JP5327500B2 - 電子写真現像剤用キャリア、電子写真用現像剤、画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
少なくとも該導電性微粒子の形状係数SF−1が160以上で、かつ、該導電性微粒子の体積平均粒径Dfと芯材表面と粒子との間に存在する樹脂部の厚みhとの比(Df/h)が、0.5<[Df/h]<1.5であり、下記式(1)で表わされる該芯材に対する該導電性微粒子の被覆率が70%以上であり、
前記導電性微粒子は、無機微粒子の表面がイオン性液体により導電処理されたものであることを特徴とする。
式(1)
被覆率(%)=((Ds×ρs×W)/(4×Df×ρf))×100
(式中、Ds:キャリア芯材の体積平均粒径、ρs:キャリア芯材の真比重、W:キャリア芯材に対する導電性微粒子の添加量の比、Df:導電性微粒子の体積平均粒径、ρf:導電性微粒子の真比重を表わす。)
更に本発明の現像剤により長期にわたり良好な画像が形成される画像形成方法及び画像形成装置を提供することができる。
本発明は、キャリア芯材上に結着樹脂及び導電性微粒子を含む被覆層を有する電子写真現像用キャリアであって、少なくとも該導電性微粒子のSF−1が160以上で、かつ、該導電性微粒子の体積平均粒径Dfと該被覆層の膜厚hとの比(Df/h)が、0.5<[Df/h]<1.5であり、更に上記式(1)で表わされる該芯材に対する該導電性微粒子の被覆率が70%以上であることにより、耐久性に優れると共にエッジ効果の発生がなく、長期にわたり良好な画像を形成することができるキャリアを得たものである。
式(2)
SF−1={(MXLNG)2/AREA}×(100π/4)
(MXLNG:絶対最大長、AREA:導電性微粒子の投影面積)
式(1)
被覆率(%)=((Ds×ρs×W)/(4×Df×ρf))×100
(式中、Ds:キャリア芯材の体積平均粒径、ρs:キャリア芯材の真比重、W:キャリア芯材に対する導電性微粒子の添加量の比、Df:導電性微粒子の体積平均粒径、ρf:導電性微粒子の真比重を表わす。)
回転速度:2000rpm
最大粒度:2.0μm
最小粒度:0.1μm
粒度間隔:0.1μm
分散媒粘度:0.59mPa・s
分散媒密度:0.87g/cm3
粒子密度:導電性微粒子の密度は乾式自動嵩密度計アキュピック1330(島津製作所社製)を用い測定した真比重値を入力
〔1〕前記導電性微粒子は無機微粒子の表面をイオン性液体により表面処理した導電性微粒子であることが好ましい。
上記無機微粒子としては、酸化アルミニウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、二酸化ケイ素、硫酸バリウム、酸化ジルコニウムのいずれかで、単独或いは複数で用いてもよい。ただし、被覆層中からの離脱した場合、トナー粒子と混在し色汚れの原因となるため、白色であることが必要条件となる。
また、上記イオン性液体としては、イオン性液体としての一般的な物性、即ち、−100℃乃至200℃程度の広い温度領域で、液体状態である、イオン伝導性が高い、不揮発性である、引火性・可燃性が無い、高い熱安定性を有するものであれば如何なるものでも用いることができる。しかしながら、電子写真用現像剤の生産工程(樹脂の熱硬化および脱溶剤)にて使用される温度領域、即ち、少なくとも100乃至300℃の温度範囲内において分解しないことが好ましい。
また、イオン性液体のイオン伝導特性は特に限定されるものではないが、10乃至30℃の温度範囲内において、1.0×10−3(S/cm)以上であることが好ましい。1.0×10−3(S/cm)未満ではキャリアとしての抵抗を下げる効果が期待できない。キャリア抵抗が高い場合には非画像部へのキャリア付着(エッジキャリア付着)や白抜けなどの異常画像が発生する。
キャリアの体積固有抵抗が、10[Log(Ω・cm)]以上16[Log(Ω・cm)]以下であることで、改善効果が顕著である。これは、体積固有抵抗が10[Log(Ω・cm)]未満の場合、非画像部でのキャリア付着が生じ好ましくない。一方、体積固有抵抗が16[Log(Ω・cm)]を超える場合、エッジ効果が許容できないレベルに悪化して好ましくない。なお、ハイレジスト計の測定可能下限を下回った場合には、実質的には体積固有抵抗値は得られず、ブレークダウンしたものとして扱うことにする。
キャリアの体積平均粒径が、20μm以上65μm以下であることで、改善効果が顕著である。これは、体積平均粒径が20μm未満の場合は、粒子の均一性が低下することと、マシン側で充分使いこなす技術が確立できていないため、キャリア付着などの問題が生じ好ましくない。一方、65μmを超える場合には、画像細部の再現性が悪く精細な画像が得られないので、好ましくない。
これは、シリコーン樹脂は表面エネルギーが低いためトナー成分のスペントがし難く、膜削れが生じるためのスペント成分の蓄積が進み難い効果が得られるためである。
これは、アクリル樹脂は接着性が強く脆性が低いので、耐磨耗性に非常に優れた性質を持ち、被覆膜削れや膜剥がれといった劣化が発生しづらいので、被覆層を安定的に維持することが可能であるとともに、強い接着性により導電性微粒子など被覆層中に含有する粒子を強固に保持することができる。特に、被覆層膜厚よりも大きな粒径を有する粒子の保持には強力な効果を発揮することができる。
これは、この範囲とすることで、キャリア粒子間の保持力が適正に保たれるので、キャリアまたは現像剤へのトナーの分散(混ざり)が素早く良好となるが、1KOeにおける磁気モーメントが40Am2/kg未満の場合は、磁気モーメント不足によりキャリア付着が生じ好ましくない。一方、1KOeにおける磁気モーメントが90Am2/kgを超える場合には、現像時に形成する現像剤の穂が硬くなり過ぎるため、画像細部の再現性が悪く精細な画像が得られないので好ましくない。
これは、本発明のキャリアは、被覆層にカーボンブラックを含有していないので、膜削れ等に伴うカーボンブラックによる画像の色汚れを生じない。従って、色再現性が重要視されたカラー現像剤に非常に向いている。ここでいうカラートナーとは、一般的にカラー単色で用いられるカラートナーだけではなく、フルカラー用として用いられるイエロー、マゼンダ、シアン、レッド、グリーン、ブルーなどに加え、ブラックトナーも含まれる。
ここで、本発明で用いるトナーについて詳しく説明することにする。本発明でいうトナーとは、モノクロトナー、カラートナー、フルカラートナーを問わず、一般的にいうトナー全てを含む。例えば、従来より用いられている混練粉砕型のトナーや、近年用いられるようになってきた多種の重合トナーなどが挙げられる。更に、離型剤を有する、いわゆるオイルレストナーも用いることができる。本発明のキャリアは耐スペント性が優れているため、長期にわたり良好な品質を維持できる。特にオイルレスフルカラートナーにおいては、結着樹脂が軟らかいため一般的にスペントし易いと言われるが、本発明のキャリアはそうした不安はなくオイルレスに非常に向いていると言える。
レン−マレイン酸エステル共重合体等のスチレン系共重合体、ポリチメルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は芳香族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂などが単独あるいは混合して使用できる。
り、5乃至20μmに粒度調整されることが好ましい。次いで、外添剤の母体トナーへ外添が行われるが、母体トナーと外添剤をミキサー類を用い混合・攪拌することにより外添剤が解砕されながらトナー表面に被覆される。このとき、無機微粒子や樹脂微粒子等の外添剤が均一にかつ強固に母体トナーに付着させることが耐久性の点で重要である。以上はあくまでも例でありこれに限るものではない。
図1に本発明の現像剤を使用するプロセスカートリッジを備えた画像形成装置の概略構成を示す。図2はプロセスカートリッジ全体を示し、感光体、帯電手段、現像手段及びクリーニング手段を備えている。
[キャリア被覆層]
・シリコーン樹脂溶液[固形分23重量%
(SR2410:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 432.2部
・アミノシラン[固形分100重量%
(SH6020:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.66部
・導電性微粒子EC−500(ITO処理した二酸化チタン):チタン工業社製
[粒径:0.43μm、真比重:4.6、SF−1:165] 145部
・トルエン 300部
をホモミキサーで10分間分散し、シリコーン樹脂被覆膜形成溶液を得た。
芯材として体積平均粒径;35μm焼成フェライト粉(真比重5.5)5000部を用い、上記被覆膜形成溶液を芯材表面に乾燥後の膜厚が0.35μmになるように、スピラコーター(岡田精工社製)によりコーター内温度40℃で塗布し乾燥した。
得られたキャリアを電気炉中にて200℃で1時間放置して焼成した。冷却後フェライト粉バルクを目開き63μmの篩を用いて解砕し、Df/h:1.2、体積固有抵抗:12.9[Log(Ω・cm)]、磁化:68Am2/kgの[キャリア1]を得た。このときの樹脂被覆層中に含まれる導電性微粒子は芯材に対して被覆率が71%であった。
(トナーバインダーの合成)
冷却管、攪拌機および窒素導入管の付いた反応槽中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物724部、イソフタル酸276部およびジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧で230℃で8時間反応し、さらに10乃至15mmHgの減圧で5時間反応した後、160℃まで冷却して、これに32部の無水フタル酸を加えて2時間反応した。次いで、80℃まで冷却し、酢酸エチル中にてイソフォロンジイソシアネート188部と2時間反応を行いイソシアネート含有プレポリマー(1)を得た。次いでプレポリマー(1)267部とイソホロンジアミン14部を50℃で2時間反応させ、重量平均分子量64000のウレア変性ポリエステル(1)を得た。上記と同様にビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物724部、テレフタル酸276部を常圧下、230℃で8時間重縮合し、次いで10乃至15mmHgの減圧で5時間反応して、ピーク分子量5000の変性されていないポリエステル(a)を得た。ウレア変性ポリエステル(1)200部と変性されていないポリエステル(a)800部を酢酸エチル/MEK(1/1)混合溶剤2000部に溶解、混合し、トナーバインダー(1)の酢酸エチル/MEK溶液を得た。一部減圧乾燥し、トナーバインダー(1)を単離した。Tgは62℃であった。
ビーカー内に前記のトナーバインダー(1)の酢酸エチル/MEK溶液240部、ペンタエリスリトールテトラベヘネート(融点81℃、溶融粘度25cps)20部、C.I.Pigment Yellow154の生顔料4部を入れ、60℃にてTK式ホモミキサーで12000rpmで攪拌し、均一に溶解、分散させた。ビーカー内にイオン交換水706部、ハイドロキシアパタイト10%懸濁液(日本化学工業(株)製スーパタイト10)294部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.2部を入れ均一に溶解した。ついで60℃に昇温し、TK式ホモミキサーで12000rpmに攪拌しながら、上記トナー材料溶液を投入し10分間攪拌した。次いで、この混合液を攪拌棒および温度計付のコルベンに移し、98℃まで昇温して溶剤を除去した。分散スラリーを減圧濾過した後、濾過ケーキを得た。
1:濾過ケーキにイオン交換水100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過した。
2:上記1の濾過ケーキに10%水酸化ナトリウム水溶液100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで30分間)した後、減圧濾過した。
3:上記2の濾過ケーキに10%塩酸100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過した。
4:上記3の濾過ケーキにイオン交換水300部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過する操作を2回行い、ケーキ状物を得た。これを、[濾過ケーキ1]とする。
[色汚れ]
市販のデジタルフルカラープリンター(リコー社製imagioNeo C455)改造機にて0.5%画像面積の画像チャートを30,000枚までランニングした後でのイエロー単色画像のΔE値の評価を行った。初期および30,000枚後のイエロー単色画像を出力し、下記式に従って、ΔE値を求める。ΔEが2以下は色汚れがない(○)、ΔEが2乃至4は色汚れが目立たず(△)色調変化は指摘されない、ΔEが4以上は明らかに色汚れが目立ち(×)色調変化を指摘される。
式(3)
ΔE=√((初期L*)2+(初期a*)2+(初期b*)2)−√((ラン後L*)2+(ラン後a*)2+(ラン後b*)2)
市販のデジタルフルカラープリンター(リコー社製imagioNeo C455)改造機に現像剤をセットし、帯電電位DC740V、現像バイアス600Vに設定(地肌ポテンシャルを140Vに固定)し、ドット形成ハーフトーンを現像した感光体表面に付着しているキャリア個数をルーペ観察により5視野カウントし、その平均の100cm2当たりのキャリア付着個数をもってエッジキャリア付着量とした。評価は、◎:20個以下、○:21個以上60個以下、△:61個以上80個以下、×:81個以上とし、◎○△を合格とし×を不合格とした。
単色モードで50%画像面積の画像チャートを300,000枚ランニング出力した後、ベタ画像をリコー社製6000ペーパーに画像出力後、画像濃度をX−Rite(X−Rite社製)により測定を行った。表2に、測定値が、1.8以上2.2未満の場合は◎で、1.4以上1.8未満の場合は○で、1.2以上1.4未満の場合は△で、および、1.2未満の場合は×で表示した。
市販のデジタルフルカラープリンター(リコー社製imagioNeo C455)改造機に現像剤をセットし、単色モードで50%画像面積の画像チャートにて300,000枚のランニング評価を行った。そして、このランニングを終えたキャリアの帯電低下量をもって判断した。抵抗低下量は単色モードにて0.5%画像面積の画像チャートで300,000枚のランニング評価を行った。そして、このランニングを終えたキャリアの抵抗低下量をもって判断した。
被覆層の処方を、下記するアクリル樹脂系とシリコーン樹脂系の混合系に変更した以外は実施例1と同様にして、Df/h:1.1、体積固有抵抗:13.1[Log(Ω・cm)]、磁化:68Am2/kgの[キャリア2]を得た。このときの樹脂被覆層中に含まれる導電性微粒子は芯材に対して被覆率が71%であった。
・グアナミン溶液(固形分70重量%) 9.7部
・酸性触媒(固形分40重量%) 0.19部
・シリコーン樹脂溶液[固形分20重量%
(SR2410:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 432.2部
・アミノシラン[固形分100重量%
(SH6020:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 3.42部
・導電性微粒子EC−500(ITO処理した二酸化チタン):チタン工業社製[粒径:0.43μm、真比重:4.6、SF−1:165] 145部
こうして得た[キャリア2]と[トナー1]を、実施例1と同様の方法により現像剤化し評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
[導電性微粒子]
ルチル型酸化チタンJR(テイカ株式会社製、平均一次粒径0.27μm、真比重4.2、SF−1:172)200gをトルエン2.5リットルに分散させて懸濁液とした。この懸濁液を80℃に加温保持した。別途用意したイオン性液体IL−P14(広栄化学工業社製、芳香族アミン系)50gを添加し、80℃にて加温しながら攪拌した。処理懸濁液を濾過し、得られた処理顔料のケーキを120℃で乾燥した。次いで、得られた乾燥粉末を粉砕し、SF−1が169の白色導電性微粒子Aを得た。
実施例2において、導電性微粒子:EC−500を145部から210部へ増量したこと以外は同様にして、Df/h:1.1、体積固有抵抗:9.5[Log(Ω・cm)]の[キャリア4]を得た。このときの樹脂被覆層中に含まれる導電性微粒子は芯材に対して被覆率が102%であった。
実施例2において、導電性微粒子:EC−500の代わりにルチル型酸化チタン:JR(テイカ株式会社製)(平均一次粒径0.27μm、真比重4.2、SF−1:172)を110部使用したこと以外は同様にして、Df/h:0.7、体積固有抵抗:16.5[Log(Ω・cm)]の[キャリア5]を得た。このときの樹脂被覆層中に含まれる導電性微粒子は芯材に対して被覆率が93%であった。
キャリアの体積平均粒径が18μm(真比重5.7)、被覆層処方を下記のようにした以外は実施例1と同様にして、Df/h:1.1、体積固有抵抗:13.7[Log(Ω・cm)]、磁化:66Am2/kgの[キャリア6]を得た。
・グアナミン溶液(固形分70重量%) 19.4部
・酸性触媒(固形分40重量%) 0.38部
・シリコーン樹脂溶液[固形分20重量%
(SR2410:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)]864.4部
・アミノシラン[固形分100重量%
(SH6020:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.46部
・ 導電性微粒子EC−500(ITO処理した二酸化チタン):チタン工業社製[粒径:0.43μm、真比重:4.6、SF−1:165]
275部
・トルエン 800部
こうして得た[キャリア6]と[トナー1]を、実施例1と同様の方法により現像剤化し、評価を行った。結果を表1及び表2に示す。このときの樹脂被覆層中に含まれる導電微粒子は芯材に対して被覆率が71%であった。
キャリアの体積平均粒径が71μm(真比重5.3)、被覆層処方を下記のようにした以外は実施例1と同様にして、Df/h:0.7、体積固有抵抗:12.5[Log(Ω・cm)]、磁化:69Am2/kgの[キャリア7]を得た。
・グアナミン溶液(固形分70重量%) 9.7部
・酸性触媒(固形分40重量%) 0.19部
・シリコーン樹脂溶液[固形分20重量%
(SR2410:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)]292.9部
・アミノシラン[固形分100重量%
(SH6020:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.42部
・導電性微粒子EC−500(ITO処理した二酸化チタン):チタン工業社製、粒径:0.43μm、真比重:4.6、[SF−1:165] 85部
・トルエン 800部
こうして得た[キャリア7]と[トナー1]を、実施例1と同様の方法により現像剤化し、評価を行った。結果を表1及び表2に示す。このときの樹脂被覆層中に含まれる無機酸化粒子は芯材に対して被覆率が81%であった。
実施例2において、磁化の低い、体積平均粒径の36μmの焼成フェライト(真比重5.4)を用いた以外は同様にして、Df/h:1.1、体積固有抵抗:13.9[Log(Ω・cm)]、磁化:35Am2/kgの[キャリア8]を得た。
こうして得た[キャリア8]と[トナー1]を、実施例1と同様の方法により現像剤化し、評価を行った。結果を表1及び表2に示す。このときの樹脂被覆層中に含まれる無機酸化粒子は芯材に対して被覆率が71%であった。
実施例2において、磁化の高い、体積平均粒径の35μm焼成フェライト(真比重5.5)を用いた以外は同様にして、Df/h:1.1、体積固有抵抗:14.1[Log(Ω・cm)]、磁化:93Am2/kgの[キャリア9]を得た。
こうして得た[キャリア9]と[トナー1]を、実施例1と同様の方法により現像剤化し、評価を行った。結果を表1及び表2に示す。このときの樹脂被覆層中に含まれる無機酸化粒子は芯材に対して被覆率が71%であった。
[キャリア被覆層]
・シリコーン樹脂溶液[固形分23重量%
(SR2410:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)]432.2部
・アミノシラン[固形分100重量%
(SH6020:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.66部
・ 酸化アルミニウム:AKP−30、住友化学工業社製
[粒径:0.31μm、真比重:4.4、SF−1:132] 145部
・カーボンブラック MA100R(三菱化学工業株式会社製) 20部
・トルエン 300部
をホモミキサーで10分間分散し、シリコーン樹脂被覆膜形成溶液を得た。
芯材として体積平均粒径;35μmの焼成フェライト粉(真比重5.5)5000部を用い、上記被覆膜形成溶液を芯材表面に乾燥後の膜厚が0.35μmになるように、スピラコーター(岡田精工社製)によりコーター内温度40℃で塗布し乾燥した。得られたキャリアを電気炉中にて200℃で1時間放置して焼成した。冷却後フェライト粉バルクを目開き63μmの篩を用いて解砕し、Df/h:0.9、体積固有抵抗:12.9[Log(Ω・cm)]、磁化:68Am2/kgの[キャリア10]を得た。このときの樹脂被覆層中に含まれる無機酸化物粒子は芯材に対して被覆率が102%であった。
こうして得た[キャリア10]と[トナー1]を、実施例1と同様の方法により現像剤化し、評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
[キャリア被覆層]
・シリコーン樹脂溶液[固形分23重量%
(SR2410:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)]432.2部
・アミノシラン[固形分100重量%
(SH6020:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 0.66部
・導電性微粒子:EC−700チタン工業社製
[粒径:0.41μm、真比重:4.3、SF−1:151] 145部
・トルエン 300部
をホモミキサーで10分間分散し、シリコーン樹脂被覆膜形成溶液を得た。
芯材として体積平均粒径;35μmの焼成フェライト粉(真比重5.5)5000部を用い、上記被覆膜形成溶液を芯材表面に乾燥後の膜厚が0.35μmになるように、スピラコーター(岡田精工社製)によりコーター内温度40℃で塗布し乾燥した。得られたキャリアを電気炉中にて200℃で1時間放置して焼成した。冷却後フェライト粉バルクを目開き63μmの篩を用いて解砕し、Df/h:0.9、体積固有抵抗:12.9[Log(Ω・cm)]、磁化:68Am2/kgの[キャリア11]を得た。このときの樹脂被覆層中に含まれる導電性微粒子は芯材に対して被覆率が79%であった。
こうして得た[キャリア11]と[トナー1]を、実施例1と同様の方法により現像剤化し、評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
実施例1において、導電性微粒子EC−500の添加量を145重量部から75重量部へと減量した以外は同様にして、Df/h:1.2、体積固有抵抗:15.3[Log(Ω・cm)]、磁化:68Am2/kgの[キャリア12]を得た。このときの樹脂被覆層中に含まれる導電性微粒子は芯材に対して被覆率が41%であった。
こうして得た[キャリア12]と[トナー1]を、実施例1と同様の方法により現像剤化し、評価を行った。結果を表2に示す。
被覆層処方が以下に記す、アクリル樹脂系とシリコーン樹脂系の処方比を変更した以外は実施例2と同様にして、Df/h:1.9、体積固有抵抗:13.1[Log(Ω・cm)]、磁化:68Am2/kgの[キャリア13]を得た。このときの樹脂被覆層中に含まれる無機酸化粒子は芯材に対して被覆率が71%であった。
・グアナミン溶液(固形分70重量%) 4.85部
・酸性触媒(固形分40重量%) 0.10部
・シリコーン樹脂溶液[固形分20重量%
(SR2410:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)]216.2部
・アミノシラン[固形分100重量%
(SH6020:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製) 1.68部
・導電性微粒子EC−500:チタン工業社製
[粒径:0.43μm、真比重:4.6、SF−1:165] 145部
・トルエン 1600部
こうして得た[キャリア13]と[トナー1]を、実施例1と同様の方法により現像剤化し評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
被覆層処方が以下に記す、アクリル樹脂系とシリコーン樹脂系の処方比を変更した以外は実施例2と同様にして、Df/h:0.4、体積固有抵抗:16.5[Log(Ω・cm)]、磁化:68Am2/kgの[キャリア14]を得た。このときの樹脂被覆層中に含まれる無機酸化粒子は芯材に対して被覆率が71%であった。
・グアナミン溶液(固形分70重量%) 49.6部
・酸性触媒(固形分40重量%) 0.88部
・シリコーン樹脂溶液[固形分20重量%
(SR2410:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)]743.2部
・アミノシラン[固形分100重量%
(SH6020:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)] 1.68部
・導電性微粒子EC−500:チタン工業社製
[粒径:0.43μm、真比重:4.6、SF−1:165]145部
・トルエン 1600部
こうして得た[キャリア14]と[トナー1]を、実施例1と同様の方法により現像剤化し評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
100 装置本体
1 感光体
2A、2B、2C、2D プロセスカートリッジ
3 帯電ユニット
4 一次転写ローラ
5 クリーニング部
6 露光装置
7 給紙カセット
8 転写ベルト
9 定着装置
10A、10B、10C、10D 現像部
51 排紙ガイド
52 排紙コロ
53 排紙部
54 二次転写
55 給紙ロール
200A、200B、200C、200D 現像剤補給装置
(図3について)
h1〜h4 各樹脂部の厚み
D 粒子径
(図4について)
31 セル
32a、32b 電極
33 キャリア
Claims (12)
- キャリア芯材上に結着樹脂及び導電性微粒子を含む被覆層を有するキャリアであって、
少なくとも該導電性微粒子の形状係数SF−1が160以上で、かつ、該導電性微粒子の体積平均粒径Dfと芯材表面と粒子との間に存在する樹脂部の厚みhとの比(Df/h)が、0.5<[Df/h]<1.5であり、下記式(1)で表わされる該芯材に対する該導電性微粒子の被覆率が70%以上であり、
前記導電性微粒子は、無機微粒子の表面がイオン性液体により導電処理されたものであることを特徴とする電子写真現像剤用キャリア。
〔数1〕
式(1)
被覆率(%)=((Ds×ρs×W)/(4×Df×ρf))×100
(式中、Ds:キャリア芯材の体積平均粒径、ρs:キャリア芯材の真比重、W:キャリア芯材に対する導電性微粒子の添加量の比、Df:導電性微粒子の体積平均粒径、ρf:導電性微粒子の真比重を表わす。) - 前記イオン性液体が、有機カチオニウム塩と有機酸アニオンを含むイオン性有機化合物であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真現像剤用キャリア。
- 前記有機カチオニウム塩として、アンモニウム塩、イミダゾリウム、ピリジニウム、及びホスホニウムのうちのいずれかを用いることを特徴とする請求項2に記載の電子写真現像剤用キャリア。
- 前記有機酸アニオンとして、テトラフルオロボロン、ヘキサフルオロフォスフェート、トリフルオロカーボンスルフォニル、及びジ(フルオロカーボンスルフォニル)のうちのいずれかを用いることを特徴とする請求項2に記載の電子写真現像剤用キャリア。
- 前記キャリアの体積固有抵抗が、10[Log(Ω・cm)]以上16[Log(Ω・cm)]以下であることを特徴とする請求項1ない4のいずれかに記載の電子写真現像剤用キャリア。
- 前記キャリアの体積平均粒径が20μm以上65μm以下であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電子写真現像剤用キャリア。
- 前記結着樹脂が少なくともシリコーン樹脂を含むことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の電子写真現像剤用キャリア。
- 前記結着樹脂が少なくともアクリル樹脂とシリコーン樹脂を含むことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の電子写真現像剤用キャリア。
- 1000((103/4π)A/m)における磁気モーメントが、40(Am2/kg)以上90(Am2/kg)以下であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の電子写真現像剤用キャリア。
- 少なくとも結着樹脂と顔料とを含むトナーと、請求項1ないし9のいずれかに記載のキャリアが含有されていることを特徴とする電子写真用現像剤。
- 画像形成工程として、像担持体と、帯電手段、現像手段、クリーニング手段より選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカートリッジが使用される画像形成方法であって、前記現像手段には請求項10に記載の現像剤が使用されることを特徴とする画像形成方法。
- 像担持体と、前記像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記静電潜像を現像剤を用いて現像し可視像を形成する現像手段と、前記可視像を記録媒体に転写する転写手段と、前記記録媒体に転写された転写像を定着させる定着手段と、前記転写後、像担持体上の転写残トナーをクリーニングするためのクリーニング手段とを少なくとも備えた画像形成装置であって、請求項11記載の画像形成方法が実施されていることを特徴とする画像形成装置。
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