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JP4228984B2 - コネクタ - Google Patents

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JP4228984B2
JP4228984B2 JP2004142658A JP2004142658A JP4228984B2 JP 4228984 B2 JP4228984 B2 JP 4228984B2 JP 2004142658 A JP2004142658 A JP 2004142658A JP 2004142658 A JP2004142658 A JP 2004142658A JP 4228984 B2 JP4228984 B2 JP 4228984B2
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locking
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temporary
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • H01R13/4362Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、リテーナを備えたコネクタに関する。
従来より、コネクタハウジングに収容された端子金具の抜出を防止するためのリテーナを備えたコネクタが知られている。かかるリテーナは、仮係止位置と本係止位置との間を移動可能とされ、仮係止位置にてキャビティ内への端子金具の挿抜を許容し、本係止位置にてキャビティ内に挿入された端子金具を係止するようになっている。このうち特許文献1に開示のものは、コネクタハウジングの底面から両側面にかけて開口するリテーナ装着孔が設けられるとともに、リテーナを仮係止位置に留め置くための仮ロック突起とリテーナを本係止位置に留め置くための本ロック突起とが設けられている。
特開2003−229197公報(第2図)
上記の場合、コネクタハウジングの両側面におけるリテーナ装着孔の上縁直上に仮ロック突起と本ロック突起とが上下に並んで配されていることから、全体として高さ寸法が増大する傾向にあった。そのため、コネクタハウジングの両側面におけるリテーナ装着孔の一側縁に沿って仮ロック突起と本ロック突起とを並設することにより、低背化の要請に適うような構造にすることが考慮された。しかるにそのような構造にすると、係止箇所が一方に偏在するため、本係止位置におけるリテーナの装着姿勢が不安定となり、本係止位置における係止の信頼性に欠ける嫌いがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、低背化を図りつつ係止を確実なものとすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、端子金具を前後方向に収容可能なキャビティを横並びの一列に有するコネクタハウジングと、このコネクタハウジングの外面のうちの一面とそれを挟んだ両側面の三方に開口するとともに前記キャビティに連通するリテーナ装着孔と、前記各キャビティ毎に対応して抜け止め突部を有する基部とこの基部の両端から突出する一対の側片とからなることにより正面視すると略門型でかつ板状に形成され、前記一対の側片が前記コネクタハウジングの両側面を弾性的に挟み込みつつ前記コネクタハウジングの一面における前記リテーナ装着孔の開口に差し込まれるリテーナとを備え、前記リテーナは、前記基部への押し込み動作に基づいて前記抜け止め突部が前記キャビティ外へ待避して前記端子金具の挿抜を許容する仮係止位置から前記抜け止め突部が前記キャビティ内に進入して前記端子金具を抜け止め状態で係止する本係止位置への移動を可能とされているコネクタであって、前記一対の側片にはこの側片の先端から内側へ突出し、かつこの側片の先端の全長に亘る前後長さの係止受け部が設けられ、前記コネクタハウジングの両側面における前記リテーナ装着孔の開口縁のうち、前記リテーナの差し込み方向側方の開口縁には、前記係止受け部と弾性的に係合することで前記リテーナを前記仮係止位置に留め置く第一、第二の仮係止部が前記リテーナ装着孔の開口を挟んだ前後二箇所にそれぞれ突設され、前記コネクタハウジングの両側面における前記リテーナ装着孔の開口縁のうち、前記リテーナの差し込み方向前方の開口縁には、前記係止受け部と弾性的に係合することで前記リテーナを前記本係止位置に留め置く本係止部が同開口縁にほぼ沿うように延出し、その後端が前記リテーナ装着孔の後縁近傍に達するまで前後方向に延びて突設されており、前記リテーナが前記仮係止位置から前記本係止位置へ至る過程では、前記係止受け部と前記本係止部とが互いに摺動することで、前記側片が前記基部との連繋部位を基端として外方へ弾性的に開き変形し、前記リテーナが前記本係止位置に至るや前記側片が復元するとともに前記係止受け部が前記本係止部に係止されるようになっており、かつ、前記コネクタハウジングの両側面には、前記リテーナ装着孔の孔周りの部分に、前記リテーナに被覆されるとともに、前記本係止部及び前記第一、第二の仮係止部を突成させたリテーナ装着面がその前後領域よりも一段低くして形成され、前記前後領域のうち前記リテーナ装着面とつながる段面にはアリ溝が形成され、このアリ溝に前記側片の前後両縁部に形成された切り欠き縁が係合することで前記側片の過度撓みが規制される構成としたところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
仮係止部がリテーナ装着孔の開口うちリテーナの差し込み方向側方の開口縁設されているから、低背化の要請に応えることができる。しかも、本係止部がリテーナ装着孔の開口縁のうちリテーナの差し込み方向前方の開口縁に同開口縁にほぼ沿うように延出して突設されており、つまり、本係止位置における係止箇所がリテーナの中心もしくは中心近くに配置されるため、本係止位置におけるリテーナの装着姿勢が安定化し、本係止位置における係止が確実なるとともに、本係止部と係止受け部との係止代が増大して係止の信頼性を高めることができる。また、仮係止部がコネクタハウジングの両側面におけるリテーナ装着孔の開口を挟んだ二箇所にそれぞれ突設されているから、仮係止位置におけるリテーナの装着姿勢及び仮係止位置へ装着する際のリテーナの差し込み姿勢が安定する。
<実施形態>
本発明の一実施形態を図1ないし図10によって説明する。本実施形態にかかるコネクタは、雄側ハウジング(図示せず)と嵌合可能な雌側のコネクタであり、複数の雌側端子金具30を収容可能な雌側ハウジング10と、雌側端子金具30を係止するためのリテーナ50とを備えている。なお、以下の説明において、前後方向については、雄側ハウジングに対する嵌合面側を前方とする。
雌側端子金具30は、導電性金属板を所定形状に打ち抜いたあと折り曲げ加工等を施して形成され、図5に示すように、前側に雄側端子金具(図示せず)に接続される角筒部31を備え、後側に電線Wの端末の芯線部分にかしめ付けられるワイヤーバレル32と電線Wの被覆部分にかしめ付けられるインシュレーションバレル33とを前後に連ねて構成されている。角筒部31の内部には弾性接触片(図示せず)が形成されており、その前面開口から雄側端子金具(図示せず)が挿入されると、弾性接触片が撓み変形しつつ接触して雄側端子金具と電気的に接続されるようになっている。そして、角筒部31の下面には係止突部34が立ち上げ形成され、この係止突部34の後面に後述するランス11の被係止部12が係止可能とされている。
雌側ハウジング10は、図1及び図2に示すように、合成樹脂材によって全体として略ブロック状に形成され、その上面には雄側ハウジングとの正規嵌合時にロックを行うためのロックアーム13が設けられている。ロックアーム13は、雌側ハウジング10の前後長さのほぼ全長に亘って延出して形成され、その上面中央部に雄側ハウジング側とのロックを可能としたロック部14が突設されている。
雌側ハウジング10の内部には雌側端子金具30を前後方向に沿って挿入可能なキャビティ15が横並びで二つ設けられている。キャビティ15の底壁には、同キャビティ15に挿入された雌側端子金具30が後方へ抜出されるのを防止するためのランス11が形成されている。ランス11は、雌側ハウジング10の下面に露出されつつ撓み可能に形成され、その上面にキャビティ15内へ突出する被係止部12が形成されている。雌側端子金具30がキャビティ15内に挿入される過程で、ランス11は下方へ撓み変形し、雌側端子金具30がキャビティ15内に正規深さで挿入されると、ランス11が復元して被係止部12が雌側端子金具30の係止突部34の後面に係止可能となっている。
また、雌側ハウジング10には、その底面から両側面にかけた三面に開口するようにしてリテーナ50を組み付けるためのリテーナ装着孔16が設けられている。リテーナ装着孔16は、キャビティ15の前後方向略中央部と連通し、下方から装着されるリテーナ50によって閉止されるようになっている。雌側ハウジング10の両側面におけるリテーナ装着孔16の孔周り部分はリテーナ50によって被覆され得るリテーナ装着面19とされ、この部分がその前後領域よりも一段低くなっている。この前後領域のうちリテーナ装着面19と繋がっている段面にはアリ溝(図示せず)が形成され、このアリ溝にリテーナ50の前後両縁部に形成されたテーパ状の切り欠き縁50Aが係合することでリテーナ50の過度撓みが規制されるようになっている(図3参照)。
リテーナ装着面19におけるリテーナ装着孔16の開口縁の直前方には第一の仮係止部17Aが突設され、これと対をなすように、リテーナ装着面19におけるリテーナ装着孔16の開口縁の直後方には第二の仮係止部17Bが突設されている。また、リテーナ装着面19におけるリテーナ装着孔16の開口縁の直上方には本係止部18が突設されている。リテーナ50は、その係止受け部51(後述する)が第一及び第二の仮係止部17A,17Bのそれぞれに係止されることで仮係止位置に留め置かれ、この仮係止位置にて雌側端子金具30のキャビティ15への挿抜を許容し、そこからさらに深く差し込まれて係止受け部51が本係止部18に係止されることで本係止位置に留め置かれ、この本係止位置にて雌側端子金具30を抜け止め状態で係止するようになっている。
第一の仮係止部17Aは、図2に示すように、その前後寸法と上下寸法のいずれもが第二の仮係止部17Bよりも一回り大きく形成されている。詳しくは、第一の仮係止部17Aはリテーナ装着孔16の開口縁の前縁に沿って上下に長く延出して形成され、第二の仮係止部17Bの下縁は第一の仮係止部17Aの上下方向略中央位置とほぼ同じ高さ位置にあり、かつ、第二の仮係止部17Bの上縁は第一の仮係止部17Aの上縁とほぼ同じ高さ位置にある。また、第一の仮係止部17Aの前後寸法は、第二の仮係止部17Bの前後寸法の概ね二倍である。そして、第一及び第二の仮係止部17A,17Bの下面は、図7及び図8に示すように、根元から先端にかけてテーパ状の昇り勾配をなす装着案内面17Cとなっており、この装着案内面17Cに沿ってリテーナ50が仮係止位置に円滑に装着されるようになっている。第一及び第二の仮係止部17A,17Bの上面は、略水平に形成されたフラット面として構成され、本係止位置から仮係止位置に至ったリテーナ50の抜け出しを規制するようになっている。
本係止部18は、その前端位置が第一の仮係止部17Aの前端位置とほぼ同じ位置に設定され、そこから後方へとリテーナ装着孔16の開口縁の上縁にほぼ沿うように延出し、その延出端がリテーナ装着孔16の後縁近傍に達するまで前後に長く形成されている。本係止部18の下面は、根元から先端にかけてテーパ状の昇り勾配をなす本係止案内面18Aとなっており、この本係止案内面18Aに沿ってリテーナ50が本係止位置へ向けて円滑に移動するようになっている。本係止部18の上面は、根元から先端にかけてテーパ状の下り勾配をなす移動案内面18Bとなっており、この移動案内面18Bに沿ってリテーナ50が仮係止位置へ向けて円滑に移動するようになっている。
リテーナ50は、合成樹脂材によって板状に形成され、図1、図9及び図10に示すように、基部52とこの基部52の両端からほぼ直角に突出する一対の側片53とからなり、正面視すると略門型に形成されている。基部52は、雌側ハウジング10の底面におけるリテーナ装着孔16の開口と対応する大きさに形成され、このリテーナ装着孔16の開口を閉止することでキャビティ15の底壁の一部を構成するようになっている。基部52の上面における幅方向略中央部には、キャビティ15間を仕切る隔壁54が前後方向に沿って設けられている。基部52の上面には、各キャビティ15毎に対応して抜け止め突部55が設けられており、この抜け止め突部55に雌側端子金具30の後端あご部35が係止することで雌側端子金具30の抜け出しが規制されるようになっている。また、基部52の厚み範囲には前面と下面とに開口する治具挿入口56が設けられており、ここに差し入れられる治具(図示せず)によってリテーナ50の本係止位置における係止の解除が可能とされている。
一対の側片53は、基部52の前端位置よりさらに前方にその前端位置が設定されている。そして、各側片53は、基部52との連繋部位を基端として内外に撓み変形可能とされ、リテーナ装着面19を弾性力をもって挟み込みつつ仮係止位置と本係止位置との間を上下方向にスライド移動するようになっている。各側片53の先端部には第一及び第二の仮係止部17A,17Bと本係止部18とに係合可能な係止受け部51が設けられている。係止受け部51は、各側片53の先端から内側へ向けて爪状に突出し、かつ、各側片53の前後長さのほぼ全長に亘る長さをもって形成されている。係止受け部51の上面は、根元から先端にかけてテーパ状の下り勾配をなす被案内面58となっており、この被案内面58が第一及び第二の仮係止部17A,17Bの装着案内面17Cに摺接したあとリテーナ50が仮係止位置に至るようになっている。係止受け部51の下面は、略水平なフラット面として構成され、雌側ハウジング10の第一及び第二の仮係止部17A,17Bのフラット面と緊密に面当たりするようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。リテーナ50を雌側ハウジング10に取り付けるには、図1ないし図3に示すように、まず下方からリテーナ50を雌側ハウジング10に接近させ、一対の側片53をリテーナ装着面19に挟着させる。続いて、基部52を押し込むようにしてリテーナ50を上方へ移動させる。すると、各側片53が外方へ弾性的に開き変形しつつ係止受け部51の被案内面58が第一及び第二の仮係止部17A,17Bの装着案内面17Cに沿って摺接し、これを乗り越えて仮係止位置に至るや各側片53が復元するとともに係止受け部51が第一及び第二の仮係止部17A,17Bと本係止部18との間に進入してそこに留め置かれる。このとき、各側片53の係止受け部51の前後両縁部に第一及び第二の仮係止部17A,17Bが係合するから、リテーナ50を安定した姿勢で差し込むことができる。またこのとき、リテーナ50の抜け止め突部55は、図5に示すように、雌側端子金具30の挿入を妨げることのないキャビティ15外方の待機位置に配置されている。
次に、後方からキャビティ15内に雌側端子金具30を挿入する。挿入の過程で角筒部31の係止突部34がランス11と当接してランス11が下方へ弾性的に撓み変形され、角筒部31の前端面がキャビティ15の前端位置に至ると、ランス11が弾性復帰するとともにランス11の被係止部12が係止突部34の後面後方に進入し、もって雌側端子金具30が抜け止め状態に一次係止される。
この状態からリテーナ50をリテーナ装着孔16の奥方へ向けて深く差し込むと、各側片53が外方へ弾性的に開き変形しつつ係止受け部51の被案内面58が本係止部18の本係止案内面18Aに沿って摺接し、本係止位置に至るや各側片53が復元するとともに係止受け部51が本係止部18に係止される。この間、図6に示すように、リテーナ50の抜け止め突部55が待機位置から角筒部31の後端あご部35の後方へ進入し、もって雌側端子金具30が二重係止される。本係止位置において、係止受け部51は、図4及び図8に示すように、本係止部18に対してその前後長さの全域に亘って掛け止められ、その結果、リテーナ50が本係止位置に確実に保持されるようになっている。
なお、雌側端子金具30が半挿入状態にあるときには、リテーナ50を押し込み操作しようとしても、抜け止め突部55が角筒部31の下面に突き当たってそれ以上の進行を規制するから、端子半挿入状態を難なく検知することができるようになっている。
本実施形態によれば、雌側ハウジング10の両側面におけるリテーナ装着孔16の開口縁の上方つまりリテーナ50の差し込み方向前方に本係止部18が配設されているから、本係止位置における係止箇所がリテーナ50の中心に配置されて、本係止位置におけるリテーナ50の装着姿勢が安定化し、本係止位置における係止が確実となる。また、第一及び第二の仮係止部17A,17Bがリテーナ装着孔16の開口を挟んだ前後二箇所に配設されているから、低背化の要請にも応えることができ、かつ、仮係止位置におけるリテーナ50の装着姿勢及び仮係止位置へ装着する際のリテーナ50の差し込み姿勢が安定する。
さらに、本係止部18が雌側ハウジング10の両側面におけるリテーナ装着孔16の開口縁の上縁にほぼ沿うように延出して形成されているから、本係止部18と係止受け部51との係止代が増大して係止の信頼性を高めることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、第一の仮係止部が第二の仮係止部よりも大きく形成されていたが、本発明においては、第一の仮係止部が第二の仮係止部と同じ大きさで形成されていてもよく、また、第二の仮係止部よりも小さく形成されていてもよい。
)上記実施形態では、雌側のコネクタに適用した例を示したが、本発明においては、雄側のコネクタに適用しても構わない。
本発明の実施形態にかかるコネクタのリテーナ装着前の分解正面図 リテーナ装着前の分解側面図 リテーナが仮係止位置にあるときの側面図 リテーナが本係止位置にあるときの側面図 リテーナが仮係止位置にあるときの側断面図 リテーナが本係止位置にあるときの側断面図 リテーナが仮係止位置にあるときの縦断面図 リテーナが本係止位置にあるときの縦断面図 リテーナの平面図 リテーナの底面図
符号の説明
10…雌側ハウジング
16…リテーナ装着孔
19…リテーナ装着面
17A…第一の仮係止部
17B…第二の仮係止部
18…本係止部
50…リテーナ
51…係止受け部
53…側片

Claims (1)

  1. 端子金具を前後方向に収容可能なキャビティを横並びの一列に有するコネクタハウジングと、このコネクタハウジングの外面のうちの一面とそれを挟んだ両側面の三方に開口するとともに前記キャビティに連通するリテーナ装着孔と、前記各キャビティ毎に対応して抜け止め突部を有する基部とこの基部の両端から突出する一対の側片とからなることにより正面視すると略門型でかつ板状に形成され、前記一対の側片が前記コネクタハウジングの両側面を弾性的に挟み込みつつ前記コネクタハウジングの一面における前記リテーナ装着孔の開口に差し込まれるリテーナとを備え、前記リテーナは、前記基部への押し込み動作に基づいて前記抜け止め突部が前記キャビティ外へ待避して前記端子金具の挿抜を許容する仮係止位置から前記抜け止め突部が前記キャビティ内に進入して前記端子金具を抜け止め状態で係止する本係止位置への移動を可能とされているコネクタであって、
    前記一対の側片にはこの側片の先端から内側へ突出し、かつこの側片の先端の全長に亘る前後長さの係止受け部が設けられ、
    前記コネクタハウジングの両側面における前記リテーナ装着孔の開口縁のうち、前記リテーナの差し込み方向側方の開口縁には、前記係止受け部と弾性的に係合することで前記リテーナを前記仮係止位置に留め置く第一、第二の仮係止部が前記リテーナ装着孔の開口を挟んだ前後二箇所にそれぞれ突設され、
    前記コネクタハウジングの両側面における前記リテーナ装着孔の開口縁のうち、前記リテーナの差し込み方向前方の開口縁には、前記係止受け部と弾性的に係合することで前記リテーナを前記本係止位置に留め置く本係止部が同開口縁にほぼ沿うように延出し、その後端が前記リテーナ装着孔の後縁近傍に達するまで前後方向に延びて突設されており、
    前記リテーナが前記仮係止位置から前記本係止位置へ至る過程では、前記係止受け部と前記本係止部とが互いに摺動することで、前記側片が前記基部との連繋部位を基端として外方へ弾性的に開き変形し、前記リテーナが前記本係止位置に至るや前記側片が復元するとともに前記係止受け部が前記本係止部に係止されるようになっており、かつ、
    前記コネクタハウジングの両側面には、前記リテーナ装着孔の孔周りの部分に、前記リテーナに被覆されるとともに、前記本係止部及び前記第一、第二の仮係止部を突成させたリテーナ装着面がその前後領域よりも一段低くして形成され、前記前後領域のうち前記リテーナ装着面とつながる段面にはアリ溝が形成され、このアリ溝に前記側片の前後両縁部に形成された切り欠き縁が係合することで前記側片の過度撓みが規制されることを特徴とするコネクタ。
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