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JP4450019B2 - 制御装置および制御方法、並びに、面状光源装置および面状光源装置の制御方法 - Google Patents

制御装置および制御方法、並びに、面状光源装置および面状光源装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、制御装置および制御方法、並びに、面状光源装置および面状光源装置の制御方法に関し、特に、LEDを駆動させる場合に用いて好適な、制御装置および制御方法、並びに、面状光源装置および面状光源装置の制御方法に関する。
従来、電流駆動でLED(Light Emitting Diode)を制御する技術が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−310999号公報
例えば、図1に示されるようなバックコンバータを用いたLED駆動回路1により、LEDへの供給電力の制御が実行される。このようなバックコンバータはすでに市販されており、それ自体は、LEDの駆動に限らず、幅広く使われている。
図1に示されるLED駆動回路1におけるLED11の駆動は、抵抗21による電流値の検出と、電流制御用PWM(Current Control PWM(Pulse Width Modulation))31によるPWM制御により実行される。また、LED11の輝度を制御するためのLED電力制御、すなわち、電流制御用PWM31がONである場合にLED11へ供給される電力の制御は、輝度制御用PWM(Bright Control PWM)32により実行される。なお、LED11は、電流制御により電力制御(輝度制御)することが可能であるのは、言うまでもない。
OSC(oscillator:発振器)33は、基本周波数の信号を発信し、電流制御用PWM31および輝度制御用PWM32に供給する。
電流制御用PWM31は、コンパレータ(comp)34から供給される、抵抗21の端子間に発生する電圧値と、電流制御電圧供給DAC(Current DAC(digital to analog converter))36が発生する基準電圧との比較結果に基づいて、FET12のON/OFFを制御する。
図2は、FET12のゲート電流波形、すなわち、FET12のスイッチング動作と、LED11へ流れる電流波形の一般的な例である。
FET12がONであるとき、すなわち、FET12のゲート電流が流れているとき、VDD1からリアクタンス13を介して、LED11、FET12、および、抵抗21に電流I1が流れる。FET12がONである期間t1の間に、リアクタンス13に電荷が蓄積される。コンデンサ14は電源平滑用である。
コンパレータ(comp)34は、抵抗21の端子間に発生する電圧値と、電流制御電圧供給DAC36が発生する基準電圧との比較結果を電流制御用PWM31に供給する。電流制御用PWM31は、1スイッチング周期の開始時に、FET12を制御してONにし、抵抗21の端子間に発生する電圧値が、電流制御電圧供給DAC36が発生する基準電圧以下である間、FET12のON状態を維持し、抵抗21の端子間に発生する電圧値が、電流制御電圧供給DAC36が発生する基準電圧以上になったとき、FET12を制御してOFFする。
FET12がOFFである期間t2において、リアクタンス13に蓄積された電荷が放出され、ダイオード15の作用により電流I2が発生するので、LED11には、蓄積された分の電流が流れる。この一連の動作により、LED11への電流は平衡状態に保たれる。
そして、輝度制御用PWM32は、PWM調整値取得部35により、図示しない操作入力部から、または、外部の機器などから取得されたnビットのPWM調整値に基づいて、PWM制御のONデューティを求め、FET12のON/OFFを制御するための信号を出力する。
具体的には、図3のLED電流波形に示されるように、nビット制御(例えば、n=10なら1024ステップの階調制御)が行われる場合、輝度制御用PWM32は、所定のステップ分だけ、図2を用いて説明したようなFET12のON動作が実行されるように、FET12のON/OFFを制御するための信号を出力する。例えば、10ビット階調、すなわち、1024ステップのうちの800ステップ目までは、抵抗21による電流値の検出結果に基づいて、期間t1の間、FET12がONされる動作が繰り返されるが、残りの224ステップにおいては、FET12はONされないように制御される。
具体的には、輝度制御用PWM32は、上述したように、例えば、1024階調のうちの800ステップに対応する期間、すなわち、PWM周期の1024ステップのうちの800ステップの間、論理回路(論理和)37にON信号(1)を供給して、残り224ステップにはOFF信号(0)を供給する。そして、電流制御用PWM31は、コンパレータ34から出力される信号に基づいて、それぞれの1ステップのうちの期間t1の間、論理回路37にON信号(1)を供給し、残りの期間t2の間、OFF信号(0)を供給する。する。そして、電流制御用PWM31および輝度制御用PWM32のいずれもON(1)を出力しているときのみ、FET12はONされる。
ここで、図1に示されるようなLED駆動回路1におけるPWM制御の精度を高めたい場合、単純には、PWMのビット階調を上げる、すなわち、nビット制御におけるnの値を大きくしてステップ数を増やせばよいが、このLED駆動回路1において、PWM制御は、バックコンバータのスイッチング周期を数えて行なうように、つまり、1PWM周期に対するON時間の比率(所謂、ONデューティ)で制御するようになされているので、PWMのビット階調を上げるとPWM周期が長くなってしまい、応答性が損なわれてしまうため、LEDの輝度制御を高速で行なうことが出来なくなってしまう。
なお、nビット制御におけるnの値を大きくしてステップ数を増やすのではなく、電流制御での調光、すなわち、電流制御電圧供給DAC36が発生する基準電圧を調整することにより、図2を用いて説明した期間t1を高い階調数で調整して調光することは可能だが、LEDは電流値によって発光波長変動があるため、例えば、テレビジョン受像機などの表示装置におけるバックライト光源として用いる場合、電流制御での調光を行うことは好ましくない。
また、nビット制御におけるnの値を大きくしてステップ数を増やすとともに、PWM周期を短くする目的で、バックコンバータのスイッチング速度を高めることも考えられるが、スイッチング動作の高速化には限界があり、また、スイッチング速度が極めて高いバックコンバータを含んだ製品は、スイッチングノイズによる不要輻射が発生してしまう可能性が高くなってしまう。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、応答性を損なうことなく、PWM制御の精度を高めることができるようにするものである。
本発明の一側面の制御装置は、LEDの駆動を制御する制御装置であって、スイッチング素子を含んで構成される、前記LEDを駆動するための駆動手段と、n+mビットの制御値を取得する制御値取得手段と、前記制御値取得手段により取得されたn+mビットの制御値に基づいて、前記スイッチング素子の所定期間におけるON回数を上位nビットの制御値で制御するとともに、前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回のON時間を下位mビットの制御値で制御し、その1回を除く前記スイッチング素子のON時間は所定の時間となるように、前記駆動手段による前記LEDの駆動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記所定の時間を1周期として、前記上位nビットの制御値に基づくデューティ比でON信号を発生する第1のON信号発生手段と、前記LEDに流れる電流値を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果と所定の値を比較する比較手段と、前記比較手段において前記検出手段による検出結果と比較される前記所定の値として、前記下位mビットの制御値を供給する制御値供給手段と、前記比較手段において前記検出手段による検出結果と比較される前記所定の値として、基準値を供給する基準値供給手段と、前記比較手段に供給する値として、前記制御値供給手段により供給される前記下位mビットの制御値と、前記基準値供給手段により供給される前記基準値とを切換える切換え手段と、前記比較手段による比較結果に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング周期の開始から、前記LEDに流れる電流値が前記所定の値によって決まる電流値に達するまでの期間、ON信号を発生する第2のON信号発生手段と、前記第1のON信号発生手段および前記第2のON信号発生手段によりいずれもON信号が発生されている場合のみ、前記スイッチング素子にON信号を供給するスイッチング素子制御手段とを備え、前記第1のON信号発生手段は、前記切換え手段における前記制御値と前記基準値の切換えも制御し、前記切換え手段は、前記第1のON信号発生手段の制御によって、前記上位nビットで回数が制御される前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回に対応するタイミングにおいては、前記制御値供給手段により供給される前記下位mビットの制御値を前記比較手段に供給し、前記スイッチング素子のONのうちの他のタイミングにおいては、前記基準値供給手段により供給される前記基準値を前記比較手段に供給する
前記所定の時間は、前記スイッチング素子のスイッチング周期のnビット分に対応する時間であるものとすることができる。
本発明の一側面の制御方法は、LEDの駆動を制御する制御装置の制御方法であって、n+mビットの制御値を取得し、前記LEDを駆動するための駆動回路に含まれるスイッチング素子の、所定期間におけるON回数を、取得されたn+mビットの制御値のうちの上位nビットの制御値で制御し、前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回のON時間を下位mビットの制御値で制御し、その1回を除く前記スイッチング素子のON時間は所定の時間となるように制御し、前記ON時間の制御においては、前記所定の時間を1周期として、前記上位nビットの制御値に基づくデューティ比で第1のON信号を発生し、前記LEDに流れる電流値を検出し、前記電流値の検出結果を、前記下位mビットの制御値または基準値と比較し、前記電流値の検出結果と比較される、前記下位mビットの制御値と基準値とを切換え、比較結果に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング周期の開始から、前記LEDに流れる電流値が前記所定の値によって決まる電流値に達するまでの期間、第2のON信号を発生し、前記第1のON信号と前記第2のON信号の両方が発生されている場合のみ、前記スイッチング素子にON信号を供給し、前記上位nビットで回数が制御される前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回に対応するタイミングにおいては、前記下位mビットの制御値が前記電流値の検出結果と比較され、前記スイッチング素子のONのうちの他のタイミングにおいては、前記基準値が前記電流値の検出結果と比較されるように、前記第1のON信号を発生する手段が、前記下位mビットの制御値と前記基準値の切換えも制御するステップを含む。
本発明の一側面の面状光源装置は、LEDにより発光する面状光源装置であって、LEDと、スイッチング素子を含んで構成される、前記LEDを駆動するための駆動手段と、n+mビットの制御値を取得する制御値取得手段と、前記制御値取得手段により取得されたn+mビットの制御値に基づいて、前記スイッチング素子の所定期間におけるON回数を上位nビットの制御値で制御するとともに、前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回のON時間を下位mビットの制御値で制御し、その1回を除く前記スイッチング素子のON時間は所定の時間となるように、前記駆動手段による前記LEDの駆動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記所定の時間を1周期として、前記上位nビットの制御値に基づくデューティ比でON信号を発生する第1のON信号発生手段と、前記LEDに流れる電流値を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果と所定の値を比較する比較手段と、前記比較手段において前記検出手段による検出結果と比較される前記所定の値として、前記下位mビットの制御値を供給する制御値供給手段と、前記比較手段において前記検出手段による検出結果と比較される前記所定の値として、基準値を供給する基準値供給手段と、前記比較手段に供給する値として、前記制御値供給手段により供給される前記下位mビットの制御値と、前記基準値供給手段により供給される前記基準値とを切換える切換え手段と、前記比較手段による比較結果に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング周期の開始から、前記LEDに流れる電流値が前記所定の値によって決まる電流値に達するまでの期間、ON信号を発生する第2のON信号発生手段と、前記第1のON信号発生手段および前記第2のON信号発生手段によりいずれもON信号が発生されている場合のみ、前記スイッチング素子にON信号を供給するスイッチング素子制御手段とを備え、前記第1のON信号発生手段は、前記切換え手段における前記制御値と前記基準値の切換えも制御し、前記切換え手段は、前記第1のON信号発生手段の制御によって、前記上位nビットで回数が制御される前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回に対応するタイミングにおいては、前記制御値供給手段により供給される前記下位mビットの制御値を前記比較手段に供給し、前記スイッチング素子のONのうちの他のタイミングにおいては、前記基準値供給手段により供給される前記基準値を前記比較手段に供給する
本発明の一側面の面状光源装置の制御方法は、LEDにより発光する面状光源の制御方法であって、n+mビットの制御値を取得し、前記LEDを駆動するための駆動回路に含まれるスイッチング素子の、所定期間におけるON回数を、取得されたn+mビットの制御値のうちの上位nビットの制御値で制御し、前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回のON時間を下位mビットの制御値で制御し、その1回を除く前記スイッチング素子のON時間は所定の時間となるように制御し、前記ON時間の制御においては、前記所定の時間を1周期として、前記上位nビットの制御値に基づくデューティ比で第1のON信号を発生し、前記LEDに流れる電流値を検出し、前記電流値の検出結果を、前記下位mビットの制御値または基準値と比較し、前記電流値の検出結果と比較される、前記下位mビットの制御値と基準値とを切換え、比較結果に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング周期の開始から、前記LEDに流れる電流値が前記所定の値によって決まる電流値に達するまでの期間、第2のON信号を発生し、前記第1のON信号と前記第2のON信号の両方が発生されている場合のみ、前記スイッチング素子にON信号を供給し、前記上位nビットで回数が制御される前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回に対応するタイミングにおいては、前記下位mビットの制御値が前記電流値の検出結果と比較され、前記スイッチング素子のONのうちの他のタイミングにおいては、前記基準値が前記電流値の検出結果と比較されるように、前記第1のON信号を発生する手段が、前記下位mビットの制御値と前記基準値の切換えも制御するステップを含む。
本発明の一側面においては、n+mビットの制御値が取得され、LEDを駆動するための駆動回路に含まれるスイッチング素子の、所定期間におけるON回数が、取得されたn+mビットの制御値のうちの上位nビットの制御値で制御され、スイッチング素子のONのうちのいずれか1回のON時間が下位mビットの制御値で制御され、その1回を除くスイッチング素子のON時間が所定の時間となるように制御される。このON時間の制御においては、所定の時間を1周期として、上位nビットの制御値に基づくデューティ比で第1のON信号が発生され、LEDに流れる電流値が検出され、その検出結果が、下位mビットの制御値または基準値と比較される。比較結果に基づいて、スイッチング素子のスイッチング周期の開始から、LEDに流れる電流値が所定の値によって決まる電流値に達するまでの期間、第2のON信号が発生され、第1のON信号と第2のON信号の両方が発生されている場合のみ、スイッチング素子にON信号が供給される。上位nビットで回数が制御されるスイッチング素子のONのうちのいずれか1回に対応するタイミングにおいては、下位mビットの制御値が電流値の検出結果と比較され、スイッチング素子のONのうちの他のタイミングにおいては、基準値が電流値の検出結果と比較されるように、下位mビットの制御値と基準値の切換えが、第1のON信号を発生する手段によって制御される。
制御装置は、独立した装置であっても良いし、情報処理装置やテレビジョン受像機、または、液晶表示装置などにおけるLEDの駆動制御処理を行うブロックであっても良い。
以上のように、本発明の一側面によれば、LEDを駆動することができ、特に、所定期間におけるON回数が、取得されたn+mビットの制御値のうちの上位nビットの制御値で制御され、スイッチング素子のONのうちのいずれか1回のON時間が下位mビットの制御値で制御され、その1回を除くスイッチング素子のON時間が所定の時間となるように制御されるので、応答性を損なうことなく、制御の階調を増加することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書または図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書または図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書または図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の制御装置は、LEDの駆動を制御する制御装置(例えば、図4のLED駆動回路51)であって、スイッチング素子(例えば、図4のFET12)を含んで構成される、前記LEDを駆動するための駆動手段(例えば、図4に示されるバックコンバータ回路)と、n+m(nおよびmはいずれも正の整数)ビットの制御値を取得する制御値取得手段(例えば、図4のPWM調整値取得部61)と、前記制御値取得手段により取得されたn+mビットの制御値に基づいて、前記スイッチング素子の所定期間(例えば、1PWM周期)におけるON回数を上位nビットの制御値で制御するとともに、前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回のON時間(例えば、図5のt1´)を下位mビットの制御値で制御し、その1回を除く前記スイッチング素子のON時間は所定の時間(例えば、図5のt1)となるように、前記駆動手段による前記LEDの駆動を制御する制御手段(例えば、図4の抵抗21、電流制御用PWM31、コンパレータ34、論理回路37、電流制御電圧供給DAC36、輝度制御用PWM62、PWM制御電圧供給DAC63、スイッチ64)とを備え、前記制御手段は、前記所定の時間を1周期として、前記上位nビットの制御値に基づくデューティ比でON信号を発生する第1のON信号発生手段(例えば、図4の輝度制御用PWM62)と、前記LEDに流れる電流値を検出する検出手段(例えば、図4の抵抗21)と、前記検出手段による検出結果と所定の値を比較する比較手段(例えば、図4のコンパレータ34)と、前記比較手段において前記検出手段による検出結果と比較される前記所定の値として、前記下位mビットの制御値を供給する制御値供給手段(例えば、図4のPWM制御電圧供給DAC63)と、前記比較手段において前記検出手段による検出結果と比較される前記所定の値として、基準値を供給する基準値供給手段(例えば、図4の電流制御電圧供給DAC36)と、前記比較手段に供給する値として、前記制御値供給手段により供給される前記下位mビットの制御値と、前記基準値供給手段により供給される前記基準値とを切換える切換え手段(例えば、図4のスイッチ64)と、前記比較手段による比較結果に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング周期の開始から、前記LEDに流れる電流値が前記所定の値によって決まる電流値に達するまでの期間、ON信号を発生する第2のON信号発生手段(例えば、図4の電流制御用PWM31)と、前記第1のON信号発生手段および前記第2のON信号発生手段によりいずれもON信号が発生されている場合のみ、前記スイッチング素子にON信号を供給するスイッチング素子制御手段(例えば、図4の論理回路37)とを備え、前記第1のON信号発生手段は、前記切換え手段における前記制御値と前記基準値の切換えも制御し、前記切換え手段は、前記第1のON信号発生手段の制御によって、前記上位nビットで回数が制御される前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回に対応するタイミングにおいては、前記制御値供給手段により供給される前記下位mビットの制御値を前記比較手段に供給し、前記スイッチング素子のONのうちの他のタイミングにおいては、前記基準値供給手段により供給される前記基準値を前記比較手段に供給する
前記制御手段は、前記所定の時間を1周期として、前記制御値取得手段により取得されたn+mビットの制御値のうちの上位nビットの制御値に基づくデューティ比でON信号を発生する第1のON信号発生手段(例えば、図4の輝度制御用PWM62)と、前記LEDに流れる電流値を検出する検出手段(例えば、図4の抵抗21)と、前記検出手段による検出結果と所定の値を比較する比較手段(例えば、図4のコンパレータ34)と、前記比較手段による比較結果に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング周期の開始から、前記LEDに流れる電流値が前記所定の値によって決まる電流値に達するまでの期間、ON信号を発生する第2のON信号発生手段(例えば、図4の電流制御用PWM31)と、前記第1のON信号発生手段および前記第2のON信号発生手段によりいずれもON信号が発生されている場合のみ、前記スイッチング素子にON信号を供給するスイッチング素子制御手段(例えば、図4の論理回路37)とを更に備えることができ、前記比較手段において前記検出手段による検出結果と比較される前記所定の値は、上位nビットで回数が制御される前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回に対応するタイミングにおいて下位mビットで制御された制御値となり、前記スイッチング素子のONのうちの他のタイミングにおいては基準値となるものとすることができる。
前記制御手段は、前記比較手段において前記検出手段による検出結果と比較される前記所定の値として、下位mビットで制御された前記制御値を供給する制御値供給手段(例えば、図4のPWM制御電圧供給DAC63)と、前記比較手段において前記検出手段による検出結果と比較される前記所定の値として、前記基準値を供給する基準値供給手段(例えば、図4の電流制御電圧供給DAC36)と、前記制御値供給手段により供給される前記制御値と、前記基準値供給手段により供給される前記基準値とのうち、前記比較手段に供給する値を切換える切換え手段(例えば、図4のスイッチ64)とを更に備えることができ、前記切換え手段は、上位nビットで回数が制御される前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回に対応するタイミングにおいて、前記比較手段に前記制御値供給手段により供給される前記制御値を供給し、前記スイッチング素子のONのうちの他のタイミングにおいては、前記比較手段に前記基準値供給手段により供給される前記基準値を供給することができる。
本発明の一側面の制御方法は、LEDの駆動を制御する制御装置(例えば、図4のLED駆動回路51)の制御方法であって、n+m(nおよびmはいずれも正の整数)ビットの制御値を取得し(例えば、図7のステップS1の処理)、前記LEDを駆動するための駆動回路(例えば、図4に示されるバックコンバータ回路)に含まれるスイッチング素子(例えば、図4のFET12)の、所定期間(例えば、1PWM周期)におけるON回数を、取得されたn+mビットの制御値のうちの上位nビットの制御値で制御し(例えば、図7のステップS2の処理)、前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回のON時間(例えば、図5のt1´)を下位mビットの制御値で制御し、その1回を除く前記スイッチング素子のON時間は所定の時間(例えば、図5のt1)となるように制御(例えば、図7のステップS3乃至ステップS6の処理)、前記ON時間の制御においては、前記所定の時間を1周期として、前記上位nビットの制御値に基づくデューティ比で第1のON信号を発生し、前記LEDに流れる電流値を検出し、前記電流値の検出結果を、前記下位mビットの制御値または基準値と比較し、前記電流値の検出結果と比較される、前記下位mビットの制御値と基準値とを切換え、比較結果に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング周期の開始から、前記LEDに流れる電流値が前記所定の値によって決まる電流値に達するまでの期間、第2のON信号を発生し、前記第1のON信号と前記第2のON信号の両方が発生されている場合のみ、前記スイッチング素子にON信号を供給し、前記上位nビットで回数が制御される前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回に対応するタイミングにおいては、前記下位mビットの制御値が前記電流値の検出結果と比較され、前記スイッチング素子のONのうちの他のタイミングにおいては、前記基準値が前記電流値の検出結果と比較されるように、前記第1のON信号を発生する手段が、前記下位mビットの制御値と前記基準値の切換えも制御するステップを含む。
本発明の一側面の面状光源装置は、LEDにより発光する面状光源装置(例えば、図8のバックライト112および光源制御部132)であって、LED(例えば、図4のLED11)と、スイッチング素子(例えば、図4のFET12)を含んで構成される、前記LEDを駆動するための駆動手段(例えば、図4に示されるバックコンバータ回路)と、n+m(nおよびmはいずれも正の整数)ビットの制御値を取得する制御値取得手段(例えば、図4のPWM調整値取得部61)と、前記制御値取得手段により取得されたn+mビットの制御値に基づいて、前記スイッチング素子の所定期間(例えば、1PWM周期)におけるON回数を上位nビットの制御値で制御するとともに、前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回のON時間(例えば、図5のt1´)を下位mビットの制御値で制御し、その1回を除く前記スイッチング素子のON時間は所定の時間(例えば、図5のt1)となるように、前記駆動手段による前記LEDの駆動を制御する制御手段(例えば、図4の抵抗21、電流制御用PWM31、コンパレータ34、論理回路37、電流制御電圧供給DAC36、輝度制御用PWM62、PWM制御電圧供給DAC63、スイッチ64)とを備え、前記制御手段は、前記所定の時間を1周期として、前記上位nビットの制御値に基づくデューティ比でON信号を発生する第1のON信号発生手段(例えば、図4の輝度制御用PWM62)と、前記LEDに流れる電流値を検出する検出手段(例えば、図4の抵抗21)と、前記検出手段による検出結果と所定の値を比較する比較手段(例えば、図4のコンパレータ34)と、前記比較手段において前記検出手段による検出結果と比較される前記所定の値として、前記下位mビットの制御値を供給する制御値供給手段(例えば、図4のPWM制御電圧供給DAC63)と、前記比較手段において前記検出手段による検出結果と比較される前記所定の値として、基準値を供給する基準値供給手段(例えば、図4の電流制御電圧供給DAC36)と、前記比較手段に供給する値として、前記制御値供給手段により供給される前記下位mビットの制御値と、前記基準値供給手段により供給される前記基準値とを切換える切換え手段(例えば、図4のスイッチ64)と、前記比較手段による比較結果に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング周期の開始から、前記LEDに流れる電流値が前記所定の値によって決まる電流値に達するまでの期間、ON信号を発生する第2のON信号発生手段(例えば、図4の電流制御用PWM31)と、前記第1のON信号発生手段および前記第2のON信号発生手段によりいずれもON信号が発生されている場合のみ、前記スイッチング素子にON信号を供給するスイッチング素子制御手段(例えば、図4の論理回路37)とを備え、前記第1のON信号発生手段は、前記切換え手段における前記制御値と前記基準値の切換えも制御し、前記切換え手段は、前記第1のON信号発生手段の制御によって、前記上位nビットで回数が制御される前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回に対応するタイミングにおいては、前記制御値供給手段により供給される前記下位mビットの制御値を前記比較手段に供給し、前記スイッチング素子のONのうちの他のタイミングにおいては、前記基準値供給手段により供給される前記基準値を前記比較手段に供給する
前記LED、前記駆動手段、前記制御値取得手段、および、前記制御手段は、それぞれ、複数備えるものとすることができ、前記LEDを面状に配列することができ、複数の前記制御手段は、複数の前記制御値取得手段によって異なる制御値を得ることができ、異なる制御値に基づいて、前記駆動手段による前記LEDの駆動をそれぞれ制御し、複数の前記LEDを異なる輝度で発光させることができる。
本発明の一側面の面状光源のLEDにより発光する面状光源(例えば、図8のバックライト112および光源制御部132)の制御方法であって、n+m(nおよびmはいずれも正の整数)ビットの制御値を取得し(例えば、図7のステップS1の処理)、前記LEDを駆動するための駆動回路(例えば、図4に示されるバックコンバータ回路)に含まれるスイッチング素子(例えば、図4のFET12)の、所定期間(例えば、1PWM周期)におけるON回数を、取得されたn+mビットの制御値のうちの上位nビットの制御値で制御し(例えば、図7のステップS2の処理)、前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回のON時間(例えば、図5のt1´)を下位mビットの制御値で制御し、その1回を除く前記スイッチング素子のON時間は所定の時間(例えば、図5のt1)となるように制御(例えば、図7のステップS3乃至ステップS6の処理)、前記ON時間の制御においては、前記所定の時間を1周期として、前記上位nビットの制御値に基づくデューティ比で第1のON信号を発生し、前記LEDに流れる電流値を検出し、前記電流値の検出結果を、前記下位mビットの制御値または基準値と比較し、前記電流値の検出結果と比較される、前記下位mビットの制御値と基準値とを切換え、比較結果に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング周期の開始から、前記LEDに流れる電流値が前記所定の値によって決まる電流値に達するまでの期間、第2のON信号を発生し、前記第1のON信号と前記第2のON信号の両方が発生されている場合のみ、前記スイッチング素子にON信号を供給し、前記上位nビットで回数が制御される前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回に対応するタイミングにおいては、前記下位mビットの制御値が前記電流値の検出結果と比較され、前記スイッチング素子のONのうちの他のタイミングにおいては、前記基準値が前記電流値の検出結果と比較されるように、前記第1のON信号を発生する手段が、前記下位mビットの制御値と前記基準値の切換えも制御するステップを含む。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
なお、従来の場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
すなわち、図4のLED駆動回路51は、PWM調整値取得部35に代わってPWM調整値取得部61が備えられ、輝度制御用PWM32に代わって輝度制御用PWM(Bright Control PWM)62が設けられ、新たに、PWM制御電圧供給DAC(PWM DAC)63およびスイッチ64が設けられている以外は、図1を用いて説明したLED駆動回路1と基本的に同様の構成を有している。
PWM調整値取得部61は、図示しない操作入力部から、または、外部の機器などから、(n+m)ビットのPWM調整値を取得し、上位nビットは、輝度制御用PWM62に供給し、下位mビットは、PWM制御電圧供給DAC63に供給する。
輝度制御用PWM62は、PWM調整値取得部61から供給されたnビットのPWM調整値に基づいて、PWM制御のONデューティを求め、FET12のON/OFFを制御するための信号を出力するとともに、スイッチ64を制御して、上位nビットの制御値に対応するパルス発生数が所定の値に達するまでは、コンパレータ34に電流制御電圧供給DAC36が発生する基準電圧を供給させ、上位nビットの制御値に対応するパルス発生数が所定の値に達したとき、コンパレータ34にPWM制御電圧供給DAC63から供給される制御電圧値を供給させる。
PWM制御電圧供給DAC63は、PWM調整値取得部61から供給されたmビットのPWM調整値に基づいて、電流制御電圧供給DAC36が発生する基準電圧とは独立して設定される基準電圧以下の電圧値である制御電圧値を設定し、スイッチ64に供給する。
スイッチ64は、輝度制御用PWM62の制御に基づいて、電流制御電圧供給DAC36が発生する基準電圧、または、PWM制御電圧供給DAC63から供給される制御電圧値のいずれかを、コンパレータ34に供給する。
FET12がONであるとき、VDD1からリアクタンス13を介して、LED11、FET12、および、抵抗21に電流I1が流れる。FET12がONである期間に、リアクタンス13に電荷が蓄積される。コンデンサ14は電源平滑用である。
コンパレータ(comp)34は、抵抗21の端子間に発生する電圧値と、電流制御電圧供給DAC36が発生する基準電圧、または、PWM制御電圧供給DAC63が発生する制御電圧とを比較し、比較結果を電流制御用PWM31に供給する。電流制御用PWM31は、1スイッチング周期の開始時に、FET12を制御してONにし、抵抗21の端子間に発生する電圧値が、基準電圧または制御電圧以下である間、FET12のON状態を維持し、抵抗21の端子間に発生する電圧値が、基準電圧または制御電圧以上になったとき、FET12を制御してOFFする。
輝度制御用PWM62は、(n+m)ビットのうちの上位nビット分の階調制御(例えば、n=10なら1024ステップの階調制御)に対応して、所定のステップ分だけ、図2を用いて説明したようなFET12のON動作が実行されるように、FET12のON/OFFを制御するための信号を論理回路37に出力する。また、輝度制御用PWM62は、上位nビット分の階調制御に対応するFET12のONのうちのいずれか1ステップ、例えば、最後のステップにおいて、スイッチ64を制御して、PWM制御電圧供給DAC63から供給される制御電圧値をコンパレータ34に供給させる。具体的には、例えば、(n+m)ビットのうちの上位nビットが10ビットであって、1024ステップの階調制御のうち、800ステップがONとなるような階調制御を行うためのPWM調整値をPWM調整値取得部61から供給されたとき、輝度制御用PWM62は、799ステップまでは、スイッチ64を制御して、コンパレータ34に電流制御電圧供給DAC36が発生する基準電圧を供給させ、800ステップ目において、スイッチ64を制御して、コンパレータ34にPWM制御電圧供給DAC63から供給される制御電圧値を供給させる。
図5は、LED駆動回路51におけるFET12のゲート電流波形、すなわち、FET12のスイッチング動作と、LED11へ流れる電流波形の一般例である。
電流制御電圧供給DAC36が発生する基準電圧がスイッチ64からコンパレータ34に供給されているとき、FET12は、基準電圧値に基づいて、期間t1の間ONになる。そして、FET12がOFFである期間t2において、リアクタンス13に蓄積された電荷が放出され、ダイオード15の作用により電流I2が発生するので、LED11には、蓄積された分の電流が流れる。すなわち、図5における点線aが、電流制御電圧供給DAC36が発生する基準電圧がスイッチ64からコンパレータ34に供給されているときにLED11へ流れる電流の波形となる。
これに対して、PWM制御電圧供給DAC63が発生する制御電圧がスイッチ64からコンパレータ34に供給されているとき、FET12は、mビットの制御信号に基づいて発生される制御電圧値に基づいて、期間t1´の間ONになる。例えば、m=8であるとき、制御電圧値によって決まる期間t1´の長さは、256階調で制御される。そして、FET12がOFFである期間t2´において、リアクタンス13に蓄積された電荷が放出され、ダイオード15の作用により電流I2が発生するので、LED11には、蓄積された分の電流が流れる。すなわち、図5における一点差線bが、PWM制御電圧供給DAC63が発生する制御電圧がスイッチ64からコンパレータ34に供給されているときにLED11へ流れる電流の波形となり、この1ステップにおいてLED11に供給される電力は、図5における一点差線bの積分値となる。
このようにして、上位nビット分の制御値によって決まるFET12のONの最後の1パルスにおいて、PWM制御電圧供給DAC63からmビットで制御される制御電圧値をコンパレータ34に供給させることにより、その1パルスにおけるバックコンバータでのLED駆動電流をmビットの分解能で制御することができる。
すなわち、図6のLED電流波形に示されるように、LED駆動回路51においては、nビットの制御が可能なPWM周期内のFET12のONの回数が、(n+m)ビットの制御値のうちの上位nビットによって決まり、FET12のONの最後の1パルスにおいてのみ、制御値のうちの下位mビットによって決まる電流値による電流調光が行われる。
なお、LED駆動回路51においては、1PWM周期中、上位nビット分の制御値によって決まるON区間内の最後の1パルス以外のいずれの1パルスにおいて、mビットの電流制御を行なっても良いことは言うまでもない。
このようにすることにより、LED駆動回路51においては、輝度制御用PWM62の制御におけるnビットの階調精度に加え、PWM制御電圧供給DAC63から供給される制御電圧値に基づいて、mビットの階調精度を有する電流制御を行うことができるので、LED11の輝度は、(n+m)ビットの制御精度、すなわち、n×m階調の階調精度を得ることができる。
また、LED駆動回路51においては、(n+m)ビットの制御精度でLED電力制御を行うことができるのに対して、1PWM周期はバックコンバータの基本周期に2のn乗を乗じた値(基本周期×nビット)である。この1PWM周期は、PWM制御の精度を高めるために単純にPWMのビット階調を(n+m)に増加した場合と比較して、バックコンバータの基本周期に2のm乗を乗じた値だけ短くなる。すなわち、LED駆動回路51においては、従来のnビットの階調精度でPWM制御が行われている場合と同様のステップ数でn×m階調の階調精度でのPWM制御を行うことができる。したがって、LED駆動回路51においては、制御の応答性を損なうことなく、また、バックコンバータのスイッチング周波数の設定を高くすることなく、PWM制御の精度を高めることができる。
換言すれば、LED駆動回路51においては、従来における場合と同等のPWM周期、かつ、バックコンバータのスイッチング速度において、従来における場合よりも精度の高い階調数で、バックコンバータの電流制御を行うことができるようになされている。
なお、図4を用いて説明したLED駆動回路51においては、輝度制御用PWM62がスイッチ64を制御するものとして説明したが、輝度制御用PWMとしては、従来における場合と同様の輝度制御用PWM32を備えさせ、スイッチ64の制御は、異なるブロックが行うものとしても良い。
また、図4を用いて説明したLED駆動回路51においては、PWM制御電圧供給DAC63は、PWM調整値取得部61から供給されたmビットのPWM調整値に基づいて、電流制御電圧供給DAC36が発生する基準電圧とは異なる制御電圧値を設定し、スイッチ64に供給するものとして説明したが、例えば、PWM制御電圧供給DAC63およびスイッチ64を設けることなく、PWM調整値取得部61から供給されたmビットのPWM調整値を、ただ1つ設けられている電流制御電圧供給DACに供給するとともに、スイッチ64の切り替えを制御していた制御信号も電流制御電圧供給DACに供給するようにして、電流制御電圧供給DACが、コンパレータ34に、上述した場合と同様の基準電圧値および制御電圧値を切換えて供給することができるようにしても良い。
しかしながら、1つのDACの出力値をあるタイミングに基づいて高速に切換えるよりも、2つのDAC(ここでは、PWM制御電圧供給DAC63と電流制御電圧供給DAC36)の出力を、スイッチを用いて切換えるほうが、高速な制御を実行するための応答性に優れており、好適である。
以上説明したように、図4を用いて説明したLED駆動回路51においては、1PWM周期のうちのFET12のONの回数を上位nビットで制御し、FET12のONのうちのいずれか1回において、コンパレータ34に対して供給される比較用の電圧値をmビットで制御することにより、バックコンバータをn+mbitの階調で制御することが可能となる。
なお、LEDは電流値によって発光波長変動があるが、LED駆動回路51においては、nビットの1PWM周期に対しに対し1パルスのみを電流制御するので、相対的に影響度は小さく問題とはならない。
次に、図7のフローチャートを参照して、LED駆動回路51において実行される制御処理について説明する。
ステップS1において、PWM調整値取得部61は、図示しない操作入力部から、または、外部の機器などから、n+mビットの制御値を取得し、上位nビットは、輝度制御用PWM62に供給し、下位mビットは、PWM制御電圧供給DAC63に供給する。このとき、輝度制御用PWM62は、スイッチ64を制御して、コンパレータ34に電流制御電圧供給DAC(Current DAC)36の出力値である基準電圧を供給させている。
ステップS2において、輝度制御用PWM62は、論理回路37に、ON信号(1)を供給するとともに、上位nビットの制御値に対応するパルス発生数のカウントを開始する。
ステップS3において、輝度制御用PWM62は、上位nビットの制御値に対応するパルス発生数が所定の値に達したか否かを判断する。
ステップS3において、上位nビットの制御値に対応するパルス発生数が所定の値に達していないと判断された場合、ステップS4において、輝度制御用PWM62は、スイッチ64を制御して、コンパレータ34への電流制御電圧供給DAC(Current DAC)36の出力値である基準電圧の供給を維持し、処理は、ステップS3に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS4の処理が実行されているとき、コンパレータ34は、抵抗21の端子間に発生する電圧値と、電流制御電圧供給DAC36が発生する基準電圧とを比較し、比較結果を電流制御用PWM31に供給する。電流制御用PWM31は、1スイッチング周期の開始時に、FET12をONにし、抵抗21の端子間に発生する電圧値が、基準電圧以下である間、FET12のON状態を維持し、抵抗21の端子間に発生する電圧値が、基準電圧以上になったとき、FET12をOFFする。すなわち、ステップS4の処理が実行されているとき、図5における点線aが、LED11に供給される電流の波形となる。
ステップS3において、上位nビットの制御値に対応するパルス発生数が所定の値に達したと判断された場合、ステップS5において、輝度制御用PWM62は、スイッチ64を制御して、コンパレータ34に、PWM制御電圧供給DAC(PWM DAC)63から、下位mビットの制御値に対応する出力値である制御電圧値を供給させる。
ステップS5の処理が実行されているとき、コンパレータ34は、抵抗21の端子間に発生する電圧値と、PWM制御電圧供給DAC63が発生する制御電圧とを比較し、比較結果を電流制御用PWM31に供給する。電流制御用PWM31は、1スイッチング周期の開始時に、FET12を制御してONにし、抵抗21の端子間に発生する電圧値が制御電圧以下である間、FET12のON状態を維持し、抵抗21の端子間に発生する電圧値が制御電圧以上になったとき、FET12を制御してOFFする。すなわち、ステップS5の処理が実行されているとき、図5における一点差線bが、LED11に供給される電流の波形となる。
また、ステップS5において、図5における一点差線bで示される電流が1パルス発生した後、輝度制御用PWM62は、上位nビットの制御値に対応するパルス発生数が所定の値に達したため、論理回路37に、OFF信号(0)を供給する。
そして、ステップS6において、輝度制御用PWM62は、PWM周期が1周期経過したか否かを判断する。
ステップS6において、PWM周期が1周期経過していないと判断された場合、PWM周期が1周期経過したと判断されるまで、ステップS6の処理が繰り返される。すなわち、ステップS6の処理が実行されている間、輝度制御用PWM62は、論理回路37にOFF信号(0)を供給しているので、FET12のOFF状態が維持される。
なお、ステップS5において、スイッチ64は、PWM制御電圧供給DAC63からの出力をコンパレータ34に供給するように制御されているが、輝度制御用PWM62は、ステップS6において、PWM周期が1周期経過したと判断されるまでの間に、スイッチ64を制御して、コンパレータ34に電流制御電圧供給DAC36の出力値である基準電圧を供給させる。
ステップS6において、PWM周期が1周期経過したと判断された場合、処理は、ステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
このような処理により、LED駆動回路51においては、従来における場合と同等のPWM周期、かつ、バックコンバータのスイッチング速度において、従来における場合よりも精度の高い階調数で、バックコンバータの電力制御を行うことができる。
すなわち、LED駆動回路51は、バックコンバータのスイッチング周期の整数倍(nビット倍)を単位とするPWM周期に基づいて制御され、バックコンバータのスイッチング周期とPWM周期は同期しており、PWM制御のON期間に発生されるパルスのうちいずれか1パルスにおいてmビットで電力制御が行われているので、応答性を損なわず、スイッチングノイズによる不要輻射の発生を抑えて、n+mbitの階調でLED11の輝度制御を実行することができるようになされている。
このようなLED駆動回路51は、例えば、テレビジョン受像機などに用いられる、LED11をバックライト光源とするLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)ユニットのLED輝度制御において用いると好適である。特に、このようなLED駆動回路51は、輝度制御の制御速度を下げることなく、LEDの発光波長変動を発生させることなく、また、スイッチングノイズによる不要輻射の発生を防止して、個々のLED輝度を高精度に制御する手段として好適である。
特に、このようなLED駆動回路51は、テレビジョン受像機などの表示装置においてバックライトとして用いられるLEDを高精度に制御したい場合、例えば、表示される画像のそれぞれのフレームを複数の領域に分割し、各フレームの輝度分布から、領域ごとに必要な表示輝度を算出して、領域ごとに備えられた複数のバックライト光源の輝度を制御するようになされている場合などにおいて、各領域のバックライト光源であるLED輝度を高精度に制御するために用いると好適である。
図8は、上述したLED駆動回路51を適用して好適な、液晶表示装置の一実施の形態の構成例を示している。
図8の液晶表示装置101は、赤、緑、および青の着色がされているカラーフィルタ基板、液晶層などを有する液晶パネル111、その背面側に配置されるバックライト112、液晶パネル111およびバックライト112を制御する制御部113、並びに、電源供給部114により構成される。
液晶表示装置101は、画像信号に対応する原画像を所定の表示領域(液晶パネル111の表示部121に対応する領域)に表示する。なお、液晶表示装置101に入力される入力画像信号は、例えば、60Hzのフレームレートの画像(以下、フレーム画像という)に対応する。
液晶パネル111は、バックライト112からの白色光を透過させる開口部が複数配列されている表示部121、並びに、表示部121の開口部それぞれに設けられている不図示のトランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)に駆動信号を送出するソースドライバ122およびゲートドライバ123により構成される。
表示部121の開口部を通過した白色光は、図示せぬカラーフィルタ基板上に形成されているカラーフィルタによって赤色、緑色、または青色の光に変換される。この赤色、緑色、および青色の光を発する3つの開口部からなる組が表示部121の1画素に対応する。
バックライト112は、表示部121に対応する発光領域において白色光を発する。バックライト112の発光領域は、図8に示されるように、複数のブロック(領域)BLに分割されており、分割された複数のブロックBLそれぞれについて個別に点灯が制御される。
各ブロックBLには、赤色、緑色、または青色の光を発する発光素子であるLED(図4のLED11に対応する)それぞれが1以上配置されており、各ブロックBL内に配置された赤、緑、または青のLED全体で光源LTを構成する。光源LTは、赤色、緑色、および青色の光の混合により、白色光を発光する。
なお、図8では、バックライト112が24個のブロックBLに分割されている例が示されているが、ブロックBLの分割数は、これに限定されるものではない。また、ブロックBLは、バックライト112の発光領域を、仕切り板等を用いて物理的に分割したものではなく、仮想的に分割したものである。従って、ブロックBL内に配置された発光素子から出射された光は、不図示の拡散板によって拡散されて、ブロックBLの前方だけでなく、その周辺ブロックの前方に対しても照射される。
制御部113は、表示輝度算出部131、光源制御部132、および液晶パネル制御部133により構成される。制御部113の光源制御部132は、バックライト112とともにバックライト装置を構成する。
表示輝度算出部131には、各フレーム画像に対応する画像信号が他の装置から供給される。表示輝度算出部131は、供給された画像信号からフレーム画像の輝度分布を求め、さらにフレーム画像の輝度分布から、ブロックBLごとに、必要な表示輝度を算出する。算出された表示輝度は、光源制御部132および液晶パネル制御部133に供給される。
光源制御部132は、表示輝度算出部131から供給された各ブロックBLの表示輝度に基づいて、各ブロックBLの発光輝度を演算する。そして、光源制御部132は、演算された発光輝度となるようにバックライト112の各ブロックBLの光源LTを可変制御する。従って、液晶表示装置101では、各ブロックBLの発光輝度がフレーム画像の輝度分布に応じて適応制御されるバックライト分割制御が実行される。なお、各ブロックBLの発光輝度がいくつに設定されるかを表す情報は、液晶パネル制御部133に供給される。また、発光輝度の調整には、上述したようにして、パルス信号のパルス幅を可変することにより制御するPWM駆動制御が採用される。
光源制御部132は、また、バックライト112の各ブロックBL内に配置されたRGBそれぞれのカラーセンサからの受光信号に基づいて、赤色、緑色、および青色の光の混合からなる光の白色度(ホワイトバランス)も調整する。
液晶パネル制御部133は、表示輝度算出部131から供給されるブロックBLごとの表示輝度と、光源制御部132から供給されるブロックBLごとの発光輝度に基づいて、表示部121の各画素の液晶開口率を算出する。そして、液晶パネル制御部133は、算出された液晶開口率となるように、液晶パネル111のソースドライバ122およびゲートドライバ123に駆動信号を供給し、表示部121の各画素のTFTを駆動制御する。
電源供給部114は、液晶表示装置101の各部に所定の電源を供給する。
このような液晶表示装置101においては、ブロックBLごとのバックライトの発光輝度の制御を精度よく行う必要がある。そこで、光源制御部132に、上述したLED駆動回路51を適用することにより、輝度制御の制御速度を下げることなく、LEDの発光波長変動を発生させることなく、また、スイッチングノイズによる不要輻射の発生を防止して、個々のLED輝度を高精度に制御することができ、好適である。
なお、LED駆動回路51は、液晶表示装置のバックライト以外のLEDを駆動可能であることはいうまでもない。
また、LED駆動回路51と同様の回路構成により、バックコンバータを制御するためのPWM制御の階調数を増やすことができるので、応答性を損なうことなく、PWM制御の精度を高めることが可能となる。すなわち、LED駆動回路51と同様の回路構成により、LED以外の負荷を駆動することが可能である。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
従来のLED駆動回路を説明するための図である。 図1のLED駆動回路におけるFETのゲート電流波形を示す図である。 図1のLED駆動回路におけるPWM制御のONデューティについて説明するための図である。 本発明を適用したLED駆動回路を説明するための図である。 図4のLED駆動回路におけるFETのゲート電流波形を示す図である。 図4のLED駆動回路におけるPWM制御のONデューティおよび電流制御について説明するための図である。 制御処理について悦名するためのフローチャートである。 図4のLED駆動回路の適用例である液晶表示装置を説明するための図である。
符号の説明
11 LED, 12 FET, 13 リアクタンス, 14 コンデンサ, 15 ダイオード, 21 抵抗, 31 電流制御用PWM, 34 コンパレータ, 36 電流制御電圧供給DAC, 51 LED駆動回路, 61 PWM調整値取得部, 62 輝度制御用PWM, 63 PWM制御電圧供給DAC, 64 スイッチ, 101 液晶表示装置, 111 液晶パネル, 112 バックライト, 113 制御部, 131 表示機度算出部, 132 光源制御部

Claims (6)

  1. LEDの駆動を制御する制御装置において、
    スイッチング素子を含んで構成される、前記LEDを駆動するための駆動手段と、
    n+mビットの制御値を取得する制御値取得手段と、
    前記制御値取得手段により取得されたn+mビットの制御値に基づいて、前記スイッチング素子の所定期間におけるON回数を上位nビットの制御値で制御するとともに、前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回のON時間を下位mビットの制御値で制御し、その1回を除く前記スイッチング素子のON時間は所定の時間となるように、前記駆動手段による前記LEDの駆動を制御する制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記所定の時間を1周期として、前記上位nビットの制御値に基づくデューティ比でON信号を発生する第1のON信号発生手段と、
    前記LEDに流れる電流値を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果と所定の値を比較する比較手段と、
    前記比較手段において前記検出手段による検出結果と比較される前記所定の値として、前記下位mビットの制御値を供給する制御値供給手段と、
    前記比較手段において前記検出手段による検出結果と比較される前記所定の値として、基準値を供給する基準値供給手段と、
    前記比較手段に供給する値として、前記制御値供給手段により供給される前記下位mビットの制御値と、前記基準値供給手段により供給される前記基準値とを切換える切換え手段と、
    前記比較手段による比較結果に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング周期の開始から、前記LEDに流れる電流値が前記所定の値によって決まる電流値に達するまでの期間、ON信号を発生する第2のON信号発生手段と、
    前記第1のON信号発生手段および前記第2のON信号発生手段によりいずれもON信号が発生されている場合のみ、前記スイッチング素子にON信号を供給するスイッチング素子制御手段と
    を備え、
    前記第1のON信号発生手段は、前記切換え手段における前記制御値と前記基準値の切換えも制御し、
    前記切換え手段は、前記第1のON信号発生手段の制御によって、前記上位nビットで回数が制御される前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回に対応するタイミングにおいては、前記制御値供給手段により供給される前記下位mビットの制御値を前記比較手段に供給し、前記スイッチング素子のONのうちの他のタイミングにおいては、前記基準値供給手段により供給される前記基準値を前記比較手段に供給する
    制御装置
  2. 前記所定の時間は、前記スイッチング素子のスイッチング周期のnビット分に対応する時間である
    請求項1に記載の制御装置。
  3. LEDの駆動を制御する制御装置の制御方法において、
    n+mビットの制御値を取得し、
    前記LEDを駆動するための駆動回路に含まれるスイッチング素子の、所定期間におけるON回数を、取得されたn+mビットの制御値のうちの上位nビットの制御値で制御し、
    前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回のON時間を下位mビットの制御値で制御し、その1回を除く前記スイッチング素子のON時間は所定の時間となるように制御し、
    前記ON時間の制御においては、
    前記所定の時間を1周期として、前記上位nビットの制御値に基づくデューティ比で第1のON信号を発生し、
    前記LEDに流れる電流値を検出し、
    前記電流値の検出結果を、前記下位mビットの制御値または基準値と比較し、
    前記電流値の検出結果と比較される、前記下位mビットの制御値と基準値とを切換え、
    比較結果に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング周期の開始から、前記LEDに流れる電流値が前記所定の値によって決まる電流値に達するまでの期間、第2のON信号を発生し、
    前記第1のON信号と前記第2のON信号の両方が発生されている場合のみ、前記スイッチング素子にON信号を供給し、
    前記上位nビットで回数が制御される前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回に対応するタイミングにおいては、前記下位mビットの制御値が前記電流値の検出結果と比較され、前記スイッチング素子のONのうちの他のタイミングにおいては、前記基準値が前記電流値の検出結果と比較されるように、前記第1のON信号を発生する手段が、前記下位mビットの制御値と前記基準値の切換えも制御する
    ステップを含む制御方法。
  4. LEDにより発光する面状光源装置において、
    LEDと、
    スイッチング素子を含んで構成される、前記LEDを駆動するための駆動手段と、
    n+mビットの制御値を取得する制御値取得手段と、
    前記制御値取得手段により取得されたn+mビットの制御値に基づいて、前記スイッチング素子の所定期間におけるON回数を上位nビットの制御値で制御するとともに、前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回のON時間を下位mビットの制御値で制御し、その1回を除く前記スイッチング素子のON時間は所定の時間となるように、前記駆動手段による前記LEDの駆動を制御する制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記所定の時間を1周期として、前記上位nビットの制御値に基づくデューティ比でON信号を発生する第1のON信号発生手段と、
    前記LEDに流れる電流値を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果と所定の値を比較する比較手段と、
    前記比較手段において前記検出手段による検出結果と比較される前記所定の値として、前記下位mビットの制御値を供給する制御値供給手段と、
    前記比較手段において前記検出手段による検出結果と比較される前記所定の値として、基準値を供給する基準値供給手段と、
    前記比較手段に供給する値として、前記制御値供給手段により供給される前記下位mビットの制御値と、前記基準値供給手段により供給される前記基準値とを切換える切換え手段と、
    前記比較手段による比較結果に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング周期の開始から、前記LEDに流れる電流値が前記所定の値によって決まる電流値に達するまでの期間、ON信号を発生する第2のON信号発生手段と、
    前記第1のON信号発生手段および前記第2のON信号発生手段によりいずれもON信号が発生されている場合のみ、前記スイッチング素子にON信号を供給するスイッチング素子制御手段と
    を備え、
    前記第1のON信号発生手段は、前記切換え手段における前記制御値と前記基準値の切換えも制御し、
    前記切換え手段は、前記第1のON信号発生手段の制御によって、前記上位nビットで回数が制御される前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回に対応するタイミングにおいては、前記制御値供給手段により供給される前記下位mビットの制御値を前記比較手段に供給し、前記スイッチング素子のONのうちの他のタイミングにおいては、前記基準値供給手段により供給される前記基準値を前記比較手段に供給する
    面状光源装置
  5. 前記LED、前記駆動手段、前記制御値取得手段、および、前記制御手段は、それぞれ、複数備えられ、
    前記LEDは面状に配列され、
    複数の前記制御手段は、複数の前記制御値取得手段によって異なる制御値を得ることができ、異なる制御値に基づいて、前記駆動手段による前記LEDの駆動をそれぞれ制御し、複数の前記LEDを異なる輝度で発光させる
    請求項に記載の面状光源装置。
  6. LEDにより発光する面状光源装置の制御方法において、
    n+mビットの制御値を取得し、
    前記LEDを駆動するための駆動回路に含まれるスイッチング素子の、所定期間におけるON回数を、取得されたn+mビットの制御値のうちの上位nビットの制御値で制御し、
    前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回のON時間を下位mビットの制御値で制御し、その1回を除く前記スイッチング素子のON時間は所定の時間となるように制御し、
    前記ON時間の制御においては、
    前記所定の時間を1周期として、前記上位nビットの制御値に基づくデューティ比で第1のON信号を発生し、
    前記LEDに流れる電流値を検出し、
    前記電流値の検出結果を、前記下位mビットの制御値または基準値と比較し、
    前記電流値の検出結果と比較される、前記下位mビットの制御値と基準値とを切換え、
    比較結果に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチング周期の開始から、前記LEDに流れる電流値が前記所定の値によって決まる電流値に達するまでの期間、第2のON信号を発生し、
    前記第1のON信号と前記第2のON信号の両方が発生されている場合のみ、前記スイッチング素子にON信号を供給し、
    前記上位nビットで回数が制御される前記スイッチング素子のONのうちのいずれか1回に対応するタイミングにおいては、前記下位mビットの制御値が前記電流値の検出結果と比較され、前記スイッチング素子のONのうちの他のタイミングにおいては、前記基準値が前記電流値の検出結果と比較されるように、前記第1のON信号を発生する手段が、前記下位mビットの制御値と前記基準値の切換えも制御する
    ステップを含む面状光源装置の制御方法。
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