JP2008149816A - コンソールボックスの蓋体の開閉構造 - Google Patents
コンソールボックスの蓋体の開閉構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008149816A JP2008149816A JP2006338321A JP2006338321A JP2008149816A JP 2008149816 A JP2008149816 A JP 2008149816A JP 2006338321 A JP2006338321 A JP 2006338321A JP 2006338321 A JP2006338321 A JP 2006338321A JP 2008149816 A JP2008149816 A JP 2008149816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- opening
- heart cam
- console box
- closed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 68
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
【課題】蓋体を後方に移動させて開状態とするコンソールボックスであっても、その蓋体を前方側からの操作により閉状態とすることが可能なコンソールボックスの蓋体の開閉構造を提供する。
【解決手段】
上部が開口した収納部14を備えたボックス本体12と、収納部14の開口が開放された開状態と、収納部14の開口が閉止された閉状態とに開閉可能に設けられた蓋体20とを備えるコンソールボックス10において、蓋体20に蓋体20を常時閉方向へ付勢する付勢手段を設けるとともに、蓋体20とボックス本体12との間にハートカムロック機構30を蓋体20の開状態で機能するように装備し、蓋体20の開状態はハートカムロック機構30により保持され、蓋体20の開状態の保持の解除は蓋体20を開方向に押すハートカムロック機構30の解除操作により解除されて付勢手段により蓋体20が閉状態となる構成をとる。
【選択図】図4
【解決手段】
上部が開口した収納部14を備えたボックス本体12と、収納部14の開口が開放された開状態と、収納部14の開口が閉止された閉状態とに開閉可能に設けられた蓋体20とを備えるコンソールボックス10において、蓋体20に蓋体20を常時閉方向へ付勢する付勢手段を設けるとともに、蓋体20とボックス本体12との間にハートカムロック機構30を蓋体20の開状態で機能するように装備し、蓋体20の開状態はハートカムロック機構30により保持され、蓋体20の開状態の保持の解除は蓋体20を開方向に押すハートカムロック機構30の解除操作により解除されて付勢手段により蓋体20が閉状態となる構成をとる。
【選択図】図4
Description
本発明は、コンソールボックスの蓋体の開閉構造に関する。
運転席と助手席との間に配置されるコンソールボックスとしては、従来ボックス本体に上部が開口した収納部が設けられており、その開口に対して開閉可能な蓋体(コンソールドア)を有するものが広く用いられている。蓋体としては、その後端部がボックス本体の後方上端にヒンジ結合されることにより開閉可能とされているものがある。このような蓋体は、一般に閉状態では前端部がボックス本体にロックされており、開状態とするときはロックを解除してから蓋体を持ち上げるように後方に回動させ、蓋体が垂直よりやや後方に傾いた位置でストッパにより回動が止められる。逆に閉状態とするときは、蓋体を支えながら倒すように回動させて前端部をボックス本体にロックする。また、蓋体がスプリングにより常時開方向へ付勢されており、ロックを解除するとスプリングの力により開状態となり、スプリリングの弾性力に抗して蓋体を押し倒して前端部をボックス体にロックすることにより閉状態とするものもある。このようなコンソールボックスでは蓋体を肉厚に形成して閉状態でアームレストとして兼用されることも多い。
ところで、車室内に設けられる他の収納装置としては、収納部本体がインストルメントパネルに設けられた凹部に収納されており、出し入れされて、あるいは回動させられて開閉可能に構成された小物入れや灰皿等がある。従来このような収納装置の中にはハートカムロック機構によりワンタッチ操作で開状態とすることができ、開ける操作の容易性が向上されたものがものがある。すなわち、収納部本体は常時開方向へ付勢されており、ハートカムロック機構が収納部本体が閉状態のときに機能するように装備されている。付勢力に抗して収納部本体を凹部に押し込むと、その付勢力によりハートカムロック機構が機能して収納部本体が凹部に収納されて閉状態が維持される。この閉状態において収納部本体を凹部に再度押し込むと、その押し込むワンタッチ操作によりハートカムロック機構のロックが解除され収納部本体が付勢力により凹部から押し出されて開状態となる。このような車室内の収納装置は、例えば特許文献1に記載されている。
従来のコンソールボックスでは、後方に移動させて開状態とした蓋体を閉じるときには、蓋体を支えながら倒すように回動させたり、あるいはスプリングの弾性力に抗して蓋体を押し倒さなければならず、蓋体を後方側から操作しなければならなかった。したがって、運転席又は助手席の着座者は蓋体の後方側へ手を回したり、あるいは体をひねり通常の着座姿勢に比して不自然な姿勢で操作しなければならず、しかもその不自然な姿勢のままで蓋体を支持したり押し倒す操作を継続しなければならなかった。特に、蓋体が閉止状態で運転席又は助手席の背凭れ表面よりも後方に位置する場合には非常に閉じにくかった。このように運転席と助手席との間に配置されるコンソールボックスには従来その配置ならではの閉じる操作の不便さがあった。また、従来の車室内に設けられる他の収納装置に目を向けてみても、ハートカムロック機構を用いて開ける操作の容易性を向上させたものはあったが、閉じる操作の容易性を向上させたものではなく、コンソールボックスの閉じる操作の不便さを解消できるものはなかった。
そこで本発明は、より容易な操作により閉状態とすることが可能なコンソールボックスの蓋体の開閉構造を提供することを課題とした。さらに、蓋体を後方に移動させて開状態とするコンソールボックスであっても、その蓋体を前方側からの操作により閉状態とすることが可能なコンソールボックスの蓋体の開閉構造を提供することを課題とした。
第1の発明は、上部が開口した収納部を備えたボックス本体と、該ボックス本体の収納部の開口に対して該収納部の開口が開放された開状態と、該収納部の開口が閉止された閉状態とに開閉可能に設けられた蓋体と、を備えるコンソールボックスの蓋体の開閉構造であって、前記蓋体には該蓋体を常時閉方向へ付勢する付勢手段が設けられているとともに、前記蓋体と前記ボックス本体との間にはハートカムロック機構が該蓋体の開状態で機能するように装備されており、該蓋体の開状態は該ハートカムロック機構により保持され、該蓋体の開状態の保持の解除は該蓋体を開方向に押す前記ハートカムロック機構の解除操作により解除され、前記付勢手段により該蓋体が閉状態となる構成とされていることを特徴とするコンソールボックスの蓋体の開閉構造である。
この第1の発明のコンソールボックスの蓋体の開閉構造によれば、ハートカムロック機構によって蓋体の開状態が保持されるため、開状態のまま車両を走行させた場合でも車両の揺れや慣性力により蓋体が閉状態になりにくい。さらに、この開状態の保持は、蓋体を開方向に押すハートカムロック機構の解除操作により解除されて閉状態となる。すなわち、蓋体を後方に移動させて開状態とするコンソールボックスであっても、蓋体を前方側から押す操作により容易に開状態から閉状態にすることができる。したがって、運転席や助手席の着座者は蓋体の後方側へ無理に手を回したり、体をひねったりすることなく蓋体を閉状態とする操作が可能となる。
第2の発明は、上記第1の発明に記載のコンソールボックスの蓋体の開閉構造であって、前記蓋体の開方向への移動規制は、前記ハートカムロック機構とは別に設けられたストッパ手段により行われることを特徴とするコンソールボックスの蓋体の開閉構造である。
この第2の発明によれば、ハートカムロック機構とは別に設けられたストッパ手段により蓋体の開方向への移動規制されるため、ハートカムロック機構を構成するロックピンがガイドレールに突き当たるのが回避されロックピン及びガイドレールの破損を低減することができる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明に記載のコンソールボックスの蓋体の開閉構造であって、前記蓋体は閉状態でアームレストとして機能可能に形成されていることを特徴とするコンソールボックスの蓋体の開閉構造である。
この第3の発明によれば、蓋体を閉状態でアームレストとして機能させたとき、蓋体が常時閉方向に付勢されているため走行時の揺れ等によりがたつきにくく、安定性に優れる。
第1の発明によれば、蓋体を開方向へ押す操作により容易に開状態から閉状態にすることができる。したがって、蓋体を後方に移動させて開状態とするコンソールボックスであっても、蓋体を前方側からの操作により閉状態とすることが可能なコンソールボックスの蓋体の開閉構造を提供することができる。
第2の発明によれば、ハートカムロック機構を構成するロックピン及びガイドレールの破損を低減することができる。
第3の発明によれば、蓋体を閉状態でアームレストとして機能させたとき、安定性に優れる。
第2の発明によれば、ハートカムロック機構を構成するロックピン及びガイドレールの破損を低減することができる。
第3の発明によれば、蓋体を閉状態でアームレストとして機能させたとき、安定性に優れる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。先ず第1実施形態として、図1〜8には、回動式の蓋体20を備えたコンソールボックス10において本発明のコンソールボックスの蓋体の開閉構造を適応した例が示されている。このコンソールボックス10は、図1及び図2に示されるようにボックス本体12と蓋体20とを備えている。図2に示されるようにボックス本体12には、上部が開口した凹部が形成されており物入れとして使用可能な収納部14を構成している。蓋体20は、後方位置を支点に回動することにより、図1に示す収納部14の開口が閉止された閉状態と、図2に示す収納部14の開口が開放された開状態とに開閉可能とされている。このコンソールボックス10は、図示しない運転席と助手席との間に配置されており、蓋体20が閉状態のときアームレストとして兼用可能とされている。蓋体20はアームレストとして用いたときの使い心地を考慮してクッション材を内在させて外面20a側が表皮で覆われた肉厚な構成とされている。
蓋体20は、後方位置の両サイドで支持アーム22,23を介してボックス本体12に取り付けられている。図3,4に示されるように、支持アーム22は相対向した湾曲部22aと直線部22bからなる。直線部22bはボックス本体12の外側壁12aと収納部14の内側壁14aとの間の空間内に配置されており(図2参照)、その端部は回転軸24を中心として回動可能にボックス本体12に取り付けられている。湾曲部22aは収納部14の内側壁14aとの間の空間から上方へ貫通する貫通孔26を貫通して配置されている(図2参照)。もう一つの支持アーム23も支持アーム22と同様の構成であり、湾曲部22aの端部がボックス本体12の上方で蓋体20の内面20bに固定されて配設されている。蓋体20は支持アーム22,23の回転軸24を中心とした回動に伴って開閉可能となっている。以下、蓋体20を開状態としようとするときの蓋体20及び支持アーム22,23の回動方向、すなわち図3〜8で見て回転軸24を中心とする右回り方向を開方向と称し、逆に回転軸24を中心とする左回り方向を閉方向と称する。回転軸24には支持アーム22を常時閉方向へ付勢する付勢手段として図示しないねじりコイルバネが装備されており、これにより蓋体20が常時閉方向へ付勢されている。したがって、蓋体20を開方向へ回動するときは、付勢手段の付勢力に抗して蓋体20を回動させることとなる。
このコンソールボックス10には、蓋体20の開閉動作に伴う支持アーム22の回動動作とリンクして機能するハートカムロック機構30が装備されている。ハートカムロック機構30は、プレート状のカム部(以下、カムプレートと称する。)34と、支持アーム22に設けられたロックピン32により構成されている。図5〜8に示すように、カムプレート34の片面には、周囲がガイドレール36として凹まされて形成されていることにより相対的に突起した略ハート形状のカム(以下、ハートカムと称する。)40が設けられている。カムプレート34は、前後方向で見て支持アーム22に平行な面として配設されており、支持アーム22の回転軸24とは別の回転軸35を中心として回転可能にボックス本体12に取り付けられている。
ロックピン32は、カムプレート34に対して垂直に配設され、一端がガイドレール36内を移動可能にガイドレール36に挿し込まれており、他端が支持アーム22に固定されている。このロックピン32は、蓋体20の開閉に伴い支持アーム22とともに回転軸24を中心とした円軌道上を移動し、それとともにガイドレール36内を相対移動する。すなわち、図5〜8に二点鎖線で示されるように、ガイドレール36はその形状がロックピン32をハートカム40の周囲を常時一方向(図5〜8で見て右回り)に案内するように設定されている。そして、ロックピン32がガイドレール36内を移動するのに伴ってカムプレート34が回転軸35を中心として僅かに回転させられて角度を変えることにより、ロックピン32はハートカム40の周りを相対移動させられることとなる。なお、図5〜8では、ロックピン32の移動経路が二点鎖線で示されているが、これはロックピン32が回転軸35を中心とする円軌道上を移動の際のガイドレール36及びハートカム40に対する相対的な位置を説明の便宜上示したものである。また、図5〜8ではハートカムロック機構30の動きを強調するため部材の位置関係が分かり難くなっているが、紙面手前からカムプレート34、支持アーム22の順で位置しており、カムプレート34の裏面側にハートカム40が形成され、ロックピン32が支持アーム22から紙面手前側に突起して配設されている。
ハートカムロック機構30は、ハートカム40のハート形状の窪み部分がロックピン32の係合可能な係合凹部41として形成されており、ガイドレール36を案内されたロックピン32が係合凹部41に係合することにより機能してロック状態となる。その点については周知のハートカムロック機構と同様である。特に、このハートカムロック機構30は蓋体20の開状態で機能するように装備されており、蓋体20の開状態がハートカムロック機構30により保持される構成となっている。そして、蓋体20の開状態の保持は、蓋体20を開方向に押すハートカムロック機構の解除操作により解除される構成とされている。すなわち、ハートカム40の係合凹部41が開方向に開口した窪みとして形成されており、開状態でロックピン32を受け止めてロックすることができる。そして、蓋体20を開方向へ押すことにより係合凹部41からロックピン32が外れてロック解除可能に構成されている。以下、その具体的構成を蓋体20の開閉動作に沿って図5〜8を参照しながらさらに詳細に説明する。
図5〜8に示されるように、ガイドレール36は、開方向に2箇所が凹まされた形状とされており、蓋体20を開状態としたときにロックピン32を係合凹部41に案内するための第1案内凹部37と、係合凹部41に係合したロックピン32を係合凹部41外へ案内するための第2案内凹部38とが構成されている。第1案内凹部37と第2案内凹部38との間にあって、両案内凹部37,38を区画するために形成される区画部位44の先端44aは、ハートカム40の係合凹部41とは位置がずらされて、係合凹部41に係合したロックピン32が回転軸24を中心として開方向に移動したときに、ロックピン32の区画部位44への当接位置がこの先端44aより第2案内凹部38寄りの位置になるように形成されている。また、閉方向はロックピン32の回動移動に沿った湾曲形状として延びる溝部39が形成されている。まず、蓋体20の閉状態では蓋体20の内面20bが収納部14の開口を覆い、蓋体20を閉方向へ付勢する付勢手段により閉状態が保持されている(図3参照)。このとき図5に示されるように、ロックピン32は溝部39内の下方に位置する。
蓋体20の閉状態は付勢手段の付勢力によって保持されているため、蓋体20を開状態とするときはその付勢力に抗して蓋体20を開方向へ回動させる。蓋体20を開方向へ回動させると、ロックピン32は図5に二点鎖線で示すように溝部39内からガイドレール36の図5中左側の湾曲する側壁に沿って上方へ移動する。ハートカム40の周囲を図5で見て左回りに移動するロックピン32の移動経路で見て第1案内凹部37の入り口側は、第1案内凹部37の内方に向かって傾斜した形状とされており、ロックピン32を第1案内凹部37に案内するための第1斜面37aを構成している。上方へ移動したロックピン32は、第1斜面37aに沿って第1案内凹部37に案内される。ロックピン32が第1案内凹部37内で突き当たりに当接すると蓋体20の開方向への回動が停止される(図6参照)。その際の蓋体20の位置を図4に二点鎖線で示した。ここで開状態とするための蓋体20の支持を外すと、蓋体20は付勢手段の付勢力により閉方向へ移動する。第1案内凹部37に対向した位置にはハートカム40が係合凹部41の窪みに向かって傾斜した斜面として形成されており、ロックピン32を係合凹部41に案内する第2斜面41aが構成されている。閉方向へ移動したロックピン32は、第1案内凹部37を出ると、第2斜面41aに当接して係合凹部41に案内され係合凹部41に受け止められる。このとき、ロックピン32が付勢手段の付勢力により係合凹部41に圧接されて閉方向への回動が妨げられ、ハートカムロック機構30がロック状態となり蓋体の20の開状態が保持される(図7参照)。すなわち、開状態とするための蓋体20の支持を外すとロックピンが第1案内凹部37から係合凹部41に移動する分だけ僅かに閉方向に戻った位置(図4で実線で示す位置)で蓋体20の開状態が保持される。
ハートカム40の係合凹部41を挟んで第2斜面41aに対向する面は、開方向に立ち上がる形状として形成され第3斜面41bを構成している。そして第3斜面41bの開方向の先には第2案内凹部38に向かって傾斜した斜面として形成た第4斜面38aが構成されている。係合凹部41にロックピン32が係合し蓋体20の開状態が保持されているとき、付勢手段の付勢力に抗して蓋体20を開方向へ回動させると、ロックピン32が係合凹部41から外れて第3斜面41bに沿って開方向へ移動し第4斜面38aに当接して第4斜面38aに沿って第2案内凹部38に案内される(図8参照)。ここで、第2案内凹部38はハートカム40の係合凹部41とは相対向しない位置にずらされて設けられており、ロックピン32が第2案内凹部38に案内されると、ロックピン32が閉方向に移動してもロック状態には戻らず下方へ移動可能な構成となっている。したがって、ロックピン32が係合凹部41から第2案内凹部38まで移動するだけ蓋体20を開方向へ移動させることによりハートカムロック機構30のロックを解除することが可能である。したがって、ロックピン32が係合凹部41から第2案内凹部38まで移動するだけ蓋体20を開方向に押す操作が、本発明の蓋体20を開方向に押すハートカムロック機構の解除操作に相当する。
付勢手段の付勢力に抗して蓋体20を開方向へ押し、開状態の保持の解除操作を行いその押す作用力を外すと、付勢手段の付勢力により蓋体20が閉方向に回動する。第2案内凹部38内のロックピン32は下方へ移動可能であるから、蓋体20の閉方向への回動は妨げられず蓋体20は閉状態となる。このとき、ロックピン32は蓋体20の回動に伴ってガイドレール36内を下方へ移動し蓋体20の閉状態では溝部39内に位置する(図5参照)。このように、蓋体20を、ロックピン32が係合凹部41から第2案内凹部38まで移動するだけ僅かに開方向に押すワンタッチ操作により、蓋体20の開状態を解除して閉状態とすることができる。
以上の構成のコンソールボックス10によれば、以下の作用効果を奏する。
まず、蓋体20が常時閉方向に付勢されて閉状態が保持されているため、閉状態でアームレストとして使用したときに走行時の車体の揺れ等により蓋体20がばたつきにくく安定して使用することができる。さらに、その蓋体20の閉状態の保持がロックによるものでなく付勢手段によるものであるから蓋体20を開ける際にロックを解除する必要がない。したがって、回転軸35から離れた前方位置で蓋体20を回動操作すると回動させやすいことは勿論であるものの、その回動操作の位置は特に限定されず、ロックを解除するためにレバーを視認したり手探りでロックレバーを探したりすることなく蓋体20を開けることができる。また、収納部14の開口縁に閉状態を保持するためのロックに係るロック孔やロック爪を設ける必要がないので開状態での見栄えがよい。
まず、蓋体20が常時閉方向に付勢されて閉状態が保持されているため、閉状態でアームレストとして使用したときに走行時の車体の揺れ等により蓋体20がばたつきにくく安定して使用することができる。さらに、その蓋体20の閉状態の保持がロックによるものでなく付勢手段によるものであるから蓋体20を開ける際にロックを解除する必要がない。したがって、回転軸35から離れた前方位置で蓋体20を回動操作すると回動させやすいことは勿論であるものの、その回動操作の位置は特に限定されず、ロックを解除するためにレバーを視認したり手探りでロックレバーを探したりすることなく蓋体20を開けることができる。また、収納部14の開口縁に閉状態を保持するためのロックに係るロック孔やロック爪を設ける必要がないので開状態での見栄えがよい。
次に、ハートカムロック機構30が蓋体20の開状態で機能するように装備されているため、蓋体20を開状態で保持することができる。したがって、走行時の車体の揺れ等により蓋体20がぐらついたり閉状態となりにくい。
次に、蓋体20を開方向に押すことにより蓋体20の開状態の保持が解除され付勢手段により蓋体20が閉状態となる構成とされているため、蓋体20の内面20bを押す操作によりハートカムロック機構30のロックを解除さえすれば使用者が蓋体20を回動させなくても閉状態とすることが可能である。特に、開状態で蓋体20の外面20aが運転席又は助手席の背凭の表面より後方に位置するコンソールボックスにおいては、運転席又は助手席の着座者がその外面20a側へ腕を回して操作するのは体をひねるなどして著しく困難な操作となりやすい。しかしながら、この第1実施形態によれば、開状態で蓋体20の外面20aが運転席又は助手席の背凭部分の表面より後方位置となるコンソールボックスであっても、蓋体20の外面20a側にわざわざ腕を回さなくても、前方側から内面20bを僅かに開方向に押せばよい。そして、その押す位置も特に限定されないため、例えば、運転席又は助手席の着座者は正面を向いた姿勢のままで体をひねることなく肘で蓋体20を押して閉状態とすることも可能である。
次に、インストルメントパネル等に設けられる従来の小型の物入れにハートカムロック機構を装備する場合と比べ、大型のコンソールボックスにハートカムロック機構を装備する場合には相当剛性の強いハートカム及びロックピンを設けなければハートカム若しくはロックピンが破損する恐れがあった。しかしながら、このコンソールボックス10では通常閉状態とされることが多いコンソールボックス10に対して、開状態で機能するようにハートカムロック機構30が装備されている。それによりロックピン32が長時間ハートカム40の係合凹部41に係合した状態とされにくく、ロックピン32が長時間ハートカム40に係合することによる負担が軽減されやすい。したがって、ハートカム40やロックピン32の剛性を格別に高めない場合であってもハートカム若しくはロックピンの破損を軽減することが可能である。
次に、第2実施形態として、図9〜19には、スライド式の蓋体60を備えたコンソールボックス50において本発明のコンソールボックスの蓋体の開閉構造を適応した例を示す。このコンソールボックス50は、図9〜11に示すようにボックス本体52と蓋体60とを備えている。図10に示すようにボックス本体52には、上部が開口した凹部が形成されており、その凹部が前後に区切られて後方側が収納部54、前方側がドリンクホルダ56として設定されている。蓋体60は、前後にスライドさせることにより、図9に示される収納部54の開口が閉止された閉状態と、図10に示される収納部54の開口が開放された開状態とに開閉可能とされている。このコンソールボックス50は、図示しない運転席と助手席との間に配置され、蓋体60が閉状態のときアームレストとして兼用可能とされており、図11に示されるように更に前方へスライドさせて肘掛け位置を調節可能な構成となっている。以下、説明の便宜上、図9に示す閉状態を第1閉状態と称し、第1閉状態から蓋体60を更に前方にスライドさせた図11に示す閉状態を第2閉状態と称する。
図12〜14に示されるように、ボックス本体52には、車両前後方向に垂直な回転軸64を中心として回動可能な支持アーム62が設けられている。蓋体60は、その内面側の両サイドで支持アーム62を介してボックス本体52に取り付けられている。蓋体60は、その内面60bが前後方向に沿って回転軸64を中心とする円弧面形状として形成されており、前後方向に直交する断面はコの字形状となっている。ボックス本体52は、その上端が回転軸64を中心とする円弧面形状として形成されており、収納部54の開口にはその円弧面形状に沿った立て壁58が設けられている。立て壁58に断面コの字状の蓋体60が嵌め合わされており、支持アーム62の回動を伴って蓋体60が前後にスライドし開閉可能となっている。以下、蓋体60を開状態としようとするときの支持アーム62の回動方向、すなわち図12〜18で見て回転軸64を中心とする右回り方向を開方向と称し、逆に回転軸64を中心とする左回り方向を閉方向と称する。回転軸64には支持アーム62を常時閉方向へ付勢する付勢手段として図示しないねじりコイルバネが装備されており、これにより蓋体60が常時閉方向へ付勢されている。したがって、蓋体60を開方向へスライドさせるときは付勢手段の付勢力に抗してスライドさせることとなる。
このコンソールボックス50には、蓋体60の開状態で機能するハートカムロック機構70が備えられており、そのハートカムロック機構70とは別に第1閉状態(図9参照)及び第2閉状態(図11参照)で機能するロック機構を備えている。第1閉状態及び第2閉状態で機能するロック機構は、蓋体60の内面60cにおいて幅方向に沿って左右対で配設されており、それぞれが常時外方に付勢されているロック片68と、立て壁58に左右対で設けられた第1ロック孔69a及び第2ロック孔69bとを備えている。相対的に後方に位置する第1ロック孔69aにロック片68が係合して第1閉状態、相対的に前方に位置する第2ロック孔69bにロック片68が係合して第2閉状態を保持する構成とされている。そして、このロック機構は、蓋体60の前端部に設けられたロックノブ66を後方へ押すことによりそのロックノブ66の動きを直交するロック片68の動きに変換してロック状態を解除する構成とされている。このようなロック機構は、例えば特開2005−104192号公報に開示されている。本明細書ではこの第1閉状態及び第2閉状態で機能するロック機構をハートカムロック機構70と区別するために閂ロックと称する。
蓋体60の開状態で機能するハートカムロック機構70は、蓋体60の開閉動作に伴う支持アーム62の回動動作とリンクして装備されている。支持アーム62はその先端に蓋体60が連結されているが、回転軸64の周りは略扇状に形成されており、ハートカムロック機構70を構成するロックピン72は、支持アーム62の扇状の部分において、蓋体60の連結位置に対して約90度開方向にずらされた位置に設けられている。ロックピン72は、カムプレート74に対して垂直に配設され、一端がガイドレール76内を移動可能にガイドレール76に挿し込まれており、他端が支持アーム62に固定されている。ガイドレール76内を相対移動したロックピン72が蓋体60の開状態でハートカム80の係合凹部81に係合してロック状態となる基本的機構は上記第1実施形態のハートカムロック機構30と同様である。図15〜19では、ロックピン72のハートカム80に対する相対的な移動経路を二点鎖線で示した。
この第2実施形態のコンソールボックス50では、蓋体60の開方向への移動規制がハートカムロック機構70とは別に設けられたストッパ手段により行われる。すなわち、ロックピン72が第1案内凹部77または第1案内凹部78に進入したとき、ロックピン72が第1案内凹部77または第1案内凹部78の突き当たりに当接する前に、ストッパ手段により蓋体60の開方向への移動を停止させる規制が行われる。具体的には、支持アーム62は、その略扇状の開方向側が切り欠かれてストッパ係合部62aが形成されており、そのストッパ係合部62にボックス本体52に設けられたストッパ63が係合することにより支持アーム62の開方向の回動が規制される構成とされている。
図9,12に示す第1閉状態から図10,13に示す開状態にするときは、ロックノブ66を押して閂ロックを解除し、付勢手段に抗して蓋体60を開方向へスライドさせる。図15に示されるように第1閉状態ではロックピン72はガイドレール76の溝部79の上方に位置している。ハートカム80の閉方向の突起80aは溝部79とは位置がずらされて配設されており、ロックピン72を図15で見てハートカム80の左側に案内される構成とされており、ロックピン72は溝部から出たハートカム80の左側から上方へ移動する。上方へ移動したロックピン72は、第1斜面77aに沿って第1案内凹部77に案内される。ロックピン72が第1案内凹部77案内されると、ロックピン72が第1案内凹部77の突き当たりに当接する前に支持アーム62のストッパ係合部62aがストッパ63に当接して蓋体60の開方向へのスライドが止められる(図16参照)。その際の蓋体60の位置を図13に二点鎖線で示した。ここで蓋体60をスライドさせる操作力を解くと、蓋体60は付勢手段の付勢力により閉方向へ移動し、ロックピン72は、第1案内凹部77を出て第2斜面81aに当接して係合凹部81に案内され係合凹部81に受け止められる(図17参照)。このとき、ロックピン72が付勢手段の付勢力により係合凹部81に圧接されて閉方向への回動が妨げられ、ハートカムロック機構70がロック状態となり蓋体の80の開状態が保持される。すなわち、開状態とするための蓋体60の支持を外すとロックピン72が第1案内凹部77から係合凹部81に移動する分だけ僅かに閉方向に戻った位置(図13で実線で示す位置)で蓋体60開状態が保持される。
係合凹部81にロックピン72が係合し蓋体60の開状態が保持されているとき、付勢手段の付勢力に抗して蓋体60を開方向へ押すと、ロックピン72が係合凹部81から外れて第3斜面81bに沿って開方向へ移動し第4斜面78aに沿って第2案内凹部78に案内され、ハートカムロック機構70のロックを解除することができる(図18)。このとき、ロックピン72が第2案内凹部78に案内されると支持アーム62のストッパ係合部62aがストッパ63に当接して蓋体60の開方向へのスライドが止められる。ロックピン72が係合凹部81から第2案内凹部78まで移動するだけ僅かに蓋体60を開方向に押す操作が、本発明の蓋体60を開方向に押すハートカムロック機構の解除操作に相当する。
開状態から第1閉状態にするときは、付勢手段の付勢力に抗して蓋体60を開方向へ押して開状態の保持の解除操作を行い、その押す作用力を外すと付勢手段の付勢力により蓋体60が閉方向にスライドする。蓋体60が閉方向にスライドすると、相対的に後方に位置する第1ロック孔69aに常時外方に付勢されているロック片68が係合して閂ロックにより蓋体60が第1閉状態で保持される。このとき、図15に示すようにハートカムロック機構70のロックピン72は係合凹部81から外れて溝部79の上方に位置する。
図9,12に示される第1閉状態から図11,14に示される第2閉状態にする場合には、ロックノブ66を押して閂ロックを解除する。付勢手段の付勢力により蓋体60が閉方向へスライドし、ロック片68が第2ロック孔69bに係合し、閂ロックにより蓋体60が第2閉状態で保持される。逆に第2閉状態から第1閉状態にする場合にはロックノブ66を押して閂ロックを解除し、付勢手段の付勢力に抗して蓋体60を開方向へスライドさせる。ロック片68が第1ロック孔69aに係合し、蓋体60が第1閉状態で保持される。なお、ハートカムロック機構70は、蓋体60が第1閉状態と第2閉状態とに変位するのに際してロックピン72が溝部79中を下方へ移動するのを妨げないようロックピン72の移動する円軌道に沿って湾曲して形成されている。蓋体60の第2閉状態においては、図19に示すようにロックピン72は溝部79の内方に位置する。
蓋体60を図11,14に示される第2閉状態から一気に図10,13に示される開状態としたい場合には、ロックノブ66を押しながら閂ロックを解除した状態で蓋体60を開方向へスライドさせれば容易に開状態とすることができる。
以上の構成のコンソールボックス50によれば、以下の作用効果を奏する。
先ず、蓋体60の開状態の保持は、蓋体60を開方向に押すことにより解除され付勢手段により蓋体60が閉状態となる構成とされているため、前方側から蓋体60の前端部60cを開方向へ押す操作により容易に閉状態とすることが可能である。したがって、蓋体60の閉方向にスライドさせるために、蓋体20の後端部60dを操作したり、無理に外面60aを把持したりする必要がない。特に、開状態で蓋体60の後端部60dが運転席又は助手席の背凭部分の表面より後方位置となるコンソールボックスにおいては、運転席又は助手席の着座者がその後端部60d側へ腕を回して操作するのは体をひねるなどして著しく困難な操作となりやすい。しかしながら、この第2実施形態によれば、開状態で蓋体60の後端部60dが運転席又は助手席の背凭部分の表面より後方に位置するコンソールボックスであっても、蓋体60の後端部60d側にわざわざ腕を回さすことなく前端部60cを僅かに開方向に押せばよい。そして、その押す位置も特に限定されないため、例えば、運転席又は助手席の着座者は正面を向いた姿勢のままで体をひねることなく肘で蓋体60の前端部60cを押して閉状態とすることも可能である。
先ず、蓋体60の開状態の保持は、蓋体60を開方向に押すことにより解除され付勢手段により蓋体60が閉状態となる構成とされているため、前方側から蓋体60の前端部60cを開方向へ押す操作により容易に閉状態とすることが可能である。したがって、蓋体60の閉方向にスライドさせるために、蓋体20の後端部60dを操作したり、無理に外面60aを把持したりする必要がない。特に、開状態で蓋体60の後端部60dが運転席又は助手席の背凭部分の表面より後方位置となるコンソールボックスにおいては、運転席又は助手席の着座者がその後端部60d側へ腕を回して操作するのは体をひねるなどして著しく困難な操作となりやすい。しかしながら、この第2実施形態によれば、開状態で蓋体60の後端部60dが運転席又は助手席の背凭部分の表面より後方に位置するコンソールボックスであっても、蓋体60の後端部60d側にわざわざ腕を回さすことなく前端部60cを僅かに開方向に押せばよい。そして、その押す位置も特に限定されないため、例えば、運転席又は助手席の着座者は正面を向いた姿勢のままで体をひねることなく肘で蓋体60の前端部60cを押して閉状態とすることも可能である。
次に、ロックピン72が第1案内凹部77または第2案内凹部78に進入したとき、蓋体60の開方向のスライドを規制するストッパ63が設けられていることにより、第1案内凹部77または第1案内凹部78の突き当たりにロックピン72が当接することによるガイドレール76及びロックピン72の変形や破損を防ぐことができる。
次に、蓋体60の閉状態は、閂ロックにより第1閉状態と第2閉状態の2段階で保持可能な2段階方式の構成とされており、アームレストとして使用する場合には使用者の姿勢に応じて容易に位置を変更させることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内でその他種々の実施形態が考えられるものである。
例えば、蓋体の開方向は特に限定されるものではなく、蓋体を前方あるいはサイドに移動させて開けるコンソールボックスの蓋体にも本発明の開閉構造を適用することができ、閉じる操作の容易性を改善することが可能である。
また、蓋体を常時閉方向に付勢する付勢手段の付勢力を緩やかに発揮させるためのダンパを設けてもよい。
上記第2実施形態では蓋体60の閉状態を2段階方式としたが、ロック孔を増やして閉状態を3段階以上の多段階とすることも可能であり、また、閂ロックを設けずに閉状態を無段階としてもよい。
上記実施例では、両サイドに設けられた支持アームのうち片側の支持アームにのみハートカムロック機構が設けられた例を示したが、両支持アームに対称のハートカムロック機構を設けてもよい。
また、上記実施例では、ハートカムロック機構30,70においては、ロックピン32,72は支持アーム22,62上に固定されており、カムプレート34,74が回転軸35,75を中心に回転可能な構成とされてガイドレール36,76内移動する構成とされている。他の実施形態として、カムプレートを固定し、ロックピンを支持アームに対して回転可能に設けることによりガイドレール内で移動可能な構成としてもよい。
例えば、蓋体の開方向は特に限定されるものではなく、蓋体を前方あるいはサイドに移動させて開けるコンソールボックスの蓋体にも本発明の開閉構造を適用することができ、閉じる操作の容易性を改善することが可能である。
また、蓋体を常時閉方向に付勢する付勢手段の付勢力を緩やかに発揮させるためのダンパを設けてもよい。
上記第2実施形態では蓋体60の閉状態を2段階方式としたが、ロック孔を増やして閉状態を3段階以上の多段階とすることも可能であり、また、閂ロックを設けずに閉状態を無段階としてもよい。
上記実施例では、両サイドに設けられた支持アームのうち片側の支持アームにのみハートカムロック機構が設けられた例を示したが、両支持アームに対称のハートカムロック機構を設けてもよい。
また、上記実施例では、ハートカムロック機構30,70においては、ロックピン32,72は支持アーム22,62上に固定されており、カムプレート34,74が回転軸35,75を中心に回転可能な構成とされてガイドレール36,76内移動する構成とされている。他の実施形態として、カムプレートを固定し、ロックピンを支持アームに対して回転可能に設けることによりガイドレール内で移動可能な構成としてもよい。
10 コンソールボックス
12 ボックス本体
14 収納部
20 蓋体
20a 外面
20b 内面
22,23 支持アーム
24 回転軸
30 ハートカムロック機構
32 ロックピン
34 カムプレート
35 回転軸
36 ガイドレール
40 ハートカム
41 係合凹部
50 コンソールボックス
52 ボックス本体
54 収納部
56 ドリンクホルダ
60 蓋体
60a 外面
60b 内面
60c 前端部
60d 後端部
62 支持アーム
62a ストッパ係合部
63 ストッパ
64 回転軸
66 ロックノブ
68 ロック片
69a ロック孔
69b ロック孔
70 ハートカムロック機構
72 ロックピン
74 カムプレート
75 回転軸
76 ガイドレール
80 ハートカム
81 係合凹部
12 ボックス本体
14 収納部
20 蓋体
20a 外面
20b 内面
22,23 支持アーム
24 回転軸
30 ハートカムロック機構
32 ロックピン
34 カムプレート
35 回転軸
36 ガイドレール
40 ハートカム
41 係合凹部
50 コンソールボックス
52 ボックス本体
54 収納部
56 ドリンクホルダ
60 蓋体
60a 外面
60b 内面
60c 前端部
60d 後端部
62 支持アーム
62a ストッパ係合部
63 ストッパ
64 回転軸
66 ロックノブ
68 ロック片
69a ロック孔
69b ロック孔
70 ハートカムロック機構
72 ロックピン
74 カムプレート
75 回転軸
76 ガイドレール
80 ハートカム
81 係合凹部
Claims (3)
- 上部が開口した収納部を備えたボックス本体と、該ボックス本体の収納部の開口に対して該収納部の開口が開放された開状態と、該収納部の開口が閉止された閉状態とに開閉可能に設けられた蓋体と、を備えるコンソールボックスの蓋体の開閉構造であって、
前記蓋体には該蓋体を常時閉方向へ付勢する付勢手段が設けられているとともに、前記蓋体と前記ボックス本体との間にはハートカムロック機構が該蓋体の開状態で機能するように装備されており、該蓋体の開状態は該ハートカムロック機構により保持され、該蓋体の開状態の保持の解除は該蓋体を開方向に押す前記ハートカムロック機構の解除操作により解除され、前記付勢手段により該蓋体が閉状態となる構成とされていることを特徴とするコンソールボックスの蓋体の開閉構造。 - 請求項1に記載のコンソールボックスの蓋体の開閉構造であって、
前記蓋体の開方向への移動規制は、前記ハートカムロック機構とは別に設けられたストッパ手段により行われることを特徴とするコンソールボックスの蓋体の開閉構造。 - 請求項1または請求項2に記載のコンソールボックスの蓋体の開閉構造であって、
前記蓋体は閉状態でアームレストとして機能可能に形成されていることを特徴とするコンソールボックスの蓋体の開閉構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006338321A JP2008149816A (ja) | 2006-12-15 | 2006-12-15 | コンソールボックスの蓋体の開閉構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006338321A JP2008149816A (ja) | 2006-12-15 | 2006-12-15 | コンソールボックスの蓋体の開閉構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008149816A true JP2008149816A (ja) | 2008-07-03 |
Family
ID=39652490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006338321A Pending JP2008149816A (ja) | 2006-12-15 | 2006-12-15 | コンソールボックスの蓋体の開閉構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008149816A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010235123A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Toyoda Gosei Co Ltd | 両開き収納ボックス |
JP2011073578A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Kojima Press Industry Co Ltd | 車両用収納装置 |
EP2567868A1 (en) * | 2011-09-07 | 2013-03-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Console box |
JP2013133018A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Nippon Plast Co Ltd | ハートカム機構及びハートカム機構を備えた物入れ装置 |
JP2014065397A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Kojima Press Industry Co Ltd | 収容構造体装置 |
CN105313792A (zh) * | 2014-06-11 | 2016-02-10 | 福特环球技术公司 | 用于车辆储物隔室的自动关闭装置 |
CN109984679A (zh) * | 2018-01-02 | 2019-07-09 | 科沃斯机器人股份有限公司 | 自移动清洁机器人 |
CN110522366A (zh) * | 2018-05-23 | 2019-12-03 | 科沃斯机器人股份有限公司 | 盖体翻转装置、移动清洁机器人及尘盒盖开启-闭合方法 |
CN110775457A (zh) * | 2018-07-31 | 2020-02-11 | 南通中集罐式储运设备制造有限公司 | 罐箱及其保护盒 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005324667A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Calsonic Kansei Corp | コンソールボックス |
JP2005335604A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Kojima Press Co Ltd | 車両用物品収納装置 |
JP2006199156A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Inoac Corp | コンソールボックス |
-
2006
- 2006-12-15 JP JP2006338321A patent/JP2008149816A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005324667A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Calsonic Kansei Corp | コンソールボックス |
JP2005335604A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Kojima Press Co Ltd | 車両用物品収納装置 |
JP2006199156A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Inoac Corp | コンソールボックス |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010235123A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Toyoda Gosei Co Ltd | 両開き収納ボックス |
JP2011073578A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Kojima Press Industry Co Ltd | 車両用収納装置 |
EP2567868A1 (en) * | 2011-09-07 | 2013-03-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Console box |
JP2013133018A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Nippon Plast Co Ltd | ハートカム機構及びハートカム機構を備えた物入れ装置 |
JP2014065397A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Kojima Press Industry Co Ltd | 収容構造体装置 |
CN105313792A (zh) * | 2014-06-11 | 2016-02-10 | 福特环球技术公司 | 用于车辆储物隔室的自动关闭装置 |
CN109984679A (zh) * | 2018-01-02 | 2019-07-09 | 科沃斯机器人股份有限公司 | 自移动清洁机器人 |
CN110522366A (zh) * | 2018-05-23 | 2019-12-03 | 科沃斯机器人股份有限公司 | 盖体翻转装置、移动清洁机器人及尘盒盖开启-闭合方法 |
CN110522366B (zh) * | 2018-05-23 | 2023-09-19 | 科沃斯机器人股份有限公司 | 盖体翻转装置、移动清洁机器人及尘盒盖开启-闭合方法 |
CN110775457A (zh) * | 2018-07-31 | 2020-02-11 | 南通中集罐式储运设备制造有限公司 | 罐箱及其保护盒 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008149816A (ja) | コンソールボックスの蓋体の開閉構造 | |
JP4125589B2 (ja) | 小物入れ | |
JP3953770B2 (ja) | 開閉部材の制動機構、これを備えた容器ホルダー及び自動車用扉 | |
JP4131202B2 (ja) | コンソールボックス | |
JP4294623B2 (ja) | 車両用収納装置 | |
JP2009067104A (ja) | コンソールボックス | |
JPH08184237A (ja) | 回動蓋のロック機構 | |
JP2007285025A (ja) | ロック装置 | |
JP2009214822A (ja) | カップホルダ | |
US11498491B2 (en) | Vehicle storage device | |
JP2007261435A (ja) | アームレスト | |
JP2009067105A (ja) | コンソールボックス | |
JP4376271B2 (ja) | オーバーヘッドコンソール装置 | |
JP2010254233A (ja) | コンソールボックス | |
JP4437950B2 (ja) | 車両用コンソールボックス | |
JP2010143548A (ja) | コンソールリッドの開閉構造及びコンソールボックス | |
JP5224138B2 (ja) | 収納ボックス | |
JP2000103289A (ja) | 自動車のコンソールボックス | |
JP2000135950A (ja) | 車両用物入れ装置 | |
JP2001080423A (ja) | 自動車のコンソールボックス | |
JP2008155766A (ja) | 車両用コンソールボックス構造 | |
JP2010173449A (ja) | コンソールボックス | |
JP4084119B2 (ja) | コンソールボックス | |
KR101126903B1 (ko) | 차량 내 수납 공간 | |
JP4079696B2 (ja) | 車両用シートのスライド機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20090831 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20110725 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110802 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120207 |