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JP4307327B2 - 車両用物品収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用物品収納装置に関し、さらに詳しく述べると、自動車のコンソールボックス等に設けられる物品収納装置で、その蓋に蛇腹式ドアを用い、その開放又は閉鎖動作を自動化し、高級感をもたせた車両用物品収納装置に関する。
従来から、自動車の室内には、図5(a)に示すように物品収納装置1を備えたコンソールボックス2が設けられている。この物品収納装置1の1例として特開2003−20851公報に記載された物品収納装置を図5(b)(c)に示す。同図に示す物品収納装置1のドア3は蛇腹式であり、スライドして収納部4を開閉できるようになっている。そして、ドア3を開方向にスライドさせたときのスペースできるだけ省き収納スペースを大きく確保するため、ドアを互いに独立した別々の複数のドアピース5に分け、一部品からなる単体ドアでは不可能な曲げを実現させている。
そして、各ドアピース5は、テープ6に固定して取り付けられてドア3となっている。このドア3はレール部材7にスライド可能に保持されている。各ピース5には幅方向(ドアスライドと直交する方向)の両端に、レール部材7内で摺動可能な摺動突起を有している。
図5(b)(c)で説明した物品収納装置においては、ドア3の開閉はノブ8を手動で操作している。このような手動操作では高級感がなく、高級車には不向きであるという問題がある。
特開2003−20851号公報 特開平8−192685号公報
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決することを目的とする。
本発明の目的は、蛇腹式ドアの開閉を自動化して高級感を持たせた車両用物品収納装置を提供することにある。
本発明の上記したような目的は、以下の詳細な説明から容易に理解することができるであろう。
本発明の請求項1の車両用物品収納装置は、上部が開放した収納箱本体20と、前記収納箱本体20に形成された案内溝27に沿って摺動して前記開放部を開閉可能した複数のドアピース29よりなる蛇腹式ドア21と、前記蛇腹式ドア21を開放(又は閉鎖)する方向に付勢する付勢手段と、前記蛇腹式ドア21が全閉(又は全開)した位置でロックするハートカム式ロック装置26と、を具備する車両用物品収納装置であって、前記付勢手段は蛇腹式ドア21の後端のドアピース29に係合して円周方向に駆動するアーム22と、前記蛇腹式ドア21が開放(又は閉鎖)する方向に前記アーム22を付勢する捩じりコイルばね23と、よりなることを特徴とする。
また、請求項2は、前記付勢手段には前記アーム22の回動速度を制御するダンパー26が設けられてなることを特徴とする。また、請求項3は、前記アーム22に設けられた係合ピン22bに係合する前記蛇腹式ドア21の係合部32は、深い溝を有するフォーク状であることを特徴とする。
また、請求項4は、前記蛇腹式ドア21を案内する案内溝27の半円状部分の一部を直線状にしたことを特徴とする。
本発明によれば、以下の詳細な説明から理解されるように、蛇腹式ドアを回転可能で且つ付勢手段により付勢されたアームを用いて開放(又は閉鎖)することを自動的に行うことができるようにしたことにより、高級感をもたせた車両用物品収納装置を提供することができる。
引き続いて、本発明をその実施例により説明する。なお、本発明は、これらの実施例によって限定されるものでないことは言うまでもない。
図1及び図2は本発明の車両用物品収納装置の第1の実施例を示す図で、図1は分解斜視図、図2は断面図である。
本実施例は図1に示すように、収納箱本体20、蛇腹式ドア21、アーム22、捩じりコイルばね23、ギア24、ダンパー25、ハートカム式ロック装置26等より構成されている。
そして前記収納箱本体20は、左右の側板20a,20bと前板20c、後板20d、および底板20cとよりなり、前記左右の側板20a,20bには蛇腹式ドア21を案内する直線部及び半円状の曲線部よりなる案内溝27及び軸受孔28が形成されている。また蛇腹式ドア21は、複数のドアピース29が図示なきテープにより連接されており、各ドアピース29の両端には前記側板20a,20bの案内溝27に案内される摺動突起30が形成され、また、前部のドアピース29にはノブ31が形成され、後部のドアピース29にはアーム22の後述する係合ピン22bと係合する係合部32が形成されている。
また、アーム22は前記側板20a,20bの軸受孔28に回動自在に支持される軸22aと、前記後部のドアピース29の係合部32に係合する係合ピン22bが形成されている。また該アーム22の軸22aの一方にはギア24が固定され、他方にはアーム22を付勢する捩じりコイルばね23と、ロックピン33aが植設されレバー33が設けられている。
ハートカム式ロック装置は図3(a)に示すように、カム部34とロックピン33aが植設されたレバー33とよりなり、カム部34はハート形をしたハートカム35と該ハートカム35の3方を囲んでロックピン33aを案内するリテーナ36とよりなり、該リテーナ36にはストッパー用突起37が形成されている。そして、該リテーナ36は支持ピン38により揺動可能に支持され、その揺動範囲はストッパー用突起37と収納箱本体20に設けられた逆U字形のストッパー39により制限されている。
また、ハートカム35にはロックピン33aを係止する凹部35aが形成されている。また、リテーナ36にはロックピン33aを案内するガイド部36aと、ロックピン33aを停止させる第1凹部36bと第2凹部36cと、該第1凹部36bと第2凹部36cの中間に突出した斜面36dとが形成されている。そして、アーム22と共に回動するレバー33が反時計方向に回動すると、図3(b)の如くロックピン33aはリテーナ36のガイド部36aとハートカム35の側面に沿って進行しリテーナ36の第1凹部36bで停止する。
次いでレバー33が時計方向に回動すると図3(c)の如く、リテーナ36は揺動しロックピン33aはリテーナ36の第1凹部36bを出てハートカム35の凹部35aに係止する。この状態がロックされた状態である。このロックされた状態からレバー33が反時計方向に回動すると、ロックピン33aはハートカム35の凹部35aから脱出してリテーナ36の斜面36dに案内されて図3(d)の如く第2凹部36eで停止する。次いでレバー33が時計方向に回動するとロックピン33aはハートカム35の横を素通りして元の位置に復帰する。即ちロックが解除された状態となる。
このように形成された各部材は図2の如く組立てられる。蛇腹式ドア21は左右の側板20a,20bに設けられた案内溝27に支持され、アーム22は左右の側板20a,20bに設けられた軸受孔28に支持される。また捩じりコイルばね23はアーム22を介して蛇腹式ドア21を開放(又は閉鎖)する方向に付勢するように設けられる。なお、前記左右の側板20a,20bに設けられた案内溝27の半円部の最終端の一部は蛇腹式ドア21が収納箱本体20に干渉しないように直線に形成されている。そのため直線部でもドアピースの係合部32とアーム22のピン22bの係合が確実にできるように係合部32を長溝としている。
このように構成された本実施例の作用を次に説明する。図2は、捩じりコイルばね23が蛇腹式ドア21を開放する方向に付勢するようにアーム22に装着されている。この場合、図においてアーム22が実線で示すAに位置している時は蛇腹式ドア21が全閉し、且つハートカム式ロック装置により図3(c)の如くロックされている状態である。この状態から、Pに位置しているノブ31を矢印X方向にQ位置まで動かすと、アーム22が2点鎖線で示すB位置に回動する。そしてハートカム式ロック装置のロックピン33aは図3(d)の如くリテーナ36の第2凹部36cに係止された状態となる。即ちハートカム式ロック装置はロックが解除されたことになる。
次いでノブ31から手を放すと蛇腹式ドア21は自由となり、捩じりコイルばね23の復元力により時計方向に回動するアーム22により引っ張られて全開することになる。この時、アーム22はギア24を介してダンパー25を回動するため抵抗を受けてドアを緩速度で開放することになる。この状態から蛇腹式ドア21を全閉するにはRに位置しているノブ31を矢印X方向に最後(Q位置)まで移動させ、手を放せばハートカム式ロック装置は図3(c)の如くロックされ、停止する。この状態が全閉状態である。
以上、説明した実施例は、捩じりコイルばね23が蛇腹式ドア21を開放方向に付勢するように装着されている場合、即ちプッシュオープンの状態であったが、捩じりコイルばね23の付勢方向及び、ハートカム式ロック装置26の向きを反対にすれば、プッシュクローズの状態にすることができる。
図4は本発明の第2の実施例を示す断面図である。本第2の実施例の構成は、第1の実施例とほぼ同様であり、異なるところは、案内溝27の半円状の一部を垂直方向の直線状にしたことである。このように構成された本実施例は前実施例と同様な作用をすることができ、更に、装置の長さをWだけ短くすることができ、装置を小型化できるという効果がある。なおアーム22が回動して前記案内溝27の直線状部分を通過する場合、ドアピース29の係合部32が長溝となっているためスムースに通過することができる。そして本実施例は半円状の一部を垂直方向の直線状としたことにより半径方向の寸法が短くなり、これにより装置全体の長さを短くすることができる。
以上、本発明を特にその最良の形態について説明した。最後のまとめとして、本発明の構成及びそのバリエーションを以下に付記として列挙する。
前記実施例は車両用物品収納装置を例として説明したが、カップホルダーや灰皿の蓋機構にも応用可能である。
本発明の車両用物品収納装置の第1実施例を示す分解斜視図図である。 本発明の車両用物品収納装置の第1実施例を示す断面図である。 本発明の車両用物品収納装置のハートカム式ロック装置を説明するための図である。 本発明の車両用物品収納装置の第2実施例を示す断面図である。 従来の物品収納装置を示す図である。
符号の説明
20…収納箱本体
21…蛇腹式ドア
22…アーム
23…捩じりコイルばね
24…ギア
25…ダンパー
26…ハートカム式ロック装置
27…案内溝
28…軸受孔
29…ドアピース
30…摺動突起
31…ノブ
32…係合部
33…レバー
34…カム部
35…ハートカム
36…リテーナ
37…ストッパー用突起
38…支持ピン
39…ストッパー

Claims (4)

  1. 上部が開放した収納箱本体(20)と、前記収納箱本体(20)に形成された案内溝(27)に沿って摺動して前記開放部を開閉可能とした複数のドアピース(29)よりなる蛇腹式ドア(21)と、前記蛇腹式ドア(21)を開放(又は閉鎖)する方向に付勢する付勢手段と、前記蛇腹式ドア(21)が全閉(又は全開)した位置でロックするハートカム式ロック装置(26)と、を具備する車両用物品収納装置であって、
    前記付勢手段は蛇腹式ドア(21)の後端のドアピース(29)に係合して円周方向に駆動するアーム(22)と、
    前記蛇腹式ドア(21)が開放(又は閉鎖)する方向に前記アーム(22)を付勢する捩じりコイルばね(23)と、よりなることを特徴とする車両用物品収納装置。
  2. 前記付勢手段には前記アーム(22)の回動速度を制御するダンパー(26)が設けられてなることを特徴とする請求項に記載の車両用物品収納装置。
  3. 前記アーム(22)に設けられた係合ピン(22b)に係合する前記蛇腹式ドア(21)の係合部(32)は、深い溝を有するフォーク状であることを特徴とする請求項に記載の車両用物品収納装置。
  4. 前記蛇腹式ドア(21)を案内する案内溝(27)の半円状部分の一部を直線状にしたことを特徴とする請求項に記載の車両用物品収納装置。
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