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JP4419196B2 - 計器装置における組付構造 - Google Patents

計器装置における組付構造 Download PDF

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Description

本発明は、部材(第二の部材と第一の部材)の組付構造であって、特に、係止解除機能を有する計器装置における組付構造に関するものである。
特許文献1に開示される組付構造は、内側となる側壁に先端に係止突起を備える可撓性のロッキングアームを設け、外側となる側壁にこの係止突起が嵌入係止する孔を形成し、外側となる側壁に係止突起と対向する可撓性の解除アームを設け、解除アームの先端に、係止突起を押圧する解除突起を設けることで、係止の解除を可能とするものである。
実公平6−11561号公報
しかしながら、特許文献1に開示される組付構造においては、ロッキングアームと解除アームの両者を撓ませる必要がある。アームを可撓性とするためには、その部材に可撓性材料を用いるか、あるいはアーム自体を組付方向に伸長する等の対応が必要である。そのため、アームに適用可能な部材が限定されるおそれがある。また、アーム自体を伸長すると、組付構造自体が大型化するおそれがある。
本発明は、この点に鑑みてなされたもので、係止の解除が可能であるとともに、構成材料の制限を緩和し、また、組付構造自体を省スペースとすることが可能な組付構造を提供することを目的とする。
本発明は、前述した課題を解決するため、第一の部材に設けられ係止爪部を有する可撓性の係止部と、第二の部材に設けられ係合爪部を有する係合部とを備え、前記係止部と前記係合部とが対向した状態で前記係止爪部と前記係合爪部とを係合することにより、前記第一の部材と前記第二の部材とを組付けてなる計器装置における組付構造において、前記係止爪部と前記係合爪部との係合状態において前記係合部が重ならない前記係止部における非重合部であって前記係止爪部と前記係合爪部との係合箇所よりも自由端側に前記係合部側に突出する突出部を設けこの突起部が前記係止爪部の両端に位置するように設けられる
また本発明は、請求項2に記載のように、前記突出部が前記係合部を超えて突出する。
また本発明は、請求項3に記載のように、前記係止部の自由端側が前記第一の部材によって覆われる。
また本発明は、請求項4に記載のように、前記係止部が屈曲部を有する。
本発明は、係止の解除が可能であるとともに、構成材料の制限を緩和し、また、組付構造自体を省スペースとすることが可能な組付構造を提供することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明を適用した指示計器の実施形態を説明する。
図1から図6は、本発明の第一の実施形態を示す。図1は、組付構造の斜視図であり、図2から図4は、要部斜視図であり、図5は、組付状態を示す要部断面図であり、図6は、組付解除状態を示す要部断面図である。
本実施形態による組付構造1は、図1から図4に示すように、本体(第一の部材)2に設けられる、係止部3と、係止爪部4と、突出部5と、被覆部材(第二の部材)6に設けられる、係合部7と、係合爪部8と、で構成され、これら構成部材により被覆部材6と本体2とを係止状態に組付け、解除することが可能である。係止部3と係合部7とは係合状態において、対向してなり、係止部3の反係合方向Bに対して奥側に係止部3が位置し、手前側に係合部7が位置する。
本体2は、車両用計器等を収納するケースや枠体等であって、ポリプロピレン(PP),ABS,ポリカーボネート(PC)等の合成樹脂からなり、一体形成される係止部3を備える。
係止部3は、撓みやすい材質や形状が設定される。係止部3は、本体2周璧(璧部)9から垂直に所定長さW1延びアールを描くように第二の部材6側に屈曲する屈曲部31を備え、周璧9と平行に延びる。その先端は、固定されず、撓み幅の大きい自由端部32である。所定長さW1は、係止部3と後に詳述する係合部7との組付(係止)状態を解除するために係止部3を周璧9方向(反係合方向B)に倒す撓ませ幅(係止幅)W2よりも長くなるように設定される。係止部3自由端部32側は、その係合方向Fに隆起する係止爪部4と突出部5とを備える。なお、本実施形態においては、係止部3を本体1側面の周璧9に設け、屈曲部31を有する断面L字形状とするものであったが、本発明においては、例えば、後に詳述する係合部7のように、本体1底面(表面)から垂直に延びる形状としてもよく、形成位置及び形状は任意である。
係止爪部4は、傾斜面10を備え、係止部3が形成される周璧9に対して直交する方向の断面が略直角三角形となるように隆起してなる。後に詳述する係合部7は、この傾斜面10を摺動(スライド)して、断面直角三角形の斜辺と底辺とのなす角に相当する鋭角部分11が引っ掛かって組付(係止)状態となる。
突出部5は、傾斜面10を挟むように係止爪部4の両端(両側方)に位置し、係合状態において係合部7が重ならない箇所(非重合部)33に設けられる。突出部5は、組付解除者が(組付解除治具等で)押圧しやすいように、非重合部33から係合方向に係合部7を超えて突出してなり、その前面に係合方向F(反係合方向B)に対して垂直な平面である被押圧面12が設けられる。突出部5は、係止部3自由端32側に設けられることで、係止部3が撓みやすくなっている。組付状態では、係止爪部4と係合爪部8とが重なりあい、係止部3先端を反係合方向Bに押圧しにくいが、以上のような突出部5を設けたことにより、押圧しやすく、容易に撓ませることができるので、組付解除の作業性を向上させることができる。
なお、突出部5の形状は、本実施形態に限らず任意に設定できる。例えば、スペースがあれば、図7に第二の実施形態として示すように、突出部5を係止部3における周璧9に対して平行に延びる部分全体に設けるものであってもよい。
また、突出部5の形成位置は、係止部3を撓ませることができる位置であれば、任意に定めることができ、例えば、図8に第三の実施形態として示すように、係止爪部4を第一の実施形態よりも下方に設定し、係止爪部4と位置をずらして、係止爪部4の自由端部32側(第二の部材6側)に設けるものであってもよい。
また、組付構造1を適用する部材によっては、組付構造1の上下及び周囲を他の部材13が取り囲むような積層構造、入れ子構造となることも考えられるが、本発明の組付構造1であれば、図9に第四の実施形態として示すように、突出部5を露出させ横方向から押圧できる隙間等さえあれば、組付を解除することができるものである。
被覆部材6は、本体2の組付箇所、少なくとも係止部3の自由端部32側(係止部3傾斜面10の上方)を覆うように設けられるアクリル等の合成樹脂からなる部材であって、一体形成される係合部7を備える。係合部7は、可撓性(弾性)の材料でも構わないが、本発明においては、撓む必要がないため、比較的可撓性(弾性)の低いアクリル等の硬質材料で構成することができる。なお、本実施形態においては、被覆部材6が係止部3と係合部7との係合箇所を全て覆うものであったが、本発明においては、係合全箇所を覆わなくともよい。
係合部7は、被覆部材6から垂下して係止状態において係止部3と対向するように設けられる。前述したように、係合部7の材質は可撓性である必要はないため、適用可能な部材の制限は緩和され、組付方向Sの長さも伸長する必要がないことから組付構造1自体の組付方向の長さ(厚さ)を抑制することができる。係合部7は、その先端に係止部3に向かって突出する係合爪部8を備える。
係合爪部8は、係止爪部4と同様に傾斜面14を備え、係止部3が形成される周璧9に対して直交する方向の断面が略直角逆三角形となるように隆起してなる。係合爪部8の傾斜面14は、係止部3に係合する際には、係止部3の傾斜面10と互いに摺りあいながらスライドする(図3参照)。
なお、被覆部材6は、蓋体や部品等任意に適用できるが、車両用計器等においては、アクリル等の硬質透明材料で構成される観察者側前面に設けるカバーや導光体が考えられ、これに本発明における係合部7を適用することが考えられる。
以下、以上の構成からなる本実施形態の組付構造1の組付(係止)方法及び解除方法を説明する。
まず、本体2に設けられる係止部3と、被覆部材6に設けられる係合部7とは、本体2に対して垂直方向(組付方向S)に対向するように位置している(図2参照)。被覆部材6もしくは、本体2を近づけていくと、係止爪部4と係合爪部8は、係合方向F(反係合方向B)に対向し、互いの傾斜面10,14をスライドする(図3参照)。係止爪部4と係合爪部8とは断面略直角三角形の斜辺と底辺とでなる鋭角部分で互いに係止し、組付(係止)状態となる(図4,図5参照)。
次に、組付(係止)状態を解除する方法を説明する。図4,図5の組付け状態から、係止部3の突出部5被押圧面12を反係合方向Bに押圧する。係止部3は、可撓性であるので、反係合方向Bに倒れるように撓み(図6参照)、係止爪部4と係合爪部8との係止が解除される。
以上の構成からなる本実施形態における組付構造1は、組付状態で係合部7と重ならない箇所(非重合部33)であって前記係止爪部と前記係合爪部との係合箇所よりも自由端側に突出部5を突出して設けたことにより、押圧しやすく係止解除の作業性を高めることができる。また、突出部5を設ける係止部3のみを可撓性部材とすればよい構成のため、他方の撓ませる必要がない係合部7は、適用材料の制限が緩和され、大型化を防ぐことができ、組付構造1自体を組付方向Sに省スペースな構造とすることができる。
このように本発明は、係止の解除が可能であるとともに、構成材料の制限を緩和し、また、組付構造自体を省スペースとすることが可能である。
また、本発明は、突出部5を係合部7よりも係合方向Fに突出して形成することで押圧しやすく、より係止解除の作業性を向上させることができる。
また、実施形態のような組付箇所(係止め部3自由端部32側)を覆う第二の部材6を有する構成においては、係止部4先端を第二の部材6側から押圧して係止を解除することができない、もしくは解除作業が煩雑となるおそれがあるが、本発明は、以上のような構成において、組付方向Sに対して直交方向から押圧することができるため、より効果を発揮するものである。
また、本発明は、係止部3に屈曲部31を設けることで、係止部3は、より撓みやすく、係止と係止解除における組付作業の作業性を向上させるものである。
第一の実施形態における組付構造11の斜視図。 上記実施形態における図1の要部斜視図。 上記実施形態における要部斜視図。 上記実施形態における要部斜視図。 上記実施形態における要部断面図。 上記実施形態における要部断面図。 第二の実施形態における組付構造1の斜視図。 第三の実施形態における組付構造1の断面図。 第四の実施形態における組付構図1の斜視図。
符号の説明
1 組付構造
2 本体(第一の部材)
3 係止部
31 屈曲部
32 自由端部
33 非重合部
4 係止爪部
5 突出部
6 被覆部材(第二の部材)
7 係合部
8 係合爪部
9 周璧(璧部)
B 反係合方向
F 係合方向
S 組付方向

Claims (4)

  1. 第一の部材に設けられ係止爪部を有する可撓性の係止部と、第二の部材に設けられ係合爪部を有する係合部とを備え、前記係止部と前記係合部とが対向した状態で前記係止爪部と前記係合爪部とを係合することにより、前記第一の部材と前記第二の部材とを組付けてなる計器装置における組付構造において、
    前記係止爪部と前記係合爪部との係合状態において前記係合部が重ならない前記係止部における非重合部であって前記係止爪部と前記係合爪部との係合箇所よりも自由端側に前記係合部側に突出する突出部を設けこの突起部が前記係止爪部の両端に位置するように設けられることを特徴とする計器装置における組付構造。
  2. 前記突出部が前記係合部を超えて突出することを特徴とする請求項1に記載の計器装置における組付構造。
  3. 前記係止部の自由端側が前記第一の部材によって覆われることを特徴とする請求項1に記載の計器装置における組付構造。
  4. 前記係止部が屈曲部を有することを特徴とする請求項1に記載の計器装置における組付構造。
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