JP4203551B2 - 高データ率スペクトラム拡散トランシーバおよび関連方法 - Google Patents
高データ率スペクトラム拡散トランシーバおよび関連方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4203551B2 JP4203551B2 JP06746398A JP6746398A JP4203551B2 JP 4203551 B2 JP4203551 B2 JP 4203551B2 JP 06746398 A JP06746398 A JP 06746398A JP 6746398 A JP6746398 A JP 6746398A JP 4203551 B2 JP4203551 B2 JP 4203551B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- format
- modulator
- demodulator
- modulation
- spread spectrum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J13/00—Code division multiplex systems
- H04J13/0007—Code type
- H04J13/004—Orthogonal
- H04J13/0048—Walsh
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/707—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J13/00—Code division multiplex systems
- H04J13/10—Code generation
- H04J13/12—Generation of orthogonal codes
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/18—Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は通信エレクトロニクスの分野、特にスペクトラム拡散トランシーバおよび関連方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
別々の電子装置間のワイヤレスあるいは無線通信は広く用いられている。たとえば、ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)はフレキシブルなデータ通信システムであって、ビルやキャンパス内の有線LANの延長または代替システムとしてもよい。WLANは大気を越えてデータの送信および受信を行う無線テクノロジーを用いており、それによって有線コネクションの必要性を減少乃至最小としている。従って、WLANはデータの連結性とユーザーの移動性とを結合させ、また簡略化した構成によって可動LANをも許容するものである。過去数年に亘って、WLANは、たとえばヘルスケア、小売業、製造業、卸売業および高等教育機関領域を含む多くのユーザーの間で支持を受けて来た。これらのグループはハンドヘルド・ターミナルおよびノートパソコンを利用して、たとえば処理用の集中化ホストに対しリアルタイムに情報を送信することによって生産性ゲインから恩恵を受けて来た。今日、WLANは一層広い範囲のユーザーが選び得る一つの方法の一般的に意図される連結性として一層広範に認識され、かつ用いられるようになって来ている。更に、WLANは実装フレキシビリティをもたらし、またワイヤーライン・テクノロジーが実用的ではない状況ではコンピュータネットワークを利用させる。
【0003】
代表的なWLANにおいて、トランシーバ、すなわち送信機と受信機との組み合わせによって提供されるアクセスポイントは固定ロケーションからワイヤード・ネットワークに接続する。従って、このアクセストランシーバはバッファを受信し、そしてデータをWLANおよびワイヤード・ネットワーク間に送信する。単一のアクセストランシーバは約100乃至数100フィート未満の範囲内に配置された小グループをサポートすることが可能である。エンドユーザーは、ノートパソコン内のPCカードあるいはデスクトップコンピュータのISAまたはPCIカードとして典型的に実装されているトランシーバを経由してWLANに接続することになる。勿論、このトランシーバは如何なる装置、たとえばハンド・ヘルドコンピュータに組み込んでもよい。
【0004】
Harris Corporationは商標PRISM1の下にWLAN用の一組の集積回路であって、提案されたIEEE802.11規格と互換性のあるものを開発し、かつ製造して来た。このPRISM1チップセットは2.4乃至2.5GHzの無線帯域における全二重または半二重ダイレクトシーケンス・スペクトラム拡散パケット通信に必要とされる全ての機能を提供する。特に、Harris Corporationによって製造され、商標HSP3824として知られるベースバンド・プロセッサは直交またはバイフェイズ移相キーイング(QPSK乃至BPSK)変調方式を用いている。PRISM1チップセットはBPSK用には2Mbit/秒、またQPSK用には4Mbit/秒で作動可能であるが、これらのデータ率はより高いデータ率の用途には充分ではない。
【0005】
送信機ハードウェアの実質的な重複を伴わずに、4種類のウォルシュ拡散コードを用いて一層高い情報率の伝送を行わせる符号分割多重アクセス(CDMA)セルラー通信システムを開示する米国特許第5,515,396 号明細書中に記載されるように、スペクトラム拡散通信は様々な用途、たとえばセルラー電話通信であって、妨害に対する強靱さ、干渉および多重通路の良好なリジェクションならびに本来備わっている盗聴者からの安全な通信を提供するものに使用されて来た。米国特許第5,535,239 号、第5,416,797 号、第5,309,474 号および第5,103,459 号もまたウォルシュ関数拡散コードを用いるCDMAスペクトラム拡散セルラー電話通信システムを開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来のトランシーバより一層高いデータ率で動作できるスペクトラム拡散トランシーバおよび関連方法を提供することである。他の目的は、一層高いデータ率で動作でき、かつ異なったデータ率および/またはフォーマット間でオンザフライに切り換ることができるスペクトラム拡散トランシーバおよび関連方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
これらの利点は、高データ率ベースバンド・プロセッサおよびそれに対し接続された無線回路を含んで成るスペクトラム無線トランシーバによって提供される。このベースバンド・プロセッサは好ましくは無線回路を経由する送信用の情報をスペクトラム拡散移相キーイング(PSK)変調するための変調器を含んでおり、この場合一実施態様において、この変調器は変形ウォルシュコードによる情報を符号化するための少なくとも1基の変形ウォルシュコード関数符号器を含んで成る。このベースバンド・プロセッサはまた、好ましくは更に無線回路から受信したスペクトラムPSK復調情報のための復調器を含んで成る。この復調器は好ましくは少なくとも1基のアナログディジタル(A/D)変換器の出力に接続されており、これは順次無線回路の関連受信部にAC結合される。従って、この復調器は好ましくは変形ウォルシュコードによる情報を復号するための少なくとも1基の変形ウォルシュコード関数相関器を含んで成る。この変形ウォルシュコードは平均DC成分を減少させ、少なくとも1基のA/D変換器に対するAC結合と組み合わせて、それによって総体的なシステム性能を増大させる。他の直交および双直交符号化方式もまた利用することが出来、この場合平均DC成分は好ましくは実質的に減少または回避される。
【0008】
本発明は、ベースバンド・プロセッサおよびそれに接続された無線回路を含んで構成されるスペクトラム拡散無線トランシーバを包含しており、前記ベースバンド・プロセッサは、前記無線回路から受信した情報をスペクトラム拡散移相キーイング(PSK)復調するための復調器と、前記復調器に接続される出力および前記無線回路にAC接続される入力とを有する少なくとも1基のアナログディジタル(A/D)変換器と、平均DC信号成分を減少させる変形ウォルシュコードであって、前記少なくとも1基のA/D変換器に対するAC接続との組み合わせにおいて総体的性能を高めるものにより情報を復号するための、少なくとも1基の変形ウォルシュコード関数相関器を含んで成る前記復調器と、無線回路を介して送信用の情報をスペクトラム拡散PSK変調するための変調器であって、前記変調器が変形ウォルシュコードによる情報を符号化するための少なくとも1基の変形ウォルシュコード関数符号器であり、ここにおいて前記変調器が第一のデータ率においてバイフェーズPSK(BPSK)変調により規定される第一のフォーマットおよび第二のデータ率において直角PSK(QPSK)変調により規定される第二のフォーマットの一方において作動するための手段とを含んで成り、前記復調器が第一および第二フォーマットの一方において作動するための手段を含んで成るものを含んで構成される。
【0009】
本発明はまた、スペクトラム拡散無線トランシーバを包含し、前記ベースバンド・プロセッサはスペクトラム拡散フェーズシフトキーイング(PSK)復調を行うための復調器と、前記復調器に接続される出力および情報を受信するためにAC接続される入力を備える少なくとも1基のアナログディジタル(A/D)変換器を含んで成り、前記復調器が所定の直交コードであって、平均DC信号成分を減少させ、それによって前記少なくとも1基のA/D変換器へのAC接続を増加させるものによって情報を復号するための少なくとも1基の所定の直交コード関数相関器と、送信用の情報をスペクトラム拡散PSK変調するための変調器とを含んで成り、前記変調器が、所定の直交コードにより情報を符号化するための少なくとも1基の所定の直交コード関数符号器を含んで成り、ここにおいて前記変調器は第一のデータ率においてバイフェーズPSK(BPSK)変調により規定される第一のフォーマットおよび第二のデータ率において直角PSK(QPSK)変調により規定される第二のフォーマットの一方において作動するための手段を含んで成り、そして前記復調器が第一および第二フォーマットの一方において作動するための手段を含んで成るものとを含んで構成される。
【0010】
本発明は更に、スペクトラム拡散無線トランシーバ用の変調器を包含し、前記変調器は送信のための情報をスペクトラム拡散移相キーイング(PSK)変調するための変調器手段を含んで成り、前記変調器手段は平均DC信号成分を減少させるための所定の直交コードにより情報を符号化するための少なくとも1基の所定の直交コード関数符号器を含んで成り、ここにおいて前記変調器手段は第一のデータ率においてバイフェーズPSK(BPSK)変調により規定される第一のフォーマットおよび第二のデータ率において直角PSK(QPSK)変調により規定される第二のフォーマットの一方において作動するための手段を含んで成り、そして前記変調器手段はデータパケットを変調して第三のデータ率において所定の変調により規定される第三のフォーマットにおけるヘッダと、第一および第二フォーマットの一方における可変データとを伴うものを含んで構成される。
【0011】
好ましいのは、変調器が第一フォーマットを規定する第一データ率におけるバイフェーズPSK(BPSK)変調モードおよび第二フォーマットを規定する第二データ率において直角PSK(QPSK)モードの一方において作動するための手段を含んで構成されることである。更に、復調器は好ましくは第一および第二フォーマットの一方において作動するための手段を含んで構成される。変調器もまた、好ましくはデータパケットを変調して、所定の変調および第三フォーマットを規定する第三データ率においてヘッダを伴い、また第一および第二フォーマットの一方における可変データを変調するためのヘッダ変調器手段を包含していてもよい。従って、復調器はこのように第三フォーマットにおいてヘッダを復調することによってデータパケットを復調し、かつヘッダに関して可変データの第一および第二フォーマットの何れかに切り換えるためのヘッダ復調器手段を含むことが好ましい。第三フォーマットは好ましくは差動BPSKであり、そして第三データ率は好ましくは第一および第二データ率よりも低い。復調器は好ましくは第一および第二キャリヤ・トラッキングループ、すなわち第三フォーマット用の第一キャリヤ・トラッキングループならびに第一および第二フォーマット用の第二キャリヤ・トラッキングループを含んで成るのが好ましい。第二キャリヤ・トラッキングループは順にキャリヤ数値制御発振器(NCO)およびNCO制御手段であって、第一キャリヤ・トラッキングループのキャリヤフェーズに基づいてキャリヤNCOを選択的に作動し、それによって可変データのフォーマットへの切り換えを容易にするものを含んで成っていてもよい。第二キャリヤ・トラッキングループはまた、キャリヤループフィルタおよびキャリヤループフィルタ制御手段であって、第一キャリヤ・トラッキングループの周波数に基づいてキャリヤループフィルタを選択的に作動して可変データのフォーマットへの切り換えを容易にするものを含んで成っていてもよい。キャリヤ・トラッキングループはヘッダ後オンザフライに所望のフォーマットへの切り換えを許容する。
【0012】
復調器の少なくとも1基の変形ウォルシュコード関数相関器は変形ウォルシュ関数ゼネレータおよびこの変形ウォルシュ関数ゼネレータに接続された複数個の並列接続相関器を含んで構成されることが好ましい。変形ウォルシュコードは、それに対し固定16進コードを2を法として加えることによって変形されたウォルシュコードであればよい。その上、一実施態様における変調器は変形ウォルシュコード関数符号器に対し、データを4種類のビットニブルのサイン(1ビット)およびマグニチュード(3ビット)にパーティションするための手段を更に含んで成ることが好ましい。また、変調器は所定のチップレートにおいて擬似(PN)ランダムシーケンスを用いて各データビットを拡散するための拡散手段を含んでいてもよい。従って復調器はまた、プリアンブルを発生させるためのプリアンブル復調手段を含んで成っていればよく、ここにおいて復調器はイニシャルPNシーケンス同期を達成するためのプリアンブル復調用プリアンブル復調器手段を包含するものとする。スペクトラム拡散トランシーバ用の変調器はスクランブラを含んでいてもよく、また復調器は従ってデスクランブラを包含するのが好ましい。また、復調器はクリアチャネル・アセスメント信号を発生するためのクリアチャネル・アセッシング手段を含んで、チャネルがクリアな場合にのみ通信を容易にするようにしてもよい。
【0013】
ベースバンド・プロセッサは、望ましくは完全スペクトラム拡散トランシーバ用の無線回路に接続されている。従って、トランシーバはベースバンド・プロセッサに接続された直角中間周波数変調器/復調器およびこの直角中間周波数変調器/復調器に接続されたアップ/ダウン周波数変換器を包含することが好ましい。加えて、無線回路は更にアップ/ダウン変換器の入力に接続された出力を有する低雑音増幅器およびアップ/ダウン変換器の出力に接続された入力を有する無線周波電力増幅器を含んで構成されることが好ましい。また、スペクトラム拡散無線トランシーバは好ましくはアンテナと、無線周波電力増幅器の出力および低雑音増幅器の入力間を切り換えるためのアンテナスイッチを含んでいる。
【0014】
更に、本発明はスペクトラム拡散無線通信用のベースバンド・プロセッサのための方法を包含しており、この方法は平均DC信号成分を減少させるための所定の直交コードによる情報を符号化しながら送信用の情報をスペクトラム拡散移相キーイング(PSK)変調する工程と、所定の直交コードにより受信した情報を復号することにより受信した情報をスペクトラム拡散PSK復調する工程とを含んで構成され、この方法はスペクトラム拡散PSK変調のための受信した情報をAC結合する工程を包含しており、それによってAC結合との組み合わせにおける減少された平均DC信号成分が総体的な性能を高める。
【0015】
方法はスペクトラム拡散無線通信用のベースバンド・プロセッシングのためのものである。この方法は好ましくは平均DC信号を減少させるための所定の双直交コードにより情報を符号化することによって送信用の情報をスペクトラム拡散移相キーイング(PSK)変調する工程と、所定の双直交コードにより情報を復号することによって受信した情報をスペクトラム拡散PSK復調する工程とを含んで構成される。所定の双直交コードは好ましくは変形ウォルシュ関数コードである。
【実施例】
【0016】
本発明を更に添付図面を参照しながら実施例によって説明する。全体を通じて同様な要素は同様な数字によって参照するものとする。図1を参照すると、提案されたIEEE802.11規格に従い2.4GHzISMバンドにおけるWLAN用途のためにワイヤレストランシーバ30を容易に使用することが出来る。トランシーバ30は無線電力増幅器およびTX/RXスイッチ32に連結された選択可能アンテナ31を含んでおり、これはHarrisパーツNo. HFA3925により提供可能である。多重アンテナは空間ダイバーシチ受信を備えていてもよい。米国Harris CorporationのパーツNo. HFA3424によって提供可能な低雑音増幅器38もまた、アンテナに対し作動的に接続される。例示されたアップ/ダウン変換器33は、当業者に容易に理解されるように、低雑音増幅器38およびRF電力増幅器、そしてTX/RXスイッチ32に接続される。アップ/ダウン変換器33はHarrisパーツNo. HFA3624によって提供される。このアップ/ダウン変換器33は順次図示の二重周波シンセサイザー34および直角IF変調器/復調器35に接続される。二重周波シンセサイザー34はHarrisパーツNo. HFA3524、そして直角IF変調器/復調器35はHarrisパーツNo. HFA3724であればよい。これまで記載された全ての構成要素は名称PRISM1の下にHarris Corporationにより製造される2.4GHzダイレクトシーケンス・スペクトラム拡散ワイヤレストランシーバのチップセット中に包含されている。各種のフィルタ36および例示された電圧制御発振器37もまた当業者により容易に理解されるように、またHarris CorporationのPRISM1チップセット文献中に記載されるように、提供することが出来る。
【0017】
図1の右側は高データ率ダイレクトシーケンス・スペクトラム拡散(DSS)ベースバンド・プロセッサ40を示している。従来のHarrisPRISM1チップセットは名称HSP3824の下に入手可能な低データ率DSSベースバンド・プロセッサを含んでいる。この従来のベースバンド・プロセッサは、表題"Direct Sequence Spread Spectrum Baseband Processor (ダイレクトシーケンス・スペクトラム拡散ベースバンド・プロセッサ)" の刊行物、1996年3月、ファイルNo. 4064.4、米国Harris Corporation中に詳細に記載されている。HSP3824ベースバンド・プロセッサ同様に、本発明の高データ率ベースバンド・プロセッサ40は全または半デュプレックスパケット・ベースバンドトランシーバに必要な全ての機能を包含している。プロセッサ40は、直角IF変調器35からの受信IおよびQ信号を受けるための実装デュアル3ビットA/D変換器41を備えている。また、HSP3824同様に、高データ率プロセッサ40は、実装6ビットA/D変換器42についての機能を監視する受信信号強度インジケータ(RSSI)を含んでおり、またCCA回路ブロック44はデータ衝突を回避し、かつネットワーク・スループットを最適とするためにクリアチャネル・アセスメント(CCA)を提供する。
【0018】
本発明はPRISM1プロダクトの1Mbit/秒BPSKおよび2Mbit/秒QPSKから5.5Mbit/秒BPSKおよび11Mbit/秒QPSKへの拡張を提供するものである。これはチップ速度定数を11Mチップ/秒に保持することによって行われる。これによって、同一のRF回路をより高いデータ率に関して使用可能とする。高率モデルのシンボルレート(symbol rate )は11MHz/8=1.375Mシンボル/秒である。本発明の5.5Mbit/秒モードに対して、これらのビットはスクランブルされ、次いで4ビットニブルから8チップ変形ウォルシュ関数に符号化される。このマッピングは双直交コードをもたらし、これらはBPSK単独より良好なビット誤り率(BER)性能を有している。得られた11Mチップ/秒のデータストリームはBPSK変調される。復調器は変形ウォルシュ相関器ならびに関連チップトラッキング、キャリヤトラッキングおよびリフォーマッティング装置を含んで成る。11Mbit/秒モードに対して、これらのビットはスクランブルされ、次いで各IおよびQレール上で独立に4ビットニブルから8チップ変形ウォルシュ関数に符号化される。そこでは、2種類の変形ウォルシュ関数にマップされたシンボル当たり8種類の情報ビットが存在する。このマッピングは双直交コードをもたらし、これらはQPSK単独より良好なBER性能を有している。得られた2種類の11Mチップ/秒のデータストリームはQPSK変調される。このタイプの変調の理論的BER性能はプレーンBPSKまたはQPSKについて、8dB対9.6dBのEb/Noにおいて略10 −5 である。この符号化ゲインは双直交符号化に起因する。そこでは全ての変調について、帯域幅拡張があって、多経路効果および干渉の影響の減少を助ける。
【0019】
付加的に図2を参照すると、QPSK/BPSK変調器およびスクランブラ回路51の出力は、最初に最小の有意ビット(LBS)をもって4ビットのサイン−マグニチュード(Sign-Magnitude)を有するニブルに区切られる。QPSKについて、2種類のニブル、すなわちBシリアル−イン/パラレル−アウト(serial-in/parallel-out)SIPO回路ブロック52bからの第一ニブルおよびASIPO52aからの第二ニブルが変形ウォルシュゼネレータ53a、53bに並列に提示されている。これら2種類のニブルはデータのシンボルを形成する。このビットレートは例示されるように11Mbit/秒であればよい。従って、シンボルレートは1.375Mbit/秒(11/8=1.375)である。BPSKに関して、ニブルはA SIPO52aのみから提示される。B SIPO52bは無効にされる。ニブルはデータのシンボルを形成する。この場合のビットレートは5.5Mbit/秒であり、そしてシンボルレートは1.375Mbit/秒(5.5/4=1.375)の侭である。
【0020】
一つの変形ウォルシュシーケンスに対するSIPO出力ポイントのマグニチュードパートを、比較のためのベーシックウォルシュシーケンスと共に下記の表中に示す。
【0021】
【表1】
【0022】
クロックイネーブル論理回路54からのSelウォルシュAおよびSelウォルシュBbitは選択されたウォルシュシーケンスをその出力に多重化し、そしてここにおいてLSBが最初に出力される。A符号およびB符号bitはそれぞれの変形ウォルシュゼネレータ53a、53bにバイパスされ、そしてそれらはそのシーケンスに関し論理和演算される。加えて、変形ウォルシュコードは、固定16進コードをベーシックまたは標準ウォルシュコードに対し二度付加するモジュールによって生成させることが出来、それによって平均DC信号成分を減少させ、また総体的性能を高める。ヘッダCRCの最後のシンボルについてのDiff符号器の出力は高率データに関する基準である。ヘッダは常にBPSKであればよい。この基準はその出力に先立ってIおよびQ信号に論理和演算される。このことが、以下で詳細に説明するように、高率データを復調すること無く復調器60をして位相あいまい性を補償せしめるものである。データフリップフロップ55a、55bはマルチプレクサに接続されている。しかし、他の実施態様でこのフリップフロップは当業者には容易に理解されるように、更に下流に位置していてもよい。出力チップレートは11Mチップ/秒である。BPSK関し、同一のチップシーケンスがマルチプレクサ57を介して各IおよびQレールに出力される。出力マルチプレクサ58は適切なデータ率およびフォーマットについての選択を提供する。
【0023】
図3を付加的に参照すると、インターフェース80に関するタイミングおよび信号フォーマットが非常に詳細に説明されている。左側部分を参照すれば、Syncは全て1's であり、そしてSFD はPLCPプリアンブル90のためのFAOhである。今、PLCPヘッダ91に関して、SIGNALは:OAh 1Mbit/秒BPSK14h 2Mbit/秒QPSK37h 5.5Mbit/秒BPSKおよび6Eh 11Mbit/秒QPSKである。
【0024】
SERVICE はOOhであり、LENGTHはXXXXhであり、ここにおいて長さ(length)はμsであり、そしてCRCはSIGNAL、SERVICE およびLENGTHに基づいて計算されたXXXXhである。MPDUはオクテットの数(バイト)に関して可変である。PLCPプリアンブルおよびPLCPヘッダは1Mbit/秒において常に11チップバーカー(barker)によってDiff符号化され、スクランブルされ、そして拡散される。SYNCおよびSFD は内部的に生成される。SIGNAL、SERVICE およびLENGTHフィールドはコントロールポートを経由してインターフェース80により提供される。SIGNALは2種類のコントロールビットによって示され、次いで説明したようにフォーマットされる。インターフェース80はLENGTHをμsにおいて提供する。PLCPヘッダにおけるCRC はSIGNAL、SERVICE およびLENGTHフィールドに対し実施される。
【0025】
MPDUはインターフェース80によってシリアルに提供され、そしてこれはノーマルオペレーションのためにスクランブルされた可変データである。MPDUの第一シンボルのための基準位相はDiff符号化に関するヘッダの最終シンボルの出力位相である。スクランブラ51へのヘッダの最終シンボルにはMPDUの第一ビットが続かねばならない。可変データは、ヘッダ部とは異なったフォーマットにおいて変調および復調すればよく、それによってデータ率を増加させ、そして一方では図3のスイッチオーバー(切り替え)・ポイントにより示したように、オンザフライにスイッチオーバー(切り替え)が起こる。
【0026】
図4に移ると、高データ率変調器50のタイミングを理解することが出来る。図示されたタイミングに関して、TX_RDY から第一高レート出力チップ(Hi Rate Output Chip )への遅延は十11MHzクロックピリオドまたは909.1nsに等しいか、またはその近似値である。
【0027】
図5は高データ率復調器60を示している。高レート回路は信号フィールドが5.5または11Mbit/秒作動を示した後にアクティブ状態とされる。或る時点で、スタート位相はキャリヤNCO 61中で混雑状態となり、そしてスタート周波数のオフセットがキャリヤループフィルター62中で混雑状態となる。信号はC/S ROM 63および複合マルチプレクサ64によってトランスレーションされ、かつウォルシュ相関器65に渡された周波数である。相関器65の出力は図示のようにシンボル判定回路66を駆動する。シンボル判定回路66の出力は、ヘッダの最終シンボルに基づいて符号修正回路68を通過した後にパラレル−イン/シリアル−アウトSIPOブロック67によりPSK復調器およびスクランブラ回路70のデスクランブラ部に対してシリアルにシフトされる。スイッチオーバーのタイミングは修正時に望ましくはシンボルの判定を容易に行わせるものとする。
【0028】
信号は、複合マルチプレクサ64、キャリヤNCO 61およびキャリヤループフィルタ62を経由してトラックされた位相および周波数である。複合マルチプレクサ64の出力もまた、キャリヤフェーズエラー検出器76に供給される。チップフェーズエラー検出器72に向う判定は図示されたタイミング・ループフィルタ75に供給され、これは順次クロックイネーブルロジック77に接続される。チップフェーズエラー検出器72からの判定は、SNR が高いので、チップトラッキングに関するアーリイ−レイト相関性(early-late correlations )の代わりに用いられる。このことが高レート作動に必要とされる付加的な回路を大幅に減少させる。クロックコントロール74に対する44MHzマスタークロック入力が±1/8チップ・ステップを伴うトラッキング高レート・モードチップを許容する。44MHzにおいて実施するために、ステッパー(stepper )のみが必要とされる一方、残りの殆どの回路は11MHzにおいて実施される。この回路はロングヘッダおよびsyncによって作動することのみを要する。
【0029】
図6を参照して、一対のウォルシュ相関器65a、65bを更に説明する。チップトラッキングループからのI _END およびQ _END 入力は11MHzで入力される。変形ウォルシュゼネレータ81は8種類のウォルシュコード(W0乃至W7)をシリアルに16基の並列相関器(I _END について8基、そしてQ _END について8基)に対し生成する。これら16基の相関器は1.375MHzのレートで利用可能である。ウォルシュコード(W0乃至W7)は高データ率変調器に関して上掲の表中に載せたものと同一である。11Mbit/秒モードに関して、IW0 乃至IW7 の最大マグニチュードはピック最大マグニチュード回路(Pick Largest Magnitude circuit)81aにより選択されて、Isymを形成する。Isymはサイン−マグニチュードにおいてフォーマットされる。このマグニチュードは最大相関性の変形ウォルシュインデックス(0乃至7)であり、またサインはウィニング相関性(winning Correlation )についての入力のサインビットである。Qチャネルは同じ方法で並列に処理される。5.5Mbit/秒モードについて、IW0 乃至IW7 の最大マグニチュードが選択されてIsymが形成される。この場合、Isymのみが出力される。AccEn が相関器のタイミングを制御し、そしてこれはタイミングおよび制御回路によって供給される。
【0030】
図7を参照して、キャリヤトラッキングループ90を説明する。この記載された実施態様において、ビットの数は評価目的に関して最悪のケースである。A/D変換に関しては3ビットが用いられているが、当業者には容易に理解されるように、他の実施態様においては一層高い数が望まれる。フェーズBIAS回路91はコンステレーション回転(constellation rotation)、すなわちBPSKまたはQPSKを補償する。FSCALEはNCOクロック周波数を補償する。PHASE SCALEは第一および第二ループの時間差に関する周波数オフセットに起因する位相偏移を補償する。リード&ラグ・シフター(Lead and Lag Shifters )92、93は2次キャリヤトラッキング・ループフィルタ62のためのループ乗算器を形成する。
【0031】
図8を参照して、チップトラッキングループ110を更に説明する。チップ・アドバンス/リタード(Chip Advance/Retard )111を除き、全ての回路は22MHzのクロック信号を使用する。チップ・アドバンス/リタード回路111は従来技術によるPRISM1回路の既存クロックと統合することによって作成することが出来る。PRISM1は±1/4チップにステップ・インする。PRISM1のタイミングを変更して、この回路を高データ率作動に切り換えることが出来る。A/Dクロックは位相偏移を伴わずに切り換わる。I _ROT およびQ_ROT は22MHzにおいて複合乗算器64を形成する。それらは図示されたレジスタ112によりサンプリングされて、11MHzにおいてI _End およびQ_End を生成し、それらは相関器65(図6)に転送される。代替サンプルI _Mid およびQ _Mid はチップフェーズエラーを測定するために用いられる。QPSKに関して、エラーは両レールから発生するのに対し、BPSKについてエラーはI レールからのみ発生する。QPSK En はBPSK作動に関するQレールフェーズエラーを不可能とする。
【0032】
アキュムレータのサインはチップのタイミングを1/8だけ進めるか、遅らせるために用いられる。この回路は適切な時点で、HI_START 信号を介してPRISM1によって可能とされねばならない。これらのエラーは合計され、そして32個のシンボル(256チップ)に蓄積される。それらのチップトラックAcc 信号は次の測定のためにアキュムレータをダンプする。Mid サンプルをブラケットする(bracketing)End Signビットが異なると、チップフェーズエラーが発生する。これはトランジション検出器を用いることによって成就される。チップフェーズエラーのサインはMid サンプルの後のEnd サンプルのサインによって決定される。もしEnd サインが0であれば、+1だけ、あるいはEnd サインが1であれば、−1だけ乗算するために乗算器114が示されている。もし、End サインビットが同一であれば、そのレールについてのフェーズエラーは0である。AND 機能はトランジションによってのみ可能とされる。
【0033】
スペクトラム拡散無線トランシーバは高データ率ベースバンド・プロセッサおよび相互接続された無線回路を包含している。このベースバンド・プロセッサは、無線回路を経由する送信用の情報をスペクトラム拡散移相キーイング(PSK)変調するための変調器を含む。この変調器は、受信した信号を少なくとも1基のアナログディジタル変換器を介して復調器にAC結合したとき、平均DC信号成分を実質的に減少させて総体的なシステム性能を高めるための変形ウォルシュコードにより情報を符号化するための少なくとも1基の変形ウォルシュコード関数符号器を包含する。この復調器は、無線回路から受信した情報をスペクトラム拡散PSK復調するためのものである。変調器および復調器は、第一データ率におけるバイフェーズPSK(BPSK)モードおよび第二のデータ率における直角PSK(QPSK)モードの一方においてそれぞれ作動可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】トランシーバの概略回路図である。
【図2】高データ率ベースバンド・プロセッサの変調器部分を示す概略回路図である。
【図3】本発明により生成された信号を示すタイミング図である。
【図4】本発明により生成された付加信号を示すタイミング図である。
【図5】高データ率ベースバンド・プロセッサの復調器部分を示す概略回路図である。
【図6】高データ率ベースバンド・プロセッサの復調器の相関器部分を示す概略回路図である。
【図7】高データ率ベースバンド・プロセッサの復調器の付加部分を示す概略回路図である。
【図8】高データ率ベースバンド・プロセッサの復調器の別の部分を示す概略回路図である。
【符号の説明】
30 ワイヤレストランシーバ
31 選択可能アンテナ
32 TX/RXスイッチ
33 アップ/ダウン変換器
34 二重周波シンセサイザー
35 直角IF変調器/復調器
36 フィルタ
37 電圧制御発振器
38 低雑音増幅器
40 ベースバンド・プロセッサ
41 実装デュアル3ビットA/D変換器
42 実装6ビットA/D変換器
44 CCA回路ブロック
50 高データ率変調器
60 復調器
80 インターフェース
Claims (17)
- ベースバンド・プロセッサおよびそれに接続された無線回路を含んで成り、前記ベースバンド・プロセッサは
前記無線回路から受信した情報をスペクトラム拡散移相キーイング(PSK)復調するための復調器と、
前記復調器に接続される出力および前記無線回路にAC結合される入力を有する少なくとも1基のアナログディジタル(A/D)変換器と、
平均DC信号成分を減少させ、前記少なくとも1基のA/D変換器に対する前記AC結合と組み合わせて全体の性能を高める変形ウォルシュコードにしたがって情報を復号するための、少なくとも1基の変形ウォルシュコード関数相関器を含んで成る前記復調器と、
無線回路を介して送信用の情報をスペクトラム拡散PSK変調するための変調器であって、前記変形ウォルシュコードにしたがって情報を符号化するための少なくとも1基の変形ウォルシュコード関数符号器を含む前記変調器とを含んで成り、
前記変調器が第一のデータ率でのバイフェーズPSK(BPSK)変調により規定される第一のフォーマットおよび第二のデータ率での直交PSK(QPSK)変調により規定される第二のフォーマットの一方において作動するための手段を含んで成り、前記復調器が前記第一および第二フォーマットの一方において作動するための手段を含んで成ることを特徴とするスペクトラム拡散無線トランシーバ。 - 前記変調器はデータパケットを変調し、第三のデータ率における所定の変調により規定される第三フォーマットにおいて、また第一および第二フォーマットの一方における可変データにおいてヘッダを包含させるためのヘッダ変調器手段を含んで成り、そしてここにおいて前記復調器は第三フォーマットにおいてヘッダを復調することによってデータパケットを復調し、かつヘッダに関して可変データの第一および第二フォーマットの何れか一つに切り換えるためのヘッダ復調器手段を含む請求項1記載のスペクトラム拡散無線トランシーバ。
- 第三フォーマットの所定変調は差動BPSK(DBSK)であり、また第三データ率は第一および第二データ率よりも低く、そして前記復調器が更に、第三フォーマット用の第一キャリヤ・トラッキングループならびに第一および第二フォーマット用の第二キャリヤ・トラッキングループを含んで成る請求項2記載のスペクトラム拡散無線トランシーバ。
- 前記第二キャリヤ・トラッキングループが、キャリヤ数値制御発振器(NCO)と、前記第一キャリヤ・トラッキングループのキャリヤフェーズに基づいて前記キャリヤNCOを選択的に作動して、可変データのフォーマットへの切り換えを容易にするキャリヤNCO制御手段とを含んで成る請求項3記載のスペクトラム拡散無線トランシーバ。
- 前記第二キャリヤ・トラッキングループはキャリヤループフィルタおよびキャリヤループフィルタ制御手段であって、前記第一キャリヤ・トラッキングループの周波数に基づいて前記キャリヤループフィルタを選択的に作動して可変データのフォーマットへの切り換えを容易にするものを含んで成り、そしてここにおいて前記変調器は、前記少なくとも1基の変形ウォルシュコード関数符号器に対し、データを4種類のビットニブルのサイン(1ビット)およびマグニチュード(3ビット)にパーティションするための手段を更に含んで成り、好ましくは変形ウォルシュコードが、それに対し固定16進コードを2を法として加えることによって変形されたウォルシュコードである請求項4記載のスペクトラム拡散無線トランシーバ。
- 前記少なくとも1基の変形ウォルシュコード関数相関器は変形ウォルシュ関数ゼネレータおよび前記変形ウォルシュ関数ゼネレータに接続された複数個の並列接続相関器を含んで成り、そして前記変調器は所定のチップレートにおいて擬似(PN)ランダムシーケンスを用いて各データビットを拡散するための拡散手段およびプリアンブルを発生させるためのプリアンブル復調手段を含んで成り、そしてここにおいて前記復調器は、イニシャルPNシーケンス同期を達成するためにプリアンブル復調用のプリアンブル復調器手段を含んで成る請求項5記載のスペクトラム拡散無線トランシーバ。
- 前記無線回路は、前記ベースバンド・プロセッサに接続された直角中間周波数変調器/復調器および前記直角中間周波数変調器/復調器に接続されたアップ/ダウン周波数変換器を含んで成り、そして前記アップ/ダウン変換器の入力に接続された出力を有する低雑音増幅器および前記アップ/ダウン変換器の出力に接続された入力を有する無線周波電力増幅器を包含する請求項1乃至6のいずれかに記載のスペクトラム拡散無線トランシーバ。
- アンテナおよび前記無線周波電力増幅器の出力と前記低雑音増幅器の入力との間を切り換えるためのアンテナスイッチを包含する請求項7記載のスペクトラム拡散無線トランシーバ。
- スペクトラム拡散フェーズシフトキーイング(PSK)復調を行うための復調器、
前記復調器に接続される出力および情報を受信するためにAC結合される入力を有する少なくとも1基のアナログディジタル(A/D)変換器、
平均DC信号成分を減少させ、それによって前記少なくとも1基のA/D変換器へのAC結合を増加させる所定の直交コードにしたがって情報を復号する少なくとも1基の所定の直交コード関数相関器を含む前記復調器、及び
送信用の情報をスペクトラム拡散PSK変調するための変調器であって、前記所定の直交コードにしたがって情報を符号化するための少なくとも1基の所定の直交コード関数符号器を含む前記変調器を含んで成り、
前記変調器は第一のデータ率でのバイフェーズPSK(BPSK)変調により規定される第一のフォーマットおよび第二のデータ率での直交PSK(QPSK)変調により規定される第二のフォーマットの一方において作動するための手段を含んで成り、そして前記復調器が前記第一および第二フォーマットの一方において作動するための手段を含んで成ることを特徴とするスペクトラム拡散無線トランシーバ用ベースバンド・プロセッサ。 - 前記変調器は、データパケットを変調して、第三データ率における所定の変調により規定される第三フォーマットならびに第一および第二フォーマットの一方における可変データにおいてヘッダを伴うヘッダ変調器手段を含んで成り、そしてここにおいて前記復調器は第三フォーマットにおいてヘッダを復調することによりデータパケットを復調し、かつヘッダに関して可変データの第一および第二フォーマットの何れかに切り換えるためのヘッダ復調器手段を含んで成り、この場合第三フォーマットの所定の変調は差動BPSK(DBSK)であり、そして第三データ率が第一および第二データ率より低い請求項9記載のベースバンド・プロセッサ。
- 前記復調器は更に、第三フォーマット用の第一キャリヤ・トラッキングループ、第一および第二フォーマット用の第二キャリヤ・トラッキングループ、キャリヤ数値制御発振器(NCO)およびキャリヤNCO制御手段であって、前記第一キャリヤ・トラッキングループのキャリヤフェーズに基づいて前記キャリヤNCOを選択的に作動し、それによって可変データのフォーマットへの切り換えを容易にするものを含んで成り、そして好ましくはキャリヤループフィルタおよびキャリヤループフィルタ制御手段であって、前記第一キャリヤ・トラッキングループの周波数に基づいて前記キャリヤループフィルタを選択的に作動して可変データのフォーマットへの切り換えを容易にするものを包含する請求項10記載のベースバンド・プロセッサ。
- 送信用の情報をスペクトラム拡散移相キーイング(PSK)変調するための変調器であって、送信用の情報を符号化するための少なくとも1基の符号器と、第一のデータ率でのバイフェーズPSK(BPSK)変調により規定される第一のフォーマットおよび第二のデータ率での直交PSK(QPSK)変調により規定される第二のフォーマットの一方において作動するための手段と、第三のデータ率での所定の変調により規定される第三フォーマットのヘッダと前記第一および第二のフォーマットの一方の可変データを含むようにデータパケットを変調するヘッダ変調器手段とを含む前記変調器、及び
受信情報をスペクトラム拡散PSK復調するための復調器であって、受信情報を復号するための少なくとも1基の相関器と、前記第一および第二フォーマットの一方において作動するための手段と、前記第三フォーマットで前記ヘッダを復調することによりデータパケットを復調し、かつ前記ヘッダの後の前記可変データの前記第一および第二のフォーマットのそれぞれに切り換えるためのヘッダ復調器手段と、前記第三フォーマット用の第一キャリヤ・トラッキングループならびに前記第一および第二フォーマット用の第二キャリヤ・トラッキングループとを含む前記復調器を含んで成ることを特徴とするスペクトラム拡散無線トランシーバ用ベースバンド・プロセッサ。 - 送信のための情報をスペクトラム拡散移相キーイング(PSK)変調するための変調器手段を含んで成り、前記変調器手段は平均DC信号成分を減少させるための所定の直交コードにしたがって情報を符号化するための少なくとも1基の所定の直交コード関数符号器を含んで成り、前記変調器手段は第一のデータ率でのバイフェーズPSK(BPSK)変調により規定される第一のフォーマットおよび第二のデータ率での直交PSK(QPSK)変調により規定される第二のフォーマットの一方において作動するための手段を含んで成り、そして前記変調器手段は第三のデータ率での所定の変調により規定される第三のフォーマットのヘッダと前記第一および第二のフォーマットの一方の可変データとを含むようにデータパケットを変調するヘッダ変調器手段を含むことを特徴とするスペクトラム拡散無線トランシーバ用変調器。
- 第三フォーマットの所定の変調は差動BPSK(DBSK)であり、そして第三データ率が第一および第二データ率より低く、前記変調器手段は更に、前記少なくとも1基の所定直交コード関数符号器に対し、データを4種類のビットニブルのサイン(1ビット)およびマグニチュード(3ビット)にパーティションするための手段を含んで成り、そしてここにおいて所定の直交コードが、それに対し固定16進コードを2を法として加えることによって変形されたウォルシュコードである請求項13記載の変調器。
- 前記少なくとも1基の所定直交コード関数相関器が、所定の直交コード関数ゼネレータおよび前記所定直交コード関数ゼネレータに接続された複数個の並列接続相関器を含んで成り、その所定の直交コードはそれに対し固定16進コードを2を法として加えることによって変形されたウォルシュコードであり、ここにおいて所定直交コードが双直交コードである請求項13または14記載の変調器。
- 平均DC信号成分を減少させるための所定の直交コードに従って情報を符号化しながら送信用のこの情報をスペクトラム拡散移相キーイング(PSK)変調する工程と、
前記所定の直交コードに従って前記受信情報を復号することにより受信情報をスペクトラム拡散PSK復調する工程とを含んでおり、スペクトラム拡散PSK復調用の受信情報をAC結合する工程を包含しており、それによって前記AC結合と組み合わせて前記減少された平均DC信号成分が全体の性能を高めることを特徴とするスペクトラム拡散無線通信用のベースバンド処理方法。 - 第一のデータ率においてバイフェーズPSK(BPSK)変調により規定される第一のフォーマットおよび第二のデータ率において直角PSK(QPSK)変調により規定される第二のフォーマットの一方において変調および復調する工程を包含し、更にデータパケットを変調して第三のデータ率において所定の変調により規定される第三のフォーマットにおけるヘッダならびに第一および第二フォーマットの一方における可変データを包含する工程と、第三フォーマットにおいてヘッダを復調することによりデータパケットを復調し、かつヘッダに関して可変データの第一および第二フォーマットの何れかに切り換えるための工程とを含んで成り、ここにおいて第三フォーマットの所定の変調は差動BPSK(DBSK)であり、またここにおいて第三データ率が第一および第二データ率より低く、そして好ましくは所定直交コードが、それに対し固定16進コードを2を法として加えることによって変形されたウォルシュコードであり、かつその所定直交コードが双直交コードである請求項16記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/819846 | 1997-03-17 | ||
US08/819,846 US5982807A (en) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | High data rate spread spectrum transceiver and associated methods |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10322242A JPH10322242A (ja) | 1998-12-04 |
JP4203551B2 true JP4203551B2 (ja) | 2009-01-07 |
Family
ID=25229241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06746398A Expired - Lifetime JP4203551B2 (ja) | 1997-03-17 | 1998-03-17 | 高データ率スペクトラム拡散トランシーバおよび関連方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5982807A (ja) |
EP (2) | EP0866588B1 (ja) |
JP (1) | JP4203551B2 (ja) |
KR (1) | KR100530277B1 (ja) |
CN (1) | CN1284305C (ja) |
DE (1) | DE69827866T2 (ja) |
TW (1) | TW365716B (ja) |
Families Citing this family (94)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3125717B2 (ja) * | 1997-05-30 | 2001-01-22 | 日本電気株式会社 | 直交変復調回路を用いた無線通信装置 |
US6389000B1 (en) * | 1997-09-16 | 2002-05-14 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for transmitting and receiving high speed data in a CDMA communication system using multiple carriers |
JP3360205B2 (ja) * | 1997-10-23 | 2002-12-24 | 富士通株式会社 | Cdma受信装置 |
US6192070B1 (en) * | 1998-01-02 | 2001-02-20 | Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. | Universal modem for digital video, audio and data communications |
US6240081B1 (en) * | 1998-01-15 | 2001-05-29 | Denso Corporation | Multicode CDMA transmitter with improved signal processing |
EP0933904B1 (en) * | 1998-01-30 | 2004-04-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Data transmission using a combination of modulation types |
US6278722B1 (en) * | 1998-02-25 | 2001-08-21 | Lucent Technologies Inc. | Architecture for a digital portable telephone |
JP3981899B2 (ja) * | 1998-02-26 | 2007-09-26 | ソニー株式会社 | 送信方法、送信装置及び受信装置 |
JP2928224B1 (ja) * | 1998-02-26 | 1999-08-03 | 静岡日本電気株式会社 | アンテナ切替ダイバーシティ受信装置及び受信方法 |
US6324159B1 (en) * | 1998-05-06 | 2001-11-27 | Sirius Communications N.V. | Method and apparatus for code division multiple access communication with increased capacity through self-noise reduction |
US6205171B1 (en) * | 1998-05-08 | 2001-03-20 | Industrial Technology Research Institute | Antenna selector switch |
DE60001808T2 (de) * | 1999-01-15 | 2003-12-24 | Nokia Corp., Espoo | Schnittstelle zwischen einer basisband-vorrichtung und einem rf-transceiver |
DE19918059C1 (de) * | 1999-04-21 | 2000-11-30 | Siemens Ag | Transceiver mit bidirektionalen internen Schnittstellenleitungen |
EP1175734A1 (en) * | 1999-05-10 | 2002-01-30 | Sirius Communications N.V. | Method and apparatus for high-speed software reconfigurable code division multiple access communication |
US7372888B1 (en) | 1999-05-10 | 2008-05-13 | Agilent Technologies Inc. | Method and apparatus for software reconfigurable communication transmission/reception and navigation signal reception |
KR20000073917A (ko) * | 1999-05-15 | 2000-12-05 | 윤종용 | 비동기식 부호분할다중접속 통신시스템의 동기워드 생성 및 송수신장치 및 방법 |
US6560443B1 (en) * | 1999-05-28 | 2003-05-06 | Nokia Corporation | Antenna sharing switching circuitry for multi-transceiver mobile terminal and method therefor |
US7327779B1 (en) | 1999-07-23 | 2008-02-05 | Agilent Technologies, Inc. | Method and apparatus for high-speed software reconfigurable code division multiple access communication |
US6654616B1 (en) * | 1999-09-27 | 2003-11-25 | Verizon Laboratories Inc. | Wireless area network having flexible backhauls for creating backhaul network |
US6442380B1 (en) | 1999-12-22 | 2002-08-27 | U.S. Philips Corporation | Automatic gain control in a zero intermediate frequency radio device |
US7570929B1 (en) * | 2000-01-14 | 2009-08-04 | Symbol Technologies, Inc. | 802.11 networks using dynamic power control for RF transmission |
EP1124337A3 (en) | 2000-02-11 | 2002-11-20 | Nokia Inc. | Switchless half-duplex transceiver front end |
US7212829B1 (en) | 2000-02-28 | 2007-05-01 | Chung Lau | Method and system for providing shipment tracking and notifications |
US7321774B1 (en) | 2002-04-24 | 2008-01-22 | Ipventure, Inc. | Inexpensive position sensing device |
US7366522B2 (en) | 2000-02-28 | 2008-04-29 | Thomas C Douglass | Method and system for location tracking |
US7218938B1 (en) | 2002-04-24 | 2007-05-15 | Chung Lau | Methods and apparatus to analyze and present location information |
US7905832B1 (en) | 2002-04-24 | 2011-03-15 | Ipventure, Inc. | Method and system for personalized medical monitoring and notifications therefor |
US6975941B1 (en) | 2002-04-24 | 2005-12-13 | Chung Lau | Method and apparatus for intelligent acquisition of position information |
DE10012360C2 (de) * | 2000-03-14 | 2002-01-31 | Skidata Ag | Verfahren zur Steuerung der Heizelemente eines Thermodruckkopfes |
SE0002615L (sv) * | 2000-07-07 | 2002-01-08 | Spirea Ab | Interface device |
EP1176778A1 (de) * | 2000-07-29 | 2002-01-30 | Micronas GmbH | Datenübertragungsverfahren |
US6999443B1 (en) * | 2000-09-15 | 2006-02-14 | Atheros Communications, Inc. | Hardware MAC |
GB0028652D0 (en) * | 2000-11-24 | 2001-01-10 | Koninkl Philips Electronics Nv | Radio receiver |
KR100754633B1 (ko) * | 2000-12-27 | 2007-09-05 | 삼성전자주식회사 | 이동통신 시스템에서 패킷 데이터 서비스를 위한 송수신장치 및 방법 |
US6882692B2 (en) | 2000-12-29 | 2005-04-19 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Fast transform system for an extended data rate WLAN system |
US6882679B2 (en) * | 2000-12-29 | 2005-04-19 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Extension of wireless local area network communication system to accommodate higher data rates while preserving legacy receiver features |
US7245725B1 (en) * | 2001-05-17 | 2007-07-17 | Cypress Semiconductor Corp. | Dual processor framer |
US7394864B2 (en) * | 2001-07-06 | 2008-07-01 | Conexant, Inc. | Mixed waveform configuration for wireless communications |
EP1309103A1 (en) | 2001-10-31 | 2003-05-07 | Nokia Corporation | Antenna system for GSM/WLAN radio operation |
US7561852B2 (en) * | 2001-11-14 | 2009-07-14 | Broadcom Corporation | Integrated multimode radio and components thereof |
US7239648B1 (en) * | 2001-11-27 | 2007-07-03 | Marvell International Ltd. | Extension mode for wireless lans complying with short interframe space requirement |
US6795877B2 (en) * | 2001-11-29 | 2004-09-21 | Intel Corporation | Configurable serial bus to couple baseband and application processors |
US8045935B2 (en) | 2001-12-06 | 2011-10-25 | Pulse-Link, Inc. | High data rate transmitter and receiver |
US7095710B2 (en) * | 2001-12-21 | 2006-08-22 | Qualcomm | Decoding using walsh space information |
US7039017B2 (en) | 2001-12-28 | 2006-05-02 | Texas Instruments Incorporated | System and method for detecting and locating interferers in a wireless communication system |
JP4191612B2 (ja) * | 2002-03-28 | 2008-12-03 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | 同期データ検出ユニットおよび方法 |
DE10214063B4 (de) * | 2002-03-28 | 2007-05-03 | Advanced Micro Devices, Inc., Sunnyvale | Synchronisationsdatendetektionseinheit und -verfahren |
US9182238B2 (en) | 2002-04-24 | 2015-11-10 | Ipventure, Inc. | Method and apparatus for intelligent acquisition of position information |
US9049571B2 (en) | 2002-04-24 | 2015-06-02 | Ipventure, Inc. | Method and system for enhanced messaging |
US7372892B2 (en) * | 2002-04-29 | 2008-05-13 | Interdigital Technology Corporation | Simple and robust digital code tracking loop for wireless communication systems |
US7251459B2 (en) * | 2002-05-03 | 2007-07-31 | Atheros Communications, Inc. | Dual frequency band wireless LAN |
US7388931B1 (en) * | 2002-06-12 | 2008-06-17 | Marvell International Ltd. | ADC architecture for wireless applications |
US7106803B1 (en) * | 2002-06-26 | 2006-09-12 | Marvell International Ltd. | Phase shift keying wireless communication apparatus and method |
DE10228999B4 (de) * | 2002-06-28 | 2006-12-14 | Advanced Micro Devices, Inc., Sunnyvale | Konstellationsmanipulation zur Frequenz/Phasenfehlerkorrektur |
US6650187B1 (en) * | 2002-08-29 | 2003-11-18 | Qualcomm, Incorporated | Decision directed suppressed carrier symbol-rate PLL with programmable phase discriminator and chip-rate phase extrapolation |
US7110734B2 (en) * | 2002-09-05 | 2006-09-19 | Maxim Integrated Products Inc. | DC offset cancellation in a zero if receiver |
DE10250939B4 (de) * | 2002-10-31 | 2006-04-27 | Advanced Micro Devices, Inc., Sunnyvale | DSSS und CCK-Basisband-Codierungsgerät und Verfahren |
DE10251309B3 (de) | 2002-11-04 | 2004-04-29 | Advanced Micro Devices, Inc., Sunnyvale | Kohärente und nichtkohärente Datenpfadaufspaltung in Empfängern für eine verbesserte Synchronisierung |
US7372928B1 (en) | 2002-11-15 | 2008-05-13 | Cypress Semiconductor Corporation | Method and system of cycle slip framing in a deserializer |
US7548579B1 (en) | 2003-03-31 | 2009-06-16 | 3Com Corporation | Symbol spreading method and device for OFDM systems |
US7280621B1 (en) | 2003-03-31 | 2007-10-09 | 3Com Corporation | Preamble detector method and device for OFDM systems |
US7203245B1 (en) | 2003-03-31 | 2007-04-10 | 3Com Corporation | Symbol boundary detector method and device for OFDM systems |
KR100559545B1 (ko) * | 2003-04-08 | 2006-03-10 | 엘지전자 주식회사 | 단말기의 데이터통신 통화품질 개선 장치 및 그 방법 |
US6756925B1 (en) | 2003-04-18 | 2004-06-29 | Northrop Grumman Corporation | PSK RSFQ output interface |
US7474608B2 (en) | 2004-01-12 | 2009-01-06 | Intel Corporation | Method for signaling information by modifying modulation constellations |
US7395495B2 (en) * | 2004-01-12 | 2008-07-01 | Intel Corporation | Method and apparatus for decoding forward error correction codes |
US8644192B2 (en) * | 2005-10-21 | 2014-02-04 | Honeywell International Inc. | Wireless transmitter initiated communication methods |
US8811231B2 (en) * | 2005-10-21 | 2014-08-19 | Honeywell International Inc. | Wireless transmitter initiated communication systems |
WO2007073093A2 (en) | 2005-12-20 | 2007-06-28 | Lg Electronics Inc. | Method of generating code sequence and method of transmitting signal using the same |
US8830983B2 (en) | 2005-12-20 | 2014-09-09 | Lg Electronics Inc. | Method of generating code sequence and method of transmitting signal using the same |
WO2008038979A2 (en) * | 2006-09-26 | 2008-04-03 | Lg Electronics Inc. | A method for transmitting information using sequence. |
KR101341514B1 (ko) | 2006-09-26 | 2013-12-16 | 엘지전자 주식회사 | 시퀀스를 이용하여 정보를 송신하는 방법 |
US7693191B2 (en) * | 2007-03-26 | 2010-04-06 | Freescale Semiconductor, Inc. | System and method for receiving a multiple format wireless signal |
US7903720B2 (en) * | 2007-06-13 | 2011-03-08 | Simmonds Precision Products, Inc. | Alternative direct sequence spread spectrum symbol to chip mappings and methods for generating the same |
US7860464B2 (en) * | 2007-09-28 | 2010-12-28 | Broadcom Corporation | Method and system for a programmable local oscillator generator based on quadrature mixing using a phase shifter |
US7885363B2 (en) * | 2007-10-18 | 2011-02-08 | Mediatek Inc. | Correlation device and method for different modulated signals |
US7983235B2 (en) | 2007-11-05 | 2011-07-19 | Freescale Semiconductor, Inc. | High speed overlay mode for burst data and real time streaming (audio) applications |
US7856243B2 (en) * | 2007-12-05 | 2010-12-21 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Power control for a radio transceiver that uses interference cancellation |
US7817708B2 (en) * | 2007-12-14 | 2010-10-19 | Sivaswamy Associates, Llc. | Orthogonal code division multiplex CCK (OCDM-CCK) method and apparatus for high data rate wireless LAN |
KR100994982B1 (ko) * | 2008-02-01 | 2010-11-19 | 한국전자통신연구원 | 확산부호의 주파수 기저대역을 선택하는 방법, 이를 이용한적응형 주파수 선택적 스프레더 및 이를 이용한 송수신장치 |
FR2946206B1 (fr) * | 2009-05-29 | 2015-02-27 | Alcatel Lucent | Transmetteur de donnees multi-format |
US9633327B2 (en) * | 2009-09-25 | 2017-04-25 | Fedex Corporate Services, Inc. | Sensor zone management |
JP2011199599A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Panasonic Corp | 受信機 |
IT1401732B1 (it) * | 2010-06-28 | 2013-08-02 | Selex Communications Spa | Metodo di comunicazione multimediale bimodale, dispositivo di comunicazione multimediale bimodale, e rete |
EP2445113B1 (en) * | 2010-10-22 | 2016-08-31 | ST-Ericsson SA | Reconfigurable wide-band radio receiver with positive feed-back translational loop |
RU2465725C1 (ru) * | 2011-04-21 | 2012-10-27 | Открытое акционерное общество "Концерн "Созвездие" | Широкополосная система радиосвязи кв диапазона |
CN103002169B (zh) * | 2011-09-16 | 2014-11-26 | 瑞昱半导体股份有限公司 | 信号传收方法、信号传收电路、网络联机方法及网络装置 |
SI2761746T1 (en) * | 2011-09-26 | 2018-03-30 | Aviat Networks, Inc. | SYSTEMS AND PROCEDURES FOR ASYCHRONO RE-MODULATION WITH ADAPTABLE I / Q SETTING |
WO2013078518A1 (en) * | 2011-12-01 | 2013-06-06 | Gauss Research Laboratory, Inc. | Algebraic generators of sequences for communication signals |
US8588721B2 (en) * | 2012-02-08 | 2013-11-19 | King Fahd University Of Petroleum And Minerals | Dual mode receiver channel select filter |
CN103487815B (zh) * | 2013-10-10 | 2016-04-13 | 南京航空航天大学 | 一种基于正交域干扰优化重叠复用的卫星导航信号增强方法 |
JP6392106B2 (ja) * | 2014-12-16 | 2018-09-19 | 株式会社東芝 | 受信機および電圧制御発振器 |
US10742258B1 (en) * | 2018-09-26 | 2020-08-11 | Novatel Inc. | System and method for demodulating code shift keying data utilizing correlations with combinational PRN codes generated for different bit positions |
US10742257B1 (en) | 2018-09-26 | 2020-08-11 | Novatel Inc. | System and method for demodulating code shift keying data from a satellite signal utilizing a binary search |
Family Cites Families (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2204057A (en) * | 1937-06-15 | 1940-06-11 | Swartz Paul | Pulverizing mill |
US4730340A (en) | 1980-10-31 | 1988-03-08 | Harris Corp. | Programmable time invariant coherent spread symbol correlator |
US4626796A (en) * | 1985-03-01 | 1986-12-02 | General Electric Company | Digital apparatus and method for programmably phase shifting an audio tone |
US4617553A (en) | 1985-08-12 | 1986-10-14 | Harris Corporation | Enhanced Miller code |
US4813001A (en) * | 1987-05-29 | 1989-03-14 | Schlumberger Systems, Inc. | AC calibration method and device by determining transfer characteristics |
US5063571A (en) * | 1989-12-27 | 1991-11-05 | Nynex Corporation | Method and apparatus for increasing the data rate for a given symbol rate in a spread spectrum system |
US5103459B1 (en) * | 1990-06-25 | 1999-07-06 | Qualcomm Inc | System and method for generating signal waveforms in a cdma cellular telephone system |
US5218619A (en) | 1990-12-17 | 1993-06-08 | Ericsson Ge Mobile Communications Holding, Inc. | CDMA subtractive demodulation |
US5193180A (en) * | 1991-06-21 | 1993-03-09 | Pure Software Inc. | System for modifying relocatable object code files to monitor accesses to dynamically allocated memory |
US5210770A (en) | 1991-09-27 | 1993-05-11 | Lockheed Missiles & Space Company, Inc. | Multiple-signal spread-spectrum transceiver |
US5353352A (en) | 1992-04-10 | 1994-10-04 | Ericsson Ge Mobile Communications Inc. | Multiple access coding for radio communications |
JPH06252881A (ja) * | 1993-02-25 | 1994-09-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スペクトラム拡散通信装置 |
US5367516A (en) * | 1993-03-17 | 1994-11-22 | Miller William J | Method and apparatus for signal transmission and reception |
US5361276A (en) * | 1993-09-13 | 1994-11-01 | At&T Bell Laboratories | All digital maximum likelihood based spread spectrum receiver |
US5471497A (en) | 1993-11-01 | 1995-11-28 | Zehavi; Ephraim | Method and apparatus for variable rate signal transmission in a spread spectrum communication system using coset coding |
CA2176401C (en) * | 1994-02-17 | 2003-07-08 | John H. Cafarella | A high-data-rate wireless local-area network |
US5809060A (en) | 1994-02-17 | 1998-09-15 | Micrilor, Inc. | High-data-rate wireless local-area network |
US5515396A (en) * | 1994-02-25 | 1996-05-07 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for selecting a spreading code in a spectrum spread communication system |
JP2852408B2 (ja) * | 1994-03-09 | 1999-02-03 | 郵政省通信総合研究所長 | データ伝送方法 |
US5497395A (en) * | 1994-04-04 | 1996-03-05 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for modulating signal waveforms in a CDMA communication system |
FI942190A (fi) * | 1994-05-11 | 1995-11-12 | Nokia Telecommunications Oy | Menetelmä ja järjestely suurinopeuksista datansiirtoa varten TDMA-radiotietoliikennejärjestelmässä |
US5621752A (en) * | 1994-06-23 | 1997-04-15 | Qualcomm Incorporated | Adaptive sectorization in a spread spectrum communication system |
US5537410A (en) * | 1994-09-15 | 1996-07-16 | Oki Telecom | Subsequent frame variable data rate indication method |
US5659573A (en) * | 1994-10-04 | 1997-08-19 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for coherent reception in a spread-spectrum receiver |
US5598154A (en) * | 1994-12-02 | 1997-01-28 | Unisys Corporation | Apparatus and method for generating and utilizing pseudonoise code sequences |
US5602833A (en) * | 1994-12-19 | 1997-02-11 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for using Walsh shift keying in a spread spectrum communication system |
EP0750408B1 (en) * | 1995-01-05 | 2005-06-15 | NTT DoCoMo, Inc. | Device and method for coherent-tracking of a signal for use in a cdma receiver |
GB9507449D0 (en) * | 1995-04-11 | 1995-05-31 | Philips Electronics Uk Ltd | Communications system and transmitting means therefor |
US5537398A (en) * | 1995-05-12 | 1996-07-16 | Motorola, Inc. | Apparatus for multi-rate simulcast communications |
US5577025A (en) * | 1995-06-30 | 1996-11-19 | Qualcomm Incorporated | Signal acquisition in a multi-user communication system using multiple walsh channels |
US5883921A (en) * | 1995-07-31 | 1999-03-16 | Harris Corporation | Short burst acquisition circuit and method for direct sequence spread spectrum links |
US5694417A (en) * | 1995-07-31 | 1997-12-02 | Harris Corporation | Short burst direct acquisition direct sequence spread spectrum receiver |
US5862182A (en) | 1996-07-30 | 1999-01-19 | Lucent Technologies Inc. | OFDM digital communications system using complementary codes |
US6452958B1 (en) | 1996-07-30 | 2002-09-17 | Agere Systems Guardian Corp | Digital modulation system using extended code set |
US6404732B1 (en) * | 1996-07-30 | 2002-06-11 | Agere Systems Guardian Corp. | Digital modulation system using modified orthogonal codes to reduce autocorrelation |
US5790534A (en) * | 1996-09-20 | 1998-08-04 | Nokia Mobile Phones Limited | Load control method and apparatus for CDMA cellular system having circuit and packet switched terminals |
KR19980039597A (ko) * | 1996-11-28 | 1998-08-17 | 이우복 | 무선랜 시스템의 송신 mpdu 변조방식 변환회로 |
US6442380B1 (en) * | 1999-12-22 | 2002-08-27 | U.S. Philips Corporation | Automatic gain control in a zero intermediate frequency radio device |
-
1997
- 1997-03-17 US US08/819,846 patent/US5982807A/en not_active Ceased
-
1998
- 1998-02-25 TW TW087102737A patent/TW365716B/zh active
- 1998-02-26 DE DE69827866T patent/DE69827866T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-02-26 EP EP98103451A patent/EP0866588B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-02-26 EP EP03022554A patent/EP1401114A3/en not_active Withdrawn
- 1998-03-16 CN CNB981054951A patent/CN1284305C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1998-03-17 KR KR1019980009022A patent/KR100530277B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-03-17 JP JP06746398A patent/JP4203551B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-11-09 US US10/005,483 patent/USRE40231E1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0866588A3 (en) | 2002-12-04 |
CN1206254A (zh) | 1999-01-27 |
DE69827866D1 (de) | 2005-01-05 |
US5982807A (en) | 1999-11-09 |
KR19980080365A (ko) | 1998-11-25 |
JPH10322242A (ja) | 1998-12-04 |
EP0866588B1 (en) | 2004-12-01 |
DE69827866T2 (de) | 2005-12-15 |
CN1284305C (zh) | 2006-11-08 |
USRE40231E1 (en) | 2008-04-08 |
KR100530277B1 (ko) | 2006-02-28 |
EP0866588A2 (en) | 1998-09-23 |
EP1401114A3 (en) | 2004-05-19 |
TW365716B (en) | 1999-08-01 |
EP1401114A2 (en) | 2004-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4203551B2 (ja) | 高データ率スペクトラム拡散トランシーバおよび関連方法 | |
EP1802016B1 (en) | A subscriber unit and method for use in a wireless communication system | |
JP3998716B2 (ja) | Cdma無線通信システムのための加入者ユニット | |
JP2526510B2 (ja) | 無線デ―タ通信装置 | |
EP0901722B1 (en) | Subscriber unit for cdma wireless communication system | |
EP0981914B1 (en) | Subscriber unit with plural control and data sources for cdma wireless communication system | |
EP1012995B3 (en) | Data transmission method and mobile telephone system | |
US7817708B2 (en) | Orthogonal code division multiplex CCK (OCDM-CCK) method and apparatus for high data rate wireless LAN | |
JPH09172393A (ja) | 短いバースト性ダイレクト取得、ダイレクトシーケンス拡張スペクトル・レシーバ | |
JP2007524267A (ja) | 並列スペクトラム拡散通信システムおよび方法 | |
JP2000091952A (ja) | スペクトラム拡散通信方法及びスペクトラム拡散通信装置 | |
AU2002244019A1 (en) | System and method for spread spectrum communication using orthogonal coding |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050223 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070130 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070501 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071127 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080227 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080701 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20080730 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080808 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20080829 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080829 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080901 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131024 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |