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JP4174743B2 - 内燃機関のオイル通路構造 - Google Patents

内燃機関のオイル通路構造 Download PDF

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JP4174743B2
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    • F01L1/344Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
    • F01L1/3442Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は内燃機関のオイル通路構造に係り、特に、バルブタイミング可変の応答性を向上し得て、シリンダヘッドのコンパクト化・軽量化を果たし得て、進角時の応答性を向上し得る内燃機関のオイル通路構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両等に搭載される内燃機関には、吸・排気弁のバルブタイミングを可変する可変バルブタイミング装置を設けているものがある。可変バルブタイミング装置には、油圧によりクランク軸に対するカム軸の位相を変化させて吸・排気弁のバルブタイミングを可変するものがある。
【0003】
この可変バルブタイミング装置は、シリンダブロックに軸支したクランク軸により駆動されるオイルポンプを設け、シリンダヘッドに軸支したカム軸の一端側にクランク軸に対する位相を変化させる油圧アクチュエータを設け、オイルポンプの吐出するオイルを進角用オイル及び遅角用オイルに振り分けて油圧アクチュエータに供給するオイル制御弁を設け、このオイル制御弁により振り分けられた進角用オイル及び遅角用オイルを油圧アクチュエータに流通させる進角用オイル通路及び遅角用オイル通路を設けている。
【0004】
この可変バルブタイミング装置は、図示しない制御手段により内燃機関の運転状態に応じてオイル制御弁を動作制御し、このオイル制御弁により振り分けられた進角用オイル及び遅角用オイルを進角用オイル通路及び遅角用オイル通路により油圧アクチュエータに供給し、クランク軸に対するカム軸の位相を変化させて吸・排気弁のバルブタイミングを可変させる。
【0005】
このような可変バルブタイミング装置を備えた内燃機関のオイル通路構造としては、特開平9−170415号公報に開示されるものがある。この報に開示されるものは、可変バルブタイミング装置を有する内燃機関において、オイル制御弁から油圧アクチュエータに至るオイル通路を、シリンダヘッドのヘッド側合わせ面に当接されるカム軸キャップのキャップ側合わせ面に、キャップ取付ボルト孔の外側に位置させて溝形状に形成したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記公報に開示される可変バルブタイミング装置を備えた内燃機関のオイル通路構造においては、オイル制御弁から油圧アクチュエータに至るオイル通路を、カム軸キャップのキャップ側合わせ面のキャップ取付ボルト孔の外側に位置させて形成しているため、オイル制御弁から油圧アクチュエータに至るオイル通路の通路長が長くなる問題がある。
【0007】
このため、公報に開示される可変バルブタイミング装置を備えた内燃機関のオイル通路構造は、圧力損失が増大してカム軸の位相変化に遅れを生じ、バルブタイミング可変の応答性が低下する不都合がある。
【0008】
また、前記公報に開示される可変バルブタイミング装置を備えた内燃機関のオイル通路構造においては、オイル通路をカム軸キャップのキャップ側合わせ面のキャップ取付ボルト孔の外側に位置させて溝形状に形成しているため、キャップ側合わせ面とヘッド側合わせ面との間においてオイル通路の圧力損失が増大する問題があり、バルブタイミング可変の応答性が低下する不都合がある。
【0009】
さらに、前記公報に開示される可変バルブタイミング装置を備えた内燃機関のオイル通路構造においては、オイル通路をカム軸キャップのキャップ側合わせ面のカムキャップボルト孔の外側に位置させて溝形状に形成し且つカム軸の軸線と交差する幅方向に指向させて設けているため、シリンダヘッドがカム軸の軸線と交差する方向に大型化し、重量の増大を招く不都合がある。
【0010】
また、可変バルブタイミング装置には、図16・図17に示すものがある。この可変バルブタイミング装置の油圧アクチュエータ202は、カム軸204にロータ206を取付け、このロータ206に相対回転可能に外装されるハウジング208を吸気カムスプロケット(図示せず)に取付け、これらロータ206とハウジング208との間に進角オイル室210及び遅角オイル室212を設け、進角オイル室210及び遅角オイル室212に進角用オイル及び遅角用オイルを進角用オイル受入口214及び遅角用オイル受入口216により供給し、バルブタイミングを可変するものがある。
【0011】
ところが、この可変バルブタイミング装置の油圧アクチュエータ202は、図16に示す如く、遅角時に遅角用オイル室212を拡張するようにロータ206とハウジング208とが互いに逆方向(矢印A・B方向)に回転してカム軸204の位相を変化させ、図17に示す如く、進角時に進角用オイル室210を拡張するようにロータ206とハウジング208とが共に同方向(矢印B方向)に速度差を有して回転してカム軸204の位相を変化させている。
【0012】
このため、この油圧アクチュエータ202は、進角時にロータ206とハウジング208とが共に同方向に速度差を有して回転するため、遅角時に対して進角時の位相変化に遅れを生じ、バルブタイミング可変の応答性が低下する不都合がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述の不都合を除去するために、内燃機関のシリンダブロックにクランク軸を軸支し、このクランク軸により駆動されるオイルポンプを設け、前記内燃機関のシリンダヘッドのカム軸支持壁にカム軸をカム軸キャップにより軸支し、前記カム軸をチェーンカバーにて覆われるタイミングチェーンにて駆動し、前記チェーンカバーの外側に補機を駆動する補機ベルトを設け、前記カム軸のチェーンカバー側に前記クランク軸に対する位相を変化させる可変バルブタイミング装置の油圧アクチュエータを設け、前記オイルポンプの吐出するオイルを進角用オイル及び遅角用オイルに振り分けて前記油圧アクチュエータに供給するオイル制御弁を設け、このオイル制御弁からのオイルをカム軸のジャーナル部に向かうオイル通路を経由して前記油圧アクチュエータに供給する内燃機関のオイル通路構造において、前記クランク軸の軸方向から前記内燃機関を透視した場合に前記オイル制御弁の取付部を前記油圧アクチュエータの下方であって前記チェーンカバーの外側に設け、前記シリンダヘッドのカム軸支持壁に前記カム軸のジャーナル部を軸支するヘッド側軸受部を設けるとともに前記カム軸キャップが螺着される取付ボルト螺着孔を設け、前記オイル通路は前記チェーンカバーのオイル制御弁の取付部から前記シリンダヘッドのカム軸の軸受部の間を繋ぐ通路であって前記クランク軸の軸方向から前記内燃機関を透視した場合に該オイル通路は前記取付ボルト螺着孔の間に配置したものであることを特徴とする。
【0014】
前記オイル制御弁の取付部は、前記シリンダヘッドの側方であって、前記チェーンカバーにおいて前記油圧アクチュエータを収容する部分より該チェーンカバーの前記シリンダヘッドとの合せ面側に位置することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
【0016】
【0017】
【0018】
【実施例】
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。図1〜図7は、この発明の第1実施例を示すものである。図5〜図7において、2は車両(図示せず)に搭載される内燃機関、4はシリンダブロック、6はロアケース、8はオイルパン、10はシリンダヘッド、12はヘッドカバー、14はチェーンカバーである。内燃機関2は、シリンダブロック4の下部にクランク軸16をロアケース6により軸支し、ロアケース6にオイルパン8を取付けている。
【0019】
また、内燃機関2は、シリンダブロック4の上部にシリンダヘッド10を取付け、シリンダヘッド10にヘッドカバー12を取付け、シリンダブロック4及びシリンダヘッド10の長手方向一端側にチェーンカバー14を取付けてチェーン室18を形成している。
【0020】
クランク軸16には、一端側のチェーンカバー14外にクランクプーリ20を取付けている。クランクプーリ20には、図示しない補機ベルトが巻掛けられ、ウォータポンプ22やオルタネータ(図示せず)等の補機を駆動する。また、クランク軸16には、一端側のチェーンカバー14内のチェーン室18にクランクスプロケット24を取付けている。クランクスプロケット24には、タイミングチェーン26が巻掛けられている。
【0021】
この内燃機関2は、クランクプーリ20とクランクスプロケット24との間のクランク軸16にオイルポンプ28を設けている。オイルポンプ28は、チェーンカバー14のチェーン室18側に設けられたポンプハウジング30と、このポンプハウジング30に取付けられるポンププレート32と、ポンプハウジング30及びポンププレート32により形成されるロータ室34に収容される内ロータ36及び外ロータ38と、からなる。
【0022】
オイルポンプ28は、内ロータ36及び外ロータ38間に形成されるポンプ室40に連通する吸入ポート42及び吐出ポート44を設けている。吸入ポート42には、吸入パイプ46の基端側が接続されている。吸入パイプ46の先端側は、オイルパン8の底部に位置させてオイルストレーナ48を設けている。吐出ポート44は、吐出通路48により図示しないリリーフ弁を介してオイルフィルタ50に連通されている。オイルフィルタ50は、オイルポンプ28の吐出するオイルを濾過してシリンダブロック4のクランク軸16の軸線方向に指向するメインギャラリ(図示せず)に供給する。
【0023】
前記シリンダヘッド10には、図1・図2に示す如く、幅方向一側に吸気側壁52を設けるとともに幅方向他側に排気側壁54を設け、こられ吸・排気側壁52・54間に複数のカム軸支持壁56を長手方向に並列に設けている。カム軸支持壁56には、図示しない吸・排気弁を開閉駆動する吸・排気カム軸58・60を長手方向に平行に配設して、吸・排気カム軸キャップ62・64により軸支している。
【0024】
前記カム軸支持壁56には、ヘッド側合わせ面66に吸・排気カム軸58・60の吸・排気ジャーナル部68・70を軸支する半円筒面形状のヘッド側吸・排気軸受部72・74を幅方向に並列に設け、このヘッド側吸・排気軸受部72・74の両側のヘッド側合わせ面66に吸・排気取付ボルト螺着孔76・78を夫々設けている。
【0025】
前記吸・排気カム軸キャップ62・64には、吸・排気キャップ側合わせ面80・82に前記吸・排気軸受部72・74と共働して吸・排気ジャーナル部68・70を軸支する半円筒面形状の吸・排気キャップ側軸受部84・86を夫々設け、この吸・排気キャップ側軸受部84・86の両側の吸・排気キャップ側合わせ面80・82に吸・排気取付ボルト挿通孔86・88を夫々設けている。
【0026】
吸・排気カム軸キャップ62・64は、吸・排気キャップ取付ボルト90・92を吸・排気取付ボルト挿通孔86・88に挿通して吸・排気取付ボルト螺着孔76・78に螺着することによりカム軸支持壁56に取付けられ、吸・排気軸受部72・74と吸・排気キャップ側軸受部84・86とにより吸・排気カム軸58・60の吸・排気ジャーナル部68・70を軸支する。
【0027】
吸気カム軸58には、図2に示す如く、一端側に吸気カムスプロケット94を設けている。吸気カムスプロケット94は、吸気ジャーナル部68に相対回転可能に外装して設けている。排気カム軸60には、一端側に排気カムスプロケット96を取付けて設けている。吸・排気カムスプロケット94・96には、前記タイミングチェーン26が巻掛けられている。吸・排気カム軸58・60は、タイミングチェーン26によりクランク軸16に同期して回転駆動される。前記チェーンカバー14は、図7に示す如く、タイミングチエーン26を覆ってシリンダブロック4及びシリンダヘッド6に跨るように取付けられ、チェーン室18を形成する。
【0028】
この内燃機関2には、可変バルブタイミング装置98を設けている。可変バルブタイミング装置98は、吸気カム軸58の一端側にクランク軸16に対する位相を変化させる油圧アクチュエータ100を設けている。
【0029】
油圧アクチュエータ100は、図2に示す如く、ロータ102とハウジング104とからなる。ロータ102は、吸気カム軸58の一端側の吸気ジャーナル部68にロータ取付ボルト106により取付けている。ハウジング104は、ロータ102に相対回転可能に外装され、吸気ジャーナル部68に相対回転可能に外嵌した吸気カムスプロケット94にハウジング取付ボルト108により取付けている。
【0030】
ロータ102とハウジング104との間には、図3・図4に示す如く、ロータ102とハウジング104との相対回転により拡縮される複数の進角用オイル室110及び遅角用オイル室112を設けている。ロータ102には、進角用オイル室110に臨ませて進角用オイル受入口114を設けている。ハウジング104には、遅角用オイル室112に臨ませて遅角用オイル受入口116を設けている。
【0031】
前記可変バルブタイミング装置98は、油圧アクチュエータ100に進角用オイル及び遅角用オイルを供給するオイル制御弁118を設けている。オイル制御弁118は、図6に示す如く、チェーンカバー14のシリンダヘッド6に取付けられる位置の弁取付ボス120に弁取付ボルト122により取付けられている。オイル制御弁118は、弁本体124内に制御手段(図示せず)により動作制御されるスプール部126を内蔵している。
【0032】
オイル制御弁118は、オイルポンプ28の吐出するオイルをオイル入口128から弁本体124内に取入れて、スプール部126により進角用オイル出口130及び遅角用オイル出口132に進角用オイル及び遅角用オイルとして振り分ける。オイル制御弁118の振り分ける進角用オイル及び遅角用オイルは、進角用オイル通路134及び遅角用オイル通路136により油圧アクチュエータ100に供給される。
【0033】
前記オイルポンプ28の吐出するオイルは、図5に示す如く、オイルフィルタ50からシリンダブロック4のクランク軸16の軸線方向に指向するメインギャラリ(図示せず)に流入する。このメインギャラリのオイルは、図6・図7に示す如く、シリンダブロック4のクランク軸オイル通路137によりクランク軸16の軸受部138に供給されて潤滑を行うとともに、図5に示す如く、ブロック側上がりオイル通路140によりシリンダヘッド10側のヘッド側上がりオイル通路142に供給され、吸・排気カム軸キャップ62・64の吸・排気キャップ側オイル通路144・146により吸・排気カム軸58・60の吸・排気軸受部72・74に供給されて潤滑を行う。
【0034】
また、前記オイルポンプ28の吐出するオイルは、オイルパイプ148のパイプ通路150によりオイル制御弁118のオイル入口128に供給され、進角用オイル出口130及び遅角用オイル出口132に進角用オイル及び遅角用オイルとして振り分けられる。
【0035】
進角用オイル出口130及び遅角用オイル出口132に振り分けられた進角用オイル及び遅角用オイルは、進角用オイル通路134及び遅角用オイル通路136により油圧アクチュエータ100の進角用オイル受入口114及び遅角用オイル受入口116から進角オイル室110及び遅角オイル室112に供給され、バルブタイミングを可変する。
【0036】
前記進角用オイル通路134及び遅角用オイル通路136は、図6に示す如く、カバー側進角用オイル通路152及びカバー側遅角用オイル通路154と、ヘッド側進角用オイル通路156及びヘッド側遅角用オイル通路158と、ジャーナル側進角用オイル通路160及びジャーナル側遅角用オイル通路162と、からなる。
【0037】
カバー側進角用オイル通路152及びカバー側遅角用オイル通路154は、チェーンカバー14の弁取付ボス120に設けられ、一端側を進角用オイル出口130及び遅角用オイル出口132に連通し、他端側をシリンダヘッド10側に開口している。
【0038】
ヘッド側進角用オイル通路156及びヘッド側遅角用オイル通路158は、シリンダヘッド10に設けられ、一端側をカバー側進角用オイル通路152及びカバー側遅角用オイル通路154に連通し、他端側を吸気カム軸58の一端側を軸支するカム軸支持壁56のヘッド側吸気軸受部72に開口している。
【0039】
ジャーナル側進角用オイル通路160及びジャーナル側遅角用オイル通路162は、吸気カム軸58の一端側の吸気ジャーナル部68に設けられ、一端側を吸気ジャーナル部68に設けた吸気オイル溝164及び排気オイル溝166を介してヘッド側進角用オイル通路156及びヘッド側遅角用オイル通路158に連通し、他端側を油圧アクチュエータ100の進角用オイル室114及び遅角用オイル室116に臨む進角オイル室110及び遅角オイル室112に連通している。
【0040】
この内燃機関2のオイル通路構造においては、図1・図2に示す如く、吸気カム軸58の一端側の吸気ジャーナル部68を軸支するカム軸支持壁56に半円筒面形状のヘッド側吸気軸受部72を設け、このヘッド側吸気軸受部72の両側に吸気取付ボルト螺着孔76を夫々設けている。この吸気カム軸58の一端側の吸気ジャーナル部68を軸支するカム軸支持壁56には、ヘッド側吸気軸受部72の両側に設けた吸気取付ボルト螺着孔76の間に位置させて、進角用オイル通路134のヘッド側進角用オイル通路156及び遅角用オイル通路136のヘッド側遅角用オイル通路158を設けている。
【0041】
また、進角用オイル通路134及び遅角用オイル通路136は、図6に示す如く、シリンダヘッド10のヘッド側進角用オイル通路156及びヘッド側遅角用オイル通路158に一端側を連通するとともに他端側を油圧アクチュエータ100に連通するジャーナル側進角用オイル通路160及びジャーナル側遅角用オイル通路162を、カム軸58の一端側のジャーナル部68に設けている。
【0042】
このように、この内燃機関2のオイル通路構造は、吸気カム軸58の一端側にクランク軸16に対する位相を変化させる可変バルブタイミング装置98の油圧アクチュエータ100を設け、オイルポンプ28の吐出するオイルを進角用オイル及び遅角用オイルに振り分けて油圧アクチュエータ100に供給するオイル制御弁118を設け、このオイル制御弁118の振り分ける進角用オイル及び遅角用オイルを油圧アクチュエータ100に供給する進角用オイル通路134及び遅角用オイル通路136を設けている。
【0043】
このようなオイル構造において、吸気カム軸58の一端側の吸気ジャーナル部68を軸支するカム軸支持壁56の吸気取付ボルト螺着孔76の間に位置させて、進角用オイル通路134のヘッド側進角用オイル通路156及び遅角用オイル通路136のヘッド側遅角用オイル通路158を設けたことにより、進角用オイル通路134及び遅角用オイル通路136の通路長を短くすることができ、圧力損失を減少することができる。また、従来のように、キャップ側合わせ面とヘッド側合わせ面との間にオイル通路を形成していないことにより、圧力損失の増大を招くことがなく、シリンダヘッド10がカム軸の軸線と交差する幅方向に大型化することもない。
【0044】
また、このオイル通路構造は、吸気カム軸58の一端側の吸気ジャーナル部68に、シリンダヘッド10のヘッド側進角用オイル通路156及びヘッド側遅角用オイル通路158に一端側を連通し他端側を油圧アクチュエータ100に連通するジャーナル側進角用オイル通路160及びジャーナル側遅角用オイル通路162を設けたことにより、シリンダヘッド10から吸気カム軸58の一端側の吸気ジャーナル部68に直接的に進角用オイル及び遅角用オイルを供給することができ、圧力損失を減少させることができる。
【0045】
このため、このオイル通路構造は、圧力損失の減少によりバルブタイミング可変の応答性を向上し得て、シリンダヘッド10がカム軸の軸線と交差する幅方向に大型化することもないことによりシリンダヘッド10のコンパクト化・軽量化を果たすことができる。
【0046】
図8〜図11は、第2実施例を示すものである。第2実施例のオイル通路構造は、進角時にロータ102とハウジング104とが互いに同方向に速度差を有して回転するため、応答性に遅れが生じる問題を解消するものである。なお、この第2実施例において、前述第1実施例と同一機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明する。
【0047】
図10・図11において、2は内燃機関、4はシリンダブロック、6はロアケース、8はオイルパン、10はシリンダヘッド、12はヘッドカバー、14はチェーンカバー、16はクランク軸、28はオイルポンプ、56はカム軸支持壁、58は吸気カム軸、62は吸気カム軸キャップ、90は吸気取付ボルト、98は可変バルブタイミング装置、100は油圧アクチュエータ、118はオイル制御弁、134は進角用オイル通路、136は進角用オイル通路である。
【0048】
第2実施例のオイル通路構造は、図8・図9に示す如く、進角用オイル通路134の通路長L1を遅角用オイル通路136の通路長L2よりも短く(L1<L2)形成したことを特徴とする。
【0049】
ここで、進角用オイル通路134の通路長L1及び遅角用オイル通路136の通路長L2は、オイル制御弁118のスプール部126に接する進角用オイル出口130及び遅角用オイル出口132から、油圧アクチュエータ100の進角用オイル室110の進角用オイル受入口114及び遅角用オイル室112の遅角用オイル受入口116までの長さである。
【0050】
したがって、進角用オイル通路134の通路長L1は、進角用オイル出口130とカバー側進角用オイル通路152とヘッド側進角用オイル通路156とジャーナル側進角用オイル通路160とを併せた長さである。また、遅角用オイル通路136の通路長L2は、遅角用オイル出口132とカバー側遅角用オイル通路154とヘッド側遅角用オイル通路158とジャーナル側遅角用オイル通路162とを併せた長さである。
【0051】
可変バルブタイミング装置98の油圧アクチュエータ100は、図3に示す如く、遅角時に遅角用オイル室112を拡張するようにロータ102とハウジング104とが互いに逆方向(矢印A・B方向)に回転して吸気カム軸58の位相を変化させ、図4に示す如く、進角時に進角用オイル室110を拡張するようにロータ102とハウジング104とが共に同方向(矢印B方向)に速度差を有して回転してカム軸206の位相を変化させている。
【0052】
この第2実施例のオイル通路構造は、進角用オイル通路134の通路長L1を遅角用オイル通路136の通路長L2よりも短く(L1<L2)形成したことにより、図4に示す如く、進角時にロータ102とハウジング104とが共に同方向に速度差を有して回転する場合に、通路長L1の短い進角用オイル通路134によって油圧アクチュエータ100に迅速に進角用オイルを供給することができ、遅角時に対して進角時の位相変化に遅れを生じることがない。
【0053】
このため、第2実施例のオイル通路構造は、進角時のバルブタイミング可変の応答性を向上することができる。
【0054】
図12・図13は、第3実施例を示すものである。第3実施例のオイル通路構造は、進角用オイル通路134の全長にわたる通路径D1を遅角用オイル通路136の全長にわたる通路径D2よりも大(D1>D2)に形成したことを特徴とする。
【0055】
このように、第3実施例のオイル通路構造は、進角用オイル通路134の通路径D1を遅角用オイル通路136の通路径D2よりも大(D1>D2)に形成することにより、図4に示す如く、進角時にロータ102とハウジング104とが互いに同方向に速度差を有して回転する場合に、通路径D1の大きい進角用オイル通路134によって油圧アクチュエータ100に迅速に進角用オイルを供給することができ、遅角時に対して進角時の位相変化に遅れを生じることがなく、応答性を向上することができる。
【0056】
図14は、この発明の第4実施例SG1を示すものである。第4実施例のオイル通路構造は、遅角用オイル通路136に絞り部168を設けたものである。この絞り部168は、例えば、カバー側遅角用オイル通路154に設けられ、遅角時に遅角用オイル室112に適正に遅角用オイルを供給し得る径に設定する。つまり、遅角用オイル通路136による遅角用オイルの供給に対して、進角用オイル通路134による進角用オイルの供給が早まるように絞り部168を設ける。
【0057】
このように、第4実施例のオイル通路構造は、遅角用オイル通路136による遅角用オイルの供給に対して、進角用オイル通路134による進角用オイルの供給が早まるように、遅角用オイル通路136に絞り部168を設けることにより、図4に示す如く、進角時にロータ102とハウジング104とが互いに同方向に速度差を有して回転する場合に、進角用オイル通路134によって油圧アクチュエータ100に迅速に進角用オイルを供給することができ、遅角時に対して進角時の位相変化に遅れを生じることがなく、応答性を向上することができる。
【0058】
図15は、この発明の第5実施例SG2を示すものである。第5実施例のオイル通路構造は、油圧アクチュエータ100に複数の進角用オイル室110及び遅角用オイル室112を設け、複数の進角用オイル室110のすべてに臨ませて夫々進角用オイル受入口114を設ける一方、複数の遅角用オイル室112の一部に遅角オイル受入口116を設けずに廃止して残余の遅角用オイル室112に遅角用オイル受入口116を夫々設けたものである。
【0059】
遅角用オイル受入口116は、残余の遅角用オイル室112に供給される遅角用オイルによって適切に遅角動作される範囲で、一部の遅角用オイル室112に設けずに廃止する。つまり、遅角用オイル室112への遅角用オイルの供給に対して、進角用オイル室110への進角用オイルの供給が早まるように、一部の遅角用オイル室112の遅角オイル受入口116を廃止する。なお、遅角オイル受入口116を廃止した一部の遅角用オイル室112は、拡縮を許容するために大気に連通する連通孔170を設ける。
【0060】
このように、第5実施例のオイル通路構造は、遅角用オイル室112への遅角用オイルの供給に対して、進角用オイル室110への進角用オイルの供給が早まるように、一部の遅角用オイル室112の遅角オイル受入口116を廃止することにより、図4に示す如く、進角時にロータ102とハウジング104とが互いに同方向に速度差を有して回転する場合に、進角用オイル室110に迅速に進角用オイルを供給することができ、遅角時に対して進角時の位相変化に遅れを生じることがなく、応答性を向上することができる。
【0061】
なお、第5実施例においては、遅角用オイル室112への遅角用オイルの供給に対して、進角用オイル室110への進角用オイルの供給が早まるように、一部の遅角用オイル室112の遅角オイル受入口116を廃止したが、ロータ102が進角用オイルから受ける圧力と遅角用オイルから受ける圧力とを異ならせて、進角時の位相変化の遅れを解消することもできる。
【0062】
例えば、図15に示す如く、進角用オイル室110と遅角用オイル室112とを区画するロータ102の区画壁172の、進角用オイル室110に臨む進角用オイル室側壁面174の受圧面積S1を遅角用オイル室112に臨む遅角用オイル室側壁面176の受圧面積S2よりも大きく(S1>S2)することにより、ロータ102が進角用オイルから受ける圧力を遅角用オイルから受ける圧力を大きくすることができ、進角時にロータ102とハウジング104とが互いに同方向に速度差を有して回転する場合に、ロータ102を進角側に迅速に回転させることができ、遅角時に対して進角時の位相変化に遅れを生じることがなく、応答性を向上することができる。
【0063】
【発明の効果】
このように、この発明の内燃機関のオイル通路構造は、進角用オイル通路及び遅角用オイル通路の通路長を短くし得て、圧力損失を減少し得て、シリンダヘッドがカム軸の軸線と交差する幅方向に大型化することもなく、また、遅角時に対して進角時の位相変化に遅れを生じることがない。
【0064】
このため、このオイル通路構造は、バルブタイミング可変の応答性を向上し得て、シリンダヘッドのコンパクト化・軽量化を果たし得て、また、進角時の応答性を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の内燃機関のオイル通路構造の第1実施例を示すシリンダヘッドの拡大断面図である。
【図2】シリンダヘッドの平面図である。
【図3】遅角時の油圧アクチュエータの断面図である。
【図4】進角時の油圧アクチュエータの断面図である。
【図5】内燃機関の断面図である。
【図6】図5のVI−VI線による断面図である。
【図7】図5のVII−VII線による断面図である。
【図8】第2実施例を示す図10の矢印VII〓部位の拡大図である。
【図9】図11の矢印IX部位の拡大図である。
【図10】内燃機関の断面図である。
【図11】図10のXI−XI線による断面図である。
【図12】第3実施例を示すシリンダヘッドの一部破断拡大図である。
【図13】第3実施例を示すシリンダヘッドの拡大断面図である。
【図14】第4実施例を示すシリンダヘッドの拡大断面図である。
【図15】第5実施例を示す油圧アクチュエータの断面図である。
【図16】従来の作用を説明する遅角時の油圧アクチュエータの断面図である。
【図17】従来の作用を説明する進角時の油圧アクチュエータの断面図である。
【符号の説明】
2 内燃機関
4 シリンダブロック
10 シリンダヘッド
16 クランク軸
28 オイルポンプ
56 カム軸支持壁
58 吸気カム軸
62 吸気カム軸キャップ
76 吸気取付ボルト孔
98 可変バルブタイミング装置
100 油圧アクチュエータ
118 オイル制御弁
134 進角用オイル通路
136 進角用オイル通路
152 カバー側進角用オイル通路
154 カバー側遅角用オイル通路
156 ヘッド側進角用オイル通路
158 ヘッド側遅角用オイル通路
160 ジャーナル側進角用オイル通路
162 ジャーナル側遅角用オイル通路

Claims (2)

  1. 内燃機関のシリンダブロックにクランク軸を軸支し、このクランク軸により駆動されるオイルポンプを設け、前記内燃機関のシリンダヘッドのカム軸支持壁にカム軸をカム軸キャップにより軸支し、前記カム軸をチェーンカバーにて覆われるタイミングチェーンにて駆動し、前記チェーンカバーの外側に補機を駆動する補機ベルトを設け、前記カム軸のチェーンカバー側に前記クランク軸に対する位相を変化させる可変バルブタイミング装置の油圧アクチュエータを設け、前記オイルポンプの吐出するオイルを進角用オイル及び遅角用オイルに振り分けて前記油圧アクチュエータに供給するオイル制御弁を設け、このオイル制御弁からのオイルをカム軸のジャーナル部に向かうオイル通路を経由して前記油圧アクチュエータに供給する内燃機関のオイル通路構造において、前記クランク軸の軸方向から前記内燃機関を透視した場合に前記オイル制御弁の取付部を前記油圧アクチュエータの下方であって前記チェーンカバーの外側に設け、前記シリンダヘッドのカム軸支持壁に前記カム軸のジャーナル部を軸支するヘッド側軸受部を設けるとともに前記カム軸キャップが螺着される取付ボルト螺着孔を設け、前記オイル通路は前記チェーンカバーのオイル制御弁の取付部から前記シリンダヘッドのカム軸の軸受部の間を繋ぐ通路であって前記クランク軸の軸方向から前記内燃機関を透視した場合に該オイル通路は前記取付ボルト螺着孔の間に配置したものであることを特徴とする内燃機関のオイル通路構造。
  2. 前記オイル制御弁の取付部は、前記シリンダヘッドの側方であって、前記チェーンカバーにおいて前記油圧アクチュエータを収容する部分より該チェーンカバーの前記シリンダヘッドとの合せ面側に位置することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のオイル通路構造。
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