期でon時間が200msec固定の試作ガス検知器を作製した。警報器の警報濃度域はメタン換算1000ppmと設定した。
【0018】
上記のガス警報器の試験を以下のように行った。
夫々のガス警報器を試験用チャンバに設置し、ガスかけの試験を、メタン5000ppm相当を2分→airを2時間→エタノール2000ppmを2分→airを2時間というサイクルで、100サイクル行った。
下記の表1に、上記の試験期間中のガス警報器の警報発報回数と電池残量を示す。また、表1においては、これまで説明してきたガスセンサの駆動方法を行う本発明のガス検出器としてのガス警報器と、単一のガスセンサの駆動方法(100msec(比較例1)と200msec(比較例2))を行うガス警報器について比較して示す。
【0019】
【表1】
【0020】
試験の結果、100サイクル経過時の電池消費量は、従来のヒータの加熱時間が200msecと固定であるガス警報器では120mWhであったのに対し、本発明のガス警報器では62mWhと、加熱時間を100msecに固定した場合程度しか消費されない。さらにメタンに対する応答は、いずれのガス警報器においても、100サイクルのガスかけ中100回の警報を確認したものの、誤報要因となるエタノールについては、従来の加熱時間が100msecと固定であるガス警報器では97回も誤報を発生し、加熱時間が200msecと固定であるガス警報器でも45回も発報がされたにもかかわらず、本発明に係るガス警報器では、発報はゼロとすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス検出器におけるヒータ駆動方法を示すフローチャート
【図2】本発明のガス検出器におけるヒータ駆動方法を示すフローチャート
【図3】本発明のガス検出器におけるヒータ駆動方法を示すフローチャート
【図4】ガスセンサの素子構造を示す概略断面図
【図5】ガスセンサにおいてヒータon後500msec経過時のガス濃度と感ガス部の抵抗値の関係を示すグラフ図
【図6】ガスセンサにおいてヒータon後100msec経過時のガス濃度と感ガス部の抵抗値の関係を示すグラフ図
【図7】ガスセンサにおいてヒータon後の感ガス部の抵抗値の変動挙動を示すグラフ図
Claims (4)
- 薄膜状の支持膜の外周部または両端部が電気絶縁性の基板により支持されてなるダイアフラム様の支持基板上に、ガスの有無によって抵抗値が変化する膜状酸化物と、前記膜状酸化物の電気抵抗値を計測するための少なくとも1対の電極と、前記膜状酸化物を加熱するためのヒーターとを設け、前記ヒーターのonとoffを繰り返し、前記ヒータのon時間中における前記電極間の抵抗値により、ガスを検知するガスセンサにおいて、
前記ヒーターのon時間を短くした一次検知モードにおいて、不特定ガスの有無を前記膜状酸化物の電気抵抗値により監視し、前記一次検知モードにおいて、前記膜状酸化物の電気抵抗値の変化が所定レベル以上計測されたときにのみ、前記一次検知モードのon時間よりも長くヒーターを駆動する二次検知モードに移行させ、前記二次検知モード時の前記膜状酸化物の電気抵抗値と前記一次検知モード時の前記膜状酸化物の電気抵抗値との比較により特定ガス種か否かを判定するガス検出器。 - 薄膜状の支持膜の外周部または両端部が電気絶縁性の基板により支持されてなるダイアフラム様の支持基板上に、ガスの有無によって抵抗値が変化する膜状酸化物と、前記膜状酸化物の電気抵抗値を計測するための少なくとも1対の電極と、前記膜状酸化物を加熱するためのヒーターとを設け、前記ヒーターのonとoffを繰り返し、前記ヒータのon時間中における前記電極間の抵抗値により、ガスを検知するガスセンサにおいて、
前記ヒーターのon時間を短くした一次検知モードにおいて、不特定ガスの有無を前記膜状酸化物の電気抵抗値により監視し、前記一次検知モードにおいて、前記膜状酸化物の電気抵抗値の変化が所定レベル以上計測されたときにのみ、前記一次検知モードのon時間よりも長く前記ヒーターを駆動する二次検知モードに移行させ、前記二次検知モード時の前記膜状酸化物の電気抵抗値と前記一次検知モード時の前記膜状酸化物の電気抵抗値との比較により特定ガス種か否かを判定し、さらに、前記二次検知モード時の抵抗値により、特定ガス種の濃度を計測するガス検出器。 - 前記一次検知モードのon時間が、40〜200msecの範囲内であり、前記二次検知モードのon時間が150msec〜500msecの範囲内であり、且つ、前記二次検知モードのon時間を前記一次検知モードのon時間よりも長く設定したことを特徴とする請求項1又は2に記載のガス検出器。
- 前記特定ガス種がメタンであることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のガス検出器。
記載のガス検出器。
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