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JP4441759B2 - 長尺体固定具 - Google Patents

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JP4441759B2
JP4441759B2 JP2004376776A JP2004376776A JP4441759B2 JP 4441759 B2 JP4441759 B2 JP 4441759B2 JP 2004376776 A JP2004376776 A JP 2004376776A JP 2004376776 A JP2004376776 A JP 2004376776A JP 4441759 B2 JP4441759 B2 JP 4441759B2
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Description

本発明は電線等の長尺体を板状の取り付け対象物に固定するための長尺体固定具に関し、特に保持する長尺体の本数の増減や太さの違いに影響されることなく、長尺体を保持する部分の形状を調節して目的の長尺体一本一本を挟んで押さえつけた状態で安定的に保持し、必要な時には長尺体の固定を解除することも可能な長尺体固定具に関する。
電気機器類や自動車等の内部には、電線やケーブルなどの長尺体が多数配されている。製造や点検、修理の際に作業がしやすいよう、また、電気機器類の通常動作の際に、電線、等の長尺体が他の部品に当たり擦れて傷ついたり、不用意に引っ張られて外れたりすることのないよう、これら長尺体類を整理して束ね、パネルや基板等の取り付け対象物に留めつけるための固定具がいろいろと考案されている。例えば、実用新案登録公報第2544686号に開示される留め具のような、取り付け部の一端部に肉薄のヒンジ部を介して折り曲げ自由な押圧挟持片を延設する一方、取り付け部の他端部に押圧挟持片の揺動軌跡の円弧に沿って弧状の係止片を立設すると共に、上記押圧挟持片の自由端部には係止片を受け入れる空部を備えた倒U字形断面形の係止部を設けて該係止部と係止片の係合によりロックし、前記取り付け基板と押圧挟持片との間に1本〜複数本のコード類等の線状物(長尺体)を締め付け状態にて保持し、取り付け対象物に留め付けられるようにした線状物の留め具などがある。
実用新案登録公報第2544686号
上記のような留め具は、保持したい長尺体(線状物)によって太さの違いや本数の増減があっても、係止部の係止爪と係止片の係止爪をかみ合わせる距離を変化させることにより、長尺体や線状物を保持する部分、つまり押圧挟持片と取り付け基板の内側同士が常に個々の長尺体に接した状態で長尺体を挟んで固定するので、保持している長尺体が不用意に動くことが無く、安定して保持できる。
しかしながら、この留め具は長尺体を保持する部分のヒンジ部分に長尺体をかみこんでしまった場合に、ヒンジ部分が希望する角度まで折り曲がらなくなる。例えば、太さの違う複数本の長尺体を保持しようとした場合、ヒンジ近くに太い長尺体を配してしまうと、他の細い長尺体は押圧挟持片の内側に接しないため、押圧挟持片と取り付け基板とで挟んで固定することができず、細い長尺体が保持部つまり押圧挟持片と取り付け基板との間で遊んでしまうという欠点があった。
また、前記従来例の留め具は、図14にて簡単な説明図を示すが、係止部65の倒U字部分内側の空部67に長尺体71が入り込んでしまった場合には、係止片64が係止部65の倒U字部分内側の空部67に完全に入りきらないため、押圧挟持片62が長尺体に接していない状態になり、押圧挟持片62が完全には長尺体71を押えて固定することができず、長尺体71が保持部内で遊んでしまうという欠点もあった。
前記係止部65の係止爪69と係止片64の係止爪66をかみ合わせてロックする位置は、長尺体71の本数の増減に対応できるよう、係止爪66と係止爪69がかみ合わせ可能な部分の長さ、つまりは係止爪66の爪の数に、ある程度余裕を持たせて形成されている。長尺体71の本数が少ない場合は、係止部65内の奥まで係止片64を深く挿入し、互いの係止爪同士をかみ合わせてロックし、長尺体71の本数が多い場合は、押圧挟持片62と取り付け基板61との間が広くあくように係止部56内に係止片64を浅く挿入し、互いの係止爪同士をかみ合わせてロック状態にする。
しかし、この従来例の留め具はロック部分、つまり係止部56と係止片64の係止爪同士のかみ合わせ部分が多段になっているため、作業者によってロック状態に差が生じる。たとえば、長尺体71をしっかりと留め具に挟持させようと思うあまり、無理やり上記係止部65内の奥まで係止片64を深く挿入して、きつく長尺体を固定する作業者もおり、こうすると長尺体71が電線の場合には、押圧挟持片62と取り付け基板61のエッジ部分によって電線の被覆を傷つけてしまうことがあった。
その反対に、長尺体71の本数が少ない場合に、作業者が係止部65の係止爪69の自由端側先端部と係止片64の係止爪66の自由端側先端部をほんの少しかみ合わせて、つまり係止片64を係止部65に浅く入れてロックさせたときにも、長尺体の挟持、固定が完了したと勘違いをしてしまい、実際には、長尺体71は保持部内側(押圧挟持片62と取り付け基板61の間)にあるだけで押さえられてはおらず、きちんと固定されていない場合がある。これでは本来の目的を達していない。このような事態を防ぐため、長尺体がきちんと挟持された状態で固定されているかどうかをいちいち確認しなければならないので作業効率が良くなかった。
また、複数の長尺体71同士を重なった状態で押圧挟持片62と取り付け基板61の間に挟持し、後に長尺体71が何らかの外力によって引っ張られ、挟持直後の状態が崩れ、長尺体71の重なり部分がバラバラになってしまうと、もはや押圧挟持片62と取り付け基板61は長尺体71を押さえていない状態になり、長尺体71をガッチリ固定できない。さらに、長尺体71を保持部、つまり押圧挟持片62と取り付け基板61がきちんと押圧して挟持している場合でも、平らな2枚の板状のもの(押圧挟持片62と取り付け基板61)に長尺体71をただ挟んで押さえているだけなので、長尺体71がその軸方向(長手方向)や斜め方向に引っ張られた場合、押圧挟持片62と取り付け基板61の間で長尺体71が滑ってしまい、長尺体71を固定できないという欠点もあった。
そこで、本発明に係る長尺体固定具は、上記の問題を解決するため、配設される電線等、線状の長尺体を、取り付け対象物に安定的に、かつ係脱自由に固定できるようにした長尺体固定具を提供することを目的としたもので、特に、一本の長尺体でも、複数本の長尺体でも、本数の増減や太さの違いに影響されることなく、長尺体の一本一本を確実に挟み込んで固定保持することができ、長尺体固定具の外寸やロックの状態は変化なく使用できるもので、かつ小型に形成したものを提供する。
本発明実施例にかかる長尺体固定具は、電線等の長尺体を保持するための、内側が凹状の略円弧状に形成された保持部と、該保持部を取り付け対象物に取り付けるための固定手段である固定脚部と、該保持部から延設して薄肉状に形成されたヒンジ部を介して一体に形成されたフタ部とを備え、該フタ部から分岐して一体形成された弾性押圧片を複数備え、該弾性押圧片は前記保持部に向かって凸状に略円弧を描いた形状に形成されており、
該長尺体固定具の保持部の内側には、該保持部の長手方向に長い畝状で、断面が略アーチ形状に隆起した第一凸部が形成されている。
また、該長尺体固定具は前記フタ部を保持部にロックした際に、フタ部の弾性押圧片と弾性押圧片との間に、保持部の第一凸部が入るよう形成されていて、
かつ、フタ部の自由端にフタ部を前記保持部に係脱自在に係止させるための、開閉操作片がフタ部と一体に延設されており、該開閉操作片は弾性屈曲部を頂点とする略V字状に形成され、該開閉操作片の自由端付近には鉤型状に形成された係合部が、開閉操作片のフタ部との付け根部分には係止凸部が形成され、
かつ、前記保持部には前記開閉操作片が入り込む形状の挿入口が設けられており、さらに該挿入口の、前記係合部が係止する係止部は略円弧状に形成されていて、該挿入口には、該フタ部の該係止凸部と嵌合する係止凹部が形成されている。
該フタ部(の端)に薄板状のリブが形成され、前記保持部には該リブが嵌合する溝が形成されている。
該フタ部の内側に、該フタ部の長手方向と略平行な畝状に、断面が略アーチ型にふくらんだ第二凸部10が形成され、該第二凸部はその中央付近から分岐してフタ部の短手方向と略平行な畝状の、断面が略アーチ形状にふくらんだ形状に形成されている。
従来例の留め具は多数本の長尺体を保持するときに、ヒンジ部分に長尺体をかみこんだりしてしまった場合に、ヒンジ部分が希望する角度まで折り曲がらなくなる。こうなると、他の長尺体の何本かは保持部内側の長尺体を押圧するための部分(押圧挟持片)に完全には接しないため、保持部は長尺体を挟んで押さえることができず、長尺体が保持部内部で遊んでしまうという欠点があった。しかし請求項1に記載の発明によれば、本発明実施例にかかる長尺体固定具1は、弾性押圧片9が保持部方向に向かって凸状の略アーチ形状に形成されているので、長尺体がヒンジ部分に配されてしまった場合も、フタ部をしめる方向へ動かすにつれて、ヒンジ部の内側(弾性押圧片と保持部の第一凸部7との隙間)の空間がだんだん狭くなるため、長尺体は弾性押圧片に押されて、凹状の略円弧状に形成された保持部の内側のカーブに沿って移動し、最終的には弾性押圧片と保持部との間で長尺体をきちんと挟持できる位置へと移動する。このように、フタ部を閉めると長尺体が保持部の内側のカーブに沿って移動し、長尺体を挟持するに一番良い場所へと移動するように形成しているので、本発明実施例にかかる長尺体保持具は、ヒンジ部分に長尺体をかみこんでしまうこともなく、多数本の長尺体を確実に挟持することができる。
請求項1に記載の発明によれば、本発明実施例にかかる長尺体固定具1が、長尺体18を挟持しているとき、弾性押圧片9、9は保持部6本体部分内側に長尺体18を押さえつけ、かつ、保持部6内側の中央には、図2や図6に示すように、略アーチ状に盛り上がった第一凸部7が保持部の長手方向と平行に畝状に形成されているので、挟持されている長尺体18は図6に示すように、その長手方向に対して垂直方向から見ると、弾性押圧片9、9の間に入った部分がアーチ形状を描いた状態で長尺体固定具1に挟持される。これにより、何らかの外力が加わるなどして長尺体18が軸方向(長尺体の長手方向)へ引っ張られたとしても、長尺体18の略アーチ形状になっている部分が、弾性押圧片9と9の間にひっかかるため、長尺体18が軸方向(長手方向)へ滑ってずれることを防止できる。その上、弾性押圧片9、9は、長尺体18を押圧していることによって、該長尺体18の断面積分、弾性押圧片9、9のアーチ形状がフタ部6側方向と、外側方向(図6に示す矢印G方向)へ、わずかにたわんで変形するが、長尺体固定具1の本体材料の合成樹脂等の性質である弾性復元力により、元のアーチ形状に戻ろうとする力が働くため、長尺体18には弾性押圧片9、9により常に矢印Gの逆方向へと押さえつける力が加わる。以上により、何らかの外力が加わるなどして長尺体18が軸方向(長尺体の長手方向)などへ引っ張られたとしても、長尺体18は、弾性押圧片9、9に常に押圧状態にて挟持されているため、長尺体18が滑ってずれることを防止できる。
請求項1に記載の発明によれば、弾性押圧片と保持部の、長尺体を挟持するための部分は略円弧状に形成されているので、ロック時に長尺体を押圧して挟持する力は、どの位置で挟持したとしても均一である。
保持する長尺体の本数が増えた場合は、上記と同様、弾性押圧片が保持部の本体部分内側に長尺体を押圧するが、弾性押圧片は他の部分よりも比較的薄肉状に形成されているため、フタ部本体側へと撓んで曲がりやすくなっている。挟持する長尺体の本数に合わせて弾性押圧片の撓み具合が変化するので、弾性押圧片は長尺体18に圧接し、弾性押圧片9に接していない長尺体は、弾性押圧片に圧接されている長尺体によって圧接されている状態となる。よって多数本の長尺体も確実に弾性押圧片と保持部本体との間に挟持して確実に固定することができる。
請求項1、2に記載の発明によれば、本発明実施例にかかる長尺体保持具の、保持部に形成された第一凸部7や、フタ部に形成された第二凸部10は、隆起した略アーチ状に、さらに角やエッジを無くして形成してある。また、保持部5や弾性押圧片9、9、リブ20のエッジ部分は、角を削いで面取りし、丸みをつけた形状になっている。以上により、本発明実施例の長尺体保持具に電線等の長尺体を挟持しても、電線等の長尺体の絶縁被覆に傷をつけたり、電線自体をきつく折り曲げて断線させてしまったりすることがない。
請求項1、2に記載の発明によれば、本発明実施例に係る長尺体保持具は、フタ部の内側の、開閉操作片11と第二凸部10との間に薄板状のリブ20が形成されており、保持部本体5の第一凸部7の端部には、該リブ20が入り込む形状に、溝21が切られている。長尺体保持具1をロック状態、つまり、開閉操作片11の弾性屈曲部13を挿入口16に入れ、係合部12を係止部17に係止させた状態にすると、該リブ20は、溝21に入り込む。これにより、長尺体18が挿入口16または開閉操作片11近くに配されてしまった時には、フタ部6を閉める方向へ動かすと、長尺体はリブ20によって、保持部5の中央付近に向かって押されて、次に弾性押圧片9に押され、凹状の略円弧状に形成された保持部5の内側のカーブに沿って移動し、最終的には弾性押圧片9と保持部5との間で長尺体をきちんと挟持できる位置へと移動する。よって、本発明実施例にかかる長尺体固定具は、開閉操作片11付近に長尺体をかみこんでしまうこともなく、多数本の長尺体を確実に挟持することができる。
さらに、リブ20は側面を単なる直線に形成した薄板状でも用を成すが、本発明の別の実施例(図15〜図17)ではリブ20の側面をアール形状に形成したため、リブ20と第一凸部7にて長尺体18をかみ込んでしまうことなく、長尺体を保持するのに一番良い位置までスムーズに移動させる上、アール形状は電線へのあたりが滑らかなので、電線を傷つける恐れがない。
図14に示すように、従来例の留め具60は、ロック部分(係止部65と係止片64のかみ合わせ)が多段になっていて、どこの位置でも係止してしまうという欠点があった。例えば、作業者が係止部65内側の空部67に係止片64を浅く挿入し、係止部65の係止爪69の自由端側先端部と係止片64の係止爪66の自由端側先端部をほんの少しかみ合わせてロックさせ、長尺体71の固定が完了したと勘違いをしてしまい、実際には、長尺体71は留め具60の内側にあるだけで、きちんと固定されていない場合があった。これを防止するにはいちいち長尺体が固定されているかどうかを確認する必要があり効率が悪かったが、請求項に記載の発明によれば、本発明実施例にかかる長尺体固定具のロック位置は不変で、フタ部の係止部12を保持部挿入口の係止部17に係止させてロック状態にする際、カチッというクリック音が発生し、開閉操作片11を操作している作業者の手指にも節度感が感じられるので、作業者はロック作業終了を音と節度感にて感知することができる。係止部同士がロック状態となったときは、長尺体を確実に押えた状態になるため、クリック音がしたら、長尺体は押えられたことになり、音と手指の感覚によって作業終了を感じることができ、確認作業が不要となった。よって作業効率が格段に良くなった。
請求項に記載の発明によると、本発明実施例にかかる長尺体保持具の、保持部の挿入口の端に形成された係止部17は、略アーチ形状に形成されているため、フタ部をロックしている状態(つまり、挿入口内に開閉操作片を挿入して、係止部17に係合部12を係止させている状態)の時に開閉操作片との間にわずかに隙間ができる。この隙間にドライバー等の一般工具を差し込んで、開閉操作片をフタ部側へ押して係止部17と開閉操作片の係合部12の係止(ロック)状態を解除できる。電気機器内など人間の手指が入らない狭い場所に長尺体保持具や留め具等を設置した場合、一般的な従来品などは、開閉操作片に相当する部分の横から工具を当て、そのまま工具を横(フタ部側)方向に押すことでロック部分の係止解除をするが、ロック部分の係止解除をしようとしても、工具が滑ってしまい解除が難しかった。また、解除しやすくするためには開閉操作片に相当する部分を大きく形成したりする必要があった。しかし本発明の長尺体保持具は、工具を前記隙間部分に差し込むと、工具は係止部17に当接した状態で安定させてから、開閉操作片11をフタ部側へ押せば良い。これにより、僅かな力でロック解除が簡単に可能な上、形状もかさ張らずコンパクトに形成できたため大変使い勝手が良くなった。
そして、請求項の発明によれば、本発明実施例にかかる長尺体固定具1の、開閉操作片11の付け根部分には係止凸部23が形成されていて、挿入口16の保持部5側には、係止凹部24が、係止凸部23と嵌合する窪み形状に形成されていて、この係止凹部24には、フタ部6の開閉操作片11に形成された係止凸部23、23が引っかかり係止する。
もし係止凸部23と係止凹部24が形成されていない場合は、長尺体固定具が多数本の長尺体を挟持した際に、弾性押圧片がフタ部側へとたわんだだけでは対応しきれずにヒンジ部8が伸びて、フタ部が(図17に示す)矢印H方向へと押されてしまい、開閉操作片の、弾性屈曲部13のV字部分内側(矢印26側)の角度が狭くなり、係合部12と係止部17の係止を解除する際に、弾性屈曲部13がたわむことができる距離が少なくなるため、係止している部分が外れるに必要なゆとりがなくなり係止解除がしづらい、という問題がおきる。しかし、本発明実施例にかかる長尺体保持具は、上記係止凸部23と係止凹部24が形成されているため、多数本の長尺体を長尺体固定具に挟持させフタ部をロックした場合でも、係止凸部23が係止凹部24に引っかかり係止するので、フタ部は矢印H方向へは動かない。よって弾性屈曲部13のV字部分内側(矢印26部分)の角度は変わらず、係止している部分(係合部12と係止部17)が外れる際に必要なゆとりがあるため、解除も通常時と変わらずスムーズに操作可能である。
本発明実施例にかかる長尺体固定具は、上記従来例の留め具等と比較してコンパクトに形成してあり、同じ本数の長尺体を保持した場合にもかさばらないので、電気機器等の内部など狭い場所にも使用することができ、邪魔にならない。
また、保持する長尺体の本数の増減があったとしても、長尺体は保持部とフタ部の間の空間部分にて挟持し、本数の増減分は弾性押圧片のたわみの強弱によって対応し、保持部とフタ部のロック時、係止部17と開閉操作片の係合部12の係止位置は変わらないので、長尺体固定具の外寸も変化しない。よって、前記従来例の留め具のように、係止位置が多段式であるために狭い場所に設置して多数本の長尺体を挟持させると、外寸が増えてかさばって困るといったことがない。また、係止部17と係合部12の係止位置は不変のため、作業者によってロック(係止)位置の差が出ないため、長尺体を押さえ損なうことがなく、かつ、前記従来例の留め具のように無理やり係止させて、長尺体をきつく押さえ過ぎて長尺体に傷をつけてしまうことがない。
かつ、電線を保持する部分の上部を平坦に形成しているので、従来例のように背が高くなっている部分(係止部)に、作業中に作業者の手指や工具等をひっかけて長尺体固定具が外れてしまうのを防止できる。よって作業がしやすい。
次に、本発明の実施の形態(以下、「実施例」という)について、図面に基づいて詳しく説明する。本発明実施例にかかる長尺体固定具1は、合成樹脂等の剛性と弾力性を併せ持つ材料にて形成することが望ましいが、材料はこれに限定するものではない。
図1は本発明実施例にかかる長尺体固定具1を表す正面図である。図2は図1の斜視図、図3は図1の平面図、図4は図3のA−A矢視断面図である。(背面図は図1と線対称に表れるため省略する。)本発明実施例にかかる長尺体固定具1は、電線等の長尺体を保持するための保持部5と、該保持5部を電気機器内の板金等の取り付け対象物に固定する手段である固定脚部2と、フタ部6が一体に形成されている。まず、保持部5の底部から図の下方に向けて固定脚部2が保持部5と一体に延設されており、固定脚部2の先端から折り返すような形状で、矢じり状の逆止爪3、3がそれぞれ形成されており、逆止爪3、3の先端部の固定脚部2側にはさらに爪4が形成されている。固定脚部2の保持部5との付け根部分にはガタツキ防止部19が形成されている。また、保持部5の底部からは弾性係止片14、14が一続きに延設されている。
図12は上記本発明実施例にかかる長尺体固定具1を、板金や基板等の取り付け対象物50に取り付けた使用状態を示す斜視図、図13は図12の断面図である。
板金等板状の取り付け対象物50に予め開口形成された孔51に固定脚部2の先端を差し込むと、逆止爪3、3は固定脚部2先端の付け根部分(固定脚部2から分岐する部分)付近を支点に固定脚部2の方向へとたわむ。そして逆止爪3、3は孔51を貫通すると、弾性復元力により元の形状に戻り、取り付け用孔51の裏面側のエッジに逆止爪3、3の端が係止し、逆止爪3、3と一体に形成された爪4、4が取り付け用孔51のエッジ内周側に係止する。そして、弾性支持片14、14の自由端15、15が取り付け用板材50の表面側に圧接して、長尺体固定具1は取り付け対象物50に固定された状態となる。図13に示すように、押圧支持片14、14は取り付け対象物50の厚みによって押されて、上方向(保持部5側)へたわみ、本体材料の合成樹脂の性質である弾性復元力により元の形状に戻ろうとする力が働くため、取り付け対象物50を常に圧接し、長尺体固定具1を支える役割を果たす。また、ガタツキ防止部19が取り付け対象物50の孔51を充填して塞ぐ。ガタツキ防止部19の外周の形状と孔51は、嵌合するよう予めサイズを合わせた形状に形成してある。
以上により、長尺体固定具1は押圧支持片14、14が保持部5側にたわむことができる限界までは、取り付け対象物50の厚みの変化に対応することができ、かつ取り付け用板材に長尺体固定具1をしっかりと固定し、どの方向に外力が加えられてもガタついたり外れたりすることを防止することができる。
保持部5の内側は凹状の略円弧状に形成されており、さらに、その中央部の端から端まで、保持部5の長手方向と平行な帯状に、断面が略アーチ形状の畝状にふくらんだ第一凸部7が形成されている。
保持部5の一方の端からは、フタ部6が、保持部5からヒンジ部8を介してひと続きに形成されており、フタ部6の端から一体に開閉操作片11が延設されている。開閉操作片11は弾性屈曲部13を頂点とする略V字状に形成されていて、フタ部6との付け根部分には係止凸部23、23が形成され、開閉操作片11の自由端付近には、係止部12が鉤型状に形成されている。
保持部5とフタ部6との間には、ヒンジ部分8が他の部分より薄肉状に一体形成されている。このヒンジ部分8は他の部分よりも比較的薄肉状に形成されているため、フタ部6や開閉操作片11を手指や工具等で押すと、ヒンジ部分8が撓んで屈曲し、フタ部6はヒンジ部分8を基点に、図7に示す矢印F方向へ略円弧を描くように移動し、ヒンジ部分8はヒンジの役割を果たす。
フタ部6の内側(保持部5側)には、ヒンジ部分8から分岐して弾性押圧片9、9が薄肉状に一体形成されている。この弾性押圧片9は、保持部5の内側に向かって凸状に略円弧を描いて湾曲した形状であり、弾性押圧片9の他端はフタ部6の内側の、開閉操作片11の付け根の近くに繋がっている。フタ部6の内側の弾性押圧片9、9の間には、フタ部9の長手方向に平行に第二凸部10がアール状に隆起して設けられていて、該第二凸部10はその中央部分から、フタ部6の短手方向に左右に分岐して、略十字形状に形成されている。該第二凸部10によって補強されているため、フタ部6は長尺体18を保持した時でも、ねじれたり反ったりすることがない。フタ部6自体を単なる厚肉の板状に形成してももちろん構わないが、これよりも、強度を保ったままでヒケや反りの発生等の問題を防ぎ、材料を節約できるので、第二凸部を形成した本実施例の形状がより理想的であるといえる。
前記フタ部6内側の、開閉操作片11の付け根部分から、第二凸部10の端との間には、薄板状のリブ20が突出して形成されている。リブ20の形状は板状でも良いが、図15にて示すように、保持部側の側面をアール形状に形成するとさらに良い。そして、保持部5には、フタ部6を閉めた状態にすると、該リブ20が嵌まり込む凹形状に溝21が形成されている。
図5は図1に示した本発明実施例にかかる長尺体固定具1の使用状態(長尺体を挟持している状態)を示す正面図である。保持部5のもう一方の端には、前記フタ部6の開閉操作片11を挿入するための挿入口16が開口形成されていて、挿入口16の端部には、フタ部6の係止部12を係止させるための係止部17が略アーチ状に形成されている。挿入口16内側の、保持部5との付け根部分には係止凹部24が窪み状に形成されていて、この係止凹部24には、フタ部6の開閉操作片11に形成された係止凸部23、23が引っかかり係止する形状になっている。
本発明実施例にかかる長尺体固定具1は、長尺体18を保持する前は図1や図12に示すように、フタ部6を開いた状態になっている。
これに電線等の長尺体18を保持させる場合、保持部5本体の内側、第一凸部7の上に長尺体18を配置し、開閉操作片11またはフタ部6の外側を指や工具等で矢印F方向へ押して、フタ部6を、ヒンジ部分8を軸にして弧を描くように図7に示す矢印F方向へと動かす。このときのフタ部6の動きを、時間を追って表すと、図7、図8、図9、図10の順で図示される。
続けて、図11に示すように開閉操作片11の弾性屈曲部13を本体5の挿入口16に押し込むと、開閉操作片11は挿入口16の端の係止部17部分に押されて、長尺体固定具1の材料である合成樹脂等の性質により、略V字形状に形成されている弾性屈曲部13の自由端が、フタ部本体側に近づく方向にたわむ。弾性屈曲部13が挿入口16に完全に入ると、弾性屈曲部13は弾性復元して元の形状に戻るので、係止部12が係止部17に係止してロック状態になる。係止部12が係止部17に係止する際には、カチッというクリック音が発生し、開閉操作片11を操作している作業者の手指にも節度感が感じられるので、作業者は作業終了を音と節度感にて感知することができる。
以上のような手順で長尺体固定具1を図11に示す状態にすると、長尺体固定具1は保持部5とフタ部6の間に長尺体18を挟持する。
フタ部6内側に、凸状の略円弧状に形成されている弾性押圧片9、9は、他の部分より薄肉状に形成されているので、上記のように弾性押圧片9、9と保持部5本体との間に長尺体18を挟持したときは、弾性押圧片9、9は長尺体18の太さ分、フタ部6本体側へとわずかに撓んだ状態で長尺体18に接する。
弾性押圧片9、9と保持部5の、長尺体18を挟持するための部分は略円弧状に形成されているので、ロック時に長尺体18を押圧して挟持する力は、どの位置で挟持したとしても均一である。
長尺体固定具1が長尺体18を挟持しているとき、弾性押圧片9、9は保持部6本体部分内側に長尺体18を押さえつけ、かつ、保持部6内側の中央には、図2や図6に示すように、略アーチ状に盛り上がった第一凸部7が帯状に形成されているので、挟持されている長尺体18は図6に示すように、その軸方向(長手方向)から見ると、弾性押圧片9、9の間に入った部分が略アーチ形状を描いた状態で長尺体固定具1に挟持される。
これにより、何らかの外力が加わるなどして長尺体18が軸方向へ引っ張られたとしても、長尺体18の略アーチ形状になっている部分が、弾性押圧片9と9の間にひっかかるため、長尺体18が軸方向(長尺体の長手方向)へ滑ってずれることを防止できる。その上、弾性押圧片9、9は長尺体18を挟持する際、長尺体18を押さえつけることによってフタ部6方向と、図6に示す矢印G方向へとたわむが、長尺体固定具1の本体素材である合成樹脂等の性質である弾性復元力によって、元の略アーチ形状に戻ろうとする力が働く。これにより、長尺体18は弾性押圧片9、9により矢印Gの反対方向へと押さえつけられる力がかかるため、長尺体18は予期せぬ外力が加わって引っ張られた場合にも、きっちり長尺体固定具1に挟持された状態にあるため、動いたりすることがない。
また、前記第一凸部7は、電線等長尺体の絶縁被覆に傷をつけたり、電線自体を折り曲げて断線させてしまったりすることがないよう、角やエッジを無くして略アーチ形状に形成してある。同様の理由で、保持部5や弾性押圧片9、9のエッジ部分も、エッジを落とし丸みをつけた形状になっている。
図5、図6に示すように、保持する長尺体18の本数が増えた場合は、上記と同様、弾性押圧片9、9が保持部6の本体部分内側に長尺体18を押圧するが、弾性押圧片9、9は他の部分よりも比較的薄肉状に形成されているため、フタ部6本体側へとたわんで曲がりやすくなっている。挟持する長尺体18の本数に合わせて弾性押圧片9、9のたわみ具合が変化するので、弾性押圧片9、9は長尺体18に圧接し、弾性押圧片9、9に接していない長尺体18は、弾性押圧片9、9に圧接されている長尺体18によって圧接されている状態となる。よって多数本の長尺体も確実に弾性押圧片9、9と保持部5本体との間に挟持して確実に固定することができる。
本発明実施例にかかる長尺体固定具1は、ヒンジ部分に電線等の長尺体18をかみこまない形状に形成されている。以下詳しく説明する。
長尺体固定具1のヒンジ部分8に電線等の長尺体18が入ってしまった場合、図8や9に示す状態になるが、長尺体18を挟持するため、フタ部6をしめる方向、つまり各図に示す矢印F方向へと動かすにつれ、弾性押圧片9、9と第一凸部7との隙間(つまりヒンジ部分8内側の空間)がだんだん狭くなるため、長尺体18は弾性押圧片9、9に押されて、凹状の略円弧状に形成された保持部5の内側を、ヒンジ部分8から図の矢印E方向へと移動して、図10に示す状態となり、最終的に図11に示すように、弾性押圧片9、9と保持部5との間できちんと挟持される位置へと移動する。よって本発明実施例にかかる長尺体固定具1はヒンジ部分8に長尺体18をかみこんでしまうことがない。
また、本発明の長尺体固定具は前記実施例の形状に限らず、取り付け対象物への固定手段である固定脚部2の形状を変更することにより様々な場所に取り付けることができる。このとき、固定脚部2は前記第一実施例にて説明した形状でなくとも構わない。さらに固定脚部2の形状を変更するだけでなく、固定脚部2が無い形、例えば保持部5の底面を平らに形成し接着剤や両面テープ等を用いて取り付け対象物50に固定する方法でもよい。
本発明実施例に係る長尺体固定具の正面図である。 図1の右側面図である。 図1の左側面図である。 図1の平面図である。 本発明実施例にかかる長尺体固定具の使用状態を表す正面図である。 図5のC−C断面図である。 本発明実施例にかかる長尺体固定具の使用状態を表す正面図である。 本発明実施例にかかる長尺体固定具の使用状態を表す正面図である。 本発明実施例にかかる長尺体固定具の使用状態を表す正面図である。 本発明実施例にかかる長尺体固定具の使用状態を表す正面図である。 本発明実施例にかかる長尺体固定具の使用状態を表す正面図である。 本発明実施例にかかる長尺体固定具の使用状態を表す斜視図である。 本発明実施例にかかる長尺体固定具の使用状態を表す断面図である。 従来例を表す正面図である。 本発明実施例にかかる長尺体固定具を表す正面図である。 本発明実施例にかかる長尺体固定具を表す正面図である。 本発明実施例にかかる長尺体固定具を表す正面図である。
符号の説明
1 長尺体固定具
2 固定脚部
3 逆止爪
4 爪
5 保持部
6 フタ部
7 第一凸部
8 ヒンジ部分
9 弾性押圧片
10 第二凸部
11 開閉操作片
12 係合部
13 弾性屈曲部
14 弾性支持片
15 自由端
16 挿入口
17 係止部
18 長尺体
19 ガタツキ防止部
20 リブ
21 溝
23 係止凸部
24 係止凹部
26 V字部分の内側
50 取り付け対象物
51 孔

Claims (2)

  1. 電線等の長尺体を保持するための、内側が凹状の略円弧状に形成された保持部と、
    該保持部を取り付け対象物に取り付けるための固定手段と、
    該保持部から延設して薄肉状に形成されたヒンジ部を介して一体に形成されたフタ部とを備えた長尺体固定具であって、
    該フタ部から分岐して一体に形成された弾性押圧片を複数備え、
    該弾性押圧片は前記保持部に向かって凸状に略円弧を描いた形状に形成され、
    該保持部の内側には、該保持部の長手方向に長い畝状で、断面が略アーチ形状に隆起した第一凸部が形成され、
    該フタ部を該保持部にロックした際に、フタ部に形成されている複数の弾性押圧片と弾性押圧片の間に、前記保持部の第一凸部が入るよう形成され、
    前記長尺体固定具は、フタ部の自由端にフタ部を前記保持部に係脱自在に係止させるための、開閉操作片がフタ部と一体に延設されており、
    該開閉操作片は弾性屈曲部を頂点とする略V字状に形成され、
    該開閉操作片の自由端付近には鉤型状に形成された係合部が形成され、
    開閉操作片のフタ部との付け根部分には係止凸部が形成され、
    かつ、前記保持部には前記開閉操作片が入り込む形状の挿入口が設けられており、
    さらに該挿入口の、前記係合部が係止する係止部は略円弧状に形成されていて、
    該挿入口には、該係止凸部と嵌合する係止凹部が形成されていることを特徴とする、長尺体固定具。
  2. 前記長尺体固定具は、前記フタ部(の端)に薄板状のリブが形成され、前記保持部には該リブが嵌合する溝が形成されており、フタ部6の内側に、該フタ部6の長手方向と略平行な畝状に、断面が略アーチ型にふくらんだ第二凸部10が形成され、該第二凸部10はその中央付近から分岐してフタ部6の短手方向と略平行な畝状の、断面が略アーチ形状にふくらんだ形状に形成されて
    いることを特徴とする
    請求項1に記載の長尺体固定具。
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