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JP4101159B2 - 集草装置 - Google Patents

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JP4101159B2
JP4101159B2 JP2003392598A JP2003392598A JP4101159B2 JP 4101159 B2 JP4101159 B2 JP 4101159B2 JP 2003392598 A JP2003392598 A JP 2003392598A JP 2003392598 A JP2003392598 A JP 2003392598A JP 4101159 B2 JP4101159 B2 JP 4101159B2
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    • A01DHARVESTING; MOWING
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Description

本発明は、モーアユニットで刈り取られた刈草を集草容器に送り込む集草ダクトを備え、前記集草容器が前記モーアユニットに対して昇降機構により昇降自在に支持されている集草装置に関する。
モーアユニットで刈り取られた刈草を直接放出できないような環境下においては、刈草は集草ダクト等を介して集草容器に一時的に保管する必要がある。このような集草装置を備えた草刈機では、集草容器内に所定量の刈草が貯まると定められた刈草放置エリアまで走行して、そこで集草容器から刈草が放出される。この刈草の放出時において、集草容器が所定の位置に達する前に集草容器の開口から刈草がこぼれて刈草放置エリア外に飛び散ってしまうことを避けるために種々の工夫が従来から提案されている。
例えば、集草容器の開口に蓋体とこの蓋体によって開閉操作される案内体が設けられており、刈草作業時には、蓋体を閉鎖して案内姿勢の案内体を介してダクトからの刈草を集草容器に蓄え、刈草放出時にはこの集草容器を草刈機のダクトから引き抜き、刈草放置エリアまで運んだ後蓋体を開放揺動するとともに案内体も開放姿勢に揺動することで得られる大きな開口でもって集草容器から刈草を放出する集草装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
集草容器を人が刈草放置エリアまで運ぶのではなく、草刈機が刈草放置エリアまで移動して、そこで集草容器から刈草を放出する構成のものもある。このような草刈機では、昇降リンク機構に、左右向きの支軸周りの揺動で集草姿勢と排草姿勢とに姿勢切り換え可能となるように容器本体を連結し、その容器本体に、左右向きの支軸周りの揺動で容器本体の後端部に形成された開口を開閉する開閉蓋を装備し、昇降リンク機構と容器本体とにわたって、容器本体を姿勢切り換え操作する油圧シリンダを架設し、昇降リンク機構と開閉蓋との間に、容器本体の姿勢切り換え操作に連動して開閉蓋を開閉操作するリンク機構を介装しており、集草容器を集草ダクトから離間した高い排草位置で集草姿勢から排草姿勢とに姿勢切り換え操作することで集草容器から刈草が放出される(例えば、特許文献2参照。)。この草刈機では、容器本体の姿勢切り換え操作に連動して開閉蓋を開閉操作するリンク機構にガタなどが生じることにより、走行時に容器本体と開閉蓋の間からの刈草の漏れ出すことがあった。
さらに、集草ダクトと集草容器の間の領域に可動フラップが設けられ、集草容器が集草ダクトから離脱するように上昇する際に可動フラップが集草容器の開口を閉じる位置に変位して、集草容器の開口から刈草が不用意に放出されないように構成された草刈機がある(例えば、特許文献3参照。)。この草刈機においても、可動フラップの変位機構を正確に製作しないと閉じられた可動フラップと集草容器の開口との間から刈草が漏れ出す可能性がある。
特開平03−004714号公報(第2−3頁、第1図)
特開2001−275438号公報(段落番号12−17、第5図)
米国特許第6050072号明細書(第4欄−第6欄、第3図)
上記実状に鑑み、本発明の課題は、モーアユニットで刈り取られた刈草を集草ダクトを介して集草容器に送り込む集草装置において、集草ダクトと集草容器の間から抜け出した刈草が刈草放置エリア以外の場所に散らばることを避けることである。
本発明の特徴は、モーアユニットで刈り取られた刈草を集草容器に送り込む集草ダクトを備え、前記集草容器が前記モーアユニットに対して昇降機構により昇降自在に支持されている集草装置において、
前記モーアユニットからの刈草を、前記集草ダクトの出口部からゲートフレームの通過口を介して前記集草容器に送り込む刈草の排出経路が形成され、前記集草ダクトは、モーアユニットから集草容器に刈草を案内する上板と左右側板とを備えて構成され、かつ、この上板と左右側板とで取り囲まれる空間の端部によって前記出口部が形成され、前記ゲートフレームは、前記集草容器を集草姿勢と排草姿勢とに揺動自在に支持し、かつ、刈取作業時ダクト後部に位置する底板をダクトに沿う案内姿勢と起立姿勢とに揺動自在に支持し、前記昇降機構は、前記ゲートフレームを集草レベルから上昇させるに伴い、このゲートフレームを前記出口部から離間する方向に変位させるよう昇降作動形態が設定され、この昇降機構によってゲートフレームを集草レベルから上昇させる際には、前記底板の突出側の端部を、その突出量を減ずる方向に変位させ、底板と前記集草ダクトの上板との接触を回避する接触回避手段を備えた点にある。
この構成により、ゲートフレームを上昇させる際には、底板の突出側の端部を、その突出量を減ずる方向に変位させるので、この底板の突出側の端部を集草ダクトの上板に接触させることがない。つまり、底板を備えることにより、ゲートフレームの上昇時には、集草容器に蓄えられた刈草がゲートフレームの通過口からこぼれ落ちても、この刈草を底板が受け止め、地上へのこぼれ落ちを阻止するものとなり、ゲートフレームを集草レベルから上昇させる際に、底板の突出側の端部の突出量を減ずる方向に変位させるので、ゲートフレームが上昇する際には、接触回避手段によって底板の突出側の端部の突出量を減ずる方向に変位させることにより、この端部が、集草ダクトを構成する上板に接触する不都合を回避して円滑な昇降を実現する。
本発明は、前記昇降機構が、昇降アクチュエータの駆動力で揺動作動することにより前記ゲートフレームを昇降作動させる昇降リンク機構を備えて構成され、前記底板が、前記ゲートフレームに支持された本体と、この本体に対して水平姿勢の軸芯周りで揺動自在に支持された可動体とで構成され、前記接触回避手段は、前記昇降リンク機構の揺動に連係して揺動作動するカム体と、このカム体との接触により揺動姿勢が設定される揺動片と、この揺動片と前記可動体とを連動連係する連係部材とで構成され、ゲートフレームを集草レベルから上昇作動させた際には、前記昇降リンクの姿勢変化に伴い前記カム体が前記揺動片を揺動させ、前記連係部材を介して前記可動体を予め設定された方向に揺動させても良い。
この構成により、ゲートフレームを集草レベルから上昇させることにより、昇降リンクの姿勢変化に伴いカム体が揺動片を変位させ、この変位が連係部材を介して可動体に伝えられ、可動体を予め設定された方向に揺動変位させ、結果として、底板の突出側の端部の張り出し量を減じ、この底板の端部を上板に接触させることがない。
本発明の特徴は、モーアユニットで刈り取られた刈草を集草容器に送り込む集草ダクトを備え、前記集草容器が前記モーアユニットに対して昇降機構により昇降自在に支持されている集草装置において、
前記モーアユニットからの刈草を、前記集草ダクトの出口部からゲートフレームの通過口を介して前記集草容器に送り込む刈草の排出経路が形成され、前記集草ダクトは、モーアユニットから集草容器に刈草を案内する上板と左右側板とを備えて構成され、かつ、この上板と左右側板とで取り囲まれる空間の端部によって前記出口部が形成され、前記ゲートフレームは、前記集草容器を集草姿勢と排草姿勢とに揺動自在に支持し、かつ、刈取作業時ダクト後部に位置する底板をダクトに沿う案内姿勢と起立姿勢とに揺動自在に支持し、前記集草容器の集草姿勢から排草姿勢への切り換えに連動して前記底板を起立姿勢に揺動させる連動機構を備え、この連動機構による前記底板の起立姿勢への揺動と連係して前記底板の突出側の端部を、その突出量を減ずる方向に変位させ、底板と前記集草ダクトの上板との接触を回避する接触回避手段を備えた点にある。
この構成により、集草容器を集草姿勢から排草姿勢に揺動させる際には、底板の突出側の端部を、その突出量を減ずる方向に変位させるので、この底板の突出側の端部を集草ダクトの上板に接触させることがない。つまり、底板を備えることにより、集草容器に蓄えられた刈草がゲートフレームの通過口からこぼれ落ちても、この刈草を底板が受け止め、地上へのこぼれ落ちを阻止するものとなる。そして、連動機構によって集草容器を集草姿勢から排草姿勢へ揺動させた場合には、この揺動と連動して前記底板を起立姿勢に揺動させることにより、この底板で受け止めた刈り草を自重で排出でき、このように底板を起立姿勢に揺動させる際には、底板の突出側の端部の突出量を減ずる方向に変位させるので、この底板の突出側の端部が集草ダクトを構成する上板に接触する不都合を回避して円滑な作動を現出する。
本発明は、前記集草容器の開口部を、前記ゲートフレームに向かわせる前記集草姿勢と、下方に向かわせる前記排草姿勢との間で前記集草容器を揺動させる揺動機構が備えられ、前記連動機構は、前記集草容器の前記集草姿勢から排草姿勢への揺動力を前記底板に伝えて、この底板を前記案内姿勢から起立姿勢に揺動させる連係部材で構成され、前記底板は、前記ゲートフレームに対して横向き姿勢の基端側軸芯周りで揺動自在に支持された本体と、この本体の先端側において横向き姿勢の先端側軸芯周りで揺動自在に支持された可動体とで構成され、前記接触回避手段は、前記底板の起立姿勢への揺動に連係して、前記可動体の先端側が自重によって下方に向けて揺動する作動を許容しても良い。
この構成により、揺動機構によって集草容器を集草姿勢から排草姿勢に揺動させる際には、この揺動力により連動機構が底板を起立姿勢に揺動させるものとなり、このように底板が起立姿勢に揺動する際には、接触回避手段が、この底板を構成する本体の先端側に揺動自在に支持した可動体の自重による下方への揺動を許容するので、底板と可動体とを作動させるための特別のアクチュエータ類を備えずとも可動体を起立姿勢に揺動させながら、この底板の端部を揺動させ、結果として底板の端部が上板に接触する不都合を解消する。
本発明は、前記集草容器の開口部を、前記ゲートフレームに向かわせる前記集草姿勢と、下方に向かわせる前記排草姿勢との間で前記集草容器を揺動させる揺動機構が備えられ、前記連動機構は、前記集草容器の前記集草姿勢から排草姿勢への揺動力を前記底板に伝えて、この底板を前記案内姿勢から起立姿勢に揺動させる連係部材で構成され、前記底板は、前記ゲートフレームに対して横向き姿勢の基端側軸芯周りで揺動自在に支持された本体と、この本体に対して出退自在に支持された可動体とで構成され、前記接触回避手段は、前記底板の起立姿勢への揺動に連動して、前記可動体の先端側を本体の基端側に退避作動させる操作アームを備えても良い。
この構成により、揺動機構によって集草容器を集草姿勢から排草姿勢に揺動させる際には、この揺動力により連動機構が底板を起立姿勢に揺動させるものとなり、このように底板が起立姿勢に揺動する際には、接触回避手段を構成する操作アームが、この底板を構成する本体の先端側に出退自在に支持した可動体を退避作動させるので、底板と可動体とを作動させるための特別のアクチュエータ類を備えずとも可動体を起立姿勢に揺動させながら、この底板の端部を退避作動させ、結果として底板の端部が上板に接触する不都合を解消する。
本発明は、前記接触回避手段として、前記底板の起立姿勢への揺動に先立って、前記可動体を接触回避側に変位させる作動を開始するよう作動順序を設定しても良い。
この構成により、可動体を接触回避方向に作動させた後に、底板を起立姿勢に揺動させることになるので、可動体と上板との接触を確実に回避できるものとなる。
本発明は、前記揺動機構として、前記集草容器と一体揺動する駆動アームに対して揺動操作力を作用させる排出アクチュエータを備えて構成し、前記連係部材として、前記底板と一体揺動する従動アームと前記駆動アームとを連係するロッドで構成しても良い。
この構成により、排出アクチュエータの駆動力を駆動アームに伝えて集草容器を排草姿勢に揺動させた場合に、駆動アームの作動を連係部材としてのロッドが従動アームに伝えて底板を起立姿勢に揺動させることが可能となり、単一の排出アクチュエータを用いるものでも、集草容器の姿勢の切り換えと底板の姿勢の切り換えとを同時に行える。
本発明は、前記モーアユニットが走行機体に支持され、前記集草ダクトが、前記モーアユニットからの刈草を、車体の下側で、かつ、左右の車輪の中間を通過させて、走行車体の後部側に配置された前記ゲートフレームに送る部位に配置しても良い。
この構成により、走行機体の下部で、左右の車輪の中間に位置する空間を有効に利用して集草ダクトを配置するので、集草ダクトを車体外部に配置したものと比較して、集草ダクトが外部に張り出すことなく、走行機体をコンパクトにできる。
本発明は、モーアユニットで刈り取られた刈草を集草容器に送り込む集草ダクトを備え、前記集草容器が前記モーアユニットに対して昇降機構により昇降自在に支持されている集草装置において、
前記モーアユニットからの刈草を、前記集草ダクトの出口部からゲートフレームの通過口を介して前記集草容器に送り込む刈草の排出経路が形成され、前記集草ダクトは、モーアユニットから集草容器に刈草を案内する上板と左右側板とを備えて構成され、かつ、この上板と左右側板とで取り囲まれる空間の端部によって前記出口部が形成され、前記ゲートフレームは、前記集草容器を集草姿勢と排草姿勢とに揺動自在に支持し、かつ、刈取作業時ダクト後部に位置する底板をダクトに沿う案内姿勢と起立姿勢とに揺動自在に支持し、前記昇降機構は、前記ゲートフレームを集草レベルから上昇させるに伴い、このゲートフレームを前記出口部から離間する方向に変位させるよう昇降作動形態が設定され、
この昇降機構によってゲートフレームを集草レベルから上昇させる際には、前記底板の突出側の端部を、その突出量を減ずる方向に変位させ、底板と前記集草ダクトの上板との接触を回避し、かつ、前記集草レベルにおいて前記集草容器の集草姿勢から排草姿勢への切り換えに連動して前記底板を起立姿勢に揺動させる連動機構による前記底板の起立姿勢への揺動と連係して前記底板の突出側の端部を、その突出量を減ずる方向に変位させ、底板と前記集草ダクトの上板との接触を回避する接触回避手段を備えても良い。
この構成により、ゲートフレームを上昇させる際には、底板の突出側の端部を、その突出量を減ずる方向に変位させるので、この底板の突出側の端部を集草ダクトの上板に接触させることがなく、集草容器を集草姿勢から排草姿勢に揺動させる際には、底板の突出側の端部を、その突出量を減ずる方向に変位させるので、この底板の突出側の端部を集草ダクトの上板に接触させることがない。つまり、底板を備えることにより、ゲートフレームの上昇時には、集草容器に蓄えられた刈草がゲートフレームの通過口からこぼれ落ちても、この刈草を底板が受け止め、地上へのこぼれ落ちを阻止するものとなり、ゲートフレームを集草レベルから上昇させる際に、底板の突出側の端部の突出量を減ずる方向に変位させるので、ゲートフレームが上昇する際には、接触回避手段によって底板の突出側の端部の突出量を減ずる方向に変位させることにより、この端部が、集草ダクトを構成する上板に接触する不都合を回避して円滑な昇降を実現する。また、集草レベルにおいて連動機構によって集草容器を集草姿勢から排草姿勢へ揺動させた場合には、この揺動と連動して前記底板を起立姿勢に揺動させることにより、この底板で受け止めた刈り草を自重で排出でき、このように底板を起立姿勢に揺動させる際には、底板の突出側の端部の突出量を減ずる方向に変位させるので、この底板の突出側の端部が集草ダクトを構成する上板に接触する不都合を回避して円滑な作動を現出する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施の形態〕図1には草刈機の全体側面が示されており、この草刈機はミッドマウントモーア型であり、前後方向に延びたフレームを含む走行機体1と、この走行機体1の前部に配備された前輪として機能する左右一対のキャスター式の転輪2と、走行機体1の後部に配備された後輪として機能する左右一対の駆動車輪3と、前輪2と後輪3との間に昇降操作可能に装備されたモーアユニット4と、走行機体1の後方に配置された集草容器5とを備えている。走行機体1の中核要素として機能する機体フレーム10は基本的には前後方向に延びる左右一対の帯状プロファイル部材から構成されている。
モーアユニット4で生じた刈草は左右一対の後輪3(駆動車輪3)の間を延びている集草ダクト6によって案内され、集草容器5に蓄積されていくが、集草ダクト6と集草容器5の接続はゲートフレーム7を介して行われている。
走行機体1には、運転座席11がモーアユニット4の上方に位置するように配備され、その運転座席11の左右に変速レバー12が配設されている。運転座席11の後方で走行機体1の上方で左右方向での中間部位にエンジン13が搭載されている。
図2〜図4からよく理解できるように、エンジン13からの動力は、振動に起因した伝動軸心のズレを許容するボールジョイント14を介して、エンジン13の前下方に配設されたミッションケース20の入力軸21に伝達され、ミッションケース20内において、入力軸21から3枚の平歯車22を介して動力分配機構23に伝達される。この動力分配機構23からの走行用の動力が、一対のベベルギヤ24a及び左右向きの中継軸24などを介して左右のHST(静油圧式無段変速機構)30に分配伝達され、左右の各HST30による変速後の動力が、左右の各車軸ケース31内に装備された減速機構32を介して左右の対応する駆動車輪3の車軸3aに伝達されるように構成されている。つまり左右の各駆動車輪3の動力を伝達する左右一対の変速装置はそれぞれ無段変速機構30と減速機構31から構成されている。
エンジン13からの動力が左右の対応するHST30を介して左右の各駆動車輪(後輪)3の車軸3aに独立伝達されており、左右のHST30に対応して連係された左右の変速レバー12を操作して、左右の各HST30を独立変速操作することで、左右の両HST30を同じ変速状態に操作して左右の駆動車輪3を等速駆動させる直進状態と、左右のHST30を異なる変速状態に操作して左右の駆動車輪3を差動させる旋回状態とに走行状態を切り換えられるようになっている。
尚、HST30は、前後進切り換え可能に構成されていることから、旋回状態として、左右の駆動車輪3が同方向に駆動される緩旋回状態、左右いずれか一方の駆動車輪3が駆動停止されるピボット旋回状態、及び、左右の駆動車輪3が逆方向に駆動されるスピン旋回状態が作り出される。
図4に示すように、動力分配機構23には、作業用の動力を断続する多板式の作業クラッチ25が装備され、作業クラッチ25を経由した作業用の動力が、前後向きの第1伝動軸26及び機体前部の前部ケース27内に装備された一対の平歯車28などを介して動力取出軸29に伝達され、この動力取出軸29の後端部から、一対のボールジョイント41及び前後向きの第2伝動軸42を介してモーアユニット4の入力軸43に伝達されるように構成されている。
尚、動力取出軸29は、その前端部からも動力を取り出すことができるようになっており、この動力取出軸29の前端部を利用することで、図示は省略するが、走行機体1の前方などに装備される補助作業装置への伝動を容易に行えるようになっている。
モーアユニット4は、ハウジング40内に草刈り用の左右一対のブレード44を縦向きの支軸45周りに回転可能に装備し、その入力軸43に伝達された作業用の動力が、一対のベベルギヤ46を介して一方の支軸45に伝達され、その一方の支軸45からベルト式伝動機構48を介して他方の支軸45に伝達されることで、左右のブレード44が、それらの回転軌跡の一部が重複する状態で、かつ、その重複箇所では互いに後方に向かう状態に、逆向き等速回転駆動されるように構成されており、この回転駆動によって草類の刈り取りを行うとともに、この回転駆動で生起される搬送風によってハウジング40の後部左右中央に形成された排出口を通じて集草ダクト6に向けて刈草が排出される。
図3と図4から明らかなように、左右のHST30及び減速機構32は、機体フレーム10の左右中央に配設された動力分配機構23を挟んだ左右の対称位置に振り分け配置されており、これによって、動力分配機構23と左右のHST30及び減速機構31は、左右中央下部に空間33を作り出すべく門形に構成されている。又、左右の減速機構31は、対応するHST30の機体外方側に連結配備されるようになっており、これによって、空間33は地面と機体フレーム10の間に位置することになる。そして、その空間33の左右中央を集草ダクト6が延びている。その際、集草ダクト6は前記後輪3の車軸3aとダクト断面の中心が実質的に一致するように延びている。また、図3から、動力分配機構23とHST30が前記左右の減速機構31の上端部の間で同じ高さレベルに配置されていることが確認できる。
図2〜4に示すように、左右の各HST30の機体内方側には、対応するHST30の出力軸34に制動作用することで対応する駆動車輪3を制動する湿式ブレーキ35が装備されており、これら左右の湿式ブレーキ35は、機体フレーム10の右前部に配設された単一のブレーキペダル36と操作可能に連動連係されている。
図4に示す符号37は、ミッションケース20の入力軸21から動力分配機構23にわたる3枚の平歯車22のうちの中間の平歯車と一体回転する中間軸の回転に伴って駆動されるギヤポンプである。
図5に示すように、集草ダクト6は、基本的には、上板60とこの上板60の側端から下方に垂れ下がっている左右側板61から構成された下方に開口したチャンネル断面をもつ角形ダクトであるが、モーアユニット4の排出口につながる入口部6Aにはさらにチャンネル開口を塞ぐように配置された短い前方底板62が設けられている。集草ダクト6に沿って案内される刈草はブレード44によって作り出された上向き特性をもつ搬送風に乗っているので、底板がなくとも落下することなく後方に搬送されていくが、入口部6Aでは搬送風が舞うことがあり、その際刈草が地面に落下することを防止するため、この前方底板62が配置されている。従って、場合によってはこの前方底板62の表面に堆積する刈草を除去するため、前方底板62は手動操作によってその表面が地面に対して大きく傾斜する姿勢に揺動するように構成されている。後から詳しく説明するが、同様に、集草ダクト6と集草容器5との接続中継部材として機能するゲートフレーム7につながる集草ダクト6の出口部6Bにも後方底板63が配置されている。集草ダクト6は、図1に示すように、機体フレーム10や機体フレーム10に取り付けられたブラケット15によって固定されている。
図1、図6〜図8に示すように、ゲートフレーム7は矩形の縦プレート70の周囲に枠プレート71を取り付けた構造であり、縦プレート70には通過口72が形成されている。上側の枠プレート71に対して、その軸芯周りで回動自在に支持された横向き姿勢の水平支軸51に対して前記集草容器5の容器本体50が支持されている。これにより、集草容器5は、容器本体50の開口部50aが縦プレート70に向き合ってその開口部50aが縦プレート70の通過口72に重なり合う集草姿勢と、その開口部50aが地面に向き合う排草姿勢との間で揺動可能となる。また、前記水平支軸51に対して駆動アーム52を備え、この駆動アーム52を揺動操作する排出アクチュエータとしての油圧シリンダ53をゲートフレーム7に備え、この油圧シリンダ53の駆動力によって集草容器5を集草姿勢と排草姿勢との間で揺動自在に構成されている。尚、油圧シリンダ53の駆動力によって集草容器5を揺動させる揺動系で揺動機構が構成されている。
この実施の形態では、ゲートフレーム7は昇降リンク機構8を介して走行機体1の後部位置に昇降自在に支持されており、この昇降リンク機構8は走行機体1に立設された転倒保護フレーム16の左右上端部からゲートフレーム7の下部にわたってそれぞれ平行4連リンクを形成するように架設された互いに平行に延びた上側アーム80と下側アーム81と、転倒保護フレーム16と下側アーム81とにわたって昇降アクチュエータとして架設された油圧シリンダ82によって構成されている。そして、油圧シリンダ82の作動で、このゲートフレーム7に揺動可能に支持されている集草容器5を、集草ダクト6の出口部6Bの高さレベルに一致する作業レベルと、トラックの荷台高さより高い排草レベルとにわたって昇降させることができる。前記昇降リンク機構8と油圧シリンダ82とで昇降機構が構成されている。
なお、前記作業レベルにおいて、集草ダクト6の出口部6Bと容器本体50の開口部50aとがほぼ向き合うことになり、この出口部6Bと開口部50aの境界面にゲートフレーム7の縦プレート70が位置し、縦プレート70の通過口72を介して集草ダクト6から送られてきた刈草は集草容器5に達することができる。
また、図1に示すように、集草容器5を作業レベルに設定した場合には、前記昇降リンク機構8を構成する上側アーム80と下側アーム81との揺動端部が斜め下方に向かうよう姿勢が設定され、ゲートフレーム7と一体的に集草容器5を上昇させた場合には、上側アーム80と下側アーム81との揺動に伴ってゲートフレーム7が後方に変位するため、草ダクト6の出口部6Bからゲートフレーム7を後方に変位させながら上昇を行えるよう構成されている。
前記集草ダクト6の出口部6Bの底壁を構成する前述した後方底板63は、ゲートフレーム7の側に支持される本体63aと、この本体63aの先端側(刈草の移送方向での上流側)に揺動自在に支持された可動体63bとで構成されている。この後方底板63は、集草容器5を上昇させた際に、可動体63bを下方に揺動することにより、この可動体63bを上板60に接触させないように構成され、また、集草容器5を集草姿勢から排草姿勢の揺動させた際には、本体63aの表面が地面に対して大きく傾斜する姿勢に揺動させて上面に堆積した刈草を排出できるよう構成され、この後方底板63の構造を以下に説明する。
図5〜図7に示されているように、前記本体63aは横向き姿勢の軸芯上に配置された揺動横軸73を介して揺動自在となるようゲートフレーム7の下部に支持され、この本体63aの先端側に対して横向き姿勢の軸芯上に配置された支軸64周りで揺動自在に前記可動体63bが支持されている。前記本体63aの両端にはウエブ65が設けられており、後方底板63の表面に堆積した刈草が不用意に側方から落下することを防止している。このウエブ65により上向き開口をもつチャンネル構造となった後方底板63はその水平姿勢において集草ダクト6の出口部6Bの下向き開口をもつチャンネル構造の中にはまり込むようにレイアウトされている。
前記揺動横軸73に固定された揺動アーム74の揺動端と、前記駆動アーム52の揺動端とを連係部材としてのロッド76によって連動連結してある。また、揺動横軸73と同軸芯周りで揺動自在に支持した中間揺動アーム66(揺動片の一例)と前記可動体63bとを連係部材67で連動連結し、また、中間揺動アーム66に一体的に形成した接当部材66aに接当するカム体68を、前記下側アーム81の下端に連結する操作軸69に備えている。なお、駆動アーム52と揺動アーム74とを連結するロッド76で連動機構が構成されている。
このような構造から、集草容器5に蓄積された刈草を排出するため、ゲートフレーム7とともに集草容器5を上昇を開始した際には、図8に示すように前記下側アーム81の揺動姿勢の変化に伴って、この下側アーム81の下端に連結する操作軸69が回動し、この回動とともに前記カム体68が接当部材66aから離間する方向に回動する結果、中間揺動アーム66の揺動が許され、可動体63bの先端側が自重によって支軸64周りに下方に向けて揺動する。なお、この第1実施の形態では、前記中間揺動アーム66と、連係部材67と、操作軸69と、カム体68と、接当部材66aとで接触回避手段が構成されている。
つまり、ゲートフレーム7とともに集草容器5を上昇させる場合には、後方底板63の本体63aはほぼ水平姿勢を維持するのでゲートフレーム7の通過口72からの刈草のこぼれ落ちを受け止めるものとなる。また、昇降リンク機構8の特性により、ゲートフレーム7が集草ダクト6の後端から後方に離間するよう変位するものであるが、後方底板63が前方へ大きく突出する構造である場合には、この後方底板63の先端側が集草ダクト6を構成する上板60に接触することも考えられ、この接触を回避するために、前述したように、ゲートフレーム7の上昇と連係して可動体63bが下方に折れ曲がる形態で揺動するように構成することにより、ゲートフレーム7を上昇させた場合には、この後方底板63の先端部を上板60に接触させず、円滑な上昇作動を実現しているのである。
ゲートフレーム7とともに集草容器5を上昇させた後、集草容器5に蓄積した刈草を排出する場合には、図9に示すように、前記油圧シリンダ53を作動させることにより、駆動アーム52が反時計方向(図9に関して)に揺動して集草容器5を排草姿勢に設定するものであるが、この集草容器5の揺動時には、駆動アーム52の揺動力によって連結ロッド76を押し下げ、揺動アーム74を時計方向(図9に関して)に揺動させ、結果として、この揺動アーム74と連結する揺動横軸73に支持されている後方底板63を起立姿勢に揺動させる。このように集草容器5が排草姿勢に設定される作動と機械的に連係して後方底板63が起立姿勢に設定されることにより、集草容器5から刈草をトラックの荷台に放出するハイダンプ時においても集草容器5に蓄積された刈草の排出と、後方底板63上に堆積した刈草の排出とを同時に行えるのである。
このように、本発明によると、作業時には、モーアユニット4からの刈草を集草ダクト6に送る際には、この集草ダクト6の後端部位(刈草の移送方向の下流側)においては、刈草の移送方向に沿って充分に長い距離に亘って形成された後方底板63によって、気流を安定的に制御して、この気流とともに送られる刈草をゲートフレーム7から集草容器5に送り込めるものにしており、このように充分に長い距離に亘って形成された後方底板63を備えたものでありながら、後方底板63の先端の可動体63aを下方に折り曲げる形態で揺動させるので、この後方底板63の先端部と集草ダクト6の上板60との接触を回避して、破損や作動不良を招くことなく円滑な昇降を実現すると同時に、後方底板63の本体63aが水平姿勢に維持されるので、ゲートフレーム7の通過口72から刈草がこぼれ落ちる状況でも、本体63aが刈草のこぼれ落ちを受け止めることにより、地面に対して刈草を散乱させることがないのである。特に、この第1実施の形態では、ゲートフレーム7の上昇に伴って後方底板63を構成する本体63aに対して可動体63bを、その自重を利用して折り曲げる形態で揺動させるので、この揺動を実現するための専用のアクチュエータを備える必要がなく、しかも、集草容器5の排草姿勢への揺動と連動して後方底板63(本体63a)を起立させる側に揺動させるので、この揺動を実現するための専用のアクチュエータを備えずに済むものにしており、部品数の増大や、構造の複雑化を招来しないものにしているのである。
この第1実施の形態では、後方底板63を構成する可動体63bを下方に揺動させるために、バネを備えるものであって良く、また、後方底板63を構成する本体63aを揺動させた際の起立姿勢が必ずしも垂直姿勢を意味するものではなく、刈草を自重によって排出可能な急傾斜となる姿勢を意味するものである。
〔第2実施の形態〕図10(イ)、(ロ)に示すように、この第2実施の形態では、集草容器5から刈草を排出する際には集草容器5を上昇させず、集草レベルにおいて集草容器5を集草姿勢から排草姿勢に揺動させるものを想定したものであり、集草容器5が集草姿勢から排草姿勢への揺動作動に連係して後方底板63が起立姿勢側に揺動作動する際において、後方底板63の突出量を減ずることにより、集草ダクト6を構成する上板60との接触を回避する接触回避手段を備えている(この第2実施の形態では前記第1実施の形態と同じ機能を有するものには、第1実施の形態と共通の番号、符号を付している)。
前記後方底板63を構成する本体63aは横向き姿勢の軸芯上に配置された揺動横軸73を介して揺動自在にゲートフレーム7の下部に支持され、この本体63aの先端側に対して横向き姿勢の軸芯上に配置された支軸64周りで揺動自在に可動体63bが支持されている。前記本体63aの両端にはウエブ65が設けられており、後方底板63の表面に堆積した刈草が不用意に側方から落下することを防止している。このウエブ65により上向き開口をもつチャンネル構造となった後方底板63はその水平姿勢において集草ダクト6の出口部6Bの下向き開口をもつチャンネル構造の中にはまり込むようにレイアウトされている。
図10(イ)、(ロ)から明らかなように、前記揺動横軸73に固定された揺動アーム74の揺動端と、前記駆動アーム52の揺動端とを連動機構としてのロッド76によって連動連結してある。また、揺動横軸73と同軸芯周りで揺動自在に支承した中間アーム90と前記可動体63bとを連係部材91で連動連結し、また、中間アーム90と接当することにより可動体63bの揺動を規制するストッパー92をゲートフレーム7の側に形成している。前記ストッパー92は、可動体63bが、その自重によって先端側を下方に向かわせる方向への揺動を阻止する位置に配置され、中間アーム90はストッパー92と接当しない側には自由に揺動できるよう揺動横軸73に遊転支承されている。
このような構造を具備しているので、油圧シリンダ53の駆動力によって集草容器5を集草姿勢から排草姿勢への揺動作動させた場合には、駆動アーム52の揺動力によって連結ロッド76を押し下げて揺動アーム74を揺動させ、結果として、この揺動アーム74と連結する揺動横軸73に支持されている後方底板63を起立姿勢に揺動させる。このように後方底板63を揺動させる際には、中間アーム90はストッパー92により揺動が規制されているものの、この中間アーム90と可動体63bとの距離が短縮するため、可動体63bが自重によって下方に揺動するものとなっている。
この第2実施の形態では、前記中間アーム90と、連結部材91と、ストッパー92とで接触回避手段が構成され、この接触回避手段は、後方底板63を起立姿勢に揺動させる際には、可動体63bを自重で折り曲げる形態で揺動させるので、後方底板63の突出量を減じ、集草ダクト6を構成する上板60との接触を回避する状態で、この後方底板63の起立姿勢への揺動を実現するのである。
〔第3実施の形態〕図11(イ)、(ロ)に示すように、この第3実施の形態では、集草容器5から刈草を排出する際には集草容器5を上昇させず、集草レベルにおいて集草容器5を集草姿勢から排草姿勢に揺動させるものを想定したものであり、集草容器5が集草姿勢から排草姿勢への揺動作動に連係して後方底板63が起立姿勢側に揺動作動する際において、後方底板63の突出量を減ずることにより、集草ダクト6を構成する上板60との接触を回避する接触回避手段を備えている(この第3実施の形態では前記第1実施の形態と同じ機能を有するものには、第1実施の形態と共通の番号、符号を付している)。
前記後方底板63を構成する本体63aは横向き姿勢の軸芯上に配置された揺動横軸73を介して揺動自在にゲートフレーム7の下部に支持され、この本体63aの先端側に対し、ゲートフレーム7に接近・離間自在となるよう支持部99を介してスライド自在に前記可動体63bが支持されている。前記本体63aの両端にはウエブ65が設けられており、後方底板63の表面に滞積した刈草が不用意に側方から落下することを防止している。このウエブ65により上向き開口をもつチャンネル構造となった後方底板63はその水平姿勢において集草ダクト6の出口部6Bの下向き開口をもつチャンネル構造の中にはまり込むようにレイアウトされている。前記支持部99は、本体65aの側に支持した複数のピン99aを、可動体63bの側の部材に形成した長孔99bに挿通した構造を有し、本体65aと可動体63bとを直線的にスライド作動させるよう機能するものであるが、この支持部99は、図面に示した構造に限るものではなく、ガイドレールに案内されるローラを有した構造やパンタグラフ型のリンク機構によって本体65aに対して可動体65bを相対移動自在に支持する構造のものであっても良い。
図11(イ)、(ロ)から明らかなように、前記揺動横軸73と一体揺動する揺動部材95に対して、揺動横軸の軸芯と平行姿勢となる支軸96周りで揺動自在に操作アームとしてクランクアーム97を支承し、このクランクアーム97の一方の端部と前記前記駆動アーム52の揺動端とを連動機構としてのロッド76によって連動連結し、このロッド76の連結端76aを、揺動部材95に形成した長孔95aに挿通し、更に、クランクアーム97の他方の端部と前記可動体63bとを連結部材98で連結している。
このような構造を具備しているので、油圧シリンダ53の駆動力によって集草容器5を集草姿勢から排草姿勢への揺動作動させた場合には、駆動アーム52の揺動力によって連結ロッド76を押し下げ、クランクアーム97を図11(ロ)のように時計方向に揺動させ、この揺動力によって連結部材98を介して可動体63bをゲートフレーム7の側にスライド作動させ、後方底板63の先端部の突出量を減じこの後、ロッド76の連結端76aが前記長孔95aの下端に接当することにより、揺動部材95と本体63aとを一体的に揺動させるものとなっている。
この第3実施の形態では、クランクアーム97と、連結部材98とで接触回避手段が構成され、この接触回避手段は、後方底板63を起立姿勢に揺動させる際には、後方底板63が揺動を開始する以前に可動体63bをスライド作動させることによって、後方底板63の突出量を減じ、このように突出量を減じた後に揺動を開始するので、集草ダクト6を構成する上板60との接触を確実に回避する状態で、この後方底板63の起立姿勢への揺動を実現するのである。
〔第4実施の形態〕図12(イ)、(ロ)に示すように、この第4実施の形態では、集草容器5から刈草を排出する際には集草容器5を上昇させず、集草レベルにおいて集草容器5を集草姿勢から排草姿勢に揺動させるものを想定したものであり、集草容器5が集草姿勢から排草姿勢への揺動作動に連係して後方底板63が起立姿勢側に揺動作動する際において、後方底板63の突出量を減ずることにより、集草ダクト6を構成する上板60との接触を回避する接触回避手段を備えている(この第4実施の形態では前記第1実施の形態と同じ機能を有するものには、第1実施の形態と共通の番号、符号を付している)。
前記本体63aは横向き姿勢の軸芯上に配置された揺動横軸73を介して揺動自在にゲートフレーム7の下部に支持され、この本体63aの先端側に対して横向き姿勢の軸芯上に配置された支軸64周りで揺動自在に前記可動体63bが支持されている。前記本体63aの両端にはウエブ65が設けられており、後方底板63の表面に堆積した刈草が不用意に側方から落下することを防止している。このウエブ65により上向き開口をもつチャンネル構造となった後方底板63はその水平姿勢において集草ダクト6の出口部6Bの下向き開口をもつチャンネル構造の中にはまり込むようにレイアウトされている。
図12(イ)、(ロ)から明らかなように、前記揺動横軸73と一体揺動する揺動部材95に対して、揺動横軸の軸芯と平行姿勢となる支軸96周りで揺動自在にクランクアーム97を支承し、このクランクアーム97の一方の端部と前記前記駆動アーム52の揺動端とを連動機構としてのロッド76によって連動連結し、このロッド76の連結端76aを、揺動部材95に形成した長孔95aに挿通し、更に、クランクアーム97の他方の端部と前記可動体63bとを連結部材98で連結している。
このような構造を具備しているので、油圧シリンダ53の駆動力によって集草容器5を集草姿勢から排草姿勢への揺動作動させた場合には、駆動アーム52の揺動力によって連結ロッド76を押し下げ、クランクアーム97を図12(ロ)に示すように時計方向に揺動させ、この揺動力によって連結部材98を介して可動体63bを上方に揺動させて後方底板63の先端部の突出量を減じこの後、ロッド76の連結端76aが前記長孔95aの下端に接当することにより、揺動部材95と本体63aとを一体的に揺動させるものとなっている。
この第4実施の形態では、クランクアーム97と、連結部材98とで接触回避手段が構成され、この接触回避手段は、後方底板63を起立姿勢に揺動させる際には、後方底板63が揺動を開始する以前に可動体63bを揺動させることによって、後方底板63の突出量を減じ、このように突出量を減じた後に揺動を開始するので、草ダクト6を構成する上板60との接触を確実に回避する状態で、この後方底板63の起立姿勢への揺動を実現するのである。
〔別実施の形態〕
本発明は、上記した実施の形態以外に以下のように構成しても良い。
(イ)ゲートフレーム7の上昇時に後方底板63の突出側の端部の突出量を減ずるための構造として、第1実施の形態の構造以外に、本体63aに対して可動体63bを上方に揺動させる構造を採用することや、可動体63bを本体63aの方向にスライドさせる構造を採用する。
(ロ)本体63aに対して可動体63bを変位させることにより後方底板63の突出側の端部の突出量を減ずる作動を実現するものとして、第1〜第4実施の形態のように機械的な連係構造に代えて、本体63aに対して可動体63bを変位させるために電動モータや油圧アクチュエータ等の専用のアクチュエータを備える。
(ハ)ゲートフレーム7に対して後方底板63(本体63a)を揺動させる作動を実現するものとして、第1〜第4実施の形態のように機械的な連係構造に代えて、後方底板63(本体63a)を揺動させるために電動モータや油圧アクチュエータ等の専用のアクチュエータを備える。
第1実施の形態の草刈機の側面図 第1実施の形態の草刈機の平面図 第1実施の形態の後輪と集草ダクトとの位置関係を示す後面図 第1実施の形態の草刈機の伝動系を示す模式図 第1実施の形態の集草ダクトの構造を示す縦断側面図 第1実施の形態の後方底板の支持構造を示す断面図 第1実施の形態の方底板とゲートフレームとを示す正面図 第1実施の形態のゲートフレームの上昇時における後方底板の作動形態を示す側面図 第1実施の形態の集草容器を排草姿勢に設定した際の後方底板の姿勢を示す側面図 第2実施の形態の集草容器を排草姿勢に設定した際の後方底板の姿勢を連続的に示す側面図 第3実施の形態の集草容器を排草姿勢に設定した際の後方底板の姿勢を連続的に示す側面図 第4実施の形態の集草容器を排草姿勢に設定した際の後方底板の姿勢を連続的に示す側面図
符号の説明
1 走行機体
3 車輪
4 モーアユニット
5 集草容器
6 集草ダクト
6B 出口部
7 ゲートフレーム
8 昇降リンク機構
50a 開口部
53 排出アクチュエータ
60 上板
61 左右側板
62、63 底板
63a 本体
63b 可動体
66 揺動片
67 連係部材
68 カム体
72 通過口
76 連係部材・ロッド
82 昇降アクチュエータ

Claims (9)

  1. モーアユニットで刈り取られた刈草を集草容器に送り込む集草ダクトを備え、前記集草容器が前記モーアユニットに対して昇降機構により昇降自在に支持されている集草装置において、
    前記モーアユニットからの刈草を、前記集草ダクトの出口部からゲートフレームの通過口を介して前記集草容器に送り込む刈草の排出経路が形成され、
    前記集草ダクトは、モーアユニットから集草容器に刈草を案内する上板と左右側板とを備えて構成され、かつ、この上板と左右側板とで取り囲まれる空間の端部によって前記出口部が形成され、
    前記ゲートフレームは、前記集草容器を集草姿勢と排草姿勢とに揺動自在に支持し、かつ、刈取作業時ダクト後部に位置する底板をダクトに沿う案内姿勢と起立姿勢とに揺動自在に支持し、前記昇降機構は、前記ゲートフレームを集草レベルから上昇させるに伴い、このゲートフレームを前記出口部から離間する方向に変位させるよう昇降作動形態が設定され、
    この昇降機構によってゲートフレームを集草レベルから上昇させる際には、前記底板の突出側の端部を、その突出量を減ずる方向に変位させ、底板と前記集草ダクトの上板との接触を回避する接触回避手段を備えたことを特徴とする集草装置。
  2. 前記昇降機構が、昇降アクチュエータの駆動力で揺動作動することにより前記ゲートフレームを昇降作動させる昇降リンク機構を備えて構成され、前記底板が、前記ゲートフレームに支持された本体と、この本体に対して水平姿勢の軸芯周りで揺動自在に支持された可動体とで構成され、
    前記接触回避手段は、前記昇降リンク機構の揺動に連係して揺動作動するカム体と、このカム体との接触により揺動姿勢が設定される揺動片と、この揺動片と前記可動体とを連動連係する連係部材とで構成され、ゲートフレームを集草レベルから上昇作動させた際には、前記昇降リンクの姿勢変化に伴い前記カム体が前記揺動片を揺動させ、前記連係部材を介して前記可動体を予め設定された方向に揺動させることを特徴とする請求項1記載の集草装置。
  3. モーアユニットで刈り取られた刈草を集草容器に送り込む集草ダクトを備え、前記集草容器が前記モーアユニットに対して昇降機構により昇降自在に支持されている集草装置において、
    前記モーアユニットからの刈草を、前記集草ダクトの出口部からゲートフレームの通過口を介して前記集草容器に送り込む刈草の排出経路が形成され、
    前記集草ダクトは、モーアユニットから集草容器に刈草を案内する上板と左右側板とを備えて構成され、かつ、この上板と左右側板とで取り囲まれる空間の端部によって前記出口部が形成され、
    前記ゲートフレームは、前記集草容器を集草姿勢と排草姿勢とに揺動自在に支持し、かつ、刈取作業時ダクト後部に位置する底板をダクトに沿う案内姿勢と起立姿勢とに揺動自在に支持し、
    前記集草容器の集草姿勢から排草姿勢への切り換えに連動して前記底板を起立姿勢に揺動させる連動機構を備え、この連動機構による前記底板の起立姿勢への揺動と連係して前記底板の突出側の端部を、その突出量を減ずる方向に変位させ、底板と前記集草ダクトの上板との接触を回避する接触回避手段を備えたことを特徴とする集草装置。
  4. 前記集草容器の開口部を、前記ゲートフレームに向かわせる前記集草姿勢と、下方に向かわせる前記排草姿勢との間で前記集草容器を揺動させる揺動機構が備えられ、前記連動機構は、前記集草容器の前記集草姿勢から排草姿勢への揺動力を前記底板に伝えて、この底板を前記案内姿勢から起立姿勢に揺動させる連係部材で構成され、
    前記底板は、前記ゲートフレームに対して横向き姿勢の基端側軸芯周りで揺動自在に支持された本体と、この本体の先端側において横向き姿勢の先端側軸芯周りで揺動自在に支持された可動体とで構成され、前記接触回避手段は、前記底板の起立姿勢への揺動に連係して、前記可動体の先端側が自重によって下方に向けて揺動する作動を許容するよう構成されている請求項3記載の集草装置。
  5. 前記集草容器の開口部を、前記ゲートフレームに向かわせる前記集草姿勢と、下方に向かわせる前記排草姿勢との間で前記集草容器を揺動させる揺動機構が備えられ、前記連動機構は、前記集草容器の前記集草姿勢から排草姿勢への揺動力を前記底板に伝えて、この底板を前記案内姿勢から起立姿勢に揺動させる連係部材で構成され、
    前記底板は、前記ゲートフレームに対して横向き姿勢の基端側軸芯周りで揺動自在に支持された本体と、この本体に対して出退自在に支持された可動体とで構成され、前記接触回避手段は、前記底板の起立姿勢への揺動に連動して、前記可動体の先端側を本体の基端側に退避作動させる操作アームを備えて構成されている請求項3記載の集草装置。
  6. 前記接触回避手段は、前記底板の起立姿勢への揺動に先立って、前記可動体を接触回避側に変位させる作動を開始するよう作動順序が設定されている請求項4又は5記載の集草装置。
  7. 前記揺動機構は、前記集草容器と一体揺動する駆動アームに対して揺動操作力を作用させる排出アクチュエータを備えて構成され、前記連係部材は、前記底板と一体揺動する従動アームと前記駆動アームとを連係するロッドで構成されたことを特徴とする請求項〜6のいずれか1項に記載の集草装置。
  8. 前記モーアユニットが走行機体に支持され、前記集草ダクトが、前記モーアユニットからの刈草を、車体の下側で、かつ、左右の車輪の中間を通過させて、走行車体の後部側に配置された前記ゲートフレームに送る部位に配置されたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の集草装置。
  9. モーアユニットで刈り取られた刈草を集草容器に送り込む集草ダクトを備え、前記集草容器が前記モーアユニットに対して昇降機構により昇降自在に支持されている集草装置において、
    前記モーアユニットからの刈草を、前記集草ダクトの出口部からゲートフレームの通過口を介して前記集草容器に送り込む刈草の排出経路が形成され、
    前記集草ダクトは、モーアユニットから集草容器に刈草を案内する上板と左右側板とを備えて構成され、かつ、この上板と左右側板とで取り囲まれる空間の端部によって前記出口部が形成され、
    前記ゲートフレームは、前記集草容器を集草姿勢と排草姿勢とに揺動自在に支持し、かつ、刈取作業時ダクト後部に位置する底板をダクトに沿う案内姿勢と起立姿勢とに揺動自在に支持し、前記昇降機構は、前記ゲートフレームを集草レベルから上昇させるに伴い、このゲートフレームを前記出口部から離間する方向に変位させるよう昇降作動形態が設定され、
    この昇降機構によってゲートフレームを集草レベルから上昇させる際には、前記底板の突出側の端部を、その突出量を減ずる方向に変位させ、底板と前記集草ダクトの上板との接触を回避し、かつ、前記集草レベルにおいて前記集草容器の集草姿勢から排草姿勢への切り換えに連動して前記底板を起立姿勢に揺動させる連動機構による前記底板の起立姿勢への揺動と連係して前記底板の突出側の端部を、その突出量を減ずる方向に変位させ、底板と前記集草ダクトの上板との接触を回避する接触回避手段を備えたことを特徴とする集草装置。
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