[go: up one dir, main page]

JP4319283B2 - 水硬性リン酸カルシウムセメント組成物 - Google Patents

水硬性リン酸カルシウムセメント組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP4319283B2
JP4319283B2 JP09900699A JP9900699A JP4319283B2 JP 4319283 B2 JP4319283 B2 JP 4319283B2 JP 09900699 A JP09900699 A JP 09900699A JP 9900699 A JP9900699 A JP 9900699A JP 4319283 B2 JP4319283 B2 JP 4319283B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calcium phosphate
cement composition
powder
phosphate cement
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09900699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000290122A (ja
Inventor
洋一郎 水谷
武憲 澤村
昌晃 服部
雅彦 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP09900699A priority Critical patent/JP4319283B2/ja
Publication of JP2000290122A publication Critical patent/JP2000290122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4319283B2 publication Critical patent/JP4319283B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医科用或いは歯科用として有用なリン酸カルシウムセメント組成物であって、純水等によって容易に混練し、硬化させることができ、また、適度な硬化時間を有し、操作性等に優れ、且つ硬化にともなって析出するリン酸カルシウム化合物が、生体骨に吸収され、置換される水硬化性リン酸カルシウムセメント組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまでに医科用或いは歯科用の水硬性リン酸カルシウムセメント粉体が数多く開発されている。これらの多くは硬化にともなってハイドロキシアパタイト(以下、「HAp」という。)が析出されるものである。このようなリン酸カルシウムセメント粉体を水等によって混練し、混練体を生体骨の空隙部等に充填した場合、硬化とともに析出されるHApが高い生体親和性を有するため、生体骨に直接強固に接合される。しかし、このHApは難溶性のリン酸カルシウム化合物であり、生体内において吸収され難く、生体内にセメント硬化体としてそのまま残留することが多い。
【0003】
そこで、生体内において吸収され易いリン酸カルシウム化合物が析出されるリン酸カルシウムセメント粉体として、第一リン酸カルシウム水和物(以下、「MCPM」という。)の粉体を使用し、これにβ型第三リン酸カルシウム(以下、「β型TCP」という。)粉体を併用したものが開発された(SILICATES INDUSTRIELS 1987/9−10 p141−146)。このセメント粉体からなる硬化体の構成相は、HApに比べて易溶性の第二リン酸カルシウム(以下、「DCP」という。)と、未反応物であるβ型TCPである。
【0004】
これらDCP及びβ型TCPが、HApに比べて溶解性が高く、生体骨に吸収され、置換されることは、他の文献にも報告されている(整形外科 1997,48巻 8号 p1122−1126)。このようなリン酸カルシウムセメント粉体を含む混練体を生体骨の欠損部等に充填した場合、生成する硬化体は徐々に溶解し、生体骨に吸収され、置換される。つまり、生体骨が形成されていない充填初期の段階では、硬化体の強度によって生体骨が補強され、生体骨の形成とともに硬化体が生体骨に吸収され、置換される。
【0005】
このように生体内で生体骨に吸収され、置換されるリン酸カルシウム化合物が析出されるリン酸カルシウムセメント粉体としては、酸性化合物である上記のMCPM等の他、第一リン酸カルシウム無水物(以下、「MCPA」という。)等を含むものが挙げられる。これらMCPM及び/又はMCPAを含むリン酸カルシウムセメント粉体の硬化反応は一般に以下のようにして進行する。セメント粉体と水とを混練することにより、先ず、MCPM又はMCPAが浴解し、混練体のpHを低下させる。それによってβ型TCP等の中性のリン酸カルシウム化合物、又はリン酸四カルシウム等の塩基性のリン酸カルシウム化合物が溶解し、反応して溶解性の高いDCP或いはリン酸八カルシウム(以下、「OCP」という。)が析出する。これらのリン酸カルシウム化合物は生体内で徐々に溶解し、生体骨に吸収され、置換される。
【0006】
しかしながら、MCPM及びMCPA等は水への溶解性が非常に高く、水を主成分とする混練液に速やかに溶解し、硬化反応が非常に速やかに進行する。従って、これらのリン酸カルシウム化合物を含むセメント粉体は、硬化するまでの時間が短すぎ、臨床適用部位にもよるが充填が因難となる場合が多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の従来の問題を解決するものであり、水を主成分とする混練液に容易に溶解し、また、適度な操作可能時間(混練開始から、混練体が硬化し、混練不能となるまでの時間)を有し、充填操作等が容易であり、且つ硬化にともなって析出されるリン酸カルシウム化合物が徐々に溶解して生体骨に吸収され、置換される水硬性リン酸カルシウムセメント組成物を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1発明の水硬性リン酸カルシウムセメント組成物(以下、「セメント組成物」という。)は、リン酸カルシウムセメント粉体と、反応遅延剤とを含有し、上記反応遅延剤が、グルコン酸、その塩、アスコルビン酸、その塩、エチレンジアミン四酢酸、その塩、ピロ亜硫酸、その塩、アラニン及びその塩から選ばれる少なくとも1種の化合物であることを特徴とする。
【0009】
上記「反応遅延剤」は、硬化反応が非常に速やかに進行し、セメント組成物と混練液とを混合してから硬化するまでの時間が短すぎるセメント組成物に配合するものである。反応遅延剤の種類、粒径、添加量を調整することによってセメント組成物の硬化反応の速度が調整可能となるため、適用部位への充填等に要するセメント組成物の操作可能時間を制御することができる。この反応遅延剤としては、これを含有させることによって硬化体の構成相が変化することなく、また、硬化体の生体骨への吸収、及び置換等が損なわれることがないものを使用することが好ましい。
【0010】
この反応遅延剤としては、第発明のように、グルコン酸、その塩、アスコルビン酸、その塩、エチレンジアミン四酢酸、その塩、ピロ亜硫酸、その塩、アラニン及びその塩から選ばれる少なくとも1種の化合物を使用する。塩としては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩等を使用することができる。第発明において反応遅延剤として用られる化合物は、いずれも医薬品の添加剤として使用されているものであり、生体内で用いるセメント組成物に問題なく含有させることができる。
【0011】
2種以上の化合物を併用する場合は、グルコン酸、その塩、アスコルビン酸、その塩、エチレンジアミン四酢酸、その塩、アラニン及びその塩のうちの2種以上を使用する。このように複数の反応遅延剤を組み合わせることにより、単一の反応遅延剤を用いた場合と同等の操作可能時間とするために必要なそれぞれの反応遅延剤の含有量を低減させることができる。従って、2種以上の反応遅延剤を併用することは、使用するそれぞれの反応遅延剤の生体への埋入限界量が少ない場合に特に有効である。これらの化合物がセメント組成物に含有されていることは、FT−IR、プロトンNMR、XRD等によって分析し、確認することができる。
【0012】
反応遅延剤の含有量は、第発明のように、セメント粉体と反応遅延剤の合計量を100重量部(以下、単に「部」という。)とした場合に、1〜15部であることが好ましく、特に1〜10部、更には1〜5部であることがより好ましい。いずれの反応遅延剤においても、含有量を増加させることにより、セメント組成物の硬化時間を長くすることができる。しかし、15部を超える反応遅延剤を含有するセメント組成物では、それ以上に操作可能時間を長くすることができないばかりか、生成する硬化体の強度が反応遅延剤の溶出によって相当に低下するため好ましくない。この反応遅延剤の含有量を調整することにより、臨床適用部位に最適な操作可能時間を有するセメント組成物とすることができる。反応遅延剤の含有量は、ピロ亜硫酸等の無機化合物では、XRD、ICP発光分光分析、蛍光X線等によって分析し、測定することができる。また、グルコン酸等の有機化合物では、液体クロマトグラフィー、FT−IR、TG−DTA等によって分析し、測定することができる。
【0013】
更に、反応遅延剤は、第発明の化合物がそうであるように粉末であることが多い。この場合、第発明のように、その平均粒径が0.1〜20μmであることが好ましく、特に0.5〜15μmであることがより好ましい。このような平均粒径を有する反応遅延剤を使用することによって、より少ない含有量で所要の操作可能時間を有するセメント組成物とすることができる。また、反応遅延剤の含有量を低減することができるため、強度の低下を抑えることもできる。この反応遅延剤の製法は特に限定されず、どのような方法によって製造されたものであっても使用し得る。更に、必要に応じて乳鉢等で粉砕し、第発明の範囲の平均粒径を有するものとすることができる。尚、この粉砕は、遊星ミル、ライカイ機等によって行うこともできる。また、セメント組成物に含有される反応遅延剤の平均粒径はレーザー回折式粒度分布測定装置によって測定することができる。
【0014】
第1発明において、セメント粉体としては、第発明のように、MCPA粉体及びMCPM粉体のうちの少なくとも一方を使用することが好ましい。これらのセメント粉体は、硬化にともないDCPやOCPを析出し、このような析出物で構成されるセメント硬化体は、生体内での吸収、置換が期待される。更に、第発明のように、骨置換性に優れるβ型TCP粉体を併用することによりセメント硬化体の骨置換性が向上すると考えられる。これらのリン酸カルシウム化合物の製造方法は特に限定されない。例えば、MCPMは市販のものをそのまま使用することができる。また、MCPAは市販のMCPMを100〜220℃で加熱処理したものを用いることができる。更に、β型TCPは、炭酸カルシウムとDCPとの混合物を900〜1600℃で焼成したものを使用することができる。
【0015】
混練液としては、純水、蒸留水等の水を主成分とするものを使用することができる。混練液として水のみを用いてセメント組成物を生体内に充填することもできる。また、セメント組成物の操作性、或いは生体内での混練体の崩壊性等を考慮し、適量の水溶性高分子等を含む混練液を使用することもできる。更に、混練時、混練体に骨形成因子、抗ガン剤、抗生物質等を添加することもできるし、硬化体を薬物徐放のための担体として利用することもできる。
【0016】
第1乃至第発明のセメント組成物を、純水によって液粉比[混練液(g)/セメント組成物(g)]0.3で混練し、JIS T 6602に定められた方法によって硬化させた場合、操作可能時間は8分以上とすることができる。また、反応遅延剤の種類、2種以上の組み合わせ及び含有量を選択することにより、操作可能時間を8〜40分に調整することが可能となる。更に、第発明では、反応遅延剤の含有量を低減させても同等の操作可能時間を有するセメント組成物を得ることができ、且つ反応遅延剤を低減させたことによって、セメント硬化体の濡れ圧縮強度の低下が抑えられる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、実施例によって本発明を更に詳しく説明する。
(1)各種の反応遅延剤を用いた場合の操作可能時間の評価
実施例1〜11
25.5部のMCPA粉体、59.5部のβ型TCP粉体、及び反応遅延剤として表1に記載の化合物の粉末15部を混合し、セメント組成物を調製した。その後、このセメント組成物に混練液として純水を添加し、混練した。液粉比は0.3とした。各実施例のセメント組成物の操作可能時間を表1に併記する。
【0018】
比較例1
MCPA粉体とβ型TCP粉体とを30:70の重量比で混合し、反応遅延剤を配合しなかった他は実施例1と同様にしてセメント組成物を調製し、同様にして純水によって混練しようとした。しかし、混練当初から混練体が硬化し始め、操作可能時間は表1に記載のように僅かに4分であった。
【0019】
【表1】
Figure 0004319283
【0020】
表1の結果によれば、比較例1のセメント組成物の操作可能時間が4分であるのに対し、実施例1〜11では10〜40分となっており、いずれの反応遅延剤を使用した場合もセメント組成物の操作可能時間が長くなっていることが分かる。また、このように反応遅延剤の種類及び組み合わせを選択することにより操作可能時間を10〜40分に調整することが可能であることが分かる。
【0021】
(2)硬化体の構成相の確認
表1のそれぞれのセメント組成物を純水によって液粉比0.3で混練した。混練時間は操作可能時間によって適宜調整した。その後、混練体をJIS T 6602に定められた方法によって硬化させて硬化体とした。X線解析装置を用いて同定したこれらの硬化体の構成相は、いずれの硬化体においてもDCP及びβ型TCPであった。このように比較例1と実施例1〜11とでは硬化体の構成相が同じであり、反応遅延剤を含有させても構成相は変化しないことが分かる。このことより、反応遅延剤を含有させることによって硬化体の生体骨への吸収、及び置換が損なわれることはないと推察される。尚、図1は、実施例5と比較例1のセメント組成物からなる硬化体の構成相が同じであることを示すX線回折のチャートである。
【0022】
(3)グルコン酸カルシウムの含有量の検討
実施例12〜15
MCPA粉体とβ型TCP粉体とを30:70の重量比で混合し、この混合粉体に、反応遅延剤であるグルコン酸カルシウム水和物(和光純薬株式会社製)粉末を表2に記載の含有量(混合粉体と反応遅延剤との合計量が100部)となるように配合した。その後、得られた混合粉体を純水によって液粉比0.3で混練した。これらの混練体の操作可能時間を実施例1と同様にして評価した。結果を表2に併記する。
【0023】
(4)グルコン酸カルシウム水和物の含有量と硬化体の濡れ圧縮強度との相関及び硬化体の構成相の確認
表2に記載のそれぞれのセメント組成物を実施例1と同様にして混練し、得られた混練体をJIS T 6602に従って同様にして硬化させ、硬化体とした。これら実施例12〜15及び比較例1の硬化体の圧縮強度をオートグラフによって測定した。結果を表2に併記する。また、硬化体の構成相をX線解析装置を用いて同定した。
【0024】
【表2】
Figure 0004319283
【0025】
表2の結果によれば、グルコン酸カルシウム水和物の含有量が15部までは、含有量が増加するとともに操作可能時間が長くなっていることが分かる。しかし、20部では操作可能時間は15部の場合と同じであり、それ以上の効果はみられない。一方、グルコン酸カルシウム水和物の含有量が増加するとともに濡れ圧縮強度が低下する傾向にあり、15部を超えて含有させても、操作可能時間はそれ以上は長くはならず、濡れ圧縮強度が低下するだけである。こられの結果は第3発明の効果を裏付けるものである。更に、構成相は、いずれの硬化体においてもDCP及びβ型TCPであり、反応遅延剤を5〜20部含有させても硬化体の生体骨への吸収、及び置換が損なわれることはないと推察される。
【0026】
(5)グルコン酸カルシウム水和物の粒径の評価
実施例16
実施例13において反応遅延剤として用いた平均粒径30μmのグルコン酸カルシウム水和物粉末を乳鉢で粉砕し、45μmの篩通しを行い、平均粒径14μmの微粉末とした。この微粉末を3部、MCPA粉体を29.1部、及びβ型TCP粉体を67.9部混合し、得られた混合粉体を純水によって液粉比0.3で混練した。この混練体の操作可能時間、硬化体の濡れ圧縮強度及び構成相を実施例13と同様にして評価した。その結果、操作可能時間は19分であり、濡れ圧縮強度は225kg/cm2であった。また、構成相は実施例13と同様にDCPとβ型TCPであった。
【0027】
このように、反応遅延剤を微細な粉末にすることにより、含有量を10部から3部へと大きく減量させても同程度の操作可能時間となり、且つ濡れ圧縮強度の低下を十分に抑えることができることが分かる。更に、構成相にも変化はなく、微粉末を使用しても硬化体の生体骨への吸収、及び置換が損なわれることはないと推察される。これらの結果は第4発明の効果を裏付けるものである。
【0028】
【発明の効果】
第1発明によれば、リン酸カルシウムセメントの操作可能時間を延長及び調整することが可能となり、充填等の操作性に優れたセメント組成物とすることができる。また、第乃至第発明によれば、特定の反応遅延剤、特に特定の平均粒径を有する反応遅延剤を所要量用いることによって、より優れた性能のセメント組成物とすることができる。更に、第乃至第発明によれば、特に硬化が素早く進行し、操作可能時間が短い骨置換性のリン酸カルシウムセメントの操作可能時間を延長及び調整することが可能となり、このようなリン酸カルシウムセメントの従来の特性を維持しつつ、充填等の操作性に優れたセメント組成物とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例5及び比較例1のセメント組成物からなる硬化体のX線回折のチャートである。

Claims (5)

  1. リン酸カルシウムセメント粉体と、反応遅延剤とを含有する水硬性リン酸カルシウムセメント組成物であって、
    上記反応遅延剤が、グルコン酸、その塩、アスコルビン酸、その塩、エチレンジアミン四酢酸、その塩、ピロ亜硫酸、その塩、アラニン及びその塩から選ばれる少なくとも1種の化合物であることを特徴とする水硬性リン酸カルシウムセメント組成物。
  2. 上記リン酸カルシウムセメント粉体と上記反応遅延剤の合計量を100重量部とした場合に、上記反応遅延剤の合有量が1〜15重量部である請求項1記載の水硬性リン酸カルシウムセメント組成物。
  3. 上記反応遅延剤の平均粒径が0.1〜20μmである請求項1又は2に記載の水硬性リン酸カルシウムセメント組成物。
  4. 上記リン酸カルシウムセメント粉体が、第一リン酸カルシウム無水物粉体及び第一リン酸カルシウム水和物粉体のうちの少なくとも一方を含む請求項1乃至のうちのいずれか1項に記載の水硬性リン酸カルシウムセメント組成物。
  5. 更にβ型第三リン酸カルシウム粉体を含む請求項記載の水硬性リン酸カルシウムセメント組成物。
JP09900699A 1999-04-06 1999-04-06 水硬性リン酸カルシウムセメント組成物 Expired - Fee Related JP4319283B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09900699A JP4319283B2 (ja) 1999-04-06 1999-04-06 水硬性リン酸カルシウムセメント組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09900699A JP4319283B2 (ja) 1999-04-06 1999-04-06 水硬性リン酸カルシウムセメント組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000290122A JP2000290122A (ja) 2000-10-17
JP4319283B2 true JP4319283B2 (ja) 2009-08-26

Family

ID=14234964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09900699A Expired - Fee Related JP4319283B2 (ja) 1999-04-06 1999-04-06 水硬性リン酸カルシウムセメント組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4319283B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020114795A1 (en) * 2000-12-22 2002-08-22 Thorne Kevin J. Composition and process for bone growth and repair
WO2015152129A1 (ja) * 2014-03-31 2015-10-08 クラレノリタケデンタル株式会社 歯科用硬化性組成物及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000290122A (ja) 2000-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3110762B2 (ja) 吸収可能な生体活性リン酸塩含有セメント
JP5307547B2 (ja) 骨修復のための2相セメント前駆体系
US20050287071A1 (en) Formulation for a cement preparation as bone substitute
EP1335757B1 (en) Porous calcium phosphate cement
Gelli et al. Tuning the properties of magnesium phosphate-based bone cements: Effect of powder to liquid ratio and aqueous solution concentration
JPH04135562A (ja) 水硬性リン酸カルシウムセメント
EP1560609A1 (en) Formulation for a cement preparation as bone substitute
JP2006524058A5 (ja)
Tanaka et al. Biopex® acquires anti-washout properties by adding sodium alginate into its liquid phase
JP4319283B2 (ja) 水硬性リン酸カルシウムセメント組成物
JP2006522641A (ja) プレミックスされた自硬性の骨移植ペースト
WO2018168474A1 (ja) リン酸カルシウムセメント組成物、リン酸カルシウムセメントキットおよびリン酸カルシウムセメント硬化体の製造方法
JP2011512207A (ja) リン酸マグネシウムアンモニウムセメントのための調合物
JP2537121B2 (ja) 硬化性組成物
JP2000169200A (ja) 速硬性リン酸カルシウムセメント
JP2776179B2 (ja) 高強度リン酸カルシウムセメント
JPH078548A (ja) 硬化性生体用粉材
JPH0369536A (ja) 水硬性リン酸カルシウムセメント組成物
JP3000719B2 (ja) 水硬性リン酸カルシウムセメント
JP3854408B2 (ja) リン酸カルシウムセメント粉体
JP2001269399A (ja) 生体硬組織治療用材料組成物
JP7602333B2 (ja) リン酸カルシウム組成物
JP2000169199A (ja) 速硬性リン酸カルシウムセメント
JPH062152B2 (ja) 骨欠損部及び骨空隙部充填材
JPH0753204A (ja) リン酸カルシウム系自己硬化型組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090512

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090528

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130605

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130605

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees