JP3745608B2 - フロントホルダの係止構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハウジング本体に、端子収容室からの端子の抜けを阻止するフロントホルダを係止するフロントホルダの係止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
コネクタには、端子が収容された端子収容室を有したハウジング本体に、端子収容室からの端子の抜けを阻止するためにフロントホルダが係止されているものがある。このハウジング本体にフロントホルダを係止するフロントホルダの係止構造としては、特開昭62−64076号公報に示すものがある。
【0003】
従来のフロントホルダの係止構造は、図14、図15に示すように、ハウジング本体1に形成されたフロントホルダ3を収容するホルダ収容部5と、このホルダ収容部5内に設けれた係止突起7と、フロントホルダ3に形成されて係止突起7に係止される弾性係止部9とを備えている。ホルダ収容部5は、上下に設けられた端子収容室11間に形成され、開口縁の対向面にそれぞれ複数の係止突起7が設けられている。
【0004】
弾性係止部9は、図16(a)(b)に示すように、それぞれ外側面の一側から他側にかけて貫通した空間部13内に配置されており、弾性を有した弾性片15と、この弾性片15に形成された係止爪17とからなる。弾性片15は、片持ち梁状の板状体となっており、フロントホルダ3の長手方向に沿って形成されている。また、係止爪17は、弾性片15の自由端に設けられてフロントホルダ3から外側に突設されている。
【0005】
このようなフロントホルダ3の係止構造では、フロントホルダ3をハウジング本体1に係止する際に、ハウジング本体1のホルダ収容部5内に挿入されたフロントホルダ3の弾性係止部9が係止突起7に係止する。
【0006】
このとき、弾性係止部9は、ホルダ収容部5の係止突起7にそれぞれ係止爪17が当接して押圧され、弾性片15が撓んで係止爪17が係止突起7に摺接して全体として空間部13内に収容される。この状態でフロントホルダ3がさらにホルダ収容部5に挿入されると、係止爪17が係止突起7を乗り越えてフロントホルダ3がホルダ収容部5に収容された状態となり、弾性片15が自身の弾性により所定の位置に復帰する。
【0007】
このため、弾性係止部9は、係止爪17が係止突起7に係合してフロントホルダ3をハウジング本体1に係止すると共に、弾性片15の弾性により係止爪17と係止突起7との係合状態を保持して、フロントホルダ3とハウジング本体1との係止状態を保持している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のフロントホルダの係止構造では、弾性片15の剛性を高くしてフロントホルダ3に不用意な力が加わった場合に弾性片15が撓むのを防止し、フロントホルダ3のハウジング本体1への係止状態を保持していた。
【0009】
このため、ハウジング本体1にフロントホルダ3を係止するときには、弾性片15が撓みにくく、フロントホルダ3のホルダ収容部5への挿入力が大きくなり係止作業の作業性が悪かった。
【0010】
また、弾性片15の剛性が高く弾性片15が撓みにくいため、フロントホルダ3がハウジング本体1に係止されている状態では、係止突起7と係止爪17との係合状態の保持を解除するのが困難であり、フロントホルダ3をハウジング本体1から取り外すのに手間が掛かっていたと共に、フロントホルダ3をハウジング本体1から取り外す際に係止爪17を損傷するおそれがあった。
【0011】
そこで、本発明は、フロントホルダのハウジング本体への係止作業の作業性を向上させ、かつフロントホルダを損傷することなくハウジング本体から容易に取り外すことができるフロントホルダの係止構造の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、端子が収容された端子収容室を有したハウジング本体に、端子収容室からの端子の抜けを阻止するフロントホルダを挿入して係止するフロントホルダの係止構造であって、前記ハウジング本体に係止部を設け、前記フロントホルダが、ホルダ本体と、前記ハウジング本体に係止された状態で前記係止部に係合する係止突起を有する保持アームと、この保持アームを前記係止突起に対して前記フロントホルダのハウジング本体への挿入方向の前端側で揺動自在に前記ホルダ本体に支持する可撓連結部とで形成され、前記ハウジング本体への前記フロントホルダの挿入時に前記保持アームが揺動して前記係止部を前記係止突起が乗り越え、前記ハウジング本体にフロントホルダが係止された状態で前記保持アームが前記係止突起と係止部との係合状態を保持することを特徴とする。
【0013】
このように構成された請求項1記載の発明は、フロントホルダをハウジング本体に挿入すると、保持アームが揺動して係止突起が係止部を乗り越えて係止突起が係止部に係合し、フロントホルダがハウジング本体に係止される。
【0014】
また、フロントホルダがハウジング本体に係止された状態でフロントホルダにハウジング本体との係止を解除する方向に力が加わったときには、係止突起が係止部に当接して係止突起と係止部との係合を解除する方向と逆方向に保持アームが揺動しようとするため、フロントホルダとハウジング本体との係止を保持できる。
【0015】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のフロントホルダの係止構造であって、前記係止突起が前記フロントホルダのハウジング本体への挿入方向に対して直行した方向に形成され、前記係止突起が係止部に係止された状態で前記係止部に当接する当接面を有していることを特徴とする。
【0016】
このように構成された請求項2記載の発明は、フロントホルダがハウジング本体に係止された状態でフロントホルダにハウジング本体との係止を解除する方向に力が加わったとき、当接面が係止部に当接する。
【0017】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のフロントホルダの係止構造であって、前記係止突起に設けられ、前記フロントホルダのハウジング本体への挿入時に前記係止部に摺動して前記保持アームの揺動を案内する摺動案内面を有したことを特徴とする。
【0018】
このように構成された請求項3記載の発明は、フロントホルダをハウジング本体に挿入するときに、摺動案内面が係止部に沿って摺動して可撓連結部を撓ませて、保持アームを揺動させる。
【0019】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のフロントホルダの係止構造であって、前記フロントホルダが前記ハウジング本体に係止された状態で、前記保持アームの前記フロントホルダのハウジング本体への挿入方向の後端とハウジング本体との間に空間部が形成されることを特徴とする。
【0020】
このように構成された請求項4記載の発明は、フロントホルダがハウジング本体に係止された状態で、空間部に治具を挿入して保持アームを揺動させ、係突起と係止部との係合を解除できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るフロントホルダの係止構造の実施形態について説明する。図1は、本発明のフロントホルダの係止構造の第1実施形態が適用されたフロントホルダおよびハウジング本体を示す斜視図である。図2は、図1に示すハウジング本体の正面図である。図5は、図1に示すフロントホルダの正面図である。
【0022】
フロントホルダの係止構造は、図1、図2、図5に示すように、ハウジング本体21に設けられた係止部23、23と、フロントホルダ25のホルダ本体27と、ハウジング本体21に係止された状態で係止部23に係合する係止突起29、29を有する保持アーム31と、この保持アーム31を係止突起29、29に対して後述するフロントホルダ25のハウジング本体21への挿入方向の前端側で揺動自在にホルダ本体27に支持する可撓連結部33とで形成されている。このフロントホルダの係止構造では、フロントホルダ25がハウジング本体21に挿入されて、係止突起29、29と係止部23、23とを係合させる。
【0023】
図3は、図2に示すハウジング本体のA−A断面図である。図4は、図2に示すハウジングのB−B断面図である。
【0024】
フロンホルダの係止構造が適用されたハウジング本体21は、図1〜図4に示すように、一側に形成された端子を収容する複数の端子収容室35、35と、他側に形成された複数の端子挿入部37、37と、端子収容室35、35の隣接間に設けられたホルダ連結部39と、端子収容室35、35の外周を覆う嵌合フード部41とを備えている。
【0025】
複数の端子収容室35、35は、それぞれ筒状となっており、隣接間が相互に連結されている。これらの端子収容室35、35は、図2に示すように、端面43、43に相手側のハウジングの端子が挿入される挿入開口45、45を有し、これらの端面43、43が下側を切り欠かれた状態となっている。また、端子収容室35、35は、図4に示すように、側壁47、47が内周側から外周側に貫通した開口部49が設けられていると共に、外周面にパッキン部材48が密着している。そして、端子収容室35には、それぞれ側壁47から内側へ突設された係止片50が設けられている。
【0026】
係止片50は、長尺板状となっており、一側が端子収容室35の側壁47一体成形されて、他側が端子収容室35内に配置された自由端となっている。この係止片50は、側壁47に沿って設けられて自由端がハウジング本体21の一側に向けられており、この自由端が端子収容室35内に収容された端子に係合する。また、係止片50は、外側面51と側壁47の内周面との間に隙間が形成されている。このように一側に端子収容室35が形成されたハウジング本体21の他側には、複数の端子挿入部37が設けられている。
【0027】
端子挿入部37は、筒状となっており、端子収容室35、35からそれぞれ延設されている。この端子挿入部37、37は、電線の端末に設けられて防水栓を有した端子が端子収容室35、35内にそれぞれ収容されたとき、内周面に防水栓が密着して内周面と電線との間が防水される。
【0028】
上述したようにハウジング本体21には、端子収容室35、35の隣接間にホルダ連結部39が設けられている。ホルダ連結部39は、図2〜図4に示すように、凹条部53と、凹条部53に形成された複数の係止部23、23とからなる。凹条部53は、端子収容室35、35に沿って設けられて端子収容室35、35の相手側のハウジング本体との嵌合面側の端部からハウジング本体21の他側に向かって形成されている。この凹条部53は、断面形状が後述する保持アーム31の断面形状と略同一か若干大きく形成され、フロントホルダ25がハウジング本体21に係止された状態で保持アーム31を収容する。この凹条部53は、底面55の相手側のハウジング本体との嵌合面側の端部に肩部57が設けられている。
【0029】
また、凹条部53は、図3、図4に示すように、底面55の幅方向の両側にそれぞれ長手方向に沿って形成された突条部59、59を備えている。これらの突条部59、59は、端面61が端子収容室35、35の端面43、43と面一に形成されている。そして、突条部59、59の上面63、63には、係止部23、23が設けられている。
【0030】
係止部23、23は、それぞれ突起状に形成され、突条部59、59の相手側のハウジング本体との嵌合面側の端部からそれぞれ上方に突設されている。これらの係止部23、23は、それぞれ相手側のハウジング本体との嵌合面側に形成されたテーパ面65、65と、テーパ面65、65と対向した面に形成された係合面67、67と、テーパ面65、65と係合面67、67とを連結する上面69、69とを有している。テーパ面65、65は、それぞれ斜面となっており、一方側が突条部59、59の上面69、69に一体成形されて他方側が一方側に対して突条部59、59の端面61、61からそれぞれ凹条部53の内部側に配置されている。
【0031】
上述したようにテーパ面65、65と対向した面に形成された係合面67、67は、平面で形成されて突条部59、59の長手方向に略直行する方向に形成されている。
【0032】
このような係合面67、67とテーパ面65、65とをそれぞれ連結する上面69、69は、平面状でテーパ面65、65の他方側と係合面67、67の突出側とを連結している。これらの上面69、69は、突条部59、59の上面61、61に略平行な方向に形成されており、それぞれ係止部23、23の最上部分となっている。
【0033】
上記の嵌合フード部41は、筒状に形成され、内部に間隙を有して端子収容室35、35の外周を覆っている。この嵌合フード部41は、ロックアーム70を有しており相手側のハウジング本体が嵌合されたときに、ロックアーム70が相手側のハウジング本体に係合する。このように形成されたハウジング本体21には、フロントホルダ25が係止される。
【0034】
図6は、図1に示すフロントホルダ25の背面図である。図7は、図1に示すフロントホルダ25の平面図である。図8は、図5に示すフロントホルダ25のC−C断面図である。図9は、図5に示すD−D断面図である。図10は、図1に示すフロントホルダ25の側面図である。図11は、図5に示すフロントホルダ25のE−E断面図である。図12は、図5に示すフロントホルダ25のF−F断面図である。
【0035】
フロントホルダの係止構造が適用されたフロントホルダ25は、図5に示すように、ホルダ本体27と、ハウジング本体21に係止された状態で係止部23に係合する係止突起29を有する保持アーム31と、この保持アーム31を係止突起29に対してフロントホルダ25のハウジング本体21への挿入方向の前端側で揺動自在にホルダ本体27に支持する可撓連結部33とで形成されている。
【0036】
ホルダ本体27は、図5〜図12に示すように、周壁部71と、この周壁部71に一体成形された壁部73、73とからなる。周壁部71は、筒状に形成されており、上部に一側から他側に向かって切り欠かれた切り欠き75が設けられて後述する保持アーム31が揺動したときに保持アーム31が干渉しないようになっている。この周壁部71には、フロントホルダ25がハウジング本体21に係止された状態で端子収容室35、35の挿入開口45、45の下側を形成する下側端面77、77が設けられている。また、周壁部71は、フロントホルダ25がハウジング本体21に係止された状態で、複数の端子収容室35、35の外周を相手側のハウジング本体との嵌合面側で覆うようになっている。そして、周壁部71は、他側の側部に壁部73、73が一体成形されている。
【0037】
壁部73、73は、長尺板状となっており、一側が周壁部71に一体成形されて、他側がフロントホルダ25のハウジング本体21への挿入方向の前方側に向けられて突設されている。この壁部73、73は、フロントホルダ25がハウジング本体21に係止された状態で、端子収容室35、35の開口部49、49をそれぞれ閉鎖すると共に、内側面79、79が端子収容室35、35内の係止片50、50の外側面51、51にそれぞれ接して係止片50、50の動きを規制する。
【0038】
上述した保持アーム31は、長尺板状体で形成され、長手方向のフロントホルダ25のハウジング本体21への嵌合方向の後端が周壁部71の一側に対して若干挿入方向の前端側に配置され、他方が周壁部71の他側から挿入方向の前端側へ突出して配置されている。また、保持アーム31は、図5、図6、図8、図11に示すように、フロントホルダ25のハウジング本体21への嵌合方向の後端の端面80に凹状の段部82を有しており、フロントホルダ25がハウジング本体21に係止された状態で、段部82とハウジング本体21との間に図13に示すように、空間部84を形成する。この保持アーム31は、内側面81の幅方向の両側から下方にそれぞれ突設された係止突起29、29を有している。
【0039】
係止突起29、29は、図5〜図12に示すように、保持アーム31のフロントホルダ25のハウジング本体21への挿入方向の後端に対して若干挿入方向の前端側に設けられている。これらの係止突起29、29は、保持アーム31の内側面からの突出高さがハウジング本体21の係止部23、23の突条部59、59からの突出高さと略同一に形成されている。このような係止突起29、29は、図8、図12に示すように、フロントホルダ25のハウジング本体21への挿入方向の前端側に設けられた摺動案内面83、83と、挿入方向の後端側に形成された当接面85、85と、摺動案内面83、83と当接面85、85とをそれぞれ連結している下面87、87とを備えている。
【0040】
摺動案内面83、83は、斜面となっており、一方側が保持アーム31の内側面81に連結されており、他方側がフロントホルダ25のハウジング本体21への挿入方向の後端側に配置された平面で形成されている。
【0041】
このような係止突起29の案内摺動面83、83に対向した面に形成された当接面85、85は、平面となっており、フロントホルダ25のハウジング本体21への挿入方向に略直行して形成されている。
【0042】
上述した下面87、87は、平面で形成されて、案内摺動面83、83の他方側と当接面85、85の突出側とを連結している。また、下面87、87は、凹条部53の底面55と略平行な方向に形成されており、係止突起29、29の最下部分となっている。
【0043】
また、保持アーム31を揺動自在にホルダ本体27に支持する可撓連結部33は、図10、図11、図12に示すように、周壁部71の他側の上部の内周面89と保持アーム31の外側面91の中間部とを連結しており、保持アーム31を係止突起29に対してフロントホルダ25のハウジング本体21への挿入方向の前端側で支持している。
【0044】
このように形成されたフロントホルダ25をハウジング本体21に係止するときには、フロントホルダ25をハウジング本体21に挿入して、係止突起29と係止部23とを係合させる。
【0045】
フロントホルダ25をハウジング本体21に挿入するときには、ハウジング本体21の凹条部53に保持アーム31の長手方向の他方を沿わせる。そこで、フロントホルダ25をハウジング本体21に挿入すると、端子収容室35、35の開口部49、49を形成する側壁47、47とフロントホルダ25の壁部73、73とが係合すると共に、係止突起29の摺動案内面83、83と係止部23、23のテーパ面65、65とがそれぞれ当接する。
【0046】
この状態で、フロントホルダ25をハウジング本体21にさらに挿入すると、係止突起29の摺動案内面83、83が係止部23、23の係合面67、67をそれぞれ押圧し、摺動案内面83、83が係合面67、67から反力を受ける。このため、保持アーム31には、可撓連結部33を支点にフロントホルダ25のハウジング本体21への挿入方向の後端を上方に変位させる力が加わる。
【0047】
従って、保持アーム31は、可撓連結部33が撓んで案内摺動面83、83が係止部23、23の係合面67、67を摺動し、フロントホルダ25のハウジング本体21への挿入方向の後端が上方に変位して全体として揺動した状態となる。
【0048】
その後、フロントホルダ25をハウジング本体21に係止する係止位置まで挿入すると、係止突起29、29が係止部23、23を乗り越えて可撓連結部33が自身の弾性により復帰し、保持アーム31が全体として凹条部53内に収容される。
【0049】
この結果、係止突起29、29の当接面85、85と係止部23、23の係合面67、67とがそれぞれ係合して、フロントホルダ25をハウジング本体21に係止した状態となる。このとき、係止部23、23の上面69、69と保持アーム31の内側面81とが当接すると共に、係止突起29、29の下面87、87とホルダ連結部39の突条部59、59の上面69、69とがそれぞれ当接する。
【0050】
また、壁部73、73は、開口部49、49をそれぞれ閉鎖して、内側面79、79が端子収容室35、35内の係止片50、50の外側面51、51に接して係止片50、50の動きを規制して、端子収容室35、35内に収容されている端子を係止する。
【0051】
フロントホルダ25とハウジング本体21とが係止した状態でフロントホルダ25にハウジング本体21との係止を解除する方向の力が加わった場合には、係止突起29、29の当接面85、85が係止部23、23の係合面67、67に当接して、係止突起29、29が係止部23、23から反力を受ける。このため、保持アーム31には、可撓連結部33を支点にフロントホルダ25のハウジング本体21への挿入方向の後端を下方に変位させる力が加わる。
【0052】
このとき、保持アーム31は、内側面81が係止部23、23の上面69、69に当接していると共に係止突起29、29の下面87、87がハウジング本体21の突条部59、59の上面63、63に当接しているので、変位が規制されて揺動が防止される。このため、フロントホルダ25とハウジング本体21との係止状態が確実に保持される。
【0053】
また、フロントホルダ25をハウジング本体21から取り外す場合には、図13に示すように、治具86により係止部23、23と係止突起29、29との係合状態を解除する。
【0054】
このとき、まず空間部84に治具86の一端を挿入する。次に、底面55の相手側のハウジング本体との嵌合面側の端部を支点にして治具86の他端を下方に変位させる。このため、治具86が段部82の端面を押圧して可撓連結部33を撓ませる。
【0055】
この結果、保持アーム31は、フロントホルダ25のハウジング本体21への挿入方向の後端が上方に変位して揺動し、係止突起29、29の係止部23、23に係合している状態が解除される。この状態で、フロントホルダ25にハウジング本体21への係止を解除する方向の力を加えて、フロントホルダ25をハウジング本体21から取り外す。
【0056】
上記のように、本実施形態のフロントホルダの係止構造では、フロントホルダ25がハウジング本体21に係止した状態でフロントホルダ25にハウジング本体21との係止を解除する方向の力が加わった場合、可撓連結部33を支点に挿入方向の後端側が下方に変位しようとする。このとき、保持アーム31は、内側面81が係止部23、23の上面69、69に当接していると共に、係止突起29、29の下面87、87が突条部59、59の上面63、63に当接しているので、保持アーム31の変位を規制して揺動を防止することができ、フロントホルダ25とハウジング本体21との係止状態を確実に保持することができる。
【0057】
このため、可撓連結部33の剛性を低くすることができ、フロントホルダ25のハウジング本体21への挿入時およびフロントホルダ25のハウジング本体21からの取り外し時に保持アーム31を容易に揺動させることができる。
【0058】
従って、フロントホルダ25のハウジング本体21への挿入力を低減して、フロントホルダ25のハウジング本体21への係止作業の作業性を向上させることができると共に、フロントホルダ25のハウジング本体21からの取り外しを容易に行うことができ、かつフロントホルダ25の損傷を防止することができる。
【0059】
また、フロントホルダ25がハウジング本体21に係止された状態でフロントホルダ25にハウジング本体21との係止を解除する方向に力が加わったとき、当接面85、85が係合面67、67に当接するため、フロントホルダ25とハウジング本体21との係止状態をより確実に保持することができる。
【0060】
さらに、フロントホルダ25をハウジング本体21に挿入するときには、係止突起29、29の摺動案内面83、83が係止部23、23に摺接して、保持アーム31の揺動が案内されるため、挿入するだけで係止部23、23と係止突起29、29とを係合することができる。このため、フロントホルダ25とハウジング本体21との係止作業をワンタッチで容易に行うことができ、係止作業の作業性をより向上させることができる。
【0061】
また、本実施形態のフロントホルダの係止構造では、フロントホルダ25がハウジング本体21に係止された状態で空間部84に治具を挿入して保持アーム31を揺動させることができるため、フロントホルダ25をハウジング本体21からより容易に取り外すことができる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明は、フロントホルダがハウジング本体に係止された状態でフロントホルダにハウジング本体との係止を解除する方向に力が加わったとき、係止突起が係止部に当接して係止突起と係止部との係合を解除する方向と逆方向に保持アームが揺動しようとする。
【0063】
従って、フロントホルダとハウジング本体との係止を確実に保持することができる。このため、可撓連結部の剛性を低くすることができ、フロントホルダのハウジング本体への係止作業を容易に行うことができ、係止作業の作業性を向上させることができると共に、フロントホルダのハウジング本体からの取り外しを容易に行うことができ、かつフロントホルダの損傷を防止することができる。
【0064】
請求項2記載の発明は、フロントホルダがハウジング本体に係止された状態でフロントホルダにハウジング本体との係止を解除する方向に力が加わったとき、当接面が係合面に当接するため、フロントホルダとハウジング本体との係止状態をより確実に保持することができる。
【0065】
請求項3記載の発明は、フロントホルダをハウジング本体に係止するときに係止突起の摺動案内面が係止部に摺接して、保持アームの揺動が案内される。
【0066】
このため、挿入するだけで係止部と係止突起とを係合することができ、フロントホルダとハウジング本体との係止作業の作業性をより向上させることができる。
【0067】
請求項4記載の発明は、フロントホルダがハウジング本体に係止された状態で空間部に治具を挿入して保持アームを揺動させることができるため、フロントホルダをハウジング本体からより容易に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のフロントホルダの係止構造の第1実施形態が適用されたフロントホルダおよびハウジング本体を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示すハウジング本体の正面図である。
【図3】図3は、図2に示すハウジング本体のA−A断面図である。
【図4】図4は、図2に示すハウジングのB−B断面図である。
【図5】図5は、図1に示すフロントホルダの正面図である。
【図6】図6は、図1に示すフロントホルダの背面図である。
【図7】図7は、図1に示すフロントホルダの平面図である。
【図8】図8は、図5に示すフロントホルダのC−C断面図である。
【図9】図9は、図5に示すD−D断面図である。
【図10】図10は、図1に示すフロントホルダの側面図である。
【図11】図11は、図5に示すフロントホルダのE−E断面図である。
【図12】図12は、図5に示すフロントホルダのF−F断面図である。
【図13】図13は、図1に示すハウジング本体とフロントホルダとの係止状態を解除するときの斜視図である。
【図14】図14は、従来のフロントホルダの係止構造が適用されたハウジング本体とフロントホルダとの係止状態を示す断面図である。
【図15】図15は、図14に示すハウジング本体とフロントホルダとの係止状態の正面図である。
【図16】図16(a)は、図14に示すフロントホルダの縦断面図であり、図16(b)は、図14に示すフロントホルダの横断面図である。。
【符号の説明】
21 ハウジング本体
23 係止部
25 フロントホルダ
27 ホルダ本体
29 係止突起
31 保持アーム
33 可撓連結部
35 端子収容室
83 摺動案内面
84 空間部
85 当接面
Claims (4)
- 端子が収容された端子収容室を有したハウジング本体に、端子収容室からの端子の抜けを阻止するフロントホルダを挿入して係止するフロントホルダの係止構造であって、
前記ハウジング本体に係止部を設け、
前記フロントホルダが、ホルダ本体と、前記ハウジング本体に係止された状態で前記係止部に係合する係止突起を有する保持アームと、この保持アームを前記係止突起に対して前記フロントホルダのハウジング本体への挿入方向の前端側で揺動自在に前記ホルダ本体に支持する可撓連結部とで形成され、
前記ハウジング本体への前記フロントホルダの挿入時に前記保持アームが揺動して前記係止部を前記係止突起が乗り越え、前記ハウジング本体にフロントホルダが係止された状態で前記保持アームが前記係止突起と係止部との係合状態を保持することを特徴とするフロントホルダの係止構造。 - 請求項1記載のフロントホルダの係止構造であって、
前記係止突起が前記フロントホルダのハウジング本体への挿入方向に対して直行した方向に形成され、前記係止突起が係止部に係止された状態で前記係止部に当接する当接面を有していることを特徴とするフロントホルダの係止構造。 - 請求項1または2記載のフロントホルダの係止構造であって、
前記係止突起に設けられ、前記フロントホルダのハウジング本体への挿入時に前記係止部に摺動して前記保持アームの揺動を案内する摺動案内面を有したことを特徴とするフロントホルダの係止構造。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のフロントホルダの係止構造であって、
前記フロントホルダが前記ハウジング本体に係止された状態で、前記保持アームの前記フロントホルダのハウジング本体への挿入方向の後端とハウジング本体との間に空間部が形成されることを特徴とするフロントホルダの係止構造。
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