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JP4103333B2 - コネクタ及びコネクタにおける導通検査方法 - Google Patents

コネクタ及びコネクタにおける導通検査方法 Download PDF

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JP4103333B2
JP4103333B2 JP2000401686A JP2000401686A JP4103333B2 JP 4103333 B2 JP4103333 B2 JP 4103333B2 JP 2000401686 A JP2000401686 A JP 2000401686A JP 2000401686 A JP2000401686 A JP 2000401686A JP 4103333 B2 JP4103333 B2 JP 4103333B2
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタ及びコネクタにおける導通検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
雌コネクタは一般に、雌側のコネクタハウジングに設けられたキャビティ内に、相手の雄側端子金具のタブと嵌合接続される筒形の接続部を備えた雌側端子金具が挿入され、この雌側端子金具が例えばキャビティの側面側から差し込まれたリテーナにより抜け止めされるようになっている。ここで特に多極のコネクタでは、各雌側端子金具が正規のキャビティに収容されているか否かを検査するために、各雌側端子金具に検査プローブを当てるようにしている。
具体的には、キャビティの前面に開口されたタブ挿入用の端子挿入口からプローブを挿入し、雌側端子金具の接続部内に差し込んでその接続部内に配された弾性接触片の一部に当てるようになっている。なお、このようなプローブを用いて導通検査を行うものは、例えば特開平11−45761号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記したプローブは、検査用の治具等に装備されてレバー操作により進退駆動されるようになっており、プローブの進入ストロークは決められているのであるが、何らかの都合でプローブが深く入り過ぎたりすると、弾性接触片が過度に撓み変形してへたり等が生じるおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、導通検査時に雌側端子金具に損傷を与えること等を防止するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジングに設けられたキャビティ内には、相手の雄側端子金具のタブと嵌合接続される筒形の接続部を備えた雌側端子金具が挿入され、この雌側端子金具が前記キャビティの側面側から差し込まれたリテーナにより抜け止めされるようにしたコネクタにおいて、前記接続部内には、前記タブとの接触片が前記接続部の底面側に位置しかつ前記接続部の後方から前方へ向けて延出する一方、前記キャビティは上下に配されるとともに、上下のキャビティは背中合わせの対称形状に形成されることで、前記雌側端子金具が上下で背中合わせの姿勢で挿入されるようになっており、前記リテーナには前記キャビティの前面に配される前止まり板が一体的に設けられ、この前止まり板には前記雄側端子金具の前記タブが挿入可能でかつ導通チェック用の検査棒を前方から挿通可能な端子挿入口が開口され、かつ前記前止まり板が前記リテーナの差し込みに伴って所定の検査位置に移動した場合に、前記端子挿入口は前記キャビティの前面のうち左右方向に関する一方側領域のみを開口させることで、前記端子挿入口を通して前記検査棒を挿通させたときに、この検査棒が前記雌側端子金具の前記接続部の前縁のうちの一方の側縁に当接可能であるところに特徴を有する。
【0005】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記リテーナが、雌側端子金具の挿抜を許容すべく後退した仮係止位置と、前記雌側端子金具の抜け止めに機能すべく前進した本係止位置とでそれぞれ保持可能となっているとともに、前記仮係止位置が前記検査位置であり、前記リテーナが前記仮係止位置にある場合には前記端子挿入口が前記キャビティの前面の一部と対応する一方、前記本係止位置にある場合には前記端子挿入口が前記キャビティの前面と整合するようになっているところに特徴を有する。
【0006】
また請求項3の発明は、コネクタハウジングに設けられたキャビティ内には相手の雄側端子金具のタブと嵌合接続される筒形の接続部を備えた雌側端子金具が挿入されるコネクタにおいて、前記雌側端子金具が前記キャビティ内に正規に挿入されているか否かを導通チェック用の検査棒を用いて検査する方法であって、前記接続部内には、前記タブとの接触片が前記接続部の底面側に位置しかつ前記接続部の後方から前方へ向けて延出する一方、前記キャビティは上下に配されるとともに、上下のキャビティは背中合わせの対称形状に形成されることで、前記雌側端子金具が上下で背中合わせの姿勢で挿入されるようになっており、前記コネクタハウジングの前面には、前記検査棒を前方から挿通可能な端子挿入口が開口された前止まり板が、前記雌側端子金具の挿入方向と直交する方向の移動可能に設けられ、前記前止まり板が所定の検査位置に移動したときには、前記端子挿入口は前記キャビティの前面のうち左右方向に関する一方側領域のみを開口させるようになっており、この端子挿入口を通して前記検査棒を挿通させて、前記雌側端子金具の前記接続部の前縁のうちの一方の側縁に当接させる
ところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】
<請求項1及び請求項3の発明>
導通検査を行う場合には、前止まり板を検査位置に持ち来す。ここで、端子挿入口には雌側端子金具の接続部の前縁における一部が臨んでいるから、検査棒が端子挿入口に挿入された場合に、接続部の前縁の一部に突き当たる。その結果、検査棒が接続部内に入り込むことが規制され、接続部内に配された弾性接触片等に損傷を与えることが防止される。
【0008】
<請求項2の発明>
リテーナが仮係止位置にある状態で雌側端子金具がキャビティ内に挿入され、それに続いて導通検査が行われる。ここで、前止まり板の端子挿入口にはキャビティの前面の一部、言い換えると雌側端子金具の接続部の前縁における一部が臨んでいるから、検査棒が端子挿入口に挿入された場合に接続部の前縁の一部に突き当たり、接続部内に過度に入り込むことが規制される。
検査終了後にリテーナが本係止位置に移動されると、雌側端子金具が抜け止め状態に係止される一方、端子挿入口がキャビティの前面と整合して、相手の雄側端子金具のタブを接続部内に導入することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図21に基づいて説明する。
この実施形態では、雌側の防水コネクタを例示している。この防水コネクタは大まかには、図1に示すように、ハウジング20とフード60との2ピースからなり、ハウジング20には相手の雄側のコネクタとの間をシールするパッキン34と、一括型のゴム栓30と、挿入された雌側端子金具10を抜け止め状態に二重係止するリテーナ40とが装着されている。
【0010】
雌側端子金具10は、図2,3及び図16等に示すように、相手の雄側端子金具のタブとの接触片11を内部に収容したほぼ角筒状の接続部12を有しており、後端に設けられたバレル13をかしめることで電線Wの端末に固着されている。接続部12の上面の幅方向の一側には、一段高くなったスタビライザ14が形成されているとともに、同上面の後縁のアゴ部15には、ランス22が係止可能となっている。また、同上面の先端寄りの位置には、リテーナ40の突起46が嵌合可能な被係止溝16が側面に開口して形成されている。
【0011】
ハウジング20は合成樹脂製であって、図4ないし図9にも示すように、前後方向にやや細長くて後端側が一回り大きくなったブロック状に形成され、その内部には、上記の雌側端子金具10を収容する前後方向を向いたキャビティ21が、4個ずつ横方向に並びまた上下2段に分かれて形成されている。キャビティ21は上下で背中合わせの対称に形成され、図1に示すように、上段のキャビティ21では天井面に、下段のキャビティ21では底面に、それぞれランス22が上方または下方の撓み空間23に向けて撓み変形可能に設けられている。
【0012】
ハウジング20の後面には、一括型のゴム栓30が装着されるようになっている。このゴム栓30は、図10にも示すように、全キャビティ21の入口にわたって覆うことができるような正面略方形で厚肉状に形成されている。ゴム栓30には、電線Wを緊密に挿通可能な電線挿通孔31が、キャビティ21の配列と対応して形成されている。
また、電線挿通孔31の口縁には、上記した雌側端子金具10の挿入姿勢を合わせるため、詳細には雌側端子金具10に設けられたスタビライザ14に合わせる目印32が凹み形成されている。この目印32は、図10に示すように、上段の電線挿通孔31については右上の位置に、下段の電線挿通孔31については左下の位置に来るように設定されている。なお、目印32は表裏両面に設けられているが、ゴム栓30が表裏いずれの向きで装着しても良いように形成されている。
そしてハウジング20の後面には、上記のゴム栓30を緊密に嵌着して収容するゴム栓収容凹部25が、各キャビティ21の後端(入口)と連通して形成されている。
【0013】
ハウジング20における段差部の前方位置の外周には、相手の雄ハウジング(図示せず)との間をシールするパッキン34の嵌着位置35が設定されている。このパッキン34の嵌着位置35の前方にリテーナ40が装着されるようになっている。リテーナ40は合成樹脂材により形成され、図1及び図11,12に示すように、ハウジング20の前端部における前面を覆う前止まり板41と、正面から見た左側面を覆う側板42と、上下の面を覆う上面板43A及び下面板43Bとを備えている。前止まり板41は、キャビティ21に挿入された雌側端子金具10を前止まりさせるように機能する一方、雄側端子金具のタブを挿入可能な端子挿入口44が、各キャビティ21と対応した配置で開口されている。
【0014】
前止まり板41の裏面における上面板43Aと下面板43Bから所定寸法内方に入った位置には、上段のキャビティ21の天井壁の前端部と、下段のキャビティ21の底壁の前端部とをそれぞれ構成する天井壁板45Aと底壁板45Bとが突設されている。これらの天井壁板45Aと底壁板45Bにおける内面側には、その奥行き方向の中央部において、端子挿入口44の形成位置と対応した位置ごとに、4個ずつの突起46が形成されている。各突起46は、上記した雌側端子金具10の被係止溝16に側方から進入可能となっている。
【0015】
それに対して、ハウジング20の一方の側面(正面から見た左側面)からは、図4に示すように、上記のリテーナ40が挿入されるリテーナ挿入孔26が、反対側の側面に貫通して形成されている。このリテーナ挿入孔26は、リテーナ40の天井壁板45Aと底壁板45Bとをそれぞれ挿通する上下の挿通溝27を有している。上側の挿通溝27の下面と、下側の挿通溝27の上面とには、それぞれ突起46を挿通可能とする突起挿通溝28が形成されており、詳細には各突起挿通溝28は、上段のキャビティ21の天井面と、下段のキャビティ21の底面の所定位置、すなわち雌側端子金具10が正規挿入された場合の被係止溝16と対応する位置をそれぞれに貫通するようにして形成されている。
【0016】
ハウジング20の前端側における上面と下面とには、図5に示すように、左右方向を向いたリブ50が形成される一方、リテーナ40の上面板43Aと下面板43Bとの内面には、図1に示すように、その奥方位置にリブ50を挿通可能な左右方向を向いたガイド溝51が形成されている。
したがってリテーナ40は、前止まり板41をハウジング20の前面に沿わせ、上面板43Aと下面板43Bとを挿通溝27に挿通し、またガイド溝51にリブ50を挿通させつつ、ハウジング20の正面から見た左側面から差し込み装着されるようになっている。このときリテーナ40の突起46は、突起挿通溝28に挿通される。
【0017】
ハウジング20における上面と下面には、正面から見た右側の位置でリブ50の奥側において、図9に示すように、仮係止突条52と本係止突条53とが左右に間隔を開けて突設されている。一方、リテーナ40の上面板43Aと下面板43Bの内面における正面から見た右寄りの位置には、上記の仮係止突条52と本係止突条53とが嵌合可能なロック溝54が形成されている(図12参照)。なお、ロック溝54の両側には、仮係止突条52と本係止突条53とを嵌めて逃がす逃がし溝55が形成されている。
【0018】
リテーナ挿入孔26にリテーナ40が挿入されると、まず仮係止突条52がロック溝54に嵌まって、仮係止位置に保持される(図20参照)。リテーナ40が仮係止位置にあるときには、同図に参照して示すように、前止まり板41の各端子挿入口44が左側にずれて、対応するキャビティ21の前面のうちの左側の領域のみが開口されるようになっている。また各突起46は、対応するキャビティ21の左側に退避した状態にある。
【0019】
リテーナ40が仮係止位置からさらに押し込まれると、本係止突条53がロック溝54に嵌まって、本係止位置に保持される(図21参照)。この本係止位置では、リテーナ40の左側板42が、ハウジング20の後端部の出っ張った左側面とほぼ面一に収まる。また、前止まり板41の各端子挿入口44が対応するキャビティ21の前面と整合し、また、各突起46が対応するキャビティ21内に進入するようになっている。
また、リテーナ40の前止まり板41の表面には、図11に示すように、しぼ面48が形成されている。しぼ面48とは凹凸のある粗い面を示す。このようなしぼ面48は、リテーナ40の成形型において前止まり板41の表面を成形する成形面にしぼ地を形成することで成形される。
【0020】
フード60は同じく合成樹脂製であって、図1及び図13,14にも示すように、上記したハウジング20の回りを覆うような角筒状に形成され、その後端部は、ハウジング20の後端部の外周に緊密に嵌まる縮径部61が形成されている。この縮径部61の後面には、ゴム栓押さえ62が張られている。ゴム栓押さえ62には、雌側端子金具10を挿通可能な窓孔63が、キャビティ21と対応して整列して形成されている。
なおフード60の上面の幅方向の中央位置には、相手の雄ハウジングとの間を嵌合状態にロックするためのロックアーム64が設けられている。
【0021】
上記したハウジング20の四面の後縁には、それぞれ幅方向の中央部において、係止突部65が突設されている。各係止突部65の後面側はテーパ状とされている。
一方、フード60の縮径部61の四面には、上記した各係止突部65が嵌合可能な係止溝66が形成されている。ハウジング20の後面がゴム栓押さえ62に当たるまで縮径部61内に嵌合されたところで、係止突部65が係止溝66に嵌合する設定となっている。なお、係止溝66の手前側には浅い逃がし溝67が形成されており、その間の乗り越え部68にはテーパが付されている。
【0022】
続いて、本実施形態の作用を説明する。組み付けの手順の一例としては、まずパッキン34がハウジング20の嵌着位置35に嵌着されるとともに、ゴム栓収容凹部25内に一括型のゴム栓30が嵌められる。次に、リテーナ挿入孔26にリテーナ40が正面から見た左側面側から挿入され、仮係止位置に組み付けられる。この状態では、リテーナ40の前止まり板41の各端子挿入口44に対して、キャビティ21の前面のうちの左半分の領域のみが開口され、また各突起46は、対応するキャビティ21の左側に退避している。また、リテーナ40がパッキン34の外れ止めとして機能する。
【0023】
上記のようにハウジング20に対してパッキン34とゴム栓30とが装着され、またリテーナ40が仮係止位置に組み付けられたら、図15に示すように、ハウジング20の後端部が、フード60内に前方から挿入される。ハウジング20は、係止突部65が逃がし溝67を摺動しつつ押し込まれ、その後端面がフード60のゴム栓押さえ62に当たるまで押し込まれたら、各係止突部65が乗り越え部68を乗り越えて、図16及び図17に示すように対応する係止溝66に嵌まり、ハウジング20とフード60とが一体に組み付けられる。併せて、ゴム栓押さえ62によりゴム栓30が抜け止め状態に保持される。係る状態で端子挿入現場へ搬入される。
【0024】
端子挿入現場では、図16に示すように、雌側端子金具10が上下で背中合わせの姿勢にされて、ゴム栓押さえ62の窓孔63を通して対応するキャビティ21内に挿入される。雌側端子金具10は詳細には、上段では、スタビライザ14が挿入方向の後方から見て右上に来る姿勢を、下段では、スタビライザ14が同左下に来る姿勢をそれぞれ取る必要がある。そこで図18に示すように、ゴム栓押さえ62の窓孔63を通して電線挿通孔31の口縁に設けられた目印32が目視でき、上段の電線挿通孔31については右上の位置に目印32が、下段の電線挿通孔31については左下の位置に目印32があるから、その目印32にスタビライザ14の位置を合わせることで、雌側端子金具10は自ずから正規の姿勢で挿入することができる。
【0025】
雌側端子金具10は窓孔63からゴム栓30の電線挿通孔31を広げつつ押し込まれて、対応するキャビティ21内に挿入され、ランス22を撓み空間23に向けて撓み変形させつつ、またリテーナ40の突起46で邪魔されることなく押し込まれる。正規位置まで挿入されると、ランス22が復元変形してアゴ部15に引っ掛かることで抜け止め状態に一次係止される(図19参照)。また、ゴム栓30の電線挿通孔31の内周面が、そこに通された電線Wの外周面に密着する。
【0026】
すべての雌側端子金具10のキャビティ21内への挿入作業が完了したら、各雌側端子金具10が正規のキャビティ21内に挿入されているか否かを検査する導通検査が行われる。この導通検査は、リテーナ40が未だ仮係止位置に組み付けられた状態でコネクタが検査装置にセットされ、図19に示すように、検査プローブPをリテーナ40の前止まり板41の端子挿入口44を通して雌側端子金具10に当てることで行われる。
【0027】
リテーナ40が仮係止位置にある場合は、図20に示すように、前止まり板41の各端子挿入口44が左側にずれて、対応するキャビティ21の前面のうちの左側の領域のみが開口された状態にあるから、端子挿入口44を通った検査プローブPは、雌側端子金具10の接続部12の前縁の正面から見た左側の縁辺12Aに当たることになる。なおこの縁辺12Aは、上段の雌側端子金具10では、図3に示すように、スタビライザ14が設けられた側の縁辺、下段の雌側端子金具10では、スタビライザ14が設けられた側と反対の縁辺となる。
したがって、検査プローブPが接続部12内に深く入り込んで接触片11を過度撓みさせるといったことが回避される。
【0028】
導通検査が完了したら、コネクタを検査装置から取り外したのち、リテーナ40を本係止位置に移動させる。具体的には、図20の状態から、リテーナ40における前止まり板41の表面に指を当ててリテーナ40を同図の右方向に移動させる。リテーナ40が、図21に示す本係止位置に移動すると、既述したように本係止突条53がロック溝54に嵌まって本係止位置に保持される。本係止突条53が逃がし溝55からロック溝54に乗り越える際に抵抗を受けるが、前止まり板41の表面にはしぼ面48が形成されているから、それが引っ掛かりとなって指の滑りが抑えられ、リテーナ40をスムーズに移動させることができる。
【0029】
リテーナ40が本係止位置に移動されると、リテーナ40の突起46がキャビティ21内に進入して、雌側端子金具10の被係止溝16に側方から嵌まり、雌側端子金具10が抜け止め状態に二重係止される。また、前止まり板41の端子挿入口44は各キャビティ21の前面で同心に整合した状態とされる。
上記により、各キャビティ21の入口側がゴム栓30によりシールされた雌側の防水コネクタの組み付けが完了する。そして、相手の雄側のコネクタと嵌合すると、雌雄の端子金具同士が接続されるとともに、パッキン34が雌側のハウジング20と相手の雄側のハウジングとの間で挟持されて、両ハウジング間がシールされる。
【0030】
以上説明したように本実施形態によれば、リテーナ40が仮係止位置にある状態で、リテーナ40の前止まり板41の端子挿入口44から検査プローブPを差し込んで導通検査を行うようにしており、リテーナ40が仮係止位置にあるときには、端子挿入口44がキャビティ21の正面からずれていて、キャビティ21内に挿入された雌側端子金具10の接続部12の前縁における一部が端子挿入口44に臨んだ状態にあるから、検査プローブPが端子挿入口44に挿入された場合に接続部12の前縁の一部に突き当たり、接続部12内に深く入り込むことが規制される。その結果、接触片11が過度撓みして損傷を受けることが防止される。
【0031】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態ではリテーナの仮係止位置を検査位置に兼用したが、仮係止位置と本係止位置の間等に、別個に検査位置を設定してもよい。
(2)端子挿入口とは別に検査口を備えてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分解縦断面図
【図2】雌側端子金具の成形時の縦断面図
【図3】その正面図
【図4】ハウジングの側面図
【図5】その平面図
【図6】その平断面図
【図7】その背面図
【図8】その正面図
【図9】その横断面図
【図10】ゴム栓の正面図
【図11】リテーナの正面図
【図12】その背面図
【図13】フードの正面図
【図14】その背面図
【図15】ハウジングとフードとの組み付け前の縦断面図
【図16】雌側端子金具の挿入前の縦断面図
【図17】ハウジングとフードとの組み付け後の側面図
【図18】その背面図
【図19】導通検査状態を示す縦断面図
【図20】リテーナが仮係止位置にある場合の正面図
【図21】リテーナが本係止位置にある場合の正面図
【符号の説明】
10…雌側端子金具
11…接触片
12…接続部
12A…(接続部12の)側縁
16…被係止溝
20…ハウジング
21…キャビティ
22…ランス
26…リテーナ挿入孔
40…リテーナ
41…前止まり板
44…端子挿入口(検査口)
46…突起
52…仮係止突条
53…本係止突条
54…ロック溝
P…検査プローブ(検査棒)

Claims (3)

  1. コネクタハウジングに設けられたキャビティ内には、相手の雄側端子金具のタブと嵌合接続される筒形の接続部を備えた雌側端子金具が挿入され、この雌側端子金具が前記キャビティの側面側から差し込まれたリテーナにより抜け止めされるようにしたコネクタにおいて、
    前記接続部内には、前記タブとの接触片が前記接続部の底面側に位置しかつ前記接続部の後方から前方へ向けて延出する一方、前記キャビティは上下に配されるとともに、上下のキャビティは背中合わせの対称形状に形成されることで、前記雌側端子金具が上下で背中合わせの姿勢で挿入されるようになっており、
    前記リテーナには前記キャビティの前面に配される前止まり板が一体的に設けられ、この前止まり板には前記雄側端子金具の前記タブが挿入可能でかつ導通チェック用の検査棒を前方から挿通可能な端子挿入口が開口され、かつ前記前止まり板が前記リテーナの差し込みに伴って所定の検査位置に移動した場合に、前記端子挿入口は前記キャビティの前面のうち左右方向に関する一方側領域のみを開口させることで、前記端子挿入口を通して前記検査棒を挿通させたときに、この検査棒が前記雌側端子金具の前記接続部の前縁のうちの一方の側縁に当接可能であることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記リテーナが、雌側端子金具の挿抜を許容すべく後退した仮係止位置と、前記雌側端子金具の抜け止めに機能すべく前進した本係止位置とでそれぞれ保持可能となっているとともに、前記仮係止位置が前記検査位置であり、前記リテーナが前記仮係止位置にある場合には前記端子挿入口が前記キャビティの前面の一部と対応する一方、前記本係止位置にある場合には前記端子挿入口が前記キャビティの前面と整合するようになっていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. コネクタハウジングに設けられたキャビティ内には相手の雄側端子金具のタブと嵌合接続される筒形の接続部を備えた雌側端子金具が挿入されるコネクタにおいて、前記雌側端子金具が前記キャビティ内に正規に挿入されているか否かを導通チェック用の検査棒を用いて検査する方法であって、
    前記接続部内には、前記タブとの接触片が前記接続部の底面側に位置しかつ前記接続部の後方から前方へ向けて延出する一方、前記キャビティは上下に配されるとともに、上下のキャビティは背中合わせの対称形状に形成されることで、前記雌側端子金具が上下で背中合わせの姿勢で挿入されるようになっており、
    前記コネクタハウジングの前面には、前記検査棒を前方から挿通可能な端子挿入口が開口された前止まり板が、前記雌側端子金具の挿入方向と直交する方向の移動可能に設けられ、前記前止まり板が所定の検査位置に移動したときには、前記端子挿入口は前記キャビティの前面のうち左右方向に関する一方側領域のみを開口させるようになっており、この端子挿入口を通して前記検査棒を挿通させて、前記雌側端子金具の前記接続部の前縁のうちの一方の側縁に当接させることを特徴とするコネクタにおける導通検査方法。
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