JP4445336B2 - 冷却装置、画像形成装置 - Google Patents
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Description
(1) 熱定着装置によりトナーを定着されたシート状媒体を冷却する冷却装置において、
前記シート状媒体を搬送する搬送ローラーと、
前記搬送ローラーに前記シート状媒体を圧接させて当該シート状媒体を搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトを駆動させる複数のベルト駆動ローラーと、を具備し、
前記複数のベルト駆動ローラーの少なくとも一つと、前記搬送ローラーが、
ローラーの内部に液体の流体が流れる管状構造を備えると共に、
前記管状構造ローラーの片方の端部より前記液体の流体が流入し、
反対側の端部より前記液体の流体が流出することで、
前記駆動ローラーにより冷却された搬送ベルトと、前記搬送ローラーにより、
前記シート状媒体を両面より冷却する構成を備え、
前記搬送ローラーが前記搬送ベルト側に押圧されることで面状態のニップ部を形成し、 該面状態のニップ部で、前記シート状媒体を搬送すると共に冷却を可能にすることとした(請求項1)。
(2) (1)に記載の冷却装置において、前記流体が液体の場合に液温が室温から10℃以内の上昇温度に制御可能な温度調節装置を具備した冷却装置にすることができる(請求項2)。ここで、前記温度調節装置が液体をプールするタンクと放熱フィンを付帯する自然空冷の冷却手段を具備している冷却装置とすることができる(請求項3)。また、前記温度調節装置が液体をプールするタンクと放熱フィンと空冷ファンを付帯する強制空冷の冷却手段を具備した冷却装置とすることができる(請求項4)。さらに、前記温度調節装置が液体をプールするタンクと電子冷却手段を具備している冷却装置とすることができる(請求項5)。前記温度調節装置が圧縮機とエバポレーターとコンデンサーを具備している冷却装置とすることができる(請求項6)。
(3) 前記搬送ローラー又は前記ベルト駆動ローラーの何れか又は両方の管状ローラー内壁がローラーの回転動作に伴って流体が螺旋運動して流れるようにローラー長手方向に螺旋状に仕切り板を設けた構造を有する冷却装置とすることができる(請求項7)。
(4) 前記したローラーの管状構造に関して、管は二重管構造であり、該二重管の外側と内側に流体を流す構成の冷却装置とすることができる(請求項8)。
(5) 未定着画像を少なくとも熱によりシート状媒体に定着する熱定着装置を有する画像形成装置において、前記熱定着装置によりトナーを定着されたシート状媒体を冷却する冷却装置が、前記した冷却装置のうちの一つに記載のものである画像形成装置とすることができる(請求項9)。
本例の冷却装置では、100cpm以上のコピーが可能な高速複写機やプリンター等について、温度の高い用紙を効率的に冷却する。本例では、熱によってトナーを融着させる工程である熱定着装置を用紙が通過した後でも、用紙温度が依然として高いままであることによって生じる様々な問題を解消する。
前記第1の実施の形態では、搬送ローラー8のみが内部流体により冷却された。これに対して、本例では、搬送ローラー8に接している搬送ベルト7も冷却手段として利用したものである。搬送ベルト7はその張力で搬送ローラー8に用紙を圧接しているため、搬送ベルト7自身も熱伝導により温度上昇する。したがって、せっかくの、搬送ベルト8による用紙冷却効果も搬送ベルト7が昇温するとロスになる。
これまでの例で、中空管状の搬送ローラー8、右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5Bなどは、内部を通る流体として液体を用いて冷却を行うことが出来るが、液体の循環によって液温も上昇するので冷却効率が低下する可能性がある。そのため、液体の温度を制御して冷却効率を常に最良にするようにしたのが本例である。
本例は、中空管状の搬送ローラー8、右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5Bなどを冷却する液体を、該液体をブールするタンクと放熱フィンを付帯する自然空冷方式の熱交換器で冷却する。液をプールするタンクの外気と接する側に放熱フィンを設けて自然対流で空冷するものである。
第4の実施の形態における熱交換器10−1の性能をさらにアップした例である。すなわち、自然空冷方式に空冷ファンによる冷却も可能にした強制空冷法によって、さらに高効率な冷却を可能にする。
本例では、液体の冷却に電子冷却手段としてペルチェ素子を用いて冷却する。液温の冷却がこれまの実施の形態で説明した冷却手段では間に合わない場合などに用いるのに好適な積極的冷却手段である。
本例は液温が室温から10°C以内の温度上昇に制御可能な温度調節装置(第3の実施の形態)における温度調節装置の別例で、最も効率よく冷却が可能である。特に液温の上昇が著しい場合に効果的である。図7により説明する。この例では小型の圧縮機16を用いた冷凍サイクルシステムをエバポレーター180と一体化した液タンク17の冷却に適用している。圧縮機16と、液タンク17と一体化したエバポレーター180と、熱交換コンデンサー19が気体用配管130で接続されている。熱交換コンデンサー19はファン20により空冷されるようになっている。
本例は、中空管状の搬送ローラー8、右駆動ローラー5A、左駆動ローラー5Bなどローラーの回転に伴って配管120内を流れる流体が効率よくこれらローラー内壁と良好な熱伝達が可能となるように、仕切り板を設けて流れを螺旋状に制御するものである。
本例は、ローラーの管内を2種類の流体が流せるようにするため二重管にした。これにより、液体と気体等効率よく冷却が可能となる。
本例は、空気を冷却媒体として利用するものであり、ローラー11内にエアーを送風するにあたり圧力損出が大きいのでエアーポンプを設けて、強制循環させる。ローラー内に流す流体が空気等の気体の場合には、エアーポンプで送風し冷却を可能にする。本例は、ローラー11内に外気を直接吹き付けることができ、図8、図9のようにフィンや二重管にしなくても、単純な単なる筒状の構造でも冷却効果を得ることができる。
これまで説明した冷却装置は、未定着画像を少なくとも熱により用紙に定着する熱定着装置を有する画像形成装置に使用される。この画像形成装置の一例をここで説明する。図10には、この発明に係る熱定着装置32を備える電子写真方式の複写機であって、その内部機構の全体概略構成を示す。
8 搬送ローラー
S 用紙
Claims (9)
- 熱定着装置によりトナーを定着されたシート状媒体を冷却する冷却装置において、
前記シート状媒体を搬送する搬送ローラーと、
前記搬送ローラーに前記シート状媒体を圧接させて当該シート状媒体を搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトを駆動させる複数のベルト駆動ローラーと、を具備し、
前記複数のベルト駆動ローラーの少なくとも一つと、前記搬送ローラーが、
ローラーの内部に液体の流体が流れる管状構造を備えると共に、
前記管状構造ローラーの片方の端部より前記液体の流体が流入し、
反対側の端部より前記液体の流体が流出することで、
前記駆動ローラーにより冷却された搬送ベルトと、前記搬送ローラーにより、
前記シート状媒体を両面より冷却する構成を備え、
前記搬送ローラーが前記搬送ベルト側に押圧されることで面状態のニップ部を形成し、 該面状態のニップ部で、前記シート状媒体を搬送すると共に冷却を可能にすることを特徴とする冷却装置。 - 請求項1に記載の冷却装置において、
前記流体が液体の場合に液温が室温から10℃以内の上昇温度に制御可能な温度調節装置を具備していることを特徴とする冷却装置。 - 請求項2に記載の冷却装置において、
前記温度調節装置が液体をプールするタンクと放熱フィンを付帯する自然空冷の冷却手段を具備していることを特徴とする冷却装置。 - 請求項2に記載の冷却装置において、
前記温度調節装置が液体をプールするタンクと放熱フィンと空冷ファンを付帯する強制空冷の冷却手段を具備していることを特徴とする冷却装置。 - 請求項2に記載の冷却装置において、
前記温度調節装置が液体をプールするタンクと電子冷却手段を具備していることを特徴とする冷却装置。 - 請求項2に記載の冷却装置において、
前記温度調節装置が圧縮機とエバポレーターとコンデンサーを具備していることを特徴とする冷却装置。 - 請求項1乃至6の何れかに記載の冷却装置において、
前記搬送ローラー又は前記ベルト駆動ローラーの何れか又は両方の管状ローラー内壁がローラーの回転動作に伴って流体が螺旋運動して流れるようにローラー長手方向に螺旋状に仕切り板を設けた構造を有することを特徴とする冷却装置。 - 請求項1乃至6の何れかに記載の冷却装置において、
ローラーの管状構造に関して、管は二重管構造であり、該二重管の外側と内側に流体を流す構成であることを特徴とする冷却装置。 - 未定着画像を少なくとも熱によりシート状媒体に定着する熱定着装置を有する画像形成装置において、
前記熱定着装置によりトナーを定着されたシート状媒体を冷却する冷却装置が、請求項1乃至8のうちの一つに記載のものであることを特徴とする画像形成装置。
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