JP5125408B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
コネクタハウジングの進入孔に前方から治具を挿入し、その状態で治具をリテーナの受け部に引っ掛けてこじることにより、リテーナをコネクタハウジングから離脱する方向に変位させることが可能となるから、相手側コネクタハウジングに設けられたリブの受容に用いられる進入孔が治具の受け入れ孔としても兼用され、コネクタハウジングの構造を簡素化できる。また、リテーナの正規装着時に、リテーナの受け部がコネクタハウジング内に隠蔽されるから、受け部が外部異物と干渉して損傷するのを回避できる。
進入孔がコネクタハウジングの幅方向中央部に配置されているから、治具でこじられたときにリテーナをバランスよく移動させることができる。
治具を案内溝に沿って移動させると、治具の先端が受け部と係合可能となるから、操作性が良好となる。
本発明の実施形態1を図1ないし図27によって説明する。本実施形態のコネクタSは、コネクタハウジング10、相手側コネクタハウジング90、フロントホルダ30、リテーナ50、フレーム70、リアホルダ80、シール栓95、シールリング96、レバー97、端子金具98を備えて構成される。このうち、コネクタハウジング10、相手側コネクタハウジング90、フロントホルダ30、リテーナ50、フレーム70、リアホルダ80、レバー97は、合成樹脂製であり、シール栓95、シールリング96は、シリコン等のゴム製であり、端子金具98は、導電金属製である。なお、以下の説明において前後方向については、コネクタハウジング10と相手側コネクタハウジング90の互いの嵌合面側を前方とし、上下方向については図1を基準とする。
また、ハウジング本体12の上下の側面には、それぞれ、フロントホルダ30を抜け止めする凹み形状のフロントホルダロック受け部18が設けられている。
そして、嵌合凹部13の略前半部はシール栓95を内嵌可能なシール栓受け部13Aとされ、嵌合凹部13の略後半部はリアホルダ80を内嵌可能なリアホルダ受け部13Bとされ、リアホルダ受け部13Bとシール栓受け部13Aの両内面間に境界部13Eが設けられ、この境界部13Eを境としてリアホルダ受け部13Bの内面ほうがシール栓受け部13Aの内面より外側に位置する形態となっている。
フレーム70の両側壁は、内壁73と外壁74とで二重壁構造とされ、この内壁73と外壁74との間にアーム部110が挿入される挿入空間113が保有されている。両側壁の外壁74は、嵌合に伴うアーム部110の拡開動作を規制する役割を果たすものであり、その内面に、アーム部110を軸支するための支軸75が突出して設けられている。また、両側壁の内壁73には、前後方向に延びるフレームロック受け部76が設けられている。フレームロック受け部76は、前後方向に延びるフレームロック受け溝77と、フレームロック受け溝77を縦断して上下方向に架け渡されたフレームロック受け本体78とからなる。フレームロック受け本体78は、フレーム70の後端に位置し、その外面側が除肉されて薄肉化されている。
ハウジング本体12に前方からシールリング96を嵌め付け、段差19の前方にシールリング96を配置させる。続いて、ハウジング本体12に前方からフロントホルダ30を被せ付ける。フロントホルダ30が正規の組み付け位置に至ると、フロントホルダロック部41がハウジング本体12のフロントホルダロック受け部18に弾性的に嵌り込み、フロントホルダ30がコネクタハウジング10に抜け止め状態で固定される。このとき、フロントホルダ30のホルダ側前面部33とコネクタハウジング10のハウジング側前面部15とが凹凸状に適合してコネクタSの前面が構築され、誘い込み口100、進入孔17が、それぞれ別位置で閉ループ状に開口する(図1を参照)。
コネクタハウジング10に前方からフロントホルダ30が装着されると、フロントホルダ30の側壁32によってコネクタハウジング10における挿入孔16の開口(差込口16Aを除く)が塞がれて、この側壁32の内面にリテーナ50の両側面が摺接可能とされるから、フロントホルダ30によってリテーナ50の移動案内がなされる。その結果、コネクタハウジング10にリテーナ50の移動案内構造を設けなくて済み、コネクタハウジング10の構造を簡素化できる。
また、フロントホルダ30にリテーナロック受け部42を設けることにより、コネクタハウジング10にリテーナロック受け部42を設けなくて済むから、コネクタハウジング10の構造をより簡素化できる。
また、治具101を案内溝17Aに沿って移動させると、治具101の先端が受け部56と係合可能となるから、操作性が良好となる。
次に、本発明の実施形態2を図28ないし図30によって説明する。実施形態2では、フロントホルダ30の形状が実施形態1と少し異なるが、その他は実施形態1と同様である。よって、実施形態2では、実施形態1と同様の構造部位については同一符号を付し、重複する説明は省略することとする。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)フロントホルダの側壁の下面部(ホルダ側差込口を有する側と対向する側壁)は無くても構わない。
(2)フロントホルダの側壁の両側面部は、リテーナを幅方向で案内する壁面を有していればよく、コネクタハウジングの二面を部分的に覆うものであってもよい。
(3)リテーナを保持するリテーナロック受け部はコネクタハウジングに設けられてもよい。
(4)相手側コネクタハウジングに、コネクタハウジングとの誤嵌合を防止する誤結防止用のリブが設けられ、この誤結防止用のリブがコネクタハウジングの進入孔内に進入する構成であってもよい。
(5)実施形態2では、フロントホルダがリテーナとの干渉によってコネクタハウジングに抜け止めされるため、フロントホルダロック部とフロントホルダロック受け部を省略することが可能である。
10…コネクタハウジング
11…キャビティ
16…挿入孔
16A…差込口
17…進入孔
17A…案内溝
30…フロントホルダ
31…前壁
32…側壁
38…ホルダ側差込口
42…リテーナロック受け部
50…リテーナ
54…リテーナロック部
56…受け部
70…フレーム
76…フレームロック受け部
80…リアホルダ
84…窓部
90…相手側コネクタハウジング
92…リブ
95…シール栓
98…端子金具
101…治具
102…フレームロック部
Claims (3)
- 端子金具を挿入可能なキャビティを有するとともに、前記キャビティと交差連通して側面に開口する挿入孔を有し、さらに前記挿入孔と交差連通して前面に開口する進入孔を有するコネクタハウジングと、
前記コネクタハウジングと嵌合可能とされ、その嵌合に伴って前記進入孔内に進入するリブを突出させた相手側コネクタハウジングと、
前記挿入孔内に挿入されることで、前記キャビティ内に正規挿入された端子金具を抜け止め係止するリテーナとを備え、
前記リテーナには受け部が設けられ、前記受け部に治具を引っ掛けてこじることにより、前記リテーナを前記コネクタハウジングから離脱する方向に変位させることが可能とされ、
前記リブは、前記進入孔内に進入することにより、前記両コネクタハウジングの嵌合動作を案内して、前記両コネクタハウジングのこじり嵌合を阻止可能に形成され、
前記受け部は、前記リテーナが前記挿入孔内に正規深さで挿入された場合に、前記コネクタハウジングの内部に位置して前記進入孔内に臨み、この進入孔内に進入する前記治具と係合可能に配置されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記リテーナは前記コネクタハウジングを幅方向に横切って装着され、前記進入孔は前記コネクタハウジングの幅方向中央部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記進入孔には、この進入孔における他の領域と比べて幅狭とされ、前記治具を幅方向に遊動規制状態で移動させる案内溝が設けられ、前記受け部は前記案内溝内に臨んで配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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