JP4371149B2 - 半導体メモリデバイス、センスアンプ回路、および、メモリセルの読み出し方法 - Google Patents
半導体メモリデバイス、センスアンプ回路、および、メモリセルの読み出し方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4371149B2 JP4371149B2 JP2007121404A JP2007121404A JP4371149B2 JP 4371149 B2 JP4371149 B2 JP 4371149B2 JP 2007121404 A JP2007121404 A JP 2007121404A JP 2007121404 A JP2007121404 A JP 2007121404A JP 4371149 B2 JP4371149 B2 JP 4371149B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- sense
- line
- transistor
- differential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Mram Or Spin Memory Techniques (AREA)
- Read Only Memory (AREA)
Description
2端子可変抵抗型の不揮発性メモリの一つとして、スピン注入メモリが知られている(特許文献1、2参照)。
スピン注入メモリは、磁性体に注入されたスピン偏極した伝導電子と、磁性体で磁化を担っている電子スピンとの相互作用によって、磁性体の磁化状態が変化する現象を応用したメモリである。
トンネル磁気抵抗素子TMRは、図1に示すように、トンネルバリア層101で隔たれた2枚の磁性体層からなる積層体が基本構造である。
磁性体層は、磁化状態が変化しないように設計された磁化固定層102、および、磁化固定層102の磁化方向に対して平行もしくは非平行が安定な磁化状態となるように設計された自由層103からなる。
図解されているメモリセルMCは、1つのトンネル磁気抵抗素子TMRと、1つのセレクトトランジスタSTとを有する。
トンネル磁気抵抗素子TMRの一端がビット線BLに接続され、他端がセレクトトランジスタSTのドレインに接続され、セレクトトランジスタSTのソースがソース線SLに、ゲートがワード線WLにそれぞれ接続されている。
トンネル磁気抵抗素子TMRは、トンネル電流が流れることにより磁化反転(スピン注入磁化反転という)が生じ、これにより電気的メモリ特性、即ち抵抗値のヒステリシス特性が変化する。
図示する電気的特性は、ゼロクロスして傾きが相対的に大きな低抵抗状態と、ゼロクロスして傾きが相対的に小さい高抵抗状態とが存在する。低抵抗状態にあるときに、セル印加電圧を増加すると、例えばセル印加電圧が+0.5〜+1[V]の間のある電圧で、図4に示す矢印Ahのように状態変化(高抵抗遷移)が生じる。また、高抵抗状態にあるとき、セル印加電圧を減らすと、例えばセル電圧が−0.5〜−1.0[V]の間のある電圧で、図4に示す矢印Alのようにもう一つの状態変化(低抵抗遷移)が生じる。
セル動作では、セル印加電圧を+1.0[V]にすることで高抵抗遷移、−1[V]にすることで低抵抗遷移を制御する。
その際、読み出す抵抗値の差が大きければ、それだけデータ判別の容易性が高いため、読み出し時のセル印加電圧(読み出し電圧)が絶対値で大きいほど好ましい。しかし、読み出し電圧の絶対値を大きくすると、状態遷移を生じさせる遷移電圧とのマージンが取れなくなり、同一ビット線に接続されているメモリセルで誤書込みが生じる可能性がある(リードディスターブ)。リードディスターブ防止のためには、読み出し時にセル印加電圧を精密に制御する必要がある。また、MR比にセル印加電圧依存性がある場合、最適なMR比を確保した条件で読み出し動作を行う必要がある。
特許文献3では、セル印加電圧を制限する手法として、センスノードとビット線間に電圧制限手段として機能し、電圧降下を生じさせる電圧ゲートトランジスタ(V-gate Tr.(NMOS))を挿入し、電圧ゲートトランジスタのゲート電圧をVBIAS(VddとGND電位の中間電位)に設定することにより、セルに印加するビット線電圧を制御する。
図解されているカラム回路では、GND電位で保持されたソース線SLとビット線BLとの間に、MR素子を持つメモリセルMCが接続され、さらに、ビット線BLと電源電圧Vddの供給線との間に電圧ゲートトランジスタMn(V-gate Tr.(NMOS))が接続されている。特に図示しないが、電圧ゲートトランジスタMnのゲートに、参照電圧を発生させる電圧発生回路が接続されている。電圧発生回路は、メモリセルを模し、かつ、メモリセルMR比の半分のMR比を持つ参照セルを有し、これによりVBIASを発生させて電圧ゲートトランジスタMnのゲートに与えている。
このカラム回路が、メモリセルアレイの列ごとに設けられているが、VBIASを与えるカラム回路と、電圧ゲートトランジスタで電圧制限を余り行わないように制御されるカラム回路を隣り合う対で形成し、その2つのカラム回路のビット線間にセンスアンプを接続させて読み出しを行う。
図解されている回路では、GND電位で保持されたソース線SLとビット線BLとの間にMR素子を持つメモリセルMCが接続され、さらに、ビット線BLと電源電圧Vddの供給線との間にNMOSトランジスタMn(V-gate Tr.)と、電流源ISとを接続させている。
NMOSトランジスタMnのゲートに負帰還アンプNFAの出力が接続されている。負帰還アンプNFAの反転入力「−」はNMOSトランジスタMnのソースに接続され、非反転入力「+」に電位Vmtjが与えられている。
この構成ではNMOSトランジスタMnのソースが、そのバラツキに依存しないで一定電圧となる制御が可能である。
前記プルアップ部は、前記第1差動入力を一定電圧によってプルアップする。
前記読み出しゲートトランジスタは、前記センス線と前記第1差動入力間に接続され、セル電流に応じてセンス線電位が初期電圧から下がるとターンオンする。
前記閾値補正部は、前記センス線の電位に対する閾値電圧の影響を排除したい前記読み出しゲートトランジスタに対するダイオード接続の形成と解除により、前記初期電圧から補正された電圧を発生させ、当該補正された電圧を前記読み出しゲートトランジスタの制御端子に印加する。
前記ダイオード接続スイッチ回路部は、前記第1差動入力と前記センス線間に接続され、前記第1差動入力と制御端子の短絡によるダイオード接続の形成と解除が制御可能な前記読み出しゲートトランジスタを含む。
前記充放電スイッチ回路部は、ダイオード接続状態で、ダイオード接続経路をプリチャージしてフローティング状態とし、前記読み出しゲートトランジスタの閾値電圧に応じて、プリチャージ電圧を前記初期電圧の供給線に一部放電する。そして、センスアンプ回路は、前記ダイオード接続を解除し、前記第1差動入力の電圧を前記差動センスアンプにより電圧センスする。
前記読み出しゲートトランジスタは、前記センス線と前記第1差動入力との間に接続され、セル電流に応じてセンス線電位が初期電圧から下がるとターンオンする。
前記閾値補正部は、前記センス線の電位に対する閾値電圧の影響を排除したい前記読み出しゲートトランジスタに対するダイオード接続の形成と解除により、前記初期電圧から補正された電圧を発生し、当該補正された電圧を前記読み出しゲートトランジスタの制御端子に印加する。
当該センスアンプ回路は、前記センス線に所定の前記初期電圧を印加し、前記センス線を電位的にフローティング状態にしたときに前記センス線を流れる電流に応じて変化する前記センス線の電圧を検出する。
この場合、さらに好適に、前記検出ステップでは、前記センス線と前記初期電圧の供給線の接続と前記ダイオード接続とを共に解除した状態で、カットオフ状態の前記読み出しゲートトランジスタを介して前記センスノードにフローティング状態で保持されている電圧を前記メモリセルに供給し、当該メモリセルに流れる電流に応じて変化する前記センスノードの保持電圧を電圧センスする。
<全体構成>
図7に、(N+1)×(N+1)のアレイ構成をもつ半導体メモリデバイスのブロック図を示す。
図解されている半導体メモリデバイスは、図3に示すメモリセルMCをマトリクス状に行(ロウ)方向に(N+1)個、列(カラム)方向に(N+1)個配置しているメモリセルアレイ1と、その周辺回路とを有する。なお、「N」は任意の正の整数であり、ロウ方向とカラム方向で異なる値をとり得る。
このうちビット線センスアンプ7Bが本発明の「センスアンプ回路」の一態様に該当する。
グローバルソース線GSLに、ソース線読み出しドライバ7Sとソース線書き込みドライバ10Sが接続されている。
グローバルビット線GBLに、ビット線センスアンプ7Bとビット線書き込みドライバ10Bが接続されている。
ビット線センスアンプ7Bは、本実施形態の特徴部分であり、詳細は後述する。
なお、この4つの制御回路により出力される各種制御信号は、符号のみ図7で示し、詳細は後述する。
図8に、Xセレクタ20の回路例を示す。
図解されているXセレクタ20は、初段の4つのインバータINV0〜INV3、中段の4つのナンド回路NAND0〜NAND3、後段に接続されている他の4つのインバータINV4〜INV7から構成されている。
Xセレクタ20は、XアドレスビットX0,X1を入力し、そのデコード結果に応じて、Xセレクト信号X_SEL0〜X_SEL3のいずれかを活性化する(たとえばハイレベルにする)回路である。
図8は2ビットデコードの例であるが、Xアドレスデコーダ2は、その入力されるXアドレス信号のビット数に応じて、図8の構成を拡張または多段展開することで、入力が2ビット以外でも対応可能に実現される。
図解されているYセレクタ30は、初段の4つのインバータINV8〜INV11、中段の4つのナンド回路NAND4〜NAND7、後段に接続されている他の4つのインバータINV12〜INV15から構成されている。
Yセレクタ30は、YアドレスビットY0,Y1を入力し、そのデコード結果に応じて、Yセレクト信号Y_SEL0〜Y_SEL3のいずれかを活性化する(たとえばハイレベルにする)回路である。
図9は2ビットデコードの例であるが、Yアドレスデコーダ3は、その入力されるYアドレス信号のビット数に応じて、図9の構成を拡張または多段展開することで、入力が2ビット以外でも対応可能に実現される。
この(N+1)個のロウデコーダユニット40は、図8に示すXセレクタ20等によって選択(活性化)された1つのXセレクト信号X_SELによって動作し、その信号に応じた1本のワード線WLを活性化するための回路である。
ナンド回路NAND8の一方入力に書き込み選択イネーブル信号WLEが入力され、他方入力にXセレクト信号X_SELが入力され、ナンド回路NAND8の出力がインバータINV16の入力に接続されている。インバータINV16の出力に接続されたワード線WLが活性化、または非活性となる。
図解されているYSWゲート回路60は、1つのナンド回路NAND12と、その出力に接続されている1つのインバータINV21とからなる。
ナンド回路NAND12の一方入力にYスイッチ・イネーブル信号YSWEが入力され、他方入力に図9に示すYセレクタ30により選択(活性化)された1つのYセレクト信号Y_SELが入力される。このYセレクト信号Y_SELとYスイッチ・イネーブル信号YSWEがともに活性(ハイレベル)のときに、ナンド回路NAND12の出力がローレベルとなり、インバータINV21から活性レベル(ハイレベル)のYスイッチ信号YSWが、図7のカラム選択スイッチ回路8を構成するビット線TG8B(0)〜8B(N)およびソース線TG8S(0)〜8S(N)の何れか一のNMOSトランジスタのゲートに出力される。また、図11では図示を省略しているが、Yスイッチ信号YSWがインバータ等で反転され、その出力信号である反転Yスイッチ信号YSW_が、Yスイッチ信号YSWが出力される上記NMOSトランジスタと対を成すPMOSトランジスタのゲートに出力される。
この信号発生回路は、例えば図12に示すように構成されている。図13(A)〜図13(E)は、その動作波形を示す図である。
なお、図12および図13の説明では便宜上、各遅延段の遅延時間は単位期間Tと一定とするが、後述する実際のデータ読み出し例のようにパルス長(持続時間:duration)およびパルス間隔は、動作の安定性等を考慮して任意に決めてよい。
読み出しイネーブル信号RE_BUFのパルスが、時間t0で初段の遅延回路111(0)に入力され、各段で単位期間Tの遅延が行われる。遅延段のタップ、即ちインバータINV17(0)〜INV17(5)の出力から遅延出力が得られる。図12では、時間t0で読み出しイネーブル信号RE_BUFの立ち上がりエッジが入力された遅延動作で、単位時間Tの経過ごとに各タップから出力される時間を(t1)〜(t6)により示す。
このうち入力側の4つのインバータINV19(0)〜INV19(3)は、制御信号の立ち下がり(パルス停止)タイミングを4つのナンド回路NAND10(0)〜NAND10(3)に与えるために設けられている。
よって、インバータINV18(1)から出力される信号GDIODEが、図13(D)に示すように、時間t1で立ち上がり、時間t5で立ち下がる、持続時間(4T)を持つパルスとなる。後述するゲートダイオード接続信号GDIODE_(ローアクティブ)は、この信号GDIODEを反転して用いる。
よって、インバータINV18(2)から出力されるゲート設定信号GSETが、図13(E)に示すように、時間t3で立ち上がり、時間t4で立ち下がる、持続時間(T)を持つパルスとなる。
よって、インバータINV18(3)から出力される読み出し駆動イネーブル信号RDEが、図13(B)に示すように、時間t6で立ち上がり、時間t8で強制終了する(立ち下がる)、持続時間(2T)を持つパルスとなる。
図14(A)に、ソース線読み出しドライバ7S、ビット線センスアンプ7B、ソース線書き込みドライバ10S、ビット線書き込みドライバ10Bの回路例の構成と、メモリセルに対する接続関係を示す。また、図14(B)にビット線センスアンプ7Bの拡大図を示す。
図14(A)に示すメモリセルMC(M,M)は、Xアドレスが「M」、Yアドレスが「M」のメモリセルである(図7参照)。ここで示す2つの「M」は0以上、N以下の任意かつ独立に選択可能な数字を表す。メモリセルMC(M,M)はワード線WL(M)、ビット線BL(M)およびソース線SL(M)に接続されている。
ビット線BL(M)とグローバルビット線GBLとの間にTG8B(M)が接続され、ソース線SL(M)とグローバルソース線GSLとの間にTG8S(M)が接続されている。
ライトドライバ80は、図7の書き込み制御回路11Bから出力されるライトドライバイネーブル信号(WDE)の入力に応じて、I/Oバッファ9内の書き込みラッチ回路に保持されている反転入力データ電圧(/DIN)をグローバルビット線GBLに出力する回路である。
ライトドライバ80は、2つのPMOSトランジスタ81P,82P、2つのNMOSトランジスタ83N,84Nおよびインバータ85を有する。PMOSトランジスタ81P,82PとNMOSトランジスタ83N,84Nが、電源電圧線と基準電圧線(例えばGND線)との間に縦続接続されている。そのうちPMOSトランジスタ82PとNMOSトランジスタ83Nは、ゲート同士が接続され、当該共通ゲートに反転入力データ電圧(/DIN)が供給可能となっている。PMOSトランジスタ82PとNMOSトランジスタ83Nの接続点がグローバルビット線GBLに接続されている。PMOSトランジスタ81P、NMOSトランジスタ84Nおよびインバータ85により、インバータ85の入力に印加される信号(WDE)に応じて電源供給が制御される。
また、ビット線センスアンプ7Bは、読み出し制御回路11Aから信号(RE_BUF)、(/RDE)、(PRE)、(/GDIODE)、(GSET)の供給を受け、また、駆動力発生回路12から、プリチャージ電圧VPRE、「初期電圧」としてのビット線印加電圧VBLおよび参照電圧VREFの供給を受けて動作する。
さらに、本発明との対応で「ダイオード接続スイッチ回路部」にPMOSトランジスタ73PとNMOSトランジスタ75Nが含まれ、「充放電スイッチ回路部」にPMOSトランジスタ72PとNMOSトランジスタ74N,76Nが含まれる。PMOSトランジスタ74P,75Pが、本発明との対応で「プルアップ部」の一態様に該当する。また、NMOSトランジスタ71NとPMOSトランジスタ71Pはリセット回路部を構成する。
あるいは、読み出しゲートトランジスタ(NMOSトランジスタ75N)を除く上記ダイオード接続スイッチ回路部と、上記充放電スイッチ回路部との併せて、本発明では「閾値補正部」とも言う。
差動センスアンプDAMPは、センスアンプの増幅回路であり、その反転入力「−」に参照電圧VREFが入力され、非反転入力「+」に入力電圧VINが入力される。
PMOSトランジスタ74Pは、信号(/RDE)により制御される。PMOSトランジスタ75Pはゲートとドレイン(入力電圧VINの設定ノード)が共通接続されている。
PMOSトランジスタ72Pは信号(PRE_)により制御され、PMOSトランジスタ73Pは信号(/GDIODE)により制御される。
PMOSトランジスタ71Pは信号(RE_BUF)により制御され、NMOSトランジスタ71Nは、インバータINVが信号(RE_BUF)を入力して反転することにより発生する信号(RE_BUF_)により制御される。
図15(A)〜図15(H)に、メモリセルMC(M,M)から“L”データを読み出すときの信号波形図を示す。
図15において、時間T0〜T8が図13の時間t0〜t8に対応するが、時間T0〜T8は、図13に示す時間t0〜t8のように等間隔である必要ない。図13を参照すると、時間T1〜T2で入力電圧VINのプリチャージ(VIN Pre-Charge)が行われ、その後、時間T3〜T4で入力電圧VINのディスチャージ(VIN Dis-charge)が行われて、そのディスチャージによりNMOSトランジスタ75Nの閾値電圧Vthgに応じた入力電圧VINが設定される。
この入力電圧VINの設定ノードに対する充放電期間を含めて、時間T1〜T5をプリ読み出し(Pre-Read)期間という。
その後、時間T6〜T8で、差動センスアンプDAMPによるメモリセルの読み出し(Read)が実行される。
スタンバイ状態では、信号(RE_BUF)がローレベルであるため、図14(B)のPMOSトランジスタ71PとNMOSトランジスタ71Nがともにオンしている。よって、入力電圧VINの設定ノードが電源電圧VDDにリセットされ、ゲート電圧VGの設定ノードがGND電位で保持されている。
また、読み出しサイクル期間では、図10に示す書き込み選択イネーブル信号WLEが活性(ハイレベル)であるため、ロウデコーダユニット40は、Xセレクト信号X_SELに対応した1本のワード線WL(本例ではWL(M))を活性化し、ハイレベルにしておく。他のワード線は非活性(ローレベル)である。
また、図14(A)に示すソース線読み出しドライバ7S内のNMOSトランジスタ70Nがオンし、グローバルソース線GSLがGND電位に設定される。
このときNMOSトランジスタ75Nのソース電位が十分低ければ、その電位は「VDD−Vthg」となるが、このときまで信号(GSET),信号(RDE)は非活性のままであるため(図15(D)と(E))、通常、NMOSトランジスタ75Nのソース電位は不定である。
ただし、NMOSトランジスタ75Nのソース電位が十分低ければ(あるいは、次に十分に低くなると)、NMOSトランジスタ75Nのソース電位は一義的に「入力電圧VIN(現在はVDD)−Vthg」となるため、実質的に、閾値電圧Vthgの値が読み出されているに等しい。
NMOSトランジスタ75Nがオンすると、電源電圧VDDで保持されていた入力電圧VINの設定ノードが、オン状態のNMOSトランジスタ75N,76Nを介してディスチャージされる。
これにより、図15(H)に示すように、入力電圧VINの設定ノード電位が低下する。このときPMOSトランジスタ73Pがオン状態で、NMOSトランジスタ75Nがダイオード接続状態にある。このため、入力電圧VINおよびゲート電圧VGは(VBL+Vthg)まで低下すると、NMOSトランジスタ75Nがカットオフし、その電位で一定になる(図15(H))。図17は、このカットオフ後の状態を示している。
ディスチャージによって、ビット線印加電圧VBLに、NMOSトランジスタ75Nの閾値電圧Vthg分オフセットを持たせた入力電圧VINが設定される。
よって半導体メモリデバイス内のNMOSトランジスタは、閾値電圧の変動が、その向き、大きさ(比率)において連動して変化する。よって、そのうちの1つを上記オフセットのための閾値電圧Vthgとすればよい。本実施形態では、閾値電圧がオフセットとして反映されるのは、ディスチャージ経路で、そのディスチャージ時にダイオード接続されているトランジスタ、すなわちNMOSトランジスタ75Nである。
このような場合、図17に示すNMOSトランジスタ75Nの閾値電圧Vthgは複数(例えば8〜数十個)のビット線センスアンプ7Bで、それぞれ固有の値を持っている。
次にセンシング動作する際に、メモリセルMC側から見ると、入力電圧VINは、それから閾値電圧Vthgを引いた値になるが、入力電圧VINが自己参照的に(VBL+Vthg)に各ビット線センスアンプ7Bで設定されるため、複数のビット線センスアンプ7Bのセンシング動作において読み出し対象のメモリセルには常に一定のビット線印加電圧VBLが与えられる。つまり、本実施形態のビット線センスアンプ7Bは、プロセス変動等によるバラツキに影響しないビット線電圧供給が可能である。
入力電圧VINの設定ノードは、それに接続されているPMOSトランジスタ72P,73P,74Pがすべてオフし、カットオフ状態のNMOSトランジスタ75Nを介して接続されているNMOSトランジスタ74N,76Nがオフしているため、フローティング状態となり、比較的大きなこれらのトランジスタの寄生容量に電荷が保持されている。このときVPRE>NIN>VBLの関係にあるから、ノイズによって入力電圧VINが大きく変動しようとすると、PMOSトランジスタ72Pからの電荷注入、NMOSトランジスタ76Nへの余剰電荷の排出等の電荷補償機能が働き、電位補償が行われる。すなわち、ノイズ変動を抑制して一定の入力電圧VINがダイナミックに保持される。
図19に示すPMOSトランジスタ74PとNMOSトランジスタ74Nが共にオンする。これにより、メモリセルMC(M,M)のセル電流Icellの経路が形成される。よって、トンネル磁気抵抗素子TMRの抵抗値に応じたセル電流Icellが入力電圧VINを供給電源として、オン状態のNMOSトランジスタ75N,74Nを通ってメモリセルMC(M,M)に流れる。
入力電圧VINの電圧低下は、PMOSトランジスタ74Pがオンし、当該PMOSトランジスタ74Pと、ダイオード接続されたPMOSトランジスタ75Pとを介して電流Iが入力電圧VINに供給されることによって補償される。
このときNMOSトランジスタ75Nは、セル電流Icellの大きさに応じて、ソース電位を基準にドレイン電位(入力電圧VIN)が変動する。この入力電圧VINの設定ノードは、セル電流Icellを電流−電圧変換するノードであり、その電位がセル電流に依存する。
なお、メモリセルMC(M,M)に与えるビット線印加電圧をVBLとするには、NMOSトランジスタ74Nのサイズを比較的大きくし、そのオン抵抗が無視できるように小さくするのが望ましい。
その後、図15(A)と図15(E)に示すように、信号(RE_BUF)と信号(RDE)とを立ち下げると、当該読み出し動作が終了する。
差動センスアンプDAMPの出力VOUTは、読み出し出力データDOUTとして図7のI/Oバッファ9を通ってバス(I/Oバス)に排出される。
図20に、“H”データの読み出し動作時の波形図を示す。なお、ビット線センスアンプ7Bに対する動作制御は、上記“L”データ読み出し時と同じであるため、ここでの説明は省略する。
差動センスアンプDAMPの出力VOUT(ハイレベル)は、読み出し出力データDOUTとして図7のI/Oバッファ9を通ってバス(I/Oバス)に排出される。
以下、図14(A)ならびに図21〜図24を用いて書き込み動作を説明する。
図21は“L”データ書き込み動作時の波形図、図22は、当該動作時にセル電流Icellの流れる向きを示すセル回路図である。
図21(A)〜図21(E)に示すように、書き込み動作を通して読み出し制御信号、即ち信号(RE_BUF)、(PRE)、(GDIODE)、(RDE)を非活性とする。また、ワード線WLを活性化しておく。
まず、入力データDIN(書き込みデータ)DIN、(/DIN)を確定した後(時間T1)、信号(WDE)のパルスを印加する(図21(F))。すると、図14(A)に示すソース線書き込みドライバ10Sから入力データDINがソース線SLに供給され、ビット線書き込みドライバ10Bから反転入力データ電圧(/DIN)がビット線BLに供給される。“L”データは入力データDINが電源電圧VDDレベル、反転入力データ電圧(/DIN)がGNDレベルであるから、ソース線SLとビット線BLの電位関係は図22に示すようになる。
このとき、トンネル磁気抵抗素子TMRの端子間に書き込み状態電位差が生じ、図4で示したようにトンネル磁気抵抗素子TMRが高抵抗状態に遷移する(矢印Ah)。
その後、時間T3で信号(WDE)を立ち下げて(図21)、ワード線WLを非活性にすると書き込みが終了する。
図23(A)〜図23(E)に示すように、書き込み動作を通して読み出し制御信号を図21と同様非活性とする。また、ワード線WLを活性化しておく。
まず、入力データDIN(書き込みデータ)DIN、(/DIN)を確定した後(時間T1)、信号(WDE)のパルスを印加する(図23(F))。すると、図14(A)に示すソース線書き込みドライバ10Sから入力データDINがソース線SLに供給され、ビット線書き込みドライバ10Bから反転入力データ電圧(/DIN)がビット線BLに供給される。“H”データは入力データDINがGNDレベル、反転入力データ電圧(/DIN)が電源電圧VDDレベルであるから、ソース線SLとビット線BLの電位関係は図24に示すようになる。
このとき、トンネル磁気抵抗素子TMRの端子間に書き込み状態電位差が生じ、図4で示したようにトンネル磁気抵抗素子TMRが低抵抗状態に遷移する(矢印Al)。
その後、時間T3で信号(WDE)を立ち下げて、ワード線WLを非活性にすると書き込みが終了する。
本発明のセンスアンプ回路は、差動センスアンプDAMPとプルアップ部(例えばPMOSトランジスタ74P,75P)の他に、閾値補正部を有することが特徴である。閾値補正部は、センス線(例えばNMOSトランジスタ75Nのソースに接続された配線)の電位に対する閾値電圧の影響を排除したい所定のトランジスタ(第1実施形態では、NMOSトランジスタ75N)に対するダイオード接続の形成と解除により、初期電圧(例えばビット線電圧VBL)から補正された電圧を発生し、当該補正された電圧(第1実施形態では「VBL+Vthg」)を、読み出しゲートトランジスタ(NMOSトランジスタ75N)の制御端子に印加するための回路である。
図25に、ソース線読み出しドライバ7S、ビット線センスアンプ7B、ソース線書き込みドライバ10S、ビット線書き込みドライバ10Bの回路例の構成と、メモリセルに対する接続関係を示す。
ここでソース線読み出しドライバ7S、ソース線書き込みドライバ10Sおよびビット線書き込みドライバ10Bの構成は、第1実施形態と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。また、第1実施形態で用いた図7〜図13、データ書き込みに関する図21〜図24も本第2実施形態で適用され、これらの図の説明は第1実施形態と同様であるため、ここでの説明を省略する。
図25に図解するビット線センスアンプ7Bは、第1実施形態(図14)と同様に、入力電圧VINの設定ノードに対し、差動センスアンプDAMP、PMOSトランジスタ71P、NMOSトランジスタ75N(読み出しゲートトランジスタ)、ならびに、PMOSトランジスタ74P,75Pが接続されている。これらのトランジスタの役割は第1実施形態と同様である。
また、NMOSトランジスタ75Nのソースに接続されているセンス線とグローバルビット線GBLとの間に、第1実施形態と同様に、NMOSトランジスタ74Nが接続されている。このNMOSトランジスタ74Nの役割も第1実施形態と同じである。
負帰還差動アンプは、アンプ部90と、NMOSトランジスタ71Nと76Nからなる「初期電圧設定部」と、NMOSトランジスタ94N,95NおよびインバータINVfからなる「負帰還回路部」と、NMOSトランジスタ73N、インバータINVcおよびキャパシタCからなる「ダイオード接続部」と、PMOSトランジスタ72Paと72Pbからなる「プリチャージ部」とを備える。
第1および第2差動トランジスタ91N,92Nのソースが共通接続され、NMOSトランジスタ93Nを介してGND電位に接続されている。第1差動トランジスタ91Nのドレインと電源電圧VDDとの間にPMOSトランジスタ91Pが接続され、第2差動トランジスタ92Nのドレインと電源電圧VDDとの間にPMOSトランジスタ92Pが接続されている。PMOSトランジスタ91P,92Pのゲートが共通接続され、第1差動トランジスタ91NとPMOSトランジスタ92Pの接続ノード(以下、プリチャージノードNp)に接続されている。アンプ部90の出力である、第2差動トランジスタ92NとPMOSトランジスタ92Pの接続ノードがNMOSトランジスタ75N(読み出しゲートトランジスタ)のゲートに接続されている。
NMOSトランジスタ94N,95Nが共にオンのとき負帰還ループが形成され、オフのときに負帰還ループが遮断される。NMOSトランジスタ94Nは信号(GSET)により制御され、NMOSトランジスタ95Nは、信号(GSET)をインバータINVfによって反転した信号により制御される。
図26(A)〜図26(E)に、メモリセルMC(M,M)から“L”または“H”のデータを読み出すときの信号波形図を示す。
図26(A)〜図26(D)に制御信号のパルス波形と印加タイミングを示している。読み出し期間を規定する信号(RE_BUF)に対して信号(RDE)は第1実施形態と同様なパルス幅とタイミングを有するが、信号(GSET)と信号(GDIODE)のパルス幅とタイミングが第1実施形態と異なる(図13参照)。しかし、この変更は、図12に示す信号発生回路110において、パルスの立ち上がりと立ち下がりのタイミングを規定する引き出し線が接続される箇所の遅延回路の段数を、図26(C)および図26(D)の波形が得られるように変更することから容易である。
また、PMOSトランジスタ71Pがオンし、入力電圧VINの設定ノードが電源電圧VDDにリセットされている。さらに、PMOSトランジスタ72Paと72Pbが共にオンし、アンプ部90の入力側のプリチャージノードNpと出力(NMOSトランジスタ75Nのゲート)が電源電圧VDDにプリチャージされている。
さらに、アンプ部90の差動入力対についても所期電圧によるリセット動作が解除され、当該差動入力対(第1および第2差動トランジスタ91N,92Nのゲート)が、初期電圧(ビット線電圧VBL)を保持したまフローティング状態となる。なお、このとき負帰還ループは形成されたままなので、当該負帰還ループとセンス線にビット線電圧VBLが設定されてフローティング状態となる。
また、図25に示すソース線読み出しドライバ7S内のNMOSトランジスタ70Nがオンし、グローバルソース線GSLがGND電位に設定される。
信号(GSET)がハイレベルになると、図25に示すNMOSトランジスタ95Nがオフして負帰還ループを遮断するとともに、NMOSトランジスタ94Nがオンして第2差動トランジスタ92Nのゲートをビット線電圧VBLの供給線に接続して、電位固定する。
信号(GDIODE)がハイレベルになると、NMOSトランジスタ73Nがオンし、第1差動トランジスタ91Nがダイオード接続される。
時間T1〜T4までの期間を図では「VCAPプリチャージ」と表記している。
図25に示すPMOSトランジスタ74PとNMOSトランジスタ74Nが共にオンする。これにより、メモリセルMC(M,M)のセル電流Icellの経路が形成される。よって、トンネル磁気抵抗素子TMRの抵抗値に応じたセル電流Icellが入力電圧VINを供給電源として、オン状態のNMOSトランジスタ75N,74Nを通ってメモリセルMC(M,M)に流れる。
入力電圧VINの電圧低下は、PMOSトランジスタ74Pがオンし、当該PMOSトランジスタ74Pと、ダイオード接続されたPMOSトランジスタ75Pとを介して電流Iが入力電圧VINに供給されることによって補償される。
よって、セル電流の大小の違いに応じてプルダウン力が異なるため、記憶データが“H”の場合と“L”の場合で入力電圧VINに電位差が生じる。
この電位差を差動センスアンプDAMPが参照電圧VREFを基準に電圧センスすることにより、記憶データの論理に応じ増幅された振幅レベル(例えば、電源電圧VDDまたは接地電圧GND)の出力電圧VOUTが得られる。この入力電圧VINとVOUTの波形は、第1実施形態に関わる図15(H)および図20(H)の時間T6以降と同じである。
上述した第1および第2実施形態では、種々の変形が可能である。
図14および図25に示すビット線センスアンプ7Bに関し、以下の変形が可能である。
NMOSトランジスタ76Nは、ビット線印加電圧VBLを設定するためのトランジスタである。この電圧印加を精密に行うにはNMOSトランジスタ76NをPMOSトランジスタ、あるいは、トランスファゲートにするとよい。また、図7のカラム選択スイッチ回路8を構成するビット線TG8B(0)〜8B(N)が、図14に示すNMOSトランジスタ74Nの機能を果たすように制御可能であれば、NMOSトランジスタ74Nは省略可能である。
第1実施形態においてプリチャージ電圧VPREによるNMOSトランジスタ75Nのダイオード接続経路のプリチャージ動作をリセットの機能として捉えるならば、その前のリセット動作は不要である。その場合、PMOSトランジスタ71PとNMOSトランジスタ71Nも省略可能である。
なお、本発明との対応で「センス線」は、上記動作例ではグローバルビット線GBL、あるいは、グローバルビット線GBLからNMOSトランジスタ74Nを通りNMOSトランジスタ75Nのソースに至る線を言う。
グローバルソース線GSLとグローバルビット線GBLに対する接続関係を除くと、ソース線センスアンプ7SSは、図14(B)に示すソース線読み出しドライバ7Sと同様に構成でき、ビット線読み出しドライバ7BBは図14(A)に示すソース線読み出しドライバ7Sと同様に構成できる。
この場合、本発明との対応で「センス線」は、グローバルソース線GSL、あるいは、グローバルソース線GSLからNMOSトランジスタ74Nを通りNMOSトランジスタ75Nのソースに至る線を言う。
例えば特開2001−127263号公報に記載されている相変化型メモリに適用可能である。
また、例えば特開2004−260162号公報に記載されているRRAM(可変抵抗材料による抵抗変化型ランダムアクセスメモリ)に適用可能である。
また、例えば特開2002−197853号公報に記載されているMRAM(磁気ランダムアクセスメモリ)に適用可能である。
例えば不揮発性メモリでは、フローティングゲートFG、窒化膜による電荷トラップ、その他の電荷蓄積手段に電荷を注入することでメモリトランジスタの閾値電圧を変化させ、上記電流の有無(または電流の大小)を発生させている。この場合、既に説明したように、一定のプルアップ力に対してプルダウン力が変化して電流−電圧変換が同様に行われるので、差動センスアンプDAMPに与える参照電圧VREFを最適化して、同様に記憶ビットの検出が可能である。なお、セル電流の有無(または大小関係)が記憶ビットに応じて発生するメモリならば、本発明は、抵抗変化型、不揮発性のメモリ以外、例えばDRAMやSRAMにも適用可能である。
Claims (12)
- メモリセルと、
センス線と、
前記センス線を介して前記メモリセルに接続されるセンスアンプ回路と、
を備え、
前記センスアンプ回路は、
第1および第2差動入力を有し、第2差動入力に参照電圧が供給される差動センスアンプと、
前記第1差動入力を一定電圧によってプルアップするプルアップ部と、
前記センス線と前記第1差動入力間に接続され、セル電流に応じてセンス線電位が初期電圧から下がるとターンオンする読み出しゲートトランジスタと、
前記センス線の電位に対する閾値電圧の影響を排除したい前記読み出しゲートトランジスタに対するダイオード接続の形成と解除により、前記初期電圧から補正された電圧を発生し、当該補正された電圧を前記読み出しゲートトランジスタの制御端子に印加する閾値補正部と、
を有する半導体メモリデバイス。 - 前記センスアンプ回路は、
第1および第2差動入力を有し、第2差動入力に参照電圧が供給される差動センスアンプと、
前記第1差動入力を一定電圧によってプルアップするプルアップ部と、
前記第1差動入力と前記センス線間に接続され、前記第1差動入力と制御端子の短絡によるダイオード接続の形成と解除が制御可能な前記読み出しゲートトランジスタを含むダイオード接続スイッチ回路部と、
ダイオード接続状態で、ダイオード接続経路をプリチャージしてフローティング状態とし、前記読み出しゲートトランジスタの閾値電圧に応じて、プリチャージ電圧を前記初期電圧の供給線に一部放電する充放電スイッチ回路部と、
を有し、
前記ダイオード接続を解除し、前記第1差動入力の電圧を前記差動センスアンプにより電圧センスする
請求項1に記載の半導体メモリデバイス。 - 前記充放電スイッチ回路部は、ダイオード接続状態で、ダイオード接続経路をプリチャージ電圧の設定後にフローティング状態とし、前記センス線を前記初期電圧の供給線に電気的に接続し、前記プリチャージ電圧を、前記読み出しゲートトランジスタがカットオフするまで前記初期電圧の供給線に一部放電することにより、前記初期電圧に前記閾値電圧を加えた電圧を前記第1差動入力に設定する
請求項2に記載の半導体メモリデバイス。 - 前記センス線と前記初期電圧の供給線の接続と、前記ダイオード接続とを共に解除し、前記カットオフ状態の前記読み出しゲートトランジスタを介して前記第1差動入力にフローティング状態で保持されている電圧を前記メモリセルに供給し、当該メモリセルに流れる電流に応じて変化する前記第1差動入力の保持電圧を前記差動センスアンプにより電圧センスする
請求項2に記載の半導体メモリデバイス。 - 前記ダイオード接続スイッチ回路部は、
前記読み出しゲートトランジスタとしての第1トランジスタと、
前記第1トランジスタの第1差動入力接続端子と制御端子との間に接続されている第2トランジスタと、
を有し、
前記充放電スイッチ回路部は、
前記プリチャージ電圧の供給線と前記第1差動入力間に接続されている第3トランジスタと、
前記センス線に電気的に接続されている前記第1トランジスタのソースと前記初期電圧の供給線との間に接続されている第4トランジスタと、
を有する請求項2に記載の半導体メモリデバイス。 - 前記第1差動入力の電位をプルアップする前記プルアップ部に、前記差動センスアンプによる電圧センス時にオンして給電経路を確保する第5トランジスタを有する
請求項5に記載の半導体メモリデバイス。 - 前記プリチャージ電圧は、前記初期電圧より、前記読み出しゲートトランジスタの閾値電圧以上高い電圧である
請求項2に記載の半導体メモリデバイス。 - 第1および第2差動入力を有し、第2差動入力に参照電圧が供給される差動センスアンプと、
前記第1差動入力を一定電圧によってプルアップするプルアップ部と、
センス線と、
前記センス線と前記第1差動入力との間に接続され、セル電流に応じてセンス線電位が初期電圧から下がるとターンオンする読み出しゲートトランジスタと、
前記センス線の電位に対する閾値電圧の影響を排除したい前記読み出しゲートトランジスタに対するダイオード接続の形成と解除により、前記初期電圧から補正された電圧を発生し、当該補正された電圧を前記読み出しゲートトランジスタの制御端子に印加する閾値補正部と、
を有し、
前記センス線に所定の前記初期電圧を印加し、前記センス線を電位的にフローティング状態にしたときに前記センス線を流れる電流に応じて変化する前記センス線の電圧を検出する
センスアンプ回路。 - 前記第1差動入力と前記センス線との間に接続され、前記第1差動入力と前記制御端子の短絡によるダイオード接続の形成と解除が制御可能な前記読み出しゲートトランジスタを含むダイオード接続スイッチ回路部と、
ダイオード接続状態で、ダイオード接続経路をプリチャージしてフローティング状態とし、前記読み出しゲートトランジスタの閾値電圧に応じて、プリチャージ電圧を前記初期電圧の供給線に一部放電する充放電スイッチ回路部と、
を有し、
前記ダイオード接続を解除し、前記第1差動入力の電圧を前記差動センスアンプにより電圧センスする
請求項8に記載のセンスアンプ回路。 - センス線とセンスノードとの間に接続され、セル電流に応じてセンス線の電位が初期電圧から下がるとターンオンする読み出しゲートトランジスタを介して、メモリセルの記憶データを読み出すメモリセルの読み出し方法であって、
前記センス線の電位に対する閾値電圧の影響を排除したい前記読み出しゲートトランジスタに対するダイオード接続の形成と解除により、前記初期電圧から補正された電圧を発生し、当該補正された電圧を前記読み出しゲートトランジスタの制御端子に印加し、前記センス線に前記初期電圧を設定して、当該センス線をフローティング状態とする電圧設定ステップと、
前記センスノードを一定電圧でプルアップした状態で前記センス線を前記メモリセルに接続し、セル電流に応じて変化する前記センスノードの電位変化を参照電圧と比較して検出する検出ステップと、
を含むメモリセルの読み出し方法。 - 前記電圧設定ステップは、さらに、
前記読み出しゲートトランジスタを、制御端子が前記センスノードに接続されたダイオード接続状態とし、ダイオード接続経路をプリチャージしてフローティング状態にするステップと、
前記センス線を初期電圧の供給線に電気的に接続し、前記プリチャージの電圧を、前記読み出しゲートトランジスタがカットオフするまで前記初期電圧の供給線に一部放電させるステップと、
前記センス線と前記初期電圧の供給線との接続を解除するステップと、
を含む請求項10に記載のメモリセルの読み出し方法。 - 前記検出ステップでは、前記センス線と前記初期電圧の供給線の接続と前記ダイオード接続とを共に解除した状態で、カットオフ状態の前記読み出しゲートトランジスタを介して前記センスノードにフローティング状態で保持されている電圧を前記メモリセルに供給し、当該メモリセルに流れる電流に応じて変化する前記センスノードの保持電圧を電圧センスする
請求項11に記載のメモリセルの読み出し方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007121404A JP4371149B2 (ja) | 2007-01-09 | 2007-05-02 | 半導体メモリデバイス、センスアンプ回路、および、メモリセルの読み出し方法 |
US11/984,813 US7916556B2 (en) | 2007-01-09 | 2007-11-21 | Semiconductor memory device, sense amplifier circuit and memory cell reading method using a threshold correction circuitry |
CN2008100022575A CN101221807B (zh) | 2007-01-09 | 2008-01-08 | 半导体存储器、读出放大器电路和存储器单元读取方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001548 | 2007-01-09 | ||
JP2007121404A JP4371149B2 (ja) | 2007-01-09 | 2007-05-02 | 半導体メモリデバイス、センスアンプ回路、および、メモリセルの読み出し方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008192274A JP2008192274A (ja) | 2008-08-21 |
JP4371149B2 true JP4371149B2 (ja) | 2009-11-25 |
Family
ID=39631565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007121404A Expired - Fee Related JP4371149B2 (ja) | 2007-01-09 | 2007-05-02 | 半導体メモリデバイス、センスアンプ回路、および、メモリセルの読み出し方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4371149B2 (ja) |
CN (1) | CN101221807B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9773538B2 (en) | 2015-09-15 | 2017-09-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Nonvolatile semiconductor memory |
US11742020B2 (en) | 2021-03-16 | 2023-08-29 | Kioxia Corporation | Storage device |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5310587B2 (ja) * | 2010-02-02 | 2013-10-09 | 富士通株式会社 | 半導体メモリおよび半導体メモリの動作方法 |
JP5521612B2 (ja) * | 2010-02-15 | 2014-06-18 | ソニー株式会社 | 不揮発性半導体メモリデバイス |
CN103366804B (zh) | 2012-03-30 | 2017-10-13 | 硅存储技术公司 | 具有电流注入读出放大器的非易失性存储装置 |
US8976611B2 (en) * | 2013-03-15 | 2015-03-10 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. | Asymmetric sensing amplifier, memory device and designing method |
JP2015046211A (ja) | 2013-08-29 | 2015-03-12 | マイクロン テクノロジー, インク. | 半導体装置 |
KR102471524B1 (ko) * | 2016-05-18 | 2022-11-28 | 에스케이하이닉스 주식회사 | 반도체 메모리 장치 및 동작 방법 |
JP2018160296A (ja) * | 2017-03-22 | 2018-10-11 | 東芝メモリ株式会社 | 半導体記憶装置 |
CN108288481B (zh) * | 2018-01-19 | 2021-10-01 | 上海磁宇信息科技有限公司 | 一种可调电压的mram读出电路 |
JP2020155192A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | キオクシア株式会社 | メモリデバイス |
US11049559B1 (en) * | 2020-06-11 | 2021-06-29 | Sandisk Technologies Llc | Subthreshold voltage forming of selectors in a crosspoint memory array |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3920565B2 (ja) * | 2000-12-26 | 2007-05-30 | 株式会社東芝 | 磁気ランダムアクセスメモリ |
JP2004103212A (ja) * | 2002-07-15 | 2004-04-02 | Toshiba Corp | 磁気ランダムアクセスメモリ |
-
2007
- 2007-05-02 JP JP2007121404A patent/JP4371149B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2008
- 2008-01-08 CN CN2008100022575A patent/CN101221807B/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9773538B2 (en) | 2015-09-15 | 2017-09-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Nonvolatile semiconductor memory |
US11742020B2 (en) | 2021-03-16 | 2023-08-29 | Kioxia Corporation | Storage device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008192274A (ja) | 2008-08-21 |
CN101221807B (zh) | 2012-09-05 |
CN101221807A (zh) | 2008-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4371149B2 (ja) | 半導体メモリデバイス、センスアンプ回路、および、メモリセルの読み出し方法 | |
US7916556B2 (en) | Semiconductor memory device, sense amplifier circuit and memory cell reading method using a threshold correction circuitry | |
CN102354529B (zh) | 半导体存储器件 | |
US9548097B2 (en) | Magnetic random access memory | |
JP5614150B2 (ja) | 抵抗変化型メモリデバイス | |
US7839676B2 (en) | Magnetic memory device | |
JP2004103104A (ja) | 薄膜磁性体記憶装置 | |
US20150294706A1 (en) | Offset-Cancelling Self-Reference STT-MRAM Sense Amplifier | |
KR100522629B1 (ko) | 셀프 레퍼런스 방식으로 데이터를 판독하는 박막자성체기억장치 | |
JP2002197853A (ja) | 磁気ランダムアクセスメモリ | |
JP2010198702A (ja) | 抵抗変化型メモリデバイスおよびその動作方法 | |
US9858987B2 (en) | Sense amplifier scheme | |
JP4901211B2 (ja) | センスアンプ及び半導体記憶装置 | |
KR20030051193A (ko) | 레퍼런스셀 없이 데이터 판독을 실행하는 박막 자성체기억장치 | |
CN109493897B (zh) | 半导体存储装置 | |
TW419669B (en) | Semiconductor memory device | |
US20170069380A1 (en) | Memory device | |
JP2008171478A (ja) | 半導体メモリデバイスおよびセンスアンプ回路 | |
US9443585B2 (en) | Resistance change memory | |
KR101847890B1 (ko) | 슈도 페이지 모드 메모리 아키텍쳐 및 방법 | |
JP2008084533A (ja) | 薄膜磁性体記憶装置 | |
JP3762416B2 (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 | |
US8514644B2 (en) | Bit line sense amplifier control circuit and semiconductor memory apparatus having the same | |
WO2019087769A1 (ja) | 抵抗変化型メモリ装置の読み出し回路及びその読み出し方法 | |
JP3727864B2 (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090217 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090416 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090519 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090721 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090811 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090824 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130911 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |