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JP4158686B2 - ロック構造 - Google Patents

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JP4158686B2
JP4158686B2 JP2003392470A JP2003392470A JP4158686B2 JP 4158686 B2 JP4158686 B2 JP 4158686B2 JP 2003392470 A JP2003392470 A JP 2003392470A JP 2003392470 A JP2003392470 A JP 2003392470A JP 4158686 B2 JP4158686 B2 JP 4158686B2
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、コネクタハウジングに対するリテーナのロック構造に関する。
従来、リテーナ付きのコネクタとしては、以下の特許文献1に記載のものが知られている。このものは、端子金具を挿入可能な複数のキャビティを有するハウジング部を備え、このハウジング部に対してリテーナが端子金具の挿抜を許容する仮係止位置と端子金具を抜け止めする本係止位置との間を移動可能に組み付けられている。
端子収容部の周壁にはリブが設けられ、リテーナには突起が設けられており、この突起とリブとが係合することにより、リテーナが仮係止位置と本係止位置のいずれかの位置に留め置かれるようになっており、且つ、仮係止位置と本係止位置との間を移動する際にはリテーナの撓み変形をともないながら突起がリブを乗り越えるようになっている。
欧州特許出願公開第0678937号明細書
上記の場合、突起とリブとによるロック構造が冶具の届かない奥まった位置に設けられていることから、例えば、本係止位置におけるリテーナのロックを解除するには、作業者がリテーナの前面部分を持って手作業でリテーナを仮係止位置側へ向けて押し込む必要があった。そうすると、相当な操作力が必要とされて作業負担が大きくなるばかりか、押し込みにともない突起やリブが磨耗したりしてロックの信頼性を充分に確保し得ないという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ロックの信頼性を確保することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジングの前面に対向する前壁部と、この前壁部に連なるとともに前記コネクタハウジングの内部に進入可能とされて同内部に挿入された端子金具を抜け止めする係止部とを備え、前記前壁部が前記コネクタハウジングの前面に沿って移動することで前記係止部が前記端子金具を係止するロック位置に至るリテーナのロック構造であって、前記コネクタハウジングの前面にはロック部が設けられ、前記前壁部には、前記リテーナの移動途中で撓み変形して前記ロック部に乗り上げられ、前記係止部がロック位置に至るとともに弾性復元して前記ロック部に係止されるロック受け部が露出して設けられ、前記ロック受け部は、ロック孔を保有しており、前記係止部がロック位置に至ったときに、このロック孔に前記ロック部が嵌り込むようになっており、前記コネクタハウジングの前面には、隣接する端子金具同士を短絡させるショート端子を収容するショート端子装着部が開口して形成され、前記前壁部には、前記ロック位置にて前記ショート端子装着部と連通する透孔が形成され、前記ロック孔は、前記透孔と連通している構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、記ロック部と前記ロック受け部との係止状態が前記ロック孔を通して外部から視認可能となっているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記ロック受け部は、片持ち状に設けられ、その自由端側には冶具が係合可能とされ、この冶具は、前記ロック受け部と前記ロック部の間に外側方から分け入って両間の係合を解く解除部を備え、前記解除部には、前記ロック受け部の撓み変形動作を誘導する解除案内面が設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
コネクタハウジングの前面にはロック部が設けられ、前壁部にはリテーナの移動途中で撓み変形しつつロック部に乗り上げられ、係止部がロック位置に至るとともに弾性復元してロック部に係止されるロック受け部が前面に露出して設けられているから、係止部がロック位置にあるときに前方からロック解除用の冶具をロック受け部に係合させ、その状態からロック受け部を撓み変形させることで簡単にロック受け部とロック部とによるロックを解除できる。したがって、作業負担が軽減されるとともにロック受け部やロック部の磨耗が低減されてロックの信頼性を確保できる。また、ロック受け部のロック孔が透孔と連通することにより、ロック受け部の剛性が低下し、ロック受け部の撓み動作の円滑性が保障される。
<請求項2の発明>
ロック部とロック受け部との係止状態がロック孔を通して外部から視認可能となっているから、ロック状態にあるか否かの検知を簡単かつ確実に行うことができる。
<請求項3の発明>
冶具の解除部にはロック受け部の撓み変形動作を誘導する解除案内面が設けられているから、この解除案内面に沿って冶具を差し込むことでロック解除動作の円滑性が保障される。
本発明の実施形態を図1ないし図12によって説明する。本実施形態では雌側の防水コネクタに適用した例を示しており、コネクタ10は、電線50の端末に固着された雌側端子金具T(本発明の端子金具)を収容する複数のキャビティ21が設けられたハウジング本体20(本発明のコネクタハウジング)と、このハウジング本体20の周りを覆うようにして設けられたフード部30とを備えている。フード部30とハウジング本体20との間には相手の雄ハウジングのフード部(図示せず)が嵌入されてシール材60によりシールが取られるとともに、ハウジング本体20におけるシール材60の装着位置の前方にはいわゆるサイドタイプのリテーナ70が組み付けられている。
ハウジング本体20は、合成樹脂材により略ブロック状に形成され、リテーナ70が装着される第1ハウジング40と、その後方に配される第2ハウジング80とに分割可能となっており、リテーナ70が第1ハウジング40に組み付けられたあと第2ハウジング80に組み付けられるようになっている。
第1ハウジング40は、図4に示すように、ハウジング本体20の前半部分を構成するものであって、その内部にはキャビティ21の前半部分が形成されている。本実施形態の場合、キャビティ21は、ハウジング本体20内に上中下3段に分かれて配置されている。第1ハウジング40には、側方からリテーナ70が取り付けられ、このリテーナ70により前面部分が被覆可能とされている。また、第1ハウジング40には、第2ハウジング80の係止片81(後述する)の進入を許容するガイド孔41が設けられ、このガイド孔41の孔壁には係止突起42が設けられている。
また、第1ハウジング40には、図6に示すように、ショート端子装着部43が前面に開口して形成され、このショート端子装着部43に収容されるショート端子90によって隣接するキャビティ21内に収容された雌側端子金具T同士が短絡されるようになっている。雄ハウジングとの嵌合前には短絡状態が維持されて両雌側端子金具T間に電位差が生じないようにしてあり、雄ハウジングとの嵌合にともない雄ハウジングの絶縁性突片が雌側端子金具Tとショート端子90との間に入り込むことで短絡状態が解除されるようになっている。
続いて第2ハウジング80の構造を説明する。第2ハウジング80は、ハウジング本体20の後半部分を構成するものであって、その内部にはキャビティ21の後半部分が形成され、その後端部にはフード部30の奥壁の付け根部分が接続されている。
第2ハウジング80のうち上下に位置するキャビティ21間を仕切る隔壁および上壁もしくは下壁には係止片81が設けられており(図4参照)、この係止片81が第1及び第2の両ハウジング40,80の嵌合動作にともない第1ハウジング40のガイド孔41に嵌入可能とされている。係止片81の先端部には、第1ハウジング40の係止突起42に係合可能な先端爪状の係止受け部82が設けられている。第2ハウジング80に対して前方から第1ハウジング40が装着されると、係止突起42が係止受け部82を弾性的に乗り越えて係止受け部82に係止され、もって第1ハウジング40が第2ハウジング80に抜け止めされた状態で組み付けられるようになっている。このようにハウジング本体20が第1ハウジング40と第2ハウジング80とに分割されることにより、リテーナ70を第1ハウジング40に組付けた状態から第2ハウジング80に組み付けることができるので、サイドタイプのリテーナ70であってもフード部30にリテーナ装着用の孔を開ける必要がなく、防水面での信頼性を維持できるといったメリットがある。
なお、ハウジング本体20のキャビティ21には後方から雌側端子金具Tが挿入され、この雌側端子金具Tに個別に圧着されたゴム栓65がキャビティ21の後半部分つまり第2ハウジング80側のキャビティ21に嵌め込み可能となっている。また、フード部30の上壁と下壁とには、レバー収容部31が設けられ、ここにコの字形をなすレバーの両アーム部(図示せず)が収容可能となっている。
続いてリテーナ70の構造を説明する。リテーナ70は、合成樹脂材により板状に形成され、雌側端子金具Tの挿抜を許容する仮係止位置(図2及び図4参照)と、雌側端子金具Tを抜け止めする本係止位置(図3及び図5参照)との間を横方向に移動可能とされている。このリテーナ70は、第1ハウジング40の前面(ハウジング本体の前面に同)と対向する位置に配される前壁部71と、この前壁部71に連なるとともに第1ハウジング40と第2ハウジング80との間に挟まれた状態で配される係止部72とを備えている。
前壁部71は、図10に示すように、第1ハウジング40の前面に対応する形状と大きさで構成され、第1ハウジング40の前面に沿って移動可能となっている。前壁部71には、リテーナ70が本係止位置にあるときに、ハウジング本体20のキャビティ21と連通する複数の連通孔73が形成されるとともに第1ハウジング40のショート端子装着部43と連通して前方から雄ハウジングの絶縁性突片を貫通させる複数の透孔74が形成されている。なお、前壁部71の前端面とフード部30の開口面とはほぼ同一平面上に位置するように構成されている。
一方、係止部72は、図5及び図12に示すように、前壁部71の後端面に接続されて後方へ突出しその突出端に雌側端子金具Tの顎部T2を係止可能な係止突部75を備えて構成されている。係止突部75は、リテーナ70が仮係止位置にあるときに、キャビティ21より外側方の待機位置に退避され、リテーナ70が本係止位置に達したときに、キャビティ21内に進入して雌側端子金具Tの顎部T2を係止するロック位置に至るように設定されている。
係止部72の形成位置は、上中下3段に分かれた各キャビティ21と対応する位置に設けられており、詳しくは、図5に示すように、前壁部71の後面の中央部においてTの字形をなす係止部72の分岐端に設けられた2つの係止突部75が上段と中段に配された各キャビティ21と対応してそこに収容される雌側端子金具Tを係止するとともに、前壁部71の後面の下端部においてLの字形をなす係止部72の立ち上がり端に設けられた1つの係止突部75が下段に配されたキャビティ21と対応してそこに収容される雌側端子金具Tを係止するようになっている。
また、リテーナ70は、図12に示すように、前壁部71の一端部から後方へ突出する側壁76を備え、この側壁76が第1ハウジング40の一側面を被覆した状態でフード部30の内面と対向して配されている。側壁76の外側面には前後方向に延びる位置決めリブ77が設けられ、この位置決めリブ77は、リテーナ70が仮係止位置にあるときにフード部30の内面に設けられた位置決め凹部32に嵌め込まれるようになっている(図2参照)。
さて、リテーナ70の前壁部71には、第1ハウジング40の前面に設けられたロック部45と弾性的に係合可能なロック受け部78が外部に露出して設けられている。ロック受け部78は、前壁部71において側壁76が接続される一端部とは反対側となる他端部に平面方向に沿って片持ち状に突出して形成され、前壁部71の他端部の上下2位置を基端として撓み変形可能とされている。また、ロック受け部78は、略方形板状をなし、内部に略方形状のロック孔79を保有することで全体としてコの字形を呈している。ロック孔79は、透孔74と連通しており、この連通によりロック受け部78の基端側の剛性を低下させて撓み変形動作の円滑性を保障している。一方、ロック部45は、図2及び図3に示すように、略角柱状をなし、第1ハウジング40の前面においてショート端子装着部43の外側縁から前方へ突出して設けられている。ロック部45の一側面は、後述するように、ロック受け部78の自由端と当接可能な仮係止面45Aとされ、ロック部45の他側面は、ロック受け部78のロック孔79の孔縁と当接可能な本係止面45Bとされている。
リテーナ70が仮係止位置にあるときには、前壁部71の一側縁がフード部30の内面に当接するとともに、前壁部71の他側縁におけるロック受け部78の自由端がロック部45の仮係止面に当接し、もって前壁部71がフード部30とロック部45とにより幅方向に挟まれた状態で移動規制されるようになっている(図2参照)。この仮係止位置から前壁部71を第1ハウジング40の前面に沿って移動させると、ロック受け部78が撓み変形しつつロック部45に乗り上げられる。さらに移動させると、ロック受け部78がロック部45を乗り越えるとともに弾性復元して元姿勢に戻り、それにともないロック受け部78のロック孔79にロック部45が嵌り込む(図3参照)。このロック動作は、上下2位置の各ロック受け部78においてほぼ同時に進行するようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。まず、第1ハウジング40の外側方からリテーナ70を組み付けて仮係止位置に留め置く。それから、第2ハウジング80に対して前方から第1ハウジング40を組み付け、ハウジング本体20を構成する。続いて、ハウジング本体20のキャビティ21に対して後方から電線50の端末に固着された雌側端子金具Tを挿入する。雌側端子金具Tを正規の挿入位置まで挿入したら、仮係止位置にあるリテーナ70を本係止位置側へ移動させる。リテーナ70を移動させるには、前壁部71の前面を手指でハウジング本体20側へ押し付けるようにして前壁部71をハウジング本体20の前面に沿って本係止位置側へスライドさせる。リテーナ70が本係止位置に至ると、リテーナ70の係止突部75が雌側端子金具Tの顎部T2を係止して雌側端子金具Tが抜け止めされるとともに、リテーナ70のロック受け部78がハウジング本体20のロック部45に弾性的に係止されて仮係止位置側への移動が規制される。
ところで、本係止位置にあるリテーナ70のロックを解除するには、図1に示すようなロック解除用の冶具100を用いる。この冶具100は、リテーナ70の前面に沿って移動操作されるものであって、その一側縁にロック受け部78とロック突部45との間に外側方から分け入って両間の係合を解くための解除部101を備えて構成されている。解除部101は、図7に示すように、冶具100の移動操作方向の先方に向かって先端尖鋭状をなす鈍角部102を含み、この鈍角部102を先方としてロック受け部78とロック部45との間に介挿可能となっている。
ここで、リテーナ70に対して前方から冶具100を覆い被せるようにして対向させるとともにロック受け部78とハウジング本体20の前面との間に解除部101の鈍角部102を臨ませ(図7参照)、この状態で冶具100をリテーナ70の前面に沿って仮係止位置側へ移動させる。すると、鈍角部102の一辺103に沿ってハウジング本体20の角部が摺動し、この摺動に基づいて冶具100の解除部101が斜め前方へ変位する。解除部101が斜め前方へ変位するに従って鈍角部102に引掛けられたロック受け部78の自由端が前方へ捲れ上がり、もってロック受け部78とロック部45との係止状態が解除される(図8参照)。この間、鈍角部78の一辺103は、冶具100の移動にともないロック受け部78の撓み変形動作を誘導する解除案内面として機能する。仮に、解除部101の先端が鋭角であると、鋭角状の先端でロック受け部78の自由端側を削ってしまいロックに支障を来たす懸念があるが(参考例として示す図9参照)、本実施形態によれば、解除案内面の存在によって解除部101がロック受け部78とロック部45との間にすんなりと分け入るから、ロックに支障を来たすことがなく、ロック解除動作の円滑性が保障される。
以上説明したように本実施形態によれば、リテーナ70の前壁部71に撓み変形可能なロック受け部78が前面に露出して設けられているから、リテーナ70が本係止位置にあるときに前方からロック解除用の冶具100をロック受け部78に係合させ、その状態からロック受け部78を撓み変形させることでロック受け部78とロック部45との係止状態を解除させることが可能となる。すなわち、冶具100によるロックの解除が可能となるから、作業負担が軽減されるとともにロック受け部78やロック部45の磨耗が低減されてロックの信頼性を確保できる。
また、ロック受け部78とロック部45との係止状態がロック孔79を通して外部から視認可能となっているから、ロック状態にあるか否かの検知が容易となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、ロック受け部がリテーナの前面壁の端部に設けられ、ロック部がハウジング本体の前面の端部に設けられていたが、本発明においては、ロック受け部がリテーナの前壁部の中央部に設けられ、ロック部がハウジング本体の前面の中央部に設けられていても構わない。
)上記実施形態では、フード付きのコネクタについて示したが、本発明においては、サイドリテーナタイプのコネクタに広く適用できる。
本発明の実施形態を適用したコネクタの分解斜視図 リテーナが仮係止位置にあるときのコネクタの正面図 リテーナが本係止位置にあるときのコネクタの正面図 図2のA−A断面図 図3のB−B断面図 ショート端子が装着された状態を示す断面図 冶具の解除部がロック受け部に係合した状態を示す要部拡大断面図 冶具の解除部によりロックが解除された状態を示す要部拡大断面図 参考例を示す図7相当図 リテーナの正面図 リテーナの平面図 リテーナの側面図
符号の説明
10…コネクタ
20…ハウジング本体(コネクタハウジング)
45…ロック部
70…リテーナ
71…前壁部
78…ロック受け部
79…ロック孔

Claims (3)

  1. コネクタハウジングの前面に対向する前壁部と、この前壁部に連なるとともに前記コネクタハウジングの内部に進入可能とされて同内部に挿入された端子金具を抜け止めする係止部とを備え、前記前壁部が前記コネクタハウジングの前面に沿って移動することで前記係止部が前記端子金具を係止するロック位置に至るリテーナのロック構造であって、
    前記コネクタハウジングの前面にはロック部が設けられ、前記前壁部には、前記リテーナの移動途中で撓み変形して前記ロック部に乗り上げられ、前記係止部がロック位置に至るとともに弾性復元して前記ロック部に係止されるロック受け部が露出して設けられ
    前記ロック受け部は、ロック孔を保有しており、前記係止部がロック位置に至ったときに、このロック孔に前記ロック部が嵌り込むようになっており、
    前記コネクタハウジングの前面には、隣接する端子金具同士を短絡させるショート端子を収容するショート端子装着部が開口して形成され、
    前記前壁部には、前記ロック位置にて前記ショート端子装着部と連通する透孔が形成され、前記ロック孔は、前記透孔と連通していることを特徴とするロック構造。
  2. 記ロック部と前記ロック受け部との係止状態が前記ロック孔を通して外部から視認可能となっていることを特徴とする請求項1に記載のロック構造。
  3. 前記ロック受け部は、片持ち状に設けられ、その自由端側には冶具が係合可能とされ、この冶具は、前記ロック受け部と前記ロック部の間に外側方から分け入って両間の係合を解く解除部を備え、
    前記解除部には、前記ロック受け部の撓み変形動作を誘導する解除案内面が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロック構造。
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