JP3158750B2 - 印字装置 - Google Patents
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Description
対してラベルテープ等の被印字テープ収納部を分割して
使用できる印字用カセットを装着することにより、ラベ
ルテープ等の被印字テープへの印字と、普通紙等の被印
字シートへの印字とを選択的に可能とした印字装置に関
するものである。
ェット方式等の種々の印字方式を採用したものが実用化
されており、例えば、ワードプロセッサ等に接続して普
通紙に印字する普通プリンタと、ラベルテープに印字す
る所謂ラベルプリンタとがある。そして、普通プリンタ
用には、インクリボンカセットが使用され、また、ラベ
ルプリンタ用として、ラベルテープおよびインクリボン
を収納した所謂ラベルカセットがある。
普通プリンタでは、ラベルテープ等の被印字テープへの
印字が不可能であり、逆に、ラベルプリンタでは、普通
紙等の被印字シートへの印字が不可能であった。即ち、
従来は、単一の印字用カセットを用いて、被印字テープ
への印字と被印字シートへの印字とを選択的に行うこと
ができなかった。このため、普通紙への印字トラベルテ
ープへの印字との双方を行いたいユーザは、普通プリン
タおよびインクリボンカセットと、ラベルプリンタおよ
びラベルカセットとの双方を購入しなければならず、ユ
ーザの経済的負担が大きなものとなっていた。
の被印字テープへの印字と、普通紙等の被印字シートへ
の印字とを選択的に可能として、ユーザの経済的負担を
軽減できるようにした印字装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、インクリボンを収納したイン
クリボンカセットケース、被印字テープを収納した被印
字テープカセットケースからなる接続または分離自在な
印字用カセットが装着されるカセット装填部と、印字ヘ
ッドとを備える印字装置において、前記カセット装填部
に対する前記インクリボンカセットケースおよび前記被
印字テープカセットケースの装着時、各カセットケース
内の前記インクリボンおよび前記被印字テープを同時に
移動させながら、前記印字ヘッドにより前記被印字テー
プに前記インクリボンを用いて印字を行う第1の印字制
御手段と、前記インクリボンカセットケースのみの装着
時、そのカセットケース内のインクリボンを移動させな
がら、装着された外部被印字部材に対し前記印字ヘッド
により前記インクリボンを用いて印字を行う第2の印字
制御手段と、を備えている。
の発明のほかに、前記カセット装填部に対する前記被印
字テープカセットケースの装着の有無を検出する装着検
出手段と、この装着検出手段の検出結果に応じて、前記
第1または第2の印字制御手段を制御する制御手段とを
さらに備えている。
部に対するインクリボンカセットケースおよび被印字テ
ープカセットケースの装着時、各カセットケース内のイ
ンクリボンおよび被印字テープを同時に移動させなが
ら、印字ヘッドにより被印字テープにインクリボンを用
いて印字を行う第1の印字制御手段と、インクリボンカ
セットケースのみの装着時、そのカセットケース内のイ
ンクリボンを移動させながら、装着された外部被印字部
材に対し印字ヘッドによりインクリボンを用いて印字を
行う第2の印字制御手段と、を備えているので、カセッ
ト装填部に対する被印字テープカセットケースの装着の
有無に応じ、インクリボンカセットケース内のインクリ
ボンを用いて、被印字テープカセットケース内の被印字
テープへの印字と、別に装着された普通紙等の外部被印
字部材への印字とが行える。即ち、1台の印字装置によ
り、インクリボンカセットケースおよび被印字テープカ
セットケースを接続した装着状態で、第1の印字制御手
段によって、各カセットケース内のインクリボンおよび
被印字テープを同時に走行駆動させて、印字ヘッドによ
りラベルテープ等の被印字テープにインクリボンを用い
た印字が行え、また、インクリボンカセットケースのみ
の装着状態では、第2の印字制御手段によって、そのカ
セットケース内のインクリボンを走行駆動させて、別に
装着された外部被印字部材に対し印字ヘッドによりイン
クリボンを用いた印字が行える。
カセット装填部に対する被印字テープカセットケースの
装着の有無を検出する装着検出手段と、この装着検出手
段の検出結果に応じて、前記第1または第2の印字制御
手段を制御する制御手段とをさらに備えているので、装
着検出手段により、被印字テープカセットケースの装着
の有無を検出してから、制御手段により、第1および第
2の印字制御手段を制御して、被印字テープへの印字モ
ードと、別に装着された普通紙等の外部被印字部材への
印字モードとが自動的に選択される。
印字装置の実施例を図1乃至図9に基づいて説明する。
先ず、図1乃至図7は本発明の第1実施例を示すもの
で、本発明に係る印字装置20を内蔵したワードプロセ
ッサ10の一例を示す図1において、11は装置本体、
12はキー入力部、13は表示部、14は開口部、21
はガイドロッド、22はプラテンローラ、30はキャリ
ッジ、50は本発明に係る印字用カセットである。
本体11上に、キー入力部12および表示部13の他、
印字装置20用の開口部14が形成されている。即ち、
この開口部14内には、横方向に平行する2本のガイド
ロッド21,21が架設されると共に、これに平行する
プラテンローラ22が架設されている。そして、ガイド
ロッド21,21には、キャリッジ23が摺動自在に組
み付けられており、このキャリッジ30がカセット装填
部をなしている。キー入力部12には、ラベルプリント
用の名前、見出し、インデックス等の文字列データを作
成するための文字入力キー、かな/漢字変換キー、印字
開始キー等が設けられている。表示部13には、キー入
力に基づく文字列データやメッセージデータ等が表示さ
れる。
図2乃至図5に示すように、プラテンローラ22に接触
するよう移動自在に組み込まれた印字ヘッドであるサー
マルヘッド31と、非対称位置に配置された左右一対の
駆動軸32,33と、右側の駆動軸33に近い位置に配
置された装着検出スイッチ34と、その近傍に配置され
た位置決めピン35とを備えている。サーマルヘッド3
1は、多数の発熱素子を有している。このような各部品
を備える印字装置20は、プラテンローラ22、キャリ
ッジ30、サーマルヘッド31および駆動軸32,33
の各駆動機構と、その各々の駆動源である電動モータ等
の図示せぬアクチュエータと、それらの制御手段等を内
蔵してなる。なお、図示しないが、開口部14には、給
紙機構が配設されており、その給紙機構によって、図4
および図5に示すように、プラテンローラ22とサーマ
ルヘッド31との間に普通紙Sが供給可能となってい
る。
示した本発明に係る分割型の印字用カセット50が使用
される。即ち、本発明の印字用カセット50は、図1乃
至図5に示すように、インクリボンカセットケース51
と、被印字テープカセットケース61とから構成されて
いる。先ず、平面視若干横長で薄型直方体によるインク
リボンカセットケース51内に、インクリボン71を巻
き付けたインクリボン供給スプール72と、そのインク
リボン71を巻き取るインクリボン巻取りスプール73
と、ガイドローラ74,74,74,74を組み付けて
なる。インクリボン71は、基材に熱溶融性インクある
いは熱昇華性インクを含浸させた周知の構成のものであ
る。
1は、一方の長辺部に印字ヘッド収容凹部52を形成す
ると共に、図示右側の短辺部にテープ通過孔53を形成
して、図示左側の短辺部にテープ排出口54を形成して
いる。このテープ通過孔53およびテープ排出口54
は、印字ヘッド収容凹部52を有する長辺部との角部に
各々形成されている。さらに、インクリボンカセットケ
ース51には、図1に示すように、その上下面を貫通す
る駆動軸挿入孔55を形成している。この駆動軸挿入孔
55部分に一致させてインクリボン巻取りスプール73
を配置すると共に、その図示右側方に離間させてインク
リボン供給スプール72を配置している。そして、イン
クリボン供給スプール72から繰り出されるインクリボ
ン71は、ガイドローラ74,74に案内されて印字ヘ
ッド収容凹部52内に導出され、ガイドローラ74,7
4に案内されてインクリボン巻取りスプール73に巻き
取られる走行経路となっている。
被印字テープカセットケース61内には、被印字テープ
75を巻き付けた被印字テープ供給スプール76と、ガ
イドローラ77を組み付けてなる。被印字テープ75
は、この実施例の場合、樹脂製フィルムによる基材に接
着層を介して剥離紙を積層してなるラベルテープであ
る。この被印字テープカセットケース61は、図示左側
の短辺部にテープ通過孔63を形成すると共に、図1に
示すように、上下面を貫通する駆動軸挿入孔65を形成
している。この駆動軸挿入孔65部分に一致させて被印
字テープ供給スプール76を配置している。そして、被
印字テープ供給スプール76から繰り出されるラベルテ
ープ75は、ガイドローラ77に案内されてテープ通過
孔63から外部に導出されている。
の図示右側の短辺部には、図4に示すように、その上下
方向にわたって外面から突出する接続用凸部56を形成
すると共に、この接続用凸部56に上下方向の位置決め
孔57を形成している。また、この接続用凸部56に対
応して、被印字テープカセットケース61の図示左側の
短辺部には、同じくその上下方向にわたって内方に突出
する接続用凹部66を形成する。この接続用凸部56お
よび接続用凹部66は、その係合状態で左右方向への離
間を阻止する断面台形をなしている。以上により、本発
明の分割型の印字用カセット50が構成される。
ついて説明する。図6はその制御手段であるコントロー
ラ90のブロック構成を示すもので、コントローラ90
は、CPU(中央演算処理回路)91、データメモリ9
2、サーマルヘッド制御駆動回路93、キャリッジ駆動
回路94、カセット駆動回路95、紙送り駆動回路96
等から構成される。CPU91は、キー入力部12から
の入力信号に基づいて、表示部13の制御と、サーマル
ヘッド制御駆動回路93の制御と、キャリッジ駆動回路
94の制御と、紙送り駆動回路96の制御とを行うと共
に、装着検出スイッチ34の出力信号に基づいて、カセ
ット駆動回路95の制御を行う。
は、CPU91の出力に基づいて、サーマルヘッド31
の発熱素子を駆動する。キャリッジ駆動回路94は、C
PU91の出力に基づいて、キャリッジ30の駆動機構
を制御し、キャリッジ30をガイドロッド21,21に
沿って印字状態に応じ移動させる。紙送り駆動回路96
は、印字動作に応じてプラテンローラ22を1文字列分
ずつ等、回転させる。そして、カセット駆動回路95
は、キャリッジ30への印字用カセット50の装着状態
の相違に応じたCPU91の出力に基づいて、駆動軸3
2,33の駆動制御を行う。具体的には、装着検出スイ
ッチ34がハイレベル信号を出力するラベルテープ印字
モードでは、駆動軸32,33の双方を駆動し、装着検
出スイッチ34がロウレベル信号を出力する普通紙印字
モードでは、インクリボン巻取りスプール73用の駆動
軸32のみを駆動する。
ット50の使用例について説明する。先ず、ラベルテー
プへの印字の場合には、インクリボンカセットケース5
1および被印字テープカセットケース61を接続した状
態でキャリッジ30に装着し、普通紙への印字の場合に
は、インクリボンカセットケース51のみをキャリッジ
30に装着する。
は、図1乃至図3に示すように、接続用凸部56および
接続用凹部66を係合させてインクリボンカセットケー
ス51に被印字テープカセットケース61を接続する。
そして、被印字テープカセットケース61内のラベルテ
ープ75の先端を、テープ通過孔63,53からインク
リボンカセットケース51内に導入し、インクリボン7
1の外側に沿わせて、印字ヘッド収容凹部52に導出さ
せてから、テープ排出口54にラベルテープ75を臨ま
せるようにする。このようにして接続状態としたインク
リボンカセットケース51および被印字テープカセット
ケース61をキャリッジ30に装着する。
およびラベルテープ75はサーマルヘッド31の外側に
位置し、インクリボンカセットケース51の駆動軸挿入
孔55からインクリボン巻取りスプール73内に駆動軸
32が係合すると共に、被印字テープカセットケース6
1の駆動軸挿入孔65から被印字テープ供給スプール7
6内に駆動軸33が係合する。そして、インクリボンカ
セットケース51の接続用凸部56の位置決め孔57に
位置決めピン35が係合する。さらに、装着検出スイッ
チ34は、被印字テープカセットケース61下面に押さ
れてオン状態となり、ラベルテープ印字モードが設定さ
れることとなる。
よび図5に示すように、被印字テープカセットケース6
1と分離したインクリボンカセットケース51のみを単
独でキャリッジ30に装着する。この装着状態におい
て、インクリボン71がサーマルヘッド31の外側に位
置し、駆動軸挿入孔55からインクリボン巻取りスプー
ル73内に駆動軸32が係合すると共に、接続用凸部5
6の位置決め孔57に位置決めピン35が係合する。こ
の場合、インクリボン71とプラテンローラ22との間
には、図略の給紙機構により普通紙Sが挿入される。そ
して、その図示右側方の駆動軸33および装着検出スイ
ッチ34は、何れもそのまま露出状態となっている。即
ち、装着検出スイッチ34は、押し込まれることがな
く、オフ状態となっているので、普通紙印字モードが設
定されていることとなる。
ーチャートを示すもので、先ず、ステップS11で、キ
ー入力部12の印字開始スイッチ12aがオン操作され
たか否かを判断し、印字開始スイッチ12aがオン操作
されていれば、ステップS12で、装着検出スイッチ3
4の出力状態を判断する。このステップS12におい
て、装着検出スイッチ34がそのオン状態によりハイレ
ベル信号を出力していれば、ラベルテープ印字モードと
判断して、ステップS13からステップS15までの処
理が行われる。また、装着検出スイッチ34がオフ状態
でロウレベル信号を出力すると、普通紙印字モードと判
断して、ステップS16からステップS18までの処理
が行われる。
印字モードの場合には、ステップS13において、双方
の駆動軸32,33の駆動が指令される。なお、これと
同期して、サーマルヘッド31のプラテンローラ22側
への移動およびその発熱素子の駆動が指令されると共
に、キャリッジ30の移動が指令される。従って、図3
に矢印を付したように、駆動軸32,33が係合するイ
ンクリボン巻取りスプール73および被印字テープ供給
スプール76がともに反時計廻りに回転する。これによ
り、インクリボン巻取りスプール73にインクリボン7
1が巻き取られて、被印字テープ供給スプール76から
ラベルテープ75が送り出されると共に、サーマルヘッ
ド31およびプラテンローラ22間に挟み込まれて密着
状態のインクリボン71からラベルテープ75への印字
が行われて、印字済みのラベルテープ75がテープ排出
口54から排出される。この場合、ラベルテープ75
は、硬質の剥離紙上に被印字テープを設けて形成されて
いるので、排出途中で折れ曲がることなく、直線状態の
まま排出される。
プ75の走行駆動は、印字すべき印字データの終了に伴
う印字終了まで継続されるが、ステップS14で、印字
終了と判断されると、ステップS15で、駆動軸32,
33の駆動が停止され、印字動作が終了する。なお、テ
ープ排出口54から排出された印字済みのラベルテープ
75は、鋏やカッター等を用いて所望の長さに切り離
す。
モードの場合には、ステップS16において、図示左側
の駆動軸32のみの駆動を指令する。なお、これと同期
して、サーマルヘッド31のプラテンローラ22側への
移動およびその発熱素子の駆動、キャリッジ30の移動
が指令されると共に、プラテンローラ22の駆動も併せ
て指令される。従って、図5に矢印を付したように、駆
動軸32が係合するインクリボン巻取りスプール73が
反時計廻りに回転する。これにより、インクリボン巻取
りスプール73にインクリボン71が巻き取られて、サ
ーマルヘッド31およびプラテンローラ22間に挟み込
まれて密着状態のインクリボン71から普通紙Sへの印
字が行われる。
が、ステップS17で、印字すべき印字データの終了に
伴う印字終了と判断されると、ステップS18で、駆動
軸32の駆動が停止され、印字動作が終了する。以上の
通り、印字装置20のキャリッジ30に対する分割型の
印字用カセット50のカセットケース51,61の選択
による装着状態を変えることによって、ラベルテープ7
5への印字と、普通紙Sへの印字とが、1台の印字装置
20で選択的に行える。従って、ユーザの経済的負担を
軽減できる。
いて説明する。なお、この第2実施例においては、前記
第1実施例と同様の印字用カセット50を使用してお
り、また、前記第1実施例と同様の部分には同一の符号
を付して、その説明を省略する。図8は前記第1実施例
とほぼ同様の印字装置20を内蔵したワードプロセッサ
100の一例を示したもので、110は装置本体、11
1はプラテンローラ操作ハンドル、120はキー入力
部、121は印字開始スイッチ、122は印字モード選
択スイッチ、130は表示部、140は開口部であり、
21はガイドロッド、22はプラテンローラ、30は前
記第1実施例とほぼ同様のキャリッジである。
と相違する点は、キャリッジ30に装着検出スイッチ3
4を設けずに、キー入力部120に印字モード選択スイ
ッチ122を設けたことであり、その他は、前記第1実
施例と同様である。この印字モード選択スイッチ122
は、例えば、プッシュボタン方式等によりラベルテープ
印字モードと普通紙印字モードとに切り替わるものであ
る。このように、装着検出スイッチ34を設けずに、印
字モード選択スイッチ122によりラベルテープ印字モ
ードか普通紙印字モードかを選択して、所望の印字を行
うように構成することも可能である。
する。なお、この第3実施例において、前記第1実施例
と同一の部分には同一の符号を付して、その説明を省略
する。この第3実施例においては、キャリッジ30に関
して、前記第1実施例における右側の駆動軸33を設け
ずに、サーマルヘッド31の図示右側近傍に駆動ローラ
36を備えた構成に相違点がある。即ち、この駆動ロー
ラ36は、図示左側の駆動軸32と同期して回転駆動さ
れるものであり、これに対応して、インクリボンカセッ
トケース51の印字ヘッド収容凹部52の図示右側に
は、ガイドローラ74,74間に位置する駆動ローラ挿
入孔59を形成している。
ンカセットケース51および被印字テープカセットケー
ス61をキャリッジ30に装着すると、インクリボンカ
セットケース51の駆動ローラ挿入孔59内の駆動ロー
ラ36とその左右両側のガイドローラ74,74間に、
インクリボン71およびラベルテープ75が挟み込まれ
る。従って、矢印を付したように、駆動軸32に係合す
るインクリボン巻取りスプール73が反時計廻りに回転
して、駆動ローラ36が時計廻りに回転する。これによ
って、インクリボン巻取りスプール73にインクリボン
71が巻き取られると共に、ラベルテープ75が駆動ロ
ーラ36の回転により被印字テープ供給スプール76か
ら繰り出される。そして、サーマルヘッド31部分での
インクリボン71からラベルテープ75への印字が行わ
れて、印字済みのラベルテープ75がテープ排出口54
から排出される。
駆動を、被印字テープ供給スプール76の回転駆動に依
らず、駆動ローラ36によって行うようにしている。こ
の走行駆動方式によれば、ラベルテープ75として、硬
質の剥離紙および被印字テープを用いたものでなく、可
撓性の被印字テープやテープ状の普通紙を用いたものも
採用できる。なお、図示しないが、普通紙への印字の場
合は、インクリボンカセットケース51のみをキャリッ
ジ30に装着して、同様に駆動軸32および駆動ローラ
36を同期させて駆動する。このように、ラベルテープ
印字モードおよび普通紙印字モードの何れの場合におい
ても、インクリボンカセットケース51側での駆動軸3
2および駆動ローラ36の同期駆動によって、インクリ
ボン71および/またはラベルテープ75の走行駆動を
行うことができる。即ち、カセット駆動系の駆動切替制
御を不要にできる。
ートとして普通紙Sを例示したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、カードや他の被印字シート材を適
用してもよい。また、印字用カセットを構成するインク
リボンカセットケースと被印字テープカセットケースと
の接続構造について、実施例構造の他、適宜のものを採
用できることは勿論である。さらに、インクリボンカセ
ットケースにテープ排出口を設けなくてもよい。そし
て、カセットケース内におけるインクリボン供給スプー
ル、インクリボン巻取りスプール、被印字テープ供給ス
プールやガイドローラの配置の仕方、印字装置のデザイ
ンや駆動軸および駆動ローラの配置等も任意であり、そ
の他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能で
あることは勿論である。
よれば、ラベルテープ等の被印字テープへの印字と、普
通紙等の外部被印字部材への印字とが選択的に行えるた
め、ユーザの経済的負担を軽減することができる。
カセット装填部に対するインクリボンカセットケースお
よび被印字テープカセットケースの装着時、各カセット
ケース内のインクリボンおよび被印字テープを同時に移
動させながら、印字ヘッドにより被印字テープにインク
リボンを用いて印字を行う第1の印字制御手段と、イン
クリボンカセットケースのみの装着時、そのカセットケ
ース内のインクリボンを移動させながら、装着された外
部被印字部材に対し印字ヘッドによりインクリボンを用
いて印字を行う第2の印字制御手段と、を備えた構成と
したため、カセット装填部に対する被印字テープカセッ
トケースの装着の有無に応じ、インクリボンカセットケ
ース内のインクリボンを用いて、被印字テープカセット
ケース内の被印字テープへの印字と、別に装着された普
通紙等の外部被印字部材への印字とを選択的に行うこと
ができる。つまり、1台の印字装置により、インクリボ
ンカセットケースおよび被印字テープカセットケースを
接続した装着状態で、第1の印字制御手段によって、各
カセットケース内のインクリボンおよび被印字テープを
同時に走行駆動させて、印字ヘッドによりラベルテープ
等の被印字テープにインクリボンを用いた印字を行うこ
とができ、また、インクリボンカセットケースのみの装
着状態では、第2の印字制御手段によって、そのカセッ
トケース内のインクリボンを走行駆動させて、別に装着
された外部被印字部材に対し印字ヘッドによりインクリ
ボンを用いた印字を行うことができる。従って、ユーザ
の経済的負担を軽減することができる。
請求項1記載の構成のほかに、カセット装填部に対する
被印字テープカセットケースの装着の有無を検出する装
着検出手段と、この装着検出手段の検出結果に応じて、
前記第1または第2の印字制御手段を制御する制御手段
とをさらに備えているので、装着検出手段により、被印
字テープカセットケースの装着の有無を検出してから、
制御手段により、第1および第2の印字制御手段を制御
して、被印字テープへの印字制御と、別に装着された普
通紙等の外部被印字部材への印字制御とを自動的に行う
ことができる。
ッサの一例を示す概略斜視図である。
スを接続した装着状態を示すもので、そのカセットケー
スを破断した要部の概略斜視図である。
略平面図である。
セットケースのみの装着状態を示すもので、そのカセッ
トケースを破断した要部の概略斜視図である。
略平面図である。
図である。
ロセッサの一例を示す概略斜視図である。
別実施例を示すもので、両カセットケースを接続した装
着状態でそのカセットケースを破断した要部の概略平面
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 インクリボンを収納したインクリボンカ
セットケース、被印字テープを収納した被印字テープカ
セットケースからなる接続または分離自在な印字用カセ
ットが装着されるカセット装填部と、印字ヘッドとを備
える印字装置において、 前記カセット装填部に対する前記インクリボンカセット
ケースおよび前記被印字テープカセットケースの装着
時、各カセットケース内の前記インクリボンおよび前記
被印字テープを同時に移動させながら、前記印字ヘッド
により前記被印字テープに前記インクリボンを用いて印
字を行う第1の印字制御手段と、 前記インクリボンカセットケースのみの装着時、そのカ
セットケース内のインクリボンを移動させながら、装着
された外部被印字部材に対し前記印字ヘッドにより前記
インクリボンを用いて印字を行う第2の印字制御手段
と、 を備えたことを特徴とする印字装置。 - 【請求項2】 前記カセット装填部に対する前記被印字
テープカセットケースの装着の有無を検出する装着検出
手段と、 この装着検出手段の検出結果に応じて、前記第1または
第2の印字制御手段を制御する制御手段とを備えたこと
を特徴とする請求項1記載の印字装置。
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