JP4247868B2 - 放電灯点灯装置及び放電灯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高圧水銀灯等の放電灯を点灯させる放電灯点灯装置、及び、その放電灯点灯装置と放電灯とを組み合わせた放電灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
放電灯点灯装置は、電源からの入力電力を、放電灯駆動のための交流電圧及び交流電流に変換して放電灯に供給する。放電灯は、上記交流電圧及び交流電流により駆動され、点灯する。放電灯の放電灯管電圧(交流電圧)は、放電灯特性のばらつきまたは経時変化等に起因して変動するが、放電灯点灯装置では、放電灯管電圧の変動に関わらず放電灯管電力を一定に保つ定電力制御を行う。
【0003】
しかし、放電灯管電圧(交流電圧)が低い領域で上述の定電力制御を行うと、放電灯管電圧の低下につれて放電灯管電流(交流電流)が急激に増大する。放電灯点灯装置における損失は、放電灯管電流に依存する成分の割合が大きく、放電灯管電流の急激な増大は、放電灯点灯装置における損失の増大を招く。
【0004】
しかも、近年、放電灯装置は、小型化または軽量化等のため、冷却条件のマージンを減らして設計されており、放電灯点灯装置での損失の増大は、容易に、放電灯点灯装置の温度上昇を招く。放電灯点灯装置の温度が上昇すると、放電灯装置の過温度保護機能が作動し、放電灯への電力供給が停止され、放電灯が消灯されてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、放電灯管電圧が低い領域での損失の増大を回避し得る放電灯点灯装置、及びそれを用いた放電灯装置を提供することである。
【0006】
本発明のもう一つの課題は、放電灯管電圧が低い領域での温度上昇を回避し得る放電灯点灯装置、及びそれを用いた放電灯装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明に係る放電灯点灯装置は、電力変換回路と、放電灯駆動回路と、制御部とを含む。
【0008】
前記電力変換回路は、入力電力を変換して直流電力を出力する。前記放電灯駆動回路は、前記電力変換回路から供給された前記直流電力を変換して交流電圧及び交流電流を出力する。
【0009】
前記制御部は、前記交流電圧に対応した信号、及び前記交流電流に対応した信号が入力される。前記制御部は、前記交流電圧が所定値よりも高いとき、前記交流電圧及び前記交流電流で与えられる交流電力を一定に保つ定電力制御を、前記電力変換回路に与える。
【0010】
前記制御部は、前記交流電圧が前記所定値よりも低いとき、前記交流電力を低減させる電力低減制御を、前記電力変換回路に与える。
【0011】
上述した本発明に係る放電灯点灯装置において、入力電力は電力変換回路により直流電力に変換され、この直流電力が放電灯駆動回路により交流電圧及び交流電流に変換されて出力される。従って、放電灯駆動回路の出力側に放電灯を接続すると、放電灯を、交流電圧及び交流電流により駆動して点灯させることができる。
【0012】
更に、本発明に係る放電灯点灯装置では、上記交流電圧が所定値よりも高いとき、交流電圧及び交流電流で与えられる交流電力を一定に保つ定電力制御を行う。
【0013】
本発明の重要な特徴は、交流電圧が上記所定値よりも低いとき、交流電力を低減させる電力低減制御を行うことである。この電力低減制御によって、交流電圧が低い領域における交流電流の増大を抑制することが可能となり、放電灯点灯装置における損失の増大を回避できる。
【0014】
しかも、上述のように、交流電圧が低い領域における放電灯点灯装置の損失増大を回避すると、放電灯点灯装置の温度上昇も回避され、過温度保護機能の作動、及びそれによる放電灯の消灯等の問題も解決される。
【0015】
更に、本発明に係る放電灯点灯装置において、上述の定電力制御及び電力低減制御は、直流電力を出力する電力変換回路に対して行なうので、容易である。
【0016】
好ましくは、電力低減制御は、交流電圧と上記所定値との差に応じて交流電力を低減させる特性を有する。この電力低減制御特性によれば、交流電圧が低い領域における交流電流の増大を、効果的に抑制することができる。
【0017】
一般に、交流電圧(放電灯管電圧)の低い領域では、交流電力(放電灯管電力)を少し低減させても、放電灯の輝度はあまり低下しない。従って、上述の電力低減制御は、放電灯の輝度が低下しない範囲で行えばよい。
【0018】
本発明に係る放電灯点灯装置は、もう一つの態様として、電力変換回路と、制御部とを含む構成であってもよい。
【0019】
前記電力変換回路は、入力電力を変換して、放電灯駆動のための直流電圧及び直流電流を出力する。
【0020】
前記制御部は、前記直流電圧に対応した信号、及び前記直流電流に対応した信号が入力され、前記直流電圧が所定値よりも高いとき、前記直流電圧及び前記直流電流で与えられる直流電力を一定に保つ定電力制御を、前記電力変換回路に与え、前記直流電圧が前記所定値よりも低いとき、前記直流電力を低減させる電力低減制御を、前記電力変換回路に与える。
【0021】
この態様に係る放電灯点灯装置も、最初に述べた放電灯点灯装置と同様の作用効果を奏する。
【0022】
本発明の他の目的、構成および利点については、添付図面を参照して、更に詳しく説明する。図面は単なる例示に過ぎない。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る放電灯点灯装置の構成を示すブロック図である。図示された放電灯点灯装置9は、電力変換回路1と、放電灯駆動回路5とを含む。参照符号3は高圧水銀灯等の放電灯である。また、参照符号4は電源である。図示の電源4は直流電源であり、バッテリ、または、交流電圧を整流平滑回路を介して直流に変換された電圧の何れでも利用できる。電源4は、本発明の内部要素であっても、外部要素であってもよい。
【0024】
電力変換回路1は、電源4から入力端子T11、T12に入力された入力電力Pinを変換して直流電力Pdを出力する。実施例では、電源4からの入力電力Pinは直流であり、電力変換回路1はDC−DCコンバータにより構成されている。電力変換回路1を構成するDC−DCコンバータは、入力端子T11、T12に入力された直流の入力電力Pinをスイッチングし、スイッチング出力を直流電力Pdに変換して出力する。スイッチング周波数は、例えば、10〜500kHzの値に設定することができる。
【0025】
放電灯駆動回路5は、電力変換回路1から供給された直流電力Pdを変換して、出力端子T21、T22に交流電圧Vo及び交流電流Ioを出力する。この交流電圧Vo及び交流電流Ioは、それぞれ、放電灯の駆動に適した交流電圧及び交流電流である。
【0026】
放電灯3は、放電灯駆動回路5の出力側に接続される。詳しくは、放電灯3は、一方の電極が放電灯駆動回路5の一つの出力端子T21に接続され、他方の電極がもう一つの出力端子T22に接続される。放電灯駆動回路5からの交流電圧Vo及び交流電流Ioは、出力端子T21、T22を介して放電灯3に供給される。
【0027】
上述した放電灯点灯装置9は、更に、制御部2を含む。この制御部2には、上記交流電圧Voに対応した電圧検出信号S(V)が入力される。電圧検出信号S(V)は、例えば、電力変換回路1の出力側に現れる電圧を、電圧検出回路61で検出することにより得られる。電圧検出回路61は、電力変換回路1の出力側であって、放電灯駆動回路5の入力側に設けられている。電力変換回路1の出力電圧は直流電圧であるが、放電灯3に供給される交流電圧Voの電圧情報を含んでおり、電圧検出信号S(V)は、上記交流電圧Voに対応している。
【0028】
更に、制御部2には、上記交流電流Ioに対応した電流検出信号S(I)が入力される。電流検出信号S(I)は、電力供給ラインに流れる電流を検出する電流検出回路62によって得られる。電流検出回路62は、電力変換回路1の出力側であって、放電灯駆動回路5の入力側に設けられている。電力供給ラインに流れる電流は、実質的に、放電灯3に流れる交流電流Ioと等価であり、電流検出信号S(I)は、上記交流電流Ioに対応している。
【0029】
制御部2は、上述の電力変換回路1に電力制御Sを与える。以下、電力制御Sの具体的内容を説明する。
【0030】
図2は、本発明に係る放電灯点灯装置における電力制御の一例を説明する図である。図2(a)は交流電圧−交流電力特性を示している。図2(a)において、横軸は、放電灯駆動回路5から出力される交流電圧Voを示しており、縦軸は、放電灯駆動回路5から出力される交流電力Poを示している。交流電力Poは、交流電圧Vo及び交流電流Ioで与えられる。
【0031】
図2(b)は交流電圧−交流電流特性を示している。図2(b)において、横軸は、図2(a)の横軸と共通であり、縦軸は、放電灯駆動回路5から出力される交流電流Ioを示している。
【0032】
上述の図2(a)、図2(b)において、参照符号W0は放電灯3の安定電圧領域であり、参照符号VH、VLは、それぞれ、安定電圧領域W0の安定電圧上限値、安定電圧下限値である。
【0033】
図2(a)中の実線a1を参照すると、制御部2は、交流電圧Voが所定値V1よりも高いとき、交流電力Poを一定に保つ定電力制御を、電力変換回路1に与える。詳しくは、所定値V1が安定電圧領域W0の安定電圧上限値VHと、安定電圧下限値VLとの間に設定され、上述の定電力制御は、交流電圧Voが、所定値V1から安定電圧上限値VHまでの領域W1にあるときに与えられる。定電力制御は、交流電力Poを、定常電力値P1(一定値)に保つ制御であり、交流電力Poの電力指令値Paを、定常電力値P1に固定する。定常電力値P1は、放電灯3等の特性を考慮して定められる。
【0034】
更に、図2(a)中の実線b1を参照すると、制御部2は、交流電圧Voが所定値V1よりも低いとき、交流電力Poを低減させる電力低減制御を、電力変換回路1に与える。上述した定電力制御との対比において、この電力低減制御は、交流電力Poを、定電力制御による定常電力値P1(一定値)よりも低くする制御である。また、電力低減制御は、交流電圧Voが、所定値V1から安定電圧下限値VLまでの領域W2にあるときに与えられる。
【0035】
実施例において、上述の電力低減制御の特性は、交流電圧Voと所定値V1との差に応じて交流電力Poを低減させる特性である。詳しくは、この電力低減制御特性は、交流電圧Voと所定値V1との差(V1−Vo)に比例した分だけ交流電力Poを低減させる特性となっており、単純減少特性である。すなわち、電力低減制御下の電力指令値Paは、そのときの交流電圧Voから、次の式(1)で与えられる。
【0036】
Pa=P1−α・(V1−Vo)(但し、Vo<V1) (1)
但し、上記式(1)において、値αは一定値であり、放電灯3、電力変換回路1または放電灯駆動回路5等の特性を考慮して定められる。交流電圧と所定値との差に応じて交流電力を低減させる特性としては、他に、曲線状減少特性等が挙げられる。
【0037】
電力低減制御特性は、図示の単純減少特性に限定されない。例えば、曲線状減少特性であってもよいし、ステップ状減少特性でもよい。また、放電灯の放電特性に応じ、様々な関数に従って交流電力を低減させる特性でもよい。
【0038】
図1を参照して説明したように、本発明に係る放電灯点灯装置9において、入力電力Pinは電力変換回路1により直流電力Pdに変換され、この直流電力Pdが放電灯駆動回路5により交流電圧Vo及び交流電流Ioに変換されて出力される。従って、放電灯駆動回路5の出力側に放電灯3を接続すると、放電灯3を、交流電圧Vo及び交流電流Ioにより駆動して点灯させることができる。
【0039】
更に、図2(a)中の実線a1を参照すると、交流電圧Voが所定値V1よりも高いとき、交流電圧Vo及び交流電流Ioで与えられる交流電力Poを一定に保つ定電力制御を行う。
【0040】
従来の放電灯点灯装置では、交流電圧Voが低い領域でも、定電力制御を行っていた。例えば、図2(a)中の破線c1を参照すると、交流電圧Voが低い領域W2でも、定電力制御を行い、交流電力Poを定常電力値P1(一定値)に保っていた。この結果、図2(b)中の破線c2に示すように、交流電圧Voの低下につれて交流電流Ioが急激に増大し、この交流電流Ioの急激な増大が、放電灯点灯装置における損失増大を招いていた。
【0041】
これに対し、本発明の放電灯点灯装置9では、交流電圧Voが所定値V1よりも低いとき、交流電力Poを低減させる電力低減制御を行う(図2(a)中の実線b1を参照)。上述の電力低減制御によって、交流電圧Voが低い領域W2における交流電流Ioの増大を抑制することが可能となり(図2(b)中の実線b2を参照)、放電灯点灯装置9における損失の増大を回避できる。
【0042】
しかも、上述のように、交流電圧Voが低い領域W2における放電灯点灯装置9の損失増大を回避すると、放電灯点灯装置9の温度上昇も回避され、過温度保護機能の作動、及びそれによる放電灯3の消灯等の問題も解決される。
【0043】
更に、本発明に係る放電灯点灯装置9において、上述の定電力制御及び電力低減制御は、直流電力Pdを出力する電力変換回路1に対して行なうので、容易である。
【0044】
実施例において、上述の電力低減制御の特性は、交流電圧Voと所定値V1との差に応じて交流電力Poを低減させる特性となっている。この電力低減制御特性によれば、交流電流Ioの増大を、効果的に抑制することができる。
【0045】
一般に、交流電圧Vo(放電灯管電圧)の低い領域W2では、交流電力Po(放電灯管電力)を少し低減させても、放電灯3の輝度はあまり低下しない。従って、上述の電力低減制御は、放電灯3の輝度の低下が問題とならない範囲で行えばよい。
【0046】
図2(b)中の実線b2を参照すると、制御部2は、交流電圧Voが低い領域W2において、上述の電力低減制御により交流電流Ioの増大を抑制する。この交流電流増大抑制特性は、上述の電力低減制御特性と密接に関係している。
【0047】
図示の交流電流増大抑制特性は、交流電流Ioを一定値I1に保つ特性となっているが、必ずしも、この特性に限定されない。例えば、交流電流増大抑制特性は、交流電圧の低下につれて交流電流を低減させる特性でもよいし、また、従来の特性(破線c2)で示される交流電流よりも交流電流を小さくする特性でもよい。
【0048】
図3は、本発明に係る放電灯点灯装置における電力制御の別の例を説明する図である。図3(a)は交流電圧−交流電力特性を示し、横軸及び縦軸は図2(a)と同様である。図3(b)は交流電圧−交流電流特性を示し、横軸及び縦軸は図2(b)と同様である。
【0049】
図2を参照して説明した電力制御との対比において、この電力制御においては、電力低減制御による交流電力Poの低下し過ぎを回避するため、電力低減制御に下限電力値P3を設定してある。具体的には、この電力低減制御は、交流電圧Voが所定値V1から値V2までの領域W21にあるとき、交流電圧Voと所定値V1との差に応じて交流電力Poを低減させる制御(図3(a)中の実線b11を参照)と、交流電圧Voが値V2から安定電圧領域W0の安定電圧下限値VLまでの領域W22にあるとき、交流電力Poを下限電力値P3に保つ制御(図3(a)中の実線b12を参照)とを含んでいる。値V2は、所定値V1よりも低く、安定電圧下限値VLよりも高い値に設定される。下限電力値P3は、例えば、定常電力値P1、所定値V1及び値V2から、次の式(2)で与えられる。
【0050】
P3=P1−α・(V1−V2) (2)
図3(b)中の実線b21、b22を参照すると、制御部2は、交流電圧Voが低い領域W21、W22において、上述の電力低減制御により交流電流Ioの増大を抑制する。
【0051】
図4は、本発明に係る放電灯点灯装置の具体的な実施例を示すブロック図である。図示の放電灯点灯装置9において、制御部2は、電力演算部20と、信号処理部27と、信号発生部21と、パルス幅制御部23とを含む。
【0052】
電力演算部20は、電圧検出回路61からの電圧検出信号S(V)、及び電流検出回路61からの電流検出信号S(I)が供給され、電圧検出信号S(V)及び電流検出信号S(I)から電力を演算して電力検出信号S(IV)を生成する。この電力検出信号S(IV)は、放電灯駆動回路5から出力される上述の交流電力Poに対応している。
【0053】
信号処理部27は、電圧検出信号S(V)が供給され、この電圧検出信号S(V)に応じて電力指令信号S(Pa)を出力する。具体的には、電力指令信号S(Pa)は電力指令値Paを示しており、電力指令信号S(Pa)の電力指令値Paは、電圧検出信号S(V)により示される交流電圧Voに応じて算出される。以下、電力指令値Paの算出処理を説明する。
【0054】
図5は、図2で説明した電力制御を行う場合における電力指令値Paの算出処理を示すフローチャートである。この場合、信号処理部27は、まず、交流電圧Voが所定値V1よりも低いか否かを判定する。交流電圧Voが所定値V1よりも低くないとき、信号処理部27は、電力指令値Paとして定常電力値P1を与える。
【0055】
次に、交流電圧Voが所定値V1よりも低いとき、信号処理部27は、値A(=V1−Vo)を算出し、この値Aにより、値B(=α・A)を算出し、この値Bにより、値(P1−B)を算出する。そして、信号処理部27は、この値(P1−B)を電力指令値Paとして与える。整理すると、電力指令値Paは、前述した式(1)で与えられることとなる。
【0056】
図6は、図3で説明した電力制御を行う場合における電力指令値Paの算出処理を示すフローチャートである。この場合も、信号処理部27は、まず、交流電圧Voが所定値V1よりも低いか否かを判定する。交流電圧Voが所定値V1よりも低くないとき、信号処理部27は、電力指令値Paとして定常電力値P1を与える。
【0057】
次に、交流電圧Voが所定値V1よりも低いとき、信号処理部27は、更に、交流電圧Voが値V2よりも高いか否かを判定する。交流電圧Voが値V2よりも高くないとき、信号処理部27は、電力指令値Paとして下限電力値P3を与える。下限電力値P3は、前述した式(2)で与えられる。
【0058】
交流電圧Voが値V2よりも高いとき、信号処理部27は、図5に示した算出処理と同様に、値A(=V1−Vo)を算出し、この値Aにより、値B(=α・A)を算出し、この値Bにより、値(P1−B)を算出する。そして、信号処理部27は、この値(P1−B)を電力指令値Paとして与える。
【0059】
信号処理部27は、上記何れかの算出処理により得られた電力指令値Paの電力指令信号S(Pa)を出力する。上述した信号処理部27は、専用もしくは汎用の制御用IC、またはマイクロコンピュータ等により構成することができる。
【0060】
再び図4を参照し、未説明の信号発生部21及びパルス幅制御部23を説明する。信号発生部21は、電力演算部20から電力検出信号S(IV)が供給されるとともに、信号処理部27から電力指令信号S(Pa)が供給される。そして、電力指令信号S(Pa)に対する電力検出信号S(IV)の誤差に対応する信号S(△P)を出力する。
【0061】
パルス幅制御部23は、信号発生部21から供給される信号S(△P)に基づき、DC−DCコンバータでなる電力変換回路1にパルス幅制御を与える。より具体的には、パルス幅制御部23は、三角波発振回路26を持ち、三角波発振回路26から供給される三角波信号と、信号発生部21から供給される信号S(△P)とより、信号S(△P)に応じたパルス幅を持つ信号を生成し、この信号を、電力変換回路1(DC−DCコンバータ)に供給して、そのスイッチング動作を制御する。
【0062】
上述のパルス幅制御によって、電力変換回路1(DC−DCコンバータ)がスイッチング動作をした場合、電力変換回路1の出力側に現れる直流電圧及び直流電流は、電圧検出部61及び電流検出部62によって検出される。そして、電圧検出信号S(V)及び電流検出信号S(I)が電力演算部20に供給され、電力演算部20から、信号発生部21に電力検出信号S(IV)が供給される。更に、上述の電圧検出信号S(V)が信号処理部27にも供給され、信号処理部27から、信号発生部21に電力指令信号S(Pa)が供給される。
【0063】
信号発生部21において、電力演算部20からの電力検出信号S(IV)は、信号処理部27からの電力指令信号S(Pa)と対比され、その誤差に対応する信号S(△P)が生成される。そして、パルス幅制御部23により、信号S(△P)に応じたパルス幅制御が電力変換回路1に加えられる。この場合のパルス幅制御方向は、電力指令信号S(Pa)に対する電力検出信号S(IV)の誤差が小さくなる方向である。
【0064】
上述した帰還制御により、電力指令信号S(Pa)に対する電力検出信号S(IV)の誤差をゼロとするような制御が加わる。電力検出信号S(IV)は、放電灯駆動回路から出力される交流電力Poに対応しており、交流電力Poが電力指令信号S(Pa)の電力指令値Paに等しくなるように制御される。
【0065】
図4に図示された放電灯点灯装置9において、放電灯駆動回路5は、インバータ51と、高圧発生部52とを含んでいる。インバータ51は、電力変換回路1から出力される直流電力Pdを、交流電力に変換して出力する。インバータ51は、一種の方形波発生回路であり、方形状の交流パルス電圧及び交流パルス電流を生成する。インバータ51は、上述の信号処理部27から供給される駆動パルス信号S10、S01によって駆動される。駆動パルス信号S10は、駆動パルス信号S01を反転して得られたもので、駆動パルス信号S01が高レベル(論理値1)にあるとき低レベル(論理値0)になり、駆動パルス信号S01が低レベル(論理値0)にあるとき高レベル(論理値1)になる。
【0066】
駆動パルス信号S10、S01によって定まるインバータ51のスイッチング周波数は、電力変換回路1を構成するDC−DCコンバータのスイッチング周波数よりも低い値に選定される。例えば、電力変換回路1を構成するDC−DCコンバータにおけるスイッチング周波数は10〜500kHzに選定され、インバータ52のスイッチング周波数は50〜500Hzに選定される。
【0067】
高圧発生部52は、上述したインバータ12の後段に設けられている。高圧発生部13は、放電灯3の点灯に必要な電圧値を発生し、出力端子T21、T22に供給する。
【0068】
図7は本発明に係る放電灯点灯装置の別の実施例を示すブロック図である。図4に図示した実施例と同様に、この実施例においても、信号処理部27は、電圧検出信号S(V)が供給され、この電圧検出信号S(V)に応じて電力指令信号S(Pa)を出力する。
【0069】
図4に図示した実施例との対比において、この実施例では、信号処理部27が、所定値設定部271と、信号発生部272と、演算処理部273と、定常電力値設定部274と、電力指令信号発生部275と、駆動パルス信号発生部276とを含む。但し、この信号処理部27は、図2で説明した電力制御を行うためのものである。
【0070】
図7を参照すると、所定値設定部271は、所定値信号S(V1)を出力する。所定値信号S(V1)は、所定値V1を示すものであり、一定に設定されている。
【0071】
信号発生部272は、上述の電圧検出信号S(V)が供給されるとともに、所定値設定部271から所定値信号S(V1)が供給される。電圧検出信号S(V)により交流電圧Voが示され、所定値信号S(V1)により所定値V1が示される。
【0072】
まず、交流電圧Voが所定値V1よりも低いとき、信号発生部272は、所定値信号S(V1)に対する電圧検出信号S(V)の差に対応した差信号S(A)を出力する。差信号S(A)の値Aは、(V1ーVo)で与えられる。
【0073】
次に、交流電圧Voが所定値V1よりも低くないとき、信号発生部272は、差信号S(A)の値Aをゼロとする。差信号S(A)の値Aをゼロとする代わりに、差信号の出力を停止してもよい。
【0074】
演算処理部273は、信号発生部272から差信号S(A)が供給され、この差信号S(A)を演算処理して演算処理信号S(B)を出力する。演算処理信号S(B)の値Bは、差信号S(A)の値Aから、(α・A)で与えられる。すなわち、この演算処理部273は、差信号S(A)の値Aをα倍するような演算処理を行う。この演算処理に限定されず、放電灯の放電特性に応じて様々な演算処理を行ってもよい。
【0075】
定常電力値設定部274は、定常電力値信号S(P1)を出力する。定常電力値信号S(P1)は、定常電力値P1を示すものであり、一定に設定されている。
【0076】
電力指令信号発生部275は、演算処理部273から演算処理信号S(B)が供給されるとともに、定常電力値設定部274から定常電力値信号S(P1)が供給される。そして、電力指令信号発生部275は、定常電力値信号S(P1)に対する演算処理信号S(B)の差に対応した電力指令信号S(Pa)を出力する。電力指令信号S(Pa)により示される電力指令値Paは、整理すると、次のように与えられる。
【0077】
Vo>V1のとき、Pa=P1
Vo<V1のとき、Pa=P1−α・(V1−Vo)
以上のように、信号処理部27は、電圧検出信号S(V)に応じて電力指令信号S(Pa)を出力する。
【0078】
上述した信号処理部27は、図2で説明した電力制御のためのものであるが、図3で説明した電力制御のための信号処理部も、当業者ならば容易に考えることができる。
【0079】
また、上述の信号処理部27は、アナログ回路を用いて構成することができる。アナログ回路による構成例を説明する。
【0080】
図8は、図7に図示した放電灯点灯装置に含まれる制御部の一部分を示す回路図である。電力演算部20は、掛算器により構成されている。
【0081】
信号処理部27(図7参照)に含まれる所定値設定部271は、直流電圧源により構成されている。信号発生部272及び演算処理部273は、一体となり、オペアンプを用いた演算回路により構成されている。定常電力値設定部274は、直流電圧源により構成されている。電力指令信号発生部275は、オペアンプを用いた演算回路により構成されている。
【0082】
信号発生部21は、オペアンプを用いた演算回路により構成されている。
【0083】
図9は本発明に係る放電灯点灯装置の更に別の実施例を示すブロック図である。図4に図示した実施例との対比において、この実施例では、交流電力Poの制御に電流指令信号S(Ia)を用いており、そのための具体的構成として、制御部2は、信号処理部27と、信号発生部21と、パルス幅制御部23とを含む。
【0084】
信号処理部27は、電圧検出回路61からの電圧検出信号S(V)が供給されるとともに、電流検出回路61からの電流検出信号S(I)が供給され、電圧検出信号S(V)及び電流検出信号S(I)に応じて電流指令信号S(Ia)を出力する。
【0085】
電流指令信号S(Ia)の出力にあたり、信号処理部27は、電圧検出信号S(V)及び電流検出信号S(I)から電力を演算して交流電力Poを算出する。更に、信号処理部27は、電圧検出信号S(V)により示される交流電圧Voに応じて電力指令値Paを算出する。電力指令値Paの算出処理としては、図5に示した算出処理を行ってもよいし、図6に示した算出処理を行ってもよい。
【0086】
次に、信号処理部27は、上述の交流電力Poと電力指令値Paとを比較し、電力指令値Paに対する交流電力Poの誤差をゼロとする電流指令信号S(Ia)を出力する。
【0087】
信号発生部21は、電流検出回路62から電流検出信号S(I)が供給されるとともに、信号処理部27から電流指令信号S(Ia)が供給される。そして、電流指令信号S(Ia)に対する電流検出信号S(I)の誤差に対応する信号S(△I)を出力する。
【0088】
パルス幅制御部23は、信号発生部21から供給される信号S(△I)に基づき、DC−DCコンバータでなる電力変換回路1にパルス幅制御を与える。このパルス幅制御については、図4に図示した実施例に含まれるパルス幅制御部と同様である。
【0089】
上述のパルス幅制御によって、電力変換回路1(DC−DCコンバータ)がスイッチング動作をした場合、電力変換回路1の出力側に現れる電圧及び電流は、電圧検出部61及び電流検出部62によって検出される。そして、電圧検出信号S(V)及び電流検出信号S(I)が信号処理部27に供給され、信号処理部27から、信号発生部21に電流指令信号S(Ia)が供給される。更に、上述の電流検出信号S(I)が信号発生部21にも供給される。
【0090】
信号発生部21において、電流検出部62からの電流検出信号S(I)は、信号処理部27からの電流指令信号S(Ia)と対比され、その誤差に対応する信号S(△I)が生成される。そして、パルス幅制御部23により、信号S(△I)に応じたパルス幅制御が電力変換回路1に加えられる。この場合のパルス幅制御方向は、電流指令信号S(Ia)に対する電流検出信号S(I)の誤差が小さくなる方向である。
【0091】
上述した帰還制御により、信号処理部27の電流指令信号S(Ia)に対する電流検出信号S(I)の誤差をゼロとするような制御が加わる。これにより、信号処理部27の電力指令値Paに対する交流電力Poの誤差がゼロに近づく。このように、交流電力Poの制御は、電流指令信号S(Ia)を用いても実現できる。
【0092】
図10は本発明に係る放電灯点灯装置の更に別の実施例を示すブロック図である。図において、先に示された図面に現れた構成部分と同一の構成部分については、同一の参照符号を付し、重複説明は省略する。
【0093】
図示された放電灯点灯装置は、電力変換回路1と、高圧発生部52と、制御部2とを含む。図1、図4、図7及び図9に示す実施例と異なって、インバータをを持たない。
【0094】
電力変換回路1は、入力電力Pinを、直流電力Pdに変換する。高圧発生部52は電力変換回路1から、直流電力Pdの供給を受け、放電灯駆動のための直流電圧Vo及び直流電流Ioを出力する。
【0095】
制御部2は、直流電圧Voに対応した信号S(V)、及び直流電流Ioに対応した信号S(I)が入力され、直流電圧Voが所定値よりも高いとき、直流電圧Vo及び直流電流Ioで与えられる直流電力Po=Io・Voを一定に保つ定電力制御を、電力変換回路1に与える。また、直流電圧Voが所定値よりも低いとき、直流電力Poを低減させる電力低減制御を、電力変換回路1に与える。
【0096】
この態様に係る放電灯点灯装置も、最初に述べた放電灯点灯装置と同様の作用効果を奏する。
【0097】
以上説明した各実施例では単数の放電灯を点灯させているが、当業者ならば、複数の放電灯を点灯させる構成も容易に考えられ、この場合も、同様な作用及び効果が得られることは明らかである。
【0098】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
(a)放電灯管電圧が低い領域での損失の増大を回避し得る放電灯点灯装置、及びそれを用いた放電灯装置を提供することができる。
(b)放電灯管電圧が低い領域での温度上昇を回避し得る放電灯点灯装置、及びそれを用いた放電灯装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放電灯点灯装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る放電灯点灯装置における電力制御の一例を説明する図である。
【図3】本発明に係る放電灯点灯装置における電力制御の別の例を説明する図である。
【図4】本発明に係る放電灯点灯装置の具体的な実施例を示すブロック図である。
【図5】図2で説明した電力制御を行う場合における電力指令値Paの算出処理を示すフローチャートである。
【図6】図3で説明した電力制御を行う場合における電力指令値Paの算出処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る放電灯点灯装置の別の実施例を示すブロック図である。
【図8】図7に図示した放電灯点灯装置に含まれる制御部の一部分を示す回路図である。
【図9】本発明に係る放電灯点灯装置の更に別の実施例を示すブロック図である。
【図10】本発明に係る放電灯点灯装置の更に別の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電力変換回路
5 放電灯駆動回路
2 制御回路
Claims (3)
- 電力変換回路と、放電灯駆動回路と、制御部とを含む放電灯点灯装置であって、
前記電力変換回路は、入力電力を変換して直流電力を出力し、
前記放電灯駆動回路は、前記電力変換回路から供給された前記直流電力を変換して交流電圧及び交流電流を出力し、
前記制御部は、
前記交流電圧に対応した信号及び前記交流電流に対応した信号が入力され、
前記交流電圧が所定値よりも高いとき、前記交流電圧及び前記交流電流で与えられる交流電力を一定の電力値に保つ定電力制御を、前記電力変換回路に与え、
前記交流電圧が、前記所定値から、それよりも低い電圧値までの領域にあるとき、前記交流電圧と前記所定値との差に応じて前記交流電力を低減させる電力低減制御を、前記電力変換回路に与え、
前記交流電圧が、前記電圧値からそれよりも低い電圧下限値までの領域にあるとき、前記交流電力を、前記一定の電力値より低い一定の電力値に保つ制御を、前記電力変換回路に与える、
放電灯点灯装置。 - 請求項1に記載された放電灯点灯装置であって、前記制御部は、前記電力低減制御により、前記交流電流の増大を抑制する放電灯点灯装置。
- 放電灯点灯装置と、少なくとも1つの放電灯とを含む放電灯装置であって、
前記放電灯点灯装置は、請求項1又は2に記載されたものでなり、
前記放電灯は、前記放電灯点灯装置に備えられた前記放電灯駆動回路の出力側に接続される、
放電灯装置。
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