[go: up one dir, main page]

JP4415183B2 - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4415183B2
JP4415183B2 JP2004023631A JP2004023631A JP4415183B2 JP 4415183 B2 JP4415183 B2 JP 4415183B2 JP 2004023631 A JP2004023631 A JP 2004023631A JP 2004023631 A JP2004023631 A JP 2004023631A JP 4415183 B2 JP4415183 B2 JP 4415183B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printer
printer unit
printing
battery
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004023631A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005212363A (ja
Inventor
吉宗 本柳
哲 木村
佳正 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2004023631A priority Critical patent/JP4415183B2/ja
Publication of JP2005212363A publication Critical patent/JP2005212363A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4415183B2 publication Critical patent/JP4415183B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

本発明は、装置本体の筐体内に電池電源により駆動される第1のプリンタ部と第2のプリンタ部とを備え、ローバッテリ検出機能を有するプリンタ装置に関する。
最近、小型のプリンタ装置では電池電源により駆動が可能になっている。通常、電池電源により駆動するプリンタ装置では、ローバッテリ検出機能を備え、ローバッテリが検出されたときに、電池の交換を促すための警告を行なうようにしている。
また、特開平10−32668号公報に記載されるプリンタ装置は、プリンタ機能とスキャナ機能とを有し、それぞれの機能に対応して基準値を設定し、その基準値に基づいてプリンタ動作とスキャナ動作におけるローバッテリを判断するようにしている。
このプリンタ装置では、スキャナ動作に比べてプリンタ動作により大きな電力消費がある。従って、例えば、プリンタ動作に合わせた基準値によりプリンタ機能及びスキャナ機能におけるローバッテリの判断を行なうとすると、スキャナ機能についての電池容量の使用効率が悪くなり、またスキャナ動作に合わせた基準値によりプリンタ機能及びスキャナ機能におけるローバッテリの判断を行なうとすると、プリンタ機能については動作不良を引き起こす危険がある。
そこで、このプリンタ装置では、プリンタ動作とスキャナ動作のそれぞれに合わせた基準値を設定することで、電池容量の使用効率を高め、プリンタ機能の動作不良を防止するようにしている。
特開平10−32668号公報
プリンタ装置のローバッテリが判断されると、通常は容量の低下した電池を新しい電池に交換することになるが、手元に交換すべき電池の用意がないため電池の交換ができない場合がある。そのような場合には、交換用の電池の用意ができるまで印刷を中止するか、あるいは印刷物を早く手にしたければローバッテリの判断以降も印刷動作を継続することになる。
上記従来のプリンタ装置では、プリンタ動作に対応してローバッテリが判断された後もプリンタ動作を継続するとすると、印刷動作が途中で停止し印刷が未完成に終わって印刷物を無駄にする虞がある。特に、電子データを記録する光ディスクのレーベル面に印刷を行なうプリンタ装置の場合には、レーベル印刷の途中で印刷動作が停止して印刷に失敗すると、電子データを記録した光ディスクを無駄にしてしまうという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決するものであり、2つのプリンタ部による2つのプリンタ機能を有するプリンタ装置において、2つのプリンタ部に対応してそれぞれのローバッテリを判断するとともに、より消費電力の大きい一方のプリンタ部のローバッテリの判断後も、そのプリンタ部の印刷途中で印刷動作が停止することがないようにすることで、交換する電池の用意がなくとも当面必要とする印刷を行なうことができ、印刷の失敗によって印刷物を無駄にしないプリンタ装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、単一の電池電源により駆動される第1のプリンタ部及び第2のプリンタ部とを備え、前記第1のプリンタ部の消費電力が前記第2のプリンタ部の消費電力より大きい関係にあるプリンタ装置であって、前記第1のプリンタ部又は前記第2のプリンタ部の印刷開始前又は印刷動作中に前記電池電源の電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段により検出する電圧値と、前記第1のプリンタ部又は前記第2のプリンタ部のそれぞれに対応して定められた少なくとも1つ以上の基準値とを比較してそれぞれのプリンタ部に対応してローバッテリの判断を行なう判断手段と、前記第1のプリンタ部及び前記第2のプリンタ部を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1のプリンタ部を動作させる場合に、前記判断手段により前記第1のプリンタ部に対応してローバッテリの判断がされ、かつ前記第2のプリンタ部に対応してローバッテリの判断がされないときには、消費電力を節減して前記第1のプリンタ部の印刷動作を行なうことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記制御手段は、消費電力を節減して前記第1のプリンタ部の印刷動作を行なう場合には、印刷データを間引いて前記第1のプリンタ部の印刷動作を行なうことを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記制御手段は、消費電力を節減して前記第1のプリンタ部の印刷動作を行なう場合には、印刷濃度をより低い濃度に切替えて前記第1のプリンタ部の印刷動作を行なうべく制御することを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1ないし3の発明において、前記第1のプリンタ部は、電子データを記録する記録媒体のレーベル面に印刷し、前記第2のプリンタ部は、前記記録媒体の収納ケースに用いるラベルを印刷媒体に印刷することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、2つのプリンタ部による2つのプリンタ機能を有するプリンタ装置において、印刷開始前又は印刷動作中に、2つのプリンタ部に対応するそれぞれのローバッテリを判断することができ、消費電力がより大きい第1のプリンタ部に対応してローバッテリが判断されたときに、消費電力を節減して第1のプリンタ部の印刷動作を行なうため、第1のプリンタ部の印刷動作を停止することなく印刷を行なうことができ、交換する電池の用意がなくとも当面必要とする印刷を行なうことができ、印刷途中での動作停止による印刷の失敗で生じる印刷物の無駄をなくすことができる。
また、請求項2の発明によれば、印刷データを間引いて第1のプリンタ部を動作させることにより消費電力を節減した第1のプリンタ部の印刷動作を行なうことができる。
また、請求項3の発明によれば、印刷濃度をより低い濃度に切替えて第1のプリンタ部を動作させることにより消費電力を節減した第1のプリンタ部の印刷動作を行なうことができる。
また、請求項4の発明によれば、記録媒体に印刷する第1のプリンタ部と印刷媒体に印刷する第2のプリンタ部のうちで、特に、第1のプリンタ部についてのみローバッテリが判断されても、その印刷動作を継続することができるため、電子データを記録した記録媒体を印刷停止による印刷の失敗によって無駄にすることがない。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るプリンタ装置の全体の斜視図であり、図2はそのプリンタ装置の側面図である。
このプリンタ装置1は装置本体としての筐体2を備え、その筐体2の内部に光ディスクなどの記録媒体のレーベル面に印刷を行なう第1のプリンタ部3と、テープに印刷を行なう第2のプリンタ部4とが設けられている。
筐体2の正面側には、キー入力部11と液晶表示部12を備えるキーボード10がヒンジ13を介して筐体2の正面パネル2aに起伏動可能に取り付けられている。また、筐体2の側面パネル2bには開口部5が設けられ、この開口部5から光ディスクを装着する第1のプリンタ部3のトレイ21が筐体2外に移動可能に設けられている。さらに、筐体2の背面側2cには開閉可能なプリンタカバー6により覆われる第2のプリンタ部4が設けられている。
7は筐体2内に設けられる不図示の電池収納室を覆う電池カバーであり、電池収納室には、このプリンタ装置1の駆動電源となる電池が収納される。また、8は側面パネル2b及び正面パネル2aに設けられる第1のプリンタ部3の消耗品の交換用の開口部を覆うカバーであり、9は第1のプリンタ部3のトレイ21をイジェクト操作するための操作ボタンである。
前記キー入力部11には、文字や記号等を入力する文字入力キー、液晶表示部12に表示されるカーソルを移動させるカーソルキー、各種入力データや選択データの確定、特定機能の開始の指示等を行なうときに操作する特定機能キー、装置の電源をオン・オフするための電源キー等、およびその他の動作に必要な制御キーが備えられている。
図3はプリンタ装置1の筐体2内に設けられた第1のプリンタ部3の主要部の構成を示す正面構成図、図4は同じく側面構成図を示している。
筐体2の内部にはベース20が設けられ、そのベース20上には印刷対象物としての光ディスクDを支持するトレイ21が設けられている。また、筐体2の内部には、トレイ21に支持された光ディスクDのレ一ベル面に対して、当該光ディスクDに記録された電子情報に関するタイトル等の印刷を行なうプリンタ機構35が設けられている。
トレイ21は、矩形でプレート状のトレイ本体22を備え、そのトレイ本体22には、回転軸23を中心に回転可能にして光ディスクDを支持する回転台24が設けられている。この回転台24の表面には緩衝材シート25が貼設され、その中央部には光ディスクDの円孔の内縁に係合する複数の係合爪26が設けられている。
トレイ21は、筐体2内の上下の位置でベース20に設けた一対の案内レール27に沿って案内され、光ディスクDに対して印刷を行なう筐体2内の所定の収納位置と、光ディスクDの着脱が可能な筐体2外の排出位置との間を移動可能に設けられている。
トレイ本体22の下側の側縁にはラック28が設けられている。筐体2内にはラック28と噛み合う駆動ギア29およびギア列30を介して駆動ギア29を正逆回転させるトレイ移動モータ31が設けられている。そして、筐体2の側面パネル2bに設けられたイジェクト用の操作ボタン9の操作により、モータ31が一方向に回転駆動されて、筐体2内に位置するトレイ21が、筐体2の開口部5から筐体2外に排出される。また、操作ボタン9の操作によりモータ31が逆方向に回転駆動されて、筐体2外に位置するトレイ21が筐体2内の収納位置まで移動される。
トレイ21に設けられた回転台24は、トレイ本体22の裏面側に設けられたトレイ回転モータ32を駆動源とし、ギア列33を介してモータ32の駆動力が回転軸23に伝達されて時計回りに回転駆動される。
なお、トレイ本体22には、回転台24の回転角度を検出してモータ32の駆動を制御するためのスイッチからなる回転角度検出部34が設けられている。この検出部34は、回転台24の外周縁の180°対向する2箇所にそれぞれ設けた不図示のスイッチ操作用の突部によって作動され、この検出部34の作動によって回転台24の回転位置を検出できるように構成されている。
筐体2内には、トレイ21の回転台24と対向して、熱転写プリンタからなるプリンタ機構35が設けられている。
このプリンタ機構35は、ブリッジ形状のプリンタフレーム36を備える。このプリンタフレーム36は、サーマルヘッド37を搭載したキャリッジ38を支持するとともに、キャリッジ38を回転台24に沿って垂直方向に往復走行させる走行路を構成している。
プリンタフレーム36には、キャリッジ38を摺動自在に案内するガイドシャフト39が設けられ、またキャリッジ38の走行時にキャリッジ38に設けられた不図示の駆動ギアと噛み合うラック40が設けられている。このキャリッジ38は、そこに搭載したキャリッジモータ41でラック40と噛み合う駆動ギアを駆動してガイドシャフト39に沿って往復移動する自走方式となっている。
また、キャリッジ38の前面側には熱転写印刷のためのインクリボンを収容したリボンカートリッジ43が装着されている。
また、図示を省略しているが、キャリッジ38には、モータ41を駆動源としてカム機構などによってサーマルヘッド37を印刷位置と非印刷位置とに移動させるヘッド移動機構、モータ41を駆動源としてキャリッジ38に設けられたリボン巻取軸42を駆動してインクリボンを巻き取るリボン巻取機構が設けられている。
この第1のプリンタ部3では、モータ41の正転駆動によりヘッド移動機構を作動してサーマルヘッド37を回転台24上の光ディスクDのレーベル面に当接して押圧する印刷位置に移動させてその位置に保持するとともに、回転台24を停止し光ディスクDを静止した状態でキャリッジ38を図3及び図4の下側の初期位置から上側に向けて移動させることにより印刷を行なう。この印刷中には、モータ41の正転駆動によりリボン巻取軸42が駆動されて熱転写に使用されたインクリボンの巻取りが行なわれる。
また、印刷が終了すると、モータ41の逆転駆動によって、サーマルヘッド37を光ディスクDのレーベル面から開離した非印刷位置に移動させてその位置に保持するとともに、キャリッジ38を図3及び図4の上側から下側の初期位置に向けて復帰移動させるものである。リボン巻取機構にはワンウエイクラッチ機構が設けられており、キャリッジ38の復帰移動の際には、リボン巻取軸42の駆動は行なわれない。
この第1のプリンタ部3では、1回の印刷動作によりサーマルヘッド37の発熱素子列の幅(印刷可能幅)とそのサーマルヘッド37の移動する距離(印刷可能長さ)に対応する矩形の印刷領域内に印刷が可能であり、ここでは、サーマルヘッド37に128個の発熱素子が配列されており、その印刷可能幅は16mmであり、印刷可能長さは74mmである。
また、この第1のプリンタ部3では、1回又は2回の印刷動作により光ディスクDのレーベル面の1箇所又は2箇所の印刷領域に印刷を行なうことができる。レーベル面の2箇所に印刷を行なう場合には、1箇所目の印刷の終了後に、キャリッジ38の初期位置への復帰後あるいは復帰の途中でトレイ回転モータ32を駆動して回転台24を180°回転させた後に、1回目の印刷動作と同様にしてキャリッジ38を初期位置から印刷動作方向に移動させて2回目の印刷動作を行なうことで、2箇所目の印刷を行なう。
例えば、図1に示すように、光ディスクDのレーベル面上のAは第1の印刷領域を示し、Bは第2の印刷領域を示している。1箇所だけに印刷する場合にはAの印刷領域に印刷を行ない、2箇所に印刷を行なう場合にはAとBの印刷領域に順に印刷を行なう。
光ディスクD上の「CD−R」の文字はプレ印刷部分Pを表している。このプレ印刷部分Pを有する光ディスクDでは、そのプレ印刷部分Pがトレイ21の回転台24に装着するときの位置合わせの基準に使用される。
すなわち、図1に示すように、プレ印刷部分Pを下側にして光ディスクDをトレイ21の回転台24に装着する。光ディスクDを装着したトレイ21が筐体2内に収納された後、印刷開始前に回転台24は180°回転して光ディスクD上のAの印刷領域をプリンタ機構35に対応させ、この後、Aの印刷領域に印刷を行なう。2箇所に印刷する場合には、さらに回転台24を180°回転してBの印刷領域にも印刷を行なうことになる。
図5はプリンタ装置1の背面側に設けられた、テープに印刷を行なうための第2のプリンタ部4の構成を示す正面構成図である。
この第2のプリンタ部4は、筐体2の背面側2cに開閉可能に設けられた図1及び図2に示すプリンタカバー6によって覆われるテープカートリッジ装填部50を備え、そのテープカートリッジ装填部50にテープ状の印刷媒体と被印刷媒体(インクリボン52と熱転写用の印刷テープ53)を収納したテープカートリッジ51が装填される。なお、印刷テープ53は、表面に印刷が行なわれ、裏面に接着剤を有する受像紙を剥離紙に貼着して構成されている。
このテープカートリッジ装填部50には、インクリボン52のインクを印刷テープ53に熱転写して印刷を行なうサーマルヘッド56、図示しない駆動機構により回転駆動されてインクリボン52及び熱転写用印刷テープ53を搬送するプラテンローラ57、前記駆動機構によりプラテンローラ57とともに回転駆動されて使用されたインクリボン52を巻き取るリボン巻取軸58などを備えるテーププリンタ機構55が設けられている。
前記サーマルヘッド56は、16mm幅で128個の発熱素子を備えており、この発熱素子列はテープカートリッジ装填部50に装填される印刷テープ53の幅方向に配置されている。
また、テープカートリッジ装填部50には、テープカートリッジ51のコーナ部を受ける受台60、テープカートリッジ51に係合して位置決めする位置合わせ突起61が設けられ、受台60にはテープカートリッジ装填部50に装填されるテープカートリッジ51の種類、すなわちテープの幅を複数のスイッチの組合せで検出するテープカートリッジ検出部62が設けられている。テープカートリッジ51にはそのコーナ部に収容するテープの幅に応じた形状のテープ幅識別部51aが形成されており、このテープ幅識別部51aによってテープカートリッジ検出部62の複数のスイッチのオン・オフ動作する組合せでテープ幅の検出を可能にしている。
また、テープカートリッジ装填部50から筐体2外に向けて搬送路63が形成され、その搬送路63の端部には、筐体2の側面部に位置して印刷後の印刷テープ53が排出される排出口64が設けられている。排出口64の近傍には、固定刃66と可動刃67とを備え、図示しない駆動機構により可動刃67を固定刃66に向けて移動させて印刷テープ53を切断する全切断カッタ65が設けられ、さらに可動刃69とこれを受ける刃受け部70で構成され、印刷テープ53の剥離紙部分を残して受像紙部分を切断するハーフカッタ68が設けられている。
この第2のプリンタ部4に装填されるテープカートリッジ51は、そのハウジング内に印刷テープ53を巻装したテープスプール53a、インクリボン52を巻装したリボン供給スプール52a及びインクリボン52を巻き取るリボン巻取スプール52bを内蔵している。このテープカートリッジ51としては、例えば、テープ幅が6mm、9mm、12mm、18mm、24mmなどの異なる複数種類が用意されている。
この第2のプリンタ部4では、印刷動作時にプラテンローラ57が駆動されると、テープカートリッジ装填部50に装填されたテープカートリッジ51から印刷テープ53及びインクリボン52が重ねられた状態でサーマルヘッド56とプラテンローラ57の間に供給され、サーマルヘッド56により熱転写印刷が行なわれた後に印刷テープ53は搬送路63を通って排出口64から筐体2の外に排出される。
また、同時にリボン巻取軸58も駆動されて、印刷に使用されたインクリボン52がリボン巻取スプール52bに巻き取られる。印刷が終了すると、全切断カッタ65、あるいはハーフカッタ68及び全切断カッタ65を作動させて印刷テープ53を切断しラベルとして切り離す。
図6には本実施形態に係るプリンタ装置1の電気回路の構成を示してある。このプリンタ装置1は第1のプリンタ部3及び第2のプリンタ部4を制御する制御部(CPU)80を有し、この制御部80には、ROM81およびRAM82が備えられている。
ROM81には、プリンタ装置1の各部の動作を制御するためのシステムプログラムなどのプログラムデータが記憶される。またROM81には、第1のプリンタ部3及び第2のプリンタ部4のサーマルヘッド37、56の発熱素子への通電時間を設定する通電時間テーブルのデータが記憶される。
第1のプリンタ部3は通常モードと節電モードの2つのモードで印刷動作可能になっており、第1のプリンタ部3のサーマルヘッド37を駆動するための通電時間テーブルは、通常モードと節電モードのそれぞれに対応して備えられている。この節電モードでは通常モードに比べてサーマルヘッド37の通電時間を短くして電力消費を抑えている。このため、節電モードでの印刷では通常モードに比べて印刷濃度が低くはなるが、実用上の問題はない程度に通電時間の設定が行なわれている。
またROM81には、第1のプリンタ部3及び第2のプリンタ部4のローバッテリを判断するための基準電圧値のデータa、b、c、dが記憶される。この基準電圧値は、印刷開始前に擬似負荷を用いて行われる電池93の電圧チェック時と、印刷動作中に行われる電池93の電圧チェック時にローバッテリの判断に用いられ、それぞれ第1のプリンタ部3に対応して基準電圧値データb、dが設けられ第2のプリンタ部4に対応して基準電圧値データa、cが設けられる。
印刷開始前の電圧チェックでは、各プリンタ部のサーマルヘッド37、56及びモータ41、88が擬似負荷として用いられ、サーマルヘッド37、56の全発熱素子のうちの半数に通電するとともに、ステップモータ41、88の磁極への励磁をホールドした状態で電池電圧のチェックを行なう。そして、第1のプリンタ部3の場合には基準電圧値bに基づいてローバッテリの判断を行ない、第2のプリンタ部4の場合には基準電圧値aに基づいてローバッテリの判断を行なう。
また、印刷動作中の電圧チェックでは、サーマルヘッド37、56の1ラインの印刷中に電池電圧を検出し、第1のプリンタ部3の基準電圧値d又は第2のプリンタ部4の基準電圧値cに基づいて各プリンタ部のローバッテリの判断を行なう。
RAM82には、入力されたデータを記憶する入力データメモリや印刷パターンデータを記憶するための印刷データメモリなどが備えられ、また動作モードのフラグや印刷動作に必要なデータが一時的に記憶される。
また、制御部80には、キー入力部11、表示部12が接続され、表示及び印刷のための文字フォントを発生するフォントROM83が接続される。
第1のプリンタ部3に設けられたトレイ移動モータ31及びトレイ回転モータ32は、モータドライバ84、85を介して制御部80に接続され、制御部80の制御を受けて回転駆動されてトレイ21を筐体2の内外に移動させ、回転台24を回転させる。
第1のプリンタ部3に設けられたキャリッジモータ41は、モータドライバ86を介して制御部80に接続され、制御部80の制御を受けて駆動されてキャリッジ38を移動させ、またサーマルヘッド37はヘッドドライバ87を介して制御部80に接続される。制御部80には、トレイ21の回転角度検出部34からの検知信号が供給される。
第2のプリンタ部4には、テープ搬送モータ88及びカッタモータ90が設けられ、それぞれモータドライバ89、91を介して制御部80に接続される。このテープ搬送モータ88はプラテンローラ57を回転して印刷テープ53を搬送し、またカッタモータ90は全切断カッタ65及びハーフカッタ68を作動して印刷テープ53の全切断及びハーフカットを行なう。
第2のプリンタ部4に設けられたサーマルヘッド56はヘッドドライバ92を介して制御部80に接続される。また、制御部80には、テープカートリッジ検出部62からの検知信号が供給される。
このプリンタ装置1は駆動電源として電池93を備えている。図6において、94は電源スイッチ、95〜98は電圧変換器であり、電圧変換器95はDC12Vの電池電圧をDC3.3Vに変換し、電圧変換器96はその電池電圧をDC20.5Vに変換し、電圧変換器98はその電池電圧をDC5Vに変換する。電圧変換器97は消耗に応じて電池電圧が低下するため常にDC12Vに維持して出力する。
99〜101は電池93と電圧変換器95〜98の間に挿入され、制御部80により制御されるスイッチング回路であり、第1のプリンタ部3が駆動されるときにはスイッチング回路99、101がオンし、第2のプリンタ部4が駆動されるときにはスイッチング回路100、101がオンし、第1のプリンタ部3及び第2のプリンタ部4が並行して駆動されるときにはスイッチング回路99〜101がオンする。102は制御部80により電池電圧を監視するための電圧検出器であり、電池93の両端電圧を検出して制御部80に電圧検出信号を出力する。
このプリンタ装置1では、制御部80、ROM81、RAM82、ROM83、キー入力部11及び表示部12の各部に対して、その動作電圧として電圧変換器95から出力されるDC3.3Vの電圧が供給される。また、第1のプリンタ部3のサーマルヘッド37、キャリッジモータ41及びモータドライバ86に対して、その動作電圧として電圧変換器96から出力されるDC20.5Vの電圧が供給される。
第2のプリンタ部4のサーマルヘッド56、テープ搬送モータ88、モータドライバ89、カッタモータ90及びモータドライバ91に対して、その動作電圧として電圧変換器97から出力されるDC12Vの電圧が供給される。また、第1のプリンタ部3のヘッドドライバ87及び第2のプリンタ部4のヘッドドライバ92に対して電圧変換器98からDC5Vの電圧が供給される。
なお、このプリンタ装置1では、第1のプリンタ部3の消費電力は10.5Wであり、第2のプリンタ部4の消費電力は7.5Wになっている。また、前記ローバッテリ判断の各基準電圧値は、a=7.2V、b=8.0V、c=7.0V、d=7.8Vに設定されている。このプリンタ装置1では、第1のプリンタ部3を用いた電池電圧のチェックの結果、電池電圧がb又はd以上であれば、第1のプリンタ部3を通常モードにより動作させ、第1のプリンタ部3を用いた電池電圧のチェックの結果、電池電圧がb又はd未満で、かつ第2のプリンタ部4を用いた電池電圧のチェックの結果、電池電圧がa又はc以上であれば、第1のプリンタ部3を節電モードにより動作させる。また、第2のプリンタ部4は第2のプリンタ部4を用いた電池電圧のチェックの結果、電池電圧がa又はc以上であれば動作可能であり、電池電圧がa又はc未満であれば、電池の消耗が大きく第1のプリンタ部3及び第2のプリンタ部4は動作不可能となる。このように、各基準電圧値のaないしdの値は、第1のプリンタ部3及び第2のプリンタ部4が前述の各動作が保障されるように決められている。
次に、プリンタ装置1による印刷動作を説明する。
図7ないし図10はプリンタ装置1の制御の流れを示すフローチャートである。
装置の電源を投入し、キー入力部11から印刷すべきデータを入力して編集を行ない(ステップS1)、そのデータを印刷するプリンタを第1のプリンタ部3又は第2のプリンタ部4のいずれかを指定することにより選択する(ステップS2)。このプリンタ部の選択は、表示部12の選択画面に表示される「光ディスク」、「テープ」のいずれかを選択することにより行われる。この「光ディスク」は第1のプリンタ部3を意味し、「テープ」は第2のプリンタ部4を意味している。
キー入力部11の操作により印刷開始の指示があると(ステップS3)、印刷動作の開始前に第1のプリンタ部3及び第2のプリンタ部4のそれぞれについて擬似負荷を用いて電圧検出器102により電池93の電圧値V1、V2を検出し(ステップS4、S5)、第2のプリンタ部4に対応する検出電圧値V2が基準電圧値a以上か判断し、続いて第1のプリンタ部3に対応する検出電圧値V1が基準電圧値b以上か判断する(ステップS6、S7)。
電圧値V2が基準電圧値a以上で、かつ電圧値V1が基準電圧値b以上の場合、すなわち、第1のプリンタ部3及び第2のプリンタ部4に対応していずれもローバッテリが判断されることなく、電池容量が十分にある場合には、ステップS2で選択されたプリンタ部が光ディスク印刷用の第1のプリンタ部3であるか判断する(ステップS6のYes、S7のYes、S8)。
ステップS8で選択されたプリンタ部が第1のプリンタ部3であると判断されれば、ROM81に備えられた通常モードの通電時間テーブルにより定められた通電時間に従ってサーマルヘッド37を駆動して第1のプリンタ部3により光ディスクに印刷が行われる(ステップS8のYes、S9)。
また、ステップS8で選択されたプリンタ部が第1のプリンタ部3ではないと判断されれば、ROM81に備えられた第2のプリンタ部4に対応する通電時間テーブルにより定められた通電時間に従ってサーマルヘッド56を駆動して第2のプリンタ部4によりテープに印刷が行われる(ステップS8のNo、S10)。
一方、検出電圧値V2が基準電圧値a以上で、かつ検出電圧値V1が基準電圧値b未満の場合には、すなわち、第2のプリンタ部4に対応してローバッテリの判断はされないが、第1のプリンタ部3に対応してローバッテリの判断がされた場合には、電池残量が少なくなった旨の警告を表示部12に表示した後に、ステップS2で選択されたプリンタ部が第1のプリンタ部3であるか否か判断する(ステップS6のYes、S7のNo、S11、S12)。
ステップS12で選択されたプリンタ部が第1のプリンタ部3であると判断されれば、ROM81に備えられた節電モードの通電時間テーブルにより定められた通電時間に従ってサーマルヘッド37を駆動して第1のプリンタ部3により光ディスクに印刷が行われる(ステップS12のYes、S13)。すなわち、第2のプリンタ部4に対応してローバッテリの判断はされないが、第1のプリンタ部3に対応してローバッテリの判断がされた状態では、電池容量が第1のプリンタ部3を通常モードで動作させるには不足するため、節電モードにより電力消費を抑えて動作させるものである。
また、ステップS12で選択されたプリンタ部が第1のプリンタ部3ではないと判断されれば、ROM81に備えられた第2のプリンタ部4に対応する通電時間テーブルにより定められた通電時間に従ってサーマルヘッド56を駆動して第2のプリンタ部4によりテープに印刷が行われる(ステップS12のNo、S14)。
また、ステップS6の判断により検出電圧値V2が基準電圧値a未満の場合は、電池の消耗が大きく電池の交換が必要な状態であるため、電池交換を促す警告を表示部12に表示し、処理を終了する(ステップS6のNo、S15、エンド)。
次に、ステップS9の第1のプリンタ部3の通常モードによる印刷動作について図8により説明する。
第1のプリンタ部3のサーマルヘッド37及びキャリッジモータ41を駆動し、サーマルヘッド37の1ラインの印刷中に電圧検出器102により電池電圧を検出する(ステップS91)。
ステップS92でステップS91の検出電圧値V1が基準電圧値d以上であるか判断し、検出電圧値V1が基準電圧値d以上であれば、印刷すべきデータの印刷が終了したかを判断し、終了していなければステップS91の処理に戻る(ステップS92のYes、S93のNo、S91)。そして、ステップS91〜S93の処理を繰り返し、ステップS93で印刷が終了したと判断されれば図7に戻って終了する(ステップS93のYes、リターン)。
一方、ステップS92でステップS91の検出電圧値V1が基準電圧値d未満であると判断されると(ステップS92のNo)、印刷すべきデータの印刷が終了したか判断し、終了していなければ、第2のプリンタ部4を擬似負荷として電池電圧を検出する(ステップS94のNo、S95)。そして、この検出電圧値V2が基準電圧値a以上であるかを判断し、検出電圧値V2が基準電圧値a以上であれば、電池の残量が少ない旨の警告を表示部12に表示した後、第1のプリンタ部3を節電モードで印刷動作させる(ステップS96のYes、S97、S98)。すなわち、ROM81に備えられた節電モードの通電時間テーブルにより定められた通電時間に従ってサーマルヘッド37を駆動することになる。
このように、第1のプリンタ部3の通常モードによる印刷動作の途中で、第1のプリンタ部3に対応してローバッテリが判断され(ステップS92のNo)、かつ第2のプリンタ部4に対応してローバッテリが判断されない(ステップS96のYes)場合には、通常モードから節電モードに切替えて節電モードに対応する通電時間テーブルに従って第1のプリンタ部3の印刷を継続するようにしている。
ステップS94でデータの印刷が終了したと判断されれば、図7に戻って終了する(ステップS94のYes、リターン)。また、ステップ94で検出電圧値V2が基準電圧値a未満であると判断されれば、電池交換が必要である旨の警告を表示部12に表示した後、図7に戻って終了する(ステップS96のNo、S99、リターン)。
次に、図9は図7のステップS10及びS14に示す第2のプリンタ部4の動作を説明するフローチャートである。
テープ搬送モータ88を駆動するとともに、ROM81に備えられた第2のプリンタ部4に対応する通電時間テーブルにより定められた通電時間に従ってサーマルヘッド56を駆動し、その1印刷ラインの印刷中に電圧検出器102により電池電圧を検出する(ステップS101)。
ステップS102で検出電圧値V1が基準電圧値c以上か否か判断し、検出電圧値V1が基準電圧値c以上であれば全印刷ラインの印刷を終了したか否か判断する(ステップS102のYes、S103)。
全印刷ラインの印刷を終了すれば図7に戻って終了する(ステップS103のYes、リターン)。また、ステップS102で検出電圧値V1が基準電圧値c未満であると判断されれば、電池交換を促す警告メッセージを表示部12に表示して図7に戻り終了する(ステップS102のNo、S104、リターン)。
次に、図10は図7のステップS13に示す第1のプリンタ部3の節電モードの動作を説明するフローチャートである。
キャリッジモータ41を駆動するとともに、ROM81に備えられた節電モードの通電時間テーブルにより定められた通電時間に従ってサーマルヘッド37を駆動して第1のプリンタ部3により光ディスクに印刷が行われる(ステップS131)。
そして、ステップS132で全印刷ラインの印刷が終了したか否か判断し、全印刷ラインの印刷が終了しなければ、ステップS131に戻って次の1ラインの印刷を行ない(ステップS132のNo、S131)、全印刷ラインの印刷を終了すれば、図7に戻って終了する(ステップS132のYes、リターン)。
なお、このプリンタ装置1では、前述のように、ステップS7で第1のプリンタ部3に対応してローバッテリの判断(ステップS7のNo)がされた後も、ステップ13の光ディスクへの節電モードによる印刷が可能なように、ローバッテリの基準値a、b、c、dが設定されている。
また、ステップS13及びステップS98で説明するように、第1のプリンタ部3は、節電モードに対応する通電時間テーブルによってサーマルヘッド37を駆動することによりローバッテリ状態での印刷動作を可能にしたが、これに限らず印刷データを間引くことにより電力消費を節減して動作させるようにしてもよい。サーマルヘッド37の1ライン分の発熱素子の奇数ドット、あるいは偶数ドットの印刷データを一律に間引くものである。例えば、奇数ドットが黒データで偶数ドットが白データの間引き用のパターンデータをROM81に備えておき、このパターンデータと印刷データの各1ラインの論理積をとった節電用の印刷データをRAM82に順次作成し、これらをサーマルヘッド37に順次転送して駆動するものである。偶数ドットが欠けて印刷品位は落ちるものの実用上は問題なく使用することができる。
図11は、図7ないし図10の処理による印刷例を示しており、図11(a)は光ディスクへの印刷例であり、図11(b)は印刷テープにより作成するラベルへの印刷例を示す。
図11(a)のように、光ディスクDのレーベル面上にプレ印刷部分Pの方向に合わせて第1のプリンタ部3によって印刷領域A及び印刷領域Bの2箇所に印刷を行なうものである。それぞれの印刷領域には、光ディスクDに記録される電子データに関するタイトルやデータ内容の見出しが印刷される。
また、図11(b)のように、光ディスクDのレーベル面への印刷データと同一のデータを使い、これを印刷テープに印刷するとともに、所定の長さに切断してラベルL1、L2を作成し、これを光ディスクDを収納するケースCの外側面に貼り付けて使用するものである。
このように、プリンタ装置1は光ディスクDの印刷用の第1のプリンタ部3と印刷テープ(ラベル)の印刷用の第2のプリンタ部4とを同一筐体内に備えているため、互いに関連する光ディスクのレーベル面への直接印刷とディスク収納ケース用のラベル印刷とを1台の装置によって行なうことができて便利である。
なお、図7ないし図10の説明では、第1のプリンタ部3又は第2のプリンタ部の印刷動作の開始前に、ステップS4ないしステップS7によって電池電圧の検出とローバッテリの判断を行ない、また第1のプリンタ部3又は第2のプリンタ部の印刷動作中に、ステップS91、S92、S95、S96、S101,S102などで電池電圧の検出とローバッテリの判断を行なうものであったが、これらの電池電圧の検出とローバッテリの判断を、印刷開始前のみ、あるいは印刷動作中のみに行なうものとしてもよい。
以上述べたように、本発明の実施の形態に係るプリンタ装置によれば、印刷開始前又は印刷動作中に、第1のプリンタ部3及び第2のプリンタ部4に対応するそれぞれのローバッテリを判断することができ、消費電力がより大きい第1のプリンタ部3に対応してローバッテリが判断されたときに、消費電力を節減した節電モードによって第1のプリンタ部3の印刷動作を行なうため、印刷を中断することなく、手元に交換用電池の準備がない場合でも、必要な印刷を行なうことができる。
また、第1のプリンタ部3の印刷動作を停止させることなく印刷を継続できるため、印刷途中での動作停止による印刷の失敗による印刷物の無駄をなくすことができる。特に、第1のプリンタ部3は光ディスクに印刷を行なうための印刷装置であるため、電子情報を記録した光ディスクを印刷の失敗によって無駄にすることがなくなり、実用上の大きな効果がある。
本発明の一実施形態に係るプリンタ装置の全体の斜視図。 そのプリンタ装置の側面図。 そのプリンタ装置の第1のプリンタ部の主要部の構成を示す正面構成図。 そのプリンタ装置の第1のプリンタ部の主要部の構成を示す側面構成図。 そのプリンタ装置の第2のプリンタ部の主要部の構成を示す正面構成図。 そのプリンタ装置の電気回路の構成を示すブロック図。 そのプリンタ装置の制御の流れを示すフローチャート。 そのプリンタ装置の制御の流れを示すフローチャート。 そのプリンタ装置の制御の流れを示すフローチャート。 そのプリンタ装置の制御の流れを示すフローチャート。 第1のプリンタ部及び第2のプリンタ部の印刷例の説明図。
符号の説明
1…プリンタ装置、2…筐体、3…第1のプリンタ部、4…第2のプリンタ部、10…キーボード、11…キー入力部、12…液晶表示部、20…ベース、21…トレイ、23…回転軸、24…回転台、25…緩衝材シート、27…案内レール、31…トレイ移動モータ、32…トレイ回転モータ、34…回転角度検出部、34…検出部、35…プリンタ機構、37…サーマルヘッド、38…キャリッジ、41…キャリッジモータ、42…リボン巻取軸、43…リボンカートリッジ、50…テープカートリッジ装填部、51…テープカートリッジ、52…インクリボン、53…熱転写用印刷テープ、55…テーププリンタ機構、56…サーマルヘッド、57…プラテンローラ、65…全切断カッタ、68…ハーフカッタ、80…制御部(CPU)、81…ROM、82…RAM、A,B…印刷領域、C…収納ケース、D…光ディスク、L1,L2…ラベル、

Claims (4)

  1. 単一の電池電源により駆動される第1のプリンタ部及び第2のプリンタ部とを備え、前記第1のプリンタ部の消費電力が前記第2のプリンタ部の消費電力より大きい関係にあるプリンタ装置であって、
    前記第1のプリンタ部又は前記第2のプリンタ部の印刷開始前又は印刷動作中に前記電池電源の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段により検出する電圧値と、前記第1のプリンタ部又は前記第2のプリンタ部のそれぞれに対応して定められた少なくとも1つ以上の基準値とを比較してそれぞれのプリンタ部に対応してローバッテリの判断を行なう判断手段と、
    前記第1のプリンタ部及び前記第2のプリンタ部を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記第1のプリンタ部を動作させる場合に、前記判断手段により前記第1のプリンタ部に対応してローバッテリの判断がされ、かつ前記第2のプリンタ部に対応してローバッテリの判断がされないときには、消費電力を節減して前記第1のプリンタ部の印刷動作を行なうことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 前記制御手段は、消費電力を節減して前記第1のプリンタ部の印刷動作を行なう場合には、印刷データを間引いて前記第1のプリンタ部の印刷動作を行なうことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 前記制御手段は、消費電力を節減して前記第1のプリンタ部の印刷動作を行なう場合には、印刷濃度をより低い濃度に切替えて前記第1のプリンタ部の印刷動作を行なうべく制御することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  4. 前記第1のプリンタ部は、電子データを記録する記録媒体のレーベル面に印刷し、前記第2のプリンタ部は、前記記録媒体の収納ケースに用いるラベルを印刷媒体に印刷することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のプリンタ装置。
JP2004023631A 2004-01-30 2004-01-30 プリンタ装置 Expired - Fee Related JP4415183B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004023631A JP4415183B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 プリンタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004023631A JP4415183B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 プリンタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005212363A JP2005212363A (ja) 2005-08-11
JP4415183B2 true JP4415183B2 (ja) 2010-02-17

Family

ID=34906581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004023631A Expired - Fee Related JP4415183B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 プリンタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4415183B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5387890B2 (ja) * 2009-02-25 2014-01-15 カシオ計算機株式会社 印刷装置、印刷制御方法、印刷制御プログラムが記憶された記憶媒体
JP6283948B2 (ja) * 2014-09-30 2018-02-28 ブラザー工業株式会社 印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005212363A (ja) 2005-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3158750B2 (ja) 印字装置
JP3578280B2 (ja) テープ印刷装置
US6585438B2 (en) Tape printing apparatus and method, cutting device and method, and tape printing apparatus incorporating the cutting device
JP2009544497A (ja) テープ印刷装置及びテープカセット
US10899147B2 (en) Printing device, control method, and recording medium
JP5387890B2 (ja) 印刷装置、印刷制御方法、印刷制御プログラムが記憶された記憶媒体
JP2007203676A (ja) テープ印刷システム
JP2013071310A (ja) 印刷装置
JP4415183B2 (ja) プリンタ装置
JP2020015183A (ja) 印刷装置、制御方法、及び、プログラム
JP4023354B2 (ja) テープ印刷装置及びプログラム
JP2018122455A (ja) 印刷装置および印刷装置の制御方法および制御プログラム
JP2008137226A (ja) プリンタ
JP4670333B2 (ja) 印刷装置
JP2005186358A (ja) プリンタ装置
JP2005178278A (ja) プリンタ装置
JP3414377B2 (ja) 印字用カセット
JP2005288779A (ja) プリンタ装置
JP3370774B2 (ja) テープ印字装置
JP2012179726A (ja) テープ印刷装置およびテープ印刷装置の制御方法
JP3787995B2 (ja) 記録装置
JP2025021619A (ja) 印刷装置、プログラム及び制御方法
JP2536344B2 (ja) 印字装置
WO2006109523A1 (ja) 印刷装置
JP2012148503A (ja) テープ印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091027

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4415183

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131204

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees