JP4091538B2 - 静電潜像現像用キャリア、現像剤、現像剤容器、画像形成方法及びプロセスカートリッジ - Google Patents
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Description
粉砕法では、熱可塑性樹脂中に、着色剤、帯電制御剤、オフセット防止剤などを溶融混合して均一に分散させ、得られた組成物を粉砕、分級することによりトナーを製造している。粉砕法によれば、ある程度優れた特性を有するトナーを製造することができるが、トナー用材料の選択に制限がある。
このため、実際に上記組成物を粉砕して粒子にする際に、高範囲の粒径分布が形成され易く、良好な解像度と階調性のある複写画像を得ようとすると、例えば、粒径5μm以下の微粉と20μm以上の粗粉を分級により除去しなければならず、トナー収率が非常に低くなるという欠点がある。また、粉砕法では、着色剤や帯電制御剤などを熱可塑性樹脂中に均一に分散することが困難である。配合剤の不均一な分散は、トナーの流動性、現像性、耐久性、画像品質などに悪影響を及ぼす。
しかし、乳化重合法で得られるトナー粒子は、水洗浄工程を経ても、界面活性剤が、表面だけでなく、粒子内部にも多量に残存し、トナーの帯電の環境安定性を損ない、かつ帯電量分布を広げ、得られた画像の地汚れが不良となる。また、残存する界面活性剤により、感光体や帯電ローラ、現像ローラ等を汚染してしまい、本来の帯電能力を発揮できなくなってしまう。
二成分現像方式はキャリアを使用することから、トナーに対する摩擦帯電面積が広いため、一成分方式に比較して、帯電特性が安定しており、長期にわたって高画質を維持するのに有利である。また、現像領域へのトナー供給量能力が高いことから、特に高速機に使用されることが多い。
レーザービームなどで感光体上に静電潜像を形成し、この潜像を顕像化するデジタル方式の電子写真システムにおいても、前述の特徴を活かした二成分現像方式が広く採用されている。
(1)表面積が広いため、個々のトナーに充分な摩擦帯電を与えることができ、低帯電量トナー、逆帯電量トナーの発生が少ない。その結果、地汚れが発生しにくくなり、また、ドット周辺のトナーのちり、にじみが少なくドット再現性が良好となる。
(2)表面積が広く、地汚れが発生しにくいことから、トナーの平均帯電量を低くすることが出来、充分な画像濃度が得られる。従って、小粒径キャリアは、小粒径トナー使用時の不具合点を補うことが可能であり、小粒径トナーの利点を引き出すのに特に有効である。
(3)小粒径キャリアは、緻密な磁気ブラシを形成し、かつ穂の流動性が良いため、画像に穂跡が発生しにくいという特徴がある。
しかし、ただ単に高解像度にすれば高画質が得られるというわけではなく、そのためには各ドットのドット均一性が優れていることが必要条件になってくる。ドット均一性というのは、1ドットあたりのトナー付着量のバラツキが少ないことを意味する。高解像度の画像は、ドット径が小径化した分だけ、解像度の低い画像に比べ1ドットに付着するトナーの量が低減する。各ドットのトナーの付着量を均一に制御することができれば、狙いどおりの全面滑らかな高画質画像が得られるが、逆に1ドットの付着量の均一性が悪いときは、付着量の差が画像上に濃度ムラとなって現れてしまう。逆にドット均一性が悪いときは、解像度が低い方が各ドットの絶対的なトナーの付着量が多い分だけ、濃度ムラが画像上に現れにくい。このため、近年高解像度で高画質を実現するために、各ドットのドット均一性を向上させる技術検討が行われている。
しかしこれらはキャリアの静電潜像担持体(例えば感光体)への付着防止を主な目的としたものであって、キャリアの十分なレベルの抵抗を得るには至っていない。
また、本発明は、小粒径キャリアの利点を何ら損なうことなく、キャリア付着とボソツキの無いハーフトーン画像とを両立し、文字画像の再現性が良く、長期にわたって安定した帯電量を維持することができる静電潜像現像用キャリア及び静電潜像現像用現像剤を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、上記現像剤を収納した容器、上記現像剤を用いる画像形成方法、及び上記現像剤を保持したプロセスカートリッジを提供することを目的とする。
(1)少なくとも芯材と被覆層からなるキャリアにおいて、該芯材がフェライト粒子で、Zrを0.01〜5mass%及び/又はBiを0.005〜1mass%含有することを特徴とする静電潜像現像用キャリア。
(2)芯材粒子が、Feを15〜45mass%、Mnを1〜25mass%、Mgを0.1〜1.0mass%含有することを特徴とする前記(1)に記載の静電潜像現像用キャリア。
(3)少なくとも芯材と被覆層からなるキャリアにおいて、該芯材がフェライト粒子で、該キャリアがZrを0.005〜4mass%及び/又はBiを0.001〜0.9mass%含有することを特徴とする静電潜像現像用キャリア。
(4)キャリア粒子が、Feを10〜40mass%、Mnを1〜25mass%、Mgを0.1〜1.0mass%含有することを特徴とする前記(3)に記載の静電潜像現像用キャリア。
(5)キャリア粒子の1kOeにおける磁気モーメントが、40〜90Am2/kgであることを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれかに記載の静電潜像現像用キャリア。
(6)少なくとも芯材と被覆層からなるキャリアにおいて、該芯材がフェライト粒子で、該キャリアがZrを0.005〜4mass%及び/又はBiを0.001〜0.9mass%含有し、1kOeにおける磁気モーメントが65〜90emu/gであり、該キャリアを所定位置に固定磁石を内蔵した回転スリーブと、該スリーブと隙間1mmを隔てて配置させた電極とからなる測定装置により、直流電圧を印加し測定し得た絶縁破壊電圧が1000V以上であることを特徴とする静電潜像現像用キャリア。
(7)少なくとも芯材と被覆層からなるキャリアにおいて、該芯材がフェライト粒子で、該キャリアがZrを0.005〜4mass%及び/又はBiを0.001〜0.9mass%含有し、1kOeにおける磁気モーメントが65〜90emu/gであり、1500Gaussの磁界中で粒子を鎖状で直流電圧を印加した時の電極間隔が2mm±0.3mmで、ブリッジ式測定器によって測定された絶縁破壊電圧が500V以上であることを特徴とする静電潜像現像用キャリア。
(8)キャリア粒子が、Feを10〜40mass%、Mnを1〜25mass%、Mgを0.1〜1.0mass%含有することを特徴とする前記(6)又は(7)に記載の静電潜像現像用キャリア。
(9)キャリアの重量平均粒径が20〜65μmであり、9μm以下の粒径を有する粒子の含有率が3.0重量%以下であることを特徴とする前記(1)〜(8)のいずれかに記載の静電潜像現像用キャリア。
(10)被覆層が少なくともシリコン樹脂及び/又はアクリル樹脂を含有することを特徴とする前記(1)〜(9)のいずれかに記載の静電潜像現像用キャリア。
(11)少なくともシリコン樹脂及びアクリル樹脂を含有する被覆層において、アクリル樹脂の比率が10〜90重量%であることを特徴とする前記(10)に記載の静電潜像現像用キャリア。
(12)少なくともシリコン樹脂及びアクリル樹脂を含有する被覆層において、それぞれの樹脂が層構造をなしていることを特徴とする前記(10)又は(11)に記載の静電潜像現像用キャリア。
(13)少なくとも結着樹脂と着色剤からなるトナーと、前記(1)〜(12)のいずれかに記載のキャリアとからなることを特徴とする静電潜像現像用現像剤。
(14)前記トナーの重量平均粒径(Dw)が、3〜10μmであることを特徴とする前記(13)に記載の静電潜像現像用現像剤。
(15)前記(13)又は(14)に記載の静電潜像現像用現像剤を収納したことを特徴とする容器。
(16)前記(13)又は(14)に記載の静電潜像現像用現像剤を用いることを特徴とする画像形成方法。
(17)感光体と、帯電手段、現像手段、クリーニング手段より選ばれ、少なくとも現像手段を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカートリッジにおいて、前記現像手段は、現像剤を保持し、該現像剤は前記(13)又は(14)に記載の現像剤であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
また本発明は、上記現像剤を収納した容器、上記現像剤を用いる画像形成方法、及び上記現像剤を保持したプロセスカートリッジを提供することができる。
(I)本発明者らは、上記従来技術の問題点を解決するために検討を続けてきた結果、少なくとも芯材と被覆層からなるキャリアにおいて、該芯材がフェライト粒子で、Zrを0.01〜5mass%含有する静電潜像現像用キャリアとすることで、従来技術の問題点の改善効果が顕著であることを見い出した。これは、Zrを含有させることで、磁気モーメントを下げることなく抵抗を上げることができるためである。含有率が0.01mass%未満の場合、量の少なさが原因で、その効果が十分得られないため好ましくなく、一方、5mass%を超える場合は、Zrの占める割合が増加し過ぎ、磁気モーメント低下への悪影響が生じるので好ましくない。
これは、Zr及び/又はBiを含有させることで、磁気モーメントを下げることなく抵抗を上げることができるためである。Zrについては、含有率が0.005mass%未満の場合、量の少なさが原因で、その効果が十分得られないため好ましくなく、4mass%を超える場合は、Zrの占める割合が増加し過ぎ、磁気モーメント低下への悪影響が生じるので好ましくない。
磁気モーメントについては、この範囲とすることで、キャリア粒子間の保持力が適正に保たれるので、キャリアまたは現像剤へのトナーの分散(混ざり)が素早く良好となるが、1kOeにおける磁気モーメントが40Am2/kg未満の場合は、磁気モーメント不足によりキャリア付着が生じ好ましくない。
一方、1kOeにおける磁気モーメントが90Am2/kgを超える場合には、現像時に形成する現像剤の穂が硬くなり過ぎるため、画像細部の再現性が悪く精細な画像が得られないので、好ましくない。
ここで、絶縁破壊電圧とは、急激に抵抗が立ち下がる、言い換えれば急激に電流が過大に流れるときの電圧値を言い、それまでキャリアにより電流の流れを微量に抑えていたものが、電圧に耐えきれなくなり、いっきに電流が流れ出す電圧値のことである。
これについてもまず粒径は、20μm未満の場合は粒子の均一性が低下すること、平均粒径が小さくなることで、1粒子の磁化が全体的に低い方向へシフトするため、磁化の低い粒子数が増加することにより、キャリア付着が生じ好ましくない。一方、65μmを越える場合には、画像細部の再現性が悪く精細な画像が得られないので、好ましくない。9μm以下の粒径粒子の含有率が3.0重量%を超える場合には、前述した重量平均粒径が20μm未満の場合と同様、不均一な粒子が多いこと、磁化の低い粒子数が増えることにより、キャリア付着が生じ好ましくない。
まず、フェライトを構成する各原材料を適量計量し、これに水を適量加え、ボールミル又は振動ミルなどの分散機にて0.5〜24時間程度の分散をしスラリーを得る。次に、このスラリーを乾燥、粉砕し、500〜1500℃にてプレ焼成を行う。こうして得たプレ焼成物をボールミルにて粉砕を行い、目的とする芯材粒径に適した粒径に粉砕する。次に、この粉砕物に水、結着樹脂、及び必要であればその他の添加物を加え、スプレードライにより造粒を行う。次に、この造粒物を焼成炉により800〜1600℃にて本焼成をし、粉砕、分級し、目的とする粒度分布を得る。必要であれば表面を再酸化させてもよい。但し、ここに記載したものは一例であり、本発明においてはこれに限定するものではない。
シリコン樹脂の効果は、低表面エネルギーによる耐スペント機能に優れていること等が挙げられる。ここで言うシリコン樹脂とは、一般的に知られているシリコン樹脂全てを指し、オルガノシロサン結合のみからなるストレートシリコンや、アルキド、ポリエステル、エポキシ、アクリル、ウレタンなどで変性した変性シリコン樹脂などが挙げられるが、これに限るものではない。
本発明では、トナーの重量平均粒径(Dw)が3〜10μmであることが好ましい。
この範囲では、微小な潜像ドットに対して、十分に小さい粒径のトナー粒子を有していることから、ドット再現性に優れる。
重量平均粒径(Dw)が3μm未満では、転写効率の低下、ブレードクリーニング性の低下といった現象が発生しやすい。
一方、重量平均粒径(Dw)が10μmを超えると、文字やラインの飛び散りを抑えることが難しい。
コールターカウンター法によるトナー粒子の粒度分布の測定装置としては、コールターカウンターTA−IIやコールターマルチサイザーII(いずれもコールター社製)が挙げられる。
以下に測定方法について述べる。
まず、電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルフォン酸塩)を0.1〜5ml加える。ここで、電解液とは1級塩化ナトリウムを用いて約1%NaCl水溶液を調製したもので、例えばISOTON−II(コールター社製)が使用できる。ここで、更に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない、前記測定装置により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、トナー粒子又はトナーの体積、個数を測定して、体積分布と個数分布を算出する。得られた分布から、トナーの重量平均粒径(Dw)、個数平均粒径(Dn)を求めることができる。
チャンネルとしては、2.00〜2.52μm未満;2.52〜3.17μm未満;3.17〜4.00μm未満;4.00〜5.04μm未満;5.04〜6.35μm未満;6.35〜8.00μm未満;8.00〜10.08μm未満;10.08〜12.70μm未満;12.70〜16.00μm未満;16.00〜20.20μm未満;20.20〜25.40μm未満;25.40〜32.00μm未満;32.00〜40.30μm未満の13チャンネルを使用し、粒径2.00μm以上乃至40.30μm未満の粒子を対象とする。
例えばポリスチレン、ポリ−p−スチレン、ポリビニルトルエン等のスチレン及びその置換体の単重合体、スチレン−p−クロルスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタアクリル酸共重合体、スチレン−メタアクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタアクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタアクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロルメタアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプロピル共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体等のスチレン系共重合体、ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は芳香族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂などが単独あるいは混合して使用できる。
例えば、黒色の着色剤としては、カーボンブラック、アニリンブラック、ファーネスブラック、ランプブラック等が使用でき、これらに限られるものではない。
シアンの着色剤としては、例えばフタロシアニンブルー、メチレンブルー、ビクトリアブルー、メチルバイオレット、アニリンブルー、ウルトラマリンブルー等が使用でき、これらに限られるものではない。
マゼンタの着色剤としては、例えばローダミン6Gレーキ、ジメチルキナクリドン、ウォッチングレッド、ローズベンガル、ローダミン6B、アリザリンレーキ等が使用でき、これらに限られるものではない。
イエローの着色剤としては、例えばクロムイエロー、ベンジジンイエロー、ハンザイエロー、ナフトールイエロー、モリブデンオレンジ、キノリンイエロー、タートラジン等が使用でき、これらに限られるものではない。
図2に、本発明の前記静電潜像現像用現像剤を保持するプロセスカートリッジを有する画像形成装置の概略構成を示す。
図2において、1はプロセスカートリッジ全体を示し、2は感光体、3は帯電手段、4は現像手段、5はクリーニング手段を示す。
本発明においては、前記の感光体2、帯電手段3、現像手段4及びクリーニング手段5等の構成要素のうち、現像手段4を含む複数のものをプロセスカートリッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカートリッジを複写機やプリンター等の画像形成装置本体に対して着脱可能に構成する。
(1)芯材形状・表面性については、コーティング前の芯材のFE−SEM(走査電子顕微鏡:S−4200型/日立製作所製)写真を撮り、この形状・表面性から次のようにランク分け評価を行い、◎:非常に良好、○:良好、△:可、×:実用上使用できないレベル、◎○△を合格とし×を不合格とした。
(2)ハーフトーン画像における画像濃度ムラ及びボソツキについては、二成分現像装置を搭載した一般的な画像形成装置を用い、静電潜像の書き込みはアナログ方式で行ない、以下の現像条件で現像を行なって、ハーフトーン画像を出力した。
・感光体と現像スリーブとの距離 : 0.35mm
・現像ニップ幅 : 3mm
・感光体の線速 : 245mm/s
・現像スリーブの線速 : 515mm/s
・現像スリーブと感光体間の印加電圧 : 直流電圧に周波数9kHz、Vpp900V交流電圧を重畳
但し、形成するハーフトーン画像濃度がほぼ0.8になるように直流電圧と感光体の表面電位を調整。得られたハーフトーン画像について、斑点状の濃度ムラであるボソツキ画像の発生度合いをランク分け評価し、△以上を合格とし、×を不合格とした。
◎:非常に良好、○:良好、△:実使用上問題なし、×:非常に悪い
(3)キャリア付着については、地肌ポテンシャルを150Vに固定し、無画像チャートを現像した感光体表面に付着しているキャリア個数をルーペ観察により5視野カウントし、その平均の100cm2当たりのキャリア付着個数をもってキャリア付着量とした。評価は、◎:20個以下、○:21個以上80個以下、×:81個以上とし、◎及び○を合格とし×を不合格とした。
(4)文字画像部の再現性については、画像面積5%の文字チャート(1文字の大きさ;2mm×2mm程度)を出力し、その文字再現性を画像により評価し、次のようにランク分けした。◎:非常に良好、○:良好、△:可、×:実用上使用できないレベル、◎、○及び△を合格とし×を不合格とした。
(5)150,000枚のランニング後の帯電量低下については、初期のキャリア95重量%に対しトナー5重量%の割合で混合し、摩擦帯電させた現像剤を、一般的なブローオフ法(東芝ケミカル(株)製、TB−200)にて測定した帯電量(Q1)から、該現像剤を市販のデジタルフルカラープリンター(リコー社製IPsio Color 8000改造機)にセットし、150,000枚ランニング後の現像剤中トナーを前記ブローオフ装置にて除去し得たキャリアを、前記方法と同様の方法で測定した帯電量(Q2)を差し引いた値であり、5.0(μc/g)以下を合格とし、5.0(μc/g)を超えたものを不合格とした。また、帯電量低下の原因はキャリア表面へのトナースペントや、膜削れによる帯電サイトの減少であるため、このトナースペントや膜削れの指標としてこの帯電量低下を用いた。
キャリアは、
フッ化ビニリデン−ヘキサフロロプロピレン共重合体 30重量部
ジメチルホルムアミド 100重量部
をホモミキサーで10分間分散し樹脂被覆膜形成溶液を得、芯材として焼成フェライト粉[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);63Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.06重量%、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.08mass%]を用い、芯材表面に該樹脂被覆膜形成溶液をスピラコーター(岡田精工社製)を用いて塗布・乾燥し、被覆層を形成させた。得られたキャリアを電気炉にて280℃で2時間放置して焼成した。冷却後フェライト粉バルクを目開き63μmの篩を用いて解砕し[キャリア1]を得た。
結着樹脂;ポリエステル樹脂(軟化点102℃) 100重量部
ワックス;マイクロワックス(融点81℃) 4重量部
帯電制御剤;含フッ素4級アンモニウム塩化合物 2重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
をヘンシェルミキサーにて800rpmで混合を行ない、得た混合物を120℃にジャケット加熱した1軸混練機Bussコニーダ(Buss社製)により溶融混練した。得た混練物は、圧延冷却装置により薄く引き延ばしながら冷却を行った後、カッターミルで粗粉砕後、ジェット気流を用いた微粉砕機で粉砕後、風力分級装置を用いて重量平均粒径8.44μm、体積平均粒径7μmの母体着色粒子を得た。この母体着色粒子100重量部に対し、コロイダルシリカ微粉末(疎水化度50%);0.5重量部を、ヘンシェルミキサーにて700rpmで混合を行ない添加し、本発明の評価で用いるトナーを得た。
なお、母体着色粒子の重量平均粒径及び体積平均粒径は、コールターエレクトロニクス社のコールターカウンターモデルTA−IIにより測定した。
実施例1において、芯材の焼成フェライト粉を[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);61Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.05重量%、Zr含有率;0mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.08mass%]に変更したこと以外は同様である[キャリア2]を製造した。こうして得た[キャリア2]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
実施例1において、芯材の焼成フェライト粉を[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);67Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.03重量%、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.08mass%]に変更したこと以外は同様である[キャリア3]を製造した。こうして得た[キャリア3]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
実施例1において、芯材の焼成フェライト粉を[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.02重量%、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.25mass%]に変更したこと以外は同様である[キャリア4]を製造した。こうして得た[キャリア4]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
実施例1において、芯材の焼成フェライト粉を[平均粒径;19μm、磁気モーメント(1kOe);74Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;1.20重量%、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.25mass%]に変更し、解砕篩の目開きが22μmに変更したこと以外は同様である[キャリア5]を製造した。こうして得た[キャリア5]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
実施例1において、芯材の焼成フェライト粉を[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;3.40重量%、Zr含有率;0.14mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.25mass%]に変更したこと以外は同様である[キャリア6]を製造した。こうして得た[キャリア6]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
実施例1において、芯材の焼成フェライト粉を[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);38Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.04重量%、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.014mass%、Fe含有率;41mass%、Mn含有率;5mass%、Mg含有率;0.07mass%]に変更したこと以外は同様である[キャリア7]を製造した。こうして得た[キャリア7]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
実施例1において、芯材の焼成フェライト粉を[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);92Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.05重量%、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;20mass%、Mn含有率;20mass%、Mg含有率;0.30mass%]に変更したこと以外は同様である[キャリア8]を製造した。こうして得た[キャリア8]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
実施例4において、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 132.2重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.66重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 300重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア9]を製造した。こうして得た[キャリア9]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
実施例4において、被覆樹脂を、
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 42.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 13.0重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 60重量部
ブチルセロソルブ 60重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア10]を製造した。こうして得た[キャリア10]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
実施例4において、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 66.1重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.33重量部
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 21.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 6.5重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 180重量部
ブチルセロソルブ 30重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア11]を製造した。こうして得た[キャリア11]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
実施例11において、芯材の焼成フェライト粉を[平均粒径;35μm、磁気モーメント(1kOe);74Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.01重量%、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.25mass%]に変更し、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 85.0重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.42重量部
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 27.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 8.4重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 9重量部
トルエン 230重量部
プチルセロソルプ 40重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア12]を製造した。こうして得た[キャリア12]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
実施例4において、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 123.9重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.33重量部
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 3.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 0.65重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 180重量部
ブチルセロソルブ 30重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア13]を製造した。こうして得た[キャリア13]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
実施例4において、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 6.5重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.33重量部
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 57.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 12.4重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 80重量部
ブチルセロソルブ 30重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア14]を製造した。こうして得た[キャリア14]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
実施例4において、下層を形成するための被覆樹脂として、
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 21.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 6.5重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 30重量部
ブチルセロソルブ 30重量部
をホモミキサーで10分間分散し樹脂被覆膜形成溶液を得、実施例4と同一の芯材を用い、芯材表面に該樹脂被覆膜形成溶液をスピラコーター(岡田精工社製)を用いて塗布・乾燥し、被覆膜の下層が形成させたキャリア中間品を得た。
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 66.1重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.33重量部
トルエン 150重量部
をホモミキサーで10分間分散し樹脂被覆膜形成溶液を得、前記キャリア中間品に該樹脂被覆膜形成溶液を塗布・乾燥し、被覆の上層を形成させた。こうして得られた2層の層構造を形成したキャリアを電気炉にて180℃で1時間放置して焼成した。冷却後フェライト粉バルクを目開き63μmの篩を用いて解砕し[キャリア15]を製造した。こうして得た[キャリア15]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
実施例1において、芯材の焼成フェライト粉を[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);65Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.06重量%、Zr含有率;0mass%、Bi含有率;0mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.08mass%]に変更したこと以外は同様である[キャリア16]を製造した。こうして得た[キャリア16]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
実施例1において、芯材の焼成フェライト粉を[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);58Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.05重量%、Zr含有率;8mass%、Bi含有率;0mass%、Fe含有率;12mass%、Mn含有率;25mass%、Mg含有率;0.08mass%]に変更したこと以外は同様である[キャリア17]を製造した。こうして得た[キャリア17]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
実施例1において、芯材の焼成フェライト粉を[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);57Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.05重量%、Zr含有率;0mass%、Bi含有率;3mass%、Fe含有率;13mass%、Mn含有率;25mass%、Mg含有率;0.08mass%]に変更したこと以外は同様である[キャリア18]を製造した。こうして得た[キャリア18]について実施例1と同様の評価を行った結果を表1に示す。
キャリア16〜18については、ハーフトーン画像部における画像濃度ムラが発生し、実用上使用できないレベルであったため不合格とし、他の評価については中止した。
キャリアは、
フッ化ビニリデン−ヘキサフロロプロピレン共重合体 30重量部
ジメチルホルムアミド 100重量部
をホモミキサーで10分間分散し樹脂被覆膜形成溶液を得、芯材として平均粒径;45μm、主要元素としてFe、Mn、Mg、Zrを含有する焼成フェライト粉を用い、芯材表面に該樹脂被覆膜形成溶液をスピラコーター(岡田精工社製)を用いて塗布・乾燥し、被覆層を形成させた。得られたキャリアを電気炉にて280℃で2時間放置して焼成した。冷却後フェライト粉バルクを目開き63μmの篩を用いて解砕し[キャリア19]を得た。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);63Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.05重量%、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.07mass%]であった。
結着樹脂;ポリエステル樹脂(軟化点102℃) 100重量部
ワックス;マイクロワックス(融点81℃) 4重量部
帯電制御剤;含フッ素4級アンモニウム塩化合物 2重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
をヘンシェルミキサーにて800rpmで混合を行ない、得た混合物を120℃にジャケット加熱した1軸混練機Bussコニーダ(Buss社製)により溶融混練した。得た混練物は、圧延冷却装置により薄く引き延ばしながら冷却を行った後、カッターミルで粗粉砕後、ジェット気流を用いた微粉砕機で粉砕後、風力分級装置を用いて重量平均粒径8.42μm、体積平均粒径7μmの母体着色粒子を得た。この母体着色粒子100重量部に対し、コロイダルシリカ微粉末(疎水化度50%);0.5重量部を、ヘンシェルミキサーにて700rpmで混合を行ない添加し、本発明の評価で用いるトナーを得た。
なお、母体着色粒子の重量平均粒径及び体積平均粒径は、コールターエレクトロニクス社のコールターカウンターモデルTA−IIにより測定した。
実施例16において、芯材の焼成フェライト粉を平均粒径;45μm、主要元素としてFe、Mn、Mg、Biを含有するものに変更したこと以外は同様である[キャリア20]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);60Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.05重量%、Zr含有率;0mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.06mass%]であった。更に[キャリア20]について、実施例16と同様の評価を行った結果を表2に示す。
実施例16において、芯材の焼成フェライト粉を平均粒径;45μm、主要元素としてFe、Mn、Mg、Zr、Biを含有するものに変更したこと以外は同様である[キャリア21]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);67Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.02重量%、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.06mass%]であった。更に[キャリア21]について、実施例16と同様の評価を行った結果を表2に示す。
実施例16において、芯材の焼成フェライト粉を、Mgを多く含有したものに変更したこと以外は同様である[キャリア22]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);76Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.03重量%、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.20mass%]であった。更に[キャリア22]について、実施例16と同様の評価を行った結果を表2に示す。
実施例16において、芯材の焼成フェライト粉を、平均粒径が19μmと小さいものに変更し、解砕篩の目開きを22μmに変更したこと以外は同様である[キャリア23]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;19μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;1.30重量%、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.19mass%]であった。更に[キャリア23]について、実施例16と同様の評価を行った結果を表2に示す。
実施例16において、芯材の焼成フェライト粉を、微分含有率が多いものに変更したこと以外は同様である[キャリア24]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;3.30重量%、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.19mass%]であった。更に[キャリア24]について、実施例16同様の評価を行った結果を表2に示す。
実施例16において、芯材の焼成フェライト粉を、主要元素の比率を変え磁気モーメントを下げたものに変更したこと以外は同様である[キャリア25]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);37Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.05重量%、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;39mass%、Mn含有率;5mass%、Mg含有率;0.08mass%]であった。更に[キャリア25]について、実施例16と同様の評価を行った結果を表2に示す。
実施例16において、芯材の焼成フェライト粉を、主要元素の比率を変え磁気モーメントを上げたものに変更したこと以外は同様である[キャリア26]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);93Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.04重量%、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;21mass%、Mn含有率;19mass%、Mg含有率;0.26mass%]であった。更に[キャリア26]について、実施例16と同様の評価を行った結果を表2に示す。
実施例19において、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 132.2重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.66重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 300重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア27]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);76Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.03重量%、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.20mass%]であった。更に[キャリア27]について、実施例16と同様の評価を行った結果を表2に示す。
実施例19において、被覆樹脂を、
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 42.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 13.0重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 60重量部
ブチルセロソルブ 60重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア28]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.02重量%、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.19mass%]であった。更に[キャリア28]について、実施例16と同様の評価を行った結果を表2に示す。
実施例19において、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 66.1重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.33重量部
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 21.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 6.5重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 180重量部
ブチルセロソルブ 30重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア29]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);76Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.03重量%、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.19mass%]であった。更に[キャリア29]について、実施例16と同様の評価を行った結果を表2に示す。
実施例26において、芯材の焼成フェライト粉を平均粒径が小さいものに変更し、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 85.0重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.42重量部
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 27.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 8.4重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 9重量部
トルエン 230重量部
プチルセロソルプ 40重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア30]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;35μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.11重量%、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.20mass%]であった。更に[キャリア30]について、実施例16と同様の評価を行った結果を表2に示す。
実施例19において、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 123.9重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.33重量部
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 3.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 0.65重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 180重量部
ブチルセロソルブ 30重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア31]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.03重量%、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.19mass%]であった。更に[キャリア31]について、実施例16と同様の評価を行った結果を表2に示す。
実施例19において、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 6.5重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.33重量部
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 57.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 12.4重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 80重量部
ブチルセロソルブ 30重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア32]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);76Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.02重量%、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.20mass%]であった。更に[キャリア32]について、実施例16と同様の評価を行った結果を表2に示す。
実施例19において、下層を形成するための被覆樹脂として、
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 21.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 6.5重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 30重量部
ブチルセロソルブ 30重量部
をホモミキサーで10分間分散し樹脂被覆膜形成溶液を得、実施例19と同一の芯材を用い、芯材表面に該樹脂被覆膜形成溶液をスピラコーター(岡田精工社製)を用いて塗布・乾燥し、被覆膜の下層が形成させたキャリア中間品を得た。
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 66.1重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.33重量部
トルエン 150重量部
をホモミキサーで10分間分散し樹脂被覆膜形成溶液を得、前記キャリア中間品に該樹脂被覆膜形成溶液を塗布・乾燥し、被覆の上層を形成させた。こうして得られた2層の層構造を形成したキャリアを電気炉にて180℃で1時間放置して焼成した。冷却後フェライト粉バルクを目開き63μmの篩を用いて解砕し[キャリア33]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);76Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.02重量%、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.20mass%]であった。更に[キャリア33]について、実施例16と同様の評価を行った結果を表2に示す。
実施例16において、芯材の焼成フェライト粉を、Zrを含有しないものに変更したこと以外は同様である[キャリア34]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);64Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.05重量%、Zr含有率;0mass%、Bi含有率;0mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.08mass%]であった。更に[キャリア34]について、実施例16と同様の評価を行った結果を表2に示す。
実施例16において、芯材の焼成フェライト粉を、Zrを過剰に含有したものに変更したこと以外は同様である[キャリア35]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);57Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.06重量%、Zr含有率;7mass%、Bi含有率;0mass%、Fe含有率;9mass%、Mn含有率;24mass%、Mg含有率;0.07mass%]であった。更に[キャリア35]について、実施例16と同様の評価を行った結果を表2に示す。
実施例17において、芯材の焼成フェライト粉を、Biを過剰に含有したものに変更したこと以外は同様である[キャリア36]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);56Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.05重量%、Zr含有率;0mass%、Bi含有率;3mass%、Fe含有率;9mass%、Mn含有率;25mass%、Mg含有率;0.08mass%]であった。更に[キャリア36]について実施例16と同様の評価を行った結果を表2に示す。
キャリア34については、ハーフトーン画像部における画像濃度ムラが発生し、実用上使用できないレベルであったため不合格とし、他の評価については中止した。
キャリア35及び36については、形状の悪化が生じ、更にハーフトーン画像部における画像濃度ムラ及びキャリア付着が発生し、実用上使用できないレベルであったため不合格とし、他の評価については中止した。
キャリアは、
フッ化ビニリデン−ヘキサフロロプロピレン共重合体 30重量部
ジメチルホルムアミド 100重量部
をホモミキサーで10分間分散し樹脂被覆膜形成溶液を得、芯材として平均粒径;45μm、主要元素としてFe、Mn、Mg、Zrを含有する焼成フェライト粉を用い、芯材表面に該樹脂被覆膜形成溶液をスピラコーター(岡田精工社製)を用いて塗布・乾燥し、被覆層を形成させた。得られたキャリアを電気炉にて280℃で2時間放置して焼成した。冷却後フェライト粉バルクを目開き63μmの篩を用いて解砕し[キャリア37]を得た。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);66Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.07重量%、絶縁破壊電圧;1100V、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.06mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、固定磁石を内蔵した回転スリーブと、該スリーブと間隔1mmを隔てて配置させた電極とからなる測定装置により、直流電圧を印加し測定したものである。
結着樹脂;ポリエステル樹脂(軟化点102℃) 100重量部
ワックス;マイクロワックス(融点81℃) 4重量部
帯電制御剤;含フッ素4級アンモニウム塩化合物 2重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
をヘンシェルミキサーにて800rpm で混合を行ない、得た混合物を120℃にジャケット加熱した1軸混練機Bussコニーダ(Buss社製)により溶融混練した。得た混練物は、圧延冷却装置により薄く引き延ばしながら冷却を行った後、カッターミルで粗粉砕後、ジェット気流を用いた微粉砕機で粉砕後、風力分級装置を用いて重量平均粒径8.40μm、体積平均粒径7μmの母体着色粒子を得た。この母体着色粒子100重量部に対し、コロイダルシリカ微粉末(疎水化度50%);0.5重量部を、ヘンシェルミキサーにて700rpmで混合を行ない添加し、本発明の評価で用いるトナーを得た。
なお、母体着色粒子の重量平均粒径及び体積平均粒径は、コールターエレクトロニクス社のコールターカウンターモデルTA−IIにより測定した。
実施例31において、芯材の焼成フェライト粉を平均粒径;45μm、主要元素としてFe、Mn、Mg、Biを含有するものに変更したこと以外は同様である[キャリア38]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);65Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.06重量%、絶縁破壊電圧;1200V、Zr含有率;0mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.07mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア38]について、実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
実施例31において、芯材の焼成フェライト粉を平均粒径;45μm、主要元素としてFe、Mn、Mg、Zr、Biを含有するものに変更したこと以外は同様である[キャリア39]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);68Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.05重量%、絶縁破壊電圧;1600V、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.06mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア39]について、実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
実施例33において、芯材の焼成フェライト粉を、Mgを多く含有したものに変更したこと以外は同様である[キャリア40]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.03重量%、絶縁破壊電圧;2000V、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.21mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア40]について、実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
実施例34において、芯材の焼成フェライト粉を平均粒径が19μmと小さいものに変更し、解砕篩の目開きを22μmに変更し、被覆樹脂を、
フッ化ビニリデン−ヘキサフロロプロピレン共重合体 71重量部
ジメチルホルムアミド 237重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア41]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;19μm、磁気モーメント(1kOe);76Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;1.33重量%、絶縁破壊電圧;2000V、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.20mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア41]について、実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
実施例35において、芯材の焼成フェライト粉を平均粒径が70μmと大きいものに変更し、解砕篩の目開きを106μmに変更し、被覆樹脂を、
フッ化ビニリデン−ヘキサフロロプロピレン共重合体 20重量部
ジメチルホルムアミド 65重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア42]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;70μm、磁気モーメント(1kOe);73Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.01重量%、絶縁破壊電圧;2100V、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.19mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア42]について、実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
実施例34において、芯材の焼成フェライト粉を、微分含有率が多いものに変更したこと以外は同様である[キャリア43]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);76Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;3.35重量%、絶縁破壊電圧;1800V、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.20mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア43]について、実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
実施例34において、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 132.2重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.66重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 300重量部
に変更し、焼成温度を300℃に変更したこと以外は同様である[キャリア44]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);76Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.02重量%、絶縁破壊電圧;2100V、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.21mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア44]について、実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
実施例34において、被覆樹脂を、
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 42.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 13.0重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 60重量部
ブチルセロソルブ 60重量部
に変更し、焼成温度を150℃に変更したこと以外は同様である[キャリア45]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.03重量%、絶縁破壊電圧;2200V、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.19mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア45]について、実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
実施例34において、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 66.1重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.33重量部
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 21.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 6.5重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 180重量部
ブチルセロソルブ 30重量部
に変更し、焼成温度を150℃に変更したこと以外は同様である[キャリア46]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);76Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.02重量%、絶縁破壊電圧;2200V、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.21mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア46]について、実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
実施例40において、芯材の焼成フェライト粉を平均粒径が35μmと小さいものに変更し、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 85.0重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.42重量部
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 27.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 8.4重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 9重量部
トルエン 230重量部
プチルセロソルプ 40重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア47]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;35μm、磁気モーメント(1kOe);76Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.12重量%、絶縁破壊電圧;2300V、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.20mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア47]について、実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
実施例40において、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 123.9重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.33重量部
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 3.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 0.65重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 180重量部
ブチルセロソルブ 30重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア48]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);76Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.03重量%、絶縁破壊電圧;2100V、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.19mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア48]について、実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
実施例42において、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 6.5重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.33重量部
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 57.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 12.4重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 80重量部
ブチルセロソルブ 30重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア49]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.02重量%、絶縁破壊電圧;2100V、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.20mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア49]について、実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
実施例40において、下層を形成するための被覆樹脂として、
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 21.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 6.5重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 30重量部
ブチルセロソルブ 30重量部
をホモミキサーで10分間分散し樹脂被覆膜形成溶液を得、芯材表面に該樹脂被覆膜形成溶液をスピラコーター(岡田精工社製)を用いて塗布・乾燥し、被覆膜の下層が形成させたキャリア中間品を得た。
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 66.1重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.33重量部
トルエン 150重量部
をホモミキサーで10分間分散し樹脂被覆膜形成溶液を得、前記キャリア中間品に該樹脂被覆膜形成溶液を塗布・乾燥し、被覆の上層を形成させた。こうして得られた2層の層構造を形成したキャリアを電気炉にて150℃で1時間放置して焼成した。冷却後フェライト粉バルクを目開き63μmの篩を用いて解砕し[キャリア50]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.03重量%、絶縁破壊電圧;2300V、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.21mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア50]について、実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
実施例34において、芯材の焼成フェライト粉を、主要元素の比率を変え磁気モーメントを上げたものに変更したこと以外は同様である[キャリア51]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);92Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.05重量%、絶縁破壊電圧;800V、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;30mass%、Mn含有率;18mass%、Mg含有率;0.25mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア51]について、実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
実施例31において、芯材の焼成フェライト粉を、Zrを含有しないものに変更したこと以外は同様である[キャリア52]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);62Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.06重量%、絶縁破壊電圧;600V、Zr含有率;0mass%、Bi含有率;0mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.06mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア52]について、実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
実施例31において、芯材の焼成フェライト粉を、Zrを多量に含有したものに変更したこと以外は同様である[キャリア53]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);45Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.06重量%、絶縁破壊電圧;1000V、Zr含有率;6.8mass%、Bi含有率;0mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.07mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア53]について、実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
実施例32において、芯材の焼成フェライト粉を、Biを多量に含有したものに変更したこと以外は同様である[キャリア54]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);44Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.05重量%、絶縁破壊電圧;1000V、Zr含有率;0mass%、Bi含有率;2.9mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.08mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例31と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア54]について実施例31と同様の評価を行った結果を表3に示す。
キャリアは、
フッ化ビニリデン−ヘキサフロロプロピレン共重合体 30重量部
ジメチルホルムアミド 100重量部
をホモミキサーで10分間分散し樹脂被覆膜形成溶液を得、芯材として平均粒径;45μm、主要元素としてFe、Mn、Mg、Zrを含有する焼成フェライト粉を用い、芯材表面に該樹脂被覆膜形成溶液をスピラコーター(岡田精工社製)を用いて塗布・乾燥し、被覆層を形成させた。得られたキャリアを電気炉にて280℃で2時間放置して焼成した。冷却後フェライト粉バルクを目開き63μmの篩を用いて解砕し[キャリア55]を得た。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);65Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.06重量%、絶縁破壊電圧;500V、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.06mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、1500Gaussの磁界中で粒子を鎖状で直流電圧を印加した時の電極間隔が2mm±0.3で、ブリッジ式測定器によって測定したものである。
結着樹脂;ポリエステル樹脂(軟化点102℃) 100重量部
ワックス;マイクロワックス(融点81℃) 4重量部
帯電制御剤;含フッ素4級アンモニウム塩化合物 2重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
をヘンシェルミキサーにて800rpm で混合を行ない、得た混合物を120℃にジャケット加熱した1軸混練機Bussコニーダ(Buss社製)により溶融混練した。得た混練物は、圧延冷却装置により薄く引き延ばしながら冷却を行った後、カッターミルで粗粉砕後、ジェット気流を用いた微粉砕機で粉砕後、風力分級装置を用いて重量平均粒径0.43μm、体積平均粒径7μmの母体着色粒子を得た。この母体着色粒子100重量部に対し、コロイダルシリカ微粉末(疎水化度50%);0.5重量部を、ヘンシェルミキサーにて700rpmで混合を行ない添加し、本発明の評価で用いるトナーを得た。
なお、母体着色粒子の重量平均粒径及び体積平均粒径は、コールターエレクトロニクス社のコールターカウンターモデルTA−IIにより測定した。
実施例46において、芯材の焼成フェライト粉を平均粒径;45μm、主要元素としてFe、Mn、Mg、Biを含有するものに変更したこと以外は同様である[キャリア56]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);65Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.05重量%、絶縁破壊電圧;500V、Zr含有率;0mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.07mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア56]について、実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
実施例46において、芯材の焼成フェライト粉を平均粒径;45μm、主要元素としてFe、Mn、Mg、Zr、Biを含有するものに変更したこと以外は同様である[キャリア57]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);68Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.03重量%、絶縁破壊電圧;500V、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.06mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア57]について、実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
実施例48において、芯材の焼成フェライト粉を、Mgを多く含有したものに変更したこと以外は同様である[キャリア58]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);76Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.02重量%、絶縁破壊電圧;1000V以上、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.20mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア58]について、実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
実施例49において、芯材の焼成フェライト粉を平均粒径が19μmと小さいものに変更し、解砕篩の目開きを22μmに変更し、被覆樹脂を、
フッ化ビニリデン−ヘキサフロロプロピレン共重合体 71重量部
ジメチルホルムアミド 237重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア59]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;19μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;1.31重量%、絶縁破壊電圧;1000V以上、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.19mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア59]について、実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
実施例50において、芯材の焼成フェライト粉を平均粒径が70μmと大きいものに変更し、解砕篩の目開きを106μmに変更し、被覆樹脂を、
フッ化ビニリデン−ヘキサフロロプロピレン共重合体 20重量部
ジメチルホルムアミド 65重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア60]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;70μm、磁気モーメント(1kOe);73Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.01重量%、絶縁破壊電圧;1000V以上、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.19mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア60]について、実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
実施例49において、芯材の焼成フェライト粉を、微分含有率が多いものに変更したこと以外は同様である[キャリア61]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;3.32重量%、絶縁破壊電圧;1000V以上、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.20mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア61]について、実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
実施例49において、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 132.2重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.66重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 300重量部
に変更し、焼成温度を300℃に変更したこと以外は同様である[キャリア62]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);76Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.02重量%、絶縁破壊電圧;1000V以上、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.20mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア62]について、実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
実施例49において、被覆樹脂を、
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 42.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 13.0重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 60重量部
ブチルセロソルブ 60重量部
に変更し、焼成温度を150℃に変更したこと以外は同様である[キャリア63]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.02重量%、絶縁破壊電圧;1000V以上、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.19mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア63]について、実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
実施例49において、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 66.1重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.33重量部
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 21.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 6.5重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 180重量部
ブチルセロソルブ 30重量部
に変更し、焼成温度を150℃に変更したこと以外は同様である[キャリア64]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.03重量%、絶縁破壊電圧;1000V以上、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.20mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア64]について、実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
実施例55において、芯材の焼成フェライト粉を平均粒径が35μmと小さいものに変更し、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 85.0重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.42重量部
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 27.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 8.4重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 9重量部
トルエン 230重量部
プチルセロソルプ 40重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア65]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;35μm、磁気モーメント(1kOe);76Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.12重量%、絶縁破壊電圧;1000V以上、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.20mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア65]について、実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
実施例55において、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 123.9重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.33重量部
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 3.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 0.65重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 180重量部
ブチルセロソルブ 30重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア66]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.03重量%、絶縁破壊電圧;1000V以上、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.19mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア66]について、実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
実施例57において、被覆樹脂を、
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 6.5重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.33重量部
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 57.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 12.4重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 80重量部
ブチルセロソルブ 30重量部
に変更したこと以外は同様である[キャリア67]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);76Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.03重量%、絶縁破壊電圧;1000V以上、Zr含有率;0.13mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.19mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア67]について、実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
実施例55において、下層を形成するための被覆樹脂として、
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 21.0重量部
グアナミン溶液(固形分70重量%) 6.5重量部
着色剤;カーボンブラック(粒子径50nm) 7重量部
トルエン 30重量部
ブチルセロソルブ 30重量部
をホモミキサーで10分間分散し樹脂被覆膜形成溶液を得、芯材表面に該樹脂被覆膜形成溶液をスピラコーター(岡田精工社製)を用いて塗布・乾燥し、被覆膜の下層が形成させたキャリア中間品を得た。
シリコン樹脂溶液[固形分23重量%(SR2410:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 66.1重量部
アミノシラン[固形分100重量%(SH6020:
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.33重量部
トルエン 150重量部
をホモミキサーで10分間分散し樹脂被覆膜形成溶液を得、前記キャリア中間品に該樹脂被覆膜形成溶液を塗布・乾燥し、被覆の上層を形成させた。こうして得られた2層の層構造を形成したキャリアを電気炉にて150℃で1時間放置して焼成した。冷却後フェライト粉バルクを目開き63μmの篩を用いて解砕し[キャリア68]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);75Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.02重量%、絶縁破壊電圧;1000V以上、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.015mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.20mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア68]について、実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
実施例49において、芯材の焼成フェライト粉を、主要元素の比率を変え磁気モーメントを上げたものに変更したこと以外は同様である[キャリア69]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);92Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.04重量%、絶縁破壊電圧;500V、Zr含有率;0.12mass%、Bi含有率;0.016mass%、Fe含有率;31mass%、Mn含有率;18mass%、Mg含有率;0.26mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア69]について、実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
実施例46において、芯材の焼成フェライト粉を、Zrを含有しないものに変更したこと以外は同様である[キャリア70]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);63Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.06重量%、絶縁破壊電圧;250V、Zr含有率;0mass%、Bi含有率;0mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.07mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア70]について、実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
実施例46において、芯材の焼成フェライト粉を、Zrを多量に含有したものに変更したこと以外は同様である[キャリア71]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);45Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.05重量%、絶縁破壊電圧;500V、Zr含有率;7mass%、Bi含有率;0mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;13mass%、Mg含有率;0.08mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア71]について、実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
実施例47において、芯材の焼成フェライト粉を、Biを多量に含有したものに変更したこと以外は同様である[キャリア72]を製造した。こうして得たキャリアの諸物性は、[平均粒径;45μm、磁気モーメント(1kOe);43Am2/kg、9μm以下の粒子含有率;0.05重量%、絶縁破壊電圧;500V、Zr含有率;0mass%、Bi含有率;3mass%、Fe含有率;25mass%、Mn含有率;14mass%、Mg含有率;0.08mass%]であった。尚、上記絶縁破壊電圧は、実施例46と同様の方法で測定したものである。更に[キャリア72]について実施例46と同様の評価を行った結果を表4に示す。
b ドクター電極
c キャリア
d 電源
e 電流計
Claims (14)
- 少なくとも、芯材と被覆層からなるキャリアにおいて、該芯材がフェライト粒子で、蛍光X線による測定した場合において、Zrを0.01〜5mass%及びBiを0.005〜1mass%を含有し、且つFeを15〜45mass%、Mnを1〜25mass%、Mgを0.1〜1.0mass%を含有することを特徴とする静電潜像現像用キャリア。
- 少なくとも、芯材と被覆層からなるキャリアにおいて、該芯材がフェライト粒子で、蛍光X線による測定した場合において、Zrを0.005〜4mass%及びBiを0.001〜0.9mass%を含有し、且つFeを10〜40mass%、Mnを1〜25mass%、Mgを0.1〜1.0mass%を含有することを特徴とする静電潜像現像用キャリア。
- キャリア粒子の1kOeにおける磁気モーメントが、40〜90Am2/kgであることを特徴とする請求項1〜2のいずれか記載の静電潜像現像用キャリア。
- 請求項2記載のキャリアであって、1kOeにおける磁気モーメントが、65〜90emu/gであり、該キャリアを所定位置に固定磁石を内臓した回転スリーブと、該スリーブと隙間1mmを隔てて配置させた電極とからなる測定装置により、直流電圧を印加し測定し得た絶縁破壊電圧が1000V以上であることを特徴とする静電潜像現像用キャリア。
- 請求項2記載のキャリアであって、1kOeにおける磁気モーメントが、65〜90emu/gであり、該キャリアを1500Gaussの磁界中で粒子を鎖状で直流電圧を印加した時の電極間隔が2mm±0.3mmで、ブリッジ式測定器によって測定された絶縁破壊電圧が500V以上であることを特徴とする静電潜像現像用キャリア。
- 9μm以下の粒径を有する粒子の含有率が3.0重量%以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の静電潜像現像用キャリア。
- 被覆層が少なくともシリコン樹脂及び/又はアクリル樹脂を含有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載の静電潜像現像用キャリア。
- 少なくともシリコン樹脂及びアクリル樹脂を含有する被覆層において、アクリル樹脂の比率が10〜90重量%であることを特徴とする請求項7に記載の静電潜像現像用キャリア。
- 少なくともシリコン樹脂及びアクリル樹脂を含有する被覆層において、それぞれの樹脂が層構造をなしていることを特徴とする請求項7または8に記載の静電潜像現像用キャリア。
- すくなくとも結着樹脂と着色剤からなるトナーと請求項1〜9のいずれか記載の静電潜像現像用現像剤。
- 前記トナーの重量平均粒径(Dw)が、3〜10μmであることを特徴とする請求項10記載の静電潜像現像用現像剤。
- 請求項10または11に記載の静電潜像現像用現像剤を収納したことを特徴とする容器。
- 請求項10又は11に記載の静電潜像現像用現像剤を用いることを特徴とする画像形成方法。
- 感光体と、帯電手段、現像手段、クリーニング手段より選ばれ、すくなくとも現像手段を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカートリッジにおいて、前記現像手段は、現像剤を保持し、該現像剤は請求項10または11に記載の現像剤であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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