JP4363442B2 - 動脈硬化検査装置 - Google Patents
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Description
本発明は、閉塞性動脈硬化を検査する動脈硬化検査装置に関する。
動脈硬化の一種として、脂質,特にコレステロールが動脈壁内面に沈着し,粉瘤を形成するアテローム(粥状)硬化症がある。このアテローム硬化症は、血管に狭窄が生じることから、動脈狭窄または閉塞性動脈硬化ともいう。この動脈狭窄を検査する装置として下肢上肢血圧指数測定装置が知られている。たとえば、特許文献1に記載の装置がそれである。下肢上肢血圧指数測定装置は、下肢と上肢にカフを装着し、上肢の血圧値と下肢の血圧値との比である下肢上肢血圧指数を算出し、その下肢上肢血圧指数に基づいて動脈狭窄を検査する装置である。
下肢上肢血圧指数に基づく動脈狭窄の検査は、下肢上肢血圧指数の大きさと予め定められた判断基準値とを比較することにより行われる。たとえば、下肢最高血圧値を上肢最高血圧値で割ることにより下肢上肢血圧指数が算出される場合には、下肢上肢血圧指数が0.9よりも大きい場合には動脈狭窄がなく、下肢上肢血圧指数が0.9以下の場合には動脈狭窄の疑いがあると判断される。
特許第3140007号公報
一般的に動脈狭窄は下肢において発生する場合が多いことから、下肢上肢血圧指数測定装置は下肢の動脈狭窄を検査する目的で用いられている。しかし、実際には、動脈狭窄は生体の様々な部位で発生する可能性があるが、下肢上肢血圧指数に基づく動脈狭窄の検査では、動脈狭窄がどの部位に存在するかを診断することはできないという問題があった。また、生体の所定部位に装着される脈波検出装置により検出される脈波を表示すれば、表示された脈波の形状から動脈狭窄をある程度診断することが可能であるが、脈波検出装置により検出される脈波は、不整脈が発生したり体動等によりノイズが混入することによって、波形が乱れた動脈狭窄の診断に適さない脈波となる場合がある。そのような乱れた波形が表示されると、適切な動脈狭窄の診断ができない。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、動脈狭窄を部位を特定することができる動脈硬化検査装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、動脈硬化検査は、生体の所定部位に装着されて脈波を逐次検出する脈波検出装置と、その脈波検出装置により検出された脈波を表示する表示器とを備えた動脈硬化検査装置であって、前記脈波検出装置によって逐次検出される脈波のうち、波形特徴点が明確な脈波を決定して前記表示器に表示する脈波表示手段を含むことを特徴とするものである。
また、本発明の他の局面に従うと、動脈硬化検査は、生体の所定部位に装着されて脈波を逐次検出する脈波検出装置と、その脈波検出装置により検出された脈波を表示する表示器とを備えた動脈硬化検査装置であって、前記脈波検出装置によって逐次検出される脈波の先鋭度を算出する先鋭度算出手段と、その先鋭度算出手段により算出された先鋭度を平均した平均先鋭度を算出する平均先鋭度算出手段と、前記脈波検出装置によって逐次検出される脈波のうち、前記先鋭度算出手段により算出された先鋭度と前記平均先鋭度算出手段により算出された平均先鋭度との比較値が所定範囲内である脈波を、前記表示器に表示する脈波表示手段とを含むことを特徴とするものである。
本発明のさらに他の局面に従うと、動脈硬化検査は、生体の所定部位に装着されて脈波を逐次検出する脈波検出装置と、脈波検出装置により検出された脈波から、狭窄に関連して変化する波形の特徴を狭窄情報として決定する狭窄情報決定手段と、狭窄情報決定手段において決定された狭窄情報が予め設定された正常範囲内であるかどうかに基づいて、脈波検出装置が装着されている部位よりも心臓に近い側である上流側の動脈経路における狭窄の有無を判定する狭窄判定手段と、動脈経路における狭窄の有無と動脈狭窄の部位との関係を記憶する記憶手段と、狭窄判定手段における判定結果と、記憶手段に記憶されている上記関係とに基づいて、動脈狭窄の部位を特定する狭窄部位特定手段と、狭窄部位特定手段における動脈狭窄の判定結果を表示する表示器とを含むことを特徴とするものである。
好ましくは、狭窄情報決定手段は、狭窄情報のうちの上昇特徴値として、脈波からUT(Upstroke Time)を算出する上昇特徴値算出手段を含む。
好ましくは、上記正常範囲は、脈波検出装置の装着される部位ごとに予め設定されている。
好ましくは、記憶手段の記憶する上記関係は、第1動脈経路における狭窄の有無および第2動脈経路における狭窄の有無の組合わせと動脈狭窄の部位との対応関係である。
本発明によれば、脈波表示手段により、脈波検出装置によって検出された脈波のうち波形特徴点が明確な脈波が決定されて表示器に表示される。波形特徴点が明確な波形は、波形の乱れの少ない脈波であるといえるので、表示器に表示された脈波の形状から脈波検出装置よりも上流側の動脈狭窄を精度良く診断することができる。この脈波検出装置の装着部位を変更して、その都度、表示器に表示される脈波から、その装着部位よりも上流側の動脈経路における動脈狭窄を判定するか、或いは、上記脈波検出装置を複数装着し、表示器に表示される複数の脈波に基づいて、それぞれの脈波検出装置の装着部位よりも上流側の動脈経路における動脈狭窄を判定すれば、動脈狭窄の部位を特定することができる。
また本発明によれば、脈波表示手段により、脈波検出装置によって検出された脈波のうち、その脈波の先鋭度と平均先鋭度との比較値が所定範囲内である脈波が表示器に表示される。すなわち、先鋭度が平均的な脈波が表示器に表示される。先鋭度が平均的な脈波は、ノイズや不整脈により波形が乱れていない脈波であるので、表示器に表示された脈波の形状から脈波検出装置よりも上流側の動脈狭窄を精度良く診断することができる。従って、上記発明の場合と同様にして複数箇所で動脈狭窄を判定すれば、動脈狭窄の部位を特定することができる。
また本発明によれば、脈波検出装置よりも上流側の動脈狭窄を精度良く診断することができる。従って、上記発明の場合と同様にして複数箇所で動脈狭窄を判定すれば、動脈狭窄の部位を特定することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明が適用された動脈硬化検査装置10の構成を説明するブロック図である。
図1の動脈硬化検査装置10は、患者16の左足首12Lおよび右足首12Rに左足首用カフ18L、右足首用カフ18Rがそれぞれ巻回され、患者16の左上腕14Rおよび右上腕14Lに左腕用カフ20L、右腕用カフ20Rがそれぞれ巻回されている。これらのカフ18,20は、巻回している部位を圧迫する圧迫帯であり、布或いはポリエステル等の伸展性のない素材から成る帯状外袋内にゴム製袋を有している。
左右の上腕用カフ20L,20Rは配管22b,22aを介して脈波検出装置本体部24b,aにそれぞれ接続され、左右の足首用カフ18L,18Rは配管22d,cを介して脈波検出装置本体部24d,cにそれぞれ接続されている。
それら4つの脈波検出装置本体部24a,b,c,dは同一の構成を有するので、左上腕用カフ20Lと接続されている脈波検出装置本体部24bを例として脈波検出装置本体部24の構成を説明する。脈波検出装置本体部24bは、調圧弁26b,圧力センサ28b、静圧弁別回路30b、脈波弁別回路32b、配管34b、空気ポンプ36bを備えており、前記配管22bは圧力センサ28bおよび調圧弁26bに接続されている。また、調圧弁26bは、配管34bを介して空気ポンプ36bに接続されている。
上記調圧弁26bは、空気ポンプ36bにより発生させられた圧力の高い空気を、その圧力を調圧して左上腕用カフ20L内へ供給し、或いは、左上腕用カフ20L内の空気を排気することにより左上腕用カフ20L内の圧力を調圧する。
圧力センサ28bは、左上腕用カフ20L内の圧力を検出してその圧力を表す圧力信号SPbを静圧弁別回路30bおよび脈波弁別回路32bにそれぞれ供給する。静圧弁別回路30bはローパスフィルタを備え、圧力信号SPbに含まれる定常的な圧力すなわち左上腕用カフ20の圧迫圧力(以下、この圧力を左上腕カフ圧PCbという)を表すカフ圧信号SKbを弁別してそのカフ圧信号SKbを図示しないA/D変換器を介して電子制御装置38へ供給する。
脈波弁別回路32bはバンドパスフィルタを備え、圧力信号SPbの振動成分である左上腕脈波信号SMbを周波数的に弁別してその左上腕脈波信号SMbを図示しないA/D変換器を介して電子制御装置38へ供給する。この左上腕脈波信号SMbは、上腕用カフ20Lにより圧迫される左上腕14Lの動脈からの左上腕脈波WBLを表すので、左上腕用カフ20Lおよび脈波検出装置本体部24bが左上腕脈波検出装置40として機能する。
同様に、脈波弁別回路32aにより弁別される右上腕脈波信号SMaは右上腕脈波WBRであり、右上腕用カフ20Rおよび脈波検出装置本体部24aが右上腕脈波検出装置42として機能する。また、脈波弁別回路32dにより弁別される左足首脈波信号SMdは左足首脈波WALであり、左足首用カフ18Lおよび脈波検出装置本体部24dが左足首脈波検出装置44として機能する。また、脈波弁別回路32cにより弁別される右足首脈波信号SMcは右足首脈波WARであり、右足首用カフ18Rおよび脈波検出装置本体部24cが右足首脈波検出装置46として機能する。また、左上腕脈波WBL、右上腕脈波WBR、左足首脈波WAL、右足首脈波WARのうちの任意の2つの脈波は第1脈波および第2脈波として機能し、その脈波を検出する脈波検出装置が第1脈波検出装置および第2脈波検出装置として機能する。
上記電子制御装置38は、CPU48,ROM50,RAM52,および図示しないI/Oポート等を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されており、CPU48は、ROM50に予め記憶されたプログラムに従ってRAM52の記憶機能を利用しつつ信号処理を実行することにより、I/Oポートから駆動信号を出力して空気ポンプ36および調圧弁26を制御する。CPU48は、空気ポンプ36および調圧弁26を制御することにより、カフ18,20内の圧力を制御する。また、CPU48は、電子制御装置38に供給される信号に基づいて演算処理を実行することにより、波形の乱れの少ない脈波を表示するとともに、4つのカフ18、20が装着されている部位よりも上流側の動脈狭窄をそれぞれ判定し、その判定結果を表示する。さらに、その判定結果に基づいて特定した狭窄部位を表示する。
図2は、CPU48の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。カフ圧制御手段60は、脈波検出装置40,42,44,46に備えられた空気ポンプ36a、36b、36c、36dおよび調圧弁26a、26b、26c、26dを制御することにより、カフ圧PCa,PCb,PCc,PCdを所定の脈波検出圧に制御する。ここで、上記脈波検出圧とは、それぞれのカフ18,20が装着されている部位における最低血圧値よりも低い圧力であって脈波弁別回路32により弁別される脈波信号SMが十分な信号強度となるような圧力であり、たとえば50mmHgに設定されている。
先鋭度算出手段62は、カフ圧制御手段60によりカフ圧PCa,PCb,PCc,PCdが前記脈波検出圧に制御されている状態で、4つの脈波検出装置40,42,44,46によりそれぞれ検出される脈波について先鋭度を算出する。上記先鋭度とは、脈波の上方への尖り具合を示す値であり、たとえば、図3に示す一拍分の区間の上腕脈波WBを積分(加算)することにより算出される脈波面積Sを、ピーク高さHと脈拍周期Wとの積(W×H)で割ることにより、すなわちS/(W×H)なる演算が行われることにより算出される正規化脈波面積VR、最高ピ−クbまでの前半部の面積S1あるいは最高ピ−クb以降の後半部の面積S2を正規化したもの、H×(2/3)に相当する高さの幅寸法Iを正規化したI/W等が先鋭度である。また、上記正規化脈波面積VRは、%MAPとも称され、ピーク高さHすなわち脈圧に対する脈波面積Sの重心位置の高さGの割合(=100×H/G)としても算出できる。カフ18,20が装着されている部位よりも上流側の動脈に狭窄があると、カフ18,20により検出される脈波の上方への尖り具合は鈍くなるので、上記先鋭度は大きくなる。従って、先鋭度は狭窄に関連して変化する狭窄情報すなわち狭窄に関連して変化する波形の特徴を示す情報であり、先鋭度算出手段62は狭窄情報決定手段として機能する。なお、左上腕脈波WBL、右上腕脈波WBR、左足首脈波WAL、右足首脈波WARの4つの脈波のうちから第1脈波および第2脈波として選択された脈波に基づいて算出される先鋭度が、第1狭窄情報および第2狭窄情報である。
平均先鋭度算出手段64は、上記先鋭度算出手段62によって左上腕脈波WBLについて算出された先鋭度を、複数拍分平均した平均先鋭度を算出し、同様にして、右上腕脈波WBR、左足首脈波WAL、右足首脈波WARについても平均先鋭度を算出する。
脈波表示手段66は、左上腕脈波WBLについて先鋭度算出手段62により算出された先鋭度と、左上腕脈波WBLについて平均先鋭度算出手段64により算出された平均先鋭度との比較値を算出し、その比較値が予め設定された所定範囲内であるときの上腕脈波WBLを、表示器54に表示する。ここで、上記比較値とは、先鋭度と平均先鋭度との相違の程度を示す値であり、先鋭度と平均先鋭度との差または比などを意味する。また、比較値が予め設定された所定範囲内であることは、左上腕脈波WBLの先鋭度が平均的な先鋭度であることを意味するので、不整脈や体動による一時的なノイズの影響の比較的少ない左上腕脈波WBLが表示器54に表示される。また、右上腕脈波WBR、左足首脈波WAL、右足首脈波WARについても同様にして、比較値を算出し、その比較値が予め設定された所定範囲内である脈波を表示器54に表示する。
狭窄判定手段68は、左上腕脈波WBLについて先鋭度算出手段62により算出された先鋭度に基づいて、左上腕用カフ20Lが装着されている部位よりも上流側の動脈経路における動脈狭窄の有無、あるいはその動脈狭窄の程度を判定する。先鋭度は上流側の動脈狭窄の程度が大きいほど大きくなるので、左上腕脈波WBLについて算出された先鋭度が予め設定された正常範囲を超えたことに基づいて、左上腕用カフ20Lの上流側に動脈狭窄があると判定し、或いは、先鋭度が正常範囲を超える程度が大きいほど上腕用カフ20Lの上流側の動脈狭窄の程度が大きいと判定する。また、同様にして、右上腕脈波WBR、左足首脈波WAL、右足首脈波WARについて先鋭度算出手段62により算出された先鋭度に基づいて、右上腕用カフ20R、左足首用カフ18L、右足首用カフ18Rがそれぞれ装着されている部位よりも上流側の動脈経路における動脈狭窄の有無、あるいはその動脈狭窄の程度を判定する。なお、ここで用いる先鋭度は、前記脈波表示手段66により表示される脈波について算出された先鋭度、すなわち、前記比較値が予め設定された所定範囲内であるときの脈波に関して算出された先鋭度であることが好ましい。
さらに、狭窄判定手段68は、上記4つの判定結果、すなわち、左上腕用カフ20L、右上腕用カフ20R、左足首用カフ18L、右足首用カフ18Rがそれぞれ装着されている部位よりも上流側の動脈経路における動脈狭窄の有無、およびそれら複数の動脈経路における動脈狭窄の有無と狭窄部位との予め記憶された関係に基づいて、動脈狭窄の部位を特定し、その結果を表示器54に表示する。
表1は、上記予め記憶された関係を示す表である。表1の説明の前に動脈経路について定める。なお、前述のように第1脈波検出装置および第2脈波検出装置は4つの脈波検出装置40,42,44,46から任意に選ぶことができることから、第1動脈経路および第2動脈経路も、左上腕用カフ20Lが装着されている部位よりも上流側の動脈経路、右上腕用カフ20Rが装着されている部位よりも上流側の動脈経路、左足首用カフ18Lが装着されている部位よりも上流側の動脈経路、右足首用カフ18Rが装着されている部位よりも上流側の動脈経路の4つの動脈経路から任意に選ぶことができるが、説明の便宜上、以下の説明では、4つの脈波検出装置40,42,44,46は、それぞれ第3脈波検出装置、第4脈波検出装置、第1脈波検出装置、第2脈波検出装置として機能するものとし、左上腕用カフ20Lが装着されている部位よりも上流側の動脈経路を第3動脈経路、右上腕用カフ20Rが装着されている部位よりも上流側の動脈経路を第4動脈経路、左足首用カフ18Lが装着されている部位よりも上流側の動脈経路を第1動脈経路、右足首用カフ18Rが装着されている部位よりも上流側の動脈経路を第2動脈経路とする。そして、図4にも示すように、心臓から第3動脈経路と第4動脈経路との分岐点(第1分岐点とする)までの動脈経路を動脈経路A、第1分岐点から左上腕用カフ20Lが装着されている部位までの動脈経路を動脈経路B、第1分岐点から右上腕用カフ20Rが装着されている部位までの動脈経路を動脈経路C、第1分岐点から第1動脈経路と第2動脈経路との分岐点(第2分岐点とする)までの動脈経路を動脈経路D、第2分岐点から左足首用カフ18Lが装着されている部位までの動脈経路を動脈経路E、第2分岐点から右足首用カフ18Rが装着されている部位までの動脈経路を動脈経路Fとする。
表1において、○印は狭窄がないと判定されたことを示し、×印は狭窄があると判定されたことを示している。表1の関係の一部を具体的に説明すると、たとえば、表1の3行目に示すように、第1動脈経路だけが狭窄と判定された場合には、第1動脈経路において他の動脈経路と共通していない部分すなわち動脈経路Eが狭窄部位であると判定され、表1の6行目に示すように、第1動脈経路および第2動脈経路は狭窄があると判定され、第3動脈経路および第4動脈経路には狭窄がないと判定された場合には、第1動脈経路と第2動脈経路とが共通する部分であって、第3動脈経路や第4動脈経路とは共通しない部分、すなわち動脈経路Dに狭窄があると判定され、表1の最下行に示すように、全ての動脈経路が狭窄と判定された場合には、全ての動脈経路が共通している部分すなわち動脈経路Aに狭窄がある(大動脈弁狭窄など)と判定されるようになっている。なお、表1の関係では狭窄部位が一カ所であると仮定されている。
図5は、図2に示したCPU48の制御機能をさらに具体化した場合の、その制御機能の要部をフローチャートにして示す図である。図5において、まず、ステップSA1(以下、ステップを省略する。)では、空気ポンプ36a、36b、36c、36dを駆動させ且つ調圧弁26a、26b、26c、26dを制御することにより、カフ圧PCa,PCb,PCc,PCdを前記脈波検出圧に制御する。
続くSA2では、脈波検出装置40,42,44,46からそれぞれ供給される脈波を一拍分ずつ読み込む。続いて、先鋭度算出手段62に相当するSA3では、上記SA2で読み込んだ4つの脈波について、%MAPをそれぞれ算出する。そして、続くSA4では、前記SA2において読み込んだ脈波が予め設定された所定拍数分(たとえば10拍分)となったか否かを判断する。この判断が否定された場合には、前記SA2以下を繰り返し実行する。
一方、SA4の判断が肯定された場合には、平均先鋭度算出手段64に相当するSA5において、SA2乃至SA4の繰り返しによりSA3で算出した所定拍数分の%MAPをそれぞれの脈波毎に平均して、平均%MAPをそれぞれ算出する。そして、平均%MAPを算出した後は、続くSA6おいて、再び脈波検出装置40,42,44,46からそれぞれ供給される脈波を一拍分ずつ読み込み、先鋭度算出手段62に相当するSA7において、上記SA6で読み込んだ左上腕脈波WBL、右上腕脈波WBR、左足首脈波WAL、右足首脈波WARから、第3%MAP(第3狭窄情報)、第4%MAP(第4狭窄情報)、第1%MAP(第1狭窄情報)、第2%MAP(第2狭窄情報)をそれぞれ算出する。
続くSA8では、それぞれの脈波毎に、上記SA7で算出した%MAPから前記SA5で算出した平均%MAPを引くことにより%MAP差を算出する。そして、続くSA9では、上記SA8で算出した%MAP差が、予め設定された所定範囲内であるか否かを判断する。上記所定範囲は0を中心とする比較的狭い範囲であり、%MAP差が所定範囲内であることは、SA7で算出した%MAPとSA5で算出した平均%MAPとが比較的近い値であることを意味する。また、このことは、SA6で読み込んだ脈波が波形の乱れの少ない脈波であり、動脈狭窄の診断に適している脈波であることを意味するので、SA9の判断が肯定された場合には、脈波の読み込みを終了してSA10以下を実行する。一方、SA9の判断が否定された場合には前記SA6以下を繰り返し実行する。
SA10では、空気ポンプ36a、36b、36c、36dを停止させ、且つ、調圧弁26a、26b、26c、26dを制御することにより、カフ圧PCa,PCb,PCc,PCdを排圧する。本フローチャートではSA1およびSA10がカフ圧制御手段60に相当する。
そして、続くSA11では、前記SA7において各脈波について算出した%MAPに基づいて前記第1乃至第4動脈経路の狭窄の有無を判定する。すなわち、前記SA7において各脈波について算出した%MAPが脈波検出部位毎に予め設定された正常範囲内である場合には、その脈波が検出された部位を下流端とする動脈経路には狭窄がないと判定し、正常範囲を超えた場合には、その脈波が検出された部位を下流端とする動脈経路に狭窄があると判定する。そして、その判定結果を表示器54に表示する。
続くSA12では、SA9の判断が肯定された直前のSA6において読み込んだ脈波の波形を表示器54に表示する。図6は、SA12において表示される脈波の一例を示す図である。図6に示した例では、右足首脈波WARのみが鈍化していることが分かるので、このことから、狭窄部位は右下肢であると判定できる。なお、図5のフローチャートではSA8およびSA12が脈波表示手段66に相当する。
続くSA13では、前記SA11で判定した第1乃至第4動脈経路における狭窄の有無、および前記表1に基づいて狭窄部位を特定し、その結果を表示器54に表示する。図5のフローチャートではSA11およびSA13が狭窄判定手段68に相当する。
上述の図5に示したフローチャートに基づく実施形態によれば、SA12(脈波表示手段66)では、脈波検出装置40,42,44,46によって検出された脈波のうち、その脈波の%MAPと平均%MAPとの差である%MAP差が所定範囲内である脈波が表示器54に表示される。すなわち、%MAPが平均的な脈波が表示器54に表示される。%MAPが平均的な脈波は、ノイズや不整脈により波形が乱れていない脈波であるので、表示器54に表示された脈波の形状からカフ18,20よりも上流側の動脈狭窄を精度良く診断することができる。従って、表示器54に表示される4つの脈波に基づいて、それぞれのカフ18,20の装着部位よりも上流側の動脈経路における動脈狭窄を判定すれば、動脈狭窄の部位を特定することができる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。なお、以下の説明において、前述の実施形態と同一の構成を有する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、前述の実施の形態とは別の動脈硬化検査装置80におけるCPU48の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。本実施形態が前述の実施形態と異なるのは、CPU48の制御機能のみである。
脈波表示手段82は、カフ圧制御手段60によりカフ圧PCa,PCb,PCc,PCdが前記脈波検出圧に制御されている状態で、4つの脈波検出装置30,42,44,46により逐次検出される脈波のうち、波形特徴点が明確な波形をそれぞれ表示器54に表示する。ここで、波形特徴点とは、脈波の立ち上がり点、ピークなど、ノイズのない脈波において通常決定できる部位をいい、上腕脈波WBについてはダイクロティックノッチも波形特徴点に含まれる。この波形特徴点が明確であるかどうかは、脈波信号SMを、波形特徴点が有する周波数を選択的に通過させる周波数帯域フィルタに通し、フィルタ通過後の出力振幅が基準値以上であるか否かに基づいて決定する。
上昇特徴値決定手段84は、カフ圧制御手段60によりカフ圧PCa,PCb,PCc,PCdが前記脈波検出圧に制御されている状態で、4つの脈波検出装置40,42,44,46によりそれぞれ検出される脈波について上昇特徴値を算出する。この上昇特徴値は、脈波の上昇部分(すなわち立ち上がり点からピークまで)の特徴を表すものであり、上昇特徴値には、たとえば図3に示すものが含まれる。すなわち、立ち上がり点aからピークbまでの上腕脈波WBが上昇する期間として算出されるUpstroke Time(以下、UTという)(msec)、立ち上がり点aからピークbまでの間で増加率が最大となる点すなわち最大傾斜点cにおける接線Lの傾きγ、立ち上がり点aから最大傾斜点cまでの前半時間、最大傾斜点cからピークbまでの後半時間、その前半時間と後半時間との比、などが上昇特徴値に含まれる。上流側における狭窄の程度が大きいほど、上腕脈波WBは立ち上がり部分の傾斜がなだらかになる傾向にあるので、上流側に狭窄があると上昇特徴値はその狭窄に関連して変化する。たとえば、UTは上流側における狭窄の程度が大きいほど長くなる。従って、上昇特徴値は狭窄関連脈波情報であり、上昇特徴値決定手段82は狭窄関連脈波情報決定手段として機能する。なお、上昇特徴値を決定するために用いる脈波は、前記脈波表示手段82により表示される脈波、すなわち、波形特徴点が明確に決定できる脈波であることが好ましい。
狭窄判定手段86は、左上腕脈波WBLについて上昇特徴値決定手段84により算出された上昇特徴値に基づいて、左上腕用カフ20Lが装着されている部位よりも上流側の動脈経路における動脈狭窄の有無、あるいはその動脈狭窄の程度を判定する。前述のように上昇特徴値は上流側の動脈狭窄に関連して変化するので、上昇特徴値が予め設定された正常範囲を超えたことに基づいて、左上腕用カフ20Lの上流側に動脈狭窄があると判定し、或いは、上昇特徴値が正常範囲を超える程度が大きいほど上腕用カフ20Lの上流側の動脈狭窄の程度が大きいと判定する。また、同様にして、右上腕脈波WBR、左足首脈波WAL、右足首脈波WARについて上昇特徴値決定手段84により算出された上昇特徴値に基づいて、右上腕用カフ20R、左足首用カフ18L、右足首用カフ18Rがそれぞれ装着されている部位よりも上流側の動脈経路における動脈狭窄の有無、あるいはその動脈狭窄の程度を判定する。
図8は、図7の機能ブロック線図に示したCPU48の制御作動の要部をさらに具体化して示すフローチャートである。まず、SB1乃至SB2では、図5のSA1乃至SA2と同様の処理を実行する。すなわち、SB1では、カフ圧PCa,PCb,PCc,PCdを前記脈波検出圧に制御し、SB2では、脈波検出装置40,42,44,46からそれぞれ供給される脈波を一拍分ずつ読み込む。
続くSB3では、上記SB2で読み込んだ4つの脈波について、それぞれ立ち上がり点およびピークが明確であるか否かを判断する。この判断が否定された場合には、前記SB2以下を繰り返し実行することにより、立ち上がり点およびピークが明確な脈波が検出されるまで、繰り返し脈波を読み込む。
一方、SB3の判断が肯定された場合には、SB4において、図5のSA10と同様の処理を実行することにより、カフ圧PCa,PCb,PCc,PCdを排圧する。続いて、脈波表示手段82に相当するSB5において、前記SB2乃至SB3の繰り返しにおいて、SB3の判断が肯定された直前のSB2で読み込んだ脈波の波形を表示器54に表示する。図8では、SB3およびSB5が脈波表示手段82に相当する。
続くSB6では、SB3の判断が肯定された直前のSB2で読み込んだ左上腕脈波WBL、右上腕脈波WBR、左足首脈波WAL、右足首脈波WARについて、それぞれ第3UT(第3狭窄情報)、第4UT(第4狭窄情報)、第1UT(第1狭窄情報)、第2UT(第2狭窄情報)をそれぞれ算出する。図8のフローチャートではSB3およびSB6が上昇特徴値決定手段84に相当する。
続いて狭窄判定手段86に相当するSB7乃至SB8を実行する。SB7では、前記SB6において各脈波について算出したUTに基づいて前記第1乃至第4動脈経路の狭窄の有無を判定する。すなわち、前記SB6において各脈波について算出したUTが脈波検出部位毎に予め設定された正常範囲内である場合には、その脈波が検出された部位を下流端とする動脈経路には狭窄がないと判定し、正常範囲を超えた場合には、その脈波が検出された部位を下流端とする動脈経路に狭窄があると判定する。そして、その判定結果を表示器54に表示する。そして、SB8では、SB7で判定した第1乃至第4動脈経路における狭窄の有無、および前記表1に基づいて狭窄部位を特定し、その結果を表示器54に表示する。
上述の図8に示したフローチャートに基づく実施形態によれば、SB5(脈波表示手段82)では、脈波検出装置40,42,44,46によって検出された脈波のうち、立ち上がり点およびピークが明確な脈波が決定されて表示器54に表示される。立ち上がり点およびピークが明確な波形は、波形の乱れの少ない脈波であるといえるので、表示器54に表示された脈波の形状からカフ18,20が装着されている部位よりも上流側の動脈狭窄を精度良く診断することができる。従って、表示器54に表示される4つの脈波に基づいて、それぞれのカフ18,20の装着部位よりも上流側の動脈経路における動脈狭窄を判定すれば、動脈狭窄の部位を特定することができる。
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施形態では、4つの脈波検出装置40,42,44,46が備えられていたが、1つ或いは2つなど、脈波検出装置の数は4つ以外であっても良い。
また、脈波検出装置の装着位置は、上腕や足首に限定されない。たとえば、足首に代えて足関節に脈波検出装置が装着されてもよい。或いは、大腿部にカフが装着され、そのカフから脈波を検出する脈波検出装置が用いられても良い。大腿部および足首において脈波が検出される場合には、大腿部と足首との間の動脈狭窄を判定することができる。
また、脈波検出装置として、酸素飽和度測定用の光電脈波検出プローブ、撓骨動脈などの所定の動脈を表皮上からを押圧して圧脈波を検出する形式の圧脈波センサ、腕や指先などのインピーダンスを電極を通して検出するインピーダンス脈波センサ、脈拍検出などのために指尖部などに装着される光電脈波センサなどを用いてもよい。
また、図5のSA12では、図6に示すように、4つの脈波が上下方向に並べて表示されていたが、脈波は重ねて表示されても良い。
以上、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:動脈硬化検査装置
40:左上腕脈波検出装置
42:右上腕脈波検出装置
44:左足首脈波検出装置(第1脈波検出装置)
46:右足首脈波検出装置(第2脈波検出装置)
62:先鋭度算出手段(狭窄情報決定手段)
64:平均先鋭度算出手段
68:狭窄判定手段
82:脈波表示手段
84:上昇特徴値決定手段(狭窄情報決定手段)
86:狭窄判定手段
40:左上腕脈波検出装置
42:右上腕脈波検出装置
44:左足首脈波検出装置(第1脈波検出装置)
46:右足首脈波検出装置(第2脈波検出装置)
62:先鋭度算出手段(狭窄情報決定手段)
64:平均先鋭度算出手段
68:狭窄判定手段
82:脈波表示手段
84:上昇特徴値決定手段(狭窄情報決定手段)
86:狭窄判定手段
Claims (4)
- 生体の所定部位に装着されて脈波を逐次検出する脈波検出装置と、
前記脈波検出装置により検出された前記脈波から、狭窄に関連して変化する波形の特徴を狭窄情報として決定する狭窄情報決定手段と、
前記狭窄情報決定手段において決定された前記狭窄情報が予め設定された正常範囲内であるかどうかに基づいて、前記脈波検出装置が装着されている部位よりも心臓に近い側である上流側の動脈経路における狭窄の有無を判定する狭窄判定手段と、
動脈経路における狭窄の有無と動脈狭窄の部位との関係を記憶する記憶手段と、
前記狭窄判定手段における判定結果と、前記記憶手段に記憶されている前記関係とに基づいて、動脈狭窄の部位を特定する狭窄部位特定手段と、
前記狭窄部位特定手段における動脈狭窄の判定結果を表示する表示器とを含む、動脈硬化検査装置。 - 前記狭窄情報決定手段は、前記狭窄情報のうちの上昇特徴値として、前記脈波からUT(Upstroke Time)を算出する上昇特徴値算出手段を含む、請求項1に記載の動脈硬化検査装置。
- 前記正常範囲は、前記脈波検出装置の装着される部位ごとに予め設定されている、請求項1または2に記載の動脈硬化検査装置。
- 前記記憶手段の記憶する前記関係は、第1動脈経路における狭窄の有無および第2動脈経路における狭窄の有無の組合わせと動脈狭窄の部位との対応関係である、請求項1または2に記載の動脈硬化検査装置。
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