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JP4212617B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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JP4212617B2 JP2006270790A JP2006270790A JP4212617B2 JP 4212617 B2 JP4212617 B2 JP 4212617B2 JP 2006270790 A JP2006270790 A JP 2006270790A JP 2006270790 A JP2006270790 A JP 2006270790A JP 4212617 B2 JP4212617 B2 JP 4212617B2
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Description

本発明は、トレッド面の溝部の溝底に突条が設けられた空気入りタイヤに関するものである。
空気入りタイヤのトレッド面には、通常、周方向溝や横溝などの溝部と、その溝部により区分される陸部とが設けられ、要求されるタイヤ性能や使用条件に応じた各種のトレッドパターンが形成される。かかる溝部には、整地されていない砂利道などを走行したときに、路上の石が挟み込まれることがあり、そのような状態でタイヤが転動すると、溝部を押し広げようとする力が反復して作用したり、或いは挟み込まれた石が溝底に侵入したりして、溝底クラック等の損傷を引き起こすという問題があった。
この問題に対しては、下記特許文献1〜3に記載されているように、溝部の溝底に図14に示すような突条を設け、それによって石噛みを防ぐことが提案されている。しかしながら、図示のように突条60と溝壁9bとの間に小石Sが挟み込まれると、突条60の側面が局所的に変形して小石Sを包むように保持してしまうことがあり、耐石噛み性が十分であるとは言えなかった。
また、突条60を設けることで溝底9a側の容積が小さくなるため、摩耗が進行した状態で排水性が低下し、WET性能(湿潤路走行性能)が悪化するおそれがあるが、その一方で、溝底9a側の容積を確保すべく溝壁角度θ3を小さくすると、石噛みが発生し易くなるという問題がある。更に、突条60の根元を起点とした溝底クラックも懸念される。
従来は、石の侵入に対する抗力を高めるために突条の剛性が高められる傾向にあり、下記特許文献3には、溝底から上面に向かって幅を漸減させた断面台形状をなす突条が記載されている。ところが、上記のように突条と溝壁との間に小石が挟み込まれた場合には、その剛性の高さ故に小石を強く保持してしまい、溝外への排出を困難にしていることが分かった。
なお、下記特許文献4にも、溝部の溝底に突条を設けた空気入りタイヤが記載されているが、かかる突条は、高さが1mm以下で、しかも溝底に複数本を並設しうる程度の微小突条であり、上述したような石噛みを防止しうるものではない。
特開平10−35224号公報 特開2000−185525号公報 特開2002−29218号公報 特開平10−226206号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、耐石噛み性を効果的に高めて溝底クラック等の損傷を抑制することができる空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。即ち、本発明の空気入りタイヤは、トレッド面に、溝部と、その溝部により区分される陸部とが設けられた空気入りタイヤにおいて、前記溝部の溝底に、その溝部の延在方向に沿って延びる突条が設けられており、前記突条が、タイヤ外周側に向かって突出する頭頂部と、前記頭頂部よりも幅狭で前記頭頂部と溝底とを連ねる基部とを備え、前記基部が、断面円弧状の側面を有して括れており、その側面が前記頭頂部の側面と溝底とになだらかに連なると共に、前記頭頂部が断面略矩形をなしてタイヤ外周側では稜線部のみが断面円弧状の曲面で形成されて頂面が平坦であり、前記溝部の溝深さDに対する前記突条の高さHの比H/Dが0.2<H/D<0.5を満たすことを特徴とするものである。
本発明では、上記のような突条を設けることにより、その突条と溝壁との間に小石が挟み込まれる際に、基部を中心に頭頂部が容易に傾倒し、突条が全体的に撓み変形する。そのため、突条の変形復元力に基づき、突条の側面で小石を押し上げるような反力が効果的に発生し、突条が小石を溝外に排出するように機能する。その結果、耐石噛み性を高めて溝底クラック等の損傷を抑制することができる。
要するに、本発明は、突条を積極的に撓み変形させ、それによって生じる変形復元力を、小石を排出するための反力として利用するものである。これに対して、図14に示した突条60では、上記のような反力が発生し難く、突条60と溝壁9bとの間に挟み込まれた小石Sが容易に抜け出すことができない。
また、本発明では、下記a〜cの点においても溝底クラック等の損傷が抑制される。
a:頭頂部が容易に傾倒することから、従来に比べて小石の保持力が小さく、タイヤ転動時の遠心力によって小石が排出され易いため、耐石噛み性が向上する。
b:小石を挟み込んで頭頂部が倒れている状態では、その倒れた側の溝壁と頭頂部との間隔が狭まっているため、その隙間への小石の侵入が抑制されて耐石噛み性が向上する。
c:突条の基部が頭頂部よりも幅狭であることから、溝底と基部との境界を鈍角に若しくは比較例大径の円弧状に容易に形成することができ、突条の根元を起点としたクラックの発生を抑制できる。
加えて、本発明では、基部が頭頂部よりも幅狭であることにより、溝底側の容積を大きく確保することができ、摩耗が進行した状態でも排水性を維持して、優れたWET性能を発揮することができる。
上記本発明の空気入りタイヤでは、前記頭頂部のタイヤ外周側の稜線部が断面円弧状の曲面で形成されている。本発明では、突条の基部が頭頂部よりも幅狭であるため、トレッドパターン成形時に未加硫ゴムが頭頂部の先端に供給されにくいことが懸念されるが、頭頂部のタイヤ外周側の稜線部が断面円弧状の曲面で形成されていることにより、頭頂部の形状形成を容易且つ適切に行うことができる。その結果、上述したような優れた耐石噛み性を十分に発揮することができる。なお、「断面円弧状」は、タイヤ子午線断面において円弧状であることを意味する。
上記本発明の空気入りタイヤでは、前記基部が、断面円弧状の側面を有して括れており、その側面が前記頭頂部の側面と溝底とになだらかに連なる。かかる構成によれば、基部の括れた部分を中心にして頭頂部を容易に傾倒させうるため、上述した本発明の作用効果を容易且つ確実に発現することができる。また、突条の撓み変形のしなやかさが増し、小石を排出するための反力がより効果的に得られるとともに、歪みが集中し易い箇所がなくなり、突条の根元を起点とする溝底クラックを抑制できる。
本発明の別の空気入りタイヤは、トレッド面に、溝部と、その溝部により区分される陸部とが設けられた空気入りタイヤにおいて、前記溝部の溝底に、その溝部の延在方向に沿って延びる突条が設けられており、前記突条が、タイヤ外周側に向かって突出する頭頂部と、前記頭頂部よりも幅狭で前記頭頂部と溝底とを連ねる基部とを備え、前記基部が、断面円弧状の側面を有して括れており、その側面が前記頭頂部の側面と溝底とになだらかに連なると共に、前記頭頂部が断面略円形をなすものである。かかる構成によれば、頭頂部の先端から側面にかけて溝壁側に凸となる曲面により形成されるため、頭頂部と溝壁との間で小石が挟み込まれにくくなり、また小石を挟み込んだとしても、頭頂部の側面と小石との接触面積が比較的小さくなることから反力が容易に発生して、耐石噛み性が効果的に向上する。なお、「断面略円形」は、タイヤ子午線断面において略円形であることを意味する。
上記において、前記頭頂部の最大幅に対する前記基部の最小幅の比が0.5〜0.9であるものが好ましく、これにより上述した本発明の作用効果が好適に発現される。即ち、この比が0.5未満であると、基部が幅狭になり過ぎるため、トレッドパターン成形時において、頭頂部に未加硫ゴムが供給されにくくなることや、加硫を終えてタイヤ成形型から離型する際の抵抗が大きくなって基部が破断し易くなることが懸念される。一方、上記の比が0.9を超えると、突条がしなやかに撓み変形しにくくなり、耐石噛み性の向上代が小さくなる傾向にある。
上記において、タイヤ成形型に設けられた溝部形成用骨の突条形成部と溝壁形成部とを連通させる連通孔により形成された連通ゴム部が、前記突条の側面及び前記溝部の溝壁の少なくとも一方に設けられているものが好ましい。これにより、トレッドパターン成形時において、突条形成部への未加硫ゴムの供給が溝底側からだけでなく連通孔を介しても行われるため、頭頂部の形状形成が適切になされて、上述したような優れた耐石噛み性を十分に発揮することができる。
上記において、前記突条が、タイヤ周方向に沿って連続する周方向溝の溝底に設けられており、前記陸部が、その周方向溝によって区分されたリブを有していて、前記周方向溝の溝壁角度が10°以下であるとともに、前記リブの表面から前記頭頂部よりもタイヤ内周側にまで延在する片側オープンサイプが、前記リブのエッジ部に3〜6mm置きに隔設されているものが好ましい。
上記構成によれば、頭頂部に対向する溝壁の剛性が低下するため、その溝壁と突条との間に挟み込まれた小石の保持力が低減し、突条に生じる反力及びタイヤ転動時の遠心力によって、小石を溝外へ容易に排出することができる。併せて、リブのエッジ部の剛性を低減して局所的な摩耗を抑制でき、リバーウェアの発生を防いで耐偏摩耗性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明に係る空気入りタイヤの一例を示すタイヤ子午線半断面図である。図2は、その空気入りタイヤのトレッド面の展開図である。図3は、図1の一部を拡大して斜視した斜視断面図である。
本実施形態では、図1、2に示すように、トレッド部7の外周側表面であるトレッド面に、溝部としての周方向溝9がタイヤ周方向に連続して設けられており、その周方向溝9により区分された陸部が、リブ5を基調とするリブパターンとして設けられている。4本の周方向溝9のうち、タイヤ幅方向最外側に位置する周方向溝9の溝底9aには、周方向溝9の延在方向であるタイヤ周方向に沿って突条10が延設されている。
突条10は、図3に拡大して示すように、その高さ方向の中央部と上部を構成する頭頂部11と、その高さ方向の下部を構成する基部12とを備える。頭頂部11は、タイヤ外周側に向かって突出しており、本実施形態では縦長の断面略矩形をなしている。基部12は、頭頂部11よりも幅狭で、頭頂部11と溝底9aとの間に介在して両者を一体的に連ねている。
図4は、その周方向溝9の溝壁9bと突条10との間に小石Sが挟み込まれた様子を示す要部断面図である。本発明では、小石Sが挟み込まれる際に、幅狭な基部12を中心に頭頂部11が容易に傾倒し、突条10が図4に示すように全体的に撓み変形する。このため、突条10の変形復元力に基づき、突条10の側面で小石Sを押し上げるような反力が発生し易く、突条10が小石Sを溝外に排出するように機能する。また、小石Sを強く保持できないことから、タイヤ転動時の遠心力によって小石Sが溝外に排出され易い。しかも、小石Sを挟み込んでいる状態では、図例左側の溝壁9bと頭頂部11との間隔が狭まっており、この隙間への小石の侵入が抑制される。
本実施形態では、基部12の側面が、断面円弧状の曲面により括れた形状に形成されており、かかる円弧の半径は0.5〜2.0mmが好ましい。小石Sが挟み込まれる際には、この基部12の括れた部分を中心にして、頭頂部11を容易且つ確実に傾倒させることができる。また、基部12が頭頂部11よりも幅狭であることにより、上記の円弧を比較的大径に形成することができ、突条10の根元を起点とする溝底クラックを効果的に抑制できる。
その基部12の側面は、頭頂部11の側面と溝底9aとになだらかに連なっている。このことから、突条10の撓み変形のしなやかさが増して、小石Sを排出するための反力が得られ易いとともに、歪みが集中し易い箇所がなくなり、突条10の根元を起点とする溝底クラックを抑制できる。
本発明では、基部12の側面を平面で形成するものではないが、その場合には、溝底クラックを抑制する観点から、その基部12の側面と溝底9aとの境界を断面円弧状の曲面で形成することが好ましく、かかる円弧の半径は1.0〜3.0mmが好ましい。なお、本実施形態では、溝底9aと溝壁9bとの境界が断面円弧状の曲面で形成されている。かかる円弧の半径は例えば2.0〜3.0mmであるが、この円弧の曲率半径は基部12の側面の曲率半径よりも大きいことが望ましく、それによってリブ5側の溝底クラックを抑制しつつ、頭頂部10を容易に傾倒させることができる。
ここで、図3に示すように、周方向溝9の溝深さをD、突条10の高さをHとするとき、溝深さDに対する高さHの比H/Dが0.2<H/D<0.5を満たすことが好ましく、0.3<H/D<0.4を満たすことがより好ましい。このH/Dが0.2以下であると、耐石噛み性の向上代が小さくなる傾向にあり、H/Dが0.5以上であると、排水性が低下してWET性能が損なわれるおそれがある。
また、突条10の頭頂部11の最大幅をW1、基部12の最小幅をW2とするとき、本発明の作用効果を好適に発現させる観点から、最大幅W1に対する最小幅W2の比W2/W1が0.5≦W2/W1≦0.9を満たすことが好ましく、0.7≦W2/W1≦0.8を満たすことがより好ましい。なお、基部12の最小幅位置の高さhは、突条10を適切に撓み変形させる観点から、突条10の高さHの1/2以下であることが好ましい。具体的には、高さhは0.7〜2.0mmが好ましく、1.0〜1.5mmがより好ましい。
更に、周方向溝9の溝底幅をW3とするとき、溝底幅W3に対する最大幅W1の比W1/W3が0.2≦W1/W3≦0.6を満たすことが好ましく、0.3≦W1/W3≦0.5を満たすことがより好ましい。このW1/W3が0.2未満であると、突条10に生じる反力が小さくなる傾向にあり、W1/W3が0.6を超えると、突条10が撓み変形しにくくなる傾向にある。
本発明では、基部12が頭頂部11よりも幅狭であることにより、周方向溝9の溝底9a側の容積を大きく確保することができ、摩耗が進行した状態でも排水性を維持して、優れたWET性能を発揮することができる。
本発明の空気入りタイヤは、トレッド面の溝部に上記の如き突条を設けること以外は、従来の空気入りタイヤと同等であり、公知の材料や形状、構造、製法などが何れも本発明に採用することができる。但し、優れた耐石噛み性を発揮しうることから、小石が散在する砂利道や整地現場を移動する機会の多いトラックや建設用車両に装着される、重荷重用空気入りタイヤとして非常に有用である。
本実施形態では、重荷重用空気入りタイヤの例を示している。このタイヤでは、図1に示すように、カーカスプライ1が、ビード部2に配されたビードコア3とゴムフィラー4の回りに、内側から外側に巻き上げて係止されており、その巻き上げ端がゴムフィラー4の斜辺の中腹部に配置されている。パッド6は、ゴムフィラー4と共にカーカスプライ1の巻き上げ端を挟み込むように設けられている。
カーカスプライ1は、スチールコードや高強度有機繊維コード等をタイヤラジアル方向に配列した1層又は複数層のプライよりなる。また、ビードコア3は、ビードワイヤと被覆ゴムの積層体よりなり、ゴムフィラー4は、底辺が円弧状の断面略三角形状をなす硬質ゴムよりなる。
トレッド部7のカーカスプライ1のタイヤ外周側にはベルト層8が配され、その外周には、必要に応じてベルト補強層が配される。トレッドゴムのゴム硬度は、通常用いられるものであればよく、そのトレッド面に上記のようなトレッドパターンが形成される。カーカスプライ1の内周側には、空気圧保持のためのインナーライナーゴムが設けられ、トレッド部7とビード部2との間のカーカスプライ1の外周側にはサイドウォールゴムが設けられる。
図2に例示したトレッドパターンでは、タイヤ赤道線CL近傍となる中央のリブ5と、その両側のリブ5に、WET性能向上などを目的としたクローズドサイプが設けられている。リブ5の形状は特に限られず、例えばジグザグに延びた周方向溝により区分されるものでもよい。かかる場合には、周方向溝の延在方向に沿って、ジグザグ状又は波状に延びる突条が設けられる。
なお、重荷重用空気入りタイヤにおいては、周方向溝9の溝底幅W3が7〜16mm或いは10〜12mm、周方向溝9の溝深さDが10〜20mm或いは14〜16mm、周方向溝9の溝壁角度θ1が0〜20°であるものが挙げられる。このとき、突条10の寸法例としては、高さHが5〜7mm、頭頂部11の最大幅W1が3〜5mm、基部12の最小幅W2が2.5〜3.0mmであるものが挙げられる。
本発明の空気入りタイヤは、図5に示すように、タイヤ成形型に設けられた溝部形成用骨15に、突条10を形成するための突条形成部16を設ける程度の改変で、その他は従来のタイヤ製造工程と同様にして製造を行うことができる。溝部形成用骨15は、グリーンタイヤのトレッド面に押圧されることで周方向溝9を凹設し、その際に溝底側から突条形成部16に未加硫ゴムが供給されることで、突条10を凸設する。なお、周方向溝9の溝壁9bは、溝壁形成部17により形成される。
本発明では、突条10の基部12が頭頂部11よりも幅狭であることから、未加硫ゴムが突条形成部16の先端に充填されるか懸念されるが、本実施形態では、図3に示すように頭頂部11のタイヤ外周側の稜線部11aが断面円弧状の曲面で形成されているため、未加硫ゴムが突条形成部16に充填され易く、頭頂部11の形状形成を適切に行うことができる。
[第2実施形態]
第2実施形態は、溝部及び突条が以下の通りの構成である他は、第1実施形態と同様の構成であるので、共通点を省略して主に相違点について説明する。なお、第1実施形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
突条20は、図6に示すように、その上半身を構成する頭頂部21と、その下半身を構成する基部22とを備える。頭頂部21は、断面略円形をなしてタイヤ外周側に向かって突出しており、その先端から側面にかけて溝壁9b側に凸となる曲面により形成されている。基部22は、第1実施形態の基部12と略同じ形状であり、頭頂部21と溝底9aとを一体的に連ねている。
本実施形態では、突条20が上記のような形状であるため、頭頂部21と溝壁9bとの間で小石Sが挟み込まれにくくなり、また小石Sを挟み込んだとしても、頭頂部21の側面と小石Sとの接触面積が比較的小さくなることから反力が容易に発生して、耐石噛み性が効果的に向上する。
タイヤ子午線断面において、頭頂部21の輪郭を構成する円弧は、基部22の側面を構成する円弧になだらかに連なっており、その基部22の側面を構成する円弧は溝底9aにもなだらかに連なっている。これにより、突条20の撓み変形のしなやかさが効果的に増すとともに、歪みが集中し易い箇所がなくなり、突条20の根元を起点とする溝底クラックを抑制できる。
[第3実施形態]
第3実施形態は、溝部及び突条が以下の通りの構成である他は、第1実施形態と同様の構成であるので、共通点を省略して主に相違点について説明する。なお、第1実施形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。なお、第3実施形態は、本発明に含まれるものではない。
突条30は、図7に示すように、その上半身を構成する頭頂部31と、その下半身を構成する基部32とを備える。頭頂部31は、断面略矩形をなしてタイヤ外周側に向かって突出しており、第1実施形態の頭頂部11に比べて突出高さが小さい。基部32は、第1実施形態の基部12と略同じ形状であり、頭頂部31と溝底9aとを一体的に連ねている。
本実施形態では、周方向溝9の溝壁角度θ2が10°以下に設定されているとともに、リブ5のエッジ部に溝壁9bで開口する片側オープンサイプ35が設けられている。このサイプ35は、リブ5の表面から溝深さ方向に延びて、頭頂部31の上面よりもタイヤ内周側となる位置にて終端しており、周方向溝9の延在方向に沿って所定間隔で隔設されている。
これにより溝壁9bの剛性が低下し、溝壁9bと突条30との間に挟み込まれた小石の保持力が低減する。そのため、突条30に生じる反力に加え、タイヤ転動時の遠心力によって小石を溝外へ容易に排出することができる。しかも、溝壁角度θ2を10°以下に設定することで、周方向溝9が小石を挟み込み易くなるところ、本発明では上述のように優れた耐石噛み性を発揮しうるため、石噛みを抑制しながら、溝底9a側の容積が増すことで摩耗進行時のWET性能を高めることができる。そのうえ、リブ5のエッジ部の剛性を低減して局所的な摩耗を抑制できるため、リバーウェアの発生を防いで耐偏摩耗性を高めることができる。
サイプ35を隔設する間隔は3〜6mmであり、これが3mm未満であると、サイプ35間のゴム片の厚みが薄く変形し易いため、クラックが発生したり千切れたりし易くなる傾向にある。一方、6mmを超えると、溝壁9bの剛性を低下させる効果に乏しく、耐石噛み性の向上代が小さくなる。なお、溝壁9bの剛性低下及びリブ5の耐久性の観点から、サイプ35の溝幅は0.5〜1.0mmが好ましく、サイプ35の踏面での長さは3〜5mmが好ましい。
[第4実施形態]
第4実施形態は、溝部及び突条が以下の通りの構成である他は、第1実施形態と同様の構成であるので、共通点を省略して主に相違点について説明する。なお、第1実施形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
突条40は、図8に示すような頭頂部41と基部42とを備え、その断面形状は第1実施形態の突条10と略同じである。本実施形態では、突条40の側面と溝壁9bとに、両者を繋げるように延びる板状の連通ゴム部45が設けられている。連通ゴム部45は、頭頂部41の下側部分と基部42の側面、溝壁9b、溝底9aに一体的に繋がっており、周方向溝9の延在方向に沿って所定間隔を置いて隔設されている。
この突条40は、図9に示すような溝部形成用骨15によって形成されたものである。この溝部形成用骨15には、突条形成部16と溝壁形成部17とを連通させる連通孔18が設けられており、グリーンタイヤのトレッド面に押圧された際には、突条形成部16への未加硫ゴムの供給が、溝底9a側からだけでなく連通孔18を介しても行われるため、頭頂部41の形状形成が円滑に行われる。
かかる構成は、頭頂部41の形状が図例のような縦長である場合に有用であり、これと併せて、頭頂部41のタイヤ外周側の稜線部41aを断面円弧状の曲面で形成することで、その形状形成がより良好となる。なお、連通ゴム部45を両側の溝壁9bに設けても構わない。
また、図10に示すように、頭頂部41の側面と、それに対向する溝壁9bとを、円柱状の連通ゴム部46で繋げるようにしてもよく、かかる場合には、未加硫ゴムが直接的に頭頂部41に供給され、その形状形成がより良好となる。連通ゴム部46は、図11に示すような溝部形成用骨15の連通孔19によって形成され、加硫を終えてタイヤ成形型から離型するときに切断されて、頭頂部41の側面及び溝壁9bの少なくとも一方に設けられた状態となる。
[他の実施形態]
(1)前述の実施形態では、トレッドパターンがリブパターンである例を示したが、本発明はこれに限られず、陸部としてのブロックを一部又は全部に含んだパターンであってもよく、突条が設けられる溝部が横溝や傾斜溝などであっても構わない。但し、石噛みの発生は周方向溝において顕著であることから、突条が少なくとも1本の周方向溝の溝底に設けられていることが好ましい。
(2)前述の実施形態では、タイヤ幅方向最外側に位置する周方向溝にのみ突条を設ける例を示したが、本発明はこれに限られず、例えばタイヤ幅方向中央側に位置する溝部にのみ突条を設けたり、トレッド面の全ての溝部に突条を設けたりしても構わない。
(3)前述の実施形態では、突条が連続的に延びる例を示したが、本発明はこれに限られず、図12に示す突条60のように断続的に延びるものでもよい。これにより排水性を高めて、特に摩耗進行時におけるWET性能を向上させることができる。但し、突条60を断続させることにより、その断続部65にて小石を挟み込み易くなるため、本発明において突条を連続させるか断続させるか、及び断続部の間隔は、耐石噛み性能とWET性能とのバランスを考慮して適宜に選択すればよい。
図13に示す突条70は、突条60と同様に断続的に延びるものであるが、その断続部75では、互いに対向する頭頂部71の端部が半球状に膨出形成されている。かかる構成によれば、断続部75に侵入しようとする小石に対して、頭頂部71の端部が撓むことで反力が発生し、断続部75での石噛みを効果的に抑制できるため、WET性能を向上しながら耐石噛み性能をも高めることができる。
(4)突条の断面形状として上述した以外のものを採用してもよいが、頭頂部を容易に傾倒させる観点から、前述の実施形態のように基部にて局所的に括れていることが好ましい。また、突条の高さを周期的に変化させても構わない。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。なお、実施例等における評価項目は下記のようにして測定を行った。
(1)溝底の損傷及び溝底クラック
車軸配列が2−Dのトラクタヘッドの操舵輪にテストタイヤを装着し、乾燥路面を10万km走行させた後に、溝底の損傷(クラックを除く)及び溝底クラックの発生状況を目視により調査し、それらの発生箇所数をカウントした。カウント数の逆数について、比較例1を100として指数評価し、数値が大きいほど耐石噛み性能に優れていることを示す。
(2)噛んだ石の個数
上記乾燥路面での走行において、1万、2万、3万km走行時点での溝部に挟み込まれた小石の数をカウントし、平均値を算出した。
(3)WET性能
車軸配列が2−Dのトラクタヘッドの操舵輪に、周方向溝の溝深さが4mmとなるまでトレッド面を削ったテストタイヤを装着し、WET路面を走行させてフィーリング評価を実施した。比較例1を100として指数評価し、数値が大きいほどWET性能に優れていることを示す。
比較例1
図1、2に示した構造を有する空気入りタイヤ(サイズ295/75R22.5)を準備し、上記の評価を行った。トレッドゴムのゴム硬度(JISK6253のデュロメータ硬さ試験(タイプA)でのゴム硬度)を65°とし、周方向溝の踏面における溝幅を13mm、溝深さDを14mm、溝底幅W3を9mmとした。また、突条は、図14に示すような断面略矩形とし、高さを4mm、幅を3.5mmとした。
比較例2
突条を片側の溝壁と一体的に連ねて棚状に形成したこと以外は、比較例1と同じ空気入りタイヤを準備し、上記の評価を行った。
実施例1
図1、2に示した構造を有する空気入りタイヤ(サイズ295/75R22.5)を準備し、上記の評価を行った。トレッドゴムのゴム硬度を65°とし、周方向溝の踏面における溝幅を13mm、溝深さDを14mm、溝底幅W3を9mmとした。また、突条は、図3に示すような頭頂部と基部とを備える形状とし、頭頂部の最大幅W1を3.5mm、基部の最小幅W2を1.7mm(W2/W1=0.49)、基部の最小幅位置の高さhを1.2mmとした。これは、比較例1の突起の側面を半円弧状に片側0.9mmずつ削り取ったような形状である。
実施例2
頭頂部の最大幅W1を3.5mm、基部の最小幅W2を3.1mm(W2/W1=0.89)、基部の最小幅位置の高さhを1.5mmとし、比較例1の突起の側面を半円弧状に片側0.2mmずつ削り取ったような形状にしたこと以外は、実施例1と同じタイヤを準備し、上記の評価を行った。
実施例3
頭頂部の最大幅W1を3.5mm、基部の最小幅W2を2.5mm(W2/W1=0.71)、基部の最小幅位置の高さhを1.7mmとし、比較例1の突起の側面を半円弧状に片側0.5mmずつ削り取ったような形状にしたこと以外は、実施例1と同じタイヤを準備し、上記の評価を行った。
実施例4
突条を図12に示すように断続的に延在させたこと以外は、実施例1と同じタイヤを準備し、上記の評価を行った。なお、分断された突条の周方向長さを8mm、断続部の間隔を3mmとした。各例の評価結果を表1に示す。
Figure 0004212617
表1より、実施例1〜4では、溝底の損傷及び溝底クラックの発生が比較例1、2よりも少なく、溝部に挟み込まれた小石も少数であり、上述したような突条を設けることによって耐石噛み性能が向上していることが分かる。比較例2では、溝底が比較的広く開放されているために小石が溝底に容易に到達し、溝底の損傷に繋がったものと思われる。また、実施例1〜4では、比較例1、2に比べて溝底側の容積が大きく、それによって優れたWET性能が発揮されており、耐石噛み性能とWET性能とを両立できていることが分かる。
本発明に係る空気入りタイヤの一例(第1実施形態)を示すタイヤ子午線半断面図 同空気入りタイヤのトレッド面の展開図 図1の一部を拡大して斜視した斜視断面図 同空気入りタイヤの溝部に小石が挟み込まれた様子を示す要部断面図 同空気入りタイヤを成形するためのタイヤ成形型に設けられた溝部形成用骨を示す斜視断面図 本発明に係る空気入りタイヤの一例(第2実施形態)を示す要部断面図 本発明に含まれない空気入りタイヤの一例(第3実施形態)を示す斜視断面図 本発明に係る空気入りタイヤの一例(第4実施形態)を示す斜視断面図 同空気入りタイヤを成形するためのタイヤ成形型に設けられた溝部形成用骨を示す斜視断面図 本発明に係る空気入りタイヤの一例(第4実施形態)を示す斜視断面図 同空気入りタイヤを成形するためのタイヤ成形型に設けられた溝部形成用骨を示す斜視断面図 本発明の別実施形態に係る空気入りタイヤを示す斜視断面図 本発明の別実施形態に係る空気入りタイヤを示す斜視断面図 従来の空気入りタイヤの一例を示す要部断面図
符号の説明
5 リブ
7 トレッド部
9 周方向溝
9a 溝底
9b 溝壁
10 突条
11 頭頂部
11a 稜線部
12 基部
15 溝部形成用骨
16 突条形成部
17 溝壁形成部
18 連通孔
19 連通孔
20 突条
21 頭頂部
22 基部
30 突条
31 頭頂部
32 基部
35 片側オープンサイプ
40 突条
41 頭頂部
42 基部
45 連通ゴム部
46 連通ゴム部
60 突条
65 断続部
70 突条
75 断続部
D 周方向溝の溝深さ
H 突条の高さ
S 小石
W1 頭頂部の最大幅
W2 基部の最小幅
W3 周方向溝の溝底幅
θ1 溝壁角度

Claims (5)

  1. トレッド面に、溝部と、その溝部により区分される陸部とが設けられた空気入りタイヤにおいて、
    前記溝部の溝底に、その溝部の延在方向に沿って延びる突条が設けられており、
    前記突条が、タイヤ外周側に向かって突出する頭頂部と、前記頭頂部よりも幅狭で前記頭頂部と溝底とを連ねる基部とを備え
    前記基部が、断面円弧状の側面を有して括れており、その側面が前記頭頂部の側面と溝底とになだらかに連なると共に、前記頭頂部が断面略矩形をなしてタイヤ外周側では稜線部のみが断面円弧状の曲面で形成されて頂面が平坦であり、
    前記溝部の溝深さDに対する前記突条の高さHの比H/Dが、0.2<H/D<0.5を満たすことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. トレッド面に、溝部と、その溝部により区分される陸部とが設けられた空気入りタイヤにおいて、
    前記溝部の溝底に、その溝部の延在方向に沿って延びる突条が設けられており、
    前記突条が、タイヤ外周側に向かって突出する頭頂部と、前記頭頂部よりも幅狭で前記頭頂部と溝底とを連ねる基部とを備え、
    前記基部が、断面円弧状の側面を有して括れており、その側面が前記頭頂部の側面と溝底とになだらかに連なると共に、前記頭頂部が断面略円形をなすことを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. 前記頭頂部の最大幅に対する前記基部の最小幅の比が0.5〜0.9である請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. タイヤ成形型に設けられた溝部形成用骨の突条形成部と溝壁形成部とを連通させる連通孔により形成された連通ゴム部が、前記突条の側面及び前記溝部の溝壁の少なくとも一方に設けられている請求項1〜3いずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記突条が、タイヤ周方向に沿って連続する周方向溝の溝底に設けられており、前記陸部が、その周方向溝によって区分されたリブを有していて、
    前記周方向溝の溝壁角度が10°以下であるとともに、前記リブの表面から前記頭頂部よりもタイヤ内周側にまで延在する片側オープンサイプが、前記リブのエッジ部に3〜6mm置きに隔設されている請求項1〜4いずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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