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JP4445336B2 - 冷却装置、画像形成装置 - Google Patents

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JP4445336B2
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Description

この発明は、熱定着装置を通過したシート状媒体の冷却装置、該冷却装置を具備した複写機、プリンター、普通紙ファクシミリ等の画像形成装置、特に高速の画像形成装置に関する。
熱定着装置によってシート状媒体、例えば、用紙にトナーを融着させる高速複写機、プリンター等が普及している。一般に熱定着時の温度は、トナーの種類によっても異なるが約170°C程度であり、定着後の用紙表面温度も高く約150°Cである。この温度では溶融したトナーは完全に冷えて固化できず、粘着性を有している。
この状態で連続的に多数枚コピーが繰り返され、用紙がつみ重なった場合には用紙のトナーが別の用紙の裏面に貼り付く現象(ブロッキング現象)が起こり、画質等を損なう。さらに、最近の省資源の要請から、紙の無駄使いを防止するため、両面コピーが多く使用されてきたため、上記問題に加えて、両面コピー時の用紙冷却も併せて考慮する必要がある。
高速処理機、例えば、毎分100枚(100cpm:Copy Per Minutes)以上のコピースピードを有する高速複写機では、用紙上のトナーを熱で溶融し融着させる定着工程で、定着時の熱によって用紙の温度が150°C程度に上昇し、次々にコピーが繰り返された場合や両面コピー時など、用紙が重なったり、再度裏面にコピーが繰り返される場合など、用紙上のトナーが十分に冷却されていないため、粘性によって用紙同士が相互に貼り付いてしまうブロッキング現象が生じたり、熱によって用紙がカールし、ジャム等が発生することがあり問題である。
(A) そのため、トナー定着後は直ちに用紙を冷却する必要がある。冷却手段として、熱伝導性に優れたヒートパイプを利用した用紙冷却法が提案されており、上下一対のヒートパイプを用いて用紙を冷却している(例えば、特許文献1参照)。
この開示技術では、用紙の熱をヒートパイプが吸収して、輸送し、ヒートパイプ端部に設けた放熱用のフィンで冷却するものである。この方法ではこの放熱用のフィンを効率よく冷却することが重要であり、ファンで強制的に冷却させる。そのため大きなシロッコファンが必要であり、騒音が大きくなるなど副作用も生じることとなる。
(B) ヒートパイプ放熱部である中空材料の肉厚をその部分だけ薄くすることによって放熱効率を高める工夫と冷却ファンの空気取り入れと排出に工夫をしているものがある(例えば、特許文献2参照)。しかし、この技術では、用紙冷却には十分な性能を得ることができない。このヒートパイプ方式は用紙の搬送も兼ねた冷却手段であるが、100cpmを超えるコピースピードの高速機では、用紙搬送のスピードも500mm/sとなり、30φ直径のヒートパイプの回転速度も300rpmを超えることになる。すると、ヒートパイプ内の液の蒸発と毛細管現象による液輸送が低下して、結果的に熱抵抗が非常に大きくなり本質的に適用できなくなる問題も生じる。
(C) ファンを用いて記録紙を強制空冷する技術として、空気を吹き付けて冷却しカールを防止する方法が開示されている(例えば、特許文献3参照)。しかし、この開示技術では、用紙を安定して保持する手段、ダクトなど格別な装置が必要となる。
特開平10−207155号公報 特開平11−007218号公報 特開2000−75709号公報
本発明は、従来技術に代わる高効率のシート状媒体の用紙冷却装置を提供することを課題とする。
この発明は、課題達成のため、以下のように構成した。
(1) 熱定着装置によりトナーを定着されたシート状媒体を冷却する冷却装置において、
前記シート状媒体を搬送する搬送ローラーと、
前記搬送ローラーに前記シート状媒体を圧接させて当該シート状媒体を搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトを駆動させる複数のベルト駆動ローラーと、を具備し、
前記複数のベルト駆動ローラーの少なくとも一つと、前記搬送ローラーが、
ローラーの内部に液体の流体が流れる管状構造を備えると共に、
前記管状構造ローラーの片方の端部より前記液体の流体が流入し、
反対側の端部より前記液体の流体が流出することで、
前記駆動ローラーにより冷却された搬送ベルトと、前記搬送ローラーにより、
前記シート状媒体を両面より冷却する構成を備え、
前記搬送ローラーが前記搬送ベルト側に押圧されることで面状態のニップ部を形成し、 該面状態のニップ部で、前記シート状媒体を搬送すると共に冷却を可能にすることとした(請求項1)。
(2) (1)に記載の冷却装置において、前記流体が液体の場合に液温が室温から10℃以内の上昇温度に制御可能な温度調節装置を具備した冷却装置にすることができる(請求項2)。ここで、前記温度調節装置が液体をプールするタンクと放熱フィンを付帯する自然空冷の冷却手段を具備している冷却装置とすることができる(請求項3)。また、前記温度調節装置が液体をプールするタンクと放熱フィンと空冷ファンを付帯する強制空冷の冷却手段を具備した冷却装置とすることができる(請求項4)。さらに、前記温度調節装置が液体をプールするタンクと電子冷却手段を具備している冷却装置とすることができる(請求項5)。前記温度調節装置が圧縮機とエバポレーターとコンデンサーを具備している冷却装置とすることができる(請求項6)。
(3) 前記搬送ローラー又は前記ベルト駆動ローラーの何れか又は両方の管状ローラー内壁がローラーの回転動作に伴って流体が螺旋運動して流れるようにローラー長手方向に螺旋状に仕切り板を設けた構造を有する冷却装置とすることができる(請求項7)。
(4) 前記したローラーの管状構造に関して、管は二重管構造であり、該二重管の外側と内側に流体を流す構成の冷却装置とすることができる(請求項8)。
(5) 未定着画像を少なくとも熱によりシート状媒体に定着する熱定着装置を有する画像形成装置において、前記熱定着装置によりトナーを定着されたシート状媒体を冷却する冷却装置が、前記した冷却装置のうちの一つに記載のものである画像形成装置とすることができる(請求項9)。
この発明では、従来技術に代わる高効率冷却装置、該冷却装置を備えた画像形成装置を提供することができた。
以下に、この発明の実施の形態を説明する。
[1]第1の実施の形態
本例の冷却装置では、100cpm以上のコピーが可能な高速複写機やプリンター等について、温度の高い用紙を効率的に冷却する。本例では、熱によってトナーを融着させる工程である熱定着装置を用紙が通過した後でも、用紙温度が依然として高いままであることによって生じる様々な問題を解消する。
本例は、用紙搬送のために設けられている搬送ローラーを冷却手段として利用するもので、該ローラーを中空の管に改良して中に流体を流し冷却するようにしたものである。この流体により流体により冷却されたローラーは、熱定着装置から排出された高温の用紙を搬送しつつ同時に該用紙から熱を除去する。
図1に、熱定着装置3を構成する定着ローラー1、加圧ローラー2及び冷却装置88のレイアウトを示した。また、図2に、搬送ローラー8の概要を示した。図1において、定着ローラー1と加圧ローラー2で構成されているのが熱定着装置3の要部である。
定着ローラー1は内部にハロゲンランプのヒーター(不図示)を内蔵し、外皮はシリコンゴムでローラー状に加工されている。下側に位置するのは加圧ローラー2であり、加圧ローラー2は通過する用紙を適当な圧力で定着ローラー1に圧接させる。
この時点では、用紙上には、現像されたトナーが付着しているが二本のローラー(加圧ローラー2と定着ローラー1)間を通過した後は用紙上に融着される。熱定着装置3から排紙された用紙はガイド板4に沿って冷却装置88の搬送ベルト部へ送られる。
搬送ベルト部には用紙の搬送方向に間隔をおいて配列された2つの駆動ローラが設けられている。用紙搬送方向を示す矢印の上流側に位置しているのが右駆動ローラー5A、下流側に位置しているのが左駆動ローラー5Bである。これらの右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5Bには、搬送ベルト7が巻装されている。
右駆動ローラー5Aの上部にはガイドコロ6が連れ回りするように接しており、右駆動ローラー5Aと左駆動ローラー5Bとの中間位置には、上から搬送ローラー8が圧接されていて、搬送ベルト7の移動方向と同方向に回転するようになっている。
用紙は、ガイドコロ6と右駆動ローラー5A間にくわえられ、搬送ローラー8と搬送ベルト7間を通過して下流側のトレイ或いは排出スタック部に排紙される。あるいは両面コピーの場合には、両面用の搬送経路(後述の図10に示す例では反転路R3)にまわるが、この時点で用紙温度は約150°C程度もあり、本例の特徴である冷却装置88によって室温にまで冷却されるのである。
図1で冷却装置88は搬送ローラー8と搬送ベルト7からなり、2本の駆動ローラー(右駆動ローラー5Aと左駆動ローラー5B)で搬送ベルト7を駆動している。図2(a)、図2(b)に搬送ローラー8の概要を示した。図2(a)の断面は、図2(b)のX―X矢印の断面を示す。これら図2(a)、(b)において、搬送ローラー8は回転部分であるローラー8Rの内部が中空管状であり、シール用のゴムリング80を介して非回転のパイプ82に回転可能に嵌合している。流体は矢印で示すように該搬送ローラー8の左側の端部(流体入口8N)から流入し、反対側の右側端部(流体出口8T)から流出する。搬送ローラー8(詳しくはローラー8R)は図1に示したように回転するため、回転シール材であるゴムリング80によって回転可能にし、かつ、漏れを防止している。
搬送ローラー8内を通過する流体は、例えば、循環させ、途中で熱交換させて冷却し搬送ローラー8の熱を奪うように温度制御される。これにより、図1における搬送ベルト8と搬送ローラー8とのニップ部を用紙が通過する間に該用紙は冷却される。
従来のヒートパイプ方式では約150cpmを超える複写機の用紙冷却ができなかったが本方式により150cpm以上でも十分な冷却が可能となり、高速機での両面生産性が向上するとともに、ブロッキング現象に起因する用紙の貼り付き等の不具合が解消され、品質もさらに向上した。
[2]第2の実施の形態
前記第1の実施の形態では、搬送ローラー8のみが内部流体により冷却された。これに対して、本例では、搬送ローラー8に接している搬送ベルト7も冷却手段として利用したものである。搬送ベルト7はその張力で搬送ローラー8に用紙を圧接しているため、搬送ベルト7自身も熱伝導により温度上昇する。したがって、せっかくの、搬送ベルト8による用紙冷却効果も搬送ベルト7が昇温するとロスになる。
そこで、搬送ベルト7を駆動する2本の駆動ローラー(本例では、右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5B)のうち少なくとも一本を前記した搬送ローラー8と同様に中空ローラとし、この中空ローラー内に流体を流して冷却するようにしたものである。中空管の構造は図2に示した搬送ローラー8に準ずるので、図示は省略する。
右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5Bは搬送ベルト7を駆動して、搬送ローラー8と共に用紙を排出あるいは両面コピーのステーションへ搬送する。かかる用紙の温度を効率よく冷却するためこの搬送ベルト7を支持する右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5Bの何れかまたは全部も利用することによって、搬送ローラー8に対向する面とは反対側の用紙面の冷却も可能とした。搬送ベルト駆動用のローラー(右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5B)を冷却することによって熱伝導により搬送ベルト7も冷却され、用紙は両面から冷却されることとなり、効果的な冷却が可能となった。本例では2本のローラーを冷却させたが、搬送ベルト7を支持するローラーが他に追加される場合には、そのローラーも中空にして搬送ベルト7を冷却するようにすることもできる。
これにより、用紙の両面から冷却することが可能となり、さらに冷却効果が大きくなるとともに用紙のカール発生も防止でき、信頼性がさらに向上した。
[3]第3の実施の形態
これまでの例で、中空管状の搬送ローラー8、右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5Bなどは、内部を通る流体として液体を用いて冷却を行うことが出来るが、液体の循環によって液温も上昇するので冷却効率が低下する可能性がある。そのため、液体の温度を制御して冷却効率を常に最良にするようにしたのが本例である。
液体を循環させて中空管状の搬送ローラー8、右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5Bなどのローラーを冷却し、次いでこれらローラーと用紙を直接或いは搬送ベルト7を介して間接的に接触させて冷却することになるが、100cpmのコピースピード以上になると、循環液の温度も徐々に上昇してくる。そこで、これら搬送ローラー8、右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5Bなどを通過する液体の液温を制御して常に冷却性能を維持するため、液体の還流系に温度調節装置を設けた。
図3にシステムの概要を示した。システムの基本的な要件は、循環ポンプ9、熱交換器10、ローラー11(具体的には、搬送ローラー8、右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5Bなどをここでは模視的にかつこれらのローラーを代表して符号11で示した。)などを配管120でループ状に連通、連結したものである。
経験的に前記流体が液体の場合に液温が室温から10°C以内の上昇温度に制御可能な温度調節装置(熱交換器10を含む構成)にすれば、後述するような不具合が生じないので、温度調節装置(熱交換器10)の性能も液体温度を室温から10°C以内の温度上昇に抑え得る能力のものにした。
本例によれば、循環する液体を冷媒として利用する際には室温より10°C以上液温が上昇した場合に用紙冷却温度が所定の80°C以下に低下せず、冷却効果が低下することと、ローラー回転部のシールの信頼性が損なわれ、液漏れが生じるなどの不具合を生ずる。そこで、本例では、液温の温度上昇10°C以下に制御すること上記不具合を解消できた。
[4]第4の実施の形態
本例は、中空管状の搬送ローラー8、右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5Bなどを冷却する液体を、該液体をブールするタンクと放熱フィンを付帯する自然空冷方式の熱交換器で冷却する。液をプールするタンクの外気と接する側に放熱フィンを設けて自然対流で空冷するものである。
図4に示した熱交換機10−1は、図3における熱交換器10の一例であり、液体プール用のタンク10−1Tと自然空冷用の放熱フィン10−1Fを具備する。図中、符号10−1Nは液入り口を示す。この液入り口10−1Nと反対側には図示してないが、液出口がある。これらの液入り口10−1Nや液出口は図3に示した配管120と連結される。ここに示した熱交換器10−1の大きさは、本体の背面カバー(熱交換器10−1の外装カバー)程度の寸法まで任意に大きくすることができる。つまり、プールされる液体を上記背面の外装カバーの大きさまで大きくすることで、空冷面積を大きくできるので、液温を効果的に下げることができる。また、フィンの数や大きさによって冷却能力を変えることで温度の調節が可能である。このような放熱フィン10−Fを用いた自然空冷による熱交換器10−1は電力を用いず、省エネ効果も大きく。液温も室温より8°C以内と温度調節も良好であった。
[5]第5の実施の形態
第4の実施の形態における熱交換器10−1の性能をさらにアップした例である。すなわち、自然空冷方式に空冷ファンによる冷却も可能にした強制空冷法によって、さらに高効率な冷却を可能にする。
図5に強制対流用の熱交換器10―2の例を示した。この熱交換機10−2は、図3における熱交換機器10の一例であり、液体プール用のタンク10−2Tと自然空冷用の放熱フィン10−2Fを具備する。液入り口を符号10−2Nで示す。この液入り口10−2Nと反対側に図示してないが、液出口がある。これらの液入り口10−2Nや液出口は図3に示した配管120と連結される。さらに、本体下部に強制空冷の冷却手段として、対流用ファン10−2Faを設けた。この強制対流用ファン10−2Faは長尺のクロスフローファンである。なお、本例のように長尺のクロスフローファン限らず軸流ファンでもよい。ファンを選定することによって冷却温度を制御できる。
このように。強制空冷による冷却によって、液温上昇は6°C以内に抑えられ、用紙冷却効果も充分得ることができる。また、液温度監視によってファン入力電圧も制御しているので省エネ化もできる。
[6]第6の実施の形態
本例では、液体の冷却に電子冷却手段としてペルチェ素子を用いて冷却する。液温の冷却がこれまの実施の形態で説明した冷却手段では間に合わない場合などに用いるのに好適な積極的冷却手段である。
図6にペルチェ素子を用いた温度調節装置を示した。この温度調節装置は、液体をプールする液タンク12をもつ。液入り口を符号12Nで示す。この液入り口12Nと反対側に図示してないが、液出口がある。これらの液入り口12や液出口は図3に示した配管120と連結される。この液タンク12に接する熱伝導性の良好なシリコーン13を介してペルチェ素子110が接着されている。ぺルチェ素子110は、DC12Vを印加することにより冷却機能を発揮する。ペルチェ素子110の反対側は発熱し、これをペルチェ素子110に接するヒートシンク14とファン15で放熱させる。この冷却によって、液タンク12は室温以下に冷却可能であり、高速の画像形成装置を効率よく冷却することが可能である。
処理能力150cpmを超える超高速機については、前記した実施の形態における空冷法では液体の冷却が充分ではない。そこで、本例のように、ペルチェ素子110等、電子冷却手段によって液を冷却し温度上昇を抑える。本方式により、高速機での連続コピー時の用紙冷却も安定して可能となった。
[7]第7の実施の形態
本例は液温が室温から10°C以内の温度上昇に制御可能な温度調節装置(第3の実施の形態)における温度調節装置の別例で、最も効率よく冷却が可能である。特に液温の上昇が著しい場合に効果的である。図7により説明する。この例では小型の圧縮機16を用いた冷凍サイクルシステムをエバポレーター180と一体化した液タンク17の冷却に適用している。圧縮機16と、液タンク17と一体化したエバポレーター180と、熱交換コンデンサー19が気体用配管130で接続されている。熱交換コンデンサー19はファン20により空冷されるようになっている。
圧縮機16により気化状態の冷媒が圧縮されると高熱を発して半液化した状態で熱交換コンデンサー19に入り、ファン20により冷やされてさらに液化が進行した状態でエバポレーター180に送られる。
液化した冷媒は、微小なノズル孔からエバポレーター180内に噴射されて一気に気化する。気化した冷媒は液タンク17内の液の熱を奪いガス化して圧縮機16に進む。この液タンク17を図3の熱交換器10に置き換えれば、図3に示した配管120を流れる液体を効率よく冷却することができる。
本冷却法を用いることによって先の図6の例におけるペルチェ素子以上の冷却効果が得られた。本例は、高速画像形成装置の中でも最上位機種等に適用されて充分な性能が得られ、効率良く冷却して安定した品質の画像コピーを可能とする。
[8]第8の実施の形態
本例は、中空管状の搬送ローラー8、右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5Bなどローラーの回転に伴って配管120内を流れる流体が効率よくこれらローラー内壁と良好な熱伝達が可能となるように、仕切り板を設けて流れを螺旋状に制御するものである。
図8に示したのは、中空管状の搬送ローラー8、右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5Bなどを代表して例示したローラー11の軸直角断面であり、内壁に等間隔に8個の仕切り板30(フィン)が形成されている。これらの仕切り板30(フィン)は軸方向(図の紙面を貫く方向)に流れる液体を螺旋状に回転させるフィンである。
かかる仕切り板30の機能により、ローラー11内の液体は、螺旋運動をしてつまり、螺旋状に渦巻いて回転して進む。こうして液体・気体を問わず回転し中空管の内壁に沿って流れが発生することにより、流体とローラー内壁の熱伝達効率が格段によくなり冷却効率を向上させることができる。
[9]第9の実施の形態
本例は、ローラーの管内を2種類の流体が流せるようにするため二重管にした。これにより、液体と気体等効率よく冷却が可能となる。
具体例を図9に示す。図9に示したのは、中空管状の搬送ローラー8、右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5Bなどを代表して例示したローラー11の軸直角断面であり、内壁に等間隔に8個の仕切り板30(フィン)が形成されている。これらの仕切り板30(フィン)は軸方向に流れる液体を螺旋状に回転させるフィンである。
そして、このローラー11の中心部にもう一つの管33を同心に保持した構成としたのが本例の特徴である。この管33の外側では、第8の実施の形態で述べたとおり、仕切り板30の機能により、ローラー11内の液体は、螺旋運動をしつつ紙面を貫く方向へ進む。
一方、管33の内部には別の流体を流すことができる。このようにローラー11内を二重にしたことで、管33の外側に液体を流し、内側に空気を流してもよく、また状況に応じてその逆でもよい。こうして、液体と気体等を同時に用いることで効率よく冷却機能を発揮できる。
例えば、二重管(管33)の内側に液体、二重管(管33)の外側(ローラー側)に空気を流すことによって、用紙冷却の効率を向上させることができる。その逆に二重管(管33)の内側に気体、外側(ローラー側)に液体を流すことも可能であり、これら流体のどちらを冷却するかによって内外の流体を選ぶことも可能である。例えば、気体を冷却する場合は、二重管(管33の外側に気体を通し、液体よりも温度の下がった気体でローラー11を効率よくローラー内部での熱交換を行なうことが可能であり、液体だけの循環よりも短時間で除熱を実現できる。
[10]第10の実施の形態
本例は、空気を冷却媒体として利用するものであり、ローラー11内にエアーを送風するにあたり圧力損出が大きいのでエアーポンプを設けて、強制循環させる。ローラー内に流す流体が空気等の気体の場合には、エアーポンプで送風し冷却を可能にする。本例は、ローラー11内に外気を直接吹き付けることができ、図8、図9のようにフィンや二重管にしなくても、単純な単なる筒状の構造でも冷却効果を得ることができる。
[11]第11の実施の形態
これまで説明した冷却装置は、未定着画像を少なくとも熱により用紙に定着する熱定着装置を有する画像形成装置に使用される。この画像形成装置の一例をここで説明する。図10には、この発明に係る熱定着装置32を備える電子写真方式の複写機であって、その内部機構の全体概略構成を示す。
図中符号100は、複写機装置本体である。複写機装置本体100は、その上に画像読取装置200を取り付け、シートバンク300上に載置してなる。また、画像読取装置200の上には、背面側を支点に上下に開閉自在に自動原稿搬送装置400を取り付けてなる。
複写機装置本体100には、内部に、像担持体としてドラム状の感光体18を設ける。この感光体18のまわりには、図中左側に配置する帯電装置19から、感光体18の回転方向(反時計方向)Aに順に、下側に現像装置72、右側に転写装置73、上側にクリーニング装置74を配置してなる。
そのうち、現像装置72では、トナーとして、重合法により製造した重合トナーを用い、その重合トナーを現像ローラを用いて付着して感光体18上の静電潜像を可視像化する。また、転写装置73は、上下のローラ75、76の間に転写ベルト77を掛け回して構成し、その転写ベルト77を転写位置Bで感光体18の周面に押し当ててなる。
図10中、帯電装置19およびクリーニング装置74の左側に設けるものは、現像装置72に新しいトナーを補給するトナー補給装置20である。
また、複写機装置本体100の内部には、シートバンク300の後述するシートカセット61から送り出したシートSを転写位置Bを経てスタック位置まで下方から上方へと搬送するシート搬送装置Cを備える。シート搬送装置Cは、供給路R1、手差し供給路R2、およびシート搬送路Rを有してなる。
シート搬送路Rには、感光体18の上流位置にレジストローラ21を設ける。また、感光体18の下流位置には、熱定着装置3を設ける。この熱定着装置3は、図1で説明したものに準じた構成であるので、同じ符号で示した。
熱定着装置3のさらに下流には、既に説明した本発明にかかる冷却装置、すなわち、図1に示した、右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5B、ガイドコロ6、搬送ベルト7、搬送ローラー8等が配置されている。この冷却装置で冷却された画像形成済みの用紙は排出スタック部(排出位置)39に排出されてスタックされる。
複写機装置本体100には、図中右側面に、スイッチバック装置42を設けてなる。そのスイッチバック装置42は、シート搬送路Rの排出分岐爪34位置から分岐し、一対のスイッチバックローラ43を備えるスイッチバック位置44まで導く反転路R3と、スイッチバック位置44から、再びシート搬送路Rのレジストローラ21まで導く再搬送路R4とを有するシート搬送装置Dを備える。そのシート搬送装置Dには、シートを搬送する複数のシート搬送ローラ66を備えてなる。
現像装置72の図中左側には、レーザ書込装置47を備える。レーザ書込装置47には、不図示のレーザ光源、走査用の回転多面鏡48、ポリゴンモータ49、fθレンズ等の走査光学系50などを設けてなる。
画像読取装置200には、光源53、複数のミラー54、結像用光学レンズ55、CCD等のイメージセンサ56などを設ける。そして、上面にはコンタクトガラス57を備えてなる。
コンタクトガラス57の上の自動原稿搬送装置400には、原稿の載置位置に不図示の原稿セット台を設けるとともに、排出位置に不図示の原稿スタック台を設ける。また、原稿シートを、原稿セット台から画像読取装置200のコンタクトガラス57上の読取位置を経て原稿スタック台まで搬送する不図示の原稿搬送路を有するシート搬送装置を備える。そのシート搬送装置には、原稿シートを搬送する不図示のシート搬送ローラを複数備えてなる。
シートバンク300には、内部に、シート状媒体としての用紙S、例えば、転写紙、OHPフィルム等を収納するシートカセット61を多段に備える。各シートカセット61には、それぞれ対応して呼出ローラ62、供給ローラ63、分離ローラ64を設ける。多段に備えるシートカセット61の図中右側に、装置本体100のシート搬送路Rへと通じる上述した供給路R1を形成する。供給路R1にも、シートを搬送するいくつかのシート搬送ローラ66(シート搬送回転体)を備える。
複写機装置本体100には、図中右側面に、手差し供給部68を設ける。その手差し供給部68に、手差しトレイ67を開閉自在に設けるとともに、その手差しトレイ67上にセットした手差しシートを、シート搬送路Rへと導く上述した手差し供給路R2を備える。その手差しトレイ67にも同様に、呼出ローラ62・供給ローラ63、分離ローラ64を設ける。
さて、この複写機を用いてコピーをとるときは、不図示のメインスイッチをオンするとともに、自動原稿搬送装置400の原稿セット台に原稿をセットする。ブック原稿のような場合には、自動原稿搬送装置400を開いて画像読取装置200のコンタクトガラス57上に直接原稿をセットし、自動原稿搬送装置400を閉じてそれで押える。
そして、不図示のスタートスイッチを押すと、自動原稿搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿をシート搬送ローラにより原稿搬送路を通して、コンタクトガラス57上へと移動してから画像読取装置200を駆動し、原稿内容を読み取って原稿スタック台上に排出する。一方、コンタクトガラス57上に直接原稿をセットしたときは、直ちに画像読取装置200を駆動する。
画像読取装置200を駆動すると、画像読取装置200は、光源53をコンタクトガラス57に沿って移動するとともに、光源53からの光をコンタクトガラス57上の原稿面で反射し、その反射光を複数のミラー54で反射し、結像用光学レンズ55を経て、イメージセンサ56に入れ、そのイメージセンサ56で原稿内容を読み取る。
また、このとき同時に、不図示の感光体駆動モータで感光体18を回転し、まず図示例では帯電ローラを用いた帯電装置19で表面を一様に帯電し、次いで上述の画像読取装置200で読み取った原稿内容に応じてレーザ光を照射してレーザ書込装置47で書込みを行い、感光体18の表面に静電潜像を形成し、そののち現像装置72でトナーを付着してその静電潜像を可視像化する。
また、スタートスイッチを押したとき同時に、シートバンク300中に多段に備える複数のシートカセット61中の選択サイズに対応するシートカセット61内から呼出ローラ62により用紙Sを送り出し、続く供給ローラ63、分離ローラ64で1枚ずつ分離して搬送しながら供給路R1に入れ、シート搬送ローラ66で搬送してシート搬送路Rへと導き、レジストローラ21に突き当てて止める。そして、上述した感光体18の可視像化したトナー画像の回転にタイミングを合わせてレジストローラ21を回転し、感光体18の右側へと送り込む。
または、手差し給紙部68の手差しトレイ67を開けて、その手差しトレイ67上にセットした手差しシートを呼出ローラ62により送り出し、続く供給ローラ63、分離ローラ64で1枚ずつ分離して搬送しながら手差し供給路R2に入れ、シート搬送ローラ66で搬送してシート搬送路Rへと導き、同じくレジストローラ21で感光体18の回転にタイミングを合わせて該感光体18の右側へと送り込む。
それから、感光体18の右側へと送り込んだ用紙Sに、図示例では転写装置13により転写位置Bで感光体18上のトナー画像を転写して画像を形成する。画像転写後の感光体18上の残留トナーはクリーニング装置74で除去して清掃し、不図示の除電装置で感光体18上の残留電位を除去して帯電装置19からはじまる次の画像形成に備える。
一方、画像転写後の用紙Sは、転写ベルト77で搬送し、その通過を不図示のセンサで検知してから熱定着装置3に入れ、加熱された定着ローラー1と加圧ローラー2間に通して搬送しながら、それらにより熱と圧力を加えて用紙S上のトナー画像を定着する。その後、既に説明した本発明の冷却装置を経由させて、排出スタック部39上に排出してそこにスタックする。
なお、用紙Sの両面に画像を転写する場合、排出分岐爪34を切り替える。そして、表面にトナー画像を転写したシート状媒体を、シート搬送路Rから反転路R3に入れ、シート搬送ローラ66で搬送してスイッチバック位置44へ入れ、スイッチバックローラ43でスイッチバックすることにより再搬送路R4に入れて反転し、シート搬送ローラ66で搬送して再びシート搬送路Rに導き、前述と同様にして転写材の裏面にも画像を転写する。背景技術の項で述べたように、両面コピーでは、用紙のトナーを充分に冷却することが特に重要となるが、本発明の用紙冷却装置を備えることで、ブロッキング現象やカール、ジャム等をなくすことが可能である。
この発明の冷却装置及び熱定着装置部の概略説明図である。 図2(a)は搬送ローラーの斜視図面図、図2(b)は搬送ローラーの断面図である。 温度調節装置の概略構成図である。 熱交換機の斜視図である。 熱交換機の斜視図である。 ペルチェ素子を用いた温度調節装置の斜視図である。 冷凍サイクルシステムの概略図である。 ローラーの断面図である。 ローラーの断面図である。 画像形成装置の概略構成図である。
符号の説明
3 熱定着装置
8 搬送ローラー
S 用紙

Claims (9)

  1. 熱定着装置によりトナーを定着されたシート状媒体を冷却する冷却装置において、
    前記シート状媒体を搬送する搬送ローラーと、
    前記搬送ローラーに前記シート状媒体を圧接させて当該シート状媒体を搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトを駆動させる複数のベルト駆動ローラーと、を具備し、
    前記複数のベルト駆動ローラーの少なくとも一つと、前記搬送ローラーが、
    ローラーの内部に液体の流体が流れる管状構造を備えると共に、
    前記管状構造ローラーの片方の端部より前記液体の流体が流入し、
    反対側の端部より前記液体の流体が流出することで、
    前記駆動ローラーにより冷却された搬送ベルトと、前記搬送ローラーにより、
    前記シート状媒体を両面より冷却する構成を備え、
    前記搬送ローラーが前記搬送ベルト側に押圧されることで面状態のニップ部を形成し、 該面状態のニップ部で、前記シート状媒体を搬送すると共に冷却を可能にすることを特徴とする冷却装置。
  2. 請求項1に記載の冷却装置において、
    前記流体が液体の場合に液温が室温から10℃以内の上昇温度に制御可能な温度調節装置を具備していることを特徴とする冷却装置。
  3. 請求項2に記載の冷却装置において、
    前記温度調節装置が液体をプールするタンクと放熱フィンを付帯する自然空冷の冷却手段を具備していることを特徴とする冷却装置。
  4. 請求項2に記載の冷却装置において、
    前記温度調節装置が液体をプールするタンクと放熱フィンと空冷ファンを付帯する強制空冷の冷却手段を具備していることを特徴とする冷却装置。
  5. 請求項2に記載の冷却装置において、
    前記温度調節装置が液体をプールするタンクと電子冷却手段を具備していることを特徴とする冷却装置。
  6. 請求項2に記載の冷却装置において、
    前記温度調節装置が圧縮機とエバポレーターとコンデンサーを具備していることを特徴とする冷却装置。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の冷却装置において、
    前記搬送ローラー又は前記ベルト駆動ローラーの何れか又は両方の管状ローラー内壁がローラーの回転動作に伴って流体が螺旋運動して流れるようにローラー長手方向に螺旋状に仕切り板を設けた構造を有することを特徴とする冷却装置。
  8. 請求項1乃至6の何れかに記載の冷却装置において、
    ローラーの管状構造に関して、管は二重管構造であり、該二重管の外側と内側に流体を流す構成であることを特徴とする冷却装置。
  9. 未定着画像を少なくとも熱によりシート状媒体に定着する熱定着装置を有する画像形成装置において、
    前記熱定着装置によりトナーを定着されたシート状媒体を冷却する冷却装置が、請求項1乃至8のうちの一つに記載のものであることを特徴とする画像形成装置。
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