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JP4447372B2 - 無線通信システム、無線通信装置、無線受信装置、無線通信方法及びチャネル推定方法 - Google Patents

無線通信システム、無線通信装置、無線受信装置、無線通信方法及びチャネル推定方法 Download PDF

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JP4447372B2 JP2004144179A JP2004144179A JP4447372B2 JP 4447372 B2 JP4447372 B2 JP 4447372B2 JP 2004144179 A JP2004144179 A JP 2004144179A JP 2004144179 A JP2004144179 A JP 2004144179A JP 4447372 B2 JP4447372 B2 JP 4447372B2
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Description

本発明は、一般に無線通信の技術分野に関し、特に、チャネル推定値を含むフィードバック信号が伝送される無線通信システム並びにそのような無線通信システムに使用される無線通信装置、無線受信装置、無線通信方法及びチャネル推定方法に関する。
この種の技術分野で注目されている多入力多出力(MIMO:Multi Input Multi Output)方式は、複数の送信アンテナ及び複数の受信アンテナを用意することで形成される複数の伝搬路又はチャネルを利用し、通信容量を向上させようとする技術である。複数の送信アンテナより、同一時刻、同一周波数帯域で、独立な信号系列を送信することで、並列伝送を実現する空間分割多重方式(SDM:Space Division Multiplexing)がある。このように送信された信号は受信機で合成されて受信されるが、受信機では、複数のアンテナで受信される受信信号を用いて、信号の分離を行なうことが可能である。また、ある信号系列を複数の送信アンテナから送信する場合、送信ウエイトを乗算することで、送信ビームを形成することが可能である。更に、MIMOチャネル信号伝送においては、送信ウエイト及び受信ウエイトを適切に設定することにより、送受信機の間で複数の直交したビームを形成することができる。そこで、この性質を利用し、各送信アンテナから独立な送信信号を伝送するのではなく、複数の送信信号系列(ストリーム)を、これらの直交したビームを用いて複数の送信信号系列を送信する固有ビーム空間分割多重化(ESDM:Eigen Beam SDM)方式がある。このESDM方式は、SDM伝送と比べて、ストリーム間干渉を低減する観点から有利である。ESDM方式における送信側では、チャネル行列の固有ベクトルによる行列Wが送信ウエイトとして使用され、受信側では、チャネル行列と固有ベクトルより成る固有行列との積の共役転置(HW)が受信ウエイトして使用され、各アンテナから送信された信号系列が検出される。更に、周波数利用効率を高める観点から、直交周波数分割多重化(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式とESDM方式を組み合わせるシステムも提案されている。
図1は、ESDM方式とOFDM方式を組み合わせて使用する無線通信装置(便宜上、送信機として説明される)に関するブロック図を示す。送信機100は、第1の直並列変換部102と、複数の第2の直並列変換部104と、OFDM方式で使用されるサブキャリア数個のESDM信号生成部106と、複数の送信アンテナにそれぞれ対応する複数のOFDM方式の変調部(逆フーリエ変換部、並直列変換部及びガードインターバル付加部を含む。)108と、複数の送信アンテナにそれぞれ対応する複数のパイロット挿入部110と、複数の送信アンテナ112とを有する。送信機100は、更に、フィードバック信号受信部114と、分離部116と、複数のサブキャリアの各々に対応する複数の送信ウエイト生成部118とを有する。一般に、ESDM信号生成部に入力されるストリーム数Nstと、送信アンテナ数Nと、受信アンテナ数Mとの間には、1≦Nst≦min(N,M)の関係があり、ここでmin(N,M)は、N及びMの内小さい方を選択する操作を意味する。簡単のため、以下の説明ではNst=Nとする。
図2は、ESDM方式とOFDM方式を組み合わせて使用する無線通信装置(便宜上、受信機として説明される)に関するブロック図を示す。受信機200は、複数の受信アンテナ202と、受信アンテナ毎に設けられた複数のOFDM方式の復調部(ガードインターバル除去部、直並列変換部、高速フーリエ変換部等を含む。)204と、サブキャリア数個のESDM信号分離部206と、ストリーム数個(N個)の第3の並直列変換部208と、第4の並直列変換部210を有する。受信機200は、受信アンテナ数個のパイロットチャネル推定部212と、多重分離部214と、サブキャリア数個の受信ウエイト生成部216と、フィードバック部218とを有する。
図1に示されるように、送信されるデータ信号(データシンボル)は、第1の直並列変換部102で複数の信号群(信号系列群又はストリーム群)に変換される。変換後のストリームの各々は、第2の直並列変換部104で更にサブキャリア数個の信号群に変換される。変換後の信号群には、サブキャリア数個のESDM信号生成部106により、サブキャリア成分毎に送信ウエイト又は重み係数が与えられる。この重み係数によって、各送信アンテナから送信される信号を互いに区別することが可能になる。重み係数は、チャネル行列の固有値及び固有ベクトルに基づいて決定される。重み付けされた信号群は、送信アンテナ数個のOFDM方式の変調部108にて高速逆フーリエ変換されることによって変調される。複数のOFDM方式の変調部からの出力には、第1パイロット挿入部110にてパイロット信号がそれぞれ加えられ、ガードインターバルが付加された後に送信アンテナ112の各々からそれらが無線送信される。
図2に示される複数のアンテナ202で受信された信号群は、OFDM方式の復調部204にて高速フーリエ変換されることによって、各サブキャリア信号に分離される。OFDM方式で復調された後のサブキャリア毎の信号群は、ESDM信号分離部206にて、受信ウエイト(重み係数)を用いて送信アンテナ数個の信号群に分離される。分離された信号群は、第3の並直列変換部208にて送信アンテナ数個の信号系列群(ストリーム群)に変換され、更に第4の並直列変換部210にて単独のデータシンボル(ストリーム)に変換される。
一方、複数の受信アンテナ202で受信された信号群に基づいて、送信アンテナ及び受信アンテナ間のチャネルインパルス応答値(CIR:channel impulse response)が、パイロットチャネル推定部212にて推定される。この推定は、送信側及び受信側で既知のパイロット信号が伝搬路でどのように変化するかを調べることによって行なわれる。本願における個々のチャネルインパルス応答値は、hcmnで表され、これは、m番目の受信アンテナ及びn番目の送信アンテナ間のチャネルインパルス応答値のうち、c番目のサブキャリア成分に関する量を示す。以下の説明でたびたび登場する「c」を添え字に有する記号は、その記号の表す量が、c番目のサブキャリアに関する量であることを示すものとする。個々のチャネルインパルス応答値hcmnを行列要素とする行列Hは、チャネル行列と呼ばれ、次式で表される。
Figure 0004447372
但し、Nは送信アンテナ数を示し、Mは受信アンテナ数を示す。チャネルインパルス応答値に関する情報は、サブキャリア毎に用意された受信ウエイト生成部216に入力される。受信ウエイト生成部216は、H で表現される行列の固有値λcn及び固有ベクトルwcn(1≦n≦N)を求め、(Hcn)を表す量を、ESDM信号分離部206にそれぞれ与える。ここで、上付文字の「H」で示される演算子は、共役転置をとることを表す。固有ベクトルwcnは、送信アンテナ数個の成分を有するベクトルである。
ところで、受信信号に含まれるc番目のサブキャリア成分rは、
=rc1+...+rcN であり、ここで、rcnは、
cn=Hcncn
と表現することができる。また、rcn=(rc1n ...rcMnと表現することもできる。ここで、Tは転置を表す。scnは送信された信号の内、c番目のサブキャリアに関する信号成分を表す。従って、ESDM信号分離部206の各々にて、受信信号rcn=Hcncnに左から(Hcnを乗算することで、送信された信号を求めることができる。なぜなら、固有値λcnと固有ベクトルwcnとの間には、
(Hcn(Hcn)=λcn
(Hcn(Hcj)=0(n≠j)
のような関係が成立するためである。
一方、パイロットチャネル推定部212にて推定されたチャネルインパルス応答値又はチャネル行列に関する情報は、フィードバック部218により送信機側にフィードバックされる。
送信機100(図1)は、受信機200からフィードバックされた情報をフィードバック信号受信部114にて受信し、分離部116にてそれをサブキャリア毎の情報に分離する。分離された情報は、サブキャリア毎のチャネルインパルス応答値に関する情報であり、それらは、各サブキャリアに対応する送信ウエイト生成部118に与えられる。送信ウエイト生成部118は、サブキャリア毎に重み係数wcnを算出する。送信機100は、この重み係数を、以前使用した重み係数の代わりに次回の送信に使用することで重み係数を更新する。
ESDM方式の無線通信技術については、例えば、非特許文献1に記載されている。
このように、受信機から送信機にフィードバック信号を送信するのは、送信機から受信機への順方向リンクのチャネル推定値hと、受信機から送信機への逆方向リンクのチャネル推定値h’が一般的には異なるからである(記号の添え字は省略されている。)。即ち、周波数分割多重化(FDD:Frequency Division Duplexing)方式を使用することが想定されている。上下のリンクでチャネル推定値が等しい時分割多重化(TDD:Time Division Duplexing)方式では、フィードバック信号を伝送することは必須ではない。
図3は、図2に示される受信機のフィードバック部218の詳細なブロック図を示す。図示されているように、チャネル推定値hを表すチャネル情報は、フィードバック用離散化部にて、フィードバック信号に適した量子化レベルに量子化される。この量子化レベルは、フィードバック信号の情報量を軽減するために、フィードバック用離散化部に入力されるチャネル情報を表現するのに使用されていた量子化レベルよりも粗いものである。量子化された2進信号は、符号化部にて誤り訂正符号化の処理が施され、インターリーブ部に出力される。インターリーブ部で信号の順序が並び替えられた信号は、シンボルマップ部で適切なシンボルにマッピングされる。マッピングされた信号は、パイロット信号と多重化される。多重化された信号は、破線枠内に示されるOFDM方式の変調部にて、直並列変換部(S/P)で複数の並列信号に変換され、OFDM方式の変調部にて、逆フーリエ変換される。このようにして、チャネル情報を含むフィードバック信号が作成され、送信機側に送信される。なお、OFDM方式ではなく、シングルキャリア方式が採用される場合は、図中の破線枠内に示される直並列変換部(S/P)及びIFFT部は省かれる。
図4は、図1に示される送信機のフィードバック信号受信部114の詳細なブロック図を示す。図示されているように、受信したフィードバック信号は、破線枠内に示されるOFDM方式の復調部にて、フーリエ変換され、周波数領域の信号群に変換され、並直列変換部(P/S)にて直列の信号に変換される。この信号に基づいてチャネル推定及びチャネル補償が行なわれる。チャネル補償後の信号に基づいて、デマップ部にてシンボル判定が行なわれる。判定後の信号は、デインターリーブ部により所定の順序に並び替えられる。並び替えられた信号は復号部にて誤り訂正復号され、復号結果のビット系列に基づいて再生されたチャネル推定値hがチャネル再生部から出力される。なお、OFDM方式ではなく、シングルキャリア方式が採用される場合は、図中の破線枠に示されるFFT部及び並直列変換部(P/S)及びは省かれる。
宮下ら、電子情報通信学会、信学技法 RCS2002−53
このように、フィードバック信号の送信及び受信には多くの信号量及び信号処理量が必要とされる。FDD方式のESDM伝送方式では、全てのチャネル情報を受信機から送信機にフィードバックする必要があり、フィードバック量が特に多くなる。このため、フィードバック信号以外のデータ信号等を伝送するためのリソースが少なくなってしまうことが懸念される。更に、無線通信が広帯域で行われると、更に多くのフィードバック信号が伝送されることになり、上記の懸念はいっそう深まる。
本発明は、上記問題点の少なくとも1つに対処するためになされたものであり、その課題は、チャネル推定値を含むフィードバック信号の伝送量を軽減する無線通信システム、無線通信装置、無線受信装置、無線通信方法及びチャネル推定方法を提供することである。
一実施例によれば、少なくともチャネル推定値を含むフィードバック信号が第1及び第2の無線通信装置の間で伝送される無線通信システムが使用される。
フィードバック信号を送信する前記第1の無線通信装置は、
パイロット信号を含む信号を受信し、無線リンクのチャネル推定値を求めるチャネル推定手段と、
前記チャネル推定値をパイロット信号に乗算する乗算手段と、
前記乗算手段からの出力信号及びパイロット信号を多重化し、フィードバック信号を作成する多重化手段と
を備え、フィードバック信号を受信する第2の無線通信装置は、
前記フィードバック信号に多重化されている複数の信号を分離する分離手段と、
分離された複数の信号に基づいて、第2の無線通信装置から第1の無線通信装置に対して伝送する際の無線リンクのチャネル推定値を求める手段と
を備える。
本発明によれば、チャネル推定値を含むフィードバック信号の伝送量を軽減することができる。
本発明の一態様によれば、チャネル情報で重み付けられたパイロット信号と、チャネル情報で重み付けられていないパイロット信号とが多重化されたフィードバック信号を用いることで、フィードバック信号を受信する無線通信装置にて、所望のチャネル情報を簡易に得ることができる。
本発明の一態様によれば、パイロット信号と乗算される前のチャネル情報信号を、符号拡散する手段が、OFDM方式の無線通信装置に設けられる。これにより、各サブキャリアに関するチャネル推定値が無線伝送される場合におけるフェージング耐性を高めることができる。
本発明の一態様によれば、パイロット信号と乗算される前のチャネル推定値を示す信号を、所定の順序に並べるインターリーバが、OFDM方式の無線通信装置に設けられる。これにより、同じチャネル推定値を表す信号が、隣接するサブキャリアになるべくマッピングされないようにすることができる。
本発明の一態様によれば、チャネル推定値とパイロット信号の乗算された信号と、パイロット信号とが多重化されたフィードバック信号を受信する無線受信装置に、多重化された信号を分離し、分離された信号から逆方向リンクのチャネル推定値を求め、分離された別の信号及び前記チャネル推定値から順方向リンクのチャネル推定値を求める手段が設けられる。これにより、従来よりも簡易にチャネル情報を取得することができる。
本発明の一態様によれば、逆方向リンクのチャネル推定値から順方向リンクのチャネル推定値を求めるMMSEフィルタが、無線受信装置に設けられる。これにより、チャネル情報を高精度に推定することができる。
本発明の一形態によれば、更に、乗算手段に入力される前の順方向リンクのチャネル推定値を示す信号を、所定のスケール因子で規格化する手段が、無線通信装置に設けられる。これにより、チャネル推定値を示す信号の振幅を所望の範囲内に留め、非線形歪や雑音等の影響を抑制することができる。
本発明の一態様によれば、更に、乗算手段に入力される前の順方向リンクのチャネル推定値を示す信号を、複数の信号に複製する手段が無線通信装置に設けられる。同一内容の信号がフィードバック信号として複数回送信されるので、チャネル推定値を表す1つのチャネル情報当たりの受信エネルギを多くし、信号品質を高めることができる。本発明の一態様によれば、更に、チャネル推定値を示す複数の信号を平均化する手段が、無線通信装置に設けられる。平均化を行なうことによって、信号品質を向上させることができる。
本発明の一態様によれば、受信した信号の絶対レベルを示す量又は基準電力を示す量が、フィードバック信号と共に又はそれとは別に伝送される。これにより、フィードバック信号等を受信した通信装置は、チャネル推定値の相対的な大きさだけでなく、絶対的な大きさを測定できるので、SNRのような信号品質を測定することができる。
以下、本発明による様々な実施例が図面を参照しながら説明される。各図において、同様な構成及び機能を有する要素には同じ参照番号が付される。
図5は、本発明の一実施例によるFDD方式の無線通信システムの概略図を示す。図には、フィードバック信号を送信する第1の無線通信装置510と、フィードバック信号を受信する第2の無線通信装置520とが描かれている。第1及び第2の無線通信装置は、本実施例ではESDM方式の装置であるが、チャネル情報をフィードバック信号として送信及び受信する任意の装置とすることができる。第1の無線通信装置510は、パイロット信号生成部512と、多重部514と、乗算部516とを有する。第2の無線通信装置は、分離部522と、第1推定部524と、第2推定部526と、パイロット信号生成部528とを有する。説明の便宜上、第2の無線通信装置520から第1の無線通信装置への無線リンクを順方向リンクと呼び、逆方向の無線リンクを逆方向リンクと呼ぶ。順方向リンクに関するチャネル情報(チャネル推定値又はチャネルインパルス応答値)はhで表現され、逆方向リンクに関するチャネル情報はh’で表現される。なお、チャネル情報やチャネル推定値は同義的に使用される。
第1の無線通信装置510のパイロット信号生成部512は、送信側及び受信側で既知のパイロット信号を生成する。パイロット信号は、既知信号、参照信号、トレーニング信号等と呼ばれることもある。パイロット信号生成部512は、2つのパイロット信号s,sを出力する。これらは異なる信号内容でもよいし、同一内容でもよい。送信側及び受信側の双方で既知であればよいからである。以下の説明では、それらは、第1のパイロット信号s及び第2のパイロット信号sとして区別して説明される。第1のパイロット信号sは多重部514の一方の入力に与えられる。但し、後述されるように、信号処理負担の軽減化の観点からは、2つのパイロット信号は同一内容であることが望ましい。
乗算部516は、チャネル情報hを表す信号と、第2のパイロット信号sとを乗算し、乗算結果hsを出力する。出力された乗算結果は、多重部514の他方の入力に与えられる。
多重部514は、入力された2つの信号s,hsを時間的に多重化することで、フィードバック信号を作成する。例えば、多重部514は、それら2つの信号を、隣接する又は離間している2つのタイムスロットにそれぞれ挿入し、多重化を行なう。
第2の無線通信装置520の分離部522は、受信したフィードバック信号に多重化されている信号を個々に分離する。分離された一方の信号rf1は、第1推定部524の一方の入力に与えられる。分離された他方の信号rf2は、第2推定部524の一方の入力に与えられる。
パイロット信号生成部528は、第1推定部524の他方の入力に第1のパイロット信号sを与える。パイロット信号生成部528は、第2推定部526の他方の入力に第2のパイロット信号sを与える。
第1推定部524は、分離部522で分離された一方の信号rf1と、第1のパイロット信号sとに基づいて、逆方向リンクのチャネル推定値h’を算出し、それを出力する。
第2推定部526は、分離部522で分離された他方の信号rf2と、第2のパイロット信号sと、逆方向リンクのチャネル推定値h’に基づいて、順方向リンクのチャネル推定値hを算出し、それを出力する。
動作を次に説明する。先ず、第1及び第2の無線通信装置510,520が無線通信を行っているものとする。第1の無線通信装置510は、順方向リンクのチャネル情報hを含むフィードバック信号を、第2の無線通信装置520に送信する。送信するチャネル情報hは、第2の無線通信装置520から受信したパイロット信号に基づいて、不図示のチャネル推定部により、推定することができる。このパイロット信号は、上記の第1や第2のパイロット信号と同じであってもよいし、異なっていてもよい。双方で既知であればよい。
チャネル情報hは、乗算部516にて第2のパイロット信号sと乗算され、その乗算結果hsは多重部514の他方の入力に与えられる。多重部514では、一方の入力から取得する第1のパイロット信号sと、他方の入力から取得する乗算結果hsとを多重化することで、フィードバック信号を作成する。フィードバック信号は、逆方向無線リンクh’を通じて第2の無線通信装置520に伝送される。
第2の無線通信装置520で受信され、分離部522に入力される受信信号(フィードバック信号)は、上記の多重化された2つの信号を含む。即ち、受信信号には、第1のパイロット信号に関する第1の受信信号rf1と、第2のパイロット信号に関する第2の受信信号rf2とが含まれ、これらは分離部522によって分離される。この受信信号は、逆方向リンクのチャネルh’の影響を受けている。従って、
f1=h’s ・・・(A)
f2=h’hs ・・・(B)
と表現することができる。第1推定部524では、第1の受信信号rf1=h’sを、第1のパイロット信号sで除算することで、逆方向リンクのチャネル推定値h’を算出する。なお、第1のパイロット信号が複数のシンボルから構成される場合には、第1推定部は、シンボル毎にチャネル推定値を求め、それらを平均化してもよい。第2推定部526では、第2の受信信号rf2=h’hsを、逆方向リンクのチャネル推定値h’及び第2のパイロット信号sで除算することで、順方向リンクのチャネル推定値hを算出する。
このように、本実施例によれば、チャネル情報hで重み付けられたパイロット信号hsと、チャネル情報で重み付けられていないパイロット信号sとが多重化されたフィードバック信号を用いることで、フィードバック信号を受信する無線通信装置にて、順方向リンクのチャネル情報を簡易に得ることができる。
図示の例では、説明の便宜上第1及び第2推定部524,526が別々の機能ブロックとして描かれているが、このことは本発明に必須ではない。例えば、順方向リンクのチャネル情報hを求めるために、
(rf2・s)/(rf1・s)や、(rf2/rf1)・(s/s)等
を計算してもよい。(A)及び(B)式に基づいて、順方向リンクのチャネル情報hを導出する任意の手法を使用することができる。なお、第1及び第2のパイロット信号の内容が同一であれば(s=s)、単に、rf2/rf1を計算することで、順方向リンクのチャネル情報hを簡易に求めることができる。
順方向リンクのチャネル情報hを求めるために、従来法では、フィードバック用の離散化、符号化、シンボルマップ等の処理を経てチャネル情報が送信され(図3)、受信側ではそれらの逆の処理が行なわれていた(図4)。これに対して、本実施例では、順方向チャネルのチャネル情報hで重み付けされたパイロット信号と、そのように重み付けされていないパイロット信号とを送信し、受信側ではそれらに基づいてチャネル情報が導出される。このため、フィードバック信号量及び信号処理量が大幅に軽減される。本実施例によれば、複雑なディジタル信号処理を要する従来法とは異なり、簡易な信号処理によって、チャネル情報を簡易に求めることができる。例えば、送信アンテナ数及び受信アンテナ数が共に4本でFFTポイント数が64個であったとする。この場合に、本実施例では、フィードバック信号で送受信する信号数又はシンボル数は、64×4×4=1024個になる。しかしながら、従来方式では、離散化の量子化レベル数を2=32(I成分及びQ成分の合計では10ビット)とし、符号化率を3/4とし、変調方式を64QAM(1シンボル当たり6ビット)とすると、フィードバック信号で送受信する信号数は、64×4×4×(10/6)÷(3/4)≒2275 となる。従って、本実施例によれば、フィードバック信号量を従来の約半分に軽減することができる。但し、これらの数値は一例に過ぎない。本実施例によれば、フィードバック信号の送受信に関する演算負担が軽減されるので、フィードバック信号が速やかに通信され、フィードバック信号の遅延は従来よりも短縮される。
図6は、本発明の一実施例による無線通信システムに使用される第1及び第2の無線通信装置610,620を示す。図5の場合と同様に、第1の無線通信装置610は、順方向リンクのチャネル情報hを含むフィードバック信号を送信し、それを第2の無線通信装置620が受信する。本実施例における第1の無線通信装置610には、多重部514に接続されたOFDM方式の変調部612が設けられている。OFDM方式の変調部612は、直並列変換部(S/P)614及び高速逆フーリエ変換部616を含む。第2の無線通信装置620には、分離部522に接続されるOFDM方式の復調部622が設けられている。OFDM方式の復調部622は、高速フーリエ変換部624と並直列変換部(P/S)626とを含む。
本実施例では、OFDM方式による変復調が行なわる。第1の無線通信装置610から送信されるフィードバック信号は、OFDM方式の変調部612にて変調され、無線伝送される。第2の無線通信装置620は、受信信号をOFDM方式の復調部622にて復調し、図5に関して説明されたのと同様な手法で順方向リンクのチャネル情報hを算出する。
実施例1,2では、チャネル情報hが乗算部516にそのまま入力されている。しかし、増幅器の線形な電力レンジで動作させること、雑音の影響を抑制すること等の観点からは、そのチャネル情報を表現する信号の振幅aを規格化することが望ましい。チャネル情報を表現する信号に乗算する規格化係数cは、様々な手法で決定することができる。例えば、規格化係数cは、最大値を制限する観点から、
c=(max(a)/AMAX−1
としてもよい。ここで、max(a)は振幅aの最大値を表し、AMAXは所定の上限値を表す。また、規格化係数cは、平均値を一定にする観点から、
c=((Σa)/N−1
としてもよい。ここで、Nは平均化を行なうサンプル数を表し、Aは所定の定数である。
図7は、本発明の一実施例によるフィードバック信号を送信する無線通信装置700のブロック図である。概して、本実施例では、符号拡散されたチャネル情報が、パイロット信号に乗算され、同一の又は別のパイロット信号と多重化され、OFDM方式の変調された後に送信される。無線通信装置700は、実施例1及び2で説明済みのパイロット信号生成部512、乗算部516、多重部514及びOFDM方式の変調部612に加えて、符号化パラメータ決定部702と、符号生成部704と、拡散多重部706と、インターリーブ部708と、規格化係数決定部710と、規格化部712とを有する。拡散多重部706は、更に、直並列変換部(S/P)762と、複数の拡散部766と、合成部(Σ)768とを有する。
符号化パラメータ決定部702は、符号化に使用される符号の符号長や多重数等のパラメータを決定する。符号長は拡散部766で乗算される符号の長さに相当する。多重数は拡散部766の個数に相当する。符号生成部704は、符号化パラメータ704で決定されたパラメータを用いて、使用される符号を生成する。拡散多重部706内の直並列変換部762は、入力された信号(チャネル情報)を、多重数として指定される数に合わせて並列化する。個々の拡散部766は、並列化された信号の1つ(1つの信号系列)に符号を乗算する。合成部768は符号化された信号を1つに合成する。符号長や多重数を変更することで、チャネル情報当たりの送信電力量やフィードバック信号の精度等を調整することができる。また、符号長や多重数に合わせて規格化係数cを定めてもよい。更に、信号対雑音電力比(SNR:Signal to Noise Power Ratio)のような信号品質パラメータに基づいて、符号化パラメータを適宜変更してもよい。このような信号品質パラメータは、順方向リンク及び逆方向リンクに共通にしてもよいし、それらの間で区別されてもよい。
インターリーブ部708は、信号の並びを所定の規則に従って変更する。これにより、同一のチャネル情報を示すシンボルが隣接するサブキャリアにマッピングされて、同様なフェージングを受けることを軽減することができる。
規格化係数決定部710は、実施例3で説明されたような規格化係数cを決定する。規格化部712は、決定された規格化係数cを入力された信号に乗算し、乗算部516に与える。
図8は、本発明の一実施例によるフィードバック信号を受信する無線通信装置800のブロック図である。概して、本実施例では、受信されたフィードバック信号がOFDM方式で復調され、チャネル推定が行なわれ、デインターリーブされ、逆拡散され、チャネル情報が導出される。無線通信装置800は、実施例1,2で説明済みのOFDM方式の復調部622、分離部522、第1,第2推定部524,526、パイロット信号生成部528に加えて、デインターリーブ部802と、逆拡散部804とを有する。逆拡散部804は、直並列変換部(S/P)842と、符号生成部844と、複数の逆拡散部846と、合成部848とを有する。OFDM方式の復調及びチャネル推定に関する要素については説明済みであるので、更には説明されない。
デインターリーブ部802は、信号の並びを所定の規則に従って変更する。所定の規則は、図7のインターリーブ部708で使用される規則に対応するものである。
逆拡散部804の符号生成部844は、図7の符号生成部704で生成されるものと同じ符号を生成する。直並列変換部(S/P)842は、入力された信号を、複数の並列信号に変換する。逆拡散部846の各々は、並列化された信号の1つに符号を乗算し、逆拡散を行ない、チャネル情報hを出力する。
OFDM方式のようなマルチキャリア方式を採用する通信システムでは、チャネルの様子はサブキャリア毎に異なるので、サブキャリア毎にチャネル推定値を求め、それらをフィードバック信号で送信する必要がある。このフィードバック信号が無線伝搬する過程では、しばしば周波数方向の選択性フェージングを受ける。このため、あるサブキャリアに関する情報が、ノイズの影響を大きく受けてしまう虞がある。この場合、受信側ではチャネル推定値を正確に求めることができなくなってしまう。本実施例による無線通信システムは、符号化及びインターリーブ並びにそれらに対応する処理を行なうことで、周波数選択性フェージングに起因する問題に対処する。先ず、図7の拡散多重部706及びインターリーブ部708により、チャネル情報が広範な周波数範囲に拡散される。これにより、周波数方向のフェージングに対する耐性を従来よりも高めることができる。拡散された信号は規格化部712や乗算部516に入力されてもよいが、本実施例では、フェージング耐性を更に高めるために、それがインターリーブ部708に与えられる。同一のチャネル推定値を示すシンボルが、比較的近いサブキャリアにマッピングされることで、フェージングによりそれらが雑音の影響を過大に受けてしまうことが、このインターリーブにより抑制される。
本実施例では、インターリーブ部708でインターリーブを行なうことで、類似する信号が隣接するサブキャリアにマッピングされることをなるべく抑制する。インターリーブ後の信号は、規格化部712で適切に規格化された後に乗算部516に入力され、説明済みの手法でフィードバック信号が形成される。受信側では、受信したフィードバック信号をOFDM方式で復調し、チャネル推定が行なわれる。推定後の信号は、図8のデインターリーブ部802に入力され、逆拡散部804で逆拡散され、チャネル情報hが導出される。
図9は、本発明の一実施例による無線通信システムで使用される無線通信装置901,911のブロック図である。無線通信装置901はフィードバック信号を送信し、無線通信装置911はフィードバック信号を受信する。
無線通信装置901は、説明済みのパイロット信号生成部512、乗算部516、多重部514、OFDM方式の変調部612及びインターリーブ部708に加えて、繰り返し決定部902と、複製部904とを有する。無線通信装置911は、説明済みのOFDM方式の復調部622、分離部522、第1,第2推定部524,526、パイロット信号生成部528、デインターリーブ部802に加えて、平均化部910を有する。OFDM方式の変復調及びチャネル推定に関する要素については説明済みであるので、更には説明されない。
複製部904は、入力された信号を、繰り返し数決定部902で決定された繰り返し数Nに基づいて複製する。例えば、チャネル情報hが入力された複製部904は、チャネル情報hを表す信号が複数個(N個)連なった信号系列を出力する。繰り返し数に関する情報は、インターリーブ部708やパイロット信号生成部512等にも通知される。複製部904にて複製されたチャネル情報は、インターリーブ後に、乗算部516にてパイロット信号に乗算され、多重部514にて同一の又は別のパイロット信号と多重化され、OFDM方式の変調部612にて逆フーリエ変換された後にフィードバック信号として送信される。
受信側で受信されたフィードバック信号は、OFDM方式の復調部622にて高速フーリエ変換され、第1,第2推定部524,526にてチャネル推定がなされ、デインターリーブ部802にてデインターリーブされ、平均化部910に入力される。平均化部910では、繰り返し数902で決定された複製数の数だけ得られたチャネル情報を平均化することで、より正確なチャネル情報を出力する。
本実施例によれば、フィードバック信号でフィードバックするチャネル情報を所望の回数だけ反復的に伝送するので、1チャネル推定値当たりの受信エネルギを繰り返し数倍に増やし、フィードバック信号の精度を向上させることができる。
図10は、チャネル情報を表す信号を規格化すること(実施例2)、符号多重化すること(実施例4)、インターリーブすること(実施例4)及び複製すること(実施例5)を組み合わせてフィードバック信号を送信する無線通信装置1001と、そのようなフィードバック信号を受信し、逆の信号処理を行なう無線通信装置1011とをを示す。パラメータ決定部1002は、符号化に使用される符号の符号長や多重数、チャネル情報の多重数等の各種のパラメータを決定し、それらを関連する要素に通知する。このような無線通信装置を形成することで、各実施例で説明された利益を享受することができる。これにより、フィードバック信号の精度を更に緻密に制御することができる。例えば、符号長、多重数及び繰り返し数を調整することで、1チャネル推定値当たりの受信エネルギをより柔軟に(整数倍に又は非整数倍に)増やす又は減らすことができる。
実施例4,5に説明された例では、逆拡散によりチャネル情報が最終的に検出されていた。しかしながら、ESDM方式の無線通信システムで更なる高精度化を図る観点からは、単に逆拡散するのではなく、最小二乗誤差法(MMSE:Minimum Mean Square Error)によりチャネル情報を推定してもよい。この場合に、順方向リンクのチャネル情報は、
r/|w
により求められる。ここで、lはストリームを指定するパラメータを示す。rは受信したフィードバック信号である。wは次式で定められる量である:
Figure 0004447372
ここで、σは雑音電力であり、Iは単位行列であり、Xは、チャネル行列Hと拡散符号より成る行列Cの積HCを形成する要素である。
フィードバックするチャネル推定値hに用いられる拡散符号を、
=[cl1l2・・・clNs
とする。hがcにより拡散されると、
[cl1l2・・・clNs×h
で表現されるN個の送信シンボルができる。Nは拡散符号長を表す。cl0と共に送信されるフィードバックチャネルの値をh’とすると、hに対する受信信号rは、
=[h’cl1’cl2・・・hNs’clNs×h
と表現される。ここで、
=[h’cl1’cl2・・・hNs’clNs
とすると、拡散多重信号の受信信号rは、
r=X+X+・・・+X
と表現される。Lは拡散多重数を表す。
複製を行なう実施例5における複製数をNとすると、1つのチャネル情報hは、複数の(N個の)チャネルで送信される。これらのチャネルを、
[h’ h’・・・hNd’] とし、上記のwを、
w=[h’h’・・・hNd’]
とすれば、上記と同様に処理を行なうことができる。但し、拡散多重は行なわれないので、wに関する式で、添え字の「l」が省略されていることに留意を要する。
更に、実施例4に関する符号拡散と実施例5に関する複製を組合わせた場合には、1つのチャネル推定値は、N×N個のチャネルを通じて伝送される。hに対する受信信号rは、
=[hl1l2・・・hNslNs
(Ns+1)l1(Ns+2)l2・・・h(Ns+Ns)lNs
・・・h(Nd×Ns)lNs×h
と表現される。ここで、
=[h’cl1’cl2・・・hl(Nd×Ns)’clNs
とすると、拡散多重された信号の受信信号rは、
r=X+X+・・・+X
と表現される。
なお、インターリーブが行なわれる場合には、使用されるインターリーブ方式に合わせて各行列要素を並べ替える必要がある。
ところで、実施例3等における規格化は、信号処理が適切な振幅レベルで行なわれる観点からは好都合である。しかしながら、例えばOFDM方式の無線通信システムで、複数のチャネル情報が伝送される場合に、各チャネルの絶対的な受信レベルPを知ることはできず、各チャネルの相対的な受信レベルP’しか知ることができない。従って、フィードバック信号に基づいて、例えば信号品質を知ることは容易ではない。本実施例では、上記の実施例で説明されたフィードバック信号は、絶対的な受信レベルを示す量又はそれを導出するための量を含む、または、そのような量がフィードバック信号とは別に送信される。いずれにせよ、そのような量が受信側に伝送される。絶対的な受信レベル等を示す量は、電力の基準になるものであればよく、全サブキャリアに関する信号全体の平均電力であってもよいし、特定のサブキャリアに関する信号電力であってもよい。フィードバック信号と共にこの絶対的な受信レベルを取得した無線通信装置は、この受信レベルを利用して、各サブキャリアに関する絶対的な信号電力Pを知ることができる。例えば、フィードバック信号からサブキャリアnの受信レベルとしてP’を取得し、サブキャリア1の絶対的な受信レベルPを取得した場合に、サブキャリアnに関する絶対的な受信レベルPは、P=P’×P’/Pで表現される。このような絶対的な受信レベルが判明すると、これに基づいて、SNRのような信号品質を示す量を算出することができる。このSNRに基づいて、変調方式や符号化方式等が適宜変更されてもよい。
ESDM方式の送信機に関するブロック図を示す。 ESDM方式の受信機に関するブロック図を示す。 フィードバック部の詳細なブロック図を示す。 フィードバック信号受信部の詳細なブロック図を示す。 本発明の一実施例による無線通信システムの概略図を示す。 本発明の一実施例による無線通信システムの概略図を示す。 本発明の一実施例による無線通信装置のブロック図である。 本発明の一実施例による無線通信装置のブロック図である。 本発明の一実施例による無線通信システムの概略図を示す。 本発明の一実施例による無線通信システムの概略図を示す。
符号の説明
100 送信機;102,104 直並列変換部;106 ESDM信号生成部;108 OFDM方式の変調部;110 パイロット挿入部;112 送信アンテナ;114 フィードバック信号受信部;116 分離部;118 送信ウエイト生成部;
200 受信機;204 OFDM方式の復調部;206 ESDM信号分離部;208,210 並直列変換部;212 パイロットチャネル推定部;214 多重分離部;216 受信ウエイト生成部;218 フィードバック部;
510,520 無線通信装置; 512 パイロット信号生成部; 514 多重部; 516 乗算部; 522 分離部; 524 第1推定部; 526 第2推定部; 528 パイロット信号生成部;
612 OFDM方式の変調部; 614 直並列変換部; 616 高速逆フーリエ変換部; 622 OFDM方式の復調部; 624 高速フーリエ変換部; 626 並直列変換部;
702 符号化パラメータ決定部; 704 符号生成部; 706 拡散多重部; 708 インターリーブ部; 710 規格化係数決定部; 712 規格化部; 762 直並列変換部; 766 拡散部; 768 合成部;
802 デインターリーブ部; 804 逆拡散部; 842 直並列変換部; 846 逆拡散部; 848 合成部
901,911 無線通信装置; 902 繰り返し数決定部; 904 複製部; 910 平均化部;
1001,1011 無線通信装置; 1002 パラメータ決定部

Claims (13)

  1. 少なくともチャネル推定値を含むフィードバック信号が第1及び第2の無線通信装置の間で伝送される無線通信システムであって、
    フィードバック信号を送信する前記第1の無線通信装置は、
    パイロット信号を含む信号を受信し、無線リンクのチャネル推定値を求めるチャネル推定手段と、
    前記チャネル推定値をパイロット信号に乗算する乗算手段と、
    前記乗算手段からの出力信号及びパイロット信号を多重化し、フィードバック信号を作成する多重化手段と
    を備え、フィードバック信号を受信する第2の無線通信装置は、
    前記フィードバック信号に多重化されている複数の信号を分離する分離手段と、
    分離された複数の信号に基づいて、第2の無線通信装置から第1の無線通信装置に対して伝送する際の無線リンクのチャネル推定値を求める手段と
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  2. パイロット信号を含む信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した信号から順方向リンクのチャネル推定値を求めるチャネル推定手段と、
    前記チャネル推定値をパイロット信号に乗算する乗算手段と、
    前記乗算手段からの出力信号及びパイロット信号を多重化し、フィードバック信号を作成する多重化手段と
    前記フィードバック信号を送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  3. 更に、
    前記乗算手段からの出力信号及びパイロット信号の多重化された信号を、直交周波数分割多重化(OFDM)方式で変調する手段
    を備えることを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  4. 更に、
    前記乗算手段にて乗算される前のチャネル推定値を示す信号を、符号拡散する手段
    を備えることを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  5. 更に、
    前記乗算手段にて乗算される前のチャネル推定値を示す信号を、所定の順序に並べるインターリーバ
    を備えることを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  6. 順方向リンクのチャネル推定値及びパイロット信号の乗算された信号と、パイロット信号とが多重化されたフィードバック信号を受信する受信手段と、
    前記フィードバック信号に多重化されている複数の信号を分離する分離手段と、
    分離された複数の信号に基づいて、順方向リンクのチャネル推定値を求める手段と
    を備えることを特徴とする無線受信装置。
  7. 前記順方向リンクのチャネル推定値を求める手段が、
    前記分離手段で分離されたある信号から逆方向リンクのチャネル推定値を求める手段と、
    前記分離手段で分離された別の信号及び前記チャネル推定値から順方向リンクのチャネル推定値を求める手段と
    を備えることを特徴とする請求項6記載の無線受信装置。
  8. 更に、
    前記受信手段で受信された信号を、直交周波数分割多重化(OFDM)方式で復調する手段
    を備えることを特徴とする請求項6記載の無線受信装置。
  9. 更に、
    前記順方向リンクのチャネル推定値を含む信号を符号逆拡散する手段
    を備えることを特徴とする請求項6記載の無線受信装置。
  10. 更に、
    前記順方向リンクのチャネル推定値を含む信号を、所定の順序に並べるデインタリーバ
    を備えることを特徴とする請求項6記載の無線受信装置。
  11. 更に、
    最小二乗誤差(MMSE)法により、逆方向リンクのチャネル推定値から順方向リンクのチャネル推定値を求めるMMSEフィルタ
    を備えることを特徴とする請求項6記載の無線受信装置。
  12. パイロット信号を含む受信信号から順方向リンクのチャネル推定値を求め、
    前記チャネル推定値をパイロット信号に乗算した信号及びパイロット信号を多重化してフィードバック信号を作成し、
    前記フィードバック信号を送信する
    ことを特徴とする無線通信方法。
  13. 順方向リンクのチャネル推定値及びパイロット信号の乗算された信号と、パイロット信号とが多重化されたフィードバック信号を受信し、
    前記フィードバック信号に多重化されている複数の信号を個々に分離し、
    分離された複数の信号に基づいて、順方向リンクのチャネル推定値を求める
    ことを特徴とするチャネル推定方法。
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